吉田戦車のゲーム漫画

登録日:2012/02/12(日) 12:53:11
更新日:2024/07/10 Wed 12:13:22
所要時間:約 4 分で読めます





80年代末から90年代末にかけて、ファミ通では『伝染るんです。』でシュールギャグブームの立役者となった吉田戦車による4コマ漫画が連載されていた。
タイトルはそれぞれ、
  • はまり道
(単行本は1994年発売)
  • ゴッドボンボン
(単行本は1997年発売)
  • ニューはまり道
(単行本は2000年発売)

2004年には、「吉田戦車のゲーム漫画大全 /」としてまとめられた。

内容は大きく分けて
  • 吉田流にアレンジされた有名ゲームキャラの生態
  • ゲームを巡る人間の行動
  • ゲームに絡めた作者の近況ネタ
の三種で構成される。
ここでは、主に(一番有名と思われる)吉田的ゲームキャラについて書いていきたい。


  • Mさん
ご存知ミスター任天堂……決して本人と明言されているわけではないが、宮本茂から仕事のオファーをもらったりしているので多分本人。
声は野太い。
スーパーマリオ64発売にあたって「軽くて明るいイタリアンな声を出してほしい」と頼まれ、血のにじむような努力の末に「胃と腸をこすりあわせてイタリアンな声を出す」という技を会得した。
某乱闘ゲームで共演したサムスさんに求婚したが、断られている。
「Mさん」以外にも「ひげのおやじ」「兄さん」「赤い人」「ドクター」などと呼ばれる。
本業は(恐らく)医者。

  • Lさん
こちらもおなじみ永遠の二番手に類似した人。
基本的に不遇で、兄であるMさんの真似をしてアメリカンな格好をしたにもかかわらず「メキシコ」扱いされたりする。
他の呼び名は「弟」「緑の人」など。

Mさんの経営する「ドクター医院」に勤める唯一の看護師。
ツッコミ役。

  • リンクさん
ニキビ面のトライフォースの勇者。
緑の帽子と服だが服はノースリーブ、下はスカートですね毛の生えたごつい足が見えている。頭は坊主刈り。
顔に似合わず几帳面な性格で、、あげく自分の体にすら名を書くほど。
主な必殺技は口の中で舌を回転させながら敵を斬る「回転斬り」。
ちなみに「リンクさ」が名字で「ん」が名前である。

  • ゼルダ姫
リンクさんに対するツッコミ役だが、不用意な発言で怒りを買う事も。
普通に可愛い。

霧島重工が開発した人型兵器。
人間のような顔、とカエルの顔を模した腕を持ち、腹からは出ベソのようなコクピットが突き出ている……と、見れば見るほど嫌な気分になる見た目が特徴。
後に本家『FRONT MISSION 2』で隠し機体として登場した。

  • ヴァンツァーの外の人
ごく普通の人として生きてきたが、ある日唐突に両親から「今まで隠してたけど、実はおまえはヴァンツァーだったんだよ」と告げられる。
胸のあたりが開閉し、自分も知らなかった小さい中の人が出てきたり、中の人の方が両親にあからさまに優遇されたりとなにかと不遇。
元ネタは『ガンハザード』。

  • ゲームとゲームを混ぜる男
全然ジャンルの違う2つのゲームを1つに混ぜてしまう謎の男。3度登場した。
1度目→ファイアーエムブレム+ダービースタリオン(ペガサスナイトに種付けできる…ふぅ)
2度目→アクアノートの休日+ときめきメモリアル(魚と恋愛できる…ふぅ)
3度目→Dの食卓+ときめきメモリアル(死体と恋愛できる…ふぅ)


●作中でネタになったゲーム(一部)





「追記・修正せずに済む項目はないか?」
「……何ですか、それ」
「項目なんだけど、見ても追記・修正しなくていい項目だ」

「追記・修正をやりたくないんですか、ドクター」
「いや、やりたいんだ。でもなんだか最近やるのがおっくうなんだ」

「だから、項目を見て、さて追記・修正しようとおもっても、やらなくていいから安心な項目はないかなあ」

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最終更新:2024年07月10日 12:13