一部のクリーチャーによる攻撃など、特定の条件によってプレイヤーが取得するカウンター。
プレイヤーがこれを10個以上取得すると敗北する。
ただし正確に言えばルールで定義された敗北条件のため、特殊勝利ではない。種類的にはライフ0やライブラリーアウトと同じ。
これが初登場したころは毒カウンターを与えられるクリーチャーは総じて性能が低く、「毒カウンターによる勝利を狙うより普通に相手のライフを0にする方が早い」とされがちだった。クリーチャーに直接ダメージを与える能力を付与する《炎の鞭》を使ってのコンボ、「ウィップ・バイパー」が一瞬脚光を浴びたくらいである。
しかし、その後「有毒」という能力が作られ、ヴィンテージなどでは【ハルクフラッシュ】で一世を風靡した。
最終的にダメージの代わりに毒カウンターを与えるファイレクシアの能力「感染」で完成を見る。
全ての基本土地タイプの土地をコントロールし、全ての色のクリーチャーをコントロールしている場合勝利。
基本土地タイプは5つ、色は5色。なのだが複数の土地タイプを持ってたり複数の色を持っていたりするクリーチャーはそれだけでそれぞれにカウントできるので揃えること自体は頑張ればなんとかなる。
例えば「自分のコントロールする土地はすべての基本土地タイプを持つ」という効果のエンチャント《虹色の前兆》と、「クリーチャー1体に任意の色(多色可)を付与する」《小走り犬》か「(4)で唱えられるけど全ての色を持つ」《ギルド渡りの急使》を使えば【5色緑単】で条件を達成することも可能。
とはいえ登場時は多色のサポートが強かった頃とはいえ達成は楽ではなく、何よりもこいつ自体が5色8マナと重いことからあまり使われなかった。
基本土地タイプを参照するカードを多用する【ドメイン】が搭載することが多少あったくらいのようである。
自分のライブラリー(山札)が
200枚以上ある時に勝利
かつては最も使われた勝利条件カードとされた。現在はおそらく後述のタッサの神託者に抜かれていると思われる。
バベル(MtG)を参照。
コイントスに10回成功することで勝利。ただし、これ自身はコイントスをする能力を持たない。
このカードの登場に合わせて無限回コイントスができるカードにエラッタが出されたが、
パワーレベル・エラッタ廃止の方針に基づき、今ではお手軽に条件達成が可能に。
自分の墓地にクリーチャー・カードが20枚以上ある時に勝利
クリーチャー詰め込んだデッキで自分に《心の傷跡》を撃てば……そっから《サイカトグ》の方が早いとか言わない。
ライフが50点以上ある時に勝利
無限ライフからの勝ち筋として使用されることがある。
クリーチャーを
20体以上並べた時に勝利
そんなにクリーチャーが出せるなら直接殴った方が早い? ごもっとも。
しかし、オデッセイ・ブロック構築ではカードプールの狭さもあり、トップメタである
青緑マッドネスのクリーチャー並べての睨み合い・膠着状態に陥りやすい同型対策としてサイドボードに投入されたこともある。
- 触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable
プレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合勝利。正確にはダメージを与えられたプレイヤーが強制敗北。
ちなみに手札から唱える以外の方法で戦場に出た場合は特殊敗北してしまう。もちろんこの敗北も踏み倒す方法は有るが。
また、MTGには自分のカードを対戦相手に押し付ける手段がいくつか存在するため、本来ペナルティとなる後者の能力を使って勝利に繋げる事も…
- ダークスティールの反応炉/Darksteel Reactor
このカードの上に蓄積カウンターが20個ある場合に勝利
自分のターンごとに1個乗せる能力はあるが、出して40ターン後に勝利では余りに悠長すぎる。遊戯王の似たようなカードの倍かかるのは厳しい。
実際には何らかの形で蓄積カウンターを増加させて一気に勝ちを狙う形で使われる。
《白金の天使》との相互作用で強制引き分けがあることには注意。
- 空虚への扉/Door to Nothingness
2マナ、各5色を支払うことでプレイヤー1人を強制敗北させる。
多人数戦では即勝利とならないことに注意。
マローは「プレイヤー1人かクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する」というルール文章にしたかったが、ルールマネージャーに止められたという曰くつきのカード。
彼の執念はUnstableで結実することになる。
銀枠、つまりジョーク・エキスパンション出身。通常のゲームでは使用できない。
5→4→3→2→1の順にマナ・コストか文章欄かパワーかタフネスに持つ呪文を唱え、1を唱えた際、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーを破壊する。
↑の没テキストをついに印刷してしまった。対戦相手が《神聖の力線》などで呪禁や被覆を得ていると自爆してしまう。
ちなみに破壊されたプレイヤーの再生は可能らしい。
不毛の栄光以外のカードをコントロールしておらず、かつ手札にカードがない場合勝利
後述の「チーズは残る」を黒枠にしたカード。
合計100マナ以上(分割可)を払うと勝利
払ったマナは塔カウンターでカウントされるということで、無限マナコンボでもない限りこれまたまともに100マナ払われることはなく、
《倍増の季節》などカウンターを増やすカードで水増しされることになる。
被覆を持っているので通常のエンチャント破壊で処理されることはないが、自分も対象に取れないので有効なカウンター増殖カードのいくつかが使えないのが悩み。
パワーが20以上のクリーチャーをコントロールしている時に勝利
ちなみに他にも二つ効果を持っているのだが、それらの効果の解決順の都合上、
自分のライフが9点以上の時に「パワーが自分のライフと同じになる」クリーチャーをコントロールしている状態で
《メイエルのアリア》の効果解決に入った場合(相手の邪魔がなければ)勝利が確定する。
- フェリダーの君主/Felidar Sovereign
ライフが40点以上あるとき勝利
先述の「忍耐の試練」より条件が緩い代わりに、こちらは除去されやすいクリーチャーである。
- 臨死体験/Near-Death Experience
自分のライフが1点の時に勝利
このカードが出る少し前まで、MTGには残りライフを(デッキに関わらず)調整させる手段があった。それの廃止によって世に出る事の出来たカード。
- 研究室の偏執狂/Laboratory Maniac
自分のライブラリー(山札)からカードを引けない時勝利
このカードの登場により、攻撃手段を持たないロックデッキに一つの選択肢が生まれた。
最後のカードを引く行動に割り込んでこいつを除去されると悶絶するハメに。
なお、このカードの最大の特徴として"自らの敗北条件を勝利条件へ変更する"点が挙げられる。
他のカードは"条件を満たすと勝利するカード"であり、もしそのカードが除去されたとしても敗北しないが、このカードは敗北条件を満たすことが前提にあるため除去されると即敗北になる。
逆に言えばそれだけ豪快なカードであるとも言え、数多くのデッキビルダーを虜にしている魅力的なカードである。
例えばライブラリを任意の5枚に出来る《最後の審判》のお供によく使われている。
しかし現在は後に登場した下記のタッサの神託者に出番を取られがち。
- 神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries
自分のライブラリーからカードを引けない時勝利する常在能力と、[-7]でカードを7枚引き、その後ライブラリーが残ってなければ勝利する能力を持つ。
研究室の偏執狂の能力を常在能力として持つプレインズウォーカー。
オリジナルよりは場持ちが良い上、毎ターンライブラリーを2枚削りつつ1枚ドローできるため自前でサポートもできる。
なんで奥義に同じ勝利条件が書いてんだよと思いそうになるが、偏執狂とは違い発動してしまえば除去されても勝利が確定する、残り7枚でぴったり引ききった場合にも発動するといったメリットがある。
また、忠誠度が奥義ピッタリの時に使用すると、コストを支払った時点でこのカードが墓地に行ってしまい常在能力が消えてしまうため、書いておかないといけないという事情がある。
場に出た時に青への信心がライブラリーの枚数以上なら勝利。
ETB能力で信心の数だけライブラリーの上から見て1枚トップに置けるが、この時ライブラリーを全部見通せば勝利というデザイン。
ただ信心を稼ぐだけでは難しいので、自らライブラリーを削っていく必要がある。そういった意味では上述の偏執狂やジェイスの亜種だと言える。
両方使える環境では併用される事もあるが、こちらは先出しできない代わりに唱えるコストが軽かったり、ライブラリーが完全に空でなくても勝利条件を満たせたり、ライブラリー0枚の時の妨害手段がかなり限られていたりと優れている点が目立つので、基本的にこちらが優先される。
また、2マナ1/3というボディは速攻デッキ相手にブロッカーになるし、能力もコンボ達成や相手の攻勢を凌ぐカードを探しやすくなると無駄なところがない。
パイオニアでは《時を越えた探索》等探査呪文でサーチ&墓地を痩せさせてから《真実を覆すもの》でライブラリーを吹っ飛ばし、神託者orジェイスで勝つコンボデッキ、【インバーターコンボ】が競技レベルで結果を残し、その結果《真実を覆すもの》が
禁止カードとなった。
ヒストリックでは欲しいカードを選ぶか同じカードが2枚出るまでライブラリーを追放し続ける《汚れた契約》とのコンボで勝つ【オラクルパクト】がトップメタに君臨し、その結果《タッサの神託者》が禁止カードとなった。
また、よりカードの種類が増えるモダンやエターナル、統率者戦でも使われている。モダンでは《むかつき》+《天使の嗜み》の【アドグレイス】が存在する。
エターナルでは《最後の審判》の【ドゥームズデイ】や《欄干のスパイ》+《ナルコメーバ》+《戦慄の復活》の【
The Spy】や《セファリッドの幻術師》+《コーの遊牧民》+《ナルコメーバ》+《戦慄の復活》の【
セファリッド・ブレックファースト】が存在する。
統率者戦では《Demonic Consultation》の【デモコンオラクル】など、様々な環境でライブラリーを墓地に置くor追放するカードと組み合わせて、ライブラリーを吹っ飛ばしては特殊勝利している。
数ある特殊勝利カードの中でも
1,2を争うレベルの実戦級のカードと言える。
- アゾールの雄弁家/Azor's Elocutors
5ターン場に残し続ければ勝利
MTGにおいて、クリーチャーは除去されやすいのがポイント。また、このクリーチャーのコントローラーがダメージを受けるたび、必要なターンが1ターン伸びるペナルティ付き。
カードのフレイバーは「牛歩戦術の使い手」をイメージしている。このカードが議会主義で杓子定規な「アゾリウス評議会」のカードなのも雰囲気的にあっている。
- 見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen
プレインズウォーカー。「相手にダメージを与えると敗北させる」トークンを生成。
詳しい説明は割愛するが、この能力の起動には最低でもほぼ3ターンかかる。
アーティファクトを20個コントロールしていれば勝利。
効果によって相手から全てのアーティファクトを奪えるおまけ付き。
この名前を持つクリーチャーを4体コントロールしていれば勝利。
ちなみに、MTGでデッキに入れられる同じ名前のカードは4枚までなのだが、《クローン》を始め他のカードのコピーとなる/コピーを作り出すカードはそれなりにあるので、その辺りを活用することになる。
能力を起動し、解決した時に特殊地形の『門』が
10種類場に出ていると勝利。
自身の効果で門をサーチする事も出来る。
《濃霧/Fog》系カードでひたすら遅延したり、コントロールデッキに投入したりしてこのカードで勝つデッキがブロック構築で結果を残した。
『ドラゴンの迷路』のストーリーに則り、
10のギルド門を辿る迷路競争を勝ち抜く事で勝利するというフレーバーなのだが、『バルダーズ・ゲートの戦い』で新規の門が多数登場した為、ギルド門を一切使用せずとも特殊勝利可能になった。3色デッキでも組めるようになり、アンタップインの門も登場した事で強化されたのもまた確か。
アップキープ開始時に、このカードが手札、墓地、追放領域、場の4箇所にあると勝利。
自力で追放したりする能力はないため、どうやって墓地と追放領域にこのカードを送り込むかがカギとなる。
ライフが13点のプレイヤーは強制敗北する。なお自分も対象。
毎ターン、各プレイヤーのライフを1点ずつ調整可能。
たまに自爆してしまうのはご愛嬌。
このカードと同時期に、ほぼ任意にライフを払える「ペインランド」がいたのが厳しかった。
- 機械化製法/Mechanized Production
自分がコントロールしているアーティファクトを対象につけられるエンチャントで、毎ターンそのアーティファクトのコピーを生成する。同じ名前を持つアーティファクトが8個になれば勝利。
ぶっちゃけ7ターン(相手ターン入れて14ターン)待つのですら悠長すぎるので、実際には別の水増し方法も必要。
重ね貼りして倍速にするといった方法もあるが、「(エンチャント先の名称に関わらず)同名のアーティファクトを8つコントロールしていること」が勝利条件のため、手掛かりトークンや霊気装置トークンなど、同名のアーティファクト・トークンを大量に作ることが出来る方法と併用するのが一番手っ取り早い。
- 副陽の接近/Approach of the Second Sun
これと同名カードを1度唱えた状態で2度目に手札から唱えれば勝利。
1回目に唱えると7点ライフを回復し自分のライブラリーの7番目に置かれる。
これまでのカードとも共通するが馬鹿正直に7ターン後再度このカードを引くのを待つことはまずなく、青のデッキ操作をフル活用して早急に手札に入れて二度目を撃つのがスタンダード。
【副陽コントロール】というデッキタイプもできるほどの活躍を見せ、構築済みデッキにもなった。
- ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen
忠誠度大マイナス能力で「あなたのコントロールするクリーチャーが対戦相手に戦闘ダメージを与えた場合、その対戦相手は敗北する」という能力を持った紋章を得ることが出来る。
女王ヴラスカ自体が優秀なカードであるため採用率は高く、かつ忠誠度プラス能力で忠誠度を2ずつ増やせるため、
意外と特殊勝利を目にしやすい。
- 静める者、エトラータ/Etrata, the Silencer
対戦相手に戦闘ダメージを与える度に相手のクリーチャー1体を暗殺し、3体暗殺された対戦相手は敗北する。
ただしエトラータは暗殺するたびにライブラリに帰ってしまうので、コピーを作るのが手っ取り早い。あとトークンは暗殺した瞬間に消滅してしまうのでカウントされないことにも注意。
自分のクリーチャーに+1/+1カウンターを合計20個乗せれば勝利。
乗せた個数もカウンターで記録されるので、例によってカウンターを水増しする能力と併用するのが良いが、そのまま強化されたクリーチャーで殴った方が早いという致命的な欠点を抱える。
ちなみに、シミック連合はこれで特殊勝利2枚目。1枚目は上記の《先端生物学者》。
忠誠度大マイナス能力で伝説のクリーチャーもプレインズウォーカーもコントロールしていない対戦相手を敗北させる。
ボーラス自体がコントロールデッキの中核となるカードであるため、盤面制圧した上での〆に用いられる。
インスタントタイミングで伝説のクリーチャーに出てこられると完全な無駄撃ちになってしまうので油断大敵。
- ミラディン包囲戦/Mirrodin Besieged
自分の墓地にアーティファクトが15枚以上あると勝ち。
使い捨てアーティファクトや墓地肥やしで可能な限り大量に廃棄したい。
- 全てを見通す者、アテムシス/Atemsis, All-Seeing
対戦相手にダメージを与えた時、手札にマナ総量が異なる6枚のカードが揃っていれば対戦相手を敗北させる。
そもそも青いデッキでそんなに手札が充実してるなら勝ちを急がずとも勝利は目前である。
- めでたしめでたし/Happily Ever After
5色全てのパーマネントをコントロールしていて、戦場や墓地に6種類のカードタイプが揃っていて、なおかつ現在のライフが初期値以上なら勝利。
おとぎ話をテーマにしたセット「エルドレインの王権」で登場したエンチャント。イラストも「エルドレインの王権」のシナリオの結末が描かれたものとなっている。
対になる《むかしむかし》というカードもあるが、こちらはスタンダード等で
禁止カードに指定されている。
3マナエンチャントとこの手のカードにしては軽いが、必要な条件が多い。ライフはまだしもパーマネントは色に加えカードタイプまで揃える必要がある。
ちなみに2つ前のセットで同じくハッピーエンドを描いた《次元を挙げた祝賀》とは地味に相性が良い(5色クリーチャーを出す事とライフ回復が出来る)。
終了ステップ開始時にライフが初期値+15点以上あるとき、そのターン内に運命の天使が攻撃したプレイヤーを敗北させる。
「ライフが多いと勝ち」第3弾。ライフの条件はさらに緩くなった。
このカードには「あなたがコントロールしているクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたとそのプレイヤーはそれぞれ、その点数に等しい点数のライフを得る。」という効果も備わっており、このカードが存在する限り相手のライフを削り切って勝つのは困難になる。
特殊勝利をもたらすが普通の勝ち筋を阻害するという一風変わったカード。
ライフ回復効果は誘発型能力であるため、絆魂と組み合わせたり複数の運命の天使が出ているとものすごい勢いでライフが増えていく。
- ストリクスヘイヴンの競技場/Strixhaven Stadium
タップして無色マナを出すか、クリーチャーが対戦相手にダメージを与える度にカウンターを1つ乗せ、対戦相手に戦闘ダメージを与えたときにカウンターが10個以上乗っていれば勝利(正確には相手を敗北させる)。ただし自分が戦闘ダメージを受ける度にカウンターは1つずつ取り除かれる。
収録パックの舞台となったストリクスヘイヴンの花形魔法スポ―ツ「メイジタワー」を再現したカードで、元ネタは公言されていないがどこからどう見ても
クィディッチ。
なんでクィデ……メイジタワーで勝つとゲーム勝利になるんだと思うかもしれないが、各大学の誇りをかけたメイジタワーの試合に負けることはライフ0になるくらいめっちゃ悔しいことなのかもしれない。
攻撃を通しやすくする飛行やトランプル、1度に2点を稼げる二段攻撃を持つ選手を起用したい。得点を倍増させる
ヴォリンクレックス選手はエースプレイヤーだろう。
アップキープ時に手札が13枚ちょうどだと勝ち。
真面目にドロー呪文で手札を増やすのは大変だが、インスタントタイミングで場のパーマネントを複数バウンスできる呪文や能力があれば達成しやすい。
(白)5マナを支払い、自分のタップ状態のクリーチャーを15体アンタップすると勝ち。
そんな大軍で攻撃して勝てない状況の方が稀である。
- チーズは残る/The Cheese Stands Alone
チーズは残る以外のカードをコントロールしておらず、かつ手札にカードがない場合勝利
公式大会では使えないジョークカードである。
ジョークというだけあってコミカルな名前をしているカードだが、実はこれがマジック初の特殊勝利カード。
後年においては比較的まともなカードである為か、なんと基本セットの収録候補になったことも……
結局実現には至らなかったが、代わりにそのかなり後に類似カードの「不毛の栄光」が作られた。
- みんなで歌おうABC/Now I Know My ABC's
自分が《Applejack》と《Fluttershy》と《Pinkie Pie》と《Rainbow Dash》と《Rarity》をコントロールしていると、
全プレイヤーが勝利。
マイリトルポニーの銀枠コラボカードで、特定のクリーチャーを場に出すという条件自体は真っ当だが、条件の5体のうち
ラリティ以外の4体はこのカードが出た当時はそもそもカード化されておらず、条件を満たすには4枚の
《》を用意しそれぞれにこれらの名前を指定する必要があった。
その後の2回目のコラボで残りの4体がカード化されたため、
《》を使わずとも5体を揃えて勝利できるようになった。
なお、銀枠らしさは一気に薄れた。
プロポーズを行い、受け入れられた場合にあなたと対戦相手が勝利
MTGの生みの親がプロポーズのために作った、世界で9枚しかないカード。
手に入れる手段は皆無だが、ジョークカードを使って再現する事も可能。MTGに携わる某女性ライターが、それを披露した事も…
ちなみにカードではなくプロクシ的に使うシール状のもので、基本土地に貼り付けて使ったらしい。
無事に結婚したものの、後にその奥さんとは離婚した。