伝説の勇者ダ・ガーン

登録日:2009/10/01 (木) 00:48:13
更新日:2020/02/14 Fri 23:23:35
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隊長は、俺だいっ!



1992年から1993年に放送された、
勇者シリーズ第3作目にして、谷田部三部作の最終作。全46話。
放送終了後は角川スニーカー文庫から小説が上下巻出ている(著:鷹見陸)が、若干ストーリー展開が異なる。

前々作である勇者エクスカイザーの登場キャラクターである徳田オサムやマリオらしきキャラが登場しており、エクスカイザーはファイバードと同一の世界観なので本作も前2作と世界観が共通しているのではないかと言われる。

あらすじ

緑ヶ浜小学校に通うごく普通の少年、高杉星史は、
地球侵略を企てる謎の地球外生命体オーボスから地球を守るため、オーリンに伝説の勇者ロボ達の隊長に任命される。
この瞬間、オーボスとその部下達との激しい戦いの幕が切って落とされた……。

登場人物

◆高杉星史(CV:松本梨香)
緑ヶ浜小学校に通う元気旺盛な少年。
オーリンによって隊長に選ばれ、地球を守る勇者達を覚醒させていく。
父は軍人、母はニュースキャスターと多忙な仕事で、
両親ともに殆ど家にいないが、それを苦にもせずひとりでいる時も家事全般を難なくこなせる。
最初は軽い気持ちで隊長気分だったが、セイバーズの死、友達だと思ってたピンクの裏切り、
防衛機構軍の腹黒さ、ヤンチャーとの出会いなどで、隊長としての自覚を持ち始め、成長していく。
ダ・ガーンらと行動を共にする際は某光の巨人にも似た防護服を装着する。

◆香坂ひかる(CV:沙ゆり)
星史のクラスメートにして、幼なじみ。
明るい性格で、星史に対しては保護者のような扱いで、いつも世話を焼いている。
実家は自然食レストラン「つくし」を経営しており、星史も時々顔を出してはご飯を食べに来ている。

◆桜小路蛍(CV:白鳥由里)
同じく星史のクラスメートでお嬢様。
普段、口数が少なく無表情で、感情も表に出さない。
しかし、草や動物の心の声が聞き取れる能力を持ち、星史の大きな手助けとなる。

◆ヤンチャー(CV:高乃麗)
オーボスによって滅ぼされたワイルダー星の生き残り。
フルネームは「ヤンチャラン・スターレット・バンナー・グリシウス・ジャックギンガー・ワイルダー14世」長えよ!
その名の通りやんちゃで生意気な性格の野生児だが、目の前で自分の星が消滅する様を見た為、全てを失うことの辛さと悲しみを知っている。

◆根元正(CV:島田敏)
ひかるの家の隣の交番に勤務している巡査。
自分のパトカー(ダ・ガーン)が突然居なく成ることに一応疑問を抱くが、基本的にスルー。
三枚目なイメージだが、スパイ獣に華麗な警棒さばきでなぎ倒せる実力を持ってはいる――のだが、その警棒を頭にぶつけ、自滅したことも…。


勇者たち

◆ダ・ガーン(CV:速水奨)
星史が最初に目覚めさせた勇者。
大仏の額の勇者の石から根元巡査のパトカーに融合した。
冷静沈着で凄く真面目な性格で、勇者ロボ達の中でもリーダー的存在であり、隊長である星史とは本名で呼ぶほど対等な関係。
武器はダ・ガーンマグナム。
演者は、第1作目でも主役勇者(しかも自動車繋がり)を担当。

◇アースファイター
ダ・ガーンXの合体パーツ。
元々は防衛機構軍の戦闘機だった。

◇アースライナー
同じく、ダ・ガーンXのg(ry
モデルとなったのは300系新幹線の先行量産試作車(J0編成)と少々マニアック。

◆ダ・ガーンX
ダ・ガーン、アースファイター、アースライナーが合体した姿。
ダ・ガーンXをはじめ、勇者たちの合体には星史が持つオーリン/ダイレクターが不可欠。
必殺技は胸部から放出されるブレストアースバスターだが、エネルギー消費が激しいことから、ダ・ガーンブレードとアースキャノンで締めることが多い。
飛行形態のダ・ガーンジェットも有し、その際には、新幹線が飛行機の機首に見立てられている。
余談だが、アースキャノンの発射シーンの一部に、
前作「太陽の勇者ファイバード」のグランキャノンの発射シーンが使い回されている。

◆ガ・オーン(CV:速水奨)
キリマンジャロの氷の中に眠っていた勇者。
太古の大地を守ってきたという。
星史を「酋長」と呼ぶ。
アフリカ大陸を繋ぎ止めているダ・ガーンに変わり、隊長機を務める。
武器はガ・オーントマホーク、Gキャノン、Gバルカン。


◆グレートダ・ガーンGX
ダ・ガーンXとガ・オーンが合体した姿。
前2作のグレート合体が剣を必殺武器としていたのに対し、銃を必殺武器にしている。
必殺武器はGキャノンとGバルカンを合体させたGXバスター、別形態のGXバスターバルカン。
グレートダ・ガーンGX誕生前に、ガ・オーンが合体武器を使ったことがあったが、反動に耐えられなかった。


◆ダ・ガーンGX
最終話のみ登場。
伝説の力が完全に発動した黄金のグレートダ・ガーンGX。
セブンチェンジャーを含めた全勇者が結集している。
発動前の戦闘で、グレートダ・ガーンGXが中破していたことから、ガ・オーンの面影は胸ライオン、Gキャノン、Gバルカンのみ。


セイバーズ

◆ジェットセイバー(CV:高宮俊介)
レッドロンが南極でコレクションとして捕獲したジェット機と融合した。

◆ジャンボセイバー(CV:星野充昭)
勇者の石を装飾した古代エジプトの神像を運んだジャンボジェット機に融合。
「キャプテン」こと星史のいい加減さに「隊長に相応しくはないのでは?」と疑問視することもあった。
よく間違えられるが、セイバーズのリーダーはジェットセイバーではなく彼である。

◆シャトルセイバー(CV:沢木郁也)
中の人が同じレッドロンに捕獲されたスペースシャトルに融合する。
ちなみに、シャトルセイバーとジェットセイバーの勇者の石は月面にあり、
二つともシャトル内に保管されていたがジャンボセイバーに通信を開くと共にオーリンが反応、幸運にも二体が目覚めることになった。

◆スカイセイバー(CV:高宮俊介)
ジェットセイバー、ジェットセイバー、シャトルセイバーが合体した姿。
武器はセイバーブーメラン。
勇者シリーズでは初めて一度戦死した勇者ロボでもある。


◆ホークセイバー(CV:林延年(現:神奈延年))
太古より大空を守ってきた勇者。
スカイセイバーが死んだと同時に覚醒し、「隊長」こと星史が鳥の石像の前で祈る事で完全に覚醒する。

◆ペガサスセイバー(CV:林延年)
スカイセイバーとホークセイバーが合体した姿。
武器はセイバーアーチェリー。
セブンチェンジャーと激しい交戦をしたことがある。
ケンタウロスのような四足体型という、勇者シリーズどころかヒーローロボットとしても他に類を見ないシルエットが特徴。
玩具でのペガサスセイバーの作りは複雑で初見殺し。説明書無しでの合体は不可能に近い。


ランダーズ

◆ビッグランダー(CV:島田敏)
ランダーズのリーダーで、喧嘩っ早いが情に脆い江戸っ子気質。星史のことは「大将」と呼んでいる。
オーストラリアの地下洞窟内で、恐竜の化石と共にドリルランダーと共に眠っていたが、
ドリルタンクを運んできたトラックに融合した。

◆ターボランダー(CV: 梁田清之)
イギリスのヘンリー家の家宝に眠る勇者の石が、F1サーキットのスポーツカーに融合。
中の人はビオレッツェと同じ。

◆マッハランダー(CV:河合義雄)
ターボランダーと同時に覚醒し、フォーミュラーカーに融合。

◆ドリルランダー(CV:巻島直樹)
ビッグランダーと同時に覚醒。
ドリルタンクに融合する。

◆ランドバイソン
ビッグランダー、ターボランダー、マッハランダー、ドリルランダーが合体した姿。
ランダーズ全員が気の強い性格なため、荒っぽい。
武器はランドカノン、ランドクラッシュ、バイソンシールドなど。


その他の勇者

◆セブンチェンジャー(CV:子安武人)
当初はオーボスの部下として、星史達に立ちはだかった謎のロボット。
その名の通り、ジェット機・戦車・潜水艦・ジャガー・グリフォン・トレーラー・ロボットの7つの姿に変形する。
武器は長剣のチェンジャーシュヴェルト、腕からキャタピラを放ち敵を貫くチェンジャーブレッツェン、胸から放つ光線・チェンジャーシュトゥルメンなど、多彩な装備を持つ。
実はワイルダー星の勇者だが、覚醒した時には既に手遅れの状態だった。
そのため、主である「王子」ことヤンチャーと共に身分を隠してオーボスへの復讐を目論み、
伝説の力を発動させるために、セイバーズを一度は倒すなどダ・ガーン達を幾度なく窮地に追い込んだ。


オーボス軍団

◆オーボス(CV:千葉耕一)
オーボス軍の(その名の通り)トップ。
惑星の生命力であるプラネットエナジーを求めて侵略行為を行っていた。
正体不明の謎めいた存在。
地球に潜む伝説の力を欲するが、そこにはある理由が……

◆レッドロン(CV:沢木郁也)
最初に地球に送り込まれた刺客。
メカマニアで、任務と同時に「美しくない」と愚痴りながらも地球のメカを集めることを趣味としている。
序盤の指揮官的存在だったが、自らの専用ロボット・エーベンブロイでイモロボットダ・ガーンを追い詰める程の腕を見せた。
10話で赤い移動要塞が変形した超巨大ロボ・レッドローン(小説版ではレッドフォートレスと呼称)でダ・ガーン達の合体を封じて奇襲攻撃を掛けるも、後から既に合体したランダーズが来たことに形勢逆転し、
宇宙へ逃げるも、ダ・ガーン達のフォーメーションアタックにより母艦が撃沈され、
その後ビオレッツェにより体を半分機械にされてしまった。
そして、デスザラスの色替えレッドガイストというロボットを駆り、ダ・ガーン達勇者の抹殺に燃える復讐鬼として襲い掛かる。

◆デ・ブッチョ(CV:塩屋浩三)
レッドロンに代わり、新たに地球へ送られてきた刺客。
人間体の時は、アヤシサーカスの団長として、緑ヶ浜に潜伏する。
その名の通り、デブ体型で容姿も醜い。
装甲獣という生物兵器でダ・ガーン達を苦しめた。
しかし、幾度の失敗でピンキーに見放され、蛍をさらい、自暴自棄で決戦をしかけた。
この時、ブッチョは蛍に惚れ込んでおり、「ジュラルディンちゃん」と名付けた。
しかし、その蛍に哀れみの目と言葉を掛けられ狼狽し、ダ・ガーン達に敗れた。
その後、ビオレッツェに文字通りに八つ裂きにされる。

◆レディピンキー(CV:冬馬由美)
3番目の刺客。
星史たちの同級生(転校生)山本ピンク、その姉マジカルピンキーという2つの姿に変装してチョロチョロ星史を倒そうと暗躍する。
性格は高飛車な女王様で、美少年型のアンドロイドたちを従えている。
一時期は落とし物として校内に拾われたダイレクターを手に入れてダ・ガーンらを自身の下僕にしようと目論んだが、失敗に終わった。

◆ビオレッツェ(CV:梁田清之)
4番目(ry
他の面子の監視役でもある。
猫や狼に変身してどこへでも侵入する。
オカマ口調で話す冷酷で野心家な策士だが、オーボスへの忠誠心はかなり強い。
しかし、その恐ろしい正体を知るや否や、自身の持つオーボスへのイメージが打ち砕かれたのか、誰よりも困惑していた。

◆シアン(CV:笹岡繁蔵)
最後の刺客にしてオーボス軍のナンバー2。
初登場時は巨大なUFOの形態であったが、戦闘時は巨大なドラゴンの形態へと変化する。
GXバスターが全く効かずに弾き返す上に、最終話で伝説の力を完全に発動させることでしか倒せなかったことから、
勇者シリーズ全体で見ても間違いなくオーボスと並ぶ最強クラスの敵キャラ。
しかもオーボスの命令で手を抜くように命じられていたため、本気になった時の強さは未知数。


「ダ・ガーン! セイバーズ! ランダーズ! ガ・オーン! 今すぐ追記・修正だっ!!」
「了解!」

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