アットウィキロゴ

クロード(FE聖戦の系譜)

登録日:2012/07/07 Sat 23:36:24
更新日:2026/07/16 Thu 09:38:52
所要時間:約 4 分で読めます





全てはブラギの御心のままに……。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜に登場するキャラクター。


ファイアーエムブレム 風花雪月に登場するクロードについてはこちらを参照


■概要

グランベル王国のエッダ公爵家当主、及びブラギ教団の司祭を勤める、聖者ブラギ直系の血を引く聖杖バルキリーの継承者。
グランベル内の政治的には派閥は恐らくないあるいは小さく、且つ中立だと思われる。*1
しかしブラギの塔で神託を授かることができるため、その発言力は大きい。

作中では宮廷内でのランゴバルトレプトールら反王子派の不穏な動きを察知し、
護衛として自分を慕うティルテュを引き連れてオーガヒル近郊のブラギの塔へ向かう。

そこでブラギの神託を受けたクロードは、クルト王子暗殺の真相とともに自分たちの運命も知る事となる。

シグルドに事を伝えるために合流を目指すクロード達だったが、そこへオーガヒルの海賊の襲撃を受ける。

しかしこれをブリギッドと、進軍してきたシグルド軍と協力して撃退。
真実を伝えた後もシグルドの無実を証明するため、ティルテュと共に軍へ合流し戦う事となる。

なし崩し的にシグルドと共にシレジアへ落ち延び、その後のグランベルの戦乱にも参加するが、彼もまた「バーハラの悲劇」に巻き込まれ、消息不明となる。

神託から未来の出来事を把握している描写があり、そのために自らも深く絶望していた。
しかしその絶望の先にセリスという光が見えていたため、流れに逆らおうとはせずシグルドと運命を共にした。

また、陰謀がバレる&王に進言出来れば王の考えが変わることが十分考えられるため、
当然アルヴィス達からは強く警戒されていたはずであり、ある意味でシグルド以上の重要ターゲットになっていたと思われる。
仮に神託を受けた後にシグルドと合流していなくても命は無かっただろう。

彼が子を成さなかった場合、当主を失ったエッダ公爵家は取り潰しとなってしまう。


■ユニット性能

  • 初期値と成長率
ハイプリースト LV20
HP-34(50+20)
力-0(10)+2
魔力-21(20+20)+5
技-14(20)+3
速さ-15(30)+3
運-9(30+20)
守備-5(20)+3
魔防-20(10+40)+5
移動-5
武器LV-杖★炎C雷C風C
血統-ブラギ直系
スキル-なし

加入は第3章でシルベール城制圧後。ブラギの塔からティルテュと共に登場する。
上級職+Lv20と高レベルで加入し、能力も完成されているためあまり無理に育てる必要はない。
それでもレベルを上げたいなら最初から持っているリザーブの杖を適当に振っておけばOK。

しかしスキルを1つも持っていないため戦闘は不得手。聖職者だが、「祈り」すらない。
ハイプリーストの性能も劣化セイジに近く、移動力はジェネラル並かつ魔法も最低ランクのものしか扱えない等恵まれない。
緊急用にウインドやサンダーあたりの軽い魔道書を持たせつつ、基本は杖による仲間のサポートに徹することになるだろう。

他の役割としては、意図していないカップルが成立してしまいそうな場合に、一旦そのカップルのどちらかを消して、あとでバルキリーで復活させることだろうか。


■カップリング

親としてはブラギ直系の血のおかげで魔防・HP・魔力・運が上がりやすくなる。魔導系の子供が出来る女性キャラとくっつければ、ステータス的には非常に優秀な子供になる。
このブラギ血統の魔防補正は前衛キャラにとっては非常に大きく、素では5%〜10%が普通な「聖戦の系譜」においてはとてもありがたい。
例を出すとアイラの場合、ノイッシュなどの前衛キャラとのカップリングでは7%という低さ(前衛はこれが普通)なのだが、
直系のスカサハは52%・傍系のラクチェで30%と劇的なまでに変化する。

しかしながら、前述のようにクロードは個人スキルを持っていないのが弱点。継承とは無関係だが兵種スキルさえも無い。できればこの点がマイナスとなりにくい相手とカップリングさせたい*2

コープルにバルキリーを含めた杖の継承が出来る事と、先述の通り魔力・魔防が伸びやすいのがメリット。
リーンも魔防が補強されることでスリープ等で行動を潰されずに踊ることが出来る他、魔法剣で撃ち漏らしの処理くらいなら出来るようになる。
「シルヴィア以外とは絶対にくっつけるな」と書かれた攻略本も存在する。

フュリーから「追撃」を継承出来る上に、セティは最初から、フィーはクラスチェンジで「連続」を習得出来るので、スキルが無いというクロードの最大の弱点を完璧にフォロー可能。
加えてセティがバルキリーを含めた杖の継承が出来るのに加え杖の武器レベルが上がるため、バルキリーのみならず杖レベルAのリザーブの杖も使えるようになる。魔力が上がりやすい上に初期装備のライトニングが属性有利を取りやすく強力で攻撃面も保証されているため、アタッカー兼回復役として運用できる。
フィーは力と技がややヘタれるケースこそあるものの、魔力がガンガン上がるので魔法剣を持たせてやれば問題無い。魔防も高くなるので魔術師キラーとしての活躍が期待でき、後半のスリープ地獄にも耐えられるようになる。ファルコンナイトにクラスチェンジすれば杖の武器レベルも本来のCからBに上がり、使える杖の種類が増える。

スカサハが継承するバルキリーの杖が無駄になってしまうが、が両名共に兵種スキルで追撃が保証されているのが大きい。
弱点の魔防が底上げされ後半のスリープ地獄に強くなる。力がヘタれる可能性を頭に入れておく必要があるが、魔力がガンガン上がるようになるので、魔法剣を持たせれば問題無い。
スカサハ目線で見るとソードマスターと違い「連続」が付かない問題は解消されないものの、フォーレストの魔力上限の高さにも意味を持たせられる。
バルキリーが使えなくなることを気にしないなら、魔防が上がるのと「追撃」継承を他に回せる分アゼル父よりも有用。

子供が両名とも魔法系で成長率が素晴らしく、さらにブラギの血統の恩恵によりティニーのクラスチェンジ後に使える杖の種類が増えるので、運用の幅が広がる。
その為一見相性が良さそうに見えるのだが、アーサーが継承するバルキリーの杖が無駄になるばかりか、スキルが「怒り」しか継承出来ないという問題点がある。せめてティニーが直系でアーサーが傍系だったなら…。
クラスチェンジで「連続」が付くティニーはまだしも、「怒り」しかないアーサーは何とかしてあげないと本当にきつい。とはいえ前述の通り成長率自体は素晴らしいので、追撃リングさえあれば使い勝手が劇的に変わる。競争率は高いが可能であれば回してあげよう。
加入時から2人で切り抜ける必要がある上に「ティルテュはクロードに好意を抱いていた」ということから、意識して離してやらないと簡単に結ばれてしまうのも注意。

上記のティルテュよりもさらに酷く、スキルが無い上に力と技が伸びづらいのに不要な魔力がガンガン伸びて、バルキリーは死蔵なんて酷い状態のレスターが生まれてしまう。
しかし一方でラナはスキルこそないが杖サポーターとして欲しい能力が順調に伸びる傾向になる。魔防が伸びれば厄介なスリープで機能停止することもない。
そしてブラギ傍系のおかげで杖Aとなり、6章開始時点でレスキューの杖を使用可能となる。レスキューの杖はアゼル父でも入手は可能だが杖レベルが足りずラナには継承不可(クロード父のセティやコープルなら可能だが、加入は8章と9章なので遅め)、さらに通常入手は10章と大幅に遅いので、これは大きな違い。
レスターがほとんど役に立たなくなる欠点がある*3といえ、レスキューの杖を使いこなせば大幅なターン短縮となるので、評価プレイでは一考の余地がある*4
そしてこのカップリングによる5章の恋人会話ではクロードはある重大な事実を妻に伝えている(後述)。




■小説版

彼の事を気に行ったシルヴィアに逆レイプされて結ばれるという、とんでもない展開が待ち受けている。
バーハラの悲劇では仲間たちが次々と戦死するのを目の当たりにし、自分たちに対して残酷な仕打ちをした神々を憎みながらも、
最期の瞬間に受けた神託によって、セリスユリウスを倒して平和を取り戻す未来を目撃した事で、
満ち足りた表情でメティオの直撃を受けて戦死した。
イザーク侵攻の時の会議には、内心ではクルト王子やバイロンたち王子派を支持しつつも、レプトールたちの立場も考えるべきと考えて意見を出すときはわざと弱気な態度をとって折衷案のように見せかけるなど中立派の政治家らしい姿を見せている。

また最終決戦前のシルヴィアとの会話が、エーディンと恋人同士になった際の会話に差し替えられている。


■余談

第4章のシルヴィアとの会話で、2人が実は生き別れの兄妹なのではないかという事が示唆される。

確かにシルヴィアは王族の出身でないにもかかわらず、傍系ではあるがクロードと同じブラギの血を持っている事が確認出来るが…それ以上の事はゲームでは明かされないため真相は不明。

そしてそれにもかかわらずカップルが成立出来る2人…ここでも今作の裏のテーマ「近親相姦」が仄めかされている。

また、エーディンとカップルが成立していた場合、第5章での会話にて、第3章で合流した時点でシグルド軍の敗北、そしてそこで自分を含めた主だった者たちも死ぬことを神託によって知っていた事が明かされる

…それらの事とゲーム中の役割(死人の復活)が関係してか、二次創作では腹黒キャラ(通称 黒ード)にされる事もある。
もっとも「シグルド軍の敗北は避けられない*5が、未来には希望が残されている」という神託であり、「シグルドたちが死ぬことを強要させた」というのは流石に悪意ある解釈である。


ファイアーエムブレム ヒーローズ


レプトールの背後には、恐ろしいものがうごめいているようです。

ブラギ神さえ見通せぬほどの邪悪が……

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


2026年4月に登場。わりと早い時期から登場していたティルテュに対して約8年半遅れての登場となった。
イラストは在由子氏。
無属性の杖・歩行ユニット。
大御所である飛田展男の起用にも衝撃を生ませた。

武器スキルは『バルキリー』
杖は他の武器同様のダメージ計算になる
奥義が発動しやすい(発動カウント-1、奥義発動カウント最大限の下限は1)
戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+15、与えるダメージ+25(範囲奥義を除く)、受けるダメージ-15(範囲奥義を除く)、絶対追撃、自身の奥義発動カウント変動量+1(同系統効果複数時、最大値適用)、自分の最初の攻撃前に奥義発動カウント-1、
自身を中心とした縦3列と横3列の味方は戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、与えるダメージ+7(範囲奥義を除く)、受けるダメージ-7(範囲奥義を除く)、自分の最初の攻撃前に奥義発動カウント-1
(以下の効果は、自軍で1マップ1回のみ。奥義以外の「敵の致死攻撃を受けた時、ダメージをHPが1残るように軽減する効果」とは重複せず、いずれかの効果が発動した時、以下の効果も発動したものとする)
周囲3マス以内の味方は戦闘中、HPが2以上で敵の致死攻撃を受けた時、ダメージをHPが1残るように軽減し、戦闘後、99回復

Bスキルは『攻撃魔防の大混乱』
自軍ターン開始時および敵軍ターン開始時、敵同士で2マス以内にいて、かつ魔防が自分より1以上低い敵の攻撃、魔防-7、【混乱】、【連携阻害】を付与(敵の次回行動終了まで)
自軍ターンのターン開始時スキル発動後、マップ上に【混乱】が付与されている敵が2体以上いる時、自分に【再移動(1)】を付与(1ターン)
戦闘中、敵の攻撃、魔防-4、自分が与えるダメージ+自分の魔防の20%(範囲奥義を除く)
Cスキルは『サイレスガード4』
周囲2マス以内の味方は、戦闘中、攻撃、魔防+4、反撃不可を無効、かつ攻撃時に発動する奥義を装備している時、
自分の最初の攻撃前に奥義発動カウント-1
自分から攻撃した時または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、魔防+4、反撃不可を無効、かつ攻撃時に発動する奥義を装備している時、自分の最初の攻撃前に奥義発動カウント-1

洗脳レナ同様、周囲3マス以内の味方が致死攻撃を受ける時に祈り効果+戦闘後にHP99回復の効果を持つ。
敵の攻撃を阻害、反撃を封じる効果を無効化、自身も他の味方も大きく強化と色々行える。

2025年末期以降にステータスが大きく上がる恩恵が出たとは言え、速さと守備はやや心細く物理には少し苦手傾向にある。



追記・修正はブラギの神託を受けた方がお願いします。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年07月16日 09:38

*1 プロローグで「国の危険な状況に不安を覚えていた」とある。

*2 過去には「継承スキルがないことはそれだけでマイナスであり、親としてはまずお勧めできない」と記述されていた。血統補正についてあまり理解されていなかった頃なのだろう

*3 追撃リングや勇者の弓ならある程度はカバーできる

*4 肝心のレスターの経験評価も闘技場などで十分可能という検証結果も出ている

*5 事実この時点でアルヴィスやロプト教団の根回しは完全に済んでおり、シグルドたちはもはやどうしようもなかった