コープル(FE)

登録日:2023/10/15 Sun 22:44:01
更新日:2024/08/28 Wed 18:58:29
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シルヴィアの息子で、クラスはプリースト→ハイプリースト
姉のリーンは母親と同じダンサーだが、本編では会話イベントこそあるが2人の関係性には触れられない。
代替キャラのシャルローと違い踊り子には偏見を持っていたようだが、リーンと出会ったことで誤解はなくなった。

バーハラの悲劇の後に産まれたが事情があって母と離れてしまったらしく赤ん坊の頃にダーナの街でトラキアの将軍ハンニバルに拾われ彼の養子となった。
9章にてハンニバルをセリス軍と戦わせ裏切らないようトラバントから人質に取られることになる。

ハンニバルの預かるカパトギア城をスルーした状態でルテキア城を制圧すればコープルが加入する。
そしてコープルでハンニバルに話しかければ彼も仲間になりカパトギア城も同盟状態になる。
敵対状態のハンニバルはスリープの杖で眠らせるか、もしくはハンニバル隊の数を4体以下に減らせると攻撃してこなくなる。

なおハンニバルを倒してからルテキア城を制圧した場合、ハンニバルの死を知ったコープルはセリス達に何も告げずに姿を消してしまう。
レヴィン曰く、「我々を憎んでいるだろう」とのこと。なんとも後味が悪い。

顔グラからは儚げな印象を受けやすいが、結構ハッキリものを言う性格でパティから子供扱いされて「君だって子供じゃないか」と言い返したりする。

【ユニット性能】

同職のラナに比べると魔防が高いが速さや運で劣り、物理攻撃でより死にやすくなるが魔法攻撃からは生き残りやすい。
母親から『祈り』を継承し、ブラギ傍系の効果で下級職時代から杖レベルがAになりレスキューやリザーブを使え、どの父親でも魔力成長率が最低20%あるので一定の仕事はしてくれる。
加入が9章とかなり遅いが、杖を振っていれば勝手に育つので普通にサポート役として使う分にはあまり問題にならない。

セティ同様レヴィン父ならフォルセティクロード父ならバルキリーを継承できる。

本来最下級魔法しか使えず貧弱なハイプリーストにとってレヴィン父によるセティ直系の恩恵は非常に大きい。
フォルセティの強さは言わずもがなだが、ウインドやサンダーに加えてエルウインドやトルネードが解禁されるため神器の使用を控える場合でも格段に戦闘能力が向上する。
しかし、自軍全体で見るとナーガに次いで強力な神器であるフォルセティを終盤の9章まで使えなくなってしまい、しかも解禁はコープルのクラスチェンジ後になるため攻略面での不利益が大きい。
また移動力がジェネラルの義父と並んでワースト、かつ貴重な追撃リングがを使わないと敵に追撃できないため他に魔法使いに比べて地雷戦法向きではない。別の意味で地雷とか言うな
フォルセティがなくとも強力なセティやアーサーと並んで前線で戦える魔法職を増やせるが、そもそも魔法自体が直間両用で単独でカバーできる範囲が広いため無理に頭数を増やす必要性が低い。
よほど杖使いの生存能力を高めたいか、どうしても最強魔法部隊を編成したいなら、といったところか。

バルキリーの方も毎ターンセーブ可能な本作での恩恵は少ないが、ブラギの血が傍系から直系となり杖使いに重要な魔力の伸びが格段に良くなるためクロード自身は優秀な父親候補といえる。
彼に「追撃」のスキルはないが、他の戦闘向きな子世代に魔力補正と追撃を回したい等の都合でこちらが選ばれることも多い。

フォルセティを与える気はないがコープル自身にある程度強さを求める場合はアゼル父が良い。
解禁されるのは重くて扱いづらいエルファイアーだが、「追撃」を習得でき成長率もクロード父より魔力や速さが高く比較的戦闘向きになる。
セイジには及ばないものの、必殺化したウインドやサンダーがあれば雑魚戦は問題なくこなせる。

「エリート」で成長が早くなり、守備も補強可能なレックス、「値切り」で杖の修理費節約のためにデューあたりを父親としても良い。

リーンも踊りによる支援が本業で戦闘向きのクラスではないため、ホリン父でバリバリのアタッカーにするのでもなければある意味父親選びの制約は少ない。

だが、そもそもシルヴィアを結婚させない=この姉弟を登場させない方が自軍の戦力が向上するとの見方も。
というのも、代替キャラであるレイリアとシャルローがそれぞれ「カリスマ」と「エリート」という有用なスキルを持っているため。
さらにイベントによってアンナからバリアの剣、ハンニバルからバサークという有用なアイテムまで貰うことができる。
さすがに代替ユニットなのでステータスは子世代に及ばないものの、どうせ戦闘向きのクラスじゃないなら支援スキルとアイテム優先で良いとも言えてしまう。
特にバサークは十二魔将のツェーンに使うことでユリウスの速攻撃破も狙える有用な杖である。

神器継承の選択肢が2つもあって恵まれていると思いきや、実際は片方は他に回した方が強く、もう片方はそもそもあまり使われない、さらに本人を登場させないことによる特典が多い。
その上、味方を再行動させつつ戦闘もこなすホリン父リーンのような独自性のある活躍もあまり望めないという、子世代の中でも特に恵まれない存在といえる。
まぁそれでも優秀な父親をあてがい魔力が伸びれば回復量が上がり優秀なサポート役になるほか、「追撃」のスキルを継承させ☆付きウインドを持たせれば下手な物理職より戦闘で活躍する可能性もある。
少なくともアーダンよろしく城の番人をさせられる義父よりは遥かにマシだろう。

【余談】
トラキア776』にもハンニバル共々登場している。
こちらでは3章で子供狩りに遭っている市民としての登場し、「救出」して民家を訪問することで帰してやるとハンニバルと対面する7章でワープの杖をくれる。

漫画『~光を継ぐ者~』では9章のトラバント撃破で連載終了したため、本格登場はしなかったが迷えるアルテナに監禁されている身ながらアドバイスを送った。
ちなみになぜか顔の上半分が隠されており、本格的に顔が出ることは無かった。(存在すら語られなかったよりマシではあるが…)

【台詞】
  • セリス様、お願いです!ボクを父さんのところに連れていって下さい
    ボクが無事だと知れば父さんは戦いをやめるはずです
    どうか父さんを救って下さい!!
  • うん、父さん ぼくは、セリス様の解放軍に加わりたい
    トラキアはもう、昔のトラキアとはちがう
    ぼくは皆のために戦いたいんだ!


追記・修正はバサークに頼らずゲームを進めた方にお願いします。

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最終更新:2024年08月28日 18:58