美少女仮面ポワトリン

登録日:2010/10/24 (日) 00:25:35
更新日:2021/02/24 Wed 21:01:02
所要時間:約 3 分で読めます





愛ある限り、戦いましょう!


1990年1月7日から同年12月30日まで放送された、東映不思議コメディーシリーズの11作目。路線的には前々番組から続くヒロイン活躍ものの3作目にあたる。
同シリーズを代表する一作であり、「あっぱれさんま大先生」や片岡鶴太郎さんの番組にも出演したり、パロディーコントが作られる程の人気を博していた。
特筆すべきは今では実現不可能であろう豪華なキャスト達で、シリーズ常連の斉木しげるや柴田理恵はもちろん
ゲストに笹野高史や田口トモロヲ、梅ちゃんこと梅垣義明、大杉漣、不破万作等のベテラン俳優達、そして神様役はなんと鈴木清順である(戦後を代表する監督の一人、アニヲタ的には「ルパン三世」等)。
ちなみに、「セーラームーン」の作者もこの作品に影響を受けたらしい。
またポワトリンのコスチュームは、『好き!すき!!魔女先生』のアンドロ仮面をプロトデザインとし、フランスの俳優アラン・ドロンの名作『怪傑ゾロ』を意識して作られた。ラフデザイン段階でのタイトルは「美少女仮面イグレック」となっていた。

●主な登場人物
〇村上ユウコ/美少女仮面ポワトリン(演:花島優子)
ごく普通の女子高生だったが、神様に突如ご町内の平和を守る為のヒロインにされてしまう。
正体がバレるとカエルにされてしまう為、ポワトリンという事は秘密。

【ポワトリンの名ゼリフ】

「コスモ・マジック・メタモルフォーゼ!」
ポワトリンが変身する時の呪文。

「オリュウド!」
変装する時に使う呪文。本編では工事のおじさんだの相撲取りだのヒトラーだのとんでもない者ばかりに姿を変えていた。

「愛ある限り、戦いましょう…命、燃え尽きるまで!美少女仮面ポワトリン!」
ポワトリンの名乗り口上。「愛ある限り戦いましょう」は後期OPで神様も使っていた。

「例え〇〇が許しても、このポワトリンが許しません!」
名乗り口上その2。〇〇には歴史上の人物や当時話題だった人の名前が入る。

「では、ごきげんよう」
去って行く時の台詞。

「美少女仮面のたしなみですもの」
本編ではなく、ゲームスーパーヒーロー烈伝」で「爆弾でもあればここを抜けられるのだが…」という台詞に返した一言。

〇村上モモコ/ポワトリンプティット(演:前田利恵)
ユウコの妹で、中盤からポワトリンを助太刀する為、神様にポワトリンプティットに変身する能力を授けられる。
正体はポワトリンな実の姉であっても秘密であり、バレるとザリガニにされてしまう。悪霊に乗り移られた事も。

〇本田律子警部(演:柴田理恵)
きつそうな眼鏡女警部(夫も巡査な警官夫婦)。いつもポワトリンに事件を解決されてしまう為、彼女を目の敵にしている。
少なくとも前番組のガミガミ独身小姑や不思議コメディラストのETおばさんよりリア充なのは確か。

〇ポワトリンクラブ
ユウコの弟・タクトが作り上げたポワトリンファンクラブ。メンバーはタクトの友人達で、本田警部の息子も仲間だったり。

〇村上ハヤト(演:斉木しげる)
村上3きょうだいのマイペースな父。
なお演者は前番組の『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』・『~いぱねま!』、後番組の『不思議少女ナイルなトトメス』でもレギュラーで父親だった人。

〇怪人
ポワトリンが対決するご近所迷惑な人達。後述のディアブルの様なガチでファンタジックな連中もいるが、ただの犯罪者も多く、
「ポワトリンLOVE過ぎてハヤト(ポワトリンの友達だと法螺を吹いた)を拉致した不良少年達」を「アイドルではございません」と成敗した回もあった。
ただ一般犯罪者でも、宿題を勝手に代行してくれる「宿題強盗勉強くん」、お彼岸を広めるための通り魔「お彼岸ライダー」等ネタな奴らばかりだった。

〇ディアブル(演:蛍雪次朗)
温泉帰りの神様にくっついてやってきた暗黒の帝王。人類の支配を企むが、最終回で改心してお坊さんになる。
…演者はこの後ガメラやギャオスのせいで運気が下がりまくる男や、冴島家3代に仕える執事になったりするがそれは別の話。

〇神様(演:鈴木清順)
ユウコとモモコを美少女仮面にした張本人。見た目はただのオシャレなおじいちゃん。
胃カタルを治しにイタリアへ行く為にユウコにご町内の平和を守る役目を押し付けた。
つまり全ての元凶
ちなみに浦沢義雄とは劇場版『ルパン三世』3作目のスタッフという共通点があり、後に『狸御殿オペレッタ』でタッグを組んでいる。

尚、2007年にテレビ東京で放送された「美少女戦麗舞パンシャーヌ」は設定が似通っているが全く関係が無い。

●その後
2012冬の映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』に復活。果たして名前を知っている小さなお友達は何人居る事やら…。
仮面ライダーウィザード』のプロデューサーである宇都宮孝明のラブコールを受け、再び浦沢義雄が筆を執り、演じているのは当時の花島優子さんではなく入来茉里さん演じる「上村優」となっている。
デザインの細かい変更等当時とのアレンジが加えられているが…
最も衝撃的だったのは多分「ポワトリンの正体」だろう(後にガチ話になってしまったが…)。


このまま追記・修正しないなんて…
例え冥殿ちゃんが許しても、このポワトリンが許しません!


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2021年02月24日 21:01