コピー能力(星のカービィ ロボボプラネット)

登録日:2016/05/05 Thu 15:31:22
更新日:2024/01/05 Fri 15:01:40
所要時間:約 12 分で読めます




この項目では『星のカービィ ロボボプラネット』のコピー能力について説明する。

過去作からミラー、ジェット、U.F.O、スマブラが久々の復活を果たした一方、前作前々作に登場したいくつかのコピー能力が削除された。
続投したコピー能力も新技(一部はWiiからの復活である)が追加されている他、ロボボアーマーでの「せいのうスキャン」を行うことで様々な能力を得ることが可能。

また、各コピー説明文は(一部を除いて)今までと違って妙にお堅い文章で書かれており、まるで研究レポートのよう。
ポーズ画面のBGM名は「マザーズ・キャプション」。マザーコンピューターが分析していたのだろうか?
ロボボのモードは厨二ヒーローもののような熱い文章なのだけど。


※見出しが☆になっているコピーはロボボアーマーでモードチェンジが可能なコピー。


☆アイス
滑りやすくなり、気をつけないと死ぬ。
雑魚には強いがボスの相手は難しい。アイス工場などの寒冷ステージでコピーすると雰囲気が出る。
「こちこちタックル」が復活した。

ロボボアーマーでは、両手のプロペラから吹雪を放つ。
敵を凍らせたり毒霧を消したりと、様々な局面で利用できる。
他にもカーリングのように突進したり、氷の弾丸を発射して攻撃したりする。


◇ウィップ
テンガロンハットをかぶり鞭を使う。
鞭でアイテムを引き寄せる能力を持っており、敵をも捕らえることが出来る。
相変わらず叩きつける音が痛々しい。


☆エスパー
新能力その1。超能力を操る。
自在に操作し壁も越える超能力の電撃と、カウンター攻撃が主で、そのほかにもテレポート移動が使える。
帽子のデザインといい、説明文といい、中の人といい、どこかで見たような面影が…
なお、念力弾を自分に当てても体当たりにはならない
妙にダメージ効率の高い「サイコキネシス」と凄まじい瞬間火力の「よげんしゃのみきわめ」により、ハンマーに代わる新たなTA御用達コピーに。
その一方で空中で「バニシュ」を連打すると無敵を維持したまま連続攻撃が可能となることから、本作のカイショウナシ枠でもあったりする。
ちなみに「バニシュ」のおかげで、今作最大の初見殺しを技の無敵時間利用で回避できる唯一の能力になっている。
その場にいなければ当たらないもんね。

ロボボアーマーでは、両手から電気のボールを放つ。
生成しながら移動やチャージが可能で、炸裂させて周囲を攻撃することもできる。


実は名称は本作初出のものではなく、ウォーターカービィの逆輸入でも話題になったアニメ版のコピー能力コンテストで、『小学五年生』に送られたもので優秀賞*1を取ったコピー能力だった。
ウォーターやエスパーのほか、メタルカービィ(ツタンカービィと統合されアイアンとしてアニメに登場)もこのコンテストから誕生したコピー能力。
また、募集開始の告知の際に作例として提示されたものにはウィップに酷似した「カウボーイカービィ」もある。


☆カッター
ブーメランのようにカッターを放つ。
攻撃ボタンを押し続けることで、「ハイパーブーメラン」を繰り出す。
敵に接近すれば、直接手に持って斬りかかる。

ロボボアーマーでは、両手の巨大な丸ノコを操る。
射出したり前方に構えたりしながら移動が可能。環境破壊は気持ちいいぞい!


◇クラッシュ
毎度お馴染み一発系能力。DANGER!DANGER!DANGER!DANGER!
今回も溜めて威力を上げられる。


◇サーカス
テントを模した道化師のような帽子を被る。
アクロバットな回転飛び込み、火の輪くぐり、玉乗り等など変則的な技が多い上に
操作と攻撃方向が対応していない技も多く、人によって評価が分かれやすい。
慣れないうちはアクロバット暴発で谷底にスパイラル自殺しがち。
しかしその分攻撃力や無敵時間に優れ、使いこなせればバランスブレイカー級の能力に。
バルーンアートはレアな形も存在するので、割れる前に要チェック。前作から新しく追加されたものも。
玉乗りをする姿はかわいい。


☆ジェット
リメイクを除けば実に20年ぶりの復活となる能力。
帽子のデザインがジェット機を模したものになっている。
新技はトンボがえり(サマーソルトキックのようなもの)が追加されているくらいだが、「ためたパワーをのこす」が「チャージストック」という名になったり、敵や星などをBボタン長押しで掴み続けられたりとSDX・USDXから変わった要素もいくつかある。
慣れるのに時間がかかるが、使いこなせば楽しい中・上級者向け能力であることは相変わらず。

ロボボアーマーでは、戦闘機に変形。
他のモードと性質が違い、モードチェンジした時点で自動的にシリーズおなじみのシューティングパートに突入する。
シューティングパートが終了するとロボボアーマーから強制的に離脱しなければならない。
性能はWiiでのラストエリアにおけるランディアとほぼ同じ。


☆ストーン
バリエーションがタランザクィン・セクトニアチュチュなどさらに多彩に。
石ころアッパーカットも健在。勝ち抜きバトルを制覇できないカイショウナシの愛用コピーその1。

ロボボアーマーでは、巨大な岩の拳を使って肉弾戦を仕掛ける。
特殊な障害物も動かすことができる。
ファイターの役目を奪っているような気がするがきっと気のせい。


◇スナイパー
狩人のような風貌をしている。
弓矢を射るだけでなく、書き割りで擬態(無敵!)からの奇襲も可能。カイショウナシの愛用コピーその2。
そして今作のぶっ壊れコピー能力
一部のボス戦の舞台となる円形型ステージでは、放った矢が勝手にボスへ当たってくれるので使い勝手抜群。
同じく弓矢を使うエンジェル涙目な高性能である。やはり擬態にもレアなハリボテが存在する。


☆スパーク
レバガチャで強力な技が出せるが、ご利用は計画的に。
今作ではTDXにて削除された上下方向の技が復活を遂げた。
無敵技がないのは相変わらずだが……。本作が機械をテーマにしているためか、吸い込むとこれをコピーできる敵キャラがやたらと多い。

ロボボアーマーでは、連射性の高い電気弾や攻撃範囲の広いレーザーを発射する。


◇スマブラ
必殺!スマブラ拳!!大・参・戦!!
名前の通り、スマブラからカービィの技を逆輸入したもの。レアなコピー能力の1つ。
高威力のハンマーに飛び道具のファイナルカッター、さらにストーンで無敵化とやりたい放題。
本編作品では『鏡の大迷宮』から12年の時を経て復活を果たした。
新技としていづなおとしが使えるようになったほか、
地上版のハンマーがスマブラ最新作に合わせる形で鬼殺し火炎ハンマーとなっている。
が、空中版は相変わらずDX仕様の大車輪のまま。
ストーンはこれでしか見られないバリエーションも存在する。
各エリア毎に一ヶ所だけ隠し部屋があり、ストーリー上ではそこでのみ入手できる。探してみよう。夢の泉の隠し部屋リスペクトな隠し方も…それか、スマブラ版のカービィのamiiboを使用することでコピーできる。


◇スリープ
お約束のハズレ能力。
一部のステージではトラップのようにコピーの素が置いてある。
レバガチャで早く起きられる。
今回も眠る姿はやっぱりかわいい。


☆ソード
リンクのような帽子を被っている。
バリエーション豊富な剣技が特徴。
無敵技もあるので使いやすく、水中ステージでも役に立つ。

ロボボアーマーでは、両腕の「パワービームサーベル」を豪快に振り回す。
華麗にコンボを決めたり、空中から地上の敵を串刺しにしたりすることが可能。
カッターと比べるとこちらは対敵キャラ向けといった性能。
環境破壊は気持ち(ry


◇ドクター 
新能力その2。医者のような格好をしている。一体どうやって掛けているのか分からない黒ぶちメガネと白衣姿はかわいい。
某配管工兼業のヒゲ医者みたいにカプセルを飛ばしたり、薬を調合してフラスコから中身を飛ばしたりする技を使う。
ただし診断カルテは鈍器。


◇ニンジャ
クナイやはたき斬り、キックなどなんでもござれ。
使いこなすと高い火力の各技からタイムアタックやボス戦に便利。


☆パラソル
見た目とは裏腹に一撃が重い。水滴で攻撃も可能。
扱いが少々難しいが、ふわふわ落ちる姿はかわいい

ロボボアーマーでは、両肩の「パラフローター」で飛行する。
攻撃したり真下に風を起こしたりすることが可能。トルネイドですれば?


◇ハンマー
お馴染み大王御用達。隙が大きいが、火力が非常に高い。
鬼ごろしや無敵技も健在。


☆ビーム
遠近距離に対応したビーム技に投げ技と一通り揃っている上に火力もあるので、使いこなせば便利。
性能は『SDX』や『USDX』に近い。

ロボボアーマーでは、バウンドする電気のボールを発射する。
チャージや発射角度の調節が可能。


☆ファイア
口から炎を吐いて攻撃する。射程の短さが難点。
様々な派生技が存在する。

ロボボアーマーでは、両腕から火炎を放つ。
ダッシュで床に炎を残したり、左右の足元に炎を発射したりできる。


◇ファイター
ボタンを押す長さで技が変わってしまうため、暴発に注意。
波動拳コマンドで出せる「そっこうメガはどうショット」も健在。
オイラ もっと つええヤツと… たたかいてぇっす!


☆ホイール
ダッシュ中は無敵。水上も駆け抜けられる。
「ダウンフォール」や「ロケットスタート」なども健在。

ロボボアーマーでは、巨大なレーシングカーに変形。
やはり突進で攻撃することができるほか、豪快にスピンして周囲を攻撃することも可能。
また自力で手前と奥を行き来することが可能で、それ故ジェットと同じくステージありきのモードとなる。


◇ポイズン
新能力その3。毒液を操る。
その帽子は「毒に汚染されたウォーター能力」とも言うべき毒々しいビジュアルが特徴。
単に毒液を噴射するだけでなく、毒霧や毒沼を残留させるトラップじみた使い方もできる。
毒霧は強風に乗って飛んでいき、これを使った謎解きも。地味に火力も高い。
一見"待ち"重視なコピーのようだが、ファイナルカッターもどきの攻撃的な技も使用可能。


☆ボム
安定した遠距離攻撃ができる。
爆弾そのものよりも爆風が強いのがポイント。

ロボボアーマーでは、自律歩行爆弾「ウォーカーニトロ」を発射する。
壁を登ることが可能で、それを利用した仕掛けも。


☆マイク
毎度お馴染み三発系能力。説明文では「歌は生き物の心をいやすが、それも歌い手による」と散々な言われよう。
1、2発目の攻撃範囲は前方のみ。3発目では溜めて攻撃範囲を拡大させる。

ロボボアーマーでは、巨大なスピーカーから爆音を飛ばす。
ダッシュで地形に反射する音波を放ったり、着弾すると小さな音符に分裂する弾を打ち上げたりする。
ちなみに、使用制限は無い。こいつ鬼か。
ロボボの通常攻撃を連打してみよう。よく聞くと…


◇ミラー
ジェット同様20年ぶりの復活。ビームと紛らわしいからか帽子のデザインが変更された。
新技として上方向、もしくは周囲に分身を飛ばす「ミラーぶんしん・天」、「ミラーぶんしん・円」が登場。
一部の技で敵の飛び道具を跳ね返せる能力も健在だが、
専用の星型弾に変化させて飛び道具の使用者にホーミングする形となった。
その関係で、唯一手前や奥に攻撃することが可能なコピーであり、それを利用した謎解きもある。
もちろん、ミラーぶんしん時のニヤリ顔も健在である。
なお、リフレクトガードは一定時間発動し続けると効果が切れてしまうようになった。


◇ユーフォー
10年ぶりに復活したレアな能力。今作でも他のステージに持っていけるようになった。
「みかくにんひこう」や「ミステリーキャッチ」など新技が追加された。
実は普通にプレイするだけではコピーできない。
クリア率を100%にして「のうりょくおためしべや」に行くか、本作と同時に発売されたカービィのamiiboを使用することでコピーできる。


◇リーフ
木の葉を使って戦い、守る能力に長けている。普段の緑豊かなカービィが恋しいときに使うといいかも。
鬼畜性能の「木の葉隠れ」も健在。カイショウナシの愛用コピーその3。




追記・修正はロボボアーマーですべての能力をスキャンしてからお願いします。



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最終更新:2024年01月05日 15:01

*1 誌面では優秀賞、プププ通信では最優秀賞として紹介された