海王(刃牙シリーズ)

登録日:2011/03/13(日) 18:18:44
更新日:2019/04/22 Mon 01:37:06
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百年経ったらまたおいでッッッ


天体の位置を表し十二黄ッッ

天・地・日・月、八方を守護する十二天ッッ

釈尊を護りし神が十二神将ッッ

基督(キリスト)に選ばれし弟子十二使徒ッッ



そして今ッッ

母国を護る一二名の戦士がここにいる!!!



海 王 入 場 !!


〇概要

「海王」とは刃牙シリーズにおける中国武術の高位の者たちに与えられる名誉ある称号である。
また、その最高位は「海皇」と呼ばれる。
ちなみに、一度「海王」として認可されたら、自ら返上しない限り称号は剥奪されないらしい。

『グラップラー刃牙』には烈海王や劉海王が登場するが、多くは『バキ』の中国大擂台賽編に登場し、そのかませ犬っぷりを盛大に披露した。
作者が中国拳法に明るくなかったためか、拳法の内容も不明な面々も多い。


項目では主に中国大擂台賽編について説明し、『グラップラー刃牙』・最凶死刑囚編・『範馬刃牙』については省略する。


●目次

〇中国大擂台賽編あらすじ


柳龍光の毒手によって瀕死になった範馬刃牙は烈の勧めによって「治療」のために中国を訪れる。
そこでは百年に一回、中国武術界最強の座をめぐるトーナメント大擂台賽が行われていた。
「最大トーナメント優勝者」範馬刃牙
「地上最強の生物」範馬勇次郎
「怪力無双」ビスケット・オリバ
「神の子」マホメド・アライJr.
などのイレギュラーが参加する今大会では、紆余曲折の果てに「中国チーム」VS「日米合同チーム」による5対5のチーム戦が始まることになった……


というわけで
「トーナメント一回戦終了」→「チーム戦」という流れであることを把握して下さい。

一回戦のラインナップは
勇次郎VS劉海王
JrVS徐海王
刃牙VS李海王
ドリアン海王VS楊海王(後オリバVS楊になる)
寂海王VS陳海王
烈海王VS孫海王 
郭海皇VSサムワン海王
範海王VS毛海王(中止)
である

チーム戦は
先鋒:オリバVS龍書文
次峰:刃牙VS郭春成
中堅:寂VS烈
副将:JrVS範
大将:勇次郎VS郭海皇
である


〇海王


・劉海王

ドリアンが学んだ白林寺の総帥であり、彼らの師匠。
「闘神」の異名を持ち、齢百歳でありながら筋骨隆々の肉体を持つ達人。
『グラップラー刃牙』27巻で初登場し、その時は100歳の誕生日を祝われながらも、「半分生きたくらいか」と化け物っぷりを見せていた。

若い頃の烈が海王の称号を未だ自分が貰えないことに対して「自分は粗暴だからか」と腹を立てていた際には、ドリアンが脱走の際に作った大穴を見せて「烈はまだただ単に実力不足」と諭した。他の海王の立場が…。

そんな風格を見せていた彼だが、大擂台賽一回戦の相手があの勇次郎であったのが運の尽き。
顔の皮をぶち剥がされてしまう。
烈海王は勇次郎にブチぎれて挑もうとし、勇次郎は劉より烈海王と戦えることに喜ぶなどアウトオブ眼中だったが、
腐っても海王らしく劉は顔面血だらけながらも勇次郎にまだ挑もうとし、ハイキックを顔に叩き込まれてK.O.。

治療は間に合って、一応死んではいないらしい。

しかしその後、烈が郭海皇を師匠扱いしてるあたり、存在が限りなく薄くなってしまったようである。



・徐海王

竜王拳の使い手。
デカい。
巨人はだいたいかませ犬という刃牙シリーズのジンクスに乗っ取り、マホメド・アライJr.に金的を殴られて悶絶。
何とか持ち直してから突きの瞬間にカウンターされK.O.。


・李海王

薬硬拳の使い手。
範海王の弟。だが苗字が違うため、恐らく異父兄弟と思われる。
最凶死刑囚の一人である柳龍光と同じ毒手の使い手であり(ただし彼と違って手の変色はない)、両手の毒手を用い、死に体とは言え並みの武術家が相手にならない刃牙を圧倒する。

しかし、李のそれはいわゆる「陽手」の毒手であり、すでに柳の「陰手」の毒に侵されていた刃牙の体で毒が裏返り、中和してしまうという超展開が発生。
完全復活した刃牙に瞬殺された。

半ば偶然とはいえ、刃牙にとっては命の恩人であり、試合後は李に対して最大限の感謝を示していた。


怒李庵(ドリアン)海王

白林寺出身。
アメリカ人。
最凶死刑囚の一人。
すでに精神崩壊して幼児化していたため、何もできずに楊海王に敗北。
だがダメージはほとんど受けていなかった。


・楊海王

金剛拳の使い手。
ドリアンにあっさり勝ったことに不満を抱き、彼の付き人になっていたビスケット・オリバがその腕力で楊海王を挑発したため、その挑発に乗せられてオリバに勝負を挑む。

オリバにはあっさり腕を握り潰されかけたものの、
自分の拳法に絶対の自信をもつ初期の烈海王に似た性格で、五体をダイヤモンドの如く丈夫にする金剛拳の自信から、
「遠慮はいらぬ。存分に叩き尽し給えッ」
と調子に乗るが、オリバに頭から押し潰され敗北。

生死は不明。


・陳海王

三合拳の使い手。なかなかのイケメン。
三合拳とは気・拳・地のことを指し、地面からの反動を攻撃に利用する。
大股を前後に開けて足を地面にしっかりつけてからパンチを放つ。

徐海王の醜態を見て呆れるなどそこそこの実力はあった模様。

ガイアの環境利用闘法やJ・ゲバルの地軸パンチに似たコンセプト。
一回戦では、寂海王相手に割と善戦したが、寂海王によるいきなりの講師としての勧誘と「強いだけではつまらんぞ」と余裕ある不敵な態度に気圧され、
一瞬の隙を突かれて柔を食らって肩を外されK.O.。


寂海王

空拳道の使い手。
日本人ながら海王の名を得た達人で柔と剛を使いこなす。
日本にいる大勢の弟子を導ける人材を青田買いしようとするのが趣味。

一回戦は陳海王を撃破。

チーム戦では刃牙たちと同じチームに入り、「魔拳」烈海王と戦う。
自分の単純な力量だけでは絶対に勝てない天才である烈を相手に老獪な戦法で迫り、彼の奥の手を引き出すまでに至ったが敗北。
烈には、「足技や急所狙いなど、本来ならば格下相手に使うべきではない技を次々と使わされた」と戦士として認められた。
…スカウトは忘れずにやったけど。


・孫海王

節拳道の使い手。
握力が自慢で手に付けた指輪を握り込みで破壊した。
…が、重ねたトランプを引きちぎり、人間の腕を破裂させる花山薫の方が凄いのは言うまでもない。
案の定、一回戦では烈に握力勝負で圧倒され、手刀一発で昏倒。

烈「海王のレベルも落ちたものだ…」


烈海王

白林寺出身。
中国武術が生み出した天才中の天才である「魔拳」。
最大トーナメント編では準決勝まで凄まじい強さを見せ付け、刃牙と死闘を繰り広げた。

大擂台賽編では刃牙を中国に案内して世話を焼くツンデレ。
一回戦は孫海王を秒殺。
チーム戦は自軍が二敗して追い詰められた状況で寂海王と対戦。
その強さを遺憾なく発揮して勝利したが、格下とみなしていた寂の善戦で彼を戦士として認めた。


・サムワン海王

ムエタイと中国拳法の複合拳法の使い手。
タイ出身ながら海王の地位を得た25歳の若き武術家。
合理主義者で、気・発頸などを軽視している。

ムエタイはだいたいかませ犬という刃牙シリーズのジンクスに乗っ取り、郭海皇にトランクスを脱がされ、金的をデコピンされて気絶という赤っ恥をさらして敗北。
その後勇次郎に煽られて彼に襲いかかるも当然瞬殺されたが、その負けん気は評価された。


・毛海王

受柔拳の使い手。
細目のデブ。ちょっとカタコトっぽく、ひと昔前のマンガの中国人のキャラ、といった印象。
一回戦で範海王と戦うはずだったが、チーム戦の数合わせの邪魔とみなされ、郭海皇に急所を突かれ昏倒。
技を披露する機会は一切なかった。
名前からして、金剛拳と対をなす流派なのだろうか?


・範海王

拳王道の使い手。
李海王の兄。

  • 「範」の名字
  • 勇次郎の「世界中に播いた俺の種」という発言
  • 1回戦観戦の際、勇次郎が彼に近づき、二人仲良く無言で観戦

などから、範馬一族の血を引くと読者には噂された。

チーム戦の代表にも選ばれたのでかなりの使い手と思われた…。

……しかし、マホメド・アライJrにはたった二発のパンチで沈められてしまった。
その後一旦は持ち直すも脳震盪でブラックアウト。

かませ犬中のかませ犬その1

余談だが、愚地克巳に似ている。



〇海皇



慣例とはいえ許されるのか

この最前線に加わりますッッ


百年経ったからまた来たよッッ


正真正銘本物ですッッ

齢 百と四十六ッッ


前ッッ大擂台祭覇者ッッ

ご起立くださいッッ

未だ健在ッッ 海王中の海王ッッ




郭 海皇その人ですッッ


郭海皇

生きていることが奇跡としか思えない146歳の老人にして、中国武術界最高の達人。

トーナメント一回戦ではサムワン海王を秒殺してその強さの片鱗を見せた。

中国出身の武術家の不甲斐なさに腹を立て、面子を保つためにチーム戦を強引に行わせた。

あの勇次郎をして、彼に勝てなければチーム戦の勝利など何の意味も持たないとまで言わしめた。
勇次郎との戦闘では、
  • 「地上最強の生物」の打撃すら無効化する消力(シャオリー)
  • 完全にリラックスした体勢から生み出すコンクリートの壁をぶち抜くという勇次郎並みの攻撃
を駆使して激しい試合を繰り広げた。
最終的に背中の「鬼の貌」を使用した勇次郎に追い詰められ、トドメを刺される瞬間に老衰で死亡した…












はずだったが、実は自身の秘技によって仮死状態になっただけだった。
彼曰く「死に勝る護身なし。およそこの世に存在する勝負事。ゲーム・スポーツから殺し合いまで、相手が死すれば勝負なし。故に負けもなし」
しかし、勇次郎の海皇称号を密かに認めた。

ちなみに百年前の大擂台賽でも優勝しているが、当時はオリバに似てムキムキだった。

『範馬刃牙』では愚地克己に真マッハ突きの極意を伝授した。



〇中国チームの選抜メンバー

チーム戦では郭海皇が選抜した武術家が海王の代わりに参加した。
双方その凶暴性や危険性などで海王の称号を与えられなかったものと思われる。(ドリアンは犯罪を犯したのは海王認可後の模様)
ついでに解説する。

・龍書文

台湾出身の武術家で、その強さで裏社会に勧誘された。
以降、闇社会における代理決闘に参加して生涯一度も負けたことがない。
「凶人」や、オリバやドイルと同じ「アンチェイン」という異名を持つ。

ハンドポケットから繰り出す高速の居合い拳やナイフのような貫手を使ってオリバに対し優位に戦った。
しかし本気で力を込めたオリバには攻撃が通じず、顔面頭突きを三連発受けて敗北した。

だがハンドポケットの姿勢は気絶しても決して崩さなかった。
かなり善戦した方のキャラであり、相手が作中で強キャラの部類であるオリバであることを考えれば、彼自身の力量も高い方と言えるかもしれない。

顔が凹み手が複雑骨折しているほどの重症だったが、例によって治療が間に合ったのか郭海皇vs勇次郎の時には意識を取り戻し手もだいたい治っていた様子。
大体無表情だが、さすがに勇次郎との戦い後に郭海皇が復活した時は、ポケットから手を出して全身で驚いていた。


・郭春成

郭海皇が120歳の時の息子。ジジイパねえ。
色黒のイケメンだが「狂獣」の異名を持ち、勇次郎も彼の事を知っていた。

チーム戦では刃牙と試合したが、鳴り物入りで登場した割に、ベストコンディションの刃牙に
崩拳へのカウンターで顎を撃たれ脳震盪→駄目押しの左アッパー→背足からの左ハイで意識がさらなる遠い世界へ…
と、すぐにK.O.
その間、実に2秒。

かませ犬中のかませ犬その2




烈「復ッ活ッ」
「アニヲタWiki復活ッッ」
「アニヲタWiki復活ッッ」
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刃牙「してぇ・・・・追記修正してェ〜〜〜〜」

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