不死川実弥

登録日:2018/07/07 Sat 23:55:16
更新日:2025/08/21 Thu 15:23:19
所要時間約 12 分で読めるぜェ





鬼が何だって? 坊主ゥ

鬼殺隊として人を守るために戦えるゥ? そんなことはなァ

ありえねぇんだよ馬鹿がァ!



不死川(しなずがわ)実弥(さねみ)とは『鬼滅の刃』の登場人物。
声:関智一

目次

◆プロフィール

誕生日―11月29日(いて座)
年齢―21歳
身長―179cm
体重―75kg
出身地―東京府 京橋區(中央区 京橋)
趣味―カブト虫を育てる
好きなもの―おはぎ

◆概要

の称号を冠する九人の鬼殺隊最高位隊士の一人「風柱」
初登場は第45話、炭治郎と禰豆子の処遇を決める柱合裁判。

本編に登場する隊士の中でも一際に対する憎悪・殺意が特に高い人物。
まだ禰豆子の特異性が判明していなかった頃とはいえ、彼女を守ろうとする炭治郎にも強い敵意を向けたほど*1

鬼に対する敵意は凄まじく、外伝小説での述懐で“たとえこの身が首だけになったとしても、生首で鬼の喉笛に喰らいつく”とあるほど。


◆外見

逆立った白髪に顔面を含め体中に傷があり、さらに見開かれて血走った目、凶悪な強面という、味方でありながら下手な鬼より恐ろしい容貌の持ち主。長いまつ毛も特徴的。
また、当時の男性にしてはかなりの長身*2
隊服の前を大きくはだけさせ、背中に「」と大きく書かれた白い羽織を上から着ている。ヤンキーのような着こなし
また傷跡の中には後述の理由により自傷痕も含まれている模様。

日輪刀の鍔は四角い板を円状になるようずらして重ねた八枚羽の風車のような形状。鞘には戦闘の中でついたものなのかデザインなのか、荒傷に覆われている。
刀身は風の呼吸の適性を示す緑色。

◆性格

柱の中でも屈指のタカ派。鬼は全て滅殺。短気で荒々しい気性の持ち主であり、口調も凶悪*3
ぶっきらぼうで誤解されやすい上に、自分を良く見せようともしなければ他者からの評価も気にしない考え方もしており、行動と決断が早すぎるところもある。
こうした性格の裏には「大切な人を守るためならば自分がどう見られてもどうなってもいい」という思考がある。

他方で鬼殺隊当主・産屋敷耀哉に対する敬意や忠誠心は極めて高く、礼節もわきまえている。そのため口調から態度まで彼の前では普段と大違い。

見た目や態度に言動の粗暴さとは裏腹に性根は寧ろかなり冷静かつ知的で生真面目
禰豆子の処遇に関して耀哉に異議を申し立てる際も筋の通った発言・反論をしてみせ、禰豆子を試すのにも非常に合理的な手段を取った。
他にも頑なに護衛をつけない耀哉へ柱を護衛に回す進言を悲鳴嶼に提案したり、周囲と足並みを揃えようとしない冨岡に至極真っ当な批判をしたりと、生真面目さや冷静さ、理性的な判断が随所に窺える。誰が言ったかヤンキー風の風紀委員長

意外にも暴力に訴える場面は少なく、職権濫用で女子隊員にセクハラをしていた隠の前田まさおにも、あくまで烈火の如く怒るだけで手を上げてはいない(チビられたが)。
また柱稽古の際には炭治郎を何度か殴ったが、どれも特に怪我も後遺症もなかったあたり、手加減をしていた節がある。


◆戦闘能力


その通りだぜ テメエの頚をォ 捩じ斬る風だァ

機動力と柔軟性が持ち味のスピードトリッキーファイター。
日輪刀での攻撃を基本とし、空中で回転して回避、体をねじって避けながらの攻撃、型にはまらない喧嘩殺法的な攻撃など体捌きが傑出している。
さらに室内で超速の動きをした際も畳や床に傷一つないなど、細かなパワーコントロールにも長けている。
耐久力も高く、伊之助を一撃で昏倒させた炭治郎の頭突きをまともに食らったにも(かかわ)らず、鼻血を出してバランスを崩したのみでその後も平然としていた。
腕力は柱の中で4位(腕相撲勝負の結果)。ただ3位の煉獄から6位の甘露寺まではいい勝負らしい。一方で直線距離での移動速度は柱の中でも2位で、元忍びの宇髄に次ぐ。

戦闘能力は戦闘経験、特殊能力含めて“上弦の壱”黒死牟「柱の中でも実力上位」と認め、黒死牟側が余力を残していたとはいえ一対一である程度斬り結んでみせた。
また後述の遍歴故か剣術だけでなく、多様な道具をフル活用した戦い方にも精通。さらに愈史郎の札の特性も瞬時に見抜くなど、戦闘面での判断力は群を抜く。

無限城決戦では黒死牟との戦いで痣に開眼。痣のデザインは頬に浮かぶ風車。


流派

風の呼吸は「全集中の呼吸」における基本の五呼吸の一つで、刀身は緑色に染まる。
吹き荒ぶ風の如く荒々しい動きで敵を斬り裂く。使いこなすには軽やかな身のこなし、そして柔軟な体幹が必要となる。
不死川は刃の色どおりにその最適性とも言える身体能力を保有する。



稀血

不死川固有の武器にして奥の手。
稀血の中でも彼の持つ血は特別希少なものであり、匂いを嗅いだ鬼を酩酊させ動きを麻痺させる効果を有する。しかも彼の血は相手がより高い実力を持つ鬼である程に高い効果を発揮する為、格上に対するカウンターにもなりうる。
柱でありながら今なお傷が増えているのも、自傷も含め、あえて血を流す事で鬼を酔わせる目的があるからと推測できる。
彼の露出がやや多い隊服はこの自傷行為が目的ではないかと思われる。

流石に上弦の壱レベルには効き目が薄く、ほろ酔い程度にしか酔わせられなかった他、無惨に対しては殆ど効果が無かった。


◆活躍


鬼を連れてた馬鹿隊員はそいつかいィ

柱合裁判において初登場。この回で登場した柱の中では最後の顔見せとなった。
処分を待つ間、隠の者達が預かっていた禰豆子の入った箱を勝手に持ち出して姿を現す。その際は隠の制止や胡蝶しのぶの苦言も意に介する様子を見せなかった。
更には直前に炭治郎が発していた「禰豆子は鬼殺隊として人を守るために戦える」という主張を一笑に付し、箱に刀を突き立てて中の禰豆子の肩を貫く。

当然ながら炭治郎の怒りを買い、縛られたままで飛びかかってきた彼を迎え撃とうとする。
が、その瞬間に冨岡から「やめろ!!もうすぐお館様がいらっしゃるぞ」と口を挟まれた為に隙が生じ、攻撃を躱された上に頭突きを喰らう
更に炭治郎から「善良な鬼と悪い鬼の区別もつかないなら 柱などやめてしまえ!!」と怒鳴られる*5のに鼻血を流して起き上がって敵意を新たにするが、直後に耀哉が登場。
産屋敷が挨拶を述べるとすぐさま炭治郎の頭を地面に押さえつけ、他の柱共々膝をついて敬意を表する。

そして、

お館様におかれましても御壮健で何よりです

益々の御多幸を切にお祈り申し上げます

と、非常に真面目な顔と口調で挨拶を返した。
それまでの凶悪な振る舞いとのあまりの落差に、炭治郎も内心で(知性も理性も全く無さそうだったのにすごいきちんと喋り出したぞ)とツッコミを入れている。


しかし、産屋敷の炭治郎と禰豆子を認めてほしいという発言には真っ向から反対し、更に炭治郎と冨岡両名の処罰を願い出る。
鱗滝左近次の手紙から、禰豆子が人を襲った場合は炭治郎・鱗滝・冨岡が腹を切って詫びると読み上げられた際も「何の保証にもならない」と一蹴。
そこに産屋敷が「人を襲わないことと同様に人を襲うことも証明できない。襲わない方に2人の命が懸けられており否定するにはそれ以上のものを差し出さなければならない(意訳)」と述べるとさすがに言葉に詰まる。
更に産屋敷が炭治郎と鬼舞辻無惨との接触したことを明かすと他の柱共々一気に関心を寄せ、炭治郎に鬼舞辻の行動や根城を問い詰めた。
これによって炭治郎や禰豆子の存在が鬼舞辻への手がかりになりうるとして、煉獄や宇髄や悲鳴嶼といった処刑派の柱も黙ってしまう。


だがその状況に「人間ならば生かしておいてもいい」と譲歩を見せる一方で鬼の助命には改めて断固反対。
そして刀で自らの腕を傷つけ、鬼の醜さを証明すると言いながら血を禰豆子の箱に垂らした。
続いて伊黒小芭内の「日なたでは鬼は出てこない」という指摘で室内に凄まじい速さで移動(この時律儀に草履は脱いでいるが、アニメ版では履いている。どっちなんだよ)。
更に刀を数度箱に突き立てた上で蓋を弾き飛ばし、箱から出てきた禰豆子に腕の傷を突きつける。

禰豆子は箱から出た直後こそ食人衝動に揺らいでいたが、炭治郎の呼びかけと鱗滝の暗示で意志力を取り戻す。
そして血塗れの不死川の腕から「プイッ」と顔を背けた。かわいい。その様子に不死川は唖然とした表情を浮かべていた。
(つまり禰豆子は上弦の鬼さえ酔わせる稀血の誘惑に打ち勝った=尋常の鬼ではなく人を襲わない前代未聞の鬼、という確固たる証明となった)

こうして自身の思惑に反し、結果的に禰豆子が人を襲わないことの証明を立ててしまった。
その後、炭治郎との会話を終えた産屋敷から、伊黒とともに「あまり下の子に意地悪をしないこと」と言われた際は、呆然としたまま「御意…」と応えている。

が、炭治郎の方は怒りが収まっておらず、時透の石礫を喰らうまで「禰豆子を刺した分だけ頭突きをする」と喚いた。


しばらく後、煉獄の訃報を聞く場面で再登場。訓練場と思しき場所にて「醜い鬼共は俺が殲滅する」と述べていた。





その後は刀鍛冶の里にて、炭治郎の同期である隊士の玄弥の姓が「不死川」であることが判明する。
同じ柱である甘露寺から改めて風柱の弟と言及されるものの、「でも不死川さん 弟いないって言ってたの」と述べられている。
この時には両者の関係性は不明瞭に終わる。


不死川の過去については玄弥の回想で一部語られる。
出身は長屋暮らしの大家族。7人兄弟の長男であり玄弥は次男に当たる。
父親・恭梧(きょうご)は日頃から妻子に手を上げるロクでもない人物で、他人から恨みを買った末に刺されて死亡。
一方で母親・志津(しづ)は愛情深く、小柄な体で恐れもせずに夫の暴力から子供を守り、朝から晩まで働きどおす人だった。

父親の死後、不死川は玄弥に「これからは二人で家族を守ろう」と告げる。
その際、玄弥から「“これからは”じゃなくて、“これからも”だよな」と返されて見せた朗らかで汚れのない優しい笑顔は、これまでのキャライメージを一気に吹き飛ばす晴れ晴れしさであった。


しかし───


甘露寺の言葉のとおり、不死川は玄弥を「テメェみたいな愚図 俺の弟じゃねぇよ」「鬼殺隊なんかやめちまえ」と突き放していた。

柱稽古で炭治郎と再会し、初対面の頃程の険悪さは無かったものの、「お前(炭治郎)の事は認めていない」と威嚇する等、相変わらずであった*9
炭治郎も「自分も禰豆子を刺した貴方の事は認めていない」と返したのでお互い様だが……。
実弥「いい度胸だ……!」
柱稽古の僅かな休憩中に玄弥が尋ねてきて、過去の発言を謝ろうとするもきつく当たり、取り付く島もない態度を見せる。が、彼が鬼喰いをしていると知った瞬間に豹変。躊躇の無い目潰しによって彼を強制的に辞めさせようとする。
炭治郎が割って入ったことで目論見は叶わず、その後は他の隊士を巻き込んだ大乱闘を起こし、炭治郎は風柱の稽古を中止して接近禁止となった。


後には冨岡との手合わせに割り込んできた炭治郎に好物(おはぎ)をバラされたりして退散。その際に鳴女の分身を咄嗟に捕まえ、いち早くお館様の危機を察知。
必死の駆け付けも間に合わず産屋敷邸は大爆発。そして産屋敷の狙い通りに集った他の柱と共に無惨と対峙し、刃を振るった瞬間に無限城へ落とされる。


その先で不死川を待ち受けるものとは。


◆関連人物

殺された隊士たちを想い、また母のような優しさを持つ御方。心からの敬服を向けている。
益々の御多幸を切にお祈り申し上げます。
ただし押すべきところはしっかりと押すし、言うべき事は言わせてもらう。

同じ現柱にして先輩隊士。敬語を使う数少ない相手の一人。
柱になったばかりの狼藉で「口の利き方がなっていない」と叱られた。共に稽古をし上壱戦にて相方として発揮できる存在。

鬼殺隊の一員でありながら鬼を隊内に連れてきた馬鹿隊員。頭突きと蹴りを喰らわされた。
しかも冨岡との手合わせで好物をバラされる憂き目にも遭う。(稽古の休憩から戻ってくる度抹茶とおはぎのいい香りがしていたとのこと)

醜い人喰いの化け物……である事を証明するはずがシロ認定の決め手になってしまった。
本人も納得はいっていないようだが、独断で殺したり追い出そうとしたりはしていない。
彼の稀血設定が明らかになった時にワニ先生の伏線回収に唸った読者も多い。

なお上記の来歴を鑑みれば、「鬼になった家族を殺さずに済んだ」炭治郎も「鬼になったのに家族を襲わずに済んだ」禰豆子も二人揃って不死川の特大地雷ド真ん中である。

鬼のために命を懸けようとする愚かな現柱の一人。こいつが口を挟んだせいで鬼殺隊に鬼を引き連れてる馬鹿隊員から頭突きを喰らった。
そもそも普段の冨岡が唐突に柱の作戦会議としての柱合会議を途中でバックれると言い始めたり、「簡単な頭で羨ましい」といったおよそ喧嘩を売っているとしか思えない煽り(本人にそのつもりはない)などのおかげで、とにかく馬が合わず仲が悪い。
が、冨岡からは仲良くなるためのおはぎ作戦などを考案されたりしている。

同じ現柱の一人で一番気が合う相手。
鬼に対する考え方やスタンスが近いのもあってか仲は良好で、不死川も激高した状態でも彼のアドバイスなどには素直に耳を貸す。
炭治郎や冨岡を嫌っているのも同じだが、唯一女性の好みにだけは共感できない。

胡蝶カナエの妹で現柱の一人。
カナエの妹なので気にかけていたらしく、しのぶ曰くよく元気か聞かれる模様。
外伝小説でも、とある事情から噴火寸前の状態だった不死川が、しのぶの言葉には耳を傾けて何とか感情を飲み込んで従おうとしていた。



  • 不死川貞子 声:和氣あず未
  • 不死川寿美 声:前田佳織里
  • 不死川就也 声:松岡美里
  • 不死川弘  声:河瀬茉希
  • 不死川こと 声:田中あいみ
玄弥より下の弟・妹達。玄弥と力を合わせて守っていこうとした矢先、鬼と化した母・志津によって殺された。


鬼殺隊に入るきっかけとなった隊士。故人。
出会った当初は拒絶していたが、彼の優しさに触れることで少しずつ態度を和らげていき、合同で十二鬼月の一人に挑むまでの仲になった。
詳細は項目にて。



  • 不死川志津
声:柚木涼香
母親。小柄ながら朝から晩まで働き、夫の暴力から子供達を守り続けた。
しかしある夜に鬼となって子供達を惨殺し、残った兄弟の前で塵となって死亡。不死川にも玄弥にも大きな傷痕を残していった。


  • 不死川恭梧
父親。幼い頃の不死川達が「化け物みたい」と評する程の非常に大柄で乱暴な男であり、酒癖も悪く常日頃から暴力を振るうようなろくでなしだった。
その性格が仇となり、最後は人の恨みを買って刺殺されるという自業自得の末路を辿ったという。



◆余談

  • 常に胸元をはだけさせている姿を公式ファンブック「鬼殺隊見聞録」内で「胸筋がご自慢なのかな?スケベですね」とコメントされた。そのコメント及び格好と体質が組み合わさった結果が下記の一部愛称である*10
  • ファンからの愛称は「さねみん」「おはぎ柱」「スケベ柱」「サキュ柱」など。
  • 炭治郎とは「鬼の手で家族を殺され、唯一残った肉親の事を何よりも大切に思っている」という点で共通している。
  • 公式ファンブック弐にて胡蝶カナエへの好意が示唆されている。彼の鬼への憎悪が殊更に強いのはそういうことなのかもしれない…
  • 中高一貫!!キメツ学園(キメツ学園!)では数学教師。首元が締まるのがストレスなので冠婚葬祭でも襟は開きっぱなし。学園のマドンナである生物教師の胡蝶カナエとよく話すので一時期暗殺計画が練られたが、「数学なんて将来使わない」と言い放った生徒を窓からぶっ飛ばした事件によってお流れになったらしい。女性子供老人には優しいが顔が怖くて子供には泣かれる。


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最終更新:2025年08月21日 15:23

*1 ただし、この時本人及び煉獄が述べた「鬼が人を殺してしまえば取り返しがつかない」という言い分も至極真っ当なものである

*2 大正時代の成人男性の平均身長は160cmほど

*3 ちなみに幼少期と入隊前とで口調が変わっており、ファンブックの記述によると理由は玄弥と離れて鬼殺隊に入るまで治安の悪い所を転々としていたため。周りを威嚇する意味もある模様

*4 これに対し揚力を得る部分を「次列風切羽」「三列風切羽」と呼ぶ

*5 実際は炭治郎の方が珠世たちと禰豆子というイレギュラーに遭遇しているだけなのだが、不死川の過去からするとこの発言は特大の地雷である。

*6 なおこの時の狼藉は他の柱からきつく詰められたことが漫画版の挿絵に描かれている

*7 柱稽古での発言を鑑みると、呼吸と剣士の才能がないというしっかりとした根拠を用いて辞めるよう促していたようだ。さらに玄弥が鬼喰いをしていると知るまでは言動こそ冷たいものの、決して手は出さずにあくまで言葉での説得を続けていた

*8 つらく当たっていたのも、素直に説得したところで「兄を死地に放っておけない」と絶対に聞かないだろう玄弥の性格を把握していたからだと思われる。彼の結末を考えれば、不死川の見立てに間違いはなかったのかもしれない

*9 ただし炭治郎との柱稽古で手抜き対応をする等は一切行っておらず、彼の生真面目な性分が伺える。

*10 なお実際は稀血を使いやすくするためと思われる