不死川実弥

登録日:2018/07/07 Sat 23:55:16
更新日:2025/03/21 Fri 15:51:28
所要時間:約 12 分で読めます





鬼が何だって? 坊主ゥ

鬼殺隊として人を守るために戦えるゥ? そんなことはなァ

ありえねぇんだよ馬鹿がァ!



不死川(しなずがわ)実弥(さねみ)とは『鬼滅の刃』の登場人物。
声:関智一

目次

◆プロフィール

誕生日―11月29日(いて座)
年齢―21歳
身長―179cm
体重―75kg
出身地―東京府 京橋區(中央区 京橋)
趣味―カブト虫を育てる
好きなもの―おはぎ

◆概要

の称号を冠する九人の鬼殺隊最高位隊士の一人「風柱」
炭治郎と禰豆子の処遇を決める柱合裁判にて他の柱達と共に初登場。

本編に登場した鬼殺隊隊士の中でも一際、に対する憎悪・侮蔑を露わにしている。
他の柱などにも「鬼は殺すべきもの」という考えの持ち主は(当然ながら)多いものの、その意志を即座に行動に移すという点で一線を画している。

鬼自体に対する程では無いが、そうした敵意は鬼を擁護する立場の人間にも向けられる。
そのような人間が鬼のために命を賭す覚悟を見せたとしても、「だから何だ」とばかりに切り捨てるほど*1
鬼を庇う行動を取ったものには、刃を向ける事も厭わない。

鬼に対する怨念は凄まじく
“たとえこの身が首だけになったとしても、生首で鬼の喉笛に喰らいつく”と考えているほど。


◆外見

逆立った白髪に顔面を含め体中に傷があり、威嚇時は常に見開かれている血走った眼球、弧を描くように嗤っている口元…そして好戦的かつ狂気的な雰囲気を纏っているという…味方側にもかかわらずヘタな鬼より怖しい容貌の持ち主
四方向に向かって伸びている非常に長いまつ毛も特徴的。
また、当時の男性にしてはかなりの長身。*2
隊服の前を大きくはだけさせ、背中に「」と大きく書かれた白い羽織を上から着ている。ヤンキーのような着こなし
また、身体中の傷跡には相当数の自傷痕も含まれている模様。

日輪刀の鍔は四角い板を円状にずらして重ねた風車のような形状をしていて、柄には中央部を除いて布が巻きつけられている。鞘も戦闘の中でついたものなのか荒傷で覆われている。刀身は風の呼吸の適性を示す緑色であり、これまた風車のような刃紋が入っている。

◆性格

柱の中でも屈指の好戦的な性格で短気かつ不良口調である。
ちなみに幼少期と入隊前とで口調が変わっておりそれは治安の悪い所を転々としていたため。
そして周りを威嚇する意味もある模様。
なお柱の中では最も治安の悪い地区の管轄を担当している。
作者曰く「泣いた赤鬼を地で行く人」
大切な者を守るためなら自分が死のうが嫌われようが悪人になって追放されようと一切気にしないという心情を持つ。
おまけにぶっきらぼうな態度と思い立ってから行動するまでが早すぎる気質のせいでかなり誤解されやすい。
これに自分を良く見せようとする行為や他者からの評価、打算の類すらも一切気にしない考え方が合わさり狂気的な雰囲気も含めて最も鬼殺隊隊員から怖れられている存在である。
初登場時から炭治郎禰豆子に苛烈な行動をとるなど、粗暴で攻撃的な面を持つ。
上記のように鬼に対する憎悪から先走った行動に出る事もあり、他者の制止も意に介さない。

一方で、鬼殺隊当主・産屋敷耀哉に対する敬意・忠誠心は極めて高く、礼節もわきまえている。
炭治郎と争った際は、「お館様がいらっしゃる」という冨岡の言葉に機敏に反応して、咄嗟に目の前の炭治郎から産屋敷邸の方に意識を逸らしてしまい、一撃を喰らう程の隙を作ってしまった。

また根本的に粗暴なだけの人物という訳でもなく、要所要所で理性を働かせている事が窺える…というか根はかなり冷静かつ知的
禰豆子の処遇に関して輝哉に異議を申し立てる際も、多少乱暴な言葉が混ざりながらも筋の通った発言・反論をしてみせ、さらに己の血で禰豆子を試すという非常に合理的な手段をとっている*3
他にも頑なに護衛を取らない輝哉へ護衛を付けるべく進言するよう悲鳴嶼に提案したり、周囲と足並みを揃えようとしない冨岡に至極真っ当な批判をしたりと、生真面目かつ責任感が強い性格が見て取れる。

実際、普段の苛烈な言動に隠れがちだが、狂気的な風貌で予々言っている事は正論であり……性格としてはツンデレのツン部分を非常に過激にしたものに近い人物

職権乱用に女子隊員にセクハラをしていた隠の前田まさお等にも、あくまで烈火の如く怒るだけで決して手は出していないこともある。
炭治郎との柱稽古の際にも、口では「殺してやる」などと言いながらも、あくまで致命傷は負わないように手加減をしており、炭治郎との乱闘の際にもそれは変わらなかった。
その後は、おはぎ好きを冨岡の前で暴露された事に激怒して、炭治郎を一撃で気絶させる程の鉄拳を食らわせたが、この際にも炭治郎は数刻で意識を回復。
特に怪我も後遺症もなかった事から、あくまでダメージが残らないように手加減をしていた事がうかがえる。


◆戦闘能力


その通りだぜ テメエの頸をォ 捩じ切る風だァ

柱合裁判の時には、当時の炭治郎では反応できないほどの素早い動きを見せた。
また室内に同様の速度で移動した際も、着地点の畳に損傷が見られず速さを緻密にコントロールしている事が窺える。また耐久力も凄まじく、伊之助を一撃で昏倒させた炭治郎の頭突きをまともに食らったにもかかわらず、少しバランスを崩しただけでその後も平然としていた。
腕力は柱の中で4位。ただ3位の煉獄から6位の甘露寺まではいい勝負らしい。一方で直線距離での移動速度は柱の中でも2位であり、非常に高い速度を誇る。

その戦闘能力は“上弦の壱”黒死牟「柱の中でも上位の実力者」と認める所であり、事実黒死牟が余力を残していたとはいえ一対一である程度斬り結んで見せた。
また、後述するその戦歴故かセオリー通りの剣術だけでなく、身の回りの道具を全て活用した喧嘩殺法じみたアウトローな戦い方にも精通しており、愈史郎の札の特性も瞬時に見抜くなど、頭も非常に回る。

公式ファンブック弐でも、改めて柱の中でも上位の実力者である事が明言されており、公式の媒体で上位の実力を持つ事が明言されている柱は、現状では悲鳴嶼と彼だけである。

無限城決戦では黒死牟との戦いで痣に開眼。痣のデザインは頬に浮かぶ風車。


流派

風の呼吸は「全集中の呼吸」における基本の五呼吸の一つで、刀身は緑色に染まる。
吹き荒ぶ風の如く荒々しい動きで敵を斬り裂く。
また、戦闘時に纏うエフェクトがあくまでイメージに過ぎない他の呼吸とは違い、風の呼吸だけは純粋な腕力と剣術で鎌鼬状の風を起こして、イメージではなく実際に敵を攻撃する。
身体能力としては軽快さ、そして柔軟な体幹が必要となる。
実弥の場合はそれに動物のような天性の勘と動きが加わる。
そして切られ心地は思いやりの欠片もないと言われるほどに超激痛な模様。

逃走を図る鬼舞辻に対し繰り出した。


稀血

不死川独自の武器にして奥の手。
稀血の中でも彼の持つ血はさらに希少なものであり、匂いを嗅いだ鬼を酩酊させ動きを麻痺させる一際特異な稀血を有する。しかも彼の血は相手がより高い実力を持つ鬼である程に高い効果を発揮する為、格上に対するカウンターにもなりうる。
高い実力を有する柱でありながら今なお傷が増えているのも、自傷も含め、あえて血を流す事で鬼を酔わせる目的があるからと推測できる。また彼の大胆な露出の多い隊服はこの自傷行為が目的ではないかと思われる。


ただし、流石に上弦の壱レベルには効き目が薄く、ほろ酔い程度にしか酔わせられなかった他、無惨に対しては殆ど効果は無かった。

◆活躍

柱合裁判において初登場。この回で登場した柱の中では最後の顔見せとなった。
処分を待つ間、隠の者達が預かっていたと思われる禰豆子の入った箱を勝手に持ち出しつつ姿を見せる。
その行動に対する隠の制止や胡蝶しのぶの苦言も意に介する様子を見せなかった。
更に直前に炭治郎が発していた「禰豆子は鬼殺隊として人を守るために戦える」という主張を一笑に付し、箱に刀を突き立てて中の禰豆子の肩を貫く。

当然ながら炭治郎の怒りを買い、縛られたままで飛びかかってきた彼を迎え撃とうとする。
しかし、その瞬間に冨岡から「やめろ!!もうすぐお館様がいらっしゃるぞ」と口を挟まれた為に隙が生じ、攻撃を躱された上に頭突きを喰らってしまう
鼻血を流しながらも炭治郎への敵意を新たにするが、直後に産屋敷が姿を現した。
産屋敷が挨拶を述べるとすぐさま炭治郎を抑え込み、他の柱共々膝をついて敬意を表する。

そして、


お館様におかれましても御壮健で何よりです

益々の御多幸を切にお祈り申し上げます


と、非常に真面目な顔と口調で挨拶を返した。
それまでの凶悪な振る舞いとのあまりの落差に、炭治郎も内心で(知性も理性も全く無さそうだったのにすごいきちんと喋り出したぞ)とツッコミを入れている。



しかし、産屋敷の炭治郎と禰豆子を認めてほしいという発言には真っ向から反対し、更に炭治郎と冨岡両名の処罰を願い出る。
鱗滝左近次の手紙から、禰豆子が人を襲った場合は炭治郎・鱗滝・冨岡が腹を切って詫びると読み上げられた際も、何の保証にもならないと切り捨てる。
そこで産屋敷が、「人を襲わないことと同様に人を襲うことも証明できない。襲わない方に2人の命が懸けられており否定するにはそれ以上のものを差し出さなければならない(意訳)」と述べるとさすがに言葉に詰まる様子を見せた。
更に産屋敷が炭治郎と鬼舞辻無惨との接触したことを明かすと他の柱共々一気に関心を寄せ、炭治郎に鬼舞辻の行動や根城を問い詰めた。
更に炭治郎や禰豆子の存在が鬼舞辻への手がかりになりうる事が言及されたため、煉獄や宇髄や悲鳴嶼といった処刑派の柱も黙ってしまう。


だがその状況に「人間ならば生かしておいてもいい」と譲歩を見せる一方で鬼の助命には改めて断固反対する。
そして突然に刀で自らの腕を傷つけ、鬼の醜さを証明すると言いながら血を禰豆子の箱に垂らした。
続いて伊黒小芭内の「日なたでは鬼は出てこない」という指摘で室内に凄まじい速さで移動。(律儀に草履は脱いでいる)
更に刀を数度箱に突き立てた上で蓋を弾き飛ばし、箱から出てきた禰豆子に腕の傷を突きつける。


禰豆子は箱から出た直後こそ食人衝動に揺らいでいたが、炭治郎の呼びかけと鱗滝の暗示で意志力を取り戻す。
そして血塗れの不死川の腕から「プイッ」と顔を背けた。かわいい。その様子に不死川は唖然とした表情を浮かべていた。

(後々分かる事だが、禰豆子は上弦の鬼さえ酔わせる稀血の誘惑に打ち勝った事になる。)

こうして自身の思惑に反し、結果的に禰豆子が人を襲わないことの証明を立ててしまうことになった。
その後、炭治郎との会話を終えた産屋敷から、伊黒とともに「あまり下の子に意地悪をしないこと」と小言を言われた際は、呆然としたまま「御意…」と応えている。

なお、炭治郎の方は怒りが収まっておらず、時透の石礫を喰らうまで「禰豆子を刺した分だけ頭突きをする」と喚いていた。


しばらく経ち、僅かだが再登場。訓練場と思しき場所で、煉獄の訃報を伝えられる。
表情を一層険しくさせ、「醜い鬼共は俺が殲滅する」と述べていた。





刀鍛冶の里にて、炭治郎の同期である隊士、玄弥の姓が「不死川」であることが判明する。
その場にいた甘露寺曰く実弥の弟であるとの事だが、実弥自身は「(自分に)弟はいない」と述べている。


そして玄弥の回想にて実弥の過去も一部明かされる。
出身は特に鬼狩りの家系などではない、長屋暮らしの貧困家庭。7人兄弟の長男であり玄弥は次男に当たる。
父親・恭梧(きょうご)はロクでもない人物であったようで、恨みを買った相手から刺されて死亡。
また暇さえあれば、精神的にも傷つけた上目についた妻と子たちを片っ端から常日頃に暴行し虐待し続けていた
母親・志津(しづ)は対照的に愛情深く、小柄な体で恐れもせずに夫の暴力から子供を守り、夜も寝ずに身を粉にして働く人であった。
そして実弥も母のそばで幼少から働きながら弟妹たちの面倒をみていた模様。


父親の死後、玄弥に「これからは自分たちが家族を守る」と決意を語る。
その際、玄弥から「“これからは”じゃなくて、“これからも”だよな」と返されて見せた朗らかで汚れのない優しい笑顔は、
これまでのキャライメージを一気に吹き飛ばす破壊力があり、必見。
外伝小説では、玄弥からは「本当は母ちゃんそっくりの優しい笑顔で笑う」と評されており、彼の本来の笑顔は母親似()であるらしい。


しかし───



◆関連人物

殺されてしまった隊士たちを想ってくれていたこと…殺してしまった母のように優しい笑顔をもっていたことで心からの敬服を向けているお方。
益々の御多幸を切にお祈り申し上げます。
ただし、自身の意見を押すべきところはしっかりと押すし、言うべき事は言うなど決してイエスマンではない。
しかし毎度諭されている。


同じ現柱にして、心から尊敬している先輩隊士。彼が敬語を使う数少ない相手の一人。
また柱になったばかりの時に口の利き方を叩き込まれる。共に稽古をし上壱戦にて相方として発揮できる存在。


鬼殺隊の一員でありながら鬼を隊内に連れてた馬鹿隊員。頭突きを喰らわされる。なぜかいつも炭治郎の攻撃は必ず喰らう。
加えて、険悪な関係(一方的にだが)な冨岡と手合わせをしている前で、好物の取り合いの喧嘩だと思い乱入してきた炭治郎により体臭がおはぎと抹茶の匂いがする事。おはぎが好物なのを手合わせ中に唐突にバラされる。 
(稽古の休憩から戻ってくる度抹茶とおはぎのいい香りがしていた様なので、頻繁に食べておりかなりの好物のよう)
(これにより不死川と仲良くなりたい冨岡義勇から“不死川さんとおはぎで仲良くなろう作戦”を炭治郎と共に企てられることとなる)
冨岡義勇との手合わせの最中におはぎの取り合いの喧嘩だと勘違いした炭治郎により
「おはぎの取り合いですか!?なら俺が作ってあげましょうか!?おいしいですよねおはぎ!こしあんですか?つぶあんですか?」と悪意なく質問攻めされ一撃で鉄拳をお見舞いし高く打ち上げて引き離す。




醜い人喰いの化け物……である事を証明するはずがシロ認定の決め手になってしまった。
本人的にも納得は行っていないものの、自分で無害さを証明した形であるため独断で殺したり追い出そうとしたりはしていない。
彼の稀血設定が明らかになった時に、ワニ先生の伏線回収に唸った読者も多い。


鬼のために命を懸けようとする愚かな現柱の一人。こいつが口を挟んだせいで鬼殺隊に鬼を引き連れてる馬鹿隊員から頭突きを喰らった。そもそも普段の冨岡が唐突に柱の作戦会議としての柱合会議を途中で何がなんでもバックれると言い始めたり(義勇の他の柱と自分を比べ自分は相応しくないという心のコンプレックスによるものであった)
およそ実弥に対し「簡単な頭で羨ましい」という喧嘩を売っているような煽り文句(無論義勇本人としては煽りのつもりで言っていない)などのおかげで、とにかく馬が合わず仲が悪い。というより不死川の方が一方的に煽られ嫌っている。(この2人は…もはやボケとツッコミの漫才の領域になっている。)
上述したようにおはぎが好きなのがバれ、今度から懐におはぎを忍ばせ不死川に会う時あげようと思う、そうしたら仲良くなれると思う(ムフフ)といいですねー!それ!と言う炭治郎と共に不死川さんと仲良くなろうおはぎ作戦を企てられている。


同じ現柱の一人で、現柱の中では一番気が合う隊士。
鬼に対する考え方やスタンスが近いのもあってか、互いに相手の事を友人と認識している程の仲であり、不死川も激高した状態でも、彼のアドバイスなどには素直に耳を貸す。
炭治郎や冨岡の事を嫌っているのも同じだが、騒ぎ立てることとアホっぽ……という面で少し苦手であるらしく女性の好みはあまり共感を得てない模様。
だが苦手なだけで別段嫌っているわけではない。




胡蝶カナエの妹で、同じ現柱の一人。
カナエの妹なので気にかけていたらしく、しのぶ曰くよく元気か聞かれる模様。
外伝小説でも、とある事情から噴火寸前の状態だった不死川が、しのぶの言葉には耳を傾けて何とか感情を飲み込んで従おうとしていた。




  • 不死川貞子 声:和氣あず未
  • 不死川寿美 声:前田佳織里
  • 不死川就也 声:松岡美里
  • 不死川弘  声:河瀬茉希
  • 不死川こと 声:田中あいみ
玄弥より下の弟・妹達。玄弥と力を合わせて守っていこうとした矢先、鬼と化した母・志津によって殺されてしまった。


孤児で浮浪していた時期に“無茶な鬼狩りをしている者がいる”という噂を聞きつけた彼に拾われ、鬼殺隊へと入隊する形となる。
命を賭ける鬼殺隊にいるにもかかわらず非常に軟派な性格をしており、断り続けても、くだらない話を持ち掛けて来てはしつこく待ち伏せてまで自分に絡んでくるという…実弥にとって迷惑な人物。
命を拾われた身とはいえ…実弥は彼に対し徹底して威嚇と拒絶をする。



  • 不死川志津
声:柚木涼香
母親。小柄ながら朝から晩まで働き、夫の暴力から子供達を守り続けた献身的な女性。
しかしある日経緯は不明ながら鬼になってしまい、子供達を惨殺。実弥と玄弥の間にも大きな亀裂を生じさせる原因となってしまった。


  • 不死川恭梧
父親。幼い頃の実弥達が「化け物みたい」と評する程の非常に大柄で乱暴な男であり、酒癖も悪く常日頃から暴力を振るうようなろくでなしだった。
その性格が仇となり、最後は人の恨みを買って刺殺されるという自業自得の末路を辿ったという。



◆余談

  • 常に胸元をはだけさせているが、その様子が公式ファンブック鬼殺隊見聞録内で「胸筋がご自慢なのかな?スケベですね」とコメントされてしまった。実際は、上記した自傷行為をやりやすくする為に、あえて露出度の高い服装をしているのだと思われる。
  • ファンからの愛称は「さねみん」「おはぎ柱」「スケベ柱」「サキュ柱」など。
  • 炭治郎とは「鬼の手で家族を殺され、唯一残った肉親の事を何よりも大切に思っている」という点で共通している。
  • 公式ファンブックにて悲鳴嶼行冥により胡蝶カナエに好意を持っているようなことが指摘されている。しかし恋愛感情などには全くもって疎いらしく本人には一切その感覚がなかった模様。ただどんな理由があろうとも、胡蝶しのぶなど妹を鬼狩りの道へ引き込んでいる事は全く理解できない。
自分は胡蝶とは違うと思ってはいる。


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  • 血みどろの人生
  • ※鬼ではなく仲間キャラです
  • ダークヒーロー
  • 委員長タイプの不良
  • 不幸体質
  • 属性過多
  • 壮絶な過去持ち
  • 怨念系男子
  • 自己犠牲
  • 11月生まれ
最終更新:2025年03月21日 15:51

*1 ただし、この際に彼が言っていた「誰が後で責任をとろうとも、鬼が人を殺してしまえばもう取り返しがつかない」という言い分は尤もなものである

*2 大正時代の成人男性の平均身長は160cmほど

*3 というかこの場面で言葉遊びで論点を微妙にずらしたのは、むしろ輝哉の方である

*4 これに対し揚力を得る部分を「次列風切羽」「三列風切羽」と呼ぶ