登録日:2020/02/15 Sat 12:06:00
更新日:2026/02/20 Fri 17:59:59
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柱とは
鬼殺隊の中で最も位の高い 九名の剣士である
柱より下の階級の者たちは 恐ろしい早さで殺されてゆくが
彼らは違う
鬼殺隊を支えているのは柱たちだった
「柱」とは、漫画『
鬼滅の刃』に登場する架空の組織「
鬼殺隊」の中で最も位の高い9名の隊士を総称した言葉である。
【概要】
鬼殺隊の最精鋭集団にして最高戦力。所謂最高幹部ポジションも兼ねる。
定員が9人と決められているため、柱としての実力があっても柱の数が8人以下でなければ柱になることはできない。
ちなみにこの9名という数字は、「柱」という漢字の画数が9であることに由来している。上記した「鬼殺隊を支える柱」というある種の願掛けと思われる。
ただし定員が限られていてもなお、柱に値する実力を持ちながらもなれずに甲に甘んじている不遇な剣士といった例は少なくとも現在はいないようだ。
なお、約400年前に
耳飾りの剣士が鬼殺隊に入隊した当時は
5人の柱がいた。
彼らが耳飾りの剣士から
全集中の呼吸を伝授された際、各々が元々習得していた剣術の型と組み合わせることで生まれたものが
「炎・水・風・岩・雷」の基本の5つの呼吸である。
各人が極めた全集中の呼吸の流派に従い「◯柱」という肩書を持つのが特徴。
例えば水の呼吸を極めたら「水柱」、炎の呼吸を極めたら「炎柱」の肩書がつく。
つまり茶の呼吸を極めたら茶柱に。貝の呼吸を極めたら貝柱に。氷の呼吸の使い手に至っては氷柱になってしまう
語呂の関係か、雷の呼吸の使い手は「雷柱」ではなく「鳴柱」と呼ばれる。
呼吸法の読み方は訓読みなのに柱になると音読みになる炎柱、唯一三音節の霞柱、鳴柱のような例外の存在も含め、名前には規則性は無さそうである。
柱であることを証明するものとして、階級を示す際は手の甲にその柱名が浮かび上がる。
そして隊士たちが武器として携えている
日輪刀のうち、柱の刀にのみ刃元に「
悪鬼滅殺」の四文字が刻まれた特別な意匠が施されている。
頂点に立つ存在であるゆえに、その他の一般隊士よりもはるかに強く、実際に一般隊士たちが束になってもかなわない
十二鬼月の下弦の鬼に対しても、柱ならば
たった1人で瞬殺することができる程の強者。
しかし、そんな彼らも下弦の鬼よりもさらに強い上弦の鬼に対しては歯が立たず、実際に上弦の鬼の殆どはこれまでに多くの柱を葬っている。
鬼の頂点に立つ
鬼舞辻無惨の
「上弦の鬼は顔ぶれが百年変わらなかったが 下弦の鬼は何度も入れ替わった」というセリフはそのことを裏付けている。とはいえ、上弦の伍の玉壺は(痣という失伝したはずの術が発現したとはいえ)柱1人に倒されたが。
なお、体のいずれかが欠損・機能不全に陥った場合、強制的に柱どころか一般隊士からも引退となってしまうと思われる。実際、桑島は雷の呼吸の後遺症で引退しており、煉獄槇寿郎はアルコール依存症で引退、宇髄天元は片目と片腕を失った際に柱の引退を申し出ている上、冨岡義勇は最終決戦で片腕を失った後、三ヶ月後に鬼殺隊解散に伴い隊士を引退している。ただし、悲鳴嶼行冥はそもそも入隊前から視力を失っていたにもかかわらず、廻りからハンデと感じられず、かつ呼吸なしの素で鬼を殴り倒せる身体能力もあり、最終的に柱に至っている。
というのも、柱に起こる事態として最も恐ろしいのは死ぬことではなく、強制的に鬼化させられてしまうこと。体の欠損など鬼になれば回復し、更にブーストアップした鬼が更に生まれるわけである。
そんなにうまくいくかと思うかもしれないが、無惨からしてみれば試す価値あり且つ失敗しても困らないので念のため呪いなどはとりわけ厳重にして実行し、成功してしまう可能性はある以上は、避けるべきと言える。
実際、そういった鬼は存在しており、交戦した際は柱ですら絶大なダメージを負う羽目になったことを考えると下手をすれば鬼殺隊壊滅すらありうるだろう。そう考えれば無惨が鬼殺隊士を鬼にするのには比較的消極的だったのは幸いといえるか……。
【柱になる条件】
引退・死亡により柱の数が8人以下になれば一般隊士から選ばれるが、以下の条件を満たさなければなれない。
一.階級が『甲』であること。
二.「十二鬼月を倒す」、もしくは「鬼を五十体倒す」
この条件から判る通り、正真正銘全員が死線を潜り抜けた猛者にして叩き上げという完全な実力主義の集団。
だが、それ故に殉職・引退した場合は後任の柱が生まれ難いという欠点もあり、柱の定員が9人全員埋まっているという状況は、寧ろ珍しいと言える。
事実、不死川実弥が柱に就任した際は、彼を加えて6名のみ、しかも先代炎柱である煉獄槇寿郎は引退状態、柱の人数が足りなくなるため引退させられないという有様で、『煉獄杏寿郎外伝』では不死川も「柱の席は空きっぱなしだ」と発言している。
また近年では一般隊士の全体的な質の低下が顕著になっており、9人しかいない柱に頼らざるを得ず、柱への依存と負担増が深刻化しているという状況が続いている。また、項目冒頭に「柱より下の者たちは恐ろしい速さで死んでいくが彼らは違う」とあるが、柱合会議で産屋敷が「半年前と同じ顔ぶれで会議できたことを嬉しく思う」という発言があり、半年間柱が死なないことは稀なようだ。
事実、劇中でも殉職・引退といった理由で柱に欠員が発生しているが、無惨が下弦を解体したこともあって後任となれる実力、条件を満たした隊士はおらず、
最終回まで役職としての穴が埋められる事は遂に無いまま完結に至った。
ちなみにこの十二鬼月を倒すという基準だが、
倒されたのは全て下弦。
また実弥の回想から、必ずしも一人で達成する必要は無いようだ。
竈門炭治郎たちは十二鬼月と何度も交戦し、直接彼らの手で頸を斬るに至ったケースもあったが、いずれも
柱との共闘による戦果であるためか、炭治郎自身が柱相応の実力ではないと判断されているようで、柱稽古時点での階級は「
丙」に留まっている。
その他、基礎体力を格段に高める「全集中・常中」の会得や痣、透き通る世界など、柱になる条件ではなくとも事実上必須となる技術はいくつもある。
柱になるには
鬼殺隊に入隊してからだいたい5年は必要とされるが、
中にはたったの2ヶ月で就いた者もいる。
時代によってその席を
埋める流派の顔ぶれが変わる事もしばしばある。過去に在籍したが現在の柱にはいない流派(例:雷の呼吸、花の呼吸)もあり、逆に実力さえ認められれば同時期に同じ流派の剣士が複数人に選ばれることもあり得る。
中でも
水の呼吸と
炎の呼吸の使い手はどの時代でも柱に任じられていたとされる。
【業務】
基本的には与えられた広大な担当地区の警備を行い、
十二鬼月などの強力な鬼が居る可能性が高いとされた場合はその地域に派遣され討伐に向かう。
その他にも任務は多岐にわたり、
- 鬼に関する情報収集
- 剣技向上の為の自己鍛錬・研鑽
- 自分が抱える継子への教育と鍛錬
- 有事の時の下の隊員達への現場指揮
etc……と、多数の激務を実質1人でこなさなければならない。そもそも、柱になる条件が戦闘力のみを基準としてる以上、柱であっても情報収集、指導力があるとは限らない。現に、不死川は炭治郎に「知性も理性も全くなさそう」と思われ冨岡からも「簡単な頭」と言われている。当然この激務をサボったり疎かにすることは許されない。
とはいえ、富岡は柱稽古の時、当初は正当な理由もなく参加しないと言ってた上、煉獄槇寿郎はアルコール中毒でまともに業務が出来なくなっても在籍していたので、業務内容や個人の状況によってはサボることも許されてる模様。
安易に柱に昇級できないのも、「この多大な激務を単独でこなせるか否か」を判断するためと考えられる。
そして力だけでなく権限も頂点に立つ者故、当主・
産屋敷耀哉との謁見や、半年に一度開かれる
「柱合会議」への参席ならびにこの席における意見具申・議決権の行使を許されている。
柱になった時点で給与が支払われなくなるが、これはタダ働きというわけではなく、代わりに欲しければ欲しいだけ自由にお金が貰えるようになるのだ。
命懸けで上記のような激務に当たる以上当然の待遇だろう。そのため、多くが年齢にそぐわないほど大きな屋敷を構えている。
また一部の柱は自身の剣技・戦術に適した特注の形状の日輪刀を所有している。
柱合会議
産屋敷邸で半年に一度開かれる、鬼殺隊の当主の下で柱が全員集まって行う会議。
- 鬼殺隊に関わる重要な案件の連絡や議論
- 命令違反や隊率違反といった問題行動を起こした隊員、その隊員を育てた育手への処罰・処遇の是非
- 鬼殺隊全体の行動方針の決定
などがこの会議で決まる。状況次第では半年間の間に複数回行われることもある様子。
ちなみに柱合会議においての当主への挨拶は早い者勝ちで、『大正コソコソ昔話』によれば会議の前は皆そわそわしているようだ。
【柱一覧】
『岩柱』悲鳴嶼行冥
あああ…鬼に取り憑かれているのだ 早くこの哀れな子供を殺して解き放ってあげよう
額に一文字の傷がある
盲目の巨漢。荒々しい「岩の呼吸」を使う。
数珠を身に纏った僧侶の様な格好をしており、事あるごとに涙を流しながら念仏を唱えている。子供をみずほらしいという。
現代の鬼殺隊で最強の剣士で、
8年間も柱に在任する最年長の大ベテラン。
柱は本来上下関係のない集団であるが豊富な経験から信頼も厚く、実質的な柱のリーダー格も務める。
詳細は
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『水柱』冨岡義勇
半々羽織を着た黒髪の青年。長くボサボサの黒髪を背中で纏めている。
炭治郎と
禰豆子の前に最初に現れた鬼殺隊士で、彼に鬼殺隊への道を示した。
炭治郎と同じく
鱗滝左近次に師事を受けた兄弟子に当たり、「水の呼吸」を使う。
極端に無口で、静謐な水面のよう……と言えば聞こえは良いが、実際のところは
重度のコミュ障。
詳細は
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『蟲柱』胡蝶しのぶ
蝶のような羽織と髪飾りを身に付けた美女。
どこかほんわかした可愛らしい雰囲気だが、戦闘では自らが開発した猛毒により鬼を容赦なく滅殺する
怖かわいいお姉さん。
水の呼吸から派生した花の呼吸、から更に派生した「蟲の呼吸」を使う。
詳細は
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『炎柱』煉獄杏寿郎
罪なき人に牙を剥こうものならば この煉獄の赫き炎刀が お前を骨まで焼き尽くす!!
黄金色の髪に赤い挿し髪が入った焔のような長髪の、外見内面共に
燃え盛る炎の如き青年。
剣士の名門・煉獄家の嫡男で、人を愛し、人を護るために戦う正義漢。幼少期より鍛錬を積み重ねた努力家でもあるが、列車内で大声上げながら食事するなどマナーや常識が欠如している。
炭治郎が窮地に陥った際に放った「日の呼吸」ではなく、「炎の呼吸」を使う。
詳細は
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『音柱』宇髄天元
俺は"元忍"の宇髄天元様だぞ その界隈では派手に名を馳せた男
派手なペイントや装飾品で自身を飾り付け、鎖で持ち手の先端同士を繋いだ大太刀二刀を背負った
派手好きで大柄な男。
元忍という経歴を持ち、3人の妻を持つ男気溢れる伊達男。忍獣や火薬玉、毒苦無など忍者らしい武器も扱う柱の中でも屈指の芸達者。
雷から派生した呼吸である「音の呼吸」を使う。
また、善逸と同じく音で様々な物事を把握することもできる。
詳細は
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『恋柱』甘露寺蜜璃
些細な事にも胸をときめかせる恋多き女性。炎のように燃える「恋の呼吸」を使う。
桃と緑の派手な髪色に加え、胸元をはだけさせた隊服にミニスカニーソという大正時代の乙女にあるまじき格好の人物。
しかも
巨乳。開いた胸元から乳房が零れんばかりの巨乳である。
大事なことなので二回(ry
詳細は
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『霞柱』時透無一郎
CV:河西健吾
黒髪を腰まで伸ばした小柄な少年。現役の柱では最年少の14歳。
鬼殺隊入隊以前の過去の記憶を失っているが、
刀を握ってからわずか2ヶ月で柱へと昇格した天才。
風の呼吸から派生した「霞の呼吸」を使う。
詳細は
個別項目へ。
『蛇柱』伊黒小芭内
白蛇を首元に巻き付かせ、口元を包帯で隠したやや小柄な青年。
性格は良く言えば慎重、悪く言えば疑り深く陰険で、喋る際に「ネチネチ」という効果音がつく。「鏑丸」という蛇を連れている。
水の呼吸から派生した呼吸である「蛇の呼吸」を使う。
詳細は
個別項目へ。
『風柱』不死川実弥
身体中に傷痕のある鋭い目付きの青年。逆立った白髪に血走った四白眼とまるで鬼の如き様相。
荒々しく攻撃的な性格の持ち主であり、柱の中でも鬼への憎悪が特に強く、最後まで禰豆子の容認に反対した。
「全集中の呼吸」における基本の五呼吸の一つ、「風の呼吸」を使う。
詳細は
個別項目へ。
【かつての柱たち】
CV:
大塚芳忠
元『水柱』
常に天狗の面を付けた老人で、鬼殺隊隊士の育成者“育手”の一人。義勇、炭治郎に「水の呼吸」を教えた師匠。
詳細は
個別項目へ。
CV:
千葉繁
元『鳴柱』
頬に大きな傷跡の付いた義足の老人。
35歳の時に任務中に右足を失って引退し、以降は“育手”として鬼殺の剣士を育て、
獪岳と
善逸に雷の呼吸を教えた師匠でもある。孤児の善逸にとっては親にも等しく、今でも「じいちゃん」と呼び慕っている。
だが、後に……。
CV:
小山力也
前『炎柱』で、杏寿郎、及び彼の弟である千寿郎の父。
経緯は不明だが、自分の無能に打ちひしがれていた所に妻の
死が重なり、刀を捨てて酒におぼれてしまっていた。
また、幼い伊黒を助けた「当時の炎柱」だと思われる。
CV:
茅野愛衣
元『花柱』
しのぶの姉で「花の呼吸」の使い手だった。
しかし
上弦の弐の毒牙にかかり、本編開始時点で既に亡くなっている。
【柱稽古】
柱稽古とは鬼殺隊総戦力の底上げのため、継子ではない一般隊士たちが柱たちに直接稽古をつけてもらうことである。
柱たちは頂点に立つもの故、広範囲すぎる地区で警備を行う上に、鬼の情報収集や柱自身のさらなる剣技向上の為の訓練、その他にも様々な業務を受け持っている。
それらのことで時間的余裕がないため、
継子と呼ばれる柱の直系の弟子以外は稽古をつけることはなかった。
しかし禰豆子が日光を克服したことにより、
鬼舞辻無惨が禰豆子に狙いを定めて戦力増強を図ったことで鬼の出現がなくなり、総力戦を仕掛けてくると当主が察したことで、鬼殺隊の総戦力の向上に向けて行わわれた。
稽古の順番は
宇髄→時透→甘露寺→伊黒→不死川→悲鳴嶼
と決まっており、柱たちが「これでいい」と判断したら次の柱に稽古をつけてもらうことができる。
しかしどの稽古も地獄のような過酷さを極めており、多くの一般隊士が音を上げてしまうほど。
さらに柱の実力は一般隊士の実力と比べても遥かに隔絶しており、圧倒的な実力差を見せつけられてしまうせいで心が折れてしまう一般隊士も多く存在する。
と、あまりにもメンタルがズタボロになってしまうこの稽古であるが、これを行った結果、無惨が無理やり血を多く分け与えたせいで下弦の鬼程度の力を持つようになってしまった数多くの鬼たちを、稽古をつけた一般隊士たちが単身で倒すことができるようになるほど成長できた。
ただし、胡蝶のみはとある薬の開発に専念したため参加せず、富岡も諸事情により当初は参加しないと言ってた。
延々と続く地味な走り込みによる基礎体力向上の訓練。
鬼殺隊(もっというと呼吸の剣士)たるもの、その肩書の時点で基礎身体能力は超人の域にある。
……が、最初にやるこの稽古でさえ、膨大な距離を常に全力で走らないといけないのと、走り込みであっても要求される水準が高い。
疲労から手を抜いていると宇髄から容赦無い叱責が飛んでくるため、生半可な鍛え方ではこの時点で心が折れてしまう。
アニメでは腕立てなどの筋トレや、実戦に沿った訓練も行われていたことが明らかになった。
なお、宇髄の3人の妻も炊き出しなどのサポート役に駆り出されていた。
また隊士の能力や性格によっては訓練内容に変化を付ける事もあるらしく、アニメでは炭治郎が岩を入れた背負子を背負いながら筋トレをしている他、外伝小説「正しい温泉のススメ」では、柱稽古に身の入らない善逸に「特別訓練」として混浴を餌にして温泉掘りを命じている。
高速移動を会得する為の
歩法を鍛える訓練。
基礎的な素振りから、打ち込み台を叩き壊すまで叩き続ける訓練が行われる。
理解力が高いデキる隊士には笑顔で接するが、ノルマに満たないorできない隊士は真顔で辛辣なことを言われるなど差が激しく、中々に精神的にも厳しい。
アニメでは、できない状態が続くと
真剣で稽古をつけようとしていたことが発覚。当然、一般隊士は意気消沈していたが。
西洋舞踏を取り入れた
肉体や関節の柔軟性を鍛える訓練。
この稽古の中では唯一の女性が担当する。
性別年齢問わずレオタードを思わせる格好に着替えた後に、音楽に合わせて柔軟運動を行う
という、男性にとっては違う意味で地獄。
肝心の柔軟も、
甘露寺の怪力をもってこれでもかというほど体を無理やり曲げさせられる(曰くほとんど力技)ので、とにかく音を上げてしまうほど体中が痛くなる。
なお、この段階のみ甘露寺の趣味や好意によって、
炭治郎のような田舎者には馴染みがないであろうパンケーキや
紅茶といった実質的なご褒美が振る舞われるため、食事の面では一番恵まれているといえよう。
障害物の隙間を縫って打ち込み、正確無比な太刀筋を養う訓練。
狭い部屋の中で伊黒に木刀を打ち込むといったものだが、辺りには「全然言われたことを覚えない」などの理由で伊黒が見限った隊士をそこらへんにぐるぐる巻きで障害物代わりにして設置している。
……順序を考えると炭治郎が来る前には人柱ぐるぐる隊員はいなかったはずだが、どの時点で双方ハードモードになったかは不明。
とはいえ、これは「限定された空間で正確に刀を振る」という動作を体で覚えるのに最も手っ取り早く、縛られている隊士達も至近距離で否が応でも太刀筋を覚えられるため、非常に合理的といえる。
後述の不死川の稽古とは異なり、適度な休憩は設けられていたらしい。
竹刀片手にひたすら風柱へ斬りかかる打ち込み稽古。
なお風柱も只受けるのではなく情け容赦なく隊士を竹刀でボコボコにする実戦形式。
休憩時間がほとんどないのと、多くの隊士が反吐をぶちまけるのとで、体力的な意味ではトップクラスにきつい稽古である。
だが当然ながら不死川本人も同じ条件で稽古を行っているため、互いの持久力向上を目的とした稽古である事が窺える。
一応訓練の体を取っているが実質ほぼ乱闘であり、罵倒とともにボコボコにされるせいか、最上級の敬意を払われる柱相手なのに
あの人でなしを倒せぇぇええ妙な連帯感も生み出していた。
足腰を鍛えて体を安定させる事で、正確な攻撃と崩れぬ防御を身につける事を目的とした筋力向上の稽古。
内容は
- 異様に冷たい水が降り注ぐ滝に一刻(約2時間)の間打たれる滝行
- 人間の胴回りほどの太さの丸太を3本担ぐ
- 人の背丈程もある大岩を一町(約109メートル)先まで押す
の3項目。
最後の訓練ということもあり体力的に一番きつく、今までの訓練で耐えきれたものでもこの訓練で失神するほど。
肉体面はもちろん精神修養の側面が強く、また会得目的の技法が岩柱が教え下手個人の才覚によるところが大きいせいか、この稽古のみ「辞めたい者は無茶せず、いつでも山を下りていい」という任意での辞退が許可されている。
なお監督役の悲鳴嶼もただ見ているだけではなく、自身の場合は燃え盛る火に炙られながら大量の重りが括りつけられた丸太を肩に乗せたり、誰よりも巨大な岩を押すなどして上記の筋力強化訓練を執り行っている。
炭治郎の説得で柱稽古の参加を決めた冨岡による最終稽古…のはずだったが、原作・アニメ共に描かれる事なく無惨との最終決戦に突入してしまった。
外伝小説「笑わない君へ」によると、冨岡と戦ってこれまでの稽古の成果を見せる、総ざらいなものだったらしい。
ゲーム『ヒノカミ血風譚2』では、殆ど手加減なしでの冨岡との直接対決とされている。全ての柱稽古を合格した隊士なら、本気を出した柱とも戦えるだけの実力があるはずという前提によるものと思われる。
【余談】
現在の柱たちは不明扱いの宇髄を除き
全員が東京府の出身である(伊黒の故郷である八丈島も離島だが東京都扱い)。もっとも、無惨の活動拠点が東京府内で、柱含む鬼殺隊の大半はなんらかの鬼の被害を受けたことで鬼殺隊に入隊したので、必然と言えるが。
どういう訳か、無限列車で弁当11個食べた煉獄や絶好調だと天丼100杯食べられると言った宇髄、アニメで多くのざる蕎麦を食べた冨岡に、彼らを凌いで柱一の大食いと言われる甘露寺と、柱にはやたら大食いが多い。屈強な身体を維持し、過酷な任務に常に就くためだろうか。
作者が連載予定で描いた鬼滅の刃の元になった作品である「鬼殺の流」では主人公、伴田流が最終選別の後に柱になることを宣言しており、主人公が柱を目指す話になるものだったと思われる。
柱内の腕相撲ランキング・俊足ランキングの設定が存在し、その内訳は
腕相撲ランキング
1位 悲鳴嶼
2位 宇髄
3位 煉獄
4位 不死川
5位 冨岡
6位 甘露寺
7位 時透
8位 伊黒
9位 胡蝶
※悲鳴嶼がぶっちぎりで強く怖い、宇髄がそれに次ぐ。煉獄から甘露寺まではいい勝負であり、時透は普通、伊黒と胡蝶は腕力弱い組。遊郭編時点の炭治郎でも伊黒よりは強いんだとか。
俊足ランキング
1位 宇髄
2位 不死川
3位 悲鳴嶼
4位 胡蝶
5位 煉獄
6位 冨岡
7位 伊黒
8位 時透
9位 甘露寺
※伊黒は蛇行する走法が仇になりこの順位。まっすぐ走れば上位も狙えるとの事。時透は潜在能力はトップレベル。最下位の甘露寺は直前に食事をしてしまったのが仇となってしまったらしい。
柱それぞれの就任歴ははっきりとしていないが、
- 那田蜘蛛山の件直後の柱合会議で前回から柱の顔ぶれが変わっていないため、全員最低でも半年以上の就任歴あり
- 悲鳴嶼は柱を8年続投している
- 不死川の柱就任時に悲鳴嶼、宇髄、冨岡、胡蝶カナエは既に柱だった
- カナエの殉職後にしのぶが柱を引き継ぐ
- 煉獄杏寿郎の柱就任時の顔ぶれが、悲鳴嶼、宇髄、冨岡、不死川、しのぶ。
- 時透は入隊して2か月で柱に就任
- 甘露寺が柱に就任してから初めて産屋敷邸を訪れた際に、道に迷った彼女を伊黒が案内するため、彼が一足先に柱に就任していた様子
ということはわかっている。
追記・修正は
十二鬼月を倒してからお願いいたします。
- ↑ 条件達成時が最終決戦(=以後鬼狩り業務終了・無限城後の鬼狩りは非公式な二次創作のみ)>炭治郎たち -- 名無しさん (2021-12-27 11:54:58)
- 兄弟弟子殉職後に条件達成扱いされて昇格直後の不死川はキレた(自分一人の手柄じゃねえ!とか)と思われる。 -- 連投ごめん (2021-12-27 11:57:47)
- 腕相撲で恋柱6位が納得できん。1~2 -- 名無しさん (2021-12-28 12:09:13)
- (続き)を争うくらいだと思うが、遠慮とかあんまり力の強いところを見せすぎるとまた引かれるんじゃないかという怖れとかで実力を出し切れていないのでは…… -- 名無しさん (2021-12-28 12:10:20)
- ↑4善逸伊之助カナヲはともかく炭治郎は無限城の猗窩座討伐前も上弦の半天狗にトドメ差して十分条件満たしてなかった?半天狗討伐後も階級丙までしか上がらないのも謎だけど恋柱霞柱と玄弥たちとの共同戦果扱いで階級甲昇進と柱候補審査は様子見の扱いにされたんだろうか -- 名無しさん (2021-12-30 17:30:50)
- 結局炎柱と音柱の抜けた穴を補充しようという議論は柱たちとお館様の内部で浮上しなかったのかな、柱の条件を満たしてるか今後柱にふさわしくなり得ると見込める人材がまだ育ってないと判断されたか歴代最強とおぼしき大正柱チームに無理に新しい柱候補生入れてもプレッシャーで逆につぶれそうと見なされたか -- 名無しさん (2022-01-06 12:41:22)
- ひとまず柱欠けても上弦撃破出来てたから議論棚上げされてたんじゃないかね。弱すぎ認定の堕姫ですら何人も柱喰ってる訳で生半可な実力で上げても士気に関わる。何せ煉獄さんに至っては確実に柱上位の実力者だったのに上弦の参に負けて殉職してる訳でトップでもない奴に負けて死ぬ事が分かってる。普通の組織だったらもう総崩れ待ったなしよ。鬼殺隊は全くもって普通ではないけどな! -- 名無しさん (2022-01-21 13:44:47)
- 冨岡さんと不死川の子孫、実は音柱が嫁を貸した?説ってみたときはまさかぁ...って思ったけど....絶対ないよな? -- 名無しさん (2022-01-28 00:58:34)
- ↑多分、お見合いでしょ。「お見合いの相手を音柱や産屋敷家が斡旋した」と言うことなら、まあ。 -- (2022-10-29 07:09:17)
- 上弦は柱三人分って言われてるのに、上弦が潜伏する可能性がある地に三人未満で柱を送るお館様ってわりと度し難い無能だよな -- 名無しさん (2023-04-23 15:27:55)
- 鬼殺隊を支える文字通りの柱。定員もっと増やせばいいのにって思ってたらちゃんと理由があったのね。 -- 名無しさん (2023-04-23 18:30:16)
- ↑2 それこそ「童磨辺りのアジトが判明した」とか裏付けが取れればだけど「柱三人を出動させてる時点でその間柱本人にしかできない職務はまず停滞を余儀なくされ組織運営に支障が出る」「上弦がいなかった場合防衛網が一時不完全になり被害が増える可能性がある(無惨がもう少し狡猾だったら陽動とか組まれてたのかなあ……)」「柱を三人も動員して返り討ちにされたら鬼殺隊そのものの存続が危ういレベルの致命的な大打撃になる」と悪い意味でとんでもない大博打になってしまうから「打ちたくても打てなかった」可能性もありそうな……。 -- 名無しさん (2023-04-23 18:52:35)
- 柱の漢字が九画だから定員九名(いわゆる願掛け?)という設定がちゃんとあるのに、二次創作で平気で十人目の柱出してくるのに違和感を禁じ得ない -- 名無しさん (2023-04-28 14:31:27)
- 「同時期に同じ流派の剣士が複数人に選ばれることもあり得る」けど、実際重複したら「〇柱」の呼び方ってどうなるんだろな -- 名無しさん (2023-04-28 14:59:29)
- ↑○柱の壱、○柱の弐かもしくは冨岡水柱、不死川風柱みたいに名前が柱の前にくるかも。 -- 名無しさん (2023-04-28 17:39:14)
- 上から5番目、柱たちの地雷タップダンスって言うけどその新人からしたら至極当然の抗議を主張してるだけなんですがね。 -- 名無しさん (2023-07-02 20:51:04)
- まぁ鬼との因縁が身内を殺されたりなったりという者が大半、隊に入ってからの仲間も大勢殺されてるんだから新人の主張が地雷ダンスなのも当然。家族だから屁理屈で庇ってるか術で洗脳されてるかと思っても仕方ないね -- 名無しさん (2023-07-02 21:08:50)
- ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2023-07-06 13:25:07)
- 外伝でも鬼になった身内の発言に躊躇して食われそうになった人もいたし、過去に前例がないというのがあまりにも大きすぎる 希望を持つのは自由だが庇った当事者が食われて終わりじゃないしな -- 名無しさん (2023-07-06 14:08:43)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-07-13 14:19:31
- 星矢の黄金に比べてカースト度は低い感じ。岩はほぼ別格で蟲以外がほぼ横並び、やや下がって蟲(それも黄金の魚介ほど悲惨じゃない)イメージ -- (名無しさん) 2023-08-06 15:17:06
- 欠損したら云々のくだりって公式設定なの? -- (名無しさん) 2024-06-27 23:14:11
- 稽古完了。後は無惨様との決戦のみ! -- (名無しさん) 2024-06-29 18:40:16
- この地獄みたいな訓練を突破してる隊士が少なからずいるのが鬼殺隊の恐ろしいところ -- (名無しさん) 2024-07-11 16:30:47
- なぜ水と風(と音)が生き残り、他が死亡したのかについての考察で、「水」も「風」も生きる限り無くならないが「炎」はいつか消えてしまうし、「岩」も「霞」も「恋」も無くなる、「蟲」や「蛇」もいつかは死んでしまうし、「花」もいつかは枯れてしまう。「音」は消えるが無くなりはしないので死亡ではなく引退したという考察が凄い面白かった -- (名無しさん) 2025-08-12 01:04:31
- 柱が歴代の中でも生え抜きらしいので彼らから見たら一般の隊員が質が低く見えるのかも。(柱稽古で実力の底上げしたから大丈夫だと思いたい!) -- (名無しさん) 2025-09-04 19:52:21
- ↑2 声ネタになるが富岡も不死川もゲッターロボのOVAで號という名前のキャラを演じたという共通点があるな。間違いなく単なる偶然だろうけど -- (名無しさん) 2025-09-14 16:28:59
- モブ隊士達たちだけど、岩柱の稽古まで行ったメンバーたちはあそこで脱落しても十二分に超人だよね、かまぼこ&カナエが異質なだけであって -- (名無しさん) 2025-09-18 16:04:51
- ↑3善逸のじいちゃんの「鳴」も一瞬しかないから音ほど長く残らず、運が悪いと菜にも聞こえず消えてしまうっていうことか。 -- (名無しさん) 2025-10-11 16:13:48
- そういや恋柱、岩柱、風柱は現実の事例でも当てはめられる特異体質だよね。恋柱はミオスタチン関連筋肉肥大、岩柱は巨人症、風柱はRh null(黄金の血液型とか言われてるアレ)ぽいし。そう考えると鬼殺隊って当時の時代なら偏見の目で見られるような特異体質の人を有効活用する側面もあったんじゃないかな。 -- (名無しさん) 2026-03-15 17:29:50
最終更新:2026年02月20日 17:59