覇王十代

登録日:2021/06/19 Sat 06:09:10
更新日:2025/01/30 Thu 00:34:01
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その挑戦、受けて立とう


覇王十代はアニメ『遊戯王デュエルモンスターズGX』の登場人物。

CV:KENN

●目次

人物

遊城十代の心の闇でもう一つの人格。
暗黒の狂王ブロン戦で仲間達を失い、孤独感と怒りだけが虚しく行き場を失い、覇王の力に目覚めてしまった
性格は冷酷非情で、破壊活動さえも辞さない。
本来の十代の人格は心の奥底に封じ込められている。

外見

出所不明のやたらトゲトゲしい鎧に身を包み、これまた出所不明の五つの羽根が扇風機のように回転・変形してテーブル状になる独特の形状のデュエルディスクを使用する。

また、この時の十代の瞳は茶色から黄色になっており、瞳もユベルのように中央にハイライトのよった物になっている。

デッキ

闇堕ちしたE・HEROというべきE-HERO(イービルヒーロー)とE・HEROの混合デッキを使用。
E・HEROを「融合」ではなくダーク・フュージョンで融合させる事で誕生するモンスターであり、通常のE・HEROよりも強化された効果を持つ。E-の強化自体は10年もかかってしまったが。
他に「超融合」で強力なモンスターを誕生させる。

覇王軍

覇王十代に仕えるモンスター達の総称。
彼らがどのような経緯で覇王と出会ったのかは不明。
前作では遊戯ラフェールといった正統派デュエリストゆかりのカードも純粋な悪役と化している、
主に人相の悪いメンツが選ばれたのかもしれない。

CV:木内秀信
覇王の部下その1。放送当時のOCGでは禁止カードだった。
何とあのヘルカイザー亮相手に究極完全体グレート・モスの正規召喚に成功している。
…が、他のカードがなくの残りライフ500と消耗しきっており、攻撃力4000のサイバー・エンド・ドラゴンには敵わず散っていった。合掌。
ヘルカイザー相手に究極完全体グレート・モスを正規召喚するという偉業を達成していることから物凄いプレイングスキルの持ち主ではないかと噂される。主軸にするカードのチョイスが壊滅的なせいで活かしきれていないが。

  • スカルビショップ
CV:風間勇刀
覇王の部下その2。放送当時も今もぶっちゃけ微妙な融合モンスター。
融合素材の摩天老に化け、レジスタンスのリーダー格とみせかけて覇王軍の侵攻を手引きしていた。
使用デッキはライカン・スロープを軸としたビートバーン
オブライエンとのデュエルに敗れ消滅し、覇王の側近では一足先に退場した。

CV:蓮岳大(黒魔術師)、髙木俊(白魔導士)
覇王の部下その3。正体はブラマジバスブレ……ではなく、当時のOCGで猛威を振るっていたデミス。
エドとのデュエルでは自分自身を召喚して勝利するかと思いきや、生きるスキドレのBloo-Dに倒され消滅した。
デミスの弱点を突かれて負けたとはいえ、何気にエドのライフを500まで追い詰めている。
Bloo-Dは途中経過が省略されていないデュエルでは使用者が必ず負けているため、途中経過が省略されていなければ勝てていたかもしれない。

CV:堀田勝
覇王の部下その4。OCGでは弱い部類のモンスターである上、攻撃力800とピケルクランにすら負けるほど弱いなので他の側近から浮いてしまっている。

CV:上田燿司
無視されることが大嫌いな覇王の部下。
究極のカードの研究を一任されていた。…のだがどうにも覇王からは見捨てられていた様子。
切り札はスカルライダー。他にもガジェット・ソルジャーなど使いにくいカードの多いファンデッキ寄り。
これ、実は当時流行っていた「ガジェット」や「ライダー」のパロディ。
名前だけ聞いて早合点した挙げ句その内容も間違いという、見捨てられて当然の醜態であった。
不安定ながら爆発力はあるようで、ジムのライフをギリギリまで削ったが、返しのターンに古生代化石マシン スカルコンボイで反撃されて葬られた。

  • 冥界の番人
CV:飯田利信、チョー(番人の盾)
覇王軍の支配から逃れた難民の指導者だが、覇王軍と裏で繋がっていた。
番人の盾がベラベラ喋った後、番人が「その通り」と言うのがお約束。
スカルビショップの消滅後、オブライエンに捕縛された。
番人の末路は不明だが、盾はオブライエン達が覇王城に乗り込むために利用された。
そして、文字通りオブライエンに盾にされ、カオス・ソーサラーに一刀両断された。
この時正体がバレた理由は、盾が喋った後にオブライエンが「その通り」と言わなかったと推測される。

来歴

覇王と化した十代は、圧倒的なデュエルの実力を武器として瞬く間に異世界に覇を唱える。
人々を犠牲に超融合を完成させ、多数の軍隊を引き連れ次々と村を襲撃、虐殺行為で異世界を恐怖に陥れた。
さらに、十代を助けようとしたジムまでもデュエルで撃破してしまう。

そして、トラウマを乗り越えた勇者オブライエンとの死闘の末に、ジムの形見「オリハルコンの瞳」が遂に十代の心に届き、覇王から元の十代へと戻る。

だが、十代は覇王の頃に行った残虐な行為のトラウマから、彼の代名詞たる「融合」が使えなくなってしまった。
その後、E・HERO達やハネクリボーの励まし、丸藤亮の命を懸けた激励により復活。
ユベルとのデュエルでは自ら覇王の力を呼び覚ました。

4期では特に言及が無いが、覇王もまた十代の一部である以上心の中に存在していると思われる。
ダークネス戦では、覇王の象徴である黄色い眼が一瞬だけ露わとなった。


十代の前世と覇王の力

ユベルとの最終決戦にて、十代の前世が判明。
その中で、当時人間体であった少年ユベルは、国の王に

  • 命を育む宇宙を破滅に導く光の波動から生命を守るため、光を退ける優しい闇が必要
  • ユベルの友・十代は生まれながらにして、いつか宇宙の闇を守るであろう覇王の力を持っている
  • 十代の心が幼いので、大人になり宇宙を守るための力を持てるまで守ってやる存在が必要

という事実を告げられる。
十代の友であったユベルは、十代のために醜い竜の鎧を纏うことで彼が大人になるまで守り抜くことを決意。

覇王である自身のためにユベルが凄まじい苦痛を耐え抜き鎧を纏ったことを知った十代は、自らの愛を永遠にユベルのものとすることを誓う。

なお、国王が語った「破滅の光の波動から宇宙を救える正しい闇の力の持ち主」という内容は現世においても、十代がネオスペーシアンのアクア・ドルフィンと初めて出会った時に聞かされている。
宇宙を守る使命をネオスペーシアンから与えられたことは、宇宙を守れる力を前世より覇王の力を持って生まれた十代にとって必然だったといえる。

前世の記憶から、十代は「覇王とは正しい闇の力を持つ者」であることを悟る。

そして第4期でのダークネス戦では、十代は黄色い覇王の眼を一瞬輝かせユベルのオッドアイとなった後、
「闇に堕ちて手に入れたこの力(覇王とユベルの力)は寧ろ、お前たちのような存在を倒すために手に入れた」と述べている。
そして第3期のユベル戦で十代が「俺の中の覇王を蘇らせる」と覇王状態になった後、翔に「みんなを犠牲にして君臨した覇王の力」と述べられ、前世の記憶から覇王という存在の意味を悟ったことから、
覇王十代を通して手に入れた力は前世から継がれる正しい闇の力そのものととれる。

覇王の暴走


前世で国王が語った通り、十代は覇王の力を生まれながらに持っていても、心が幼いために宇宙を破滅の光から守るには至らない状態。

現世において破滅の光に囚われた斎王をネオスペーシアンと共に打ち破ったものの、自身が覇王であるという自覚を持っていなかった。

プロフェッサー・コブラによるデスデュエルが行われた際には、佐藤先生に「いつか君にも心の闇がわかるだろう」と告げられる。
さらにコブラとのデュエル中に彼から、
  • 所詮、貴様のようにデュエルを楽しむなどとほざきながら戦う愚か者に、勝利の女神は微笑まん。
  • 貴様のデュエルは軽い。貴様のように何も背負わず戦う者は、己の楽しみが消えた時に立ち直る術を持たない。
  • デュエリストが背負うものとは、窮地に立ったときその身を支える力だ。だが、貴様にはそれがない。
  • この人生において、それを持たぬ者が勝利を掴むことはあってはならんのだよ。
と戦うことの責任、厳しさを言及される。

そして、破滅の光の影響を受けたユベルの企みにより異世界編へ飛ばされた先で、カードの精霊との闘いやデュエルゾンビとなった皆を救うサバイバル生活を強いられ、これまでの「能天気にデュエルを楽しむ」ことができなくなってゆく。

追い打ちをかけるように、マルタン(ユベル)との闘いの最中でヨハンがレインボー・ドラゴンを覚醒させたことで元の世界へ戻ることができたものの、ヨハンは異世界に残ったままという結末を迎える。

「ヨハンを救う」という目的で再び異世界へ赴くが、ヨハンを最優先し翔たち仲間のことを疎かにし一人で行動をしてしまうという事態が増えていく。
十代の「周りの人間を自然と惹きつけていく」特性に関して、異世界へ再来する前にヘルカイザー亮が「まだヤツ(十代)には分かっていない。自分の行動の結果に責任が生まれることを。」と危惧していた。

しかし今度の異世界では、破滅の光の影響を受けたユベルの企みで十二次元の住人が強引に呼び出されレベル階級による格差社会を強いられており、さらにこの世界でデュエルをすれば敗北した者は死に至るという、文字通りの生死を賭けた決闘が繰り広げられていた。
これまでお気楽にデュエルを楽しんでいた十代は次第に心境が変化していき、終いには「ヨハンを助けるためには自他の命などどんな犠牲もいとわない。」と緊迫化していく。
この十代の姿を見た仲間たちは、この異世界の決闘という厳しさも相まって、怒・憎・苦・悲・疑といった強い負の感情を抱いていく。

前世の国王は、心の幼い十代は覇王として正しい使命を全うすることができる大人になるまで誰かが守らなければならないと述べていた。
しかし覇王の力が表面に出てくる直前のブロン戦では、仲間たちが十代に抱いた負の感情を利用され次々と超融合の生贄となってしまい、デュエル後もオブライエンをはじめとした仲間も十代を守ることなく離れ、翔に至ってはアニキ呼びすら拒絶するようになる。

そうして誰にも守られることなく、心の幼い状態で負の感情だけで覇王の力に目覚めた十代は、遊城十代の意識を心の中に封じられ、暴走した覇王十代により心の闇という形で肉体を支配される。
暴走した覇王は、宇宙が育んだ生命を守るという使命を持っているはずの自らの闇の力を正しく使うことはなく、弱者を淘汰し覇王軍を結成、覇王城を根城にデュエリストを次々と生贄に捧げて「超融合」のカードを完成させ、弱肉強食のもとで力により異世界を支配する残虐非道な行為を始める。

前述の通り、覇王とは「正しい闇の力」であり、第4期ダークネス戦で「闇に堕ちてまで手に入れた覇王とユベルの力」と述べたという前提があることから、
異世界編で露わとなった残虐な覇王十代とは、十代の心が幼いために、ブロンとの闘いで様々な負の感情が頂点に達したことにより、前世より受け継いだ無自覚の覇王の力が暴走したものと捉えることができる。

十代を徹底的に苦しめた果ての覇王の覚醒と暴走、数多の生命を生贄にした超融合の完成などこれらはすべて、破滅の光の影響を受けたユベルの計算通りである。(154話)
暴走した覇王十代がこのような愚行に及んだ理由としては、覇王を暴走する形で目覚めさせたユベルに憑依している破滅の光の真意が、宇宙が育んだ生命を根絶やしにするものであるからであり、
十代の心が幼いために、正義の闇の力であるはずが破滅の光の操り人形のような形になってしまったものと推察できる。
ユベル戦では十代は「お前(ユベル)が覚醒させた覇王の力」としている。

覇王の力の制御=大人になること


ジムやオブライエンの犠牲を経て、暴走した覇王十代は死亡し遊城十代が戻ってくる。
しかしそれで悲劇は終わることはなく、腑抜けとなった覇王と呼ぶアモン・ガラムによりエド・フェニックスが、ユベルに支配された暗黒使徒ヨハンによりヘルカイザー亮さえもが葬られていく。

暴走した覇王十代が生み出した超融合の力で生命を奪っていった経緯から、融合カードにさえ恐怖を抱くようになった十代。
ユベルに支配されたヨハンを救うべく迷いを吹っ切り、超融合の力を以てヨハンの救出に成功。

その後、覇王が作り出した超融合の力で十二次元宇宙を統一しすべての生命を終わらせようとするユベルをとめるためのデュエルの中で、翔が現れる。
翔は消えていったはずの万丈目から伝えられた、
  • 自分たちは死んだわけではなく、十二次元宇宙のどこかに隔離されユベルに力を奪われ続けている
  • 十代が苦しむのは、まだ子供の優しさから抜け出せていないから(156話)
  • ユベルを倒すためには、優しさを捨てて真の強さを持たなくてはならない
  • 覇王の心を蘇らせない限り、十代はユベルに勝てない
という事実、そして「遊城十代と覇王十代が合わさることで完全な十代となる」ことを十代に述べる。

これにより十代は、今度は仲間たちを取り戻し、宇宙を破滅に導く光の波動から仲間たちを守るため、真の覇王の使命を胸に覇王十代を正しい形で蘇えらせる。
そしてデュエル中にネオスペーシアン達を呼び出す。
ネオスペーシアン達は、自らが待ち望んでいた宇宙の生命を守ることができる覇王の力を持つ十代と共闘し、破滅の光に立ち向かうことになる。

これ以降の十代は、幼い心が覇王の力を制御できるほどに成長した影響か、
  • 「本当の愛とは、宇宙を包むように広く、大きく、深い。お前(ユベル)の言う愛は独りよがりの思い込みに過ぎない。
  • 「優しいだけでは大事なものを守れない。俺は大事なものを守り抜く覚悟をした。たとえ、鬼、悪魔と呼ばれようと。
など、これまでの十代からは考えられないような大人びた発言をするようになる。

そして前世の記憶からすべてを知った十代は、超融合でユベルと融合し宇宙を破滅に導く光の波動と戦いに行く直前、翔に「子供から大人になる旅に出る」と言葉を残し、かつて前世にて覇王たる十代が大人になるまで守り抜くため竜の鎧を纏ったユベルと共に旅立つ。

しかし、心が大人となったことと覇王としての大きすぎる使命により、デュエルアカデミアへ戻ってきた十代は「デュエルを純粋に楽しむ心」を忘れてしまう。
デュエルアカデミアの卒業デュエル、侵攻してきたダークネスとの闘い、そしてキング・オブ・キングスの武藤遊戯により用意された真の卒業デュエルを経て、その心を取り戻した。


語録

「我が名は―――『覇王』。この世界を支配する者」
「悪を倒すためなら悪にでもなり、この弱肉強食の世界を力により支配しなければならない」
「闘わない戦士に興味は無い」
「ぬんっ!」
「ダークフュージョン!」
「欺瞞だな」
「邪魔立ては許さん」
「手札を一枚、墓地に送り――見せてやろう。心の闇が作り出した、最強の力の象徴! 絶対無敵、究極の力を解き放て! 発動せよ、超融合!!」
「お前が何度攻撃してこようが……俺が勝つ! 何故なら俺は覇王だからだ!」

タッグフォース3

パートナーではなく十代のハート1のイベントの対戦相手としてシングルデュエルで戦う事になる。
イベント専用キャラでマップ上には現れないがフリーデュエルで対戦及びパートナーにすることは可能。

初期選択が可能なパートナーの最初のイベントの対戦相手なのだが使用するデッキのレベルが最高の10と全く容赦がない。
デッキ内容は【ダーク・ガイア】で邪帝ガイウス冥府の使者ゴーズN・グラン・モールなど当時の強力カードを使用し、魔法・罠も当時の汎用蘇生・除去カードを躊躇なく使用する。
その為、カードが揃っていない初期に十代をパートナーにすると地獄を見る事になる。

フリーデュエル専用でもう1つデッキがあり、そちらは【E-HERO】となっている。
色んなE-HERO融合体が揃えられており、単体では性能が低い融合素材となるE・HEROが多数投入されたファンデッキ寄りの構成になっている。
イベントで使用するデッキと比べると他に採用されているカードも汎用カードを使うには使うがヴィシャス・クローやイービル・ブラストなどイメージ優先で使い難いカードも入っており、デッキレベルも高めとはいえ8なのでイベントで使用するデッキに比べれば明らかに弱い。何故こっちを使わない。

超融合専用のボイスも用意されているが彼のデッキには入っておらず、デッキ編集も不可能なためデュエル中に聞きたければ何らかの方法で渡して使わせる必要がある。


遊戯王デュエルリンクス

「D.D.キャッスル 覇王編」で満を持して登場することになった。
異世界編の後日談であり、かつての覇王軍がD.D.キャッスルより進行を開始したが、十代は(二十代として)変わらずに存在している。これはどういうことなのだろうか…?
謎を解くべく、外に出てきた敵を他の仲間に任せ、オブライエン、エド、ヘルカイザーの3人は塔を登っていく。

その正体はダークシグナーやアンチノミーと同じく、電脳世界で再現された過去の覇王の姿。
十代(二十代)は「なんでもありだな」と冗談まがいに評しつつ、いざ対峙した際には「覇王もユベルも俺の中にいる。過去の自分であろうと阻止しなければならない」と語気を強める。
なお、デュエル開始時にウインクをしているのは多分設定ミス。
ちなみに本人は30階で待ち構えているのだが、29階を踏破することでプレイアブルとして使用可能になる。誰だよ、十代に≪万華鏡-華麗なる分身-≫使ったの。
IVは弟との特別セリフがなかったというのに、覇王はやたら豊富。まあ、あっちは主人公じゃないしね。

対戦相手としては結構な強敵。
ヘル・ゲイナーや暗黒界モンスターを主力としているのだが、スキルでいきなり覇王城を発動して来るため殴り合いでは絶対的に不利。
覇王城のコストにはEXデッキの融合E-HEROを用いるため、強力な融合体が出て来る可能性は少ないのが救いか。
後続のモンスターを失い殴り倒されるのが一番危険なので、蘇生手段のあるデッキを用いたいところ。

プレイアブルデュエリストとしては初期スキルでマリシャス・エッジとダーク・フュージョン、マリシャス・デビルをデッキに加えることが可能。
暗黒界モンスターが初期デッキに存在しているためパワーはそこそこ。
ただ、E-HEROカードは自身のレベルアップ報酬か、同時期にリリースされたストラク「イービル・ドミネーション」、そしてイベントURのヘル・ブラットしか入手方法が現状ないのがちょいと問題か。
ちなみにどういうわけかザ・ヒートやオーシャンなど漫画出身のHEROにセリフが用意されていたりする。


余談

作中で2度行われた覇王のデュエルだが、
  • ジム戦ではライフの調整ミスで本来ならジムが勝利していた。*1
  • オブライエン戦では墓地に送った描写の無いクレイマンを墓地から除外していた。

と、制作側のミスとはいえイカサマのような描写があるのでその実力に懐疑的な意見もある。

ただ、超融合やダーク・ガイアなど後にOCGで活躍するカードも使用しているため、決して弱いキャラクターではない…筈。


前作「遊戯王デュエルモンスターズ」では、アニメオリジナルのドーマ編で心の闇に立ち向かうストーリーが描かれていた。
  • 覇王とユベルに関するストーリー共々、原作の高橋氏がコメントしていた。ドーマ編も今作もかなりぶっ飛んだ設定の話である。

十代の「融合」に対する恐怖は、後の「遊戯王アークファイブ」においても、融合次元のアカデミアの戦士がエクシーズ次元の人間をカード化するという行為により、エクシーズ次元の人間が「融合」を畏怖するという形でオマージュされている。
  • オベリスク・フォースをはじめとしたアカデミアの戦士たちがハンティングゲームのように別次元の人間をカード化するという行為も、覇王十代が超融合のカードを以て異世界の住人を殺害していったというエピソードのオマージュだろう。
  • 過去作のオマージュが目立つこの作品では「覇王龍ズァーク」というモンスターが登場しており、アニメオリジナルカテゴリで「覇王」カードが登場している。ちなみに「覇王」カードは効果、シンクロ、融合、エクシーズ、ペンデュラム、魔法、罠を網羅していた。


追記・修正しないWiki籠りに興味はない。

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  • 外道
  • 冷酷
  • 非情
  • 孤独
  • 哀しき悪役
  • ※主人公です
  • ※水曜夕方18時です。
  • 最強
  • みんなのトラウマ
  • 悲劇的ビフォーアフター←何ということでしょう…
  • 悲劇的ビフォーアフター
  • KENNの本気
最終更新:2025年01月30日 00:34

*1 OCGにおいてはフォッシルダイナ・パキケファロの攻撃力を下げる事で帳尻を合わせており、それに合わせて再放送時に調整されている。