アブソリュートディアボロ

登録日:2021/11/06 Sat 00:00:13
更新日:2024/04/01 Mon 22:09:02
所要時間:約 8 分で読めます





俺は究極生命体・アブソリューティアンの戦士…アブソリュートディアボロ!


エタニティコアは、我々『ザ・キングダム』が頂く!


画像出典:『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』第13話「黄金の脅威」
©円谷プロダクション


アブソリュートディアボロとは、ウルトラシリーズに登場する敵キャラクターである。


データ

身長:65m
体重:9万t
CV:小川輝晃

概要

かつて『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』にて暗躍の限りを尽くしたメインの敵キャラクター・アブソリュートタルタロスの同族。

基本的な容姿はタルタロスと似通っているが、あちらよりも金色の部分が多く、体付きもマッシブな体形になっており、まるで鎧を纏った闘士のような姿をしている。
また、胸と腹部には牛の顔を思わせる赤い模様が描かれ、側頭部からはウルトラの父のウルトラホーンを彷彿とさせる太く大きな角が生えている。
表情はタルタロスと同様にムスッとしており、胸にもカラータイマーの様な楕円形の赤い彫刻模様がある。

幾分冷静で理知的な印象の強いタルタロスとは反対に、好戦的かつ血気盛んな性格で、相手からダメージを受けた時ですら、その強さに歓喜する程の戦闘狂
ふとした拍子に冷静さを失いかける事もままあるが、タルタロスの撤退命令には渋々ながらも従い戦闘行為を中止するなど、意外と物分かりは良い。
但し、他の同族達に比べると対戦相手は基本的に見下している等慢心が強めであり、そのせいで思わぬ反撃を喰らうことも少なくない。
しかし全くもって頭脳プレイが出来ないわけではないようで、姑息な手段でウルトラマン達を追い詰めたりウルトラマンレグロスの怒りを煽って逆上させたりするなどずる賢い一面も持つ。

能力

「コスモ幻獣拳」別世界拳法は関係ないなる宇宙拳法の使い手であり、徒手空拳での格闘戦を得意とする力自慢。
その戦闘能力はウルトラマントリガー パワータイプと互角以上に渡り合い、剛力闘士ダーゴンとも真正面から取っ組み合える程高い。
必殺技は胸の前で両手の拳を合わせて胸の模様を浮かび上がらせ、それを敵に飛ばして焼き払う奥義剛力破牛拳(ごうりきはぎゅうけん)
その威力はトリガー パワータイプのデラシウム光流をいとも簡単に押し返してしまう程。
さらに拳にアブソリュート粒子を纏わせて放つ強力なパンチ攻撃がある。これに関しては技名わかっていないが幻獣闘士であるスピカを一撃で倒す程の威力を誇り、タルタロスのアブソリュートデストラクションと同等の威力を持っていると思われる。
加えて、アブソリューティアンそれぞれが固有に持つ特殊能力の一つとして、その体は「アブソリュートハート」なる小型の物体を核としており、たとえ肉体を粉々にされても一定回数だけ復活出来る再生能力を持つ。残機は最初期は6個で現在は4個。

また高度な擬態能力も持っており幽霊の姿でトリガーやティガ達に近づき闇の巨人達とぶつかる流れに誘導した他ディアスという架空の宇宙人をでっちあげ幻獣闘士達に取り入りマスターアルーデのコスモビーストを奪おうとしていた。



活躍

ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA

第14話「黄金の脅威」

開幕早々に闇の巨人の根城に現れると、剛力破牛拳で牽制し、上記の台詞で宣戦布告する。
当然、巨人達はそれに怒るが、襲い掛かってきたヒュドラムを一払いし、続いてきたダーゴンとも組合いになったところへ現れたタルタロスが仲裁(という名目の3巨人に対する脅迫行為)に入った事でその場は収まった。

その後、送り込んだデアボリック当て馬にし、グリッタートリガーエタニティを通してエタニティ・コアの強さを知ると、トリガーからその力を奪うべく町中に出現。
満身創痍を押して戦うマナカ ケンゴの変身するトリガーと戦うが、自身の力量でパワータイプすらも圧倒し、優位に立つ。
トリガーはグリッタートリガーエタニティになるも、変身者のケンゴが力を制御出来ずに疲弊していたため、これをあっさりと捕らえ、そのエネルギーを吸い取り始めてしまう。

しかし、そこへウルトラマンリブットが現着。
リモートカッターを喰らって吸収を妨げられると、そのまま彼との戦闘に突入。
手練れのリブット相手に互角の戦いを繰り広げるが、その隙にトリガーを逃がされてしまう。
それでも構わず戦い続けるが、割って入ったタルタロスにコアを優先するよう制止された事を苦々しく舌打ちしながらも、そのままタルタロスと共にナラクの果てに帰っていった。

第15話「オペレーションドラゴン」

撤退後しばらくは大人しくしていたが、その体に宿るアブソリュート粒子を狙うGUTS-SELECTが再現したトリガーのエネルギーの波長に誘い出され、スクナシティの宇宙開発センターに出現する。
そこでガンQキーの力でエネルギー吸い取られ始め、タツミとテッシンとヒマリの放つゴモラキーの超振動波攻撃を受けるが、これを易々と耐え抜くと剛力破牛拳で3人を吹き飛ばす。
そのまま建物ごと彼らに止めを刺そうとするが、そこへカルミラ達闇の巨人が駆け付け、彼らに取り押さえられる。
3人は停戦という名目で一方的な協定を結ばされていたが、その横暴な態度に嫌気がさしていたのだ。

そうしてエネルギーを吸われ続けた結果、ナースデッセイ号が遂にバトルモードへの変形機能を発動。
しかも、そこへリブットの特訓で力を制御する極意に気付いたトリガーも駆け付け、戦いを展開するが、エタニティコアの力を完全にものにしたグリッタートリガーエタニティには押され始めてしまう。
更にリブットの参戦まで許してしまうとアブソリューティアンであるディアボロでも流石に劣勢を強いられ、グリッターソードの必殺技を連続で食らってしまう。

そしてマキシマナースキャノン、ギャラクシウムブラスター、エタニティゼラデスの3大必殺技を喰らって爆散した。

しかし、その核である「アブソリュートハート」の残機はまだある為、それをタルタロスに回収された後にナラクの中で復活。
自身を倒したトリガー達に怒りを示すも、タルタロスの制止を受けて一先ず『ザ・キングダム』に帰還するのだった。



おのれぇえええっ!!絶対に許さぁああん!!

フン…。『ザ・キングダム』へ帰還するぞ。

エタニティ・コアが我々の脅威になるのはまだ先の事。今、優先すべき相手は……光の国。

ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突

ウルトラマンレグロスと因縁があるようで、拘束されている彼を度々甚振っている。
本来、コスモ幻獣拳は惑星D60の幻獣闘士に伝わる流派であり詳細は不明だがディアボロは宗師のマスター・アルーデ(おそらく兄妹弟子達も)を殺害し剛力破牛拳の紋章を奪い取ったようだ。

ウルトラマン達が光の国引き渡しの交渉を飲まずユリアン王女レスキュー部隊をザ・キングダムに差し向けたことを受けて、人質としての価値が無くなったユリアンを殺害しようとするが、
「コスモ幻獣拳総師」を自称したことがレグロスの怒りに触れ、再起し拘束を破った彼と戦闘となる。

惑星ブリザードでの総力戦でもレグロスと戦い、レグロスとレオ兄弟が亡き幻獣闘士達の力を借りて放った幻獣覇王拳を受け爆散した。
しかし、雪原にアブソリュートハートが転がっており……。


その後、タルタロスとウルトラマンキングの光線の衝突で発生したワームホールに巻き込まれ『トリガー』の地球に流れ着き、タルタロスに復活させられる。
アブソリュートハートの残機を警告されるが、前述の『トリガー』本編に続くため……。






NEW GENERATION THE LIVEウルトラマントリガー編ステージ4ぼくらが咲かす花


動けなくなるまで痛めつけてやるぜ!


パート1の中盤、黄泉の国の住人と言う仮の設定でウルトラ戦士達に近づき.闇の巨人とウルトラマン同士を潰し合わせてウルトラ戦士の体力を削ったところでガタノゾーアを差し向け、戦いが終わり一息ついていたところで闇の巨人達のエネルギーを吸収して更にパワーアップした。


パート2では全てが自分の企みであったことを自慢気に話しながら、黄泉の国の住人の1人を用済みとみなし殺害。トリガーとティガ、トリガーダーク、そして闇の波動追って時空の狭間に来たウルトラマンリブットとウルトラマンゼットを痛めつけつつ、グリーザ(最終形態)とハイパーゼットンを呼び寄せ、強力な闇で囲った空間に閉じ込めるという頭脳プレイを発揮する。
しかしウルトラマンゼロダイナコスモスが現れ、ウルトラマンサーガとなって元の時空へと脱出される。
負け惜しみなのか、それすらも想定内と言うと更にモブソリューティアンなどの味方を増やしてウルトラ戦士達と激突。ゼットとトリガー相手に押され気味になりながらもファイブキングを召喚し、更に助太刀に現れたアブソリュートティターンも加わりウルトラ戦士達を絶体絶命にまで追い込む。
しかしお約束の会場の客達の声援と笑顔でトリガーが復活。ウルトラ戦士の一斉光線発射で大ダメージを負いティターン共々撤退した。



余談

  • 名前のディアボロとは、イタリア語で悪魔を意味する。……タルタルよろしく「ディアボロソース」と呼ばれたことは言うまでもない。


  • 加えて、小川氏は坂本浩一監督から「何年かお付き合いよろしく」と言われており、この先複数作品に跨って登場する事が予想されている。

  • トリガー恒例の裏モチーフに関しては特にないと思われる。
    無理矢理挙げるとすれば、初代マンにそっくりなリブットの登場を招いたことからチャリジャ&ヤナカーギーであろうか。

  • 『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』が発表された『ウルトラマン コネクションLIVE』の冒頭アニメーションで彼に似たシルエットのアブソリューティアンが登場しており、その時は「アブソリューティアンの使者」と名乗っていた。

  • 『大いなる陰謀』最終話配信後にTwitterに投稿されたイラストにてシルエットとして登場しており、いかにもリーダー格なポジションにたっていたが、実際デザイン段階の資料ではディアボロがリーダーであったとのこと。タルタロスよりも金色の部分が多いのはその設定を反映したデザインだったとか。


これが追記・修正するWiki篭りの力か。面白い!

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最終更新:2024年04月01日 22:09