ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀

登録日:2020/12/06 Sun 21:33:00
更新日:2024/07/30 Tue 21:21:44
所要時間:約 7 分で読めます







ウルトラマンの歴史が変わる




『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』とは、円谷プロダクション制作の特撮Webドラマ『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズの第2弾となる作品である。
英題は『ULTRA GALAXY FIGHT THE ABUSOLUTE CONSPIRACY』で、略称は「UGF TAC」。


概要

2020年8月20日に突如円谷公式Twitterアカウントにおいて謎のカウントダウンが展開され、発表されたウルトラマン公式チャンネル登録100万人突破記念作品でもある。
前作『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』に引き続き、監督:坂本浩一、脚本:足木淳一郎が担当し、
2020年11月22日から『ウルトラマン』公式YouTubeチャンネルにて配信されている。

その前作が新世代ヒーローズを中心としたアクション多めのお祭り作品だったのに対して、
本作はメモリアルイヤーを迎えた作品群や海外ウルトラマン、それまでスポットが当たらなかったウルトラヒーロー、ウルトラシリーズ以外の円谷ヒーローが参戦するなど、
足木氏も担当している『ウルトラマンフェスティバル』的な物語展開となり、正式な映像作品としては史上最大級のクロスオーバー作品となっているのが大きな特徴。
また、映画『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』などと同様、過去作品で断片的に描かれていたミッシングリンク的な、
個々のキャラクターのオリジン、知られざる物語を描く補完的要素を備えたスピンオフ作品ともなっている。
ただし、後述する本作のメインヴィランであるアブソリュートタルタロスの影響により、登場する一部のキャラクター達は本来のオリジンとは違うオリジンが新たに描かれる。
その点も含めて本項目冒頭にあるキャッチコピーの通り、物語的にも作品自体の魅力としても偽りはないと言えるだろう。

本作は珍しいウルトラマンのオンパレードとなるため、各ウルトラ戦士が本格登場する場面にカットインを挿入して紹介するという、新規のファンにも優しい仕様となっている。
タイプチェンジを行うウルトラマンに関しては切り替わる瞬間の演出を短くする一方で戦闘中に姿を変えた際にもカットインで形態名を紹介しており、タイプチェンジを目立たせつつ、戦闘がテンポ良く進むように配慮されている。
また、TVシリーズと違って玩具販売を強く意識する必要もなく、どちらかと言えばTVシリーズの物語を各所で補完しつつ、新旧双方のファンを取り込む企画となっている。

海外展開も前作以上に本格的になり、中国語吹替版やタイ語吹替版も各国内限定で配信されている(字幕はYouTube版にもある)。

話数は全10話ながら合計時間は約90分と完全に劇場版クラスにスケールアップ(つまり、1話の長さが平均約10分)。
WEB配信限定なので今回も尺は揃えられておらず、各話キリのいいところを話の切れ目にしている。
それでありながら全10話構成のため、各エピソードに見どころを作る構成となっており、展開は早いが中身が濃い。

オープニングテーマは映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』以降、
長年にわたってウルトラマンゼロの声を務めてきた宮野真守が歌う「ZERO to INFINITY」。PVはポーズ・歌詞共にゼロファンは必見。
そしてエンディングテーマはなんと前作の主題歌『Ultra Spiral』のCDに新曲としてStudio Liveバージョンが収録されていた「RESTART」で、通常バージョンが披露されるのは今回が初となる。
なお、OP・ED共に、ディレクターズカット版以外では最短5分以下の尺の短縮版だった前作と異なり、最初から完全版となっている。
挿入歌も豊富であり、各ウルトラマンの活躍場面では主役として登場した作品で使用されていた主題歌が流れる。

物語構成としては連続していた前作までの『ウルトラファイト』シリーズと違って章構成となっており、
  • ウルトラマンリブットの過去が明かされるChapter.1「動き出す陰謀 -The Beginning-」
  • ベリアルとトレギアの過去を描くChapter.2「交錯する物語 -The Divergence-」
  • 新チーム『ウルトラリーグ』をもって大いなる陰謀に立ち向かっていくChapter.3「明かされし野望 -The Appearance-」
の全3章で構成されており、各章の時系列は、
Chapter.1が『ウルトラマンサーガ』以降『UGF NGH』以前*1
Chapter.2が数万年に起きたウルトラ大戦争からベリアルの乱、及び『トレギア物語/青い影』…では無く、タルタロスの介入によってその出来事の最中に本来の歴史から分岐し、正史の次元に侵攻するベリアルとトレギアが描かれ、事件発生の時期は映画『劇場版 ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』後。
Chapter.3が映画『劇場版 ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』(及び『Z』ボイスドラマ)以降、『ウルトラマンZ』第1話以前となっている。


【あらすじ】


Chapter.1『動き出す陰謀 -The Beginning-』


ウルトラマンリブット―――宇宙の生命を守護する組織『ギャラクシーレスキューフォース』の精鋭だ。

彼がこの組織に入隊する切っ掛けとなった事件。それは、これから始まる大きな戦乱の序章でしかなかった……。

ギャラクシーレスキューフォース」の精鋭・ウルトラマンリブットが文明監視員だった時代の物語。
リブットは、ウルトラマンマックスと共に調査に赴いた惑星ミカリトで異様な気配を察知する。
そして敵の罠に陥り、マックスは危機に陥る。自身の実力不足を嘆くリブットはタロウの助言からK76星での特訓を決意する。

同じ時、ウルトラマン80とユリアン達がコスモイーター ルーゴサイトに襲撃される。
事態を重く見た宇宙警備隊ルーゴサイト討伐部隊を編成し、ルーゴサイトを追い惑星フィードに降り立つ。

それらは「大いなる陰謀」の幕開けに過ぎなかった……

Chapter.2『交錯する物語 -The Divergence-』


突如現れた『究極生命体・アブソリューティアンの戦士』アブソリュートタルタロス

奴の狙いは一体なんなのか?これは数万年前、ウルトラ大戦争時代の物語……。

遥か昔、数万年前に起きたウルトラ大戦争の時代。ウルトラマンケンと共に怪獣と戦うウルトラマンベリアル
ケンと開いていく差に焦りと苛立ちを隠せないベリアルは、更なる力を求めてプラズマスパークに手を出すも失敗し、自ら光の国を去ってしまう。
そんな時、突如現れた究極生命体にこれから起こる未来を見せられたベリアルは、自らの運命を変えようとタルタロスの軍門に下ったのであった。


ウルトラ大戦争から長い月日が経った頃……

この時代にも、運命に翻弄された男がいた。

そして歳月は流れた頃、『アストラル粒子転化システム』の開発に取り掛かっている光の国の科学者・ウルトラマントレギア
しかし、尊敬していた長官のウルトラマンヒカリが惑星アーブを守れなかった事を悔やんで闇に堕ちたのを機に、光のあり方に疑念を抱いていくようになってしまう。
ある時、タロウと共に任務に同行するが、突如現れた究極生命体にこれから起こる未来を見せられたトレギアは、タロウと決別し、タルタロスと共に消えていく……


こうして、2人のウルトラマンの運命は変わった。分岐点が訪れる度に広がる『可能性世界』。

光の国の歴史にも、予期せぬ可能性世界が加えられていった。そして時は進み……

ベリアル・トレギアの運命が変わった事で正史から分岐された可能性世界は広がりを見せていく。
そして正史ではウルトラ6兄弟がモルド・ジュダ兄弟と激しい戦いの末、何とか勝利したが、突如現れた可能性世界のベリアル・トレギアが出現し、窮地に陥ってしまう。
加勢したゼロがベリアル・トレギアに挑むも、アブソリュートタルタロスによって2人は消えていった。




登場キャラクター

別章でも登場するキャラクターが存在するが、基本的に初登場した章の項で解説する。

ヒーローサイド

Chapter.1


CV:駒田航 / ジョシュ・ケラー(前作のイアン・ギブから変更)

前作のゲスト出演に驚かれたマレーシア発のウルトラマン
本作ではChapter.1にて(『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズの顔としても)主役に抜擢された。

本作にてギャラクシーレスキューフォース以前は、なんと文明監視員だった事が判明。
先輩であるマックスと共に惑星ミカリトに赴いた際に事件に巻き込まれる事になる。

ストロングネットなどの技は使用出来るものの、まだまだ未熟であったが、K76星にてグレート・パワードと3日間の集中特訓の末に「イルム・パディ」(シラット版「5つの誓い」)に覚醒。
本格的にシラットとギャラクシウムの運用を会得した事で合格をもらい、パワードからスプレッダーロッド、グレートからリブットブロッカーを授かった。
抗体でマックスを救出し、なおかつ共同でゴーデスマガオロチの撃滅を果たした功績を認められ、タロウの命を受けてギャラクシーレスキューフォースに派遣される事となった。

CV:中井和哉 / マックスウェル・パワーズ

ご存知「最強!最速!」なウルトラ戦士。映画『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』以来の客演となる。

リブットと共に文明監視員の任務として惑星ミカリトに赴いたところ、マガオロチの卵を発見。
その際にスラン星人の襲撃を受けてゴーデス細胞を打ち込まれ、卵から伸びる触手に捕らわれエネルギーを吸収されてしまう。

なんとか全ての光エネルギーを体内に集め、ゴーデス細胞の侵食を辛うじて抑制していたが、ヒカリの解析ではそれでも3日間が限度。むしろなんでこの絶望的な状況で3日も持つんだ、このウルトラ戦士

残された期間内にヒカリとソラ達宇宙科学技術局はゴーデス細胞の抗体作成を、マックスの救出を望むリブットはK76星で修行する事になる。
ゴーデス細胞の侵食が進んだ結果、左腕が怪獣のソレに変化し、リブットが駆けつけた時には理性を失い、リブットに攻撃を仕掛けたが、抗体を打ち込まれた事で元に戻り、リブットと共にゴーデスマガオロチと戦った。

ヒーローとしても活躍するが、序盤では捕らわれたお姫様状態と言える役割を担っている。

日本語版ボイスは『ウルトラマンマックス』以来に中井氏が担当。

CV:長谷川初範 / イアン・ギブ(前作ではリブットを担当)

ご存知、ウルトラ兄弟No.9にして放送開始から40周年の節目なウルトラマン先生。
坂本監督は度々「2020年は『80』が40周年だから何かやりたい」とインタビューで答えており、それが実現した形となった。

ユリアン達が公務で惑星カノンを訪れた際に不測の事態に備えて待機していた。

日本語版ボイスは映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』以来となるオリジナルキャストの長谷川氏が担当。
なんと戦闘時の掛け声も新規で披露している。

なお、Chapter.1の中ではリブットに次いで非常に目立っており、実質もう一人の主人公と言っても過言ではない扱いである。
長谷川氏が多忙という事もあってウルトラシリーズ本編では昭和ウルトラマンの中で影が薄かった感は否めなかったが、久々に華々しい活躍を見せてくれた。
80は戦闘中に掛け声も殆ど発しないかなり無口ウルトラマンとして知られているため、長谷川氏としても「80の姿で台詞を入れるのは新鮮だった」との事。

CV:戸松遥 / ハンナ・グレース

ウルトラの国の王女。珍しく王女としての公務を行っている姿が描かれており、そのためか、マントを羽織っていた。
Chapter.3では銀河連邦会議に向かおうとするも襲撃に遭い、更には恐魔人ゼットとタルタロスに連れて行かれそうな場面が見受けられるが……?

担当声優は戸松氏だが、声の雰囲気はオリキャスの萩原佐代子氏に近づけた演技となっており、違和感は少ない。
ちなみに戸松氏は『ウルトラマンタイガ』後期EDを担当した声優ユニット『sphere』の一員でもある。間違ってもダイナの敵じゃないぞ。

  • ソラ
    SORA
CV:潘めぐみ / (英語版はクレジットなし)

『ウルトラマンフェスティバル2018』ウルトラライブステージ第一部に登場した、ブルー族の女性科学者。
本作ではリブットと幼馴染である事が明かされた他、初めて防御技であるシールド・フルールを披露した。

Chapter.1では公務の補佐としてユリアンについていったが、ルーゴサイトの襲撃に遭ってしまう。
光の国に帰還した後はマックスを助けるためにヒカリと共にゴーデス細胞の抗体*2の開発に奔走していく。
Episode 3ではその功績が認められ、ヒカリの薦めでリブットと共にギャラクシーレスキューフォースに派遣される事となった。

ちなみに『Z』のボイスドラマ第16回でゼロが発した「何年か前に歌の力をエネルギーに変える装置っていうのを科学技術局で研究してたって話だし…」というセリフから存在が示唆されていた。
担当声優の潘氏はジャスティスと兼役。

CV:武内駿輔 / ライアン・ドリース(前作ではブルを担当)

ご存知、ウルトラ兄弟No.1にして宇宙警備隊隊長。
Chapter.1ではリブットからマガオロチの卵やゴーデス細胞、80からルーゴサイトの襲撃の報告を受け、マックス救出及びマガオロチ撃滅作戦の指示を出した。
マガオロチをタマユラ姫と共に封印した経験からか、その存在を危惧する場面も。
Chapter.2では新人時代のゾフィーが登場する他(後述)、Episode 6では交戦したモルドから「アンドロ警備隊を連れて来い!」と執念を向けられ、「一体いつの話を…!?」と驚きを見せるシーンも。
また、同エピソードにおける戦闘シーンでは、マン、ジャックと共にトリプルスペシウム光線を初披露した。
ちなみに本作のキーワード「並行同位体」の命名者。

日本語版ボイスは声が武内氏になった事で、第1章のゾフィー田中秀幸氏が演じたゾフィーと比べると非常に渋い*3
新人時代のゾフィーはサンプルボイスにて彼の爽やかバージョンの声が披露されている。ループする「待て、ベリアル!」

CV:石丸博也森久保祥太郎(若い頃のタロウ) / ビル・サリバン(前作から続投)

ご存知、ウルトラ兄弟No.6。
Chapter.1では宇宙警備隊本部にてゾフィーと共にリブットと80達の報告を聞き、自身の実力不足を嘆くリブットにK76星に行くよう指示を出した。
Chapter.2では若い頃のタロウが登場する他、Episode 6では久々にスーパーウルトラマンとなり、コスモミラクル光線を披露した。

日本語版ボイスは石丸氏が続投すると共に、若い頃のタロウの声として森久保祥太郎氏が担当。
ちなみに『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』にて石丸氏から兜甲児役を引き継いでいた(この映画では放送当時の石丸氏の声質を求められたキャスティングであった)。
石丸氏の声にも似ていながら、息子のタイガを演じる寺島氏を彷彿とさせる若々しい演技をしつつ、どこか東光太郎役の篠田三郎氏のような華やかさももった絶妙な演技を行っているという評価も。
一部からは「これはトレギア、タイガで拗らすよ」と言われたりも

なお、単純に担当声優をタロウの年代順に並べると「野沢雅子」→「松本健太」→「森久保祥太郎」→「石丸博也」となる。

CV:難波圭一 / クリス・ウェルズ(前作ではオーブを担当)

ご存知、ニュージェネ界のドラえもんウルトラ兄弟No.11。
宇宙警備隊と宇宙科学技術局の二足の草鞋を履くのは変わらず、ゴーデス細胞の侵食を受けたマックスを救うため、ゴーデス細胞の抗体の開発をソラと共に行う事になる。

Chapter.2では宇宙警備隊には入れなかったトレギアを諭すも、突如失踪。
更に惑星アーブの滅亡が切っ掛けで復讐心に囚われ、ハンターナイト ツルギへと変貌して自身を連れ戻そうとしたトレギアに刃を向けてしまう。
正史ではウルトラマンヒカリという名は地球人によって名付けられた名前*4だが、Chapter.2の登場人物達は平行世界における同一人物であり、『ウルトラマンメビウス』以前の時系列の時点で「ヒカリ長官」と呼ばれている。
このため、こちらの世界では初めから「ウルトラマンヒカリ」という名だったと思われる。

CV:関智一 / エリック・ケルソー(公式HPより)

『ウルトラ銀河伝説』から久しぶりに映像作品に登場。
かつて大宇宙の絶対悪・ゴーデスと戦った者、そして海外ウルトラマンの先輩としてリブットを特訓する。

日本語版は岡部政明氏に代わり、関智一氏が担当。
エンペラ星人役だった内海賢二氏と共に)「とても追いつけない大きな背中ですが、自己流にリスペクトして収録に臨みました!」とコメントしている。
掛け声は新規ボイスだが、原典『ウルトラマングレート』の雰囲気を再現したものとなっている。
2発当てないと敵を倒せないバーニングプラズマのジンクスも健在。

CV:森川智之 / ケイン・コスギ

同じくグレートと共に本格参戦。
海外勢は「戦闘シーンを原典の雰囲気や動きをキープしつつも、現代風にアレンジする」をコンセプトとしており、
パワードの場合は通常戦闘の他、原典序盤の押して押しまくる戦法をイメージした掌底打ちも披露している。

パワードの声はなんと吹き替え版でケンイチ・カイを演じた森川氏とケンイチ・カイ役のケイン氏がそれぞれ日本語版と英語版で担当。
前者は『ニュージェネクライマックス』での噂(結局はガセだったが)が盛り上がった後の事であり(ちなみに以前も特典映像などでパワードを演じていたり)、
後者に至ってはChapter 1のEpisode 1でサプライズ的に参加が発表されたため、更に驚かれていた。
掛け声はPVでは日本語版パワード同様に初代ウルトラマンの声だったが、本編ではケイン・コスギ氏が日本語版、英語版共に担当している様子。
そういった事もあってか、英語版ではスペシャルサンクスという形でクレジットされている。

CV:八塚竜也 / ジェフ・マニング(前作ではロッソを担当)

CV:松本健太 / ジョシュ・ケラー(公式HPより)

勇士司令部と宇宙保安庁の年の差盟友コンビ。
80と共にルーゴサイトの討伐隊として参加し、惑星フィードで交戦する事となる。

本作ではパイロット版『ネオス』を意識した演出も行われており、
ネオスがネオじゃないマグニウム光線を使用したり、セブン21がパイロット版の構えのアドリウム光線を使用している。

CV:杉浦太陽 / ピーター・ヴァン・ガーム(前作ではギンガを担当)

ご存知、慈愛の戦士。
コスモスペースで異常なエネルギー反応をキャッチし、調査を行っていたところ、80達がルーゴサイトと戦っている場面に遭遇し彼らを援護する。
80とはここが初対面のようだが、彼はゼロから話を聞いていたという。

杉浦氏の「タイプチェンジなども楽しみにしていただければ」というコメントでモードチェンジすることが示唆されており、
PVで映画『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』以来のフューチャーモードへの変身が明かされていた事でファンは歓喜していたが、
本編Episode2ではまさかのスペースコロナモードで参戦
ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』では大人の事情で登場が叶わなかった事もあり、
完全なサプライズ登場に視聴者相方を愛してやまない存在には驚きを持って迎えられ、Twitterでは「スペースコロナ」がトレンド入りを果たす事態になった。

なお、本作では『コスモスVSジャスティス』を意識してるためか、掛け声は稲田徹氏のものが使われている。
スペースコロナモード及びフューチャーモードは稲田氏のみが掛け声を担当しているモードのため、妥当な選択と言えるか。

CV:潘めぐみ / ルミコ・バーンズ(前作ではグリージョを担当)

まさかの電撃参戦。全世界のファンおよび龍臣プロとそのフォロワーに衝撃を与えた
映像作品には『コスモスVSジャスティス』から実に17年ぶりの客演となり、コスモス以外のウルトラ戦士とは初の共闘となった。

脚本担当の足木氏からは「自分、ジャスティスとは業界同期なので思い入れもひとしおで。まさか採用されるとは思わず書いてみました」とコメントされている。

日本語版のボイスは潘めぐみ氏が担当。非常に文字が小さくなるほどのコメントを残していた。「ジャスティスを愛して止まない存在」…一体、何臣なんだ……?
日本語版、英語版共に「吹石一恵氏扮するジュリの雰囲気が出ている」と好評な意見も出ている。

ちなみにクラッシャーモードではカラータイマーが発光していないため、使用しているスーツは恐らくアトラクション用。


ご存知、3大チートウルトラマンと呼ばれしウルトラ族伝説の超人。
Chapter.1のラストでタルタロスの気配を感知するかのように登場した。

  • イザナ女王
    QUEEN IZANA
CV:真堂圭

惑星カノンにて、光の国から訪れたユリアン・ソラと戦神の姿で会見していた人物。
戦神はカノンの女王に流れる王家の血によって変身する巨人で、『THE ORIGIN SAGA』で初登場した。
女王の身でありながらギャラクシーレスキューフォースとしても活動している。

名前の由来は『THE ORIGIN SAGA』に登場したアマテの漢字表記が「天照」である事から、「天照大御神の母親であるイザナミではないか?」という説が出ている。

なお、『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』にて彼女の口から「並行世界の同一人物」という言葉が語られているため、『THE ORIGIN SAGA』で語られた過去に命を落としたイザナ女王とは並行世界における別人である可能性が示唆されている。

  • 獅子聖獣シーサー

自然の営みと、そこに生きる全ての生き物の命を守る事を使命とする怪獣。彼(?)もまたギャラクシーレスキューフォースに所属していた。
ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第1話によると、『つなぐぜ! 願い!!』で登場したグクルシーサーとは同族の別個体とのこと。

  • アンドロメロス
    ANDRO MELOS
CV:山口智広 / ジェフ・マニング

『アンドロメロス』の主人公にして、アンドロ警備隊の隊長を務めるアンドロ族の戦士。
Chapter.1のEpisode 3ではギャラクシーレスキューフォースに所属しており*5、新たに加わったリブットとソラを迎えた。
Chapter.2では登場はしないが、ジュダ・モルド兄弟が彼を始めとしたアンドロ警備隊に大して只ならぬ執念を見せていた。
Chapter.3で本格的に登場し、リブットと共に宇宙恐魔人ゼット率いるゼットン軍団と対峙した他、アンドロ警備隊と深い関わりがあるゾフィーと邂逅を果たした。
なおゼットン軍団相手の激戦の最中、ゼロがゼットに「1人で何でも出来るって思ってるうちは、大事な事が分かってないって事だ!」と説教するシーンがあるのだが、その言葉通りウルトラリーグの面々は二人一組で戦っていたのだが、メロスはあぶれてしまったためダブルランサーで独り無双していた。

Chapter.2

CV:小野友樹 / ジャック・メルルッツィ(前作ではゼロを担当)

ご存知、闇のウルトラマン。光の国出身で歴戦の勇士だったが、強さを求めて闇に堕ちた。
今回はその闇堕ちする前のエピソードが改めて描かれる事になるが、タルタロスの策略により、本来のベリアルが歩むべき正史とは異なる形で光の国と裾を分かち、悪の道を歩む事になる。
なお、マリーを見て「いい女だ、俺に相応しい」と述べたり、「必ずこの光の国を治めるに相応しい大物になってやる」と語っていたりと、尊大な態度や捻くれた性格は元からであった模様*6

ウルトラ大戦争ではエンペラ星人の手下であるナックル星人ババルウ星人が戦意を喪失し、命乞いをしているにもかかわらず容赦なく抹殺し*7
その行為を咎めたケンを「何を甘い事言ってやがる!?この戦争を仕掛けたエンペラ星人の手下だぞ!」と一蹴していた。
その後は光の国で猛威を振るったエンペラ星人に圧倒されるも*8、ウルティメイトブレードを手にしたケンがエンペラ星人を退ける光景を目の当たりにした。

以降は正史同様、エンペラ星人を退けたケンが宇宙警備隊初代隊長に任命され、マリーと相思相愛になるなど、ケンに対する嫉妬や焦りを募らせ、力への渇望からプラズマスパークタワーの光に手を出してしまう。
しかしタルタロスの介入による影響か、正史では失敗した直後に追放されるはずが、ケンやゾフィーらウルトラ戦士と乱闘を起こした後に「自らの足で」光の国から出奔してしまう。
そして直後に姿を現したタルタロスによって、数万年に渡る自らの人生とその結末を知らされてしまい、そのまま彼の軍門に下ってしまう。

CV:飯島肇 / アレクサンダー・ハンター

ご存知宇宙警備隊の大隊長だが、今回はウルトラの父と呼ばれるよりも前、ウルトラ大戦争前後の若かりし頃の姿が描かれる。
そのため、『ウルトラ銀河伝説』で明かされた角が短い(かつ髭などもない)姿を披露している。
ベリアル共々エンペラ星人に圧倒されるも、光の国から代々伝わる聖剣ウルティメイトブレードをマリーから授かり、その上で強化形態に覚醒してエンペラ星人を退けた。
これによって関連書籍で設定が設けられるに留まっていた『メビウス』におけるエンペラ星人との一騎打ちを繰り広げた回想シーンにて、
「何故ウルトラホーンが長く、髭が生えていたのか」という一見すると矛盾してしまう理由が映像作品においてしっかりと描写される形となった*9
その後はマリーと結ばれ、宇宙警備隊の初代隊長に任命されたのは公然たる事実であるが、同時にベリアルとの軋轢を生み……。

普段は厳格な彼も孫のタイガには激甘なようで、公私混同気味な態度の彼を嗜めるタロウを「まあ良い、タロウ」と宥め、久々に会った孫の成長をマリーと共に喜ぶ様子を見せた。

CV:三森すずこ / ハンナ・グレース

ご存知医療部隊「銀十字軍」の隊長だが、ケンと同じくウルトラ大戦争前後の若かりし頃の姿が描かれる。
ウルトラマンタロウ』本編時の回想同様に銀十字勲章を身に着けていた事から、この時点で既に多大な功績の持ち主であったようである。

本作では、光の国から代々伝わる聖剣ウルティメイトブレードを管理する一族である事が新たに明かされた。超人化する前のものか後のものかは不明
エンペラ星人に襲撃されたところをケンとベリアルに助けられて安全な場所に避難したが、ウルティメイトブレードをケンに授けた事でエンペラ星人を引き分けという形で退けさせた。
その後は治療に当たったケンと結ばれたのは言うまでもないが……。
声優は『ウルトラマンジード』でレムを演じた三森氏が担当しており、現在のマリーの時の演技は池田昌子氏などの落ち着いた雰囲気をイメージしたものとなっている。

  • ゾフィー
こちらの章でも新人時代の若い姿で登場。スターマークもウルトラブレスターもない彼が登場するのは『ウルトラ銀河伝説』以来となる。
プラズマスパークに手を出したベリアルを目撃し、他のモブ隊員達と共に取り押さえようとするが、敵わず逃亡されてしまう。
だが、他の隊員達が一撃で複数人纏めて散らされていく中でただ一人何度も食い下がっており、当時から若手の中では抜きん出た実力を持っていた模様。

なお、公式サイトではこちらのゾフィーが紹介されているのだが、隊長時に比べて出番が極端に少なく、
まともな台詞もサンプルボイスの「待て、ベリアル!」くらいで、ウルトラ戦士を紹介する一枚絵も隊長の方のみ。

また、ケンやベリアルの戦友であったという設定で知られるゾフィーの父が存在するが、登場せず。
まあ、ウルトラ大戦争とゾフィー及びその父の設定はゾフィーの年齢設定を考えるとどうしても色々と面倒くさい部分があるのは事実だが。

CV:内田雄馬 / マイケル・リース(前作から続投)

ご存知、闇のウルトラマンその2
光の国出身で闇に堕ちたウルトラマンである事は『ウルトラマンタイガ』本編でも描かれていたが、今回初めて闇堕ちする前の姿が描かれる形になった。
鮮やかな青い体色をしており、人相はそこまで悪くないものの、目つきはやや鋭く、同じく闇落ちしたベリアルと比べると闇堕ち前の面影を強く残している。

Chapter.2では宇宙警備隊に入隊出来なかった無念、「光の使者」として活躍する親友・タロウへの複雑な感情を抱えながらも研究に励んでいた。

しかし、尊敬する長官のヒカリが姿を消し、ハンターナイト ツルギへと変貌した事で「光」の在り方に疑念を抱いていく。
また、この次元も既にタルタロスの影響下にあるらしく*10、正史と一部の歴史が大幅に異なっており、よりにもよってこの歴史では、惑星アーブにてヒカリがハンターナイト ツルギになる瞬間を目撃した上、彼から攻撃もされてしまうという事態に*11
更にタロウにも自身のコンプレックスを募らせていき、
「君には分からないさ!大隊長を父に持ち、宇宙警備隊のエースに登り詰め、『ウルトラマンNo.6』などと持て囃されてる君にはね…!!」「光の使者を気取って……」と溝を深めつつあった。

ある時、異常なエネルギー反応を感知したタロウがそれを調査するために必要だと同行させたが、突如現れたナイトファングに精神攻撃を受けて悪夢を見せられた挙句、
その直後に姿を現したタルタロスによって、新たな力と姿を手に入れながらも親友の息子に幾度なく立ち塞がれる事を知らされてしまう。
そしてアーリーベリアルと同様、タルタロスの軍門に下ったトレギアは本来の正史とは違う形で光の国、そしてタロウと袖を分かつ事になる。
正史のトレギアがタロウに妄執レベルの執着を抱いていたのに対し、こちらはタルタロスからアブソリューティアンの力を与えられた事で吹っ切った様子であり、
Episode 6で加齢したタロウと再会しても「老いたな、光の使者・ウルトラマンタロウと皮肉を呟くのみだった。

なお、ソフビの発売も決定しているが、かつてのアーリーベリアル同様にウルトラヒーローシリーズではなくウルトラ怪獣シリーズにラインナップされている。


ゾフィー・タロウと並び、『伝説のウルトラ6兄弟』と称される光の国最強の精鋭達。
台詞こそ無いものの、Episode 6ではジュダ・モルド兄弟との熾烈な戦いを繰り広げるなど、見せ場はしっかりと用意されている。

CV:宮野真守 / エリック・ケルソー(前作ではウルトラダークキラーを担当)

もはや説明不要、セブンの息子。
平成以降シリーズの顔とも言うべき存在で、ニュージェネレーションヒーローズの兄貴分。
各章の導入役を務めており、Episode 1冒頭からしばし出番がある。
Episode 6では並行同位体であるベリアル・トレギアによって窮地に立たされたウルトラ6兄弟の助太刀に参戦。
同エピソードラストでは次元を超える力を持つ事から、ウルトラの父の命を受けてタルタロスと戦うための精鋭部隊『ウルトラリーグ』結成の任務に就く事となった。


Chapter.3


CV:其原有沙 / ルミコ・バーンズ(前作から続投)

基本的にウルトラマンロッソウルトラマンブルのおまけで登場する事が多かったグリージョだったが、今回はまさかの単独登場。
1人で綾香市を守れるまでに成長を遂げており、初登場シーンではザンドリアスノイズラーの2体を1人で追い返していた。
その後、ゼロから協力要請を受け、フーマの勧誘へと向かった。
更には複製体とはいえ、タイマンに持ち込む事でゼットンとも互角に渡り合っている。

なお、兄2人は何とかプリンデビルスプリンター問題解決のために協力を要請されて宇宙を巡っている事がゼロから語られた。

CV:寺島拓篤 / マシュー・マサル・バロン

タロウの息子にして、『光の勇者』二つ名を持つウルトラマン。
映画『ニュージェネクライマックス』ラストで工藤ヒロユキと分離して光の国へ帰還した後は、「トライスクワッド」として3人で修行に励んでいる。

光の国のウルトラコロセウムで新人のゼットと初めて対面した際には、彼から「ウルトラマンゼロの弟子やってます!」と自己紹介されて困惑する一幕も。
なお、ゼットが5000歳なのに対してタイガは4800歳と歳下だが、入隊自体はタイガのほうが先なので、ゼットからは先輩として扱われている。

CV:日野聡 / ジェフ・マニング

U40出身の戦士にして『力の賢者』の二つ名を持つ、筋肉モリモリマッチョマンなウルトラマン。
本作でも鍛え上げられた尻で攻撃を防いだり、ウルトラ戦士を紹介するカットインでもマッスルポージングだったり、ゼットが率いるゼットン軍団でも賢者の拳で戦ったりしている。
そして、『タイガ』本編では終ぞ使われる事のなかった「プラニウムバスター」を披露した他、映像作品で初めてジョーニアスとの再会を果たした。
タイガやフーマと並ぶと見た目も身体能力も逞しさが際立つ彼だが、これでもU40の戦士としてはまだまだ若手であり、ジョーニアスと並ぶとタイタスのほうが細く見える。

CV:葉山翔太 / クリス・ウェルズ

惑星O-50出身にして『風の覇者』の二つ名を持つ、破天荒な性格と忍者のような技が特徴的なウルトラマン。
グリージョに憧れを抱いており、いざ本人を前にすると普段の荒々しさはどこへやら、しどろもどろな態度を見せていた。
本人曰くグリージョちゃんは俺達O-50組のアイドルだからさ」とのこと。

CV:金光宣明 / ライアン・ドリース

ご存知、誰もが知ってるウルトラの戦士であり、U40最強の戦士。
映像作品にて初めてU40戦士のタイタスと共闘する事になる。
スーツは『ウルフェス2019』にて新造されて話題となった、アニメ『ザ☆ウルトラマン』のデザインにより忠実に近づけたバージョンとなっている。
アニメの体型とは異なるが、マッシブなスーツアクターを採用することにより、オリジナルに見劣りしないくらい逞しい姿で描かれている。

参戦を驚く声もあったものの、足木氏の事情*12を知っていたファンからすれば、
彼の参戦は「知ってた」「予想通り」「むしろこのチャンスに出さない方がおかしい」などと言われていた。誰が言ったか、「足木淳一郎の大いなる陰謀」
足木氏も「皆さん予想されていたかと思いますが、そりゃまぁ出しますよね、ジョーニアスは」とコメントしている。

声優は『ザ☆ウルトラマン』で演じていた伊武雅刀氏(当時は伊武雅之名義)に代わり、『ウルフェス2019』で演じた金光氏が引き続き担当。
元々伊武氏に近い声質を求められての『ウルフェス』での起用であり、今回も伊武氏の雰囲気を見事に再現している。

CV:福山潤 / マックスウェル・パワーズ

ウルトラ兄弟No.10。
今回は映画『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』同様に福山氏が声を担当しているが、ヒビノ ミライを演じた五十嵐隼士氏の掛け声も使用されている。
本作ではウルトラコロセウムにて新人のゼットを鍛える場面で初登場し、ユリアン・80の救援に駆けつけるという形で本格的に参戦した。
ゼロが本心では弟子だと思ってるのを知っていながら、「無駄な動きが多い!それじゃあゼロの弟子にはなれないぞ!」と叱咤するなど、優しくも厳しい一面も見せる。
『メビウス』本編からかなりの年月が経過していた事や、ゼットがウルトラ未熟だった事もあって彼を軽くあしらっていただけでなく、ゼットン軍団を難なく相手するなどかなりの実力者となっている。
また、GUYSメンバーとの絆の証であるバーニングブレイブも登場。

CV:畠中祐 / ピーター・ヴァン・ガーム

宇宙警備隊の新人隊員であり、「ゼロの弟子」を自称するトンチキな性格の若きウルトラマン
『Z』本編最終回からわずか1ヶ月で脇役として登場する事となった。
ボイスドラマ直後かつウルトラゼットライザーを手に入れる前のエピソードなので、今回はオリジナルの姿で戦う。
上記の通りメビウスには叱咤され、ゼットン軍団相手の時も「自分はもっと戦えるはずだ」と一人で突貫してボコられてしまうなど、ゼロから「三分の一人前」と評価されるのも仕方ないくらいの有様だった。
しかし、裏を返せばこの状態から『Z』本編で大きく成長するわけなので、ゼロが潜在能力を評価していた事にも納得が行くだろう。


宇宙人・怪獣

Chapter.1の宇宙人・怪獣


CV:諏訪部順一 / ウォルター・ロバーツ

『究極生命体・アブソリューティアンの戦士』を名乗る、本作のメインヴィラン。
ウルトラマンと似ているが、彼らの銀色とは対照的な黄金の体が特徴。
光の国に興味を持ち、様々な時代や次元に現れては怪獣や宇宙人を呼び出して暗躍するという。

Chapter.1ではM78ワールドを始め、コスモスペースや『ウルトラマンサーガ』の舞台であるフューチャーアースにも出現していた。
とりわけコスモスペースに出現した際には、異常なエネルギー反応をキャッチしたコスモスとジャスティスが追跡に出ている。
両手から放つ「アブソリュート・デストラクション」が得意技だが、最大の特徴はワームホールで別次元の宇宙と時代を自在に移動出来る事にある。

多数のウルトラマンを同時に相手取っても余裕を見せる実力者だが、流石にレジェンドの登場には驚きと焦りの反応を見せ、一切交戦する事なく逃げの一手を取っていた*13
Chapter.2では様々な時代に出現すると闇堕ち前のベリアルとトレギアに対し、これから起こるであろう未来を見せつけた上で勧誘した。

名前が長いためか、劇中では略して「タルタロス」とも呼ばれる他、視聴者からは割と発表された初期の頃から「タルタル」「タルタルソース」などといったあんまりなあだ名をつけられている。
挙句、ベリアルに未来を教えた場面を「ネタバレ」と称された事から「ネタバレソース」などとも呼ばれる羽目に。もはや原型が残っていない

CV:金子はりい

ご存知、奇人変人ぞろいの『ウルトラマンオーブ』の敵キャラクターの中では珍しい真っ当なタイプのレイブラッドの血を引くネクロマンサー
本作ではアブソリュートタルタロスの配下として登場し、Chapter.1ではタルタロスに引き連れられる形で惑星フィードに突如出現し、復活させたギマイラで80を妨害した。
Chapter.2ではジュダ・モルド・スペクター兄弟、ゼット、バット星人と共に登場したが、ベリアル・トレギアの事情を考慮すると、彼もまた並行同位体である可能性が高い。
実際、その予想は的中しており、Chapter.3にて『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』でオーブ達に敗れ、ベリアルのデスシウム光線を浴びる寸前の所をタルタロスに拾われた事が明らかとなった。

本作では何故か腹部が膨れている……端的に言えば太っており、視聴者を困惑させた。

声は『ウルトラファイトオーブ』で演じた宇垣秀成氏に代わり、金子氏が担当。


宇宙の暴走白血球こと、星を食い尽くす宇宙生物。
暴走状態で惑星カノンに襲来した後、80と交戦し、バックルビームの直撃を受ける前に一旦撤退。その後光の国の討伐部隊と惑星フィードで激闘を繰り広げる。
いつも無双を決める事が多いウルトラマンルーブすら圧倒していたその能力は健在で、ベテランの80でも負けこそしないが簡単に倒し切れるような相手ではなかった。
80は歴戦の勇士を集めた討伐隊を編成して対応したが、その面々である80・ネオス・セブン21を相手に余裕に立ち回り、加勢に現れたコスモス・ジャスティスの同時攻撃を食らっても平然としていた。
最終的にはクロスパーフェクション、サクシウム光線、ネオマグニウム光線、レジア・ショットの同時攻撃でようやく撃破されたが、コスモスとジャスティスがいなければ敗北していただろう。
しかし、コスモス・ジャスティスがキャッチしたであろう異常なエネルギー反応はルーゴサイトのものではなく……。
回収した場所が地球周辺だった事から、恐らく『R/B』に登場した個体の並行同位体だと思われる。

CV:村上ヨウ

ご存知、マックスのストーカー
惑星ミカリトにてヘルベロスと戦うマックスとリブットに奇襲を掛け、高速移動で翻弄したところをマックスにゴーデス細胞を植え付けた。

リブットが隙を見せたにも拘わらずマックスを狙い撃ちにするという行動を取ったあたり、『ウルトラマンX』に登場した同族のクワイラ同様、マックスに対して何らかの感情があったのかもしれない*14
Episode 3ではグレートと交戦を繰り広げるも、バーニングプラズマを食らって撃破された。

タロウからは一連の行動は「スラン星人の計画にしては、規模が大きい」と評されており、
実際、Episode 3のラストでは裏でアブソリュートタルタロスと繋がっていた事が判明。
しかし、そのタルタロスが用意したマガオロチの卵とゴーデス細胞を与えられたにも拘わらず、リブット達によって台無しにされた事を問い詰められ、
最期は「もう一度、あなた様に助けられた恩返しを……!」と懇願するも、失望した彼に一蹴される形で抹殺された。

  • 最凶獣ヘルベロス

タイガとも戦った事のある宇宙でも名を馳せる凶悪な怪獣。
惑星ミカリトの深部にてマガオロチの卵を護衛していた。
Episode 3ではパワードと交戦し、パワードの攻撃を喰らっても動じないほどのタフさを見せるも、最後は怯んだ隙に背後に回られ、パワードを見失っている間にメガ・スペシウム光線を食らって爆死。

ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』のナヴィからは「番犬のようだ」と例えられたこともあるが、今回の立ち位置はそれに近いとも言える。


レイバトスによって復活させられた個体が登場。復活時にはマイナスエネルギーのSEが使用されていた。
ルーゴサイトと戦っていた80と乱入する形で戦い一度は80を追い詰めたものの、ジャスティスとコスモスの参戦により失敗。
その後、80によって投げ飛ばされて地面に落下したところをシューティングビームで追撃されて爆死した。


魔王獣の頂点に君臨する大魔王獣の特殊強化個体。
なお、この個体が『オーブ』本編に登場したマガオロチの並行同位体かは不明(一応、マックスは「既に封印されたはず……!」と言及していたが)。
当初は卵の状態で登場したが、Episode 3でマックスに打ち込まれたゴーデス細胞を吸収して孵化を果たしたが、ゼノン・マックス・リブットによって撃破された。
ちなみにパワードによると「孵化したマガオロチがマックスの中で育ったゴーデス細胞を吸収したら、マガタノオロチにまで一気に成長する。そうすれば、惑星ミカリトは食い尽くされ、滅ぶ!」との事。

Chapter.2の宇宙人・怪獣


CV:関智一

ご存知、暗黒の支配者。
本作ではリフレクターマントを羽織っておらず、左手から放つ念動波も使用していないが、代わりにエンペラブレードを使用している。
光の国の住人達をいとも簡単に屠り、ケン・ベリアルといった歴戦の勇士を相手にしても圧倒していたが、
ウルティメイトブレードを手にしたケンとの一騎打ちで負傷し、光の国からの撤退を余儀なくされた。
声優は『メビウス』で演じていた故・内海賢二氏に代わり、『ウルフェス2018』で演じた関氏が引き続き担当。

  • ジュダ・スペクター
    JUDA SPECTRE
CV:金光宣明

  • モルド・スペクター
    MOLD SPECTRE
CV:金子はりい

ご存知、グアに仕える三軍神の末弟と長男。
本作ではタルタロスの配下という形で登場した。長女のギナ・スペクターは登場していない*15
ウルトラ6兄弟を相手に事実上の1対3の形式でありながら互角の戦いを繰り広げるが(初見の攻撃にもかなりきちんと防御している)、
最終的にスーパーウルトラマンとなったタロウのコスモミラクル光線を食らって散った。

なお、正史ではジュダ・モルドを打破した相手であるウルトラマンギンガウルトラマンビクトリーウルトラマンエックスの事を知らず、寧ろゾフィーに対して「『アンドロ警備隊』を連れて来い!決着をつけてやる!」と執念を剥き出しにした事、
そして散り際において「ば、バカな…!?アンドロメロスと相見える前に…!!」と無念を吐露した事などから、彼らもまたベリアルやトレギアと同様、歴史のどこかで分岐して時間軸を超えてきた並行同位体である。

モルドの声は『ウルトラマンX』で演じた宇垣秀成氏に代わり、金子氏が担当。

CV:田久保宗稔

ご存知、ゼットンの養殖にかけては宇宙一を誇る宇宙人で、同じくタルタロスの配下という形で登場した。

本作では『サーガ』に登場した際の姿をしているが、Chapter.3冒頭にてフューチャーアースにワープしたタルタロス、レイバトスによって蘇った存在であり*16
ジュダ・モルド兄弟のような本来の歴史から分岐した並行同位体ではなく、フューチャーアースを一時的に支配した個体と完全な同一人物である。
蘇った当初は混乱していたが、タルタロスに「その命、ザ・キングダムに捧げてみないか?」と勧誘されてそのまま軍門に下り、「試したかったプランがある」として下記の宇宙恐魔人ゼットを生み出した。

声は『ウルトラマンサーガ』で演じた東国原英夫氏に代わり、田久保氏が担当。


『ウルフェス2016』で登場した対ウルトラマン用専門兵器で、同じくタルタロスの配下という形で、映像作品内にて初登場を果たした。本作の事実上のラスボスである。
『ウルフェス』同様にバット星人が創り出した生命体であり、その経緯も「ウルトラマンに幾度なく敗れたのはゼットンに心がなかったのが原因」と、ほぼ『ウルフェス』と同様。

Chapter.3では惑星マイジーで鍛錬に励んだトライスクワッドを襲撃し、人工ゼットン軍団を差し向けた。
この時、タイガとタイタスが自身に驚愕する姿に「この時空に私と同じ個体が存在していたとは…」と訝しげに反応した。
Episode 9では再び人工ゼットン軍団を繰り出し、ユリアンを連れ去ろうとするなど、ウルトラ一族の抹殺を使命とする彼にしては不可解な行動を取っている。
Episode 10では人工ゼットン軍団を倒された後、タイガ トライストリウム及びゼットと戦い、両者の必殺技の連続攻撃でダメージを負ってしまう。
それでもなお対ウルトラマン専用の人工生命体としての意地を見せたが、レインボーストリウムバーストを受けて再度複製したゼットン軍団諸共倒された。

  • 悪夢魔獣ナイトファング
タイガとも戦った事のある、太古の昔から九頭流村に封印されていた魔獣。
正史でのトレギアはこの怪獣の事を気に入っていたが、タルタロスはこの怪獣を差し向けた。
惑星デスターにてタロウとトレギアに襲いかかり、トレギアに邪悪な催眠音波『ナイトメアウェイブ』を浴びせる。
最終的にはタロウのウルトラダイナマイトによって爆死したが、心の闇を刺激されたトレギアはタルタロスの軍門に下ってしまった。

Chapter.3の宇宙人・怪獣


もはや説明不要、ウルトラ戦士と幾度と戦った強豪怪獣の元祖。
本作ではバット星人が複製した人工ゼットン軍団の一員として2体登場する。
そのうちの1体はご丁寧に二代目をキッチリと再現しており、ヨレヨレ具合から動きまで二代目そのままである。
通常ゼットン2体は当初、バランス型で器用なタイプのタイガへと差し向けられた。
元が元のため、複製体とはいえ強力なのだが、判断力は本家の足元にも及ばず、ほとんどの個体がバリアも張らずに、本家なら余裕で反射してたであろう光線技で倒されている。

  • EXゼットン
ゼットンのマッシブな強化形態。
本作では人工ゼットン軍団の一員として登場し、後述のゼットン・ファルクスと共にパワータイプのタイタスへと差し向けられた。

ゼットンの強化形態にして、『サーガ』のラスボス
本作では人工ゼットン軍団の一員として2体登場し、当初はスピードタイプのフーマに差し向けられ、俊敏な動きと2対1という数の暴力でフーマを翻弄した。

  • ゼットン・ファルクス
ゼットンの亜種にして、本作オリジナルの怪獣。
ライブステージに登場した「ゼットンバルタン星人」によく似た外見をしているが、腕がハイパーゼットンデスサイスのとなっている点で異なる。
本作では人工ゼットン軍団の一員として登場する。


登場地名


  • 惑星ミカリト
    PLANET MIKARITO
Chapter.1で文明監視員であるマックスとリブットが調査に赴いた惑星。
マガオロチの卵が原因で急激に衰えてしまっている(マックス曰く「星の寿命を考えると不自然だ」)。
卵を守っているヘルベロス、並びにスラン星人と交戦するもマックスがゴーデス細胞を打ち込まれてしまい、リブットはやむなく撤退。
その後、修行を終えたリブットは抗体を手にしてグレート・パワードと共に「マックス救出並びにマガオロチ撃滅作戦」を開始した。

  • 惑星カノン
    PLANET KANON
『THE ORIGIN SAGA』の舞台の一つとなった惑星。
Chapter.1でユリアンがソラと共に公務のために訪れている。
襲撃してきたルーゴサイトと万一の時に待機した80が一戦を交えた。

なお、『THE ORIGIN SAGA』本編で命の木はジャグラス ジャグラーの手によって斬り倒されており、現在のカノンはビル街となっているため時系列は『THE ORIGIN SAGA』の前と思われる(諸説あり)。

言わずと知れたウルトラマンの総本山。

  • K76星
    PLANET K76
『ウルトラ銀河伝説』に登場した惑星。
本作ではウルトラ戦士達が修練のために使っているという事実が新たに判明。
マックス救出並びにマガオロチ撃滅作戦を完遂するために、リブットはグレート・パワードコンビによる「手荒な特訓」を受ける事となった*17

  • 惑星フィード
    PLANET FEED
煌びやかな夜空が目に映る惑星。
80・ネオス・セブン21からなる討伐隊と駆けつけたコスモス・ジャスティス、ルーゴサイトが激戦を繰り広げた。

  • ギャラクシーレスキューフォース本部
    GALAXY RESCUE FORCE HQ

  • 惑星アーブ
    PLANET ARB
何万年もの間、争いもなく繁栄し続けている奇跡の星だったが、ボガールによって滅ぼされてしまった。
トレギアはヒカリを連れ戻そうとするが、既に復讐心に囚われてハンターナイト ツルギに変貌したヒカリに攻撃されてしまう。

  • 惑星デスター
    PLANET DEASTER
タロウとトレギアが調査に向かった惑星。
タロウが「気味が悪いな……」と述べた他、ここで異常なエネルギー反応が検知された。
その異常なエネルギー反応の元であるタルタロスから召喚されたナイトファングとタロウが交戦した。

  • 衛星ゴルゴダ
    SATELLITE GOLGOTHA
『ウルトラファイトビクトリー』に登場した衛星。
ウルトラ6兄弟とモルド・ジュダ・スペクター兄弟が激戦を繰り広げた。

  • 惑星マイジー
    PLANET MAIJII
『タイガ』のボイスドラマで登場した惑星。
タイガ曰く「ここの重力バランスが筋力増加に丁度良い!」らしい。


挿入歌

本作でも各作品・媒体から様々な楽曲が挿入歌として使用されている。
前作がvoyager中心だったが、今作の場合はProject DMM関連の曲が多いが様々なアーティストのものも使われている。

ウルトラマン80
作詞:山上路夫 / 作曲・編曲:木村昇 / 歌:TALIZMAN

ウルトラマン80』のオープニングテーマ
惑星カノンでの戦闘シーンで使用された。

ウルトラマンネオス TYPE 2001
作詞:松井五郎 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:大門一也 / 歌:Project DMM

ウルトラマンネオス』のオープニングテーマ
ネオス・セブン21とルーゴサイトとの戦闘シーンで使用された。

Spilit
作詞:松井五郎 / 作曲・編曲:KATSUMI / 歌:Project DMM

ウルトラマンコスモス』のオープニングテーマ
コスモス・ジャスティスとルーゴサイトとの戦闘シーンで使用された。
ゲーム作品では割とあったが、映像作品としては何気に稲田氏ボイスのコスモスやジャスティスと合わせて使用される珍しい場面となっている。

ウルトラマンマックス
作詞:及川眠子 / 作曲・編曲:高梨康治 / 歌:TEAM DASH with Project DMM

ウルトラマンマックス』のオープニングテーマ
マックス・ゼノン・リブットと、ゴーデスマガオロチとの戦闘シーンで使用された。

ウルトラ六兄弟
作詞:阿久悠 / 作曲:川口真 / 編曲:山本健司 / 歌:Project DMM

ウルトラマンタロウ』の挿入歌のProject DMMのカヴァー・バージョン。
ウルトラ6兄弟とジュダ・モルド兄弟との戦闘シーンで使用された。
なお、本作特有のウルトラ戦士を紹介する一枚絵の場面でウルトラ6兄弟は右腕を上げているが、
これはぐんぐんカットでのポージングではなく、『タロウ』第34話「ウルトラ6兄弟最後の日!」で一斉に登場したシーンを意識したものとなっている。

Blue Spinning
作詞:金光大輔 / 作曲・編曲:ハマサキユウジ / 歌:海弓シュリ

『ウルフェス2018』で使用された楽曲。公式の歌詞カードミスのせいでかなりの人に曲名を「Blue Spring」と勘違いされている。
前作で使用された「Ready to beat」の女性パートというべき曲でもあり、グリージョの戦闘シーンで使用された。
元々はブルのテーマと言える曲だが、ステージでもグリージョの登場テーマとして使用された事もあって、相性の良さは実証済みとも言える。

ザ☆ウルトラマン
作詞:阿久悠 / 作曲・編曲:宮内國郎 / 歌:ささきいさお、コロムビアゆりかご会

ザ☆ウルトラマン』のオープニングテーマ
ジョーニアスとアブソリュートタルタロスの戦闘シーンで使用された。

Buddy, steady, go!
作詞・歌:寺島拓篤 / 作曲・編曲:渡部チェル

ウルトラマンタイガ』のオープニングテーマ
トライスクワッド達とゼットン軍団との戦いの際に使用された。

ウルトラマンメビウス
作詞:松井五郎 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:京田誠一 / 歌:Project DMM with ウルトラ防衛隊

ウルトラマンメビウス』のオープニングテーマ
メビウスとゼットン軍団との戦いの際に使用された。

Ultra Spiral
作詞:TAKERU、瀬下千晶 / 作曲・編曲:小西貴雄 / 歌:voyager

前作『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』の主題歌であり、
ウルトラマン クロニクルZ ヒーローズオデッセイ』でもオープニングテーマとして使われている。
ウルトラリーグとゼットン軍団との戦いの際に使用された。



追記・修正は日曜朝10時から10分間で、その続きは1週間後にお願いします。



to be continued



この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀
  • 大いなる陰謀
  • ウルトラシリーズ
  • ウルトラファイト
  • 坂本浩一
  • 足木淳一郎
  • ウルトラマン
  • 特撮
  • 円谷プロ
  • まさかのサプライズ
  • THE ABSOLUTE CONSPIRACY
  • アブソリュートタルタロス
  • スピンオフ
  • ミッシングリンク
  • 可能性世界
  • ウルトラリーグ
  • ウルトラマン
  • YouTube
  • 並行同位体
  • 歴史改変
  • 衝撃のラスト
  • ウルトラギャラクシーファイト
  • 豪華声優陣
最終更新:2024年07月30日 21:21

*1 M78ワールド基準である事に留意。また、ニュージェネ各作品の物語が開始する以前の時系列の可能性がある。

*2 円谷プロ公式ツイッターでは「ゴーデスワクチン」という名称がつけられている。

*3 なお、とある場面ではその場にいるウルトラマンの中で最年長のゾフィーを、声優キャスト内で最年少の声優が演じているという珍事が見られた。

*4 正史における『メビウス』以前の時系列である『トレギア物語/青い影』などでは単に長官としか呼ばれていなかった。

*5 Episode.8でもタイガに「今はギャラクシーレスキューフォースに身を置いている」と説明していた。

*6 ゼロ曰く「ムカつく性格は持って生まれたモンらしいな」。

*7 ただ、これに関しては脅されたという点を差し引いても光の国に戦争を仕掛けたエンペラ星人の手下であるのは事実で、その宇宙人達の同族がこれまでのシリーズで狡猾な性質を見せた事を踏まえれば、命乞いのフリをして騙し討ちを仕掛ける可能性もあったため、一概に間違いとは言い切れない。……無論、それが正しいかどうかはまた別だが。

*8 この時「なんて強さだ……。これが、闇の力……!」と口にしたが、ケンから「臆するな、ベリアル!」と叱咤される場面があった。文面からしてケンは友が闇の力に臆していたと捉えたのだろうが、正史での設定を考えると闇の力に魅了されたのが真相。

*9 しかも『メビウス』で描かれた、その一騎打ちの空間までも再現するという徹底ぶり。

*10 『ベリアルの乱』が事実上消滅した次元と同一世界なのかは不明

*11 正史では伝聞だけで絶望したが、これはベリアルと尊敬したヒカリが闇に堕ちた事を受けて「光の国の住人も所詮は図体が大きいだけで、愚行を繰り返す地球人と何ら変わらない」と結論付けたのが理由。

*12ザ☆ウルトラマン』の大ファンで、ファイトシリーズにジョーニアスを出したがっていた。

*13 この時少しでも逃げ遅れたり、レジェンドと戦闘を行ったりした場合、ギガエンドラのようにスパークレジェンドを食らって宇宙の塵になっていた可能性がある。

*14 他と同様、並行同位体の疑いがあるが、真相は不明。

*15 続編の『運命の衝突』で死亡していることが判明した

*16 Chapter.1ではコスモスが「フューチャーアースで大きなエネルギーが確認された」という発言があったのは恐らくこれが原因。

*17 前述の通り、マックスがゴーデス細胞を抑えられるのは3日が限度かつあくまでゴーデス細胞の抗体制作の期間だけしか特訓出来ないので当然とも言えよう。