サブキャラクター一覧(ゼノギアス)

登録日:2010/02/14 Sun 17:44:38
更新日:2025/04/11 Fri 02:19:08
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この項目ではゲーム『ゼノギアス』に登場するサブキャラクターについて説明する。
主要キャラクターに関してはゼノギアスの項目を参照。



【ラハン村】

◆アルル
ラハン村に住む女性でフェイの親友。
ティモシーと婚約していたが、実はフェイに想いを寄せていた。
結婚式前日にヴェルトールの暴走に巻き込まれて死亡する。
ダン曰くボインボイン
序盤早々に死亡してしまうが、ラハン崩壊(ティモシーが死亡した)後、フェイについて回る展開が考えられていた。
……が、そのような女にフェイとエリィの恋路を邪魔されちゃかなわないということで早々に死亡させたとのこと。(´;ω;`)カワイソス

◆ティモシー
フェイの親友の青年。
アルルとの結婚式前日にギアの戦闘に巻き込まれて死亡。
フェイはそれにより錯乱し、ヴェルトールを暴走させてしまう。

◆ダン
やんちゃ盛りのアルルの弟。
フェイを慕っていたが、村が壊滅してからはフェイを人殺しと呼び、憎むようになる。
生身でグラーフ顔負けの超指弾を放つ。

◆ユイ・ウヅキ
シタン先生の妻。
料理が得意な温和な女性。
なんと素手なら先生と互角というビックリ設定がある。

◆ミドリ・ウヅキ
シタン先生の娘。
非常に無口であまり喋ることがない。
なかなか親に懐かないのが先生の悩み。
実はそんなに無口じゃないということが後半明らかになる。

ルッカ
メモリーキューブについてフェイに解説してくれる少女。ただし有料(28G)。所持金が足りないとツケになる。
実は『クロノ・トリガー』からのゲスト出演。本作が『クロノ・トリガー2』として企画されていた頃の名残のようだ。
一瞬しか表示されない画面いっぱいの長台詞の中で、さらっと
「だけど、なんだってわたしがこんなとこでこんな説明してなきゃなんないのよ?
 ようやくシルバード2号の設計に手がつけられるってのに、まったく。」
……と漏らしていた。



【バルト一味】

◆シグルド・ハーコート
バルトの腹心でユグドラシルの副艦長。
元はバルト付きの騎士であり、クーデターの後シャーカーンに捕らわれていたバルトを救出した。
先生とは旧知の仲らしく、先生のことをヒュウガと本名で呼ぶ。
(そもそもプレイヤー目線ではよく似た顔つきだが)実はバルトとは……

◆ローレンス・メイソン子爵
バルトの行動にいつも右往左往している爺さん。
普段はガンルームでアイテムを売っており、メカニックの総指揮も勤める。
意外にも若い頃は武術と知略の両面に優れた武人だったらしい。
やる時はやる老執事。

◆バンス
ユグドラシルのソナーを担当するイルカの亜人。
話しかけることでゲーム中の効果音が聞ける。



【アヴェ王国】

◆シャーカーン
アヴェ王国の現宰相。ハゲ
先代国王がキスレブと停戦協定を結ぼうとしたことに反対し、クーデターを起こす。
それにより王族のほとんどを殺し、アヴェの実権を握る。
ゲブラーと同盟を結び、不利だった戦局を五分にまで回復させた。
「ぎにゅあぁぁぁぁ・・・」



【宗教国家ニサン】

◆マルグレーテ・ファティマ
愛称はマルー。
ニサンの大教母の16歳の少女。
バルトの従妹にあたり、周りからはバルトの婚約者扱いされているが、本人はあくまで親友を自称。
しかし、最終的にはまんざらでもなくなった様子*1
幼い頃にバルトが自分の代わりに拷問を受け続けたことで、弱い自分を恥じており、その象徴である女性性を嫌っている。
そのため無意識的に第二次性徴を遠ざけており、歳の割りに容貌が幼く、一人称も「ボク」のボクっ娘
開発当初はパーティ入りが予定されていた。残念。

◆アグネス
マルー付きの侍女のシスター。
マルーとバルトの婚礼の日を楽しみにしている。



【キスレブ帝国】

◆ジークムント
現キスレブ総統。
一兵卒から軍のトップにまで成り上がった優秀な人物。
総統になってからは「委員会」から国を放逐した。

◆ハマー
お調子者で臆病者のネズミの亜人の便利屋。
バトリングに参加するフェイにメカニックとして協力し、以後も道中を共にする。



【タムズ】

◆艦長
その名の通りサルベージ艦タムズの艦長のセイウチの亜人。
非常に熱い性格で「海の男」を自称する。
バルトとはとても気が合う。

◆ハンス
タムズの副艦長のイルカの亜人。
冷静な性格をしており、いつも艦長の行動に頭を悩ませている。
バンスとは何の関係もない。



【教会】

◆ストーン司教
ビリーが敬愛する教会の神父。
とても温和な人物で優しい笑顔を浮かべている。
数年前にビリーが死霊に教われていたところを助け、ビリーがエトーンに加入するきっかけを作った。
その実体は、ソラリスの幹部の一人で、本名はスタイン。ユーゲントでジェサイアと同期であり、ラケルに想いを寄せていたが、ジェサイアと結婚したことで逆恨みし、死霊を差し向けてラケルを殺害した
温和な笑顔は正しく上っ面で、本性も素顔もとんでもない怪人物。


【シェバト王国】

◆ゼファー女王
外見こそ幼いが、500年以上生き続けるシェバトの女王。
ネタバレになるため詳しい経緯は割愛するが、シェバトの罪を償うために延命措置を受けた。
資料集にはロリっ子が集合しているラフイラストがあるが、この人とエメラダが平均年齢を異様に引き上げている。

◆ワイズマン
白い仮面を着けた男で武術の達人。
フェイの父カーンとは兄弟弟子だったらしく、フェイの前に現れてはヒントを残し去っていく。

◆ジョシュア・ブラック
シェバト工作員。ゲーム内では実際には未登場。
地上での活動中、ジェサイアと出会い意気投合するが、ソラリスの追撃に巻き込まれ死亡。その際に、ジェサイアに自分の容姿を利用して身分を偽るように勧めた。


【神聖ソラリス帝国】

◆天帝カイン
ソラリスの統治者。原初から生き続けている最古のヒト。
骸骨のような金色の仮面を被っている。
「おれはしょうきにもどった!」とは言わないが、名前の由来は二人とも同じ。

カレルレン
実質的にソラリスを統治している男。
優秀な科学者でもあり、自信の目的のために暗躍する。

カーラン・ラムサス
ソラリスの軍事組織ゲブラーの総司令官。
人種差別主義の多いソラリスでは珍しく能力主義であり、部下からも慕われている。
直接戦闘や戦術指揮の両面に優れた人物であり、性格は冷静で紳士的。
しかし物語の進行に伴い精神が追い詰められていく。
決して塵なんかではない。

◆ミァン・ハッワー
公私共にラムサスの副官をつとめるどこかミステリアスな女性。
プライベートではラムサスをカールと呼ぶ。

ヴァンダーカム
ゲブラー所属の軍人。十字のフェイスペイントを施したハゲ。脳筋オブ脳筋。
こんな奴でも地味に個別項目があったりする。メインのバルトやビリーは無いのに。

◆ドミニア・イズコール
ラムサス直属部隊エレメンツのメンバーの女性で階級は中佐。地属性
士官学校時代のエリィの同期で、高い能力を持っていながら能力を使うことを嫌うエリィに嫉妬や羨望、苛立ちなど複雑な感情を抱いている。
ラムサスを慕う感情が強い。
容姿も普段の言動も女性らしさ皆無だが、撃墜されると意外にも「きゃあ!」と叫ぶ。

◆ケルビナ
エレメンツのメンバーの物静かな女性。水属性
ドミニアとよく組んでおり、同じくエリィと同期だが、こちらはさらに同室であった。
強すぎるエーテル能力を制御するためにいつも目を閉じている。貴女は乙女座の聖闘士ですか。ちなみに目を開けると怖い美人。開けなくても美人。
実は毒舌キャラだとか。
監督の奥さんの裏設定だとエリィに対するドロドロのヤンデレズ愛憎感情があったらしく目を見開いた怖い顔はその表情だとか。
ソラリス人と地上人のメイドとの混血で幼い頃半らむずをシュクセイだあ!酷いいじめを受けていたケルビナに唯一、手を差し伸べたのがエリィ*2であった。
そしてエリィと幼馴染の親友となり共にユーゲントに入学しても同室で友情を育んでいた。
しかし同じ傷を舐め合える存在だと思っていた彼女は実は純粋なソラリス人同士の子供であり両親に愛された子供であった。
エーテル力もエリィはチート対存在であるため普通のヒトであるケルビナはまったく及ばず劣等感と嫉妬を募らせてしまった。
挙句にエリィがドライブ事故で入るはずだったエレメンツを辞退し、空いたその枠が能力下位互換だが仕方ないという理由で回ってきてあんな表情をすることになってしまったらしい。
「合体しましょ!」

◆セラフィータ
エレメンツメンバーの兎の亜人。火属性
爆乳
勘違いされがちだが、エレメンツのリーダーはドミニアではなく彼女。
子供っぽい性格をしており、その言動はどこまで本気かわからない。おばあちゃんが言ってた!
ちなみに懸垂は三百回できちゃうらしい。

◆トロネ
エレメンツメンバー。顔面のネジがトレードマーク。風属性
ポリクロロトルエン仔牛脳搭載さいぼぉぐであり、体の9割がさいぼぉぐ化されている。
クールに決めたいが、組まされているのがセラフィータのためツッコミ担当。
メンバー中唯一一人称が変わる子。
彼女たちエレメンツの名前は天使の9階級に因む。

◆ケンレン(捲簾)
カレルレンの従者であり、ギアとの融合を果たした者。言葉遣いが馬鹿丁寧。
名前の由来は沙悟浄。

◆テンポウ(天篷)
ケンレンと同じくカレルレンの従者でギア融合者。少し性格破綻気味。
名前の由来は猪八戒。孫悟空はカレルレン。

◆ゲブラー特殊部隊
敵基地への潜入、破壊工作等の特殊任務をこなす為に組織された部隊。
隊長のランク、参謀のヘルムホルツ、ノリは軽いが冷酷非情なストラッキィ、巨漢だがわりと温厚なブロイアー、最年少でナルシストのフランツの五人が集う。
主にエリィの直属部隊として出撃した。


【無所属】

グラーフ
仮面を被った謎の男。
フェイの前に現れては意味深な言葉を残したり、ハゲ敵に力を与えて去っていく。
自身の実力も高く、フェイ達ではまるで歯が立たない。
「どこから入ってきたんだ!?」

イド
真紅のギアを駆る赤髪の男。
ギア戦ではラムサスを瞬殺したり、ユグドラシルを片手で持ち上げたりとグラーフと同じく規格外の実力を誇る。
また、生身で悠々とギア数体を破壊したりしている。

◆ジェサイア・ブランシュ・ブラック
ビリーの父。愛称はジェシー。
自分勝手なダメ親父で、その上教会に破壊活動を行っているためビリーからは厄介者扱いされている。
ビリーが幼い頃に行方を眩まし、数年前にひょっこりと帰ってきた。
ビリー曰く性格が変わりきっており、顔付きも事故のため変わってしまっているので本当に父親なのかわからないとのこと。
先生やシグルドとは旧知の仲らしく、二人からは先輩と呼ばれる。

◆プリメーラ・ブラック
ビリーの妹。愛称はプリム。
数年前に母が目の前で死霊に殺されるのを見てしまい、以来そのショックで喋れなくなっている。こちらはミドリと違ってガチの無口、というか心因性失声症と思われる。
ビリーと違いジェシーによく懐いている。

◆チュチュ
惑星原住の知的生命体ウーキィ族の少女。
学術名は「ドテスカチュチュポリン(知能レベル天文学的に低い)」。
人間の男との恋を夢見てぬいぐるみのフリをしてアヴェの首都ブレイダブリクに潜入、そこで射的の景品になってたところをマルーがただならぬ執念でゲット。
シャーカーンの部下に見つかった際はチュチュの重さが災いしてマルーは捕まった。ちなみに体重は35kg(初期値)。米袋か
誰が予想できたであろうか、まさかのパーティ入りを果たす。知能は言うほど低いわけじゃない。
必殺技がなく、代わりに強力なエーテル能力を有する。ギア戦では巨大化して戦う。
ドライブで薬漬けにすれば猛威を振るうほか、専用のアクセサリーもある。まあ素早さ低いんですけど。
実はパーティ内のフェイやバルトがピンチになればなるほど攻撃力が上がる。が誰も気が付かず、発売から約14年後に発覚した。

◆アイザック・バルタザール
シェバト三賢者の一人。マリアのひいおじいちゃん。通称「バル爺さん」。
ギア工学の天才だが現在は隠遁生活をしており、流砂に飲まれ地下空洞に落下したフェイとバルト二名と偶然出会った。
三賢者の中では一番普通の人間に近い容姿をしているが彼もまた500年以上生き続けている。

◆ガスパール
シェバト三賢者の一人。ゼファー王女同様、500年以上生き続けている武術の達人。尖った鼻が特徴的。
設定的には560歳の時に男児を設けており、ユイさんは孫娘にあたる。そりゃ強いわけだ。
ゲーム的にはフェイたちに超必殺技を伝授してくれるが、出番はそこぐらい。

◆トーラ・メルキオール
シェバト三賢者の一人。青白い肌をしたまん丸体型の人物。
4000年前のゼボイム文明のナノテクノロジーを復活させた科学者で、カレルレンは教え子。
彼もまた隠遁生活をしており、偶然落下してきたフェイとエリィを治療した。
彼らの名の由来は東方の三博士だと思われるが、ガスパールはネタ元では「Casper(カスパール)」で濁点は着かない。
ちなみにクロノ・トリガーに登場する三賢者(ガッシュ、ハッシュ、ボッシュ)の海外名も「Belthasar」、「Gaspar」、「Melchior」だったりする。

◆ビッグ・ジョー
エルビス・プレスリー風の格好をしたオッサン。
アヴェ武闘大会にて初登場し、その後あらゆる場所で遭遇する。
観客の方が強いとか間違っても言ってはいけない。
物語終盤にとある場所でギアの部品やドーピングアイテムの売買を行っている。一方でキスレブのバトリング場にもいたりする。
実は凄まじいバックグラウンドの持ち主だが、本編とは関係ない。


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最終更新:2025年04月11日 02:19

*1 ちなみに公式イラストでもバルトとの結婚式があったりする

*2 エリィは作中中盤まで自分は家に居た乳母である地上人のメイドとの子だと疑っておりケルビナとは同じ立場と思い込んでいた。