プテラレンジャー/メイ

登録日:2022/05/04 Wed 00:27:04
更新日:2025/04/14 Mon 21:49:59
所要時間:約 6 分で読めます





リシヤ族プリンセス!

愛の戦士、メイ!


メイとは、スーパー戦隊シリーズ第16作目『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の登場人物。
本項目では彼女が変身するプテラレンジャーについても記載する。

演じたのは当時既にアイドルとして活躍していた千葉麗子。
後に『忍者戦隊カクレンジャー』にも、蝶の妖精麗花として登場し、サスケと関わる事となる。
また、本作では過去のリシヤ族のプリンセス「ユイ」の役も演じた。

テーマソング:「夢見る乙女の力こぶ」(歌:斉藤小百合)


【人物】

古代恐竜人類の五大部族「リシヤ族」の王女である、1億7千万とんで17歳の少女。
ゲキ以外のメンバーでは唯一プリンセスと高い地位にいる事が分かるが、部族の違い故か他のメンバーとの上下関係は特になかった。

基本的に心優しく真面目な性格で、特に花を愛している。
花や子供などの弱いものを傷つける相手には怒りを燃やし、一人になっても弱音を吐かずに戦い続ける心の強さを持っている。

一方で年相応にお茶目なところもあり、特に美容やオシャレなどに関しては譲れない一面も持っている。
封印が解かれた直後にも人前に出るより先に化粧をしていたらしく、バーザに嗜められていた。「メイ!化粧なんぞしとる暇はありゃせんぞ!!」
連続ストーリーである回以外では、毎回髪型が変わるというこだわりも見せている。
戦隊ヒーローでこうも頻繁に髪型を変えているのは彼女くらいである。
そのオシャレのセンスはラミイとの変化対決でも活かされた。

ダンと共に不良化した事もあり、可愛いがドスの効いた声でツッパっていた。*1

ケツの青いガキの癖しやがって!

正義なんざ退屈なんだよ、あぁ!?

さすが約1億7千万歳である。

伝説の英雄である弓の名手、リシアンテウスの血を継いでおり、彼女も弓矢の扱いに長けている。
100m先の標的を狙う超長距離の狙撃や、飛びながらの射撃、障害物の多い森林での射撃もお手のもの。
トラップを仕掛ける事で自身を囮に相手を攻撃する事もあったりと、とにかく射撃に関して右に出るものはいなかった。

最終回では仲間達と共に雲に乗って旅立っていった。
しかし後述の通り何度か地上に帰還をしている為、彼女もまた、必要とあれば仲間と共に地上に駆けつけて、正義のために戦いを続けているようだ。


【プテラレンジャー】


ダイノ、バックラー!

プテラレンジャー、メイ!!

SA:中川清人氏

メイがダイノバックラーにメダルをセットして変身した姿。
プテラノドンが翼を広げた名乗りポーズが特徴。
なお、他の恐竜作品プテラ戦士が飛行可能な中、彼女には飛行能力は無かった。
前年と被るからだろうか。
後述する映画では、一緒になって飛んでいる。

【装備・技】

  • レンジャースティック(レンジャーガン/レンジャーソード)
ジュウレンジャーの共通装備。
変形させる事によって、銃と剣を使い分けられる。
軽く扱いやすいのか、伝説の武器「プテラアロー」を手に入れても多用していた。
ドラゴンレンジャーが初登場時に奪ったのも、元は彼女の物。

  • サンダースリンガー/レンジャースリンガー
神秘の沼で手に入れた、新たな共通装備。

  • バベルアタック
5人がやぐらを組み、レンジャースティックを合わせて衝撃波を放つ必殺技
女性であるためか、メイは上段を担当。

  • プテラアロー
メイの使う伝説の武器。
普段はただの弓矢だが、変身する事で武器も変化する。
弓の部分と矢の部分、どちらが伝説なのかは謎。
ハウリングキャノン合体時には他の武器を支える骨組みパーツとして扱われている。

  • サイドザウラー3
ジュウレンジャーの駈るサイドカー付き高速バイク
トリケラレンジャーが操縦し、プテラレンジャーは車体右のサイドカーに搭乗。


【守護獣プテラノドン】

リシヤ族を守る守護獣。
モチーフはその名の通りプテラノドン
飛行速度はマッハ2.5を誇り、両翼から「プテラビーム」を放つ事で戦う。
ダイノタンカーではティラノサウルスの上の…飾り?を担当。
大獣神では胸の装甲を担当している。

守護獣ドラゴンシーザーが剛龍神となった際には、守護獣ティラノサウルス共々余る剛龍神の後ろでくるくる飛んでる姿は哀愁を誘う


【他の戦隊シリーズでの活躍】

宇宙帝国ザンギャックの襲来に際し5人揃って地球に帰還、レジェンド大戦の中で一度は力を失った。
レンジャーキーゴーカイピンクが主に使用。

なんとゴーカイレッドが使用した。
元がレッドだけに凄まじくガタイがよく、正面に出ていたためかなり目立つ。

他のメンバー同様、変身後の姿のみとは言えオリキャスにて堂々の復活を果たした。
プテラつながりでアバレイエローとキョウリュウゴールドと共闘。

飛行チームの一員として登録されていたが、残念ながら映像中に出番はなし。


【余談】

メイを演じた千葉麗子氏は、当時戦隊ヒロインを演じた役者としては最年少の17歳であった。*2

ジュウレンジャーやパワーレンジャー等の人気のおかげか、フィギュア化には恵まれており、プレミアムバンダイ限定ではあるがフィギュアーツやSHODOシリーズ等で立体化されている。
また、ガールズインユニフォームシリーズでは変身前の姿で収録された。
なお、髪型はツインテール時の物となっている。
収録弾は第4弾、他には小津芳香ナイとメア岬めぐみユウリシークレット2種が同時に収録された。





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最終更新:2025年04月14日 21:49

*1 ちなみに、その回の脚本はお馴染み井上敏樹氏で、ジュウレンジャーで唯一の担当回でもある。

*2 2年後の忍者戦隊カクレンジャーにて、ニンジャホワイト/鶴姫を演じた当時14歳の広瀬仁美氏により、その記録は塗り替えられる。