炎の闘球女 ドッジ弾子

登録日:2022/12/05 Mon 19:30:39
更新日:2023/02/01 Wed 00:34:35
所要時間:約 3 分で読めます




伝説のドッジボール漫画奇跡の復活!!



『炎の闘球女 ドッジ弾子』とは、web漫画サイト『週刊コロコロコミック』にて毎週月曜日に連載中の漫画作品。
2022年11月28日より連載が開始された。


概要

かつて一世を風靡しドッジボールブームを巻き起こした伝説の作品『炎の闘球児 ドッジ弾平』(以下『弾平』表記)の公式続編漫画。
作者ももちろん同じ、こしたてつひろ氏。
名前から分かる通り、主人公の一撃弾子は『弾平』の主人公、一撃弾平の娘である。
女子が主役でありながら荒々しく力強いドッジボールの描写とキッズ向けな下ネタは少年漫画である事を思い出させてくれる。
が、それと同時に大きなコロコロキッズの心をことごとく撃ち抜いてくる性癖ブレイカー達が話題となり、ぷにるに並ぶ性癖漫画と言っても過言ではなくなっている。

なお、「弾平の子供が主人公」という点で見れば本作が初の作品ではなく、かつて月刊コロコロコミックにおいて連載された『ドッジファイター一撃!』(以下、『一撃』表記)という作品が存在している*1
本作の登場によって『一撃』が公式的にはどのような扱いになっているのかは現在明かされていないことから一部のファンの間では議論となっており、本作とはパラレルワールドの関係とする見方がある一方、本作の弾平は『一撃』のデザインをベースにしていると思われるため、少なくともこした先生が忘れている訳ではないようだが…?


あらすじ

「闘球」!!!*2
それは史上最強の格闘球技!!
多くの闘球伝説が生まれ、またひとつ新たな物語が始まろうとしていた……(本編第1話冒頭より)


登場人物

  • 一撃弾子
この物語の主人公であり、前述の通り一撃弾平の娘。
廃部となってしまった闘球部の復活のため奔走する。
普段は少女らしい可愛らしい服を着ているが、本気でドッジをやる際にはスパッツとスポブラに上からボロボロのタンクトップという、少女らしくも勇ましい格好をする。*3
また、父譲りの炎のような赤髪であり、サイドに結んだおさげの部分が(父の髪形と同じように)炎を模している。
真っ正面から巨大な鉄球を受け止めて流血しながらも笑顔を見せる、令和っ子離れしたタフネスと、ボールを受けた相手の両足が地面にめり込むほどの豪速球の持ち主。
基本的に明るく面倒見がいいのだがドッジボールの事となると加減が出来なくなり、誰に対しても全力で球をぶつける今の時代完全な時代錯誤のスパルタ指導をしたり大人ですらビビるほどの眼光で睨みつけたりする過激な性格。
年相応におばけは苦手な模様。
ぼくっ娘、活発なスポーツ女子、くびれの薄いボディライン、ウ○コを両手に持ちながら舌舐めずりをする*4など、間違いなく令和のコロコロキッズの性癖を歪めにかかってきている性癖破壊兵器でもある。


  • 小仏珍子
弾子の親友にして珍念の娘。弾子とは生まれたときからずっと一緒とのこと。
あえて名前にルビは振らないが、コロコロキッズなら当然読めるあのワードである。正気か珍念。
当然年頃の女子である彼女もその名を気にしている描写もある。何というものを背負わされているのだろうか。
3本のアホ毛が生えた髪型は父譲り。
メガネをかけて丁寧語で話す礼儀正しい子だが、弾子の球を至近距離から受け止める実力者。
投球の方ではカーブボールを得意としているらしい。
小柄な見た目だが、甘い物好きで意外と沢山食べる様子。
そして毎回「球が曲がった」だの「珍子もガチガチ」だの名前にかけたきわどいワードを投げかけられる。

  • 一撃弾平
前作『弾平』の主人公。
小柄なボディは何処へやら、立派な体格の青年男性となっている。
が、物語開始時点で既に故人(?)である。彼の父親、要するに弾子の祖父が「ああ」だったので当時の読者には「どうせ生きてるだろ」とか言われている
というか 墓を作られているだけ で死んだとは作中では一言も言われていない。
弾子の祖父「弾十郎」のものを凌ぐどデカい墓が建てられており*5、弾子はそれに全力で球をぶつけ、跳ね返ってくる球を受け止める「キャッチボール」を日課としている。
闘球部が廃部となったと聞いた時には墓から謎の液体を流して悲しむ姿も見られた。廃部になったのあなた達世代が怪我人続出させたせいなんですけどね。
余談だが前述の「一撃」ではまだ行方不明という設定だった。


  • 小仏珍念
珍子の父であり、まだ幼い弾子の世話もしているらしい。
彼もまた大人となり、立派な体躯の僧侶となっている。


  • 白鳥先生
弾子たちの学校の先生。
女性ではあるのだがやたら筋骨隆々のマッスルボディの持ち主。
しかしながら令和の教師らしく、普段役に立たないドッジボールを軽視し、子供たちにケガのないような安全な指導をモットーとしている。
弾子の熱意に悩まされており、校長ともども危険な闘球部の設立を阻止しようとしている。
子供たちを天使呼ばわりしたり、弾子の特訓で逞しくなった少年に顔を赤らめたり、実は結構な危険人物なのではないかという疑惑あり。


  • 江袋(えたい)もち子
中学男子人気ナンバーワンの美少女。
やわらかなボディが自慢で、弾子の球を土手っ腹に受けても平然としていられる体質*6と、タコのようなヘアスタイルの持ち主。
「入部したら100万円」という滅茶苦茶な部員募集に釣られ、闘球部に入部した。
弾子と違い起伏に富んだ女性らしいボディラインに加え、弾子らの3倍はあろうかという長身でもあり、彼女も読者の性癖を狂わせにかかってきていると見て間違いない。
名前もおそらく「恵体*7」と「得体」をかけてると思われる。


  • スーザン(スージー)・キャノン
もち子の友人である外国人留学生の超スポーツ万能筋肉女子。「スージー」の愛称で呼ばれている。
大胆なスポーツウェアに束ねられた髪、どことなくネコっぽい表情、バチバチなまつ毛が特徴。
他の部との掛け持ちで忙しく、闘球については興味ナシだったが、弾子の力強いショットに負けを認め、闘球部に入ることとなる。
その投球スピードだけなら弾子を上回り、先に投げられた弾子の球よりも早く的に当てる事ができる。
得意とする「砲丸投げ投法」が『弾平』に登場した陸王冬馬のパワーショットと似ているが、関連性は不明。
オレっ娘、スポーツ女子、外国人留学生と、またしても属性過多なお方。
なお、日本語は流暢に話せているようで、弾子らとも普通に話せている。
名前のスージーは恐らく筋肉の「筋」からだろう。決してそれ以外の意味はない……はずである
また、スポーツウェアの胸元には「SUZY」と名前が書かれているが、ラフの段階では「UNKO」と書かれていた。作者は鬼か?


  • 音花(おとはな)羽仁衣(はにい)
初等部4年の少女。一人称は「われ」。
天才ハッカーと銘打たれているが、やっている事はハチの姿をした小型ドローンによる生徒の監視見守り。
だが、その貢献によって学校内に個室を与えられている。にしても異性のトイレまで監視するのは如何なものか。
一見クールなインテリ女子だが、大人以外の人と話すのは苦手ですぐに真っ赤になって緊張してしまうコミュ障キャラ。インドア派なので運動も大の苦手。
校長らの指示により闘球部の弱みを握って廃部に追い込もうとするが、偵察用ドローンを壊された為に直接接触した結果、過酷な入部テストを受けるハメになってしまう。
ドローンの力を駆使して無事に入部に成功し、与えられた個室も闘球部の部室となった。多分当初の目的の潜入調査はもう絆されて忘れてる。
ドローンは全力を出せば弾子の球の威力を相殺できるほどの能力を持っており、投球時にも立体映像を使った魔球を操る事ができる。勿論フィジカルは普通以下の軽い球だったが。
クールな子の見せるポンコツ分から得られる栄養を供給してくださる有難い存在。
名前の由来はミツバチの英名「ハニービー」から。


  • 二階堂平子(ぺいこ)
聖アローズ闘球部を率いるお嬢様。
スマートな男装姿に豊かな胸元を併せ持つ新たなる性癖の塊。そして彼女もまたぼくっ娘。
『弾平』にてライバルキャラであった二階堂大河の娘であり、その名の通り弾平から名を取っている。なんという激重感情。
大河からは弾平について「永遠のライバル」と聞かされているらしく、弾平の事は「弾平さま」と呼び、その娘の「弾子くん」の事を会う前から勝手にライバル視している。
実質ラスボスだったアニメ版はともかく、原作だと大河は途中から名前すら出なくなっているのだが、『弾子』が原作軸だとするとその辺りはどう伝えていたのだろうか

初登場回では父の大河の姿のオマージュとして、遊んでいる弾子に対して「見損なったぞ!」と言いながら傘を折っていた。

なお本作では大河も弾平同様に巨大な墓(十字架型)が建てられているが、やっぱり「死んだ」とは言われてない


  • 五十嵐柔里(じゅり)
平子に使えるメイドの一人。
聖アローズに所属していた五十嵐豪の娘。
父親譲りのアックスショットの威力は凄まじく、もち子、珍子、スージーの3人がかりでも受け止めきれずに壁に叩きつけられた。
白鳥先生、スージーに続く筋肉娘であり、ゴリゴリの腹筋を惜しげもなく見せつけている。
それでいて顔は可憐な少女風というアンバランスさが魅力。
平子とは違い、珍子と顔見知りである様子。


追記・修正は父の墓に全力でドッジボールをぶつけてからお願いします。

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最終更新:2023年02月01日 00:34

*1 ただし、『一撃』は公式設定や作者の発言から立ち位置的な意味で実質的な続編となっているだけで、続編として連載されていた訳ではない。そのため、『ドッジ弾子』の「正統続編」という立場的には矛盾はしていない。

*2 2000年代以降の日本では「闘球」といえばラグビーの当て字となっているが『ドッジ弾平』の連載されていた1990年代はそうでもなかった。というか「ラグビーは『蹴球』と呼ぼう」「後からサッカーも日本で普及したけどこっちの方が『蹴球』じゃね?」「『蹴』が(一時的に)常用漢字から外れたけど学校教育の面で『蹴球』の呼び名はこのままで大丈夫なの?」と色々グダグダになっており、『弾平』の頃にスーパードッジを『闘球』と当て字しても突っ込まれる余地はなかった。ちなみに、現実にはドッジボールは『避球』と書かれるらしい。

*3 2話時点では未だにつけていないが、カラーイラストでは1話の時点で父と同じプロテクターを付けた姿も公開されている。

*4 実際はウ○コに見えるシリコン製のボールである……らしい。

*5 ちなみにこの墓を建てたのは、『弾平』の初期のライバルにして美形の御曹司、二階堂大河とのこと。

*6 スージーとの勝負では鋼鉄製の巨大な銅鑼をへしゃげさせ、その衝撃波だけで周囲の窓ガラスを割ったほどの威力である

*7 マッチョやグラマラスな体型の、いわゆる「恵まれた体格」を指すネットスラング。「けいたい」「めぐたい」と、読み方はまだ定まっていない。