登録日:2023/03/29 Wed 10:52:44
更新日:2023/04/16 Sun 18:12:15
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軽量超人がそんなに死に急ぎたいのならしょうがない。
オレの本来のパワーである100tパワーを使わせてもらうぜ!!
全開 100tパワー!
キング・ザ・100tとは、『
キン肉マン』の登場人物。
◆プロフィール
◆概要
『キン肉マン』の最終章【キン肉星王位争奪編】において《飛翔》(マリポーサ)チームの副将として初登場。
デカい分銅に手足が生えた感じの超人。胸に「t」の文字が書かれている。笑い声は「ゴーホホホ」、「グオホホ」
形状記憶合金としての性質もある特殊金属ボディを持ち、名前通りに100tもあるなど硬さと重さなら作中でも最高クラス。
ダイヤモンドパワーには劣るかもしれないが。
「貴様のような重量系のウドの大木が何故に飛翔チームの一員に…w」と思いきや、
身体の分銅を付け外しすることでウェイトコンディションを瞬時に調整可能な特徴があり、20tになると高速移動を活かしたファイトも可能。要は
バッファローマンの
0パワー原理。
この形態では胴体部分は頭部と一体となった支柱のみとなるが、両腕は分銅があった時と変わらず同じ位置…つまり
宙に浮いている。
全ての分銅を装着した100tは
マリポーサも見た回数が少ない最強形態で、ここまでくると浮遊していたキモい腕もきちんと生えているように見える。
相手を殺害して勝利することを宣告するサインとして人差し指と中指を折り曲げた
「血殺のVサイン」を愛用する。
プラカードやシーソーなどお膳立てが必要、若干おつむが弱いなど弱点はあるが、それでも王位編では相当強い部類の超人に入る。
◆活躍
ミキサー大帝に勝利するも満身創痍となった
ミートくんを
「ジェット・ローラー・シーソー」で殺害しようとするが、乱入してきた
テリーマンと
ロビンマスクに阻止される。
その後副将として参戦したテリーマンと対戦し、リングに仕込んだシーソーや形状記憶合金としての性能で圧倒。
しかし、マリポーサが変身プラカードで指示を出していることに気付いた
キン肉マンらに妨害され、変身プラカードも奪われてしまう。
また、
必殺技に必要なシーソーも
「フェイス・フラッシュ」で変形され逆用される。
最後は一斉に変身プラカードを投げられて困惑し、分子の配列が乱れた所に
「カーフ・ブランディング」を受け全身を破壊された。
それでもマリポーサを少しでも有利にしようと、最後の力を振り絞って腕を飛ばし、全身の骨が粉砕されたテリーマンに一撃を加えて引き分けに持ち込んでいる。
この一戦、キン肉マンに対して「試合をしていない相手メンバーに攻撃するのはアリか」「フェイス・フラッシュ使用はズルいのではないか」とよく言われているが、
向こうだって変身プラカードを使っている上に、いざテリーマンとの試合が始まった途端に巨大シーソーを用意して試合を優位に進めようとする当たりどっこいどっこいである。
逆に言えば、そこまでしないと準主役級のテリーマンですらそう容易には勝てなかった強敵だったのである。
タッグ編でなく王位編のテリーだから苦戦したと言う声も。
◆得意技
キャンバスかシーソーに飛び込み、相手を天井に吹き飛ばす。
変身プラカードの指令で分子構造を変え、身体を鉄球やバーベルにしたり、トゲを生やしたりする。
ただし本人の意志とは関係なく、変身プラカードを向けられただけで変身してしまうという弱点がある。
二撃で相手を殺害するという予告サイン。
100tボディでジェット・ローラー・シーソーを使い、1発目で骨を砕き、2発目で骨が全身を内側から突き破るというもの。
通常のVサインの第一関節だけを曲げるという器用な代物である。
◆余談
ファミコン(ディスクシステム)の『キン肉星王位争奪戦』ではプレイアブルキャラはキン肉マンチームのみだが、
バグによって100tを使う事が可能。
また、当時のおデブな少年はこいつの名前で呼ばれていたと言う伝説もあるほか、作者がキン肉マンの直撃世代である『
世紀末リーダー伝たけし!』では
罰ゲームでどんどん重くなる鉄球がコイツになっているコマがある。
追記・修正は血殺のVサインを愛用してからお願いします。
- 最初期を思い出すVサイン(キン肉マンはそもそもVサインを作れずグワシと混じった感じになってたけど) -- 名無しさん (2023-03-31 22:10:07)
最終更新:2023年04月16日 18:12