登録日:2023/11/04 Sat 18:25:00
更新日:2025/03/31 Mon 12:17:18
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【概要】
シリーズを代表する怪異である
闇の存在こと
超常現象生命体A-010(別名:影)に支配され眷属にされたヒトの成れの果て。
宿敵たる
アラン・ウェイク曰く「闇の存在が利用する
道具」。
闇の存在によって黒煙状の闇を伴いながら敵対者の行く先に無尽蔵に召還される
兵隊であり、ヒトだった頃の記憶の残渣(アラン曰く「死後痙攣」)として意味もなく独り言を呟き続けている。
【外見】
主に
黒煙を纏った生ける屍といった外見をしており、身体の輪郭がぼやけている。
また、後述する
ミスター・スクラッチが生み出した「支配された者」は人間離れしたクリーチャー然とした見た目の者が多い。
【特徴】
仲間同士での意思の疎通はできず、視界に入る者を見境なく攻撃するなど知能ははっきり言って猿未満だが、ヒトだった頃の記憶は残っているため武器を扱うことはできる。
また、身体を覆う黒煙状の闇のシールドは物理的なダメージを無効化することができるが、強い光を浴びせることで焼き払うことができる。
そのため、彼らとの戦いには光源が必須となる。
ダメージを受けて倒れると消滅するがそれで本当に死んだのかは不明。
【種類】
▶触れられた者
闇の存在に完全には支配されず自我や知性を残した状態。
判断力が鈍っており洗脳されやすいが、支配された者と違い光に対する耐性を持ち
複雑な命令を理解し遂行できる知性が残っているため闇の存在から特殊任務を担う
工作員として重宝される。
ただし
トーマス・ゼインやアラン・ウェイクのように洗脳を自力で振り切り離反した者もいるため数は多くない。
闇の存在の化身「ひっかき女」ことバーバラ・ジャガーが生み出した闇に支配された者たち。
なお、登場する個体はいずれも成人男性。
◇レンジド
中肉中背な支配された者。
片手で振るえるサイズの凶器を両手にそれぞれ持った二刀流スタイルで、中距離から凶器を正確かつ無尽蔵に投擲する。
また、近距離では凶器で殴りかかる。
闇のシールドや本体の耐久力は低めだが集団で現れる。
◇フランカー
若干小柄な支配された者。
素早い動きで相手の側面に回り込み手にした片手で振るえる凶器で連続攻撃を仕掛けてくる。
闇のシールドと本体の耐久力は最も低いが、レンジドと同様に集団で現れる。
◇アサルト
身長が高い大柄な支配された者。
動きは若干鈍いが両手で振り回す大きめな凶器を手にしており、闇のシールド、本体の耐久力、攻撃力のいずれも高い難敵。
相手との距離が開いていると咆哮をあげてから猛突進するなど獣らしい仕草をする。
◇アサルト(チェーンソー)
闇に支配された
巨漢の木こり。
チェーンソーを手に襲いかかる。
闇のシールド、本体の耐久力、攻撃力のいずれもが通常のアサルトを上回っており、更に闇のシールドは強い光を当て続けないと再生していく。
中ボス的な存在として
全く同じ外見の個体が幾度もアランの前に立ち塞がる。
◇テレフランカー
闇に支配された墓守。
体格は中肉中背だが残像を残すほど超高速で動き回ることができる。
闇のシールド、本体の耐久力はいずれも通常のアサルトより高く、高速移動で相手を翻弄し視界外からフランカー以上の連続攻撃を仕掛ける。
上記のアサルト(チェーンソー)と同じく中ボス的な存在として全く同じ外見の個体がアランの前に幾度も立ち塞がる。
なお、一部のネームドキャラも変異しエピソードのボスとして立ち塞がる。
◇インビジブル
DLC:『シグナル』にのみ登場。
スレッショルド「闇の底」に存在する支配された者。
薄い影の様な外見で非常に視認性が悪い。
闇のシールドを焼き払うと実体を露にする。
闇の存在の化身であったバーバラ・ジャガーが倒された後、二代目闇の存在「闇の使者」として君臨したミスター・スクラッチにより生み出された闇に支配された者たち。
なお、登場する個体はいずれも成人男性。
◇コモン
中肉中背の支配された者。
手にした凶器で襲いかかるが、レンジドより劣化しており凶器の投擲ができなくなっている。
闇のシールド、本体の耐久力はレンジドと大差無い。
◇バイカー
闇に支配された巨漢のバイカー。
オールドゴッズオブアースガルズのシャツの上にレザージャケットを羽織りバンダナを身に付けている。
両手で振り回す大きめな凶器を武器とする。
行動パターンはアサルトと同じだが闇のシールドや本体の耐久力はアサルトの上位互換。
◇スプリッター
日本語字幕では「分裂する影」と訳されている。
上半身裸で痩身だが背が高い支配された者。
バイカーと同じく両手で振り回す大きめな凶器を手にしており、行動パターンもバイカーと同じ。
闇のシールドを持たず、強い光を浴びせると小柄になり行動パターンがコモンと同じになる代わりに二体に分裂する。この状態で強い光を浴びせるとさらに分裂し行動パターンはフランカーと同じになる。
耐久力は初期状態では非常に高いがフランカーと同じ状態まで分裂させると耐久力もフランカー並に脆弱となる。
◇スペクター
日本語字幕では「
亡霊」と訳されている。
上半身裸で指が長く鋭く発達した異形の姿をしている支配された者。
闇のシールドは持たないが
鳥の群れに変身して高速移動する能力を持つ。
テレフランカーと同様に高速で相手を翻弄し視界外から飛び掛かり攻撃を仕掛ける。
耐久力は高く、鳥の群れに変身している間は攻撃が通じない。
中ボス的な存在として幾度もアランの前に立ち塞がる。
◇グレネイジャー
意味は「擲弾兵」だが日本語字幕では「手榴弾」と誤訳されている。
その名の通り手榴弾を大量に身につけた兵隊の姿をしており、手榴弾の代わりに爆発する闇の塊を無尽蔵に投擲する。
闇のシールド、耐久力は低いが相手との距離を一定に保とうとするため逃げられると厄介。
◇ジャイアント
日本語字幕では「巨人」と訳されている。
3メートルはありそうな巨躯を持った巨人で、田舎者らしいオーバーオールを着ている。
武器は巨大なセメントカッター。
闇のシールド、耐久力、攻撃力の何れも非常に高いボス的な存在として終盤に要所で立ち塞がる。
『Alan Wake's American Nightmare』に登場した支配された者たちと同様にミスター・スクラッチにより生み出された。
なお、過去の作品と違い闇に支配された女性も多数登場する。
◇信者
闇の存在からブライトフォールズを守護するカルトを装った自警団「樹木の教団」のメンバー達が闇に支配された姿。
行動パターンはコモンと大差は無い。
プラスチックの鹿のマスクにレインコートを身につけているが、何故かこれでヘッドショットを防ぐことができる。
闇のシールドを焼き払うと身体の一部に付いている赤く光る「闇の流出点」が露出し、これを破壊されると大ダメージを受ける。
◇スラッシャー
中肉中背の支配された者。
俊敏に相手に駆け寄り手にした刃物で連続で切りつけてくるなどフランカーに酷似した特徴を持つ。
信者と同様に闇の流出点を持つ。
◇スロワー
中肉中背の支配された者。
レンジドと同様に中距離から凶器を無尽蔵かつ正確に投擲してくる。
また、積極的に近接攻撃を仕掛けてきたレンジドと違い相手に近づかれるとテレフランカーのような高速移動で距離を保とうとする。
更にスプリッターと同様に光でシールドを焼き払われると分裂する。
闇の流出点を持つ。
◇ブルーザー
大柄な支配された者。
アサルトと同様に大きな武器を両手で振り回す。
耐久力、攻撃力が高く中ボス的な存在。
因みに大柄な女性もブルーザーと化している。
闇の流出点を持つ。
◇ダイバー
異形の支配された者。
下半身の代わりに下からも上半身が生えており、更にそれぞれ倍の数の腕が生えている(計8本)。
水の中に姿を隠すことができ、隠れている間は攻撃が効かない。
多数生えた腕で連続攻撃してくる。
闇の流出点を持つ。
「闇の底」に現れる支配された者。
インビジブル同様に影のような外見で視認性が悪い。
集団でかたまっており攻撃はしてこない亡霊のような存在だが、その集団の中に攻撃的なシャドウが紛れ込んでいる。
アランの声でぶつぶつと呟く。
▶闇に支配された人物
◇シェル・ダイク
『ブライトフォールズ』に登場。
オーディアダイナーの常連である朗らかな白人女性。金髪。
闇に触れられ日中に町中の灯りを破壊して回っていた。
『ブライトフォールズ』に登場。
記者である白人男性。
『創作家のジレンマ』の著者
エミル・ハートマンにインタビューを行うためブライトフォールズを訪れ、そこで闇に支配された鹿に触れてしまったことで闇に感染。数日かけて支配された者へと変異していった。
『Alan Wake』に登場。
白人男性。金髪。
闇の影響を受けたアランの悪夢に登場する、アランの小説の登場人物。
夢の中でアランに車で跳ねられて死亡、支配された者と化した。
人生をめちゃくちゃにされたと恨みごとを吐きながら伐採斧を手に幾度もアランに襲い掛かり、最後は竜巻に変身して追い掛けるがそこでアランが目を覚ました。
チュートリアルの敵。また、夢の中の存在であるためか分身したり他の個体と違って流暢に会話ができる。
『Alan Wake』に登場。
享年52。白人男性。髪の色はダークブラウン。
ブライトフォールズ郊外のガソリンスタンドを営む傍らで旅行者向けのキャビンのレンタルや伐採場の管理もしている地元住民。
ウェイク夫妻に貸し出すキャビンの鍵を渡すためにオーディオダイナーを訪れたが、そこで後述するバーバラ・ジャガー(闇の存在)に触れられて体調をくずし、一週間かけてじわじわ侵食されていきトドメの如くこぼしたオイルに宿っていた闇に憑かれ支配された者と成り果てた。
伐採場にてアランを執拗に追跡し、対決の末に返り討ちにされ消滅した。
行動パターンはテレフランカーと同じだが武器は伐採斧で、攻撃力は高いが隙は大きい。また、本体の耐久力も通常のテレフランカーよりも高い。
エピソード1のボス。
通称
ラスティ
。『Alan Wake』に登場。
享年36。白人男性。黒髪。
ブライトフォールズ南西にあるエルダーウッド国立公園に勤務する警備員。
既婚者だがオーディアダイナーのウェイトレスであるローズ・マリゴールドに片想いしていた。
竜巻に変身したジャガーに襲撃され、負傷しながらも一時は生き延びるが、足を骨折して動けないところを支配された者たちに襲撃され自身も闇に支配された。
アランに襲い掛かるも返り討ちにされた。
行動パターンはテレフランカーと同じだがスタッキーと同様に伐採斧を持っている。
スタッキーと同じく通常のテレフランカーより本体の耐久力と攻撃力が高いが攻撃時の隙は大きい。
エピソード2のボス。
『ブライトフォールズ』『Alan Wake』『Alan Wake Ⅱ』に登場。
21歳→34歳。白人女性。金髪。
オーディアダイナーのウェイトレス。
アランの熱狂的ファンで、その偏愛をジャガーに利用され触れられて洗脳を受け、アランとバリーを自室のトレーラーハウスに誘い込みコーヒーに睡眠薬を盛って眠らせた。
その後闇の支配から解放されたが影響は残り続け、闇の底に囚われたアランの思念を受信できるようになり、常にランプを持ち歩くようになった。
『Alan Wake』に登場。
享年42。白髪の白人男性。
ブライトフォールズの療養所コールドロンレイクロッジに勤務する巨漢の看護師。
停電したロッジがジャガーに襲撃された際、スタッフルームに隠れていたところを闇に支配されアラン追跡の手駒にされ、闇に支配された鳥の群れと共にアランに襲い掛かるが返り討ちにされた。
行動パターンはアサルトと同じだが闇のシールド、本体の耐久力が通常のアサルトよりも高く、闇のシールドが時間経過と共に再生する上に鳥の大群も襲ってくるため厄介。
エピソード4のボス。
◇ダニー
『Alan Wake』に登場。
ブライトフォールズの住人ウォルター・スナイダーの友人。
屈強な大男でオーバーオールを着ている。
闇に触れられウォルターに襲い掛かったが返り討ちにされた。
その後、一週間かけて完全に支配された者となり、保安官事務所から釈放され車で逃走するウォルターを徒歩で執拗に追跡する執念深さを見せ、アンダーソン農場で遂にウォルターを追い詰めて殺害。直後にアランに襲いかかるも返り討ちにされた。
行動パターンはアサルトと同じ。
全く同じ外見の者が何度も登場するなどモブ同然な扱いな割にはウォルターをしつこく追い回したという設定や他のキャラクターから何度も言及されたりと設定がしっかりしており存在感は割と大きい。
◇エミルの幻影
『Alan Wake』DLC:小説家に登場。
アランの記憶の中のヤブ医者エミル・ハートマンが闇の底の力で具現化した存在。本人ではない。
鳥の大群と共に襲い掛かるもアランに返り討ちにされた。
行動パターンはテレフランカーと同じだが斧を武器にしている。
また通常のテレフランカーよりも本体の耐久力が高い。
『Alan Wake』DLC:小説家に登場。
アランの記憶の中のロックバンド「オールドゴッズオブアースガルズ」の中心メンバー、トール&オーディン・アンダーソン兄弟が闇の底の力で具現化した存在。
本人ではない。
鳥の大群と共に
エレキギターを手に襲い掛かるもアランに返り討ちにされた。
行動パターンはテレフランカーと同じだが二体同時に現れる上に本体の耐久力が通常のテレフランカーよりも高い。
『Alan Wake』DLC:小説家に登場。
アランの記憶の中のエージェント、
バリー・ウィーラーが闇の底の力で具現化した存在。
本人ではない。
四度に渡り伐採斧を手にアランに襲い掛かるが返り討ちにされた。
最初の戦いでは闇のシールドを焼き払うだけで撃退できる。
二戦目~四戦目ではオリジナル版ではテレフランカー、リマスター版ではアサルトと同じ行動パターンで、鳥の大群と共に襲い掛かってくる。
さらに三戦目と四戦目では闇のシールドが時間経過で再生していくため厄介。
DLC:小説家のラスボス。
『Alan Wake』DLC:シグナル/小説家
闇の底に囚われ絶望し闇の侵食を受けているアラン。
テレビ画面に映るドアップでネガティブなことをまくし立てている実写のアランの姿をしており、小説による現実改編の力を使い闇の底で具現化した
アランの理性の前に立ちはだかり支配された者たちやポルターガイストを召還する。
『Alan Wake』のDLC二作を通して幾度もアランの理性を妨害したが最後はアランの理性と合流し正気を取り戻した。
DLC:シグナルでは
ラスボスとしてテレビの集合体としてアランの理性の前に立ち塞がる。
大きなテレビを小さいテレビ複数で守るように囲んだ姿をしており、小さいテレビを全て破壊すると今度はポルターガイストのボートと
闇の鳥の大群を召還して最後の抵抗をしてくる。
『Alan Wake』及びコミック『Psycho Thriller』に登場。
コールドロンレイクロッジの院長エミル・ハートマンの手下。
元ハートマンの患者で、恩義から彼に従う。
ハートマンの命令により
アリスを拐った誘拐犯
を演じてアランから原稿を要求するが、同じくアランを利用しようと目論んでいた闇の存在により闇に支配された。
ハートマン達が闇の存在の襲撃を何とか凌いだ翌日に追い討ちの如くロッジを襲撃した。
ハートマンに強い殺意を抱いており、
ナイフを手に襲い掛かるが自我が残っていたためハートマンの言葉に惑わされて隙を晒してしまう。
その後、ハートマン達がロッジに籠城したため窓を突き破って侵入し、ハートマンのセーターを着た人物に襲い掛かりナイフを突き刺すが、それはハートマンではなくハートマンにセーターを着せられ身代わりにされた患者の
ルドルフ・レーンであった。
最期はシンクレア看護婦に発煙筒で闇のシールドを焼き払われ、駆けつけた保安官代理のマリガンとソーントンに撃ち殺された。
◇セリーナ・バルディビア
『Alan Wake's American Nightmare』に登場。
アリゾナ州某所のドライブインシアターを運営する女性で、
アリス・ウェイクの友人。
変貌世界事象により一時的にナイトスプリングスの住人となった。
ミスター・スクラッチに
触れられて発電機のスイッチを切ったがアランが部屋の電気を点けた時に浄化された。
『Alan Wake』『Alan Wake Ⅱ』に登場。
享年43歳。白人男性。白髪。
既に解雇されていたエセFBI捜査官。アルコール依存症。
『Alan Wake』では相棒のフィンの死にアランが絡んでいることを知り復讐のためにブライトフォールズを訪れ保安官代理達を騙して従えアランを執拗に追跡するが、最後は全てアランが書いた小説の筋書き通りであることに気付いて恐怖を味わいながらジャガーに連れ去られ闇の底に囚われた。
それから13年かけて支配された者と成り果て、『Alan Wake Ⅱ』ではクリッカーを掌握するためのスクラッチの手駒として地上に送られるも、すぐにカルトを装ったブライトフォールズの自警団「樹木の教団」に囚われ心臓を抉られジャガーのようにえぐった胸にクリッカーを突っ込まれ消滅させられそうになるが、目撃者の民間人が妨害したせいで免れる。
その後、死んだフリをして保安官事務所の検死室にて暴走。その場に居合わせた保安官代理達を殺害しFBI捜査官サーガ・アンダーソンに襲い掛かるも返り討ちにされ闇の底へ逃走するが追ってきたサーガに倒された。
支配された者になった姿は水死体そのもの。
一戦目では素手で襲い掛かり、二戦目では丸太を振り回す。
行動パターンはブルーザーと似ているが肉体の耐久力が非常に高い上に瞬間移動で距離を詰めたり竜巻に変身できる強力な個体に変異しており、最初のボスとして立ち塞がる。
『ブライトフォールズ』『Alan Wake』『Alan Wake Ⅱ』に登場。
マリガン:享年58/ソーントン:享年44
頭の回転があまり良くない保安官代理のコンビ。
『ブライトフォールズ』ではマリガンがジェイクと接触している。
『Alan Wake』では二人とも声のみ登場しジャガーが引き起こした怪奇現象に翻弄されていた。
『Alan Wake Ⅱ』では遂に本格的にゲームに登場。
ブライトフォールズを闇の存在から守る樹木の教団に所属していたが、支配された者と勘違いして一般人を撃ち殺してしまい、遺体を秘密裏に処理したことで抱えた罪悪感をミスター・スクラッチに利用され闇に支配された。
スクラッチの命令に従いクリッカーを掌握し闇の底に逃げ込むが追ってきたサーガに倒されクリッカーを奪われた。
支配された者の中では唯一ライフルを武器としており、高速で逃げ回りながら銃撃してくる。
また、戦う広場のあちこちにある闇の塊と生命力を共有しており、闇の塊を全て破壊するまで倒しても無限に復活する。
二番目のボスとして立ち塞がる。
◇ゲイル・バロウズ
『Alan Wake Ⅱ』に登場。
ヴァルハラ老人ホームで暮らす老年男性。
健康センターにてスクラッチによって闇に支配されダイバーへと変異した。
連れ去られたトールを追って健康センターへやってきたサーガの前に立ちはだかった。
『Alan Wake』『Alan Wake Ⅱ』に登場。
享年77。白人女性。茶髪。
若い頃は地元紙ブライトフォールズレコードのレポーターだった。
ジャガーに触れられるもゼインに救われる。
その後、片想いしていたゼインから頼まれた「闇と戦うための準備をする」という任務を孤独に遂行し、ダムの隠し部屋にクリッカーやゼインが遺した原稿を守り続けていた。町の住人からは「ランプおばさん」と呼ばれていた。
『Alan Wake』ではアランにクリッカーと原稿を渡して役割を終えた。
その後、老人ホーム「ヴァルハラ」で暮らしていたが『Alan Wake Ⅱ』にてゼインの形見のランプを失くして悲しんでいたところをスクラッチにゼインの声で惑わされ闇に支配された。
トール・アンダーソンに襲い掛かり闇の底に引きずり込み、追ってきたサーガと二度に渡って戦い倒された。
一戦目では攻撃が通用しない上に水中から奇襲を仕掛けてくるため発電機を動かし照明を点ける必要がある。
二戦目では浮遊しながら衝撃波や闇の発射体を発射し、一定のダメージを負うと地上に降りて両手を振り回して闇雲に近接攻撃を仕掛けてくる。
三番目のボス。
【闇の存在/闇の使者】
正式名称は超常現象生命体A-010。
闇の存在の本体が人間に擬態した姿であり、本人曰く「仮面」。
支配された者と違い高い知能と理性を併せ持ち、自身の悲願である世界を闇で支配することを目的に暗躍する。
喪服を着た黒髪で老年の白人女性の姿をしており、「引っかき女」の異名を持つ。
『Alan Wake』のラスボス。詳しくは個別項目参照。
『
Control』にて弱体化しながらも生き延びていたことが判明。
湖に飛び込んだエミル・ハートマンに取り憑いた。詳細は後述。
黒髪の白人男性の姿をしており「闇の使者」の異名を持つ。
詳しくは個別項目参照。
『ブライトフォールズ』『Alan Wake』『Alan Wake's American Nightmare』『Quantum Break』『Control』『Alan Wake Ⅱ』に登場。
作家兼脚本家。『アレックス・ケイシー』シリーズの著者として知られていたスター作家。
『Alan Wake』ではスランプに陥っており、気分転換の休暇のために妻アリスと共にブライトフォールズを訪れたがそこでジャガーに目をつけられて触れられ、判断力が鈍くなったところで妻を人質にされ、闇の底でホラー小説『ディパーチャー』を一週間かけて書かされるがバッドエンドを書ききる前に辛うじて正気を取り戻し、原稿を修正し主人公を自分自身にした上で脱出シーンを書いたことで闇の底から脱出する。
詳しくは個別項目参照。
『Alan Wake』『Quantum Break』『Alan WakeⅡ』に登場。
レメディー・エンターテイメントの出世作『
MAX PAYNE』の主人公マックス・ペインと同じく外見モデル:サム・レイク、CV:ジェームズ・マクフリーのコンビで演じており、マックスをセルフオマージュしたキャラクターである。
『Alan WakeⅡ』では架空のキャラクターのはずだが闇の底の力による現実改編によりサーガ・アンダーソンの相棒であるFBI捜査官としてブライトフォールズに現れた。
後にスクラッチとして覚醒したアランに触れられてスクラッチの予備の「器」にされてしまい、サーガに敗れてアランの身体から抜け出したスクラッチに取り憑かれてしまった。
詳しくは[マックス・ペイン]内の項目参照。
▶第三のモノ
弱体化していた闇の存在と、同じく異次元の超常的存在である「ヒス」が一人の人間を同時に支配しようとした結果引き伸ばされて異形の怪物となったもの。
『ブライトフォールズ』『Alan Wake』『Control』DLC:AWEに登場。
ブライトフォールズの療養所コールドロンレイクロッジの所長。上記のエミルの幻影と違い本人。
詳しくは個別項目参照。
【関連項目】
追記じゃない。修正だ。
- 静養しに来ただけだったのに災難だなホント。エンティティにも誘拐されてるし -- 名無しさん (2024-01-11 00:27:52)
- 反対意見が無ければ記事タイトルを[闇に支配された者/影になった個体]に変更します(長すぎるため) -- sato1108 (2025-03-23 22:58:43)
- 反対意見が無いので変更します -- sato1108 (2025-03-27 20:10:40)
- 変更されてからの提案で恐縮なのですが、ワード自体は普遍的なものなので「RCU作品に限らない、闇堕ちしたキャラの一覧」かのような記事タイトルに見えてしまいます。後ろに(RCU)を付けた方がいいかと -- 名無しさん (2025-03-27 21:42:25)
最終更新:2025年03月31日 12:17