月村手毬

登録日:2024/06/03 Mon 00:11:59
更新日:2025/04/15 Tue 21:50:19
所要時間:約 2 分で読めるから。




夢?いいえ、

必ず達成する目標です。


月村(つきむら) 手毬(てまり)は、『学園アイドルマスター』の登場人物。

CV: 小鹿なお

プロフィール・経歴

プロフィール
年齢 15歳 血液型 AB型
誕生日 6月3日 星座 ふたご座
身長 162cm 体重 51kg
スリーサイズ 82/58/86 利き手
出身地 京都府
趣味 美味しいものを食べること(封印中)
特技
初期評価 歌唱力:3
表現力: 2
信頼度: 0
???(→スタミナ): 2
ダンス力: 2

中等部ナンバーワンと呼ばれていた元エリート。
クールでストイックな皮肉屋と思いきや、甘えん坊で怠け者なトラブルメーカーでもある。二面生のある少女。
嫌いな自分と決別し、自分自身を好きでいるために、トップアイドルを目指している。

初星学園高等部アイドル科1年1組。内部進学組(アイドル4年生)
中等部時代はユニット「SyngUp!」として活動し、中等部ナンバーワンユニットの肩書きに恥じぬ実力であった。
しかし、高等部に進級する前にユニットは解散。
その原因が彼女にあるとの黒い噂もあり、周囲には素行の悪いトラブルメーカーと見られている模様。


人物像

緑青色のウルフヘアとライトグリーンの瞳が特徴。
服装はオフィスカジュアル風のものを好むようで、クールで大人びた印象。

第一印象はまさしく「一匹狼」。
誰に対してもドライに接し、厳しい意見や指摘も躊躇う事すらなくハッキリ口にする。
正面切って言えば「喧嘩を売っている」と捉えられてもおかしくない、SNSでも炎上必至なレベルの厳しい言葉だけでなく、
相手の反応次第では、周囲からいじめと誤解されてもおかしくない言葉も遠慮なしにぶつける。
そのため、好意的に解釈すれば「クールな子」だが、その言動にはあまりにも「相手(人)と仲良くしよう」という意識が見えないため、
特に上述したような厳しい言葉をぶつけられた人間には「冷たくて近寄り難い」という印象を持たれがち。
本人はそのような風評を気にしていなさそうだが、「当人に改善するつもりが見られない」という意味では問題と言えなくもない。

そんな彼女だが、アイドル活動にかける情熱は人一倍強い。
記事冒頭のセリフにも現れているように、自身がトップアイドルの座に就くことを、
「叶えたい夢」ではなく「いつか必ず実現する確定事項」として語ることからも、その想いの程は窺える。
もちろんそう自負するに足るだけの実力も備えており、事実中等部ではトップアイドルに君臨していた。
しかしそれはあくまでも「中等部の中でのトップ」だとして真のトップアイドルには届いていないと捉えており、
今の地位に胡座をかくことなく常に上を見据え続ける高い向上心の持ち主である。

かつて所属していたユニットの顛末についてはそれほど気にしていない様子で、
その経緯についても「(他のメンバーが)役たたずだったから抜けた」とハッキリ言ってのける。
噂にもなっている「ユニット解散の原因は手毬」という話も概ね認めている模様で、噂を否定したり名誉を回復したりしようという意識も一切見られない。
その姿勢もまた周囲から感じ悪く見られてしまう要因なのだが、それすらも手毬は気にしていない模様。
ただ、「自分は周囲からの印象が悪い」ということは客観的事実として認めており、
そのため自分に近づこうとする人物には「私といても良いことはない」と警告するなど、他人を思いやる気持ちが皆無なわけではない。

このように、「一匹狼」という人物評に間違いはなく、事実として誰に対しても偉そうな態度で接し、
言動も刺々しくクールなため、多くの人物は彼女に対し良い第一印象を抱かない。


追記・修正? 邪魔です。お断りします。

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(……そんなに怒ってるみたいに見えるのかな……?)








私を失望させないで

(……またやっちゃったぁ〜〜〜!)




登録日:2024/06/03 Mon 00:11:59
更新日:2025/04/15 Tue 21:50:19
所要時間:約 22 分で読めますけどっ!

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●目次


……と前述したのは嘘ではないのだが、手毬をある程度観察しているともうひとつの側面が見えてくる。
それは、メンタルがあまりにも未成熟すぎることである。
アイマスにおける「蒼の系譜」はメンタル面に問題を抱えるのがお約束気味ではあるが、彼女のそれはある意味で一線を画している。

上記の「誰に対しても当たりが強く、言動が刺々しすぎる」という一面は、
手毬自身が弱気すぎるがゆえに余裕がなく、『自分の弱さ』を見せまいと常に気を張っていることの現れなのだ。
いうなれば普段の手毬が見せる態度は、周囲に舐められまいと必死に威嚇している小型犬のそれなのである。

このために本心とは真逆の発言や明らかな虚勢、さすがに自分でも言い過ぎと思うほどの言動をしてしまうことが非常に多く
なんとかクールを装って表面には出さないようにするものの、内心では後悔や葛藤に苛まれる……こともある。
前述した通りなのだが、↑の台詞のような自分の言動を客観的に評価して反省する心理がないわけではないものの、
ナチュラルに暴言を吐き、その後も特に悪びれたり反省しないことも多いというのが実情。
また、あまりに気が動転したり、完全に気を抜いたりしていると、内心の幼い言動が表に出てきてしまう場合もある。

そして、彼女のプロデュースを進めていくとただメンタルが弱いだけでなく、自制心もなさすぎることも発覚する。

特にトップアイドルを目指す者なら身につけて然るべき体調管理・自己管理能力が弱い。
これも全くないというわけではないのだが、欲望に対しあまりに我慢が効かなさすぎるのである。
その代表的な事例が、シナリオ中頻繁に体重増加してはダイエットプランを組む羽目になっていること。
そんな気性に反してレッスンは怠けるどころか過剰なほどストイックなのだが、これも謂わば「トップアイドルになりたい」という「欲望」に忠実だからと言えなくもない。
その上好き嫌いが激しく(主に野菜類が嫌いで、甘いものやこってりしたものが好き)、気を許した相手には臆面もなく甘え始めたりと、
欲望に忠実すぎるところも合わせて、総じて「子供っぽい」の一言に尽きる。
……というか、諸々の描写を総合するともはや「幼児そのもの」と言っても過言ではない域である。

この自制の効かなさはパフォーマンス面にも現れており、ペース配分が全くできず、ライブ終盤まで体力が持たないという重大な欠点を抱えている。
かつてユニット解散に至った騒動もここに端を発するもので、手毬のこの問題点を仲間たちはなんとかフォローしようとした。
なのに手毬は「一度火がつくと凄まじい勢いで完全燃焼してしまう」悪癖を直せず、ユニット自体が空中分解してしまった……といったところ。

上記のユニット解散に対する捉え方もあくまで「そう言っているだけ」であり、
「役立たずで、サボってばかりで、足を引っ張ってばかりいた」と元メンバーを評しつつも、それが自分のためのものだったこともきちんと理解していた。
それゆえにユニットの解散が自分のせいであるとも自認しており、その事実は彼女にとって大きな後悔、罪悪感として重くのしかかっている。

ただし、裏を返せば瞬間的には(元々十分に高い)本来の実力すら超えるパフォーマンスを発揮できるということもまた事実であり、
この表裏一体の特徴は「スタミナ不足さえ克服できれぱ」間違いなく武器になるとプロデューサーは判断している。

こうした特徴から、作中にてプロデューサーは月村手毬というアイドルを、
「パフォーマンスが感情に大きく左右される、不安定なアイドル」
と評している。
ただしその不安定さは「下ブレすれば大惨事だが、上振れさえすれば予想を遥かに超える結果を叩き出す」とも言え、
感情を制御し、常に上振れの結果を出し続けられれば間違いなくトップアイドルに立てると好意的にも見ることはできる。
果たしてそれが出来るのはいつになるやら……。

こうした手毬の極端な「二面性」を評し、プロデューサー達からは、の皮を被ったチワワ(中の人は小鹿)」「蒼界更新」「二面性どころか六面性くらいある」と言われることも。


前述したように食べることに対する執着は人一倍強く、咲季の作ったパサチキ飯を毎食食べるのに飽きて咲季と喧嘩した際には、
「私たちは機械じゃない!人間なんだ……!」と至極真っ当に見えて意味不明な台詞で咲季に反論していた。
このおおよそアイドルを題材にした作品で飛び出さないであろう台詞は、「マザーAIに反旗を翻すレジスタンス」等とネタにされた
ちなみに、その後咲季にじゃあどんなものを食べたいのかと聞かれた手毬は、
「背脂豚骨ラーメンとカツカレーと厚切りのとんかつと……」と目を輝かせながら凄まじくハイカロリーなリクエストをし、
その体重管理ガン無視欲100%のラインナップに「アイドル舐めてるの?」と返されてしまっている。

またこれだけ脂だらけのモノを好んで食べることから、お菓子もジャンキー派の可能性が高い。
事実、2024年9月に発表されたサッポロポテトとのコラボでは、
妖怪芋食いポテチの補充を妹に頼むだらし姉と一緒に他の初星学園のアイドルを差し置いて手毬が抜擢されている。彼女らの摂取カロリー量が心配である
幸い、元数学教師の硲道夫や面倒見のいい高槻やよいも一緒にコラボしているが…

+ 親愛度コミュ10話or初星コミュ2章のネタバレ

……小さい頃……私、太っててさ。怠け者で、甘えん坊で、性格も悪くて。
なんの取り柄もなかった。そんな自分のことが、大嫌いだった。

毎日必死になって、背伸びをして、憧れに近づこうとする自分が好き。
だけど、少しでも気を抜くと、嫌いな自分に逆戻りしてる。
プロデューサーは、さ。本当に、美鈴より私がいいの?

騒動と勝負が一段落した後、手毬はPに自分のオリジンと言える部分を打ち明ける。
初めて見たアイドルのように、みんなの心を奪うような憧れの存在になれたら、こんな自分でも自分のことを好きになれるかもしれない
そんな小さく健気な想いが、手毬がトップアイドルに向かって突き進む原動力なのだった。
なお、これは先輩蒼ポジの風野灯織とまるきり同じような動機であったりする。灯織の悩みはざっくり言えばコミュ障一本なので、余計に手毬の問題のレベルが高く思えてしまうが……。

「少しでも気を抜くと、嫌いな(太ってて怠け者で甘えん坊で性格も悪い)自分に逆戻りしてる」という自己評価が事実すぎることが、本当に、本当になんとも言えないところではあるが、
どこをとっても人並み以下の子供が、好きでもない努力一本で「下積みがあったと思しい燐羽」「マイペースで難なくやり遂げる美鈴」と並ぶ中等部No.1ユニットの一員として食い下がり、今では周囲から確かな実力者と言われるまでになっている、というストーリーを持っているのである。


ネタバレ表記の通り、初星コミュ2章でもことねと打ち解けるに際して身の上話としてざっくりと同じ内容の話を打ち明けている。
親愛度コミュ10話で明かされるパーソナルな情報は他では触れられない大きめのネタバレとして扱われがちなのだが、これは例外的に初星コミュ2章という割と容易に読める場所であっさりぶっちゃけられている。



ストーリーでの活躍

プロデュースシナリオ

以下、ネタバレ対策のため折り畳み。



初星コミュ




ゲーム上での性能

パラメータ傾向は当然ながらVo優勢。ただしDaも大きな差はなく、Viが低い2極型。
ただし、試験での審査基準はVo>Da>Viで綺麗に分かれているので、育成ではVoの方が優先順位が高い。

また、軒並み「体力管理が難しい」要素が何かしら入っており、ペース配分ができない設定をコンセプトに反映している模様。

SSR【Luna Say Maybe】

固有スキルカード それぞれの道 コスト 元気7→4(強化後)
強化前 パラメータ+14 集中+5(レッスン中1回)
強化後 パラメータ+15 集中+5(レッスン中1回)
固有Pアイテム 自分を守るイヤホン
強化前 スキルカード使用時、集中が5以上の場合、スキルカード使用数追加+1 集中+1(レッスン内1回)
強化後 スキルカード使用時、集中が5以上の場合、スキルカード使用数追加+1 集中+3(レッスン内1回)

SR【一匹狼】

固有スキルカード ローン・ウルフ コスト 元気5→2(強化後)
強化前 パラメータ+12 集中が3以上の場合、パラメータ+12(レッスン中1回)
強化後 パラメータ+12 集中が3以上の場合、パラメータ+12(レッスン中1回)
固有Pアイテム 私の「初」の楽譜
強化前 ターン開始時、元気が0の場合、体力減少1 集中+3(レッスン内2回)
強化後 ターン開始時、元気が0の場合、体力減少1 集中+4(レッスン内2回)

R【学園生活】

固有スキルカード 意地っ張り コスト 元気6
強化前 パラメータ+7 集中+3(レッスン中1回)
強化後 パラメータ+7 集中+5(レッスン中1回)
固有Pアイテム 必携ステンレスボトル
強化前 ターン開始時、集中が3以上の場合、集中+4(レッスン内1回)
強化後 ターン開始時、集中が3以上の場合、集中+6(レッスン内1回)

初期実装のものはセンスタイプの集中型。
初期SSR【Luna Say Maybe】は、固有カードはパラメータと集中をそこそこに稼いでくれる普通のカードという印象。固有Pアイテムは初期集中型では唯一の使用数追加効果なのだが、付いてくる集中はなんと1。強化=2凸しないと中間試験クリア後にもらえる集中Pアイテム「はつぼし手帳」*3完全劣化というのは流石にちょっと悲しい。が、使用数+1はやはり便利であり、育成方法の一つである削除編成*4との相性が非常にいいのもメリット。
初期SR【一匹狼】は、固有カードは汎用SRカード「飛躍」の条件が緩い代わりにパラメータ上昇も控えめになった廉価版という印象だが、特筆すべきは固有Pアイテム。
2ターンで集中+6(+8)というのはSSR基準でも強いという域で*5、条件もセンスタイプでは難しくなく、デメリットとなる体力減少も合計で2なので余程でなければ気にならない。最終試験の2T目開始時に勝手に増える元気が最大の敵
どちらも集中をスタンダードに活かす正統派の性能だが、センスタイプ特有の体力消費の激しさへの対策が何もない。SRに至っては元気積みから入ることを許してくれず僅かだが体力も直に削ってくる。
このため、体力を気にせずにカードを選択していたら、手毬の設定よろしく、気が付いたらガス欠になっていたりするので注意。耐久を意識するか、あるいはレッスンならガス欠になる前に全力を出し切るか、といった感じ。

SSR【アイヴイ】

固有スキルカード 絡まる思い コスト 元気8
強化前 レッスン開始時手札に入る 好印象+8(レッスン中1回)
強化後 レッスン開始時手札に入る 好印象+10(レッスン中1回)
固有Pアイテム これが、私
強化前 ターン終了時、好印象が10以上の場合、好印象の100%分パラメータ上昇 元気+3(レッスン内2回)
強化後 ターン終了時、好印象が10以上の場合、好印象の100%分パラメータ上昇 元気+3(レッスン内3回)

R【初声】

固有スキルカード 初めての場所 コスト 元気6
強化前 好印象+6(レッスン中1回)
強化後 好印象+8(レッスン中1回)
固有Pアイテム 初声の証・手毬
強化前 ターン終了時、好印象が6以上の場合、好印象の100%分パラメータ上昇(レッスン内2回)
強化後 ターン終了時、好印象が6以上の場合、好印象の100%分パラメータ上昇(レッスン内3回)

【アイヴイ】はロジックタイプの好印象型。
……手毬には最も相応しくない言葉のような気もするが、コミュが
「プロデューサーが手毬に『私らしいPV』を要求され、(残念な印象の数々はボツにしつつ)カッコいいPVを作って手毬を満足させる」
という内容なので、「好印象に映るように見せている」という意味では筋が通っているかもしれない。
固有スキルカードが「開始時手札に入る」効果を持っており、効果もかなり強いので手札事故と無縁なのが特徴。
ただし、ロジックのSRスキルカードには同じく初手に確実に入る「本番前夜」があるため、役割を食い合うことは留意しておく必要がある。
また、消費体力が8(しかも強化されても変更なし)と非常に重く、さらに初手故に他のスキルカードでの体力ケアが難しいため、初手でのこの重い体力消費が後々響いてくることが多い。
Pアイテムは一見複雑だが、好印象が10以上あるならば好印象によるパラメータ増加を倍加してくれる、といったもの。ついでについてくる元気にはやる気も乗る。ただし発動条件である好印象10はかなり序盤の数値であり、思った以上に数値が伸びないのがネック。
【初声】はレア度の低下故か固有カードから必ず初手に来る効果が消えてしまったものの、Pアイテムは元気がない以外は共通。どうしても好印象型の手毬を使いたいならなくもないといった感じ。

SSR【仮装狂騒曲】

固有スキルカード 悪戦苦闘ハンドメイド コスト 体力4
強化前 好印象+4 やる気+4 好印象が3以上の場合、スキルカード使用数追加+1(レッスン中1回)
強化後 好印象+6 やる気+5 好印象が3以上の場合、スキルカード使用数追加+1(レッスン中1回)
固有Pアイテム ぶきっちょコウモリ
強化前 3ターンごとに、好印象が3以上の場合、元気の90%分パラメータ上昇 やる気の160%分パラメータ上昇 好印象減少2(レッスン中3回)
強化後 3ターンごとに、好印象が3以上の場合、元気の100%分パラメータ上昇 やる気の230%分パラメータ上昇 好印象減少2(レッスン中3回)

【仮装狂騒曲】は24年ハロウィンのシーズン限定Pアイドル。性能を一言で表すなら好印象をトリガーとしたやる気型、といった具合。
固有カードは好印象とやる気どちらも供給できるシンプルなカードかつ、事前に少し好印象を確保しておけばさらに追加でカードを使える便利なカード。元気を貫通して確実に体力を削ってくるため、コスト4でも馬鹿にならないことには注意。
Pアイテムは説明文が少し複雑で、3の倍数ターン開始時に好印象が3以上あれば、好印象を2減らして元気とやる気の量に依存したパラメータ上昇を起こす、という挙動をする。好印象を確保しておかなければそもそも効果が発揮されない上、元気とやる気が無ければ高火力が出せないことから、好印象、やる気、元気の3つ全てを上手いこと溜めるというハードルの高さはあるが、かみ合った時の火力はPアイテムとしては破格。
Pアイテムをうまく扱えるかどうかで大きく育成難度や結果が変わる、ピーキーな性能となっている。

SSR【Campus mode!!】

固有スキルカード 嫌いな自分にバイバイ コスト 元気4
強化前 集中+5 最終ターンのターン終了時、パラメータ+15(集中効果を2.5倍適用)(レッスン中1回)
強化後 集中+7 最終ターンのターン終了時、パラメータ+15(集中効果を2.5倍適用)(レッスン中1回)
固有Pアイテム 太陽まで届ける歌声
強化前 勢い任せ使用後、集中+1 スキルカード使用数追加+1 体力消費1(レッスン内3回)
強化後 勢い任せ使用後、集中+2 スキルカード使用数追加+1 体力消費1(レッスン内3回)

【Campus mode!!】は他のアイドルたちと同様のフェス限定Pアイドル。性能はとにかく集中特化型のセンスタイプ。
固有カードは強化後は集中を+7し、集中効果を2.5倍適用してパラメータ+15する、この時点でも以前のカードと比べるとそれなりの性能のカード。しかし最大の特徴はパラメータ上昇の発動タイミングで、なんと最終ターンのターン終了時固定。そのため、バフがなく集中付与として使いたい序盤や倍率の低いステータスのターン(手毬ならビジュアル)に使ったとしても、最終ターン(最終ターンは必ず得意ステータスのターンとなる。手毬ならボーカル)にパラメータの増加がなされるので、それまでにあらゆるバフをかけ切ることで非常に高い火力を実現できる。センスタイプなので「国民的アイドル」で2倍にさせても良い。
ただ、NIA編のプロデュースは仕様上「苦手分野でもきっちりパラメータを稼ぐこと」が重要で、「強力な固有カードで苦手分野をカバー」ができない逆風な面も。もっとも、下記の火力があればなんとかなることは多いが。

Pアイテムは【Campus mode!!】特有の、何かしらの汎用カードをキーとしたもので、手毬の場合は好調なら集中も追加できるアクティブカード「勢い任せ」名前からして実にピッタリであるを発動した時に追加で体力を消費することでスキルカード使用回数+1と集中+2する。
「勢い任せ」の性能(強化後)はコスト4でパラメータ+9、好調時に集中+4だが、NIA編のカスタマイズで「勢い任せ」はパラメータ増加回数追加、パラメータ上昇、集中増加に対応しているため、例えば増加回数1・パラメータ2のカスタムを施すと「コスト4+体力消費1でパラメータ+15×2、集中+6、スキルカード使用回数+1」という凄まじい性能のカードとなる。
アイテム効果は3回しか使えず、「勢い任せ」は1枚で何回でも使えるので1枚でも使い切ることを狙えるが*6カスタマイズした「勢い任せ」はアイテム抜きでもかなり優秀であるため、持ち込んだり道中で獲得して複数枚持つメリットも大きい。

ただし、NIA編以降のセンスタイプは「集中・好調効果をバランス良く積み、稼ぎ時には絶好調をつける」のが必要不可欠であり、自前では一切好調系の効果を持たず偏りやすいのでそれらをしっかりデッキに入れていく必要がある。特に固有カードが発動する最終ターンに絶好調が乗らない事態は避けなければならない。
また、センスタイプ共通の弱点である体力管理が難しめな点も見過ごせない。Pアイテムで何度も行動回数を増やしつつ体力消費するので、何かしらフォローしないと終盤の体力がカツカツになりがち。
総じて集中、好調、絶好調を稼ぐことで終了時に超火力の発揮を目指し、その実現のためにスキルカード選びや体力管理を考える、センスタイプの基本に忠実となるカードである。

SSR【雪解けに】

固有スキルカード おてつき注意! コスト 元気8
強化前 レッスン開始時手札に入る 以降の5ターン間、ターン開始時非強気状態の場合、強気に変更(レッスン中1回)
強化後 レッスン開始時手札に入る 以降の5ターン間、ターン開始時非強気状態の場合、強気に変更
スキルカード使用数追加+1(レッスン中1回)
固有Pアイテム 勝利の1枚
強化前 ターン開始時、強気の場合、元気+6(レッスン内2回)
強化後 ターン開始時、強気の場合、元気+8(レッスン内2回)

【雪解けに】は25年3月のイベント「とりかえばやひな祭り」のイベント報酬として獲得できるアノマリータイプの強気型Pアイドル。
配布アノマリーは全力型の【ハッピーミルフィーユ】広に続く2つ目。
Pアイテムはこれまでの大半のイベント報酬Pアイドルと同じように一定状況下において元気が付与されるというもの。
普段はあまり評価されない効果だが、アノマリーは他のプランより体力管理が難しく、体力に余裕があるコンテスト環境でも体力盛りされがちなほどなので割と嬉しい。
肝心の固有スキルカードの性能だが、開始時に必ず手札に入り、発動後5ターンは(全力状態になる場合を除き)強制的に強気状態から開始するというもの。
通常の強気型は、温存状態→強気状態になるアクティブカード→温存状態になるメンタルカードと使って数字を稼ぎながらデッキを回すが、この効果適用下で同じことをすると、強気状態からのアクティブカード発動になるため、数値は多少伸びるが体力が一瞬で消し飛んでしまう
ではこれは何がメリットなのかというと、温存→強気への切り替え時の回数+1を自動的に獲得して強気カードいらずで1ターン2回行動できる*7ため、序盤でのデッキ圧縮の安定性が高いこと。
逆に温存状態でターンを終えられないとひときわ致命的なので、温存状態を付与するカードを多くすることが重要。

人間関係

(……ふぅ……最近、みんな……私に物怖じしなくなったな)
(そっけなくしても、グイグイくるっていうか……)
(すごくありがたくて嬉しいけど……ちょっと疲れる)

本心では一匹狼でも何でもないのだが、その難のありすぎる性格ゆえに周囲からよく思われていないという自覚があることや、
上述したネガティブな経歴から、他人と交流を持つことについては否定的だった。
自分に近づこうとする者には「悪い噂も多い自分と付き合うと良いことはない」と最初に忠告することが多い。

が、そうした経歴などを承知の上で接近したプロデューサーはもちろんのこと、
それぞれの理由で手毬の性格の悪さをあまり気にしない1年1組のクラスメイト達といった理解者に恵まれたことで、
他者との交流に思うところがある当人の思惑とは裏腹に、人間関係は案外良好。
その中でも、咲季・ことねとは見事な凸凹トリオと言うべき関係を築いており、互いに割と遠慮のないやり取りをしている。
ただし、上手く引き合わされた『初星コミュ』以外においては「何だかんだでつるんでいるが、ユニットを組むとかは絶対にありえない」と思っているようだが。


(彼女の信頼を得たはずなのに、余計に言うことを聞いてくれなくなったぞ?)
(そんなバカな……!?)

ご存知我らがフリーザ様V.IIスネイル杉下右京沈着冷静の代名詞。
目をつけたアイドルには入念な下調べの元スカウトに動く方針のため、手毬の経歴や良くない噂ももちろん事前に把握済みで、全て承知の上でプロデュースの手を差し伸べている。

手毬からすれば「たたでさえ周囲からの印象が悪いのに、初対面で接近してくる人」であったため怪訝に思われるのは当然であった。
実際当初は「どうせよく調べもせず来たのだろう」と考えたこともあり即刻拒絶したが、
「手毬の全てを知った上でスカウトしに来た」という事実や、その確かな手腕から次第に彼を信頼し始める。

……が、アイドルを本気でプロデュースするためなら何だってやってのけるその行動力には度々ドン引きしており、
一度「気持ち悪いです。変態なんじゃないですか?」とハッキリ言ってのけている。
(参考資料として提示するために)黒板の一面に手毬の写真をずらりと貼り付けるという、本当にこの台詞が相応しい行為が飛び出すのはその後なのだが。

そんな手毬だが、親愛度を上げてゆくとプロデューサーにベタ懐きしていくように。それはもう理想の飼い主を見つけた仔犬のごとく。
しかし親愛度が上がっても問題児気質は全く改善されず、それどころかむしろ初対面時より行動に歯止めが掛からなくなっている節すらあり、
あまりの問題児っぷりに、流石のプロデューサーも度々、時に物理的にも頭を抱える羽目になっている。

また手毬自身があまりに自らのイメージに無頓着なためプロデューサー自ら手毬のイメージ払拭に動くことにもなるのだが、
その過程で学園に流れている手毬の悪い噂がおおむね全て真実だったことも判明。
手毬を担当したプロデューサーはしばらく胃薬を手放せなくなりそうである……。


  • 花海咲季
(『もっと頑張れ』なんて声を掛けられたのは……)
(……いつぶりだろう)

双方とも我の強くプライドも高い性格なこともあって、初対面当初はまさしく水と油。
特にユニット結成のため顔合わせした際は、手毬が「ユニット活動」そのものに思うところがあり、一方の咲季も単純に周囲を下に見ていたため、お互い強烈に拒絶していた。

しかし「自らに勝ちうる相手と本気での勝負をして勝つ」ことを何より求めている咲季にとって、「中等部トップアイドル」の肩書きを持つ手毬はまさにうってつけの好敵手
また、それぞれ別方面に「めんどくさいがわかりやすい」性格をしているため、一度お互いを理解してからはライバル……というより腐れ縁のような関係性に落ち着いた。

手毬の言動に関しても咲季はそれほど意に介しておらず、お姉ちゃん気質もあってサポートコミュではことねとノリノリで手毬の「教育方針」について議論を交わす姿なども。
仲裁に入った手毬の言動を聞いて、「手毬の言動を直した方がいいということねの言い分も一理ある」と認めちゃったけど
「なっ……な、ななな………ッお゛っ……お母さんぶらないでくれる!?」

相手のことなどお構い無しに、手加減という言葉を一切知らずぶつかってくる咲季の存在は手毬にとっても良い刺激になっており、
プロデューサーが2人をユニットメンバーとして選んだのもその相乗効果を期待したが故。

なお、例によってSSDこと形容しがたい輝きを放つドリンクを勧められるが、当初はまあ一般人の感覚として当然なので即答で拒否していた。
が、ダイエットに効果があると咲季が話した途端鮮やかな掌返しで飛びついた。
また、お弁当の方もダイエット目的で作ってもらっている様子があるが、継続的に作ってもらった初星コミュの世界ではさすがに毎食ぶっ続けには耐えかねてしまったという顛末は前述。


  • 藤田ことね
(えっ…………あの人、1年生だったはずじゃ)
(……りゅ、留年してたんだ……)

今回の「信号機ユニット」の中でも随一(……というより唯一)の常識人。
『初星コミュ』では咲季ともども手毬とユニットを組むため引き合わされると、2人まとめて「エラそーでめんどいやつらだナ~」とは評しつつも、
落ちこぼれの自分が学年屈指の実力者2人と組めるという理由からことね個人としては肯定的に捉えていた。

……なお、その後ダンス対決で負かされ、ことねを尊敬するようになった咲季が彼女を「ことね先輩」と一時呼んでいた結果、
「同年代から『先輩』呼ばわりされると周囲から留年したと勘違いされる」ということねの懸念通りの勘違いを手毬からされてしまう。
もっとも、2章にて4人での相談中にその勘違い発言が飛び出してしまったため、誤解が長引くことは回避された。

咲季とは逆に手毬の本心と一致していない言動を気にしており、上記の通りサポートコミュでは咲季と手毬の「教育方針」について議論を交わしている。

【何やってるんだろう、】のサポートコミュによると、ことねにも金を払ってお弁当を作ってもらっている模様。


  • 紫雲清夏

クラス単位での活動もあるから、特に
未経験の新入生に言っておくけど……

足を引っ張るのだけはやめてよ。

(うおー……カンジ悪っ!)

クラス自己紹介でこう宣った手毬には、さすがの道産子ギャルもドン引き。
そして咲季がこの発言に真っ向から応戦するような自己紹介をした結果、1年1組は入学初日から学級崩壊一歩手前のような様相に。
そんな雰囲気を懸念した清夏は懇親会を企画することになる(イベント『1年1組のアイドルたち』)。
中でも問題児筆頭と見た手毬をなんとか懇親会に引き出すべく、リーリヤと共に真っ先に説得しようとする。

ここでは割とガチめに煙たがっていた感もあるが、後に2人の組み合わせのサポートカードも複数登場。
ギャルな距離感で接してくる清夏を手毬は表向き煙たがりがちだが悪い気はしておらず、本心を見透かされてからかわれたりしている。


  • 葛城リーリヤ

あの、月村さん──────


……足を引っ張らないでくださいね?


────────────────────(あんぐり)

やや引っ込み思案な性格ながらも、ある意味誰よりも「トップアイドル」に掛ける想いが強いリーリヤ。
1年1組が協調性に欠けたクラスのままでは、クラス間対抗行事などがあった時に結果に響いてしまい、それはすなわち、リーリヤの目指す夢への道が遠くなってしまうことにも繋がる。
それを懸念したために、特に協調性のない手毬をなんとか説得しようと清夏と共に動く。
その末に彼女の口から飛び出したのは───およそリーリヤの口から出たとは思えない、強烈な意趣返しであった。

……というのは当たり前で、実際は清夏がほんの悪戯心(+やはり最初の自己紹介への意趣返しもあったのだろう)でリーリヤの声真似(アテレコ)をしたもの。
その後のリーリヤの反応は「そこまで思ってない」だったので、ちょっとは思っていたことは事実なのだが。
が、あまりに強烈なカウンターパンチを喰らった手毬はしばしフリーズ。
筋の通った理由に合意はしたが、「……私、あなたのこと嫌いだから。」と捨て台詞を吐かされる羽目になるのであった。チワワが威嚇してただけだもんね、仕方ないね
おまけに手毬の中では『足を引っ張るなよ雑魚が』って?」と、ショックのあまり脚色が加わっている始末。
おかげで二次創作では「手毬の中では異常に腹黒くて怖いキャラにされているリーリヤ」とか「本当に黒い事を言っているリーリヤ」が鉄板ネタとなってしまっている…

ともあれ、この清夏のちょっとしたイタズラは手毬とリーリヤの今後に響くかと思われたがそうでもなく、
その後を描いたサポートコミュでは(お互いの性格上ぎこちないが)普通に交流している。
【花火、やりませんか……?】のコミュではリーリヤと二人で手持ち花火に興じるほどには打ち解けている。
ただ、1年1組の交流のためニックネームで呼び合うというズレた提案をした際、
手毬が「リーリヤだったら、りーぴゃん……とか」と言い出した時は嫌そうな顔をされた。あの心優しいリーリヤに。


  • 倉本千奈

言ってる意味わかる?
ただでさえ大きな差があるのに、まともにレッスンもこなせない。
才能ないってことだよ。

ついて来られないなら、1秒でも早くやめて。迷惑だから。

千奈の親愛度コミュでは印象的な登場をする。

以降も定期的に絡みがあり、イベントでは「ハロウィン狂想曲」で共演。
遊園地の仕事で偶然、を交えた3人でグループとなり、「ぽんこつ」2人を上から目線で面倒を見る。
……が、いつもの圧の強さで出ていって子供を泣かせまくる醜態を晒してしまい、さすがに虚勢を張り切れなくなる。
「お手本、見せてあげるーーとか、上から目線で調子にのってたくせに、私が一番のぽんこつじゃんとか思ってるんでしょう!」
見かねて助言を受けたり力を合わせて問題を解決したことで打ち解けていき、最終的にはライブを前にした千奈に、
「私が引っぱってあげるから、別に足を引っぱってもいい」という旨で足を引っ張るなよ雑魚がの伏線回収励ます、らしからぬ頼もしさと優しさを見せた。

イベント「とりかえばや ひな祭り」にて再共演。
有村麻央の指名により地域のひな祭りイベントを共に盛り上げていくこととなる。
第1話にて千奈が自身を「ぽんこつ」と卑下すると「いまはもう違うでしょ。 自信持ちなよ。」と前までぽんこつだったことは肯定しつつ素直に千奈の実力を認める発言をするなど関係性の進展が見られる。
またイベントと同時に実装されたSRサポートカード「ピューとシューの二重奏」では草笛を吹こうと試みる千奈が草を食んでいるようにしか見えず「千奈ぴょん」というあだ名まで付けたりした。「りーぴゃん」といい手毬はあだ名に半濁音が入ってるのが好きなのだろうか

  • 秦谷美鈴

(美鈴ももっと自主トレすればいいのに……)
(まりちゃんもっと休めばいいのに……)

元ユニット仲間であり親友。
のんびりした性格であり、手毬からも「いつも怠けてばかり」「一度も本気を見せてくれない」と語られているが、
一方でそのマイペースさと面倒見の良さが、彼女らのユニットを支えてもいた。
事実アクシデントへの対応能力はピカイチだったようであり、ユニットの危機回避を司る「ハンドル」役であったことが窺える。

手毬のことを「まりちゃん」と呼び、ユニットが空中分解し疎遠になった今でも「親友」だと語る。
そのため距離を置きながらも密かに彼女を心配している。
時には物陰からこっそりストーカー彼女の様子を見ていたり、他の子と仲睦まじい様子(誤解)を見て嫉妬してむくれたり、
「わたしの知らないところでふとるなんて……あってはならないことですだの、「あなた、まりちゃんのなんなんですか?だの、ちょくちょく愛が重すぎる感が出ている。
一方で手毬も口ではあれこれ文句を言いつつも、本心では変わらず気の置けない親友だと思っていることは明白である。美鈴からほどの激重ではなさそうだが。
その危なっかしさから「手毬を一人にしてはいけない」という想いも抱いており、
手毬の親愛度コミュでは彼女を再び支えたいと「SyngUp!」を再結成したいと手毬のプロデューサーに提案するが、そんな彼女にプロデューサーが出した返答は……。


  • 賀陽燐羽

私たちなら、もっと上を目指せる!
だから、もっと、もっと───

『頑張ろう』って?
いい加減にしてくれない?うんざりなんだけど。

もうひとりの元ユニット仲間。
ユニット時代は手毬を気遣い献身的に支えていたのは美鈴と同様だったようだが、
言動はむしろ手毬と似たような感じで、手毬の回想では上記のように辛辣な言葉を返していた。

手毬曰く「気持ちよく歌おうとするたびに邪魔なアドリブを入れてきて、全力で歌えなかった」とのことだが、
そのアドリブによって手毬の「ブレーキ」となり、手毬が最後まで歌い切れるようペース配分をしていた模様。
まだ本格登場前の親愛度10.5と同時期に実装されたサポカ【さみだれ】のコミュにて雷が怖くて部屋で泣き始めた手毬の「みすずぅ……みすずぅ…… りんはぁ……雷とめてぇ……」という発言のせいで燐羽は雷を止められる能力者などとネタにされていた。



楽曲

  • Luna say maybe
作詞・作曲 美波
編曲 美波、真船勝博

初期ソロ曲。素直になれない少女の心情を歌い上げる、手毬らしくかつ蒼キャラらしい歌。
一方、コミュではいきなり「私とは性格が違いすぎて感情を入れにくいと思う」などとのたまってPを吹き出させる。
ジャケットは透明感のある物憂げな表情の手毬がアップになったもので、その本編の手毬が絶対しなさそうな表情をネタにされることもしばしば。

  • アイヴイ
作詞・作曲 ツミキ

サービス開始数日でいきなり追加が発表された(最初の追加SSRプロデュースアイドルとして登場した)2曲目。
タイトルは歌詞での表現からして「Ivy(ツタ)」の意と思われる。

  • 叶えたい、ことばかり
作詞・作曲 田中透真(Dream Monster)

本作リリースから真っ先に誕生日を迎えた2024年6月3日にサプライズ公開。
この時点で他のアイドルのソロ曲がまだ1曲ずつしかない中、まさかの3曲目となった。
ただしプロデュースアイドルおよびゲーム内のライブ楽曲としては実装されておらず、ゲーム内ではサウンドトラック機能で視聴できるのみとなる。

ちなみに、誕生日曲はジャケット画像や曲タイトルの文字が名刺機能の素材として配布されるが、
シンプルなフォントで描かれた口語調のタイトルの汎用性が高く、優秀な素材として評価されている。
ジャケットの必死の表情で手を伸ばす手毬もコラ素材にされたりする。

  • Unhappy Light
作詞・作曲・編曲 Aria(Dream Monster)

2024年8月18日の「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR」で発表。
月村手毬 2nd Single「アイヴイ」収録。


余談

  • 手毬ぬい
株式会社バンダイスピリッツより発売されゲームセンターの景品となっている「ちびぐるみ」シリーズの手毬のこと。アイマスではSideM・シャニで既に展開されていた。
学マスでは初期プロデュース組9人と追加プロデュース組3人の合計12人が登場したが、その中でも手毬はキャラクター性を意識したと思われるキリッとした表情が絶妙に決まっておらずふてぶてしさすら感じむしろこちらを煽っているかのような顔、および手毬の幼児性とちびぐるみの概念が絶妙にマッチすることからか一人飛び抜けて大ウケ。
発売直後にゲーセンから手毬ぬいだけ消える、再入荷された手毬ぬいのためだけに朝からガンプラでも求めるかの如くゲーセンに行列ができる、オンラインクレーンゲーム台も手毬だけ満員御礼、買取価格が他のアイドルの倍になる、果ては奴らの標的になる、全然似ていない海賊版が作られるなどいい意味でも悪い意味でも話題になってしまった。
中にはメル〇リに手毬ぬいを出品する体で手毬の煽り発言やラーメンにトンカツの画像をページ内に羅列した猛者も……
ただバンダイスピリッツ側も予想外の事態を重く受け止めているのかなるべく多くのユーザーに手毬ぬいが渡るよう(?)再生産、再販売を頻繁に行っている。

そして流行に伴い、ちびぬいを用いた写真等に留まらず二次創作イラストのネタとしても発展。
自我を有して手毬以上の図々しさで他人あるいは手毬本人を煽るもの、手毬同様食い意地を発揮するもの、大食いがプロデューサーにバレたり燐羽に圧をかけられては本人が「ぬい化」して萎縮したり許しを請うもの、マスコットとしてことねや美鈴にかわいがられているものなど多種多様なネタが生まれ、他のアイドルにまで波及。しかしやはりその筆頭は手毬であり、今日では二次創作の手毬を語るうえで欠かせない要素と化している。

  • サイン
手毬のサインは漢字をやや崩し気味に描いたもので、オシャレなのだろうが下手なだけに見えないでもない、なんとなく味のあるものになっている。
また、PVでも出てくる署名の手癖もこれと似ていていまいちバランスが良くない字なことや、おでかけコミュで「『手毬』の字はバランス取るの難しいからたくさん練習した」という発言もあることから、キャラ付けとして意図的にぎこちなくしたと解釈されがちなのだが、
実は学マスのサインや署名は、中の人に一から考えて描いてもらった直筆のものをそのまま使っていることが(サービス開始前の配信番組で*8)明かされている。
公式サイドもこの情報を明かすことが何を意味してしまうか察したうえで語っており、そして本人としては完全に不本意だったらしく「綺麗に書けたと思って自信満々で提出したのに……!!」と嘆いていた。それもまた手毬っぽい。本当にごめんなさい。



……追記・修正?勝手にすれば。
私はやらないけど。
あれあれ、いいのかな〜?またリーリヤに言われちゃうよ?
くっ……!『足を引っ張るなよ、雑魚が』って?
そっ、そんなこと言ってません!

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最終更新:2025年04月15日 21:50

*1 主要ブランドでもソロ曲が軒並み3曲以上あるのは765ASとミリオンくらい。デレは人数多すぎのためソロ曲が完全に揃ってすらおらず、Mやシャニも展開がユニット主体なため曲数に対してソロ曲が少ない。

*2 学園長ではなくその息子、=星南の父。

*3 発動に必要な集中の量、及び使用数+1効果は共通だが、付いてくる集中が1多い2となっている。まあ、システム上枠を争うわけではないので下位互換であることが問題になるわけではないが……

*4 デッキ内のカードを早々に使い切り特定のカードのみに絞ることで目的の3枚のみを引き続ける編成。

*5 例えば、似た挙動の初期SSR麻央は「集中+2(3)元気+1を2回」で、元気1と集中1ならまず後者の方が強いし、デメリットこそないが条件の関係で1T目発動が期待できない欠点もある。

*6 共通仕様として、特訓させると初期カードとして強化済み「勢い任せ」が支給されるので持ち込みも不要。

*7 ただし、温存2枚に加えて強気1枚があれば温存→強気→温存で3枚使えるため、強気が全く不要なわけではない。

*8 なので、ユーザー側にその女児ぶりやおでかけコミュの描写が明かされて下手説が補強されるより前。