ごはんのお供

登録日:2024/07/12 Fri 23:52:00
更新日:2025/03/01 Sat 12:40:36
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炊きたての白いごはん―――
今夜は何を乗っけよう。


ごはんのお供とは、米飯に添えて食べるおかず、または「食べるとご飯が進む」と言われる食材の俗称。

小学館『デジタル大辞泉』では「飯の供」という語句で収録されている。


【概要】

「おかずを作る時間がない」、「米はあるけどおかずがない」、「おかずもあるけど作るのがめんどくさい」、「とにかく白飯で腹を満たしたい」
―――そんな日々の食事に悩める人々の下へ助太刀に参じてくれる頼もしき味方、それがごはんのお供だ。

ここでの「ごはん」は基本的に味付けがされていない白飯のことを指し、混ぜごはんや炒飯、チキンライスなどの米料理を意味することは少ない。ただし、米そのものの種類について問われることはあまりなく、白米以外にも玄米ごはんや麦飯をベースにしたごはんを指す場合もある。

基本的に塩や醤油、味噌などを用いた濃い味付け、強い旨味や塩味、酸味、甘辛さが特徴。これらの要素がごはんとの相性を増幅させる。
それ故に塩分や糖分を多量に含んだ食材も多いため、摂り過ぎには用心されたし。そうでなくてもごはんの食べ過ぎは体によろしくないのでほどほどに。

生卵や納豆など例外もあるが、一度に大量に使うことが少ないため、長期保存可能なものが多い。自宅で作り置きすることで日々の食卓で助けになる常備菜としての機能も果たす。



【『おかず』との違い】

一般的に「ごはんのお供」の括りに含まれる食材について疑問に挙げられるのが「それって単に『おかず』のことじゃないの?」という点である。

食べるだけで思わずごはんが進むのが、ごはんのお供の必須条件。となれば、たとえばカレーとかとんかつとか焼肉とか鯖の味噌煮とか豚の生姜焼きとか、ごはんに合うあらゆるおかずは「ごはんのお供」と呼べるのではないのか?

しかしここで重要になってくるのは「お供」という表現。
これは白いごはんを「主」、お供はそれに付随する「従」の食材であり、主たるごはんの引き立て役という立ち位置を意味付ける。多くは小瓶などの容器から必要な量だけ取り分けるか、あらかじめ一人前の量を小皿や小鉢に盛って出されることが多く、大皿・中皿やボウルなどにメインディッシュよろしく盛り付けられるケースは少ない。
このことからごはんのお供は主菜や副菜と言うよりは薬味やトッピング的な位置付けに近い、極めて特殊な役目を持ったおかずと言える。

主菜より目立ってはならない、あくまで白飯を引き立てるのみであり続ける。その関係を飛び越えない奥ゆかしさがごはんのお供を「お供」たらしめると同時に、米を愛する人々の心を掴んで放さない。
晩餐の花形にはなれなくとも、素朴な一膳にそっと華を添える隠れた名脇役、それがごはんのお供なのである。

…とはいえ、ごはんのお供自体に明確な定義が存在するのかと言われたら、別にそう言うわけでもない。
なんとなくお供っぽい食材やその食べ方、位置関係」が存在するに過ぎず、前述の器への盛り方なんかもその一つ。大げさな話カレーであろうと焼肉であろうとお供っぽく食べてみせればそれはもうお供である。
大切なのはそれでごはんがおいしく進むこと。それさえ守られれば些細な分別は無用である。



【お品書き】

それぞれの項は該当項目とリンクしているため詳細はそちらに。

安い・お手軽・飽きがない。三拍子そろったお供といえばやっぱりコレ。お弁当にもピッタリ、種類も選り取り見取りで子供から大人にまで愛され続けている。
微細なサクサク感が楽しめ保存も効く乾燥タイプに加え、ごはんに馴染むしっとり感が味わえるソフトタイプも人気。
食品メーカーのフタバからはその名もズバリ『御飯の友』というふりかけが販売されている。一般のふりかけと異なり、いりこをベースにしているところが特徴的。


鶏卵
今や定食屋でも立派なメニューとして置かれる機会が増えるなど国民食としての出世街道を歩む卵かけご飯。「ごはんに卵」といえば多くの人がまずこれをチョイスするだろう。味付けをはじめとするアレンジの豊富さも卵かけ通を飽きさせない。
生卵もいいがプルプルした白身とトロッとした黄身がプラスされた温泉卵や半熟卵も捨てがたい。旅館の朝食に出るとちょっとテンションが上がるなんて人も多いだろう。
卵黄の醤油漬け・味噌漬けはご家庭でも手軽に作ることができ、これもまた絶品。
なお、海外では衛生上の問題で卵の生食は基本受け入れられないが、最近は卵かけご飯にハマる日本の外国人観光客が増えてきてるとか。


納豆
数ある納豆の食べ方の中で最もポピュラーなのが納豆ごはん。文句なしの相性だが、白飯に多く含まれた炭水化物と納豆に豊富なタンパク質を一緒に食べると代謝を上げる効果があり、健康面においてもとても合理的な組み合わせなのだ。
基本形のタレや醤油をかけて食べるのもいいが、トッピングやアレンジについてはここで列挙しようものなら「納豆ごはん」の項目になってしまうぐらい豊富。オススメの食べ方は「納豆」の項目を参照。


■とろろ
長芋や山芋などをすりおろしたとろろに醤油(特に出汁醤油がよく合う)またはめんつゆなどを混ぜてごはんにかける。お好みで卵や刻み海苔などをトッピングすると見た目にも華やか。麦飯にとろろをかけた東北料理・麦とろが有名だが、白米でも十分おいしい。


■イカの塩辛
酒の肴としても定番の塩辛。しょっぱさに加えイカが持つ旨味やねっとりした口当たり、コリコリした歯ごたえが昔から人気を呼ぶ。
しかし一方でハラワタ特有の生臭さや見た目が苦手という人も少なくなく、独特の風味や食感に慣れるまで苦労することも。
ごはんの付け合せどころかパスタやピザの具にまで応用するほどの愛好家もいるが、魚介の発酵食品ということもあってかなり好みが分かれやすい食材のようだ。


■鮭フレーク
おにぎりやお茶漬けの具としてもと言えば定番中の定番。しかしそのまま白飯にちょい足ししただけでも旨味と塩辛さで何杯でもいけてしまえるのが鮭フレークの強みといえる。
焼き鮭をほぐす手間が省ける他、小骨や皮もないため魚が苦手な人にも食べやすいのがポイント。マヨネーズと和えて鮭マヨ丼にするのもオススメ。
たらこやシシャモの卵とミックスしたタイプもあり。噛むほどに弾けるような食感が病みつきになること間違いなし。
また最近では兄弟分といえる鯖フレークも登場している。


■ツナ
非常食にも日常食にも、そしてお供にも…ツナ缶はいつでもどこでも頼れる庶民のおいしい味方だが、それだけではない。
そのままではもちろん、マヨネーズ、醤油、ごま油で和えるとより一層ごはんが進む。特にマヨネーズはツナ缶の油特有の匂いをかき消すため苦手な人にもピッタリ。
この他、味噌バターや納豆、キムチなど相性の良いお供も多岐に渡るオールラウンダーだ。


■しらす/ちりめんじゃこ
生のしらすを釜茹でしたのが「釜揚げしらす」、茹でた後に乾燥させたのが「しらす干し」、さらに乾燥させたのが「ちりめんじゃこ」。同じイワシ類の稚魚でも加工次第で呼び名も食感も大きく変わる。
主に醤油やめんつゆをかけて食べる。それだけでもイケるが生卵やネギ、鰹節など豪勢なトッピングも大歓迎。
小魚なのでカルシウムも豊富、魚特有のクセもなく食べやすいため、成長期のお子さんをお持ちのご家庭にも推奨したい。
しらすにごはんと言えば湘南名物の生しらす丼も有名。


明太子/たらこ
今も昔も不動の人気を誇る魚卵界のプリンス。特にピリッとした辛味でごはんが進む博多名物・辛子明太子は「好きなごはんのお供」調査で必ずと言っていいほど上位に食い込む圧倒的支持を得続けている。
そのままごはんに乗っけるのはもちろん、軽く焼くのも良し。マヨネーズで和えるとまた違った味わいが楽しめる。
しかし恐るべきはその塩分とプリン体の含有量。うまいからと言って食べ過ぎにはくれぐれもお気をつけいただきたい。


■イクラ/筋子
噛み締めるたび弾けるコクと甘み。寿司ネタや海鮮丼の具でも定番、子供から大人にまで広く愛されるイクラは、一杯の白飯にひと匙分を乗せて食べる「お供」としてもそのパワーを遺憾なく見せつける。
また、鮭の切り身とともに醤油漬けした北海道名産の「ルイベ漬け」もおすすめ。かのハンチョウも一押ししており、鮭・イクラ・醤油と単体のポテンシャルが高いお供たちが一同に会しているのだから、合わないはずがない。
通常塩漬けした状態で売られることが多い筋子は、何も付けなくてもごはんとの相性はバッチリ。イクラと比べて売っている店が少ないのが難点か。


■海苔
佃煮は「ごはんですよ」でもお馴染み。これ自体が「ごはん」じゃないのにこのネーミングからして白飯とのタッグをもって真価を発揮すると言っても過言ではない。
味付け海苔も温泉卵と並んで宿の朝食に必ずと言っていいほどついて来る。海苔本来の風味とパリッとした歯応えに、ご飯との相性を徹底考慮とばかりの味付けが質素ながらも揺るぎない魅力である。箸でごはんを海苔巻きのように巻きつけて喰らうのがベスト。
純白の白米に漆黒の海苔―――対を成す2色が巧みなアクセントを生み、飯から湧き立つ仄かな湯気が磯の香りを運ぶ。目で舌で、飾り気のない素朴な味わいをご堪能あれ。


■昆布
海藻枠では海苔とツートップ的存在。確かな歯応えや凝縮された天然の旨味によってごはんの脇を固める実力者である。
中でも根強い人気を誇るのは佃煮。味付けもごま昆布、しそ昆布、おかか昆布、ニシンの卵を使用した子持ち昆布などバリエーション豊か。
とろろ昆布はふわふわで口当たりが柔らかく優しい味わい。
塩昆布は甘みより塩辛さを求める人から支持を得ている。そのまま乗せても炊き込みごはんにしても美味い。


■梅干し
ごはんに梅干しといえば「日の丸弁当」。殺菌効果が白飯を腐敗させにくくし疲労回復効果もあるという多大な利点を買われ、戦時中から現代まで定番のお供として長きにわたり活躍し続けてきたお供界の大御所。
酸っぱさとしょっぱさのダブルパンチは白飯をかき込まずにいられない。
今では子供や酸味の苦手な人にも食べやすい蜂蜜入りも市販されているが、昔ながらの強烈に酸っぱい梅干しを愛好する者も多い。
ただし、塩分含有量は全食品の中でもぶっちぎりなので一日二粒以上の食事は厳禁。


キムチ
クセになる辛味と酸味。これがごはんに合わないはずはない。牛丼屋でもサイドメニューとして人気の一品。
生卵や納豆、マヨネーズなど相性の良いお供仲間の多さにも定評がある。


■松前漬け
スルメイカや数の子、昆布を醤油漬けにした北海道生まれの保存食。プチプチと弾ける数の子の食感、噛むほどに口中へ広がるスルメの風味、昆布のうま味とヌメリも程よいアクセントを演出。一口で三度美味しい贅沢感を味わえること請け合いである。卵黄と絡めるとコクととろみが増して一層ごはんが止まらない。


■糠漬け
米糠と塩という手軽な材料かつ糠床を使い回せることから江戸~昭和時代の家庭では自家製糠漬けが定番のご飯のお供であった。
また冷蔵庫が無く白米食が進んではいたが肉食が身近でなかった当時は、余った野菜を保存し玄米から失われた栄養を補い脚気を予防する手段でもあった。
お供というよりもはや「忠臣」とも言うべき存在かもしれない。


■その他の漬け物
たくあん、高菜漬け、柴漬け、粕漬け、浅漬けなど。定食屋などで思いがけずごはんが余ってしまった時に助けられた者も数知れず。普段漬け物をあまり食べないという人も、一度スーパーの漬け物売り場をよく観察してみてほしい。その意外な種類の豊富さに気づかされることだろう。


■そぼろ
弁当でも人気の三食そぼろごはんは主に鶏挽き肉を使った鶏そぼろが多いが、牛そぼろ、豚そぼろも瓶入りで市販されておりその種類も結構多い。肉の旨みと濃厚な味付けが詰まった肉そぼろは、お供の他にも様々な料理のトッピングに役立つ。家庭でもサッと作れ、常備菜として作り置きしても便利。


■なめ茸
エノキタケを醤油などで甘辛く煮た長野県発祥の料理。瓶詰めがよく売られている。和風パスタの具材としても人気だが、そのままオンザライス派も負けちゃいない。エノキと醤油、みりんなど調味料があれば簡単に作れる他、常備菜としてもオススメである。


■大葉の醤油漬け
大葉を醤油やごま油、おろしニンニクなどを混ぜたタレに1時間ほど漬け込むだけ。包丁も加熱も不要の簡単調理で、余りがちな大葉がやみつきになるごはんのお供に早変わり。
刺身を食べ終わり大葉が余った時などにぜひ試してもらいたい。

■ゆかり
赤紫蘇の葉を乾燥させ、塩と混ぜたふりかけ。
塩味と紫蘇の葉の香りがベストマッチ。


■食べるラー油
2000年代後半にラー油市場、ひいては薬味界隈に旋風を巻き起こした革命児。より手軽に味わいやすくなったラー油本来の辛味にフライドガーリックとフライドオニオンの風味とザクザクした食感がプラスされた新感覚の調味料は、ご飯のお供としても大ブレイク。
話題にならなくなったのはブームが過ぎ去ったから? 否、食卓に定着し殊更話題に出す必要がなくなったのだ。
お米&辛味好きなら箸が止まらない中毒性を持つが、元は調味油であることをお忘れなきよう…歯止めをかけないと余裕でカロリーオーバーします。


■だし
キュウリ、ナスなどの夏野菜とミョウガなどの香味野菜を刻んで醤油ベースで味付けた山形県の夏の郷土料理。
食欲の落ちる夏でも野菜の水分とシャキシャキ感、香味野菜の香りでご飯が進み、旬の食材の栄養分で夏バテ防止にもなる。火を使わなくていいのも夏には嬉しい。
そのままでもさっぱりして美味いが、オクラや納豆昆布などのネバネバ食材を加えるのも美味さと食べやすさと健康効果を上昇してくれるのでおすすめ。


■焼き肉のタレ
本来なら焼き肉のお供であるはずの焼き肉のタレなのだが、ご飯とメチャクチャ相性が良い。
何しろ醤油、ごま油、ニンニク、香辛料や香味野菜、糖や果物…と食欲をそそる香りと旨味がたっぷり詰まっているのだ。
コッテリした味わいから肉が無くても満足感が得られる。
とはいえ他の調味料かけご飯と比較してもかなりの邪道・ズボラ飯・貧乏飯扱いされがちである。


■醤油
刺身を食べ終わった後に余った醤油を余ったごはんにかけて食べる…というのは大抵の人が一度はやったことがあるはず。
一口に醤油と言ってもシェア最大の濃口をはじめ、薄口、溜り、白など味も口当たりも様々。一番ごはんに合うマイベストソイソースを探してみるのも食への造詣を深めるきっかけになるかも?何より調味料なのでコスパも抜群&手間要らず。
わさびを加えて辛味と風味を足すのもオツ。


■ウスターソース
香辛料の刺激と酢の酸味が意外なほどご飯に合う。
貧相というなかれ、戦後の阪急百貨店のレストランで流行した由緒ある食べ方なのだ。むしろこれのおかげで今の阪急百貨店があると言ってもいい。


■バター
熱々のごはんにとろけるバター。2つが織り成す絶妙なハーモニーは脅威のカロリーお化けたる素顔さえ忘れさせてくれる。
詳細は「バターご飯」を参照。


■味噌
白米ごはんと並ぶ日本人のソウルフードである味噌汁。もちろんその元となる味噌がごはんに合わないわけがなく、そのまま乗せて食べてもイケる。
にんにく、豚肉、青唐辛子が入ったものなどバリエーションも豊か。


■塩
ここまで来るともはやごはんのお供たる概念の境地とも言えるだろう。しかし「塩むすび」が存在する以上、たとえひと匙の塩であろうと立派なお供になり得ると、胸を張って主張すべきである。
特に炊きたてアツアツの白飯に塩をかけた一杯は最高の一言に尽きる。シンプル・イズ・ベスト、「米」と「塩」が持つ素朴で飾らない、それでいてノスタルジーを感じさせる日本人の心を表したその味には涙を禁じ得ない。
これ以上言葉に表すなど最早野暮。黙って一口一口噛み締めようではないか。
また、お赤飯のお供であるごま塩も白飯との相性は良好である。



【ごはんそのものの食べ方】

ここまで主なごはんのお供について記述したが、調味料や具材のチョイスにかかわらず、ごはんの状態によっても味や食感は当然様々に変化する。いろいろ組み合わせを変えることでその違いを楽しんでみるのもまた一興。


■炊きたて
「ごはんは何と言っても炊きたてが一番!」という人にとってこれに勝る食べ方はないだろう。
通常冷蔵保存することが多いお供を熱で温める効果も。


■冷やごはん
猫舌の人や単にこちらの方がうまいという人向け。
卵かけの場合、高熱で卵が凝固しごはんとうまく混ざりにくくなるため、炊きたてを避ける目的で冷やごはんを使う人も多い。
逆に加熱調理したお供との温度差が丁度いいという理由で選ばれることもある。


茶漬けねこまんま
お茶や出汁、味噌汁などをかけてサラサラといただく。米の食感はもちろんのこと、お供が出汁に溶け込むことで、通常の食べ方ではまず味わえない新たな香りや風味が生まれることも。
白飯に極力手を加えずに食べたい派の人はあまりやらない食べ方だが、お供の組み合わせにマンネリを感じてきた人は大抵これで打破するとかしないとか。
夏場なら冷やし茶漬けや冷やし味噌汁、冷や汁もあり。温かいご飯を程よく冷ましてさっぱりといただける。
ただしご飯をかきこみやすく消化が悪くなる欠点がある。意識してご飯を噛んで食べよう。


■お粥
多めの水で柔らかく炊いているため消化が良く病人や朝食に向いている。
生米から炊いたものは「炊き粥」で、時間はかかるが米本来の甘味を味わえる。すでに炊いたご飯を煮たものは「入れ粥」で、時間が掛からずとろみや粘りがある。
食欲が落ちる状態で食べることもあって通常のご飯よりも飽きやすく、お供のお世話になる機会が多い。お供を複数用意して味に変化をつける人もいる。


【姉妹項目】

ごはんのお供ではなく、具材をご飯に炊き込む調理法。
炊き込みご飯のコラムや様々な炊き込み具材について紹介されているので、興味があれば併せてご覧になるといいだろう。もっと腹が減るぞ!


双方の項目を見比べるとわかるが、ごはんのお供とおにぎりの具材は共通するものが多い。というかおにぎり自体がご飯の中にお供を入れたり混ぜたりして成形したものと言える。


【余談】

  • フジテレビ『トリビアの泉』のコーナー『トリビアの種』で「日本人がこれさえあれば何杯でもご飯が食べられる一品で最も人気のあるもの」について全国の老若男女4700人を対象にアンケート調査を行ったところ、3位はキムチ(233票)、2位は納豆(328票)、そして1位は明太子(675票)であることが判明した。この他50位圏内には「焼き肉」「カレー」「とんかつ」など「ごはんのお供」とは呼ばないような料理もランクインしていたが、このランキングはあくまで「ご飯が何杯もいける一品」なので意味合いが若干異なる。



読むだけで白飯が食べたくなるような追記・修正をよろしくお願いします。



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最終更新:2025年03月01日 12:40