アットウィキロゴ

30 MINUTES LABEL

登録日:2024/10/19 Sat 02:52:37
更新日:2026/08/19 Wed 15:42:43
所要時間:約 54 分楽しめる項目




『30 MINUTES LABEL』とは、BANDAI SPIRITSから発売中のプラモデルシリーズの総称である。
略称は『30ML』。





【概要】

2019年から展開中の、原作を持たないオリジナルIPを題材としたプラモデルシリーズ。
元々は『30 MINUTES MISSIONS(30MM)』と、2021年より展開されている『30 MINUTES SISTERS(30MS)』は「コンセプトを同じくする別シリーズ」という扱いだった為にシリーズを纏める語句が無く、『30 MINUTESシリーズ』等と呼ばれていた。
後に『30 MINUTES FANTASY(30MF)』の追加と共に、纏めて『30 MINUTES LABEL』と呼ぶ事が発表された。

よく間違われるのだが、本シリーズのコンセプトは「30分で組み立てられる」ことではなく「時間を忘れて楽しむ30分」がテーマ。
元々は開発当初(30MM)は30分で組み立てられることを目指していたが、組み立て時間に個人差があることを考慮して止めたと語られており、つまるところ「組み立てやすさ」は本ブランドレーベルにおける重要なコンセプトの一つである。

後述する美少女プラモ30MSのスマッシュヒットもあり、バンダイ的にはガンプラに並ぶレーベルとして育てていくつもりであるようで、
2025年にバンダイホビーサイト公式がリニューアルした際には、大カテゴリが「ガンプラ」「30ML」「(その他)キャラクタープラモ」となったことからもその力の入れようが伺える。

【特徴】

30MLは前述の通り「各ブランドはそれぞれ別シリーズ」という扱いであり、例えば30MMを代表する「アルト」、30MSを代表する「リシェッタ」、30MFを代表する「リーベルナイト」は、
いずれも設定や関係性が一切なく(リシェッタは美少女版アルトではないし、リーベルナイトはアルトの騎士バージョンではない)、世界観の連動もごくわずかな例外を除き存在しない。
30MPに至っては別のマンガ・アニメの登場人物のキット化である。

ただ、いずれも共通する「コンセプト」が存在している。

  • 「低価格」
元々バンダイのHGガンプラが低価格に抑えられていた時期にスタートしたブランド、というのもあるが、2019年頃のHGガンプラやオプションキットに近い金額(500~2000円代、一部3000円代)で推移している。
ガンプラ同様に時代を経るごとに若干値段が上がってはいるが、どれだけ高くてもコラボキットでない限り5,000円以内に抑えられている。*1
なおサイズ感としては一部除き巨大なキットはリリースされていない。一番大きい30MMの「プロヴェデル」も、1/100ガンプラに近いサイズに留まっている。安価に抑えられているのはこれも一因だろう。
他版権が絡むからか、シリーズの平均価格としては30MPが最も高い(いずれも4000円後半代。ただし伊地知虹夏は本体+ドラムセットという大所帯から6000円弱に迫る。)。

  • 「組み立て易さ」
簡易組立構造「Fine Build」を採用。複雑な構造を極力排除しており、基本的にニッパー1つあれば組み立てはできる。
また、プラモデル前提のデザインなのでシールなどを極力使わない、かつ普通に組むだけで設定通りの色分けになる(コラボ系は除く)。アンダーゲートもほとんどのキットで採用されていない。*2
一方で企画段階ではアニメなどで動かす前提ではなかったということもあり、ディテールはかなり細かく見栄えするデザインになっている。
なおタッチゲートについては30MM「イグライト」と「ノヴァルヴ」にのみ採用されている。

  • 「高いカスタマイズ性」
30MM/30MS/30MFにてコンセプトとして謳われている要素。3mmジョイントやC型ジョイントを多用した組み換え遊び重視の設計になっている。
ブランドによって組み換えの方向性自体はかなり異なるため構造はブランド毎に差異はあるものの概ね互換性を持たせたものとなっており、変換パーツも付属しているので枠を越えた組み換えも可能としている。
特に拡張性はガンプラや食玩、はたまた他社の商品までもジョイントとスケールが合えば組み合わせることが可能な程。
その気になれば「ナイトフォールのパーツを装備したビヨブル衣装のテイオー」のような代物も組める。
ただし30MMで使用されているポリキャップやC型ジョイントは経年劣化や耐久性の問題から後発ブランドにおいては使用が控えられており、組み込む場合はジョイントパーツが必要。
なお30MPに関してはカスタマイズ性はコンセプトとしては謳われておらず、一応互換性はないわけではない(例えば頭は30MSと同じボール径なので簡単に入れ替え可能)がキャラクター再現に重きが置かれておりジョイントなどは少なめ。
30MSと「Fate/Grand Order」のコラボが発表された際には「何故30MPではなく30MSで?」という声が多く挙がっていたが、こちらは同コラボキットを使った「カスタマイズ遊びをしてほしい」が故に30MSブランドでリリースされるとの事。

(コラボを除くと)特定の原作を持たないオリジナルプラモデルシリーズというと、ライバル企業で言うとフレームアームズヘキサギアFAGメガミデバイス、無限邂逅メガロマリアといったコトブキヤのオリジナルIP群に近しいものがある。
ただし、上記のコンセプト面で両者にはかなり違いがあり、例えば武装モリモリのフルパッケージキットが30MLにはほぼ存在しない。
アーマーや多少のオプションが入ったオールインワンパッケージは存在するが、単キットではいずれもかなりシンプルな方向性のデザインに仕上がる。
もっとも3mmジョイントを使うという点では共通する部分も多く、両社のキットを組み合わせて遊んでいる人も多い。

また、シリーズの出発点となった「リーオーショック(詳しくは余談の項を参照のこと)」がSNS、もっと言うとX(旧Twitter)上でのムーブメントであることや、
30MMの展開直後に発生したコロナ禍による外出制限などの影響もあってか、30MLはガンプラなど他のバンダイプラモに先駆けてXを利用した情報発信・イベント展開にかなり重きを置いているのも特徴である。
その際たるものがXを利用した30ML公式主催のユーザー投稿企画であり、投稿したプラモデルがバンダイ公式サイトに掲載されたり、入賞した作品は全日本模型ホビーショーなど大型模型イベントなどで現物展示されたりなどの試みが行われている。
Youtube公式動画チャンネル「30 MINUTE CHANNEL」も開設されており、生放送での新商品発表会などが行われているのだが、バンダイスピリッツのプラモデルでこれを毎回必ずやっているのは今のところ30MLのみであるそして発表会の翌日以降は通例として新作ガンプラ含め一斉に予約開始になるためユーザーは戦々恐々とする。

リアルのイベントとしてはホビーショーやHyper PLAMO Fesと言ったガンプラや他キャラクタープラモも含む総合イベントでの出演が主だったが、2025年9月13日&9月14日には遂に30ML単独のリアルイベントがベルサール秋葉原で開催され、2026年2月末には同内容のイベントが大阪でも開催。さらにはアジア各国での開催も予定されているという。
また、このイベントにて「30MLの映像化」も行われることが発表されている(媒体などについては今後発表される予定)。

黎明期の頃はガンプラ境界戦機のバンダイ公式コンテストで30MMの各種キットを使用できるようになっていたが、30MLとして独自のレーベルを築くようになってからは汎用マテリアル系のオプションなどを除くと基本的に使用できないという方針が出るようになっている。
もっとも、公式コンテストに使用しないなら何の問題もないので、ガンプラに30MLキットを混ぜたり30MLにガンプラなどのパーツを混ぜたりして遊んでいる人は多い。
大半のキットが3mmジョイント接続なのを活かし、他社のキットとミキシングしている人も少なからず存在している。

他IPとのコラボに関してはMM・MS・MFともに行われている。
互換性に関してはAC6コラボのように規格が本流セットと統一されていないもの・アイマスコラボやデモエクコラボのように統一されているものの両方存在し、コンテストへの使用可否もタイトルごとに違っている。
コラボキットの展開は2024年頃から年々加速してきており、ガンダム・マクロス・スパロボ・サンライズロボ以外のHGや、ガンダム・特撮系・デジモン・ジャンプ系以外のフィギュアライズスタンダードを30MLに移管しようとしているのではないかと言われている。
特に版権もの専門の30MPについては「HGとフィギュアライズの後継ブランド」としての側面が色濃い。


【入手性・公式ストアなど】

取り扱いについてはガンプラを扱っている量販店・模型屋であれば大体売られているのもポイントであり、入荷数の差はあれどシリーズキット自体を購入可能なお店については多いといえる。
2026年時点の情勢としては、30MM・MFは一部の例外やそもそも再販されない商品を除いて新商品・再販品共に概ね安定して入手できるようになっており、
新商品については店舗による取扱量の差が激しいが、多く入荷している店舗であれば棚に並べてからも最低でも当日の間はまず残っているため余裕を持って買うことが可能。
一方で30MSについては新商品・再販問わずすぐに飛んでいくガンプラ以上に厳しい状況であり、
30MSの本体及びボディ系オプション、30MP全般については大手通販サイトでは予約開始から数秒経たずに予約が満了になるのは最早様式美となっている。
30MPも新商品の入手性と予約については同様だが、こちらは再販を繰り返すうちに余裕を持って購入できるようになる傾向にある。
筆者調べではMSおよびMPの出荷量自体は若干の改善傾向にあるものの、需要がそれ以上に跳ね上がっているため競合率は高いままである。
ガンプラは人気の新商品を抽選予約とするサイトも現れてきているが、30MLもほぼ全てがその対象となっている。
ただ、再販ペースも30MSの本体を除きかなり充実はしており、初動出荷量・パーツ需要・カスタマイズ性などに左右されるが1~4回ほど再販が繰り返されると需要の高騰は落ち着いていく傾向にある。
特にアイマス系・AC6コラボや30MFの本体キット、MPのまどマギについては初回生産の時点で十分に店頭購入ができたというケースも多い。
もっとも前述の公式イベントの開催中は需要が上がり気味になったり、MMの初期オプションパーツやキャノンバイク、MSのアーム・レッグパーツのような需要の尽きないキット、MSのセスティエやMFのドゥロースケルトンのような需要が極めて高いキット、フルアーマーアルトやツキルナにミコルルといった再販予定が異常に少ないキットもあったりするので一概には言えないが。
2026年後半期においても概ねではあるがガンプラに次ぐ「バンダイの人気プラモデル」の1つであると言ってよいだろう。

30MMの黎明期はガンプラなどと比較して取り扱い店舗も出荷数も抑えられており、至る所で入手が困難であったが取り扱いと出荷数が増えるにつれて一部を除き安定するようになった。
ガンプラがコロナ禍初期に極端に数を減らしてしまった中でも、30MMは(新商品含めて)気楽に買えるとまで言われていた時代があったほど。
だが、30MMの「マクシオン軍」投入から需要が跳ね上がり、30MS・30MFも初期の頃は「全く買えない」と揶揄され、一部店舗では抽選購入の対象になる程度には入手が難しい状態になっていた。
それから2~3年が経過した現在は上記の通りの状況である。
ただ、24年以降はガンダムの新作映像作品公開が増え、それによるガンプラ増産の皺寄せのために全体的に再販頻度・数量が落ちており入手困難なキット(特に版権ものではない本流セット)が増えている。
特に30MSは他社ガールズプラモという明確な比較対象があり、他社製品については2023年以後は新作の予約も購入も比較的容易なのに対しこちらは26年現在に至っても入手難度が非常に高い(アイマスコラボを除く)ことはかなり問題視されている部分ではある(取り扱い店舗の数や価格、再販頻度など複合的な要素が絡んでいるが)。
店舗入荷量についてはガンプラもそうだが店舗やキットによって非常に差が激しく、単に都会・地方といった括りでは測れない。
通販予約の難度が非常に高いことも相まって、入手性の地域格差(あるいはSNS上における入手性の温度差)なども問題視されることはある。
単純な複数買い・パーツ取り複数買いなどの存在から行き渡っても需要が落ちにくく、競争率が激しい点やあくまでガンプラではないため流通(数・場所共に)がガンプラほど幅広くない点を踏まえるとバンダイプラモの中で最も入手が過酷とする意見も少なくない。

30MLはガンプラではないが、長らく「THE GUNDAM BASE TOKYO (ガンダムベース東京)」でも取り扱いが行われていた。そちらについては2025年1月をもって取り扱い終了となり、在庫のみの販売となった。
東京以外のガンダムベースではそもそも取り扱いはされていない。
一方で、ガンプラ以外を扱う「BANDAI SPIRITS Hobby SHOP」でも30MLの取り扱いがあり、仙台・東京(池袋)・横浜・越谷レイクタウン・博多のバンダイナムコCross Storeが該当する。
さらに2024年11月末にはイオンモールKYOTOにて初の公式ショップ「30 MINUTES LABEL ZONE/KYOTO」がオープン。
続く2025年春には愛知県名古屋市に「30 MINUTES LABEL ZONE/NAGOYA」が、2025年夏には東京都渋谷区にて「30 MINUTES LABEL ZONE/SHIBUYA」がオープンしている。
店舗限定品は長らく「KYOTO ver.」のスペシャルマーキングシールのみだったが、「30 MINUTES LABEL ZONE/SHIBUYA」のオープンを機に店舗限定キット「30MF アズレアホーリーナイト」が発売された(3店舗共通)。
なお3店舗とも、バンダイナムコCross Store内に30ML ZONEが存在しており、今後も他のバンダイナムコCross Store内で30ML ZONEが展開していくことが期待される。

プレミアムバンダイ専売品は30MM・30MS・30MFに存在しており、30MMは既存製品+新規造形アーマー&武装+既存アーマー・武装・オプションの詰め合わせで構成される「既存機体の特殊部隊仕様」となっている。
30MSも基本的には一緒だが、こちらは既存製品+30MMのキット+新規造形の衣装やアーマーという詰め合わせである。こちらは瞳のタンポ印刷が一新されており、既存キャラとは異なる新規キャラクターとして設定されている。
30MFは既存製品+既存アーマーの組み合わせだが、レーベルとして初のメッキ処理とグロスインジェクション加工がされたパーツで構成されている。
なお、プレバンにおける予約難易度はベースキットの希少度や新規パーツにも左右されるがMMの方が高い傾向にあったが、2025年以後はMSも予約難度が急上昇している。
また30MMは何度か再生産されているが頻度はガンプラなどと比べれば少ない。30MSはノティリカまでは余裕をもって予約可能だったという状況もあってか26年まで再生産が行われておらず、古いものについては激レアキットと化している。
30MPについてはその性質上プレバン限定キット・30MLZone限定キットは発売されていない。

ちなみに量販店では店舗にもよるが、コラボレーションキットについては30MLのコーナーとは異なるところに置かれていることがある。
30MSであることが強調されているシャニマス・アイマスコラボはともかく、30MMACは他社のアーマード・コアキットと一緒に置いてあったり、30MSトウカイテイオーやサムライトルーパーコラボはFrsと同じ棚にあったりする。
店舗で探す場合はその辺りも頭に入れておくといいかもしれない。


【シリーズ】

現時点では4つのブランドが並行して展開されている。

30 MINUTES MISSIONS

シリーズの始まりとなった1/144スケールのオリジナルロボットプラモシリーズ。
量産機」をコンセプトとしたブランドで、コラボ商品を除けばワンオフ機などは存在しない。
Cタイプジョイントを多用した構造であるため、かなり大胆な組み換えができるようになっておりキットにもよるがブロックトイ的な志向を持つものが多い。
コラボレーションタイトルは「アーマード・コア6」「DAEMON X MACHINA TITANIC SCION」が存在。
アーマード・コア6のコラボキットは通常の30MMとの互換性がほぼ無いが、AC6キット同士でパーツを入れ替えられ原作同様の「アセンブル」が楽しめる。
デモエクコラボは通常の30MMとの互換性がアナウンスされている。

アバウトではあるが世界観設定が存在しており、公式投稿企画「カスタマイズミッションズ」の多くはその設定を下敷きにしてはいる。
また、HGのガンプラに安全基準が合わせられており、このブランドのみ元のゲームがCERO:C=15歳以上対象のAC及びデモンエクスマキナのコラボキット含めて対象年齢が8歳以上となっている(他は全て15歳以上)。
大きさも1/144ガンプラとほぼ同サイズであり*3、ガンプラのオプションパーツセットに無改造で対応している商品も多い。

後述の通りシリーズ黎明期から公式コンテストを継続的に行い続けているが、30MM単独の公式コンテストでは一貫して「30MSや30MFキットは一切使用不可」という措置がとられており、
その理由についてはこれまた一貫して「対象年齢が違うため」と言及されている。このため、30MSに付いてくる白成型色のジョイントやダークグレーの陸戦型アルト用パーツなどは使用できない。
もっとも対象年齢云々は方便であるという見方が強いが(後述)。

30 MINUTES SISTERS

2021年より展開している30ML第2弾。
バンダイ初のシリーズ化されたオリジナル美少女プラモとして、美プラ戦国時代に殴り込みをかけその情勢を一変させたブランド。
サイズは30MMよりもやや大きめで、1/12スケール相当となっている。
コラボレーションタイトルは「ガールガンレディ」ウマ娘 プリティーダービー」「アイドルマスター シャイニーカラーズ」「THE IDOLM@STER」「Fate/Grand Order」が存在。原作衣装再現のためパーツ分割が細かくなっているものの通常30MSと完全互換のキットになっており、自由な組み換えが楽しめる。

こちらも世界観設定はあるが、公式投稿企画(コンテスト)ではほぼ無いものとして扱われている。


30 MINUTES FANTASY

2024年より展開している30ML第3弾。
剣と魔法の異世界ファンタジー」がコンセプト。
といっても「災厄による文明の破滅から700年後の地球」を舞台に、機械生命体「マクシミリア」を主役とすることから、ポストアポカリプスやSFの要素も併せ持つ。
こちらは上記2ブランドに比べてかなり細かい設定が存在しているが、勿論それを踏まえて遊ぶも気にしないのも作り手次第である。

造形はよりリアルな人型に近付けているのが特徴で、サイズは平均的な30MMよりも頭2つ分大きく、30MSの大き目なシスターよりもちょっと高いくらい。
そして本シリーズで基幹となるカスタマイズは「アーマークロス」。
シルエット(素体)に「CLASS:Ⅰ」のアーマーを装着し、さらに別売りのアーマーを装着することで「CLASS:Ⅲ」の上位職へのジョブチェンジを再現している。

現在は人型・男性のみが発売されているが、ゆくゆくは女性型やモンスターの立体化も検討されている。実際に26年4月にはスケルトン(骸骨)、2026年末にはワイバーン、フェンリルがリリース予定。
当初は発売即完売・再販も即品切れという状況であったが2025年以後はやや落ち着いてきており、予約はともかく実店舗購入は新商品・再販ともに現実的になりつつはある。
公式投稿企画は30MFが居る物語性を重視した「ストーリースナップコンテスト」が2025年に開催され、2026年にはイベントの流れや使用キット制限が30MMに近い方式のコンテストが開催された。

コラボレーションタイトルは『鎧真伝サムライトルーパー』が存在。


30 MINUTES PREFERENCE

2024年8月に発表された新ブランド。
「自分だけの好きを作り出そう」というコンセプトの下、版権作品のキャラクターを30MLの「簡単組み立て」プラモデルとして立体化していくブランドとされる。

第1弾としてアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』より後藤ひとり喜多郁代山田リョウ伊地知虹夏のプラモ化が決定。2025年03月から1年半かけて4人とも発売された。
第2弾は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の綾波レイ式波アスカの2人がプラモ化決定。
第3弾は『魔法少女まどか☆マギカ』より鹿目まどかである事が発表された。
第4弾以降の展開予定として、『ケロロ軍曹』よりパワード夏美&ギロロ伍長、2026年新作アニメの『バーテックスフォース』よりENIA、『ブルーアーカイブ』より天童アリス、『攻殻機動隊』より草薙素子、フチコマのプラモ化が予定されている。

同じくアニメや漫画のキャラクターを再現しているブランドとしてFigurerise-Standard(FrS)もあり、そちらでもガンダムヒロインやウマ娘等ガールズプラモは出てはいるのだがそちらとの棲み分け基準については明らかではない。
(タンポ印刷はニャアン以前のFrS*4が1種、FrSティファと30MPが2種、30MSが3種となっている)
30MPブランドの発足以降、FrSでは2026年7月現在ガンダムヒロインのみが発売されており(女性キャラクター以外は仮面ライダーのような生身でない人型が選出されている)、こちらで現在選出されているのは「ぼっち・ざ・ろっく!」(アニプレックス/芳文社)、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」(スタジオカラー)、「魔法少女まどか☆マギカ」(シャフト)のように版権にバンナムが絡んでいない作品群であり、今後そう言った作品については本ブランドから出てくる方針なのだろう。
前述の通り30MSと比較するとカスタム性がかなり低くなっており、同一作品内の豊富なオプションで遊ぶというのがメインな様子。
一応フェイスパーツなど一部に互換性はあるがあくまでキャラクター再現がメインというところだろうか。だったらFrSブランドを廃止して統合すればいいのに…

第3弾のまどマギからは劇場版公開等の話題になるタイミングに合わせた作品の商品展開が行われている傾向が見受けられる。
また、現行ラインアップはギロロ伍長を除くと全て女性キャラとなっており、男性キャラについては前述の通り30MFでコラボが行われるのが初の事例となっていた。
メカ系は『AC6』『DXM TS』による30MMコラボの存在から版権でも30MPではなく30MMで展開されるのだろうと予想されていたが、バーテックスフォースやフチコマといった明らかにメカのキャラも30MPで展開が発表されている。

なお30MLブランドではあるが他社版権作品のキットということもあってか、いわゆる公式コンテストをはじめとする公式投稿企画においては一律で使用キットから除外されている。
完全に他社版権ということもあってか30MPとしての公式コンテストも一切行われていないが、公式の展示イベントなどでは他の3ブランドと概ね*5同列に取り扱われている。








【イベント】

30ML新商品発表会

2023年3月より行われているYouTube公式チャンネル「30 MINUTES CHANNEL」の配信番組。
30ML各ブランドのプロデューサーに加えてMCとして声優の根本京里が出演し、今後発売予定の商品を3Dモデルや仮の立体物を使って紹介したり、投稿企画の結果発表などが行われる。
毎回19時頃から約2時間半〜3時間の生配信番組(第12回は試験的な取り組みにより短い商品説明のみで1時間半程度)で、放送間隔は約3ヶ月に1回。
2023年3月のスタートから2025年12月時点では第12回まで行われている。第4回からは30MFが、第8回からは30MPが本格参戦する配信に、第11回より根本京里に代わってMCはシャニマスで芹沢あさひを演じている声優の田中有紀が出演している。
「無限連結」「フェチズムがすごい!」など名言の発祥地となるのもこの番組である。

冒頭でも述べた通り、このような生放送での商品発表会を継続的に行っているのはバンダイでは30MLのみとなっている。
ガンプラでも偶に開催はされるが、生放送中にリアルタイムに新商品が発表されるという性質を取っているのは30MLのみ。
一部のプレバン専売品を除き、新商品が予約開始になる前には必ず行われており、おそらくはバンダイ側の都合で翌日~翌々日ぐらいにはガンプラや他キャラプラの新商品も発表される傾向が強い。
従って30MLの生放送が告知される=その近日中に新作ガンプラが予約開始という図式となり、ガンプラ界隈も戦々恐々となる。

公式投稿企画

約1〜2ヶ月の期間で30MLシリーズやカスタマイズマテリアルなどを使用して企画によって異なるお題・ルールに沿った作品を作り上げ、X(旧Twitter)に投稿するユーザー参加企画。
公式アカウントをフォローし、作り上げた作品の写真をXに専用タグを付けて投稿する事で参加完了。
入賞目指して渾身の作品を作り上げるもよし、気楽に素組ミキシングを投稿するもよし、ガチなものからネタに走るもよしなイベントである。
なお元々30MMの対戦企画からスタートしたものであるためか、いわゆるコンペ要素がない30MFのお試し投稿企画なども全て含めて「公式戦」と呼ぶユーザーが非常に多い。
公式SNSなどでの正式名称ではないが、公式のQ&Aで「公式戦」というフレーズが使われるなど半ば公式用語にはなっていると思われる。

30MMではMISSON(カスタマイズミッションズ)、30MSではコンテスト、30MFはQUEST(クエスト)とカテゴライズされている。当然ながら細かい名称は各開催回毎に代わる。
基本ルールはどのブランドでも一緒で、ガンプラなど30ML以外のプラモキットは(バンダイ製であっても)使用できないという点は一貫しているのだが、30MM、30MS、30MF、そして3ブランド合同企画で基本ルールが微妙に違う他、30MSと30MFに関しては同じ投稿企画でも開催回ごとにルールが変わる。30MMも稀に特別ルールで開催されることがある。
また、この手のプラモデルコンテストでは殆ど見られない「無塗装作品限定」の企画も定期的に行われている。30MLは高いカスタマイズ性があり、無塗装でもユニークな作品がよく作られているが故の企画であろう。

30MMカスタマイズミッションでは文字通り30MM以外のキット(及びカスタマイズマテリアル)以外は使えないため、30MSや30MFは使用できない。
一方で30MMさえ使っていればよほどのことがない限りはエントリーされるので、人型や動物型、乗り物、挙句の果てには「ランナーだけ」など姿形問わず多種多様な作品で参加はできる。
(対象年齢の違いで30MSと30MFが使えないというのが公式の規約だが、実際はルール上使用可能にしてしまうと「30MSのみで投稿」が出来てしまうことが本質的な問題*7と思われる)
30MSは30MMと30MFも使えるのだが、フェイスパーツ指定や事実上の人型制限が掛かる(モンスター娘の場合は人魚やケンタウロスなどは許容されるが、アラクネ型など一部逸脱判定される例もある)、同一投稿内のシスターの数が制限されることがある、フェイスパーツの塗装について一部制限があるなど留意すべき点が多くなっている。
30MFについてはモンスターのキットが色々リリースされた後の2026年開催時には「30MMと30MS使用不可、カスタマイズマテリアルなどは使用可」「サムライトルーパーコラボ使用可」というルールで行われている。それ以前の開催回ではモンスターのキットがなかったこともあり、30MFフェイスパーツ(頭部)指定、コラボキットは使用不可などのルールになっていた。*8

3ブランド合同企画の場合は開催回によっても異なるが、頭部の指定はないのでアチェルビーのフェイスパーツを使用したシスター、エグザマクスやシスターの頭部を使用したマクシミリアなども受理される。
(明確に30MSメイン構成の場合、アラクネ型シスターが除外されるケースとされないケースがあり、判断基準が分かれている)

結果発表では入賞した作品を公式サイトで発表の他、上述の発表会でプロデューサーのコメント込みで発表されたり、ホビーショーや30ML ZONEにおいてブース展示されるといった特典が貰えることがある。
また、開催回によっては副賞や、参加者抽選景品があったりすることも。予算がつくようになったのか景品自体は年々豪華になる傾向がある。

開催スパンについてはその年によって異なるが、30MMのカスタマイズミッションズは2026年の新企画からは「カスタマイズミッションズ2026」と明記されており年1回開催体制になった事が強く示唆されている。
30MSのコンテストは初期の頃は30MMと重複した結果投稿数が著しく減ったのではないかとユーザーから言われたこともあってか30MMとは開催時期をずらす傾向が強かったが、25年以降は開催期間の被りも普通に見られるようになった。
30MFについても30MM・30MSとの期間被りを回避しなくなっている節が見られ、2026年8月1日と2日の二日間限定ではあるが3ブランドで同時に公式コンテストが実施されていたこともあった。
レーベル合同コンテストや後述のクリエイターズワークス企画なども含めると、本当に何もやっていない期間はごくごく限られており年中何かしらのイベントが行われていると感じるユーザーも多いと思われる。
毎年5月と10月に大規模な模型展示イベントがあり2022年以後はそこに30MLの公式コンテストの受賞作品が現物展示されることが多いので、その2~4か月前に公式コンテストが開催される、というのがユーザー間の不文律となっている。
ただしこれについては公式から言及されたお約束ではなく、実際に展示が全く無かった開催回や30MLFes、及び30ML ZONE店舗*9での展示という場合もあるのであくまで目安程度に考えた方がよいだろう。
開催期間については開催回によって異なる。概ね1~2か月がお約束とされてはいる。

また2025年以後の傾向として、
  • 入賞タイトルでカスタマイズのお題提示
  • 無塗装作品でも受賞されることはあるが、いわゆる展示作品としては選出されなくなった(素組限定企画との差別化のためと考えられる。逆に「無塗装限定」の受賞枠が設けられている回もある)
  • いわゆる「最優秀賞=1作品当たりのいいね数が非常に多い作品」ではなくなった。*10*11
が見られる。

長らく日本国内を対象にしたコンテストしか実施していなかった(一応海外ユーザーの受賞例もあり、展示の際に海外から送ったということもあったようだ)が、2026年には初めて台湾のユーザーを中心にした公式コンテストが開催されている。
そちらはXではなくInstagramを使ったものになっており、あくまで当該国のユーザーに親しまれているSNSを使うという方針であるようだ。

30 MINUTES LABEL FES.

第10回の発表会ラストで告知された初の30ML単独イベント。
各種展示やトークショーといったステージイベントに加え、コンテスト作品の展示や先行販売商品の物販などが行われた。

●2025 TOKYO
開催日:2025年9月13〜14日
会場:ベルサール秋葉原

7月31日にキービジュアル含めイベントの詳細が発表された。
キービジュアルではシスターとマクシミリアの背丈がほぼ変わらないことが判明し、ロイロイがシスターが乗れるくらい大きい事など明らかになったが、その中でもルルチェの新コスチュームの姿で描かれており、リシェッタ・ティアーシャに続くリメイク版の発売が期待される。

来場特典としてパンフレット、30種ランダムのモバイルステッカー、30MFの新アーマー「ルーキーソルジャー アーマークロス Ver.」のサンプル、「30MP 後藤ひとり」17面相うちわ(全17種ランダム)が貰える。
また30ML ZONEの新商品である「30MM アチェルビー&スピナティオ 特殊作戦セット」、「30MS ユフィア(メイガスフォーム)」、「30MF ヴァーミリオンナイト」の先行販売キットに加え、ステッカーやSDキャラクターアクリルスタンド、限定アクションベースの予定されている。10000円以上の購入者にはイベント限定ショッパーも付属する。ただしキャッシュレス決済限定かつ一部商品の購入数制限ありかつ、同日発売の30MSアイマス関連は全て取り扱いがなかった。
これらの先行販売キットは2025年12月以降に発売予定となっており、2025年末に特殊作戦セットが、2026年1月末にヴァーミリオンナイトが、OSAKA開催と同日にユフィアが発売された。また先行販売になかった30ML ZONE限定の新商品「30MS リシェッタ(イグライトver)」が11月に発売されている

30MLプロデューサー陣やゲストを呼んだトークショーも行われるのだが、今回呼ばれたゲストがリシェッタを始めとしたCV付きシスターの声優でも現在コラボ中作品の人物でもなく、なんと作品と役名を名指しした上でアイドルマスター ミリオンライブ!春日未来役を演じる山崎はるか。この件から20thの765ASやシャニマスに続きミリオンライブも30MS化されるのでは?と推測されていたが前日の生放送でそれが事実である(ただしアイマス20周年名義)事が判明。
また、追加情報として「鎧真伝サムライトルーパー」の主演声優である石橋陽彩氏とイラストレーターの岡本英郎の出演も発表されたが、その告知にて「30MFで新商品発売予定」とさらっとコラボすることが発表された。
これらは全て1日目のトークライブの内容であり、2日目は「30 MINUTES FAN MEETING」と称した来場者とプロデューサー陣との交流イベントが行われた。




●2026 OSAKA
開催日:2026年2月28〜3月1日
会場:ハービスホール
2回目の開催が決定し、今度は関西へ。TOKYOで行われたプログラムを厳選し、大阪でも開催されることになった。イベントキービジュアルも一部が変更されておりリシェッタが法被を着たものになっている。

第2回目というよりはあくまで大阪版Fesといった趣なのか、公式コンテストの展示も直近の30MM 3 PHASES MISSIONではなくMIX30MLコンテストのものであり現物展示もMIXマスター賞のみとなっている(他賞はパネル展示)。
頒布物も前回同様。限定物販は昨年11月に30ML ZONEで販売開始されたイグライトカラーリシェッタが追加された程度となっている。

東京との大きな違いとしてはジオラマ撮影ブースが前回より拡大していることと、「月刊ホビージャパン」との合同企画としてプロモデラー・ハス寝る氏による大阪モチーフの特別ジオラマが展示されること。「PLAYロイロイ〜ロイロイ交換会〜」という30ユーザー同士によるロイロイ交換交流企画なるものがあることが挙げられる。
トークショーなどのステージイベントはないがプロデューサー陣が交流コーナーに度々出没しておりユーザーとの交流が行われていたようだ。

前回同様、発売日がFes開催日と同時になった30MS アルトリア・キャスターの会場取り扱いはなし。なのでアルトリアとメイガスユフィアの両方が欲しければ会場より先に30MLZONEに向かう必要があった。(ちなみに30ML ZONE Kyotoではイグライトカラーリシェッタを除き全てのzone限定商品が揃っていた)
もっとも販売ブースは初日翌日ともに制限がかけられるほどの大盛況っぷりであり、無くてある意味正解だったのかもしれないが。


●ASIA TOUR
台北:2026/6/19~6/21
中国:coming soon
韓国:coming soon
タイ:2026/7/2~7/8
香港:coming soon
ベトナム:coming soon

今度はアジア各国をめぐるツアーが開催。
現時点では台北のみ詳細が発表されており、過去開催の頒布物やMIX30MLコンテストの展示等が企画されている。

バナーもTokyoのものに戻ったと思ったら見知らぬマクシミリアが!?この謎のマクシミリアはアジアツアー先行販売商品として「30MF ランサードラゴニアス」であり会場販売が予定されている。30ML ZONEでは秋以降販売予定となっている。

台北版では
  • 立像としてイグライト、リーベルナイト、ドラゴニアナイトがお出迎え
  • 台北コンテストの入賞作品が展示
  • 配布うちわがぼっちちゃんからシスター5種類の内からランダムに(リシェッタ、ネヴァリア、ツキルナ、ソウレイ、セスティエ)
  • 配布ステッカーラインナップにZONE限定商品の追加
  • 物販購入特典にマグカップが追加
  • 大阪Fesでは単色形成だったキットの形成色や、第14回発表会で公開された新商品の展示
  • ステージイベントや30秒チャレンジの復活
などが行われた。

30 MINUTES LABEL アンバサダープログラム

2025年末に突如発表された企画。
30MLを日頃から楽しみそれをXやYoutubeなどで日常的に発信しているユーザーを30ML公式の「アンバサダー」として選定、
約1年間(2026年5月 ~ 2027年3月31日予定)自身のXアカウントを使い30MLコミュニティの活性化(例: 作例の発信、他ユーザーとのコミュニケーション等)を行っていくというものである。
応募期間は2026年1月19日から2026年2月28日まで。

アンバサダーに選ばれると公式SNS、WEBサイト、イベント、そして商品パッケージや取扱説明書での作品・作例の紹介や、サンプルや新商品を先行して無償で受け取り他のユーザーに先駆けたレビューが行える、
更には30ML関連コンテストのエキシビジョン作例や審査員としての参加も検討されている(これについては30MSの26年夏公式コンテストから解禁)、30MLZoneなどでの作品展示など、30MLユーザー垂涎の内容となっている。
2026年7月の公式イベントでの様子から、アンバサダーの個人名が記された専用の30MLアンバサダーシャツも配布されたようだ。

応募については30MM・30MS・30MFの公式Xアカウントを全てフォローしたうえで、専用の応募フォームから自慢の30ML作品の写真を最大3作品分(最低1作品・前後2枚の写真)添付し、30MLやアンバサダー就任への熱い想いを記すことで行える。
(30MLはXアカウントを主戦場としているため、Xアカウントを活用して30MLに関する情報の発信を行っていることが採用の事実上の必須要件となっている)
ただし、1年間限定とはいえバンダイスピリッツ公式公認Xアカウントとなることや、公式イベントや公式生放送での出演自体も予定されていることなどから、応募可能年齢は満18歳以上となっているほか、
審査要件には過去のSNS利用における丁寧さやモラルの高さが含まれている。更に、一次通過者にはバンダイとのオンライン面接が予定されているなど、同企画への本気度の高さが伺える。
一方で必要な条件は「プラモ製作の上手さ」「キット使用数の多さ*12ではないと明言されており、あくまで30MLとXアカウントによる情報発信を日頃から楽しむ、楽しむモラルの高いユーザーが求められているようだ。

ちなみに応募時に添付する作品のレギュレーションはおおむね30MSの最新コンテストに準拠しているため、30MP・30MMのACコラボキット、30MSトウカイテイオーは使用不可となっている。
過去作でもOK*13だが、ランナーやパッケージ梱包材などが使用できないため過去の公式コンテスト投稿ではOKでも今回はNG、というものも出てくるだろう。

なお、公正を期すためにアンバサダー就任期間中は「30ML関係の公式コンテスト」には一切参加することができない
30MLを日頃楽しむユーザーは30MLコンテストにも熱量をもって参加している人が多いので頭の痛い選択にはなるかもしれない。
ちなみに後述のクリエイターズワークスは採用されていても応募可能。

4月14日に遂に8名のアンバサダーが発表された。
どのアンバサダーもXにおける30MLコミュニティ内での知名度が非常に高く、過去のコンテスト参加/入賞/イベント展示実績も多数となっており発表時はすさまじい大反響を巻き起こした。
特に公式コンテストへの影響(一回のコンテストにおける投稿総数やいいね!数の獲得量)が極めて強いユーザーが複数人含まれていたので、殿堂入りなどと言われたりもしているが活動期間後は再度参加可能……なはずである。
5月1日より正式に活動をスタートしているが、彼らの決まり事として
  • 30MLに関する投稿には必ず「#30MLアンバサダー」と、任意のタグを付ける(文章だけの投稿などはケースバイケースな様子。逆に30MLのプラモ写真の場合は日常の光景であっても必ず二つのタグを付ける必要があるようだ)
  • 30ML投稿の内、バンダイから商品提供があったものに関しては必ず「有料パートナーシップ」フラグ(いわゆる「ステマ規制」対応のためのPRタグ)を付ける
    ※ただし、最初からバンダイ公式の企画として明確な「公式コンテスト用の参考作例」についてはこの例外らしく、バンダイからの依頼及び商品提供であってもアンバサダーの投稿に有料パートナーシップフラグは付いていない。
ことが挙げられている。
基本的に30ML公式が彼らの投稿をリポストしたりはしない(2026.7時点)ので、アンバサダーの活動を見たい場合はタグをチェックしてみるとよいだろう。
逆に言うと、公式作例であることが明確なものを除く「有料パートナーシップ」フラグが付いていない投稿についてはバンダイからの指示や指導、キット提供は無いとのことで、日々の投稿活動用キットの調達も含めて全てアンバサダーが自主的に行っていることのようだ。
これらの事から30MLコミュニティにおける最上位ユーザーを決定する企画であるという見方も存在しているが、公式生放送によると「(プラモ漫画やアニメなどであるあるな)近所の模型店にいる模型の上手い兄ちゃん」ぐらいの感覚で関わってほしいとのこと。

なお公式コンテストに出られないという件については、30MM・30MS・30MF共に公式コンテスト内でアンバサダーの作例を主軸に据えたイベントが開催され大反響を巻き起こしている。
また、2026年7月にはアンバサダーを含むユーザーとの交流を図るファンミーティング的な公式イベントが京都で開催された(この際にアンバサダー特典として、自身のユーザーネームが記載されたTシャツが各自に配布されたことが分かっている)他、
バンダイ及び30ML公式が直接は関わらない非公式イベントという形ではあるが、各地でアンバサダー主催のオフラインイベントが実施されるようだ。

30 MINUTES LABELクリエイターズワークス

STEP1:作品応募期間:開催期間2026年4月6日〜5月31日
STEP2:WEB上でのファン投票:開催期間2026年6月30日12:00〜7月30日23:59
STEP3:最優秀作品の商品化:開催期間:2027年予定(発表は2026年8月21日の公式生放送を予定)

30 MINUTES LABEL FES.2025で実施が発表された企画。

最大の特徴は「最優秀賞に賞金100万円+最優秀賞作品を実際にキット化して発売」すること。
これまで副賞といった形で何かしらのアメニティが授与されたケースや、優秀賞作品をCG化してPVで登場させたりしたケースはあれど、実際に作品をキット化して発売する上に高額賞金まであるという前代未聞の企画となっている。
また、発表時は最優秀賞をユーザーの人気投票で決める事も明言されており、詳細が不明なこともあり発表時には大きな波紋を巻き起こすこととなった。

2026年3月27日に詳細なレギュレーションについて発表された。
一応30MLコンテストに近い体裁ではあるのだが、あくまで「商品化のためのコンペ」であって、「コンテスト受賞作を商品化する企画」ではない。これに関しては開催前から応募期間の最中でも勘違いしているユーザーが多数見受けられる。
そのため従来の30MLコンテストから見ても極めて細かいレギュレーション、投稿条件が設定されている。

本項目では項目の長大可を防ぐ為にルール内容を要約・一部抜粋して記述するため、企画への参加を考えているユーザーは必ず公式サイトを確認していただきたい。

<<STEP1>>

作品応募に重要なルールをpick upすると以下の様になる。

【参加条件】
  • 日本在住でX(旧Twitter)のアカウントを持ち、30MLの三種の公式アカウントをフォローしていること
  • バンダイナムコグループ社員ないし関係者でないこと。応募時点以降でプラモデルメーカーの職員ではないこと
  • 30MLアンバサダーでも参加可能(発表時点でアンバサダーは確定していなかったがその後発表され、実際にアンバサダーの一人は「本企画に応募する」前提の作品を就任後にXに投稿している)
【作品応募に関して】
  • 指定された内容の写真5枚を専用フォームから送ること
  • 1人1回、1作品のみ投稿可能。重複ないし複数投稿は審査除外
  • 1作品は1体1機でなければならない。付属品の武器等(ロイロイ含む)も本体にすべて取り付けた状態をいう。ロイロイに限らず背景として使用するストラクチャー・武器等が分離されている場合は審査対象外となる
  • ジオラマなどの背景を含む作品は不可。写真の背景も白または灰の無地が指定されている。
  • 恒例の世界観や公序良俗、著作権関係
  • 縦×横×奥行が手足を広げた状態で1辺300mm以内かつ3辺合計で600mm以内
  • 必ず30 MINUTES LABELの商品およびパーツで構成されること
  • ランナーやパッケージ、その他工作素材等は全て使用不可能
  • 30MPに限らずコラボ系キットは全て使用不可能
    アルファシスターズファンタズムなど、コラボ由来の30MS純正キットも使用することができない
  • 塗装と接着は可能切削は不可能。「切削」の範囲はパーティングライン消し、ヤスリによる表面処理は可能。合わせ目消しは不可能
  • フェイスパーツのタンポ印刷はそのまま使用。無地フェイスにアイデカールの貼り付け以外で加工は禁止。アイデカールやシールも加工は禁止されている。
  • 選考に関しては『完成度の高さだけでなく、「30 MINUTES LABELらしさ」や新しい可能性、遊び心も選考のポイントとなります。』
  • 運営側が投稿作品の中から選抜した作品をWebに公開し、ユーザーによる商品化投票を行う。
    なお「人気投票1位が商品化される」とは一切明記されていない。
【商品化される場合】
  • 知的財産権や著作権等の各種権利はバンダイ側に帰属する
  • 賞金100万円の贈与ではなく、商品化に伴い発生する協力に対する業務委託への報酬として最高金100万円(税込)が貰える
  • 採用された場合は商品化にむけた開発やプロモーション活動への協力などが予定されており、それに伴い何かしらの契約書*14締結も示唆されている。

従来のコンテストよりも厳しい制限であるが現存の商品内カスタムの範疇で、版権に引っかからず、商品化し販売可能なサイズと量でと言うような運営の意図が伺えるルール設定となっている。
ルール上コラボキットは全て使用不可。シャニマスコラボ衣装であるアルファシスターやシグマシスターは使用不可能で、メイドボディキットであればガルガンコラボのパーツも実質使用可能と思われるがこれについては使用可能とは明言されていない。

発表時はレアなキットばかりを詰め込んだ作品を応募すれば!なんて声も上がったが、ランナー数の増大により生産コストやキット価格が高額化する問題などから、そのような作品で参加登録してもそもそも2次選考に進めない可能性もあることには留意されたし。
過去の公式コンテストでも運営側のお題やテーマに反した作品は受賞され難いことから、今回も商品化される際の公式側の事情や意図を読み取ることが重要になるかもしれない。
ちなみに選考を通す前から進捗や完成投稿で宣伝していくのは問題ないという回答があり、事実上従来の公式コンテストの「オーディエンス賞」のような作品以外の要素も多分に含んだ人気投票になる事が予想される(特に公式公認のアンバサダーによる作品は投票行動に強い影響が出るだろう)が、
そもそも人気投票1位が確定で商品化されるとは企画サイトや応募規約内、及び公式Xでの宣伝では一切言及していないので最終的にどうなるかは不明である。

また重要事項として賞金100万円に関して、厳密には贈与としてではなく業務委託に対する報酬として支払われるという点に注意。
社会人も多いユーザーにとってはいわゆる副業扱いとなるため、副業の可否についても確認しなければならない。当然金額が大きいので確定申告も必要になる

従来の公式コンテストでも頻繁に見られる現象だが、個別問い合わせをSNSで公開する(無論事前に公開する許可は取っているようだが)行為が複数確認されており、
特に今回はシビアな内容ゆえにその行為や個別問い合わせを行うことそのものに苦言を呈するユーザーも少なからず見られる。
そのためか、或いは情報の統一の観点からか、公式から特に「切削」に関してと「賞金受け取り」に関してで追加解答が公開されている。
「切削」に関しては当初はゲート処理はOKだがパーティングライン消しを含む「元のパーツ形状を変える加工」は全てNGであるとユーザーへの回答があったが、現在は前述の通り「合わせ目消し不可能」になっている。
これはゲート痕やパーティングラインはプラモである以上発生するのが不可抗力であるのに対し、合わせ目は昨今のキットでは段落ちモールドなどで対策がされていたり、商品化作品の構造把握のために現物を分解する必要があったり、そもそもプラモを溶かす関係上ランナーパテ禁止ルールに抵触するからといった理由が考えられる。
「賞金」に関しては商品化決定後の辞退や別形態での対応などが個別に相談可能であることとなった。これは前述の通り「業務委託に対する報酬」という関係上、副業禁止な公務員などの職業に就いているユーザーでは「賞金を受け取れない=参加できない」という状態になってしまい企画への参加控えを抑制するためのものと考えられる。

商品化後の動きを見るとどちらかというと30MLアンバサダーに近い企画であり、決定後の本人の振舞い方(法令違反など)次第では商品化が取り消される場合もあると明記されておりその点も従来のコンテストとは一線を画していると言えるだろう。
また、意外な落とし穴としては「Xのアカウント名やアイコン」についても前記の違反があると取り消しの対象になることが記載されている。
商品化までに時間がかかることが予想されることや、30MLアンバサダーのように入選者のXアカウント名やアイコンを公式が表示して商品化の宣伝をするということが想定されているのかもしれない。

ちなみに過去作品や過去のコンテスト受賞作品を投稿すること自体は(商品化決定時は現物貸出必須なので「現物がある」ことが前提だが)制限されていない。
ただし上記レギュレーションに抵触していないもしくは抵触しない形で組み替え・差し替えを行う必要はある。
過去の上位受賞作品は軒並みコレに引っかかる事や、受賞作品は成形色(商品化)では再現できない複雑な塗り分けや塗装表現が行われている作品が多いことなどから、この点でも単に過去のコンテスト受賞作品を商品化する企画ではないということが示されていると言える。*15

<<STEP2>>

  • 2026年6月30日12:00より1か月間特設サイトにて行われる。
  • 一人当たり1日1回投票可能で0時でリセット。毎日投票で31票の投票が可能になる。
  • 結果発表は第15回新作発表会での公開予定
  • 商品化の際は商品名称が変更になる可能性がある。

応募締め切りから1か月後、事前予定の6月最終日ギリギリからSTEP2のユーザー投票が開始された。
特設サイトでは作品名、「詳細・投票する」のボタンを押すことで応募時に提出した作品の写真(ポーズ、前後左右の5枚)を確認する事ができるようになっている。
作者名は記載されていないが、これについては事前に発表していても問題ないというお達しがあったので探せば全て確認できるだろう。*16
結果的に言うと1次選考を通過したのはアンバサダー2名の作品を含めた15作品。
特設サイトでは作品名、「詳細・投票する」のボタンを押すことで応募時に提出した作品の写真(ポーズ、前後左右の5枚)を確認する事ができるようになっている。

シンプルにまとまった作品から重量感溢れる作品がエントリーされているが、30MM・30MS中心の作品のみエントリーされており残念ながら30MFを中心とした作品はエントリーされていない(もちろんパーツを使用した作品は存在している)。
上記の予想とは裏腹にキット数に関しては明確な制限があったわけではないようで、30キット以上(つまりまともに用意すると総額数万円となり、ランナー数も膨大なものとなる)贅沢に使った作品などもエントリーしている。
また、こちらはある意味予想通りだが過去のコンテスト受賞作品や、それをクリエイターズワークス用に調整したような作品はエントリーされていない。
そして全ての作品がほぼフル塗装作品となっており、キット化した際にどう再現するのか心配になる複雑な色分けがされているものも複数エントリーしている。*17
あくまで「通常より制限されたルールの中でも自由な発想と高い技術を投じた作品群」が選ばれたと言えるか。

前述の通り、最優秀作品を商品化とされているが人気投票1位が確定で商品化されるとは現状明言されていないため素直に自分が良いと感じた作品やこれが商品化してくれたらうれしいと思う作品に投票するのが良いだろう。

【30 MINUTES LABEL 合同コンテスト】


前述の通り本来30MLの各ブランドは独立した展開をしており、公式投稿企画もそれぞれのブランドで別々のものが行われていたが、
2024年1月に初めてブランド横断の公式投稿企画が開催されることになった。
時期の関係上初回では30MFは対象となっていないが、次回開催の暁には対象に含まれることが予想される。

▼1st 【30 MINUTES LABEL カスタマイズミッションズ】

2024年1月18日 ~ 3月31日
総合勝者:チームマクシオン

30MMと30MSの世界に突如ゲートが出現。
そのゲートが繋がる先は、
地球に似た仮想空間-MLバース-

MLバースとは、サイラス社が開発した次世代のウェブプラットフォームver.1.0.1であり
仮想空間上に様々なエリアが構築されることによって、
30MMと30MSの共存が可能になる特別な空間である。

そこで毎年開催されている
30 MINUTES LABEL カスタマイズミッションズ。

このミッションを制することで、勝利チームは莫大な報酬を得ることができる。

ミッションルール

①3つのいずれかのチームを選択し参戦が可能。
チーム地球連合
チームバイロン
チームマクシオン

②3つのエリアから参戦エリアを選択可能。
海エリア
砂漠エリア
都市エリア

勝利条件
期限内に最も多くのスコアを記録したチームが勝者となる。

このミッションを制するのは果たしてどのチームか。
30 MINUTES LABEL カスタマイズミッションズがいま、スタートする。

23年12月に発表された「新カスタマイズミッション」の第一弾。
仮想空間におけるチームバトルというコンセプトであり、前述した3つのチームがスコア(※投稿された作品の累計「いいね!」数)を争う。

第一回ということもあってか、全体の流れやルールとしては30MMで開催されている「カスタマイズミッションズ」と全く同じものであり、
そこに従来は「対象年齢の違い」で使用できなかった30MSの製品群が使用できるようになった*18、という図式。従って30MMの記事も合わせて参照いただきたい。
ルールは以下の通り。

  • 作例には30MMと30MSのキットのみを使用する(どちらか片方だけでも可)。
    他にもカスタマイズシーンベース、カスタマイズエフェクト、カスタマイズマテリアル、(他版権を含まない)アクションベースも使用できるが、30MS トウカイテイオー fromウマ娘プリティーダービーのみ使用不可。
    なおアイドルマスターシャイニーカラーズのキットは使用可能である。公式サイトのバナーでもシャニマスのキャラが写っており、パーツを使った改造だけでなくキャラ本人(の設定)でも投稿が受理されている。
  • 「#30MLミッション○○」のハッシュタグを付ける(参加するイベント。後述)
  • 「#チーム地球連合」または「#チームバイロン」または「#チームマクシオン」のどれかのハッシュタグを付ける(所属チーム)
  • 30MMと30MS両方の公式アカウントをフォローし、プラモの画像(動画は不可)に上記2つのタグを付けてXに投稿する。
  • [2/13追加レギュレーション] SYNDUALITY Noirのキットも使用可能

これらの投稿作品は公式ホームページに掲載され、イベント終了時に「いいね!」の数が多かったチームがミッションの勝者となる。
基本的に30MM側のレギュレーションに合わせられているので、30MSコンテストの「30MS用フェイスパーツの使用必須」というルールが撤廃されており、
30MSコンテストでは対象外となる「30MMアチェルビーのフェイスを使い、本体は全て30MSで構成」といった組み合わせでもOKである。
一方、今まで30MM公式ミッションでは明記されていなかった「キットの(箱などの)梱包材、説明書、ランナーの使用可否」については30MSコンテスト同様に「使用可」と明記された。
HYPER PLAMO Fes.2024で配布された30MLのカタログでもこれらは「改造テクニック」として紹介されている。
ただし公序良俗に反する投稿は審査の対象外となる旨が記載されており、その辺りは良識ある投稿が求められるだろう。
他版権作品の模倣改造(いわゆる「見立て」改造)についてはNGだが、シャイニーカラーズのまだキット化されていないキャラクター再現が許容されているのかは不明。SYNDUALITY Noirのキャラクター再現作品は掲載が確認されている。
従来の公式ミッションとは別枠で 特設サイト が設けられていたり、投稿タグが今までのものと違うなど新たな試みも行われている。

2/13、アニメ第2クール放送中であるSYNDUALITY Noirの4キットが使用可能になる追加レギュレーションが突如発表された。
SNS上では賛否両論様々な意見が噴出したが、2〜3月に発売が予定されてる30MLの様に使用可能パーツが増えた程度に考えた方がいいだろう。
SYNDUALITYシリーズのプラモは将来的に(シャニマスやAC6などと同様の形式で)30MLブランドに集約して展開される事が公式生放送で示唆されており、それを意識したレギュであると考えられている。

ミッションの流れとしては過去に30MMで実施された「3 AREA MISSION」のシステムも内包しており、各チームは
「#30MLミッション砂漠エリア」「#30MLミッション海エリア」「#30MLミッション都市エリア」のいずれかに参加(投稿)することとなっている。
3エリアそれぞれで戦況グラフが用意されており、その点も「3 AREA MISSION」と一緒。
ただし「3 AREA MISSION」と違い、各エリアについては設定など(何を巡って争っているのかなども不明。これみたいなものだろう。)は特に存在しておらず、単純にバトルフィールドのようなものと考えればよいか。
開催期間は過去最長の約2.5ヶ月。

なお今回のミッションでは過去に存在した「オーディエンス賞」や「ストーリー賞」などいわゆる受賞枠が開催期間中には発表されておらず、結果発表時に改めて
「30MLオーディエンス賞」「30MMオーディエンス賞」「30MSオーディエンス賞」「(各エリアの)30MMストーリー賞」「(各エリアの)30MSストーリー賞」「各チーム賞」「30ML賞」が選出された。
どのような賞なのかはオーディエンス賞も含め一切発表されていないが、前例及び結果に沿うならオーディエンス賞=「いいね!数が最も多かったもの」、その他=「公式側が選定した作品」と考えられる。
この内オーディエンス賞、ストーリー賞、チーム賞の合計30作品が第62回静岡ホビーショーのバンダイスピリッツブースにて実物展示されることも併せて発表された。
ちなみに何をもって30MMと30MSを判別しているのかは不明だが、ユーザー側がどちらと定義して投稿しているのか、及び30MSフェイスの使用有無で見ていると考えられる。

初の合同ミッションということもあり非常に高い注目を持ってスタートしたが、序盤からMM・MS双方との相性の良い&発表後からSNSで非常に高い人気を持つアチェルビーを大量に投入したマクシオン陣営が怒涛の攻勢を見せ、
序盤から総合/都市・海エリアのトップに躍り出て勢いを失うことなく優勢のまま終盤に突入するというこれまでの30MM公式ミッションでは考えられなかった状況になっている。
一方で砂漠エリアはバイロン陣営が序盤から優位性をキープしており、地球連合陣営は都市エリアのマクシオン陣営を一時逆転に追い込んでいる(その後最逆転されるが差が僅差)。
30MSについては序盤はマクシオン陣営での投稿が圧倒的多数を占めておりこれもマクシオンの躍進に繋がっていると思われる。

最終結果としては、

  • 海エリア……チームマクシオン勝利
  • 砂漠エリア……チームバイロン勝利
  • 都市エリア……チームマクシオン勝利

となり、序盤からの優勢をキープし続けたチームマクシオンが2エリアを確保、そのまま逃げ切って総合勝者となった。2021年のマクシオン陣営参戦以来、同陣営が単独でトップに立ったのはこれが初。
バイロン陣営は合計数こそマクシオンや地球連合に大きく劣るものの、砂漠エリアを序盤から抑え続け他陣営を突き放しており、終盤は海エリアでチーム地球連合を捲り上げてマクシオンに迫る戦いを見せた。
地球連合は都市エリアでマクシオンを猛追するも、320という僅差で届かず全てのエリアを失ってしまった。
なお2022年の3エリアミッションの時とは異なり、都市・海のストーリー賞は勝利陣営と猛追した陣営から1作ずつ選ばれている(砂漠はどちらもチームバイロン)。
チーム賞については30MM/MSの区別なく選ばれている。途中で追加されたSYNDUALITY Noirの4キットに関しては、大々的に使用した作品は選出されていない(パーツ単位で使用しているものはある)。

▼2nd 【MIX30MLコンテスト】

2025年7月18日~2025年8月17日

2025年6月25日に発表された、30ML合同投稿企画の第二弾。
先般開催された「30MSスグメイキングコンテスト」をベースにしたものとなっており、無塗装作品(墨入れやトップコートなども含む)限定のコンテストとなっている。
レギュレーションとしては以下の通り。

  • 使用できるキットは30MM、30MS、30MFの本体及びオプションパーツ各種、カスタマイズエフェクト及びカスタマイズマテリアル、シーンベース、アクションベース(他版権を含まないもののみ)各種。
    (過去企画同様、30MM AC6コラボ製品、30MSトウカイテイオー、30MPは使用不可)
  • 100均アイテムや一般工作素材、キット付属のランナー、説明書、パッケージ素材などは使用不可
  • 塗装は前述の通り全てNGだが、各種加工は可能。ただし判別不可になるまで加工されているものは受理されない場合がある。
  • 30MSのフェイスパーツについては標準のもの、アイデカールを貼ったものについてはOKだが、アイリペイントやメイク追加については当然ながらNG。
    なお前回の合同公式企画同様、30MS主体でも30MSフェイスパーツは必須ではない(のでアチェルビーのフェイスを使うことができる)。
  • AIによる画像生成で作られた作品は(実物が存在しないので)NG。判断基準については投稿画像を一目見た際にその画像が生成AIのみで作成されている、もしくは実作品が存在しないと判断されたもの、としている。
    なお写真の色調補正など、画像編集アプリの作業工程にAIが使われているものについては今回は不問。
  • 30MM、30MS、30MF公式Xアカウントをフォロー(30ML公式及び30MP公式は今回は対象外)し、ハッシュタグ「♯MIX30MLコンテスト」を付けて投稿する。

前回の30ML合同投稿企画と違い、所属チームやそれによるいいね数の争奪戦要素は全て廃されており、受賞についても以下の5種の賞となっている。

●MIXマスター賞(6名)
30MM・30MS・30MFの3ブランド全てのパーツを上手に使用した作品から選出される。
(元々成形色のパターンが少ない30MFが含まれている事もあってか)カラーリングについては必ずしも統一されている必要がないことが公式作例より伺える。

●ヘビーカスタマイズ賞(12名)
とにかくデカい作品、ボリュームがある作品の中から印象的なものを選出。
30MMスグミッションズにおける類似賞が参考になるだろう。

●ミニカスタマイズ賞(12名)
こちらは逆に、小さい作品・少ないパーツ数でカスタマイズされた作品から印象的なものを選出。

●カラーリング賞(12名)
カラフルな色合い、統一感のある色合いでカスタマイズされた作品から印象的なものを選出。

●30ML賞(複数)
その他、印象的な作品から複数選出。

30MM/MS/MFの1ブランド、または2ブランドだけ使ってもエントリーはされ受賞の対象にはなるが、
1素体や1機体に3ブランドのパーツを上手に使用している方が、審査では高く評価されやすい可能性があるとレギュレーションに明記(2025年7月16日に追記)されている。
実は30ML公式企画において、いわゆるいいね数最多賞を除くとこのような評価基準が示唆されたのは今回が初。

これらの作品のうち一部は、9月13日~14日に開催される30 MINUTES LABEL FES.2025への展示が発表済み。
また、2日目のトークイベントにてMIXマスター賞の中から「最優秀賞」が発表された。後日その使用キット一覧が受賞者より公開されたがXでは大反響を巻き起こしている。
なお過去に同時期に開催されていた公式コンテストでは10月に開催される全日本模型ホビーショーで展示されていたが、時期が近いこともあってかそちらでの展示は行われなかった。
また、投稿数に応じて参加者に抽選で30MLのキットが当たるキャンペーンも同時に開催されており、そちらについては10月前半頃より当選の報告がSNSで散見される。
前述の通りMIXマスター賞の6作品は大阪の30 MINUTES LABEL FES.でも展示されている。

夏休み期間であることや、ちょうど翌日に30MMのスターターキット「イグライト」が発売されたこともあってか投稿数は多く、
最終的にはキャンペーンの最終目標である4000投稿を大きく上回る、5483件(2025年8月26日時点)の投稿が行われた。
前回(30ML合同企画)は約9000件近い投稿があったと言われているが、あちらは開催期間が2.5カ月あった事を考えるとそれに匹敵或いは凌駕する投稿ペースだったといえるか。

ちなみに26年に台湾で開催されたMIX30MLコンテストは、これをベースにした「塗装アリ」のルールであったようだ。
もっとも受賞作は塗装作品もあれば無塗装作品もあるなど日本国内同様にバリエーションに富んだものとなっている。






【余談】


  • シリーズの出発点となった30MMが立ち上げられた切っ掛けとなったのは1/144 HGAC リーオー。これが発売から僅か数時間で組み上げられてSNS上にアップロードされていた事に衝撃を受けた*19のが30MM誕生の切っ掛けとなったと語られている。

  • 2022年9月以降に発売したフィギュアライズスタンダードには本レーベル(主に30MS)で培われた技術が投入されている、これについては2022年5月発売のモデルグラフィックス7月号にて『FRSとの技術的統合を進めていく』との発言がある。(ガンダムキャラが特に目立つがアンプリファイドもその対象であるようだ)





30分間夢中になれる追記・修正をお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年08月19日 15:42

*1 2026年時点で5,000円を超えるのは30MP含めたコラボキット系のみで、AC6コラボキットの一部、アイマス20thコラボ、サムライトルーパーコラボ、伊地知虹夏、アリスなど。

*2 採用例は30MMエネルギー武装のエネルギータンクと30MPエヴァシリーズのプラグスーツ程度。

*3 過去に公式サイトに掲載されていたロボットの全長から逆算すると1/144スケールという計算にはなる。ちなみに看板機体の「アルト」「イグライト」は、EGのRX-78-2ガンダムとほぼ同じサイズになっている

*4 「あばたーふみな」を除く。ただしこちらはほぼ30MSであるが。

*5 静岡ホビーショー2026における「パワード夏美」のように、30MLコーナーではなくケロロ軍曹プラモのコーナーで展示されていたケースなどはある。

*6 エプロンは才葉姉妹・アリス・ユズで異なる

*7 30MSや30MFのコンテストではこの対策として「全体を30MS(30MF)で構成し、特定のパーツは必ず30MS(MF)を使う」というルールが設定されているが、30MMでこれをやってしまうと投稿できる作品の幅が著しく減ることになってしまう

*8 その際は商品ラインナップ上、アーマー着せ替えがメインの為他2ブランドと比較してカスタマイズ性難易度が高いからか、ストラクチャー等の小道具や工作素材を使ったジオラマ、屋外での風景を利用した情景写真作品による企画が主流となっていた。

*9 渋谷や京都ではリニューアルが予定されており、リニューアル後の取り組み予定の一つに「コンテスト受賞作の展示」が明記されている

*10 2025年以後で言うと、30MM夜間都市戦、30MM3フェイズミッション、30MS第三回選抜オーディション、30MFストーリースナップコンテスト、MIX30MLコンテストはいずれも「いいね数の上位作品」以外から最優秀賞が選ばれている。

*11 投稿者のフォロワー数や人気度など、作品とは無関係な要素「だけ」が徹底的にフィーチャーされてしまうのを避けようとしている傾向が見て取れる。また、現状X側の問題として検索機能が改悪されているためキーワード検索やハッシュタグを利用した検索であっても投稿作品のポストを探しにくい問題も存在している。ただし「いいね!」数をコンテストの主軸に据える動き自体には変化が無く、2026年には3ブランド共にそれを追求した対戦型のコンテストが開催された

*12 これは後述する、MIX30MLコンテストの優秀賞作品の使用キット数の多さから「30MLは多々買い必須」という懸念が一部で上がっていたことが影響していると思われる

*13 実は30MLの投稿企画において「過去作品での投稿」がOKだと明言されたのは今回が初。これ以前においても禁止されているわけではないらしく、普通に掲載されたり受賞したりしていた

*14 おそらくは機密保持契約などの類。

*15 直近の30MS選抜オーディションでも、例えばセンターの作品はシャニマスコラボを使いデカールなどの加工を行い、付属の乗り物とセットで受賞などこのままの形では本企画に応募できないようになっている。

*16 ただし投稿者の意向で、投票期間終了まで自身の作品が選考に残ったことを伏せていた人が確認されている。

*17 いわゆるグラデーション塗装についても施されているものがエントリーはしているが、補助的な要素に留まっており作品のメイン要素にはなっていない

*18 対象年齢の違いについては、ミッションに投稿する時点で保護者の同意が得られている前提である

*19 バンダイ社員曰く「リーオーショック」