30 MINUTES SISTERS

登録日:2022/07/23 Sat 07:06:06
更新日:2025/04/26 Sat 22:08:00
所要時間:約 108 分楽しめる項目





『30 MINUTES SISTERS』とは、BANDAI SPIRITSから発売中の美少女プラモデルシリーズである。
主に『30MS』の略称で呼ばれている。








【概要】

フレームアームズ・ガール』、『メガミデバイス』などに代表される昨今の美少女プラモデル戦国時代に突如殴り込みを掛けてきた、バンダイスピリッツ初となるオリジナル美少女プラモデルブランド。
同じくバンダイのオリジナルプラモシリーズである『30 MINUTES MISSIONS(30MM)』と共通したコンセプトを持つシリーズであり、
後に30MM、及び2024年より展開中の『30 MINUTES FANTASY』と共に『30 MINUTES LABEL(30ML)』と総称されるようになった。

プロデューサーのインタビューによると元々「バンダイスピリッツでオリジナルのガールプラモ専用ブランドを作りたい」という目論見があり、当初は30MLとして一括りにする構想はなかったらしいが、
30MMが軌道に乗っていることもあって一つの大きな枠組みとして進めた方がいいだろう、ということでこのような形になったそうだ。


30MMと同じく情報発信、公式企画は主にTwitterにで行われているが、2023年2月末よりYouTubeにて30MMとの合同公式動画チャンネル「30 MINUTE CHANNEL」を開設。積極的なPRに努めている。
2024年夏からは公式Xアカウント上で4コマ漫画『30MS AROUND』の連載もスタートした。


最初期から『ガールガンレディ』とのコラボ(両方で使えるカスタムパーツ群)が行われていたが、2023年3月18日には『ウマ娘 プリティーダービー』のコラボキットが発売されている(後述)他、
翌2023年3月19日には『アイドルマスター シャイニーカラーズ』とのコラボが発表。同作に登場するアイドル全員を30MS化するという正気の沙汰ではない企画が打ち出されている。

商品的にはユニットのセンターアイドルが一式揃ったものとそれ以外のアイドルがオプションヘアスタイル&フェイスパーツのセットで2人分として販売される。そのためセンター以外のアイドルを組みたい場合他のキットやオプションパーツセットからボディパーツを付ける必要があるので注意(ストレイライトについては、オプションではなく各メンバーが単体で発売されることが示唆されている)。

30MSについてはおおよそ2~3ヶ月の周期で「30 MINUTE CHANNEL」にて新しいシスターが発表されているが、シャニマスコラボ商品についてはシャニマスのLIVEでユニット毎の商品化決定PVが披露された後予約、販売が開始される。
またシャニマスコラボ商品のみ各ネット通販ショップに加えアソビストアが予約を受け付けており、シャニマスLIVEの際現地物販として販売されることもあるなどやや特殊。


プレミアムバンダイ専売商品も存在するが、名義上は既存キャラとは異なる新たなシスター(実際には既存キャラからパーツが流用されており、タンポ印刷や髪飾り等キャラの印象を大きく変える部分が新規)となっている。




【特徴】

30MMで確立された「設定が殆ど存在しないオリジナルシリーズ」、「低価格・簡単組み立て・高カスタマイズ性」というコンセプトを引き継いでおり、
設定に至ってはキャラクターの性格などを除くと、公式の各種イベント展開でもほぼ無いものとして扱われている。
ただし前述の経緯もあって30MMから直接派生したガールズプラモではなく、コトブキヤの『フレームアームズ・ガール』のように30MMを擬人化したキャラクターという訳ではない。
SISTER=妹と直訳できるので、「妹」と呼ぶユーザーも一定数見受けられるが。
あくまで共通したコンセプトの下で開発された別のシリーズである。サイズ感や構造の共通性などからコトブキヤで言えばメガミデバイスの方が近いか。

サイズは約12~14cmで標準素体のメガミデバイスとだいたい同じくらいのサイズ。
2024年時点で各社から展開されているガールズプラモの中ではかなり小柄な部類に当たるが、バンダイの製品でいえば30MMのアルトやHGUCガンダムよりも頭一つ分大きく、後発の30MFより少し小さい。
後述の設定も相まってスケールについては明示されていないが、大体1/12ぐらいと推定されている。

ちなみに参加デザイナーも海老川兼武氏、島田フミカネ氏、柳瀬敬之氏などいつもの面子が揃っており、三者の合作という形を取っている。
更に3周年目に入ってからは新規にデザイナーが参戦しており、今後が期待される。


低価格

流石に30MM程の価格帯ではないが、それでも定価は約2500円、本体に加えてオプション一式がセットになったオールインワンアイテムでも約3300円というちょい高めのHG程度の価格。
他社ブランドがおおよそ5000円台以上であることを考えると半分程度という驚異的な安さ。
当初はこの価格、後述のタンポ印刷、及びバンダイブランド初のオリジナル美少女プラモという位置付けもあってか生産数が少なかったようで、1年以上に渡ってほぼ全商品が入手困難という事態が続いていた。
これはガンプラや30MMの新作も含む多くのバンダイプラモに言える事象ではあったが、30MSはコロナ禍以後に新たに立ち上げられた新ブランドかつバンダイ初のガールズプラモ専門ブランドということで良くも悪くも注目されており、
「買えない」問題はかなり激しい批難の対象になりがちであった。

ただ、根強く&精力的に再販が繰り返された結果、3周年を控える2024年には大半の本体キットとオプションアーマー類は店舗や通販サイトで普通に購入できるようになってきている。
新作(の予約)やオプションボディパーツはそれに比べるとまだすぐに品切れしやすい、という状況であるが、これらも一部除いて再販頻度はかなり高め。

なおプレバンとコラボ系キットについては上記よりも一回りほど高くはなっている。それでも5000円はいかないが。
前者は30MMと対照的に現行の全てのキットが予約開始時に「余裕をもって買える」状態になっており、予約戦争に辟易していた新規ユーザーの獲得に繋がったと考えられる。
後者は予約こそ難度が高いが、特にシャニマスコラボはかなりの数が生産・再販されているので本体キットは余裕をもって購入できる場合が多い。

組み立て易さ

30MMから「FINE BUILD」のコンセプトを継承し、パーツの位置を把握し易いランナー配置と組み立て易い単純な構造となっている。
ランナーはダンボール戦機シリーズのように部位ごとの分割が可能であり、胴体を構成するランナーのみを集めて組み立てる、といったことも可能。
ただし、対象年齢の違いなどからパーツの細かさは他社のガールプラモとそこまで差はない(いわゆるパーツの安全基準についても15歳以上前提で作られているので、尖っているパーツはかなりチクチクしている)。
現行製品は全てKPS製であり比較的破損には強いが、それでも破損(特に初期ロットの首ランナーがきつめで折れやすい様子)する可能性はあるので慎重に取り扱いたい。
なおKPS製である事の難点として、手首パーツの柔軟性が(他社のPVC製手首と比較すると)低く武器などを持たせるのに難儀する場合がある。塗装が一切支障なく行えるという強みでもあるが。
ネヴァリアとイルシャナは例外的に一部の関節がPOMとなっており、強度は高いが塗装はちょっとしづらい。

リリネル、ララネル、イルシャナ、ツキルナ=ディアース以降の新シスター全種、シャニマスコラボ各種、そして一部のオプションボディ・アーム・レッグには合わせ目のない素肌パーツが採用されている(特許出願中らしい)。
従来のガールキットでは素肌パーツを組み立てるとパーツの継ぎ目(合わせ目)が出来てしまい不自然さが出てしまう場合があるが、これらは合わせ目が出ないので綺麗にする処理がかなりしやすくなっている。
これらのパーツ自体もはめ合わせではなく「軸パーツに筒を被せる」という組みやすい構造になっている。個体差やカスタマイズの方向性によってはすっぽ抜けやすいので適宜調整は要るが。

ちなみに30MM同様プラモデル前提のデザインである故に色分けは完璧であり、設定イラスト通りの配色にするだけなら塗装は一切必要ない。*1
このためシャニマスコラボなどの一部のキットを除き、原則としてシールレス&デカールレスの仕様になっている。
他社ガルプラや同社のFigure-rise Standardと違い、瞳デカールも付属しない(オプションアイテムとして公式から出てはいるが一部シスターに限られる)。

低価格と組み立てやすさというコンセプトから外れてしまうためということでか、24年時点では豪華武装盛りのキットなどは展開されていない(雑誌インタビューによるとユーザーからの要望はあるらしく、実際にSNSでも豪華武装盛りの作品はかなり多い)。
この辺りは他社のガールズプラモとは異なる30MSの独自路線と言えるだろう。

カスタマイズ性

30MS公式では「キャラメイク」と「カスタマイズ」を同シリーズの特徴の1つとして謳っている。
「キャラメイク」については、髪、フェイスパーツ、胴体など各種オプションパーツが豊富に展開されており、それらを活用すると大がかりな改造をせずとも既存のキャラクターと大きく印象を変える事が可能である。
フェイスパーツについては現行の全製品において互換性があり*2(ただし造形は製品によって若干異なっていたりはする)、コラボ30MSやFigure-rise Standardの「あばたーふみな」の他、30MMの「アチェルビー」とも互換性がある。
髪については共通構造ではないため前髪と後ろ髪を入れ替えるということは一部製品を除くと対応していないが、それもあってか複数の成形色が用意される傾向にあり、塗装なしで手軽に髪色を変えたりということもできるようになっている。
また、ある程度技術が必要だが、瞳デカールや専用の肌色塗料などで自分だけのフェイスパーツや手足パーツなども作成可能である。
素体については共通構造ではないがある程度同じものになっており、後述するアルファベットが一致していれば大体は組み換えできる。

カスタマイズ性については、他社のガールズプラモと同様に各部に備えられた3mmジョイントを用いることで手軽にパーツを付けることが出来る。
一部の製品には互換性を持たせるジョイントパーツも付属しているので、他社製品との組み合わせにも優れている。
30MMとの互換については、スピナティオ以後の本体キットであればほぼ無改造で脚などの差し替えが可能である。特に女性型ロボのスピナティアや、30MSとの互換性を強くしているアチェルビーとは極めて相性がいい。
ただしCタイプジョイントは標準では対応しておらず、オプションパーツで取付が可能になるという具合。30MMの擬人化をやりたい場合はちょっと頭を捻る必要がある。
また、先述の通り30MMや一般的なHGガンプラとは大きさが若干異なるため、カスタマイズの際は注意したい。

近年では『Figure-rise Standard』など他のバンダイ製美少女プラモにも部分的に30MSの構造が取り入れられている為に互換性があり、双方でカスタマイズの幅が広がっている。
前述のあばたーふみなに至ってはほぼ30MSなので組み替えが容易に行える。

ちなみに公式サイトにはカスタマイズシミュレーターもあり、事前に組み換えのイメージをすることができる。
ただし初期のキット以外は選択できず胴体を変えると手足も一緒に変わってしまうため、あくまで参考程度に。

本シリーズのシスターたちは一応SFスーツチックな出で立ちで統一されているが、オプションとして「水着」「メイド服風衣装」などが展開されており、コラボ製品も合わせると「アイドル衣装」などにも着せ替えできてしまう。
あくまでオプションなのでキャラの統一性は崩れないが、一風変わった組み合わせが楽しめるのも本ブランドの特徴と言えるだろう。

これらを活用して、自分だけのシスターを創り出すというのが本ブランドの大きなポイントになったと言えるだろう。
勿論キットそのままを楽しんでも構わない。ユーザーの自由な発想に委ねられている。



【ストーリー】


3XXX年、人類の技術革新により
デジタル実体化装置“SYMBIOSIS TERMINAL”が開発され
───この装置によりデジタル生命体「SISTER(シスター)」が誕生した。

私たちの容姿と変わらぬ「SISTER」は
人々の生活をサポートし、生活にかかせない存在となっていた。

あるとき───。
突如として世界に空間転移門(ゲート)が発生し、異界への扉が開かれた。
人々はSISTERS(シスターズ)を導くBRAIN(ブレイン)となり、未知の脅威に立ち向かっていく。

あなたとSISTERSの物語が動き出す───。


なお23年12月までは公式でこのストーリーは完全にスルーされており、公式サイドから強調される設定も一切存在しなかった。一応ユーザーを「ブレイン」と呼ぶのだけは統一されてはいる。

2024年1月からの30ML合同カスタマイズミッションではこのストーリーにある空間転移門(ゲート)によって同一の存在がある30MM世界とのリンクが実現した。
設定上は10~20m級の巨大ロボットである30MMとのサイズ感については、仮想空間であるMLバース(合同ミッションの舞台)では30MMと同等のサイズと解釈されているらしい。




【ラインナップ一覧】


■キャラクター

本シリーズの基本となる「SISTER」達。
非武装のノーマルモードと武装形態のアームドモードの組み換えが可能で単品でも高いプレイバリューを誇る。
そして、これまでのバンダイ製美少女プラモの弱点であった「眼」の表現についても遂にタンポ印刷が導入されたことで完全に解決されている。
ちなみに付属する全ての表情パーツにタンポ印刷が施されているバンダイ製美少女プラモは、「あばたーふみな」発売までは30MSシリーズのみとなっていた。

基本はSISTERを基礎にメイキングパーツでのキャラメイクとオプションパーツでのカスタマイズをしていくことになる。
ボディのサイズや四肢の長さはシスターによって異なり、現時点では(リシェッタ基準で)標準サイズの「G」、やや小柄な「A」とその水着版「S」、A以上に小さい子供サイズの「T」、Gと同サイズだが太股が短くなったネヴァリアの「D」とユフィアの「F」、Aサイズで逆に太股が長い「M」サイズが発売されている。
サイズ的にはG = D = F > A = S = M > Tの順。
胸部サイズは各タイプに対応して複数用意されている。

四肢の長さもボディに合わせて種類がある他リング状パーツの着脱によって調節も可能だが太ももなどの太さは変えられない為、例えば最小サイズのT型ボディに最大サイズのG型の脚を組み換えること自体は可能だが、可動がやや制限されてしまう場合もある。
他、リリララ以降の新型素体では初期素体と身長が同じでも太股の長さが変わってリングが薄くなりその分脚(膝から上)の長さが調整されているが、リングの外形は変わらないためGボディにDやFの脚を組めばさらに高身長になり、AボディにMの脚を組めば逆に低くなる。
足(太股とリングを含まない)の長さは長い順にD = F > オプション > G = A = テイオー > T。ただしFは膝の位置がやや低い。
腕(肩とリングを含む)はD > テイオー > オプション = G = A > F > M > Tの順で長い。肩だけならテイオー > オプション = G = A*3 = F > T = M。
あとは足首がハイヒールや厚底があり、リングも2種類あるので体形の調整が細かく効く。

これらはコラボ系以外のキットはパッケージにも表記されているナンバーを見ればどのサイズかわかるようになっており、事前知識さえあれば容易く判別が可能となっている。
また、ボディパーツ(胸とお腹)の入れ替えについては、同じ規格であれば基本的には可能。ただし一部の組み合わせは隙間が出来たりする。
ただしコスチューム系はサイズ表記がなく、公式でもオプションボディ・アーム・レッグ以外は細かく組み替えできることをアピールしていない(実際不可能な組み合わせがいくつかあるためだろう)。
また、22年以後のFigure-rise Standardは30MSの技術をフィードバックしているらしく、多くのパーツに互換性がある。

公式YouTubeチャンネルの開設に伴い、一部のシスターには声優がキャスティングされている。



なお、キャラ名の横に「カラー〇」と記載されている場合、アルファベットがスキンカラー(肌の成形色)を指す。
現時点では
  • カラーA = 肌色
  • カラーB = 色白
  • カラーC = 褐色
の3種類が存在している。

例えば、同じカラーAである「リシェッタ」「アルカ=カルティー」「リリネル」「ネヴァリア」とは組み替えても肌の色味に違和感が生じないようになっている。
なおシャニマスコラボとユフィアについては同じカラーAでもわずかに色味が異なる。目を凝らして見ないと分からないレベルだが。

現在のキャラクターラインナップは2024年8月までの発売予定を加えて19名。(13+コラボ枠3+プレバン枠3)
ナンバリングに「c」、キャラ名に「○○フォーム」と表記されているものは大型のアーマーとオプションハンドパーツがセットされたオールインワン商品。プレバン系は特に区別されていない。




SIS-G00 リシェッタ[カラーA]

価格:2,530円(税込)
発売日:2021年8月28日
スキンカラー:A
デザイン原案:海老川兼武
CV:天海由梨奈

天真爛漫を絵にかいたような、明るく無邪気なシスター。
戦闘時には持ち前のスピードと鋭いクローで瞬時に敵勢力を制圧する。
あまりのスピードから、ブレインを置き去りにしてしまうことも…?

シリーズの第1番手。
最初の発売なだけあって本シリーズの顔と呼ぶべきキャラクターで、公式チャンネルでもMCを務める。
素体カラーはブラックとイエローで、髪の毛はホワイトのショートカット。

モチーフはネコ科の動物で、武装状態では両腕にクロー、腰にしっぽを装着する。
スピードタイプなだけあって(?)性格も一直線タイプらしく、ティアーシャ曰く素直かつ人を疑わず、正しいと思ったら突き進んでしまうとか。








SIS-A00 ティアーシャ[カラーB]

価格:2,530円(税込)
発売日:2021年9月25日
スキンカラー:B
デザイン:海老川兼武
CV:礒部花凜

自信家で勝気なシスター。
空を飛び、ターゲットを探知、そのしなやかな剣裁きから逃げることはできない。
何事も完璧にこなす様に見えて、ちょっぴりドジな一面もある。

シスター第2号。
素体カラーはダークグレーと暗めのピンク。基本構造はリシェッタと同じだが、肌は色白で身長も一回り小さい。髪は薄茶色のボブカットとなっている。

モチーフはトリ科で、武装時は腰に小型のウイングがつく。武器は細身のソードとバックラー型のシールドを装備する。
ピンクの色は30MMのスピナティア(アサシン仕様)と同一であり、組み合わせがしやすくなっている。

公式媒体では「ちょっぴりドジ」よりも万能さの方が強調され気味。運動から家事までなんでもこなせるが、それ故か頼られると(文句は言いつつも)断れない。
良くも悪くも一本気なリシェッタとのんびり屋のルルチェに対して(見た目は年下っぽいが)しっかり者のお嬢様といったところか。
ちょっとツンデレの気もある。追加表情パーツが特にそれっぽい。




SIS-A00 ルルチェ[カラーC]

価格:2,530円(税込)
発売日:2021年10月23日
スキンカラー:C
デザイン:柳瀬敬之
CV:船戸ゆり絵

のんびり気質でマイペースなシスター。
普段はのんびりしているが、ピンチの時には尻尾のブースターで瞬時に動き、大きなシールドで精一杯みんなを守る。

美少女プラモでは珍しい改造派モデラー泣かせの褐色肌のシスター第3号。Pの趣味なのかユーザーの要望なのかこの後どんどん褐色シスターが増えていくがそれはまた別の話。
ボディはオプションボディA0X系の、手足はリシェッタのリカラーで、やや頭身が高めだが身長はティアーシャとほぼ同じくらいとなっている。
素体カラーはホワイトとグレー。髪は茶髪のポニーテールとなっている。
アームドモード用のパーツが前2人に比べてやや少ないが、唯一の武器であるシールドは頭につけると三度笠っぽくなるギミックがある。
PV第2弾ではシールドからバリアを展開する様子が見られた。

公式チャンネルの動画に初登場した際には一人称が「ぼく」であることが判明し、ブレインたちをざわつかせた。
普段のんびりというか、目を離すとどこでもすぐ寝てしまうらしくティアーシャを困らせることも…

モチーフはタヌキ
それもデザイン担当の柳瀬氏のツイートから察するに信楽焼のタヌキだと思われる。*4


+ そういえば今度の新作ガンダム主人公もタヌキだと噂になっているが…

Figure-rise Standard スレッタ・マーキュリー [カラーC]


と言う訳で番外編なので折り畳み。
大方の予想通り、30msの各パーツと高い互換性を持つ。スキンカラーも[カラーC]とほぼ同じ。
手首パーツに至ってはOPレッグ&アームと全く同じランナーが使われている。
発売後はホルダー制服そっちのけでHGエアリアルやOPボディS03と合わされまくっていた。
なお、逆にルルチェにホルダー制服を着せても、等身が下がるためスレッタとはまた違った可愛さが得られる。

ちなみに、彼女の婚約者であるミオリネもFigure-rise Standard化されているが、そちらはスキンカラーが[カラーB]とほぼ同じ。





SIS-Gc69r アルカ=カルティー(カルテットフォーム)

価格:3,300円(税込)
発売日:2022年5月28日
スキンカラー:A
デザイン:海老川兼武

気高くクールなシスター。
カルテットフォームは変幻自在なバックパックユニットにより、大型クローやライフルなどの武装への変形など、
戦局に応じて最適な戦い方を選択できる。

これまでの本体+アーマーに加えてオプションアーマー、ハンドパーツ一式、30MM胸部アーマー用ジョイントパーツ、スタンドがセットになったオールインワンアイテムの第1弾。
素体はリシェッタと同様で、カラーはレッドとホワイト。金髪のヘア&表情パーツと胸部パーツが新規に付属する。
元のリシェッタのパーツも表情以外はそのまま入っているので、色と表情が違うリシェッタとしても組める。
フェイスパーツは瞳の色が2色に分かれており、ブルーが1つとレッドが2つ。

腰部の大型ユニットは組み替えによって銃撃、格闘、高速、高機動の4つのモードに変化する、まさしく「カルテット(四重奏)フォーム」にふさわしいプレイバリュー。
ブースター部のサブアームはスリットに物を持たせることは勿論、降ろして脚部としても展開出来、疑似ケンタウロス形態や足と入れ替えてウィッチ風・アリスギア風脚部ユニットにすることが可能であるなど、ブレインの発想力次第ではクインテットフォームにもセクステットフォームにも成り得るだろう。

モチーフはイヌ科。
一見するとそうは見えないが、ヘッドセットが犬耳っぽかったり大型ユニットのサブアームが犬の足っぽいデザインとなっている。

なお、オールインワン商品に付いている「○○フォーム」というのは音楽用語で統一されている。




SIS-Ac25C ファル=ファリーナ(コンダクターフォーム)

価格:3,300円(税込)
発売日:2022年6月25日
スキンカラー:B
デザイン:海老川兼武

かわいい見た目をしているが、計算高い一面を持つシスター。
コンダクターフォームは大型シールドによる絶対防御と、
大型ランスによる圧倒的な突破力、バックパックユニットによる高い飛行性能を兼ね備えている。

オールインワンアイテム第2弾。
こちらはティアーシャを素体としたカラバリで元のパーツも殆ど同梱されているが、表情に加えて前髪も付属していないので色違いのティアーシャにはならない。
素体カラーは薄い水色とイエロー。髪はグリーンで全体的に派手なカラーリングとなっている。
こちらも瞳は2色あり、イエロー2つとレッドが1つ。

こちらにはフライトアーマーを強化したような水色の鳥型アーマーを纏い、左右に付いたサブアームにより大型のランスやシールドのようなこれまで以上に大きな装備も持たせ易くなっている。

モチーフはルリコンゴウインコとのことで、シスターの中でもかなりカラフル。

海老川氏によると元々はティアーシャのパワーアップ版としてデザインされていたが、せっかくなので別キャラに…となったと語られている。
このせいでティアーシャのアームド形態のバリエーションが減ってしまっている*5

胴体に淡い色の部分があって手足が黒基調に黄色のリングがある配色のおかげで人によっては既視感を覚えるかもしれない




SIS-T00 リリネル[カラーA]

価格:2,750円(税込)
発売日:2022年11月26日
スキンカラー:A
デザイン:島田フミカネ

表情豊かで元気いっぱいのシスター。
小柄でありながら、持ち前の元気さで"ぴょんぴょん"と駆け回る。
アーマーやヘッドホンの正しい使い方を勉強中…

白ウサギのようなシスター。
素体カラーは白とピンクで、髪はアルカと同じ金髪イメージだが、若干明るめでパステルイエローに近い色になっている。新開発の小柄なボディはティアーシャ以上に小さく、胴体と脚部の可動が大幅に向上している。
付属のアーマーは腕部に集中しており、上腕ごと交換する方式。
武器はガントレット付きのアームキャノンで手首が無く砲口になっているのが特徴。キャノン砲は「ビーム砲だと凶悪過ぎるので空気砲のイメージ」とのこと。
下記のララネルのアーマーと組み合わせることでフル装備になる。

前述したが肩と太腿の素肌に相当する部分が1パーツ成形になっており、合わせ目消しを必要としない事が挙げられる。
後述のアームパーツ&レッグパーツの特徴が素体キットにも取り入れられたという感じである。
また、腰回りがスカート状のフリルが付いた形状になっており、座りポーズを取らせる際に可動を妨げないように角度が異なる差し替え用のパーツが付属している。
更にフェイスパーツが従来のものと若干形状が異なっている。幼い顔つきを表現したものではあるのだろうが、ちょっと好みが分かれるかもしれない。従来のフェイスパーツは勿論使える。

Tタイプのオプションボディパーツが存在しないこともあってか、30MSのキットとしてはかなり早い時点で入手しやすい素体となっている。これはララネルや、オプションの数が少ないティアーシャも同様。
シンプルながらプレイバリュー自体は中々のもので、入手が容易なのもあってお試しにはもってこい。
また、MタイプのイルシャナやMタイプ準拠のオプションボディとは互換性がある(ただし無改造ではリリネルのスカートをはかせようとすると隙間ができる。胸だけ交換するとよいかも)ので、上手い事調達できればAタイプの胸部装甲で盛ることができたり……

なお、これ以降の新素体ボディには従来よりも薄型のリングパーツが付属するため、ここでも身長を若干調整できるようになった。




SIS-T00 ララネル[カラーB]

価格:2,750円(税込)
発売日:2022年12月17日
スキンカラー:B
デザイン:島田フミカネ

一見不愛想に見えるが、常にリリネルを気遣う面倒見の良さをもつシスター。
脚部に装着されたブレードは、取り外して手で取り扱うことも可能である。
凛々しい印象とは裏腹に、リリネルにしか見せない隠れた一面がある。

ウサギのようなシスター。リリネルとは双子のようにそっくりであり、配色以外の違いは腰回りのデザインがスカート状ではないこと、前髪の流れ方が反対になっていることと、後ろ髪が短めになっている点のみ。
素体カラーは黒とピンクで、髪はリシェッタと同じホワイト。
こちらのアーマーは脚部に集中しており、やはり太腿から下を丸ごと取り換えるタイプ。
武器は脚部のブレードで、基部の3mm軸とC型ジョイントで自由に可動する他、解説のように手持ち武器にもなる。
リリネルのアーマーと以下略。

余剰パーツで後ろ髪をリリネルと同じ長さに変更できる他に、後頭部の形状が後述するロングヘアのオプションパーツと同じであり、色まで同じものがあるので入手さえできれば簡単にロングヘアにしたりできるようだ。




SIS-D00 ネヴァリア[カラーA]

価格:2,750円(税込)
発売日:2023年2月25日
スキンカラー:A
デザイン:海老川兼武
CV:星希成奏

ミステリアスで妖艶なシスター。
花のように舞う美しい身のこなしで、見る者すべてを魅力する。
不敵に笑う大人びた態度の裏では、
リシェッタへの密かなライバル心を燃やしているらしい。

ストレートに悪魔がモチーフである悪魔っ娘型シスター。
素体カラーは濃淡のパープルで、髪の毛もホワイトに近い薄いパープルになっている。
島田フミカネ氏曰く「陣営違いのイメージで目をリシェッタ系とは違う印象の絵柄」とのことで足もハイヒール風という、これまでとは異なる雰囲気のシスターとなっている。
しかし設定が明かされる度に残念属性が付与されているのは気のせいだろうか。
メイドボディやビヨンドザブルースカイ2、シグマシスターズパラドクスなどパッケージ絵での露出も結構多い。

付属品としてトライデントや小型の羽ユニット、尻尾パーツが付く。
羽ユニットは腕に装着して小型端末やクロスボウのように構えることが可能。
尻尾はリシェッタのような固定型ではなくリード線で自由に表情が付けられる。
また、前述したKPS製関節の破損に対する対策か、特に小さな関節パーツ(足首・肘・手首)がKPS製から他社で一般的なPOM製に変更されており、手首についてはデザインや軸の太さなどの仕様も独自のものに変わっている。
素体はいわゆるGタイプではなく新規のDタイプと言えるものになっており、足回りの可動域が大幅に強化されている。今のところネヴァリアとイビル/チェイサーコスチューム、エリエネ=エリエリカがこれを採用している。
このキット以降リングパーツのランナーが変更され、脚のリングが1.5mm厚になり角型ジョイントが設けられたものが追加された。

デザイン担当の海老川氏によると同月発売のスピナティア(リーパー仕様)とはデザインラインを合わせている。2体の連動や販売スケジュールは30MS担当と30MM担当との連携のお陰による物とのこと。




SIS-Ac19b シアナ=アマルシア(ヴィヴァーチェフォーム)

価格:3,520円
発売日:2023年5月27日
スキンカラー:C
デザイン:柳瀬敬之

陽気で社交的なシスター。
ソナー型髪飾りで心音を聞き、周囲の気持ちを理解出来る気配り上手。
ヴィヴァーチェフォームになることで水中を自由に航行できる。
なお、「南国好きはだいたい友達」と公言している。

オールインワンアイテム第3弾。
2022年12月に開催されたオンラインミーティングで発表された、南国キャラをイメージした新シスター。
ルルチェのカラバリにして待望のカラーC第2号で、シャチを模したアーマーにクラゲのようなヘッドパーツ、水着っぽいスーツなど海をモチーフにした装備が付属している。
過去のオールインワン2体と違い胸パーツが新規造形でルルチェ用のアーマーは一切入っていないという構成。このため色違いのルルチェとして組むことはできなくなっている。
新規の胸パーツは素体標準のものとしてはかなりデカい。何がとは言わないが。
実質手足が2セット入っているためかコラボ系を除くと30MS本体キットとしては最も価格が高かったが、下記のパワラリー=パリトンにあっさりと抜かれてしまった。
なおベースがルルチェのためネヴァリアのようなPOM関節や足回りの可動域UP、リリ&ララコンビのような合わせ目消し不要の素肌パーツなどは取り入れられていない。

ちなみにルルチェはタンポ印刷の都合なのかフェイスパーツと本体の成形色が若干異なるという事象が確認されているが、シアナは改良されたのか統一されている。
最初期こそ入手困難だったが怒涛の再販ですぐに解消されており、安定して購入できるオールインワン商品の筆頭となっている。




SIS-Ac65n パワラリー=パリトン(グラーヴェフォーム)

価格:3,960円
発売日:2023年5月19日
スキンカラー:A
デザイン:海老川兼武

出撃準備完了であります!
几帳面で規律を大切にするシスター。
グラーヴェフォームは、優れた走破性を発揮する無限軌道でどこへでも駆けつけることができる。
皆にルールを守ってもらうため日々奮闘しているが、
なかなか言うことを聞いてもらえず困り果てている……

2023年1月初頭に発表された30MS初のプレミアムバンダイ限定シスター。
海老川氏によると「企画初期から想定されていた30MMとの連動商品」とのことで、陸戦型アルトのバズーカとアーマーの一部を装備している。
ブーツのソール部には3mm軸のピンが収納されており、履帯ユニットを脚部に装着可能な点もそのまま。
陸戦型アルトのパーツやヘルメットを装備していることもあってミリタリーチックなシスターとなっている。
海老川氏のツイートによれば特にモチーフは無いとのことで、曰く「聖闘士星矢でいうところの雑兵」、「頑張ってカスタムすれば鋼鉄聖闘士くらいにはなれるかも」とのこと。
パワラリーちゃんの明日はブレインの手にかかっているぞ!

シスター本体はティアーシャ/ファルの色違いで両腕がオプションの生身仕様、靴が厚底となりその分かリングがネヴァリア以降の薄型となる。
ティアーシャのパーツも殆ど付属しているものの、靴底と3mmリング*6が無いのでギリギリで色違いのティアーシャには組めない。
一方で余剰パーツも含めてダークグレー成形の陸戦アルトのアーマー一式が揃っているので、ダークグレーのアルトがあれば第3の陸戦型アルトが組める。

ヘアパーツはミディアムヘア2が基本のようだが、加えてティアーシャ、ファルの色違いの合計3種が付属。
更に肌色の脚部パーツ、ティアーシャアーマーの色違いも取り揃えた欲張りセットでお値段3,960円と上記のテイオーなどの別作品とのコラボ系を含まない純粋なシスターでは最も高い。それでも4,000円に行かないのは流石バンダイ。

2023年1月16日から予約開始。30MS初のプレバン限定品であることや兄貴の方の直近のプレバン品である将軍が二次すら瞬殺だったことからサーバダウンと予約即終了がガチで警戒されていたが、1個限定ということもあってか予約にはかなり余裕があるらしく、数分持たないことも多いプレバン限定品にしては珍しく1週間が過ぎても予約可能だった。
ある種確実に入手出来るシスターとして、場合によっては彼女が初シスターとなる方もおられるかもしれない。




SIS-M00 イルシャナ[カラーC]

価格:2,750円(税込)
発売日:2023年8月26日
スキンカラー:C
デザイン:海老川兼武
CV:稗田寧々

悪戯好きなわがままシスター。
ネヴァリアを崇拝し、「お姉様」と慕っている。
偉そうな態度で悪巧みをするが、いつも誰かに阻止されてしまい、
結局ネヴァリアに泣きつく、お子ちゃまな性格である。
ティアーシャとは犬猿の仲。

小悪魔…というかメスガキ悪ガキ感漂うシスター。
「悪ガキっぽくありつつ、ネヴァリアの手下感もありつつ」とのこと。
フェイスパーツもわからせ甲斐のありそうなにやりと口の端を歪めた笑顔や何かに覚醒したように瞳孔を赤く光らせたものなど独特の表情パターンになっており、笑顔は口内を表現するパーツを歯のモールドが入った白いものとピンクのものから選択する形式になっている。

ネヴァリアがリシェッタを意識していたように、このイルシャナはティアーシャと対になるようにデザインされている。
ボディサイズは「M」というリシェッタよりも頭一つ分小さいもの。
Tボディとほぼ一緒だが、太股が長いため身長はAと同等。胸部パーツはライバル視しているティアーシャのものと互換性がある模様。
ティアーシャのと互換性があるということはシアナのとも互換性があるので、何がとは言わないがデカくすることもできるようだ(若干加工は必要)。

モチーフは骨で、バックパックのウィングが鳥の骨みたいだったり武器のクラブ(棍棒)がドクロを模している点からもそれが窺える。
よく見るとドクロにヒビが入っているのが細かい。

付属品はウィングと2本のクラブ。
クラブはジョイントで連結させられる。





SIS-Gc11w スティプラ=ステロイ(アルディートフォーム)

価格:3,960円
発売日:2023年12月発送予定
スキンカラー:B
デザイン:海老川兼武

さぁ、用意はいいかい?一緒に行こう!
好奇心旺盛で冒険好きなシスター。
アルディートフォームは宇宙活動に特化した探査装備で、
持ち前の大胆さを活かして未知の世界へと突き進む。
本人曰く、ヘルメットは体の一部。

プレミアムバンダイ限定シスター第二弾。
パワラリーが陸戦アルトのパーツを使ったミリタリーチックなシスターだったのに対して、スティ子は宇宙用ポルタノヴァのパーツを用いた宇宙服モチーフが特徴。
こちらはリシェッタ/アルカのカラバリ。本体カラーはブラック&ホワイト、装備類はグレーというシンプルなカラーリングなので他のオプションと組合せ易い。

バックパックなどは宇宙ポルタからの流用だが新たにヘルメットが付属。ヘルメットは着脱とバイザーの開閉が可能となっている。
それ以外の付属品はビームライフルと4種のミディアムヘア(金髪・新規1と流用3)、ヘルメット装着時用のインナースーツ着用後頭部。
メーサー砲っぽいビームライフルはアームユニットライフルと大型クローを組み合わせた物だが、バレルがクリアグリーンの新規パーツに変更されている。
この威力!

この他にも宇宙用ポルタとホワイト成形のリシェッタアーマーの一部が余るので好きにカスタマイズすることが出来るだろう。


パワラリーの時と同じく、購入は1限な為か基本的に発売開始から即終了なプレミアムバンダイにあって長らく予約可能であった。




SIS-Tc20g ツキルナ=ディアース [イノセンテフォーム]

価格:3,850円(税込)
発売日:2024年2月23日
スキンカラー:A
デザイン原案:?

周りをハッピーにさせるカリスマ的なシスター。
イノセンテフォームは跳躍力を補助する推進装置で、いつも忙しなく跳びまわっている。
リリネルとララネルにとって憧れの存在。

2023年9月に開催された30 MINUTES LABEL発表会で公開されたシスター。
リリ&ララの同型で同じくウサギがモチーフだが、名前からも察せられる(月+ルナ)ように月のウサギだと思われ、カラーリングもゴールド+ブラックでちょっとリッチ。
発表会でのコメントによれば2人よりもちょっとお姉さんであるらしい。
靴底が変更されているため背がティアーシャより少し低いぐらいまで伸びている。

キットとしてはリリララのアーマーや付属品一式が入ったオールインワンアイテム。
更に新規パーツとして新規のツインテールヘア、より大型のウサミミ型カチューシャ、強化型(意味深)の胸部と腹部背面パーツ、新型の腰部アーマー、ハイヒールタイプの靴底、更に月のウサギがモチーフということでランスに変形するが付属する。
リリネルのガントレットはジョイントが追加されて手首の接続が可能なように改められた。
発売月がちょうど30ML合同ミッションの真っ最中であったこともあって市場からは即座に姿を消しており(中古市場でもほぼ存在しない)、しかもそこから十五夜の季節(9月)まで再販されずそれ以降の再販もないため、25年時点では最も入手が難しいシスターの筆頭とされている。




SIS-Dc88w エリエネ=エリエリカ(エレガンテフォーム)

価格:3,850円(税込)
発売日:2024年6月22日
スキンカラー:B
デザイン原案:海老川兼武

癒しを届ける母性溢れるシスター。
エレガンテフォームは助けが必要な者の前に降り立ち、癒しの道へと導く。
ネヴァリアのよき相談相手でもある。

2023年12月に開催された30 MINUTES LABEL発表会で公開された新シスター。
ネヴァリアをベースに新規パーツを追加したオールインワンアイテムとして豊富なハンドパーツとジョイント、そして新たに新規のヘア・フェイスパーツと天使の翼をイメージしたアーマーが付属する。
そのネヴァリアとは同型かつモチーフ的にも対になっており一見ライバルっぽいがむしろ仲は良いようだ。
というかネヴァリアは他に親しい相手がいない様子

素体はほぼネヴァリアだが胸のエンブレムと腹のパーツが新規。元のパーツも入っているので例によって頭部以外色違いにもできる。
ただ、付属する手首もネヴァリアと同じなので天使モチーフとしてはやや癖があるか。
翼はパールが入った独特な成形色になっており、各部が可動する他、取り外して組み替えることで巨大なボウガンとなる。
ちなみに矢のシャフトには金属パーツが用いられている。
地味に30MMオプションパーツセット1などに付属するJ1ランナー(公式名称ではカスタマイズジョイント)もついてきたりする。




SIS-F00 ユフィア[カラーA]

価格:2,750円(税込)
発売日:2024年7月
スキンカラー:A
デザイン:BUNBUN

騎士道を重んじるシスター。
普段は冷静沈着だが、騎士道に反する行いには熱くなる。
凛とした佇まいで近寄りがたく見えるものの、実はぬいぐるみ好きでホラーが苦手。

2024年3月の30 MINUTES LABEL発表会で発表された新シスター。
担当デザイナーは新たに参戦した、『ソードアート・オンライン』の挿絵で知られる「abec氏」の近所のおっさんことBUNBUN氏。

『30 MINUTES FANTASY』の立ち上げに合わせてファンタジー要素を採り入れたいという要望で騎士をイメージとしたデザインとなっており、リーベルナイトのフェイスプレートを装備できる前髪も付属する。
武装は刀身がブラックのクリアパーツになっている長剣と小盾、そして鎧の手入れ用なのか金槌を持つ。腰には4枚のプレート状のパーツがあり、ジョイントアームによってフレキシブルに可動する。

変わった点として口内のパーツが歯が見えているものと見えていないものを選択可能。
新たなヘアパーツ「後ろに結った三つ編み」が凛々しさを引き立てている。

ユフィア以前のシスターと腕や太ももの構造がやや異なる。
ちなみにGタイプの胸部パーツだが、リシェッタのものだけは問題なく換装できるがオプションボディのものは装飾に干渉する(装飾を外せば付くしぶっちゃけ外した跡もデカさで目立たなくできる)。逆にユフィアの胸部パーツをGやDに組み込むと装飾の分隙間ができるので注意。
また、脚も長さはネヴァリアと同じだが膝の高さが下がっている。

上でも少し触れたが胸部パーツは素体シスター組では屈指のデカさ。




SIS-Tc10m レプレロ=プローペン(スケルツァンドフォーム)

価格:3,960円(税込)
発売日:2024年8月
スキンカラー:C
デザイン:海老川兼武

行きたいところがある?ならアタシに付いてきな!
気分屋で親分肌なシスター。
スケルツァンドフォームは空陸移動に特化したフォームで、世界中を巡っている。
大雑把な性格だが、繊細な機械いじりは得意。

プレバン限定シスター第3弾。
本体はリリネル&ララネル/ツキルナのカラバリキットで、空戦アルトのパーツを流用した支援メカが付属する。
これも過去の例にもれず元シスターの色違いを組める。

やんちゃな感じの性格らしく、ミリタリーを意識したゴーグル付きヘッドギアと健康的な小麦肌が印象深い。
ゴーグルのレンズは当然のようにクリア成形。
支援メカは搭乗可能となっており、二足歩行モードとグライダーモードに切り替えられる。

こちらは強気の3限設定だったが、例によって予約解禁後すぐになくなるということはない。もうちょいその在庫量をMM兄貴とガンプラに分けて欲しい




SIS-N00 ノティリカ=トラティリカ(コモドフォーム)

価格:3,960円(税込)
発売日:2024年12月
スキンカラー:B
デザイン:海老川兼武

良い天気ね…。今日は忘れられない一日にしましょ!
朗らかで親しみやすいシスター。
コモドフォームはゴーグルや水中モービルなど潜水活動の必須アイテムを備えている。
広く海を愛しすぎて、陸に上がるのを忘れてしまうことがある。

プレミアムバンダイ限定シスター第4弾。
ネヴァリア / エリエネを素体にポルタノヴァ(水中戦仕様)のパーツと新規パーツを追加した水中戦イメージのシスターとなっている。
ぶっちゃけ水中型なのもカラーリングもシアナと被ってる

本体は露出多めのダイバースーツ風。
頭部にはゴーグルを装着出来るが、レプレロでは固定だったものが可動式となって額にかけたり顔にかけたり出来るように進化している。口元にシュノーケルの類は見受けられないがSISTERは呼吸を必要としないのだろうか?
胸部パーツはまさかの乳暖簾タイプがジッパー開閉状態2種と余剰(ネヴァリアのパーツ)が1つの計3種から選べる。
また、胴体下半分が新規の素肌仕様になっている。一部ネヴァリアのパーツも付属するが、余剰パーツであり揃っていないためネヴァリア/エリエネの色違いにはならない。
また、腕部も肘から上が新規であり、関節パーツがPOM樹脂からオーソドックスなPS樹脂に戻されている。

付属品は水中モービル、ウォータージェット、パイルバンカーとクローに加えて2つを接続するロッドが追加されたハープーンキャッチャーと水中ポルタのパーツをベースにしたものが中心。
ちなみに、余剰パーツで付いてくる水中ポルタの肩アーマーを足に着けてヒレの代わりにするカスタムが一部で流行った。
色が色なので当然ヴィヴァーチェフォームのパーツも似合う。

なお、コモドフォームの「コモド」はコモドオオトカゲの方ではなく音楽用語の方だろうと思われる。




SIS-N00 ソウレイ[カラーB]

価格:2,750円(税込)
発売日:2025年2月予定
スキンカラー:B
デザイン:Anmi

素直でおとなしいシスター。
なんでもうまくこなす器用者で、特に愛用の刀を用いた剣術を得意としている。
いかなる時も落ち着いているが、褒められると照れてしまう。

2024年8月の30 MINUTES LABEL発表会で発表された新シスター。漢字表記は「蒼麗」
デザインは新たに『ファンタジスタドール』のデザイン原案を担当したAnmi氏が参戦。

前回発売のユフィアが洋風の騎士らしい装いだったのに対して、こちらは和風の鬼っ娘武者といった感じ。
頭には角が生えており、ヘアパーツが2重構造で内と外で色が異なるのは30MS初の試み。
ボディはセーラー服っぽい上半身に反して下半身はインナーのフリル付きのハイレグレオタードのみで腰回りの露出が多い。
ついでにセーラー服は着脱可能、しかもランナーの都合で素肌の肩が付いてくるという隠し仕様(公式では特に触れられていない)があったりする。
ただし肘以降の素肌パーツはないので、オプションアームがないと完全に脱いだ状態には出来ない。

付属品は表情パーツ以外に刀と鬼の面を模した肩当て。刀の切っ先と踵には蒼い炎のようなエフェクトパーツを取り付け可能。
また、前髪パーツには角無しのものも付属している他、前髪の代わりに鬼面を取り付けることも出来る。
ちなみに踵のクリアエフェクトだが、3mm軸で接続する関係上ランナーで穴埋めという方法も出来る。クリアパーツを他で使うならば検討してみよう。ただのスタイリッシュ地下足袋とか言わない

また、上半身の構造がこれまでのシスターと異なるものになっている(股関節の抜け止めはリシェッタ・フリージアウェアに近いものが採用されている)。
特筆すべき点はフェイスパーツ。従来のものと形状……特に大きさが異なっており、フェイスパーツの基部もそれに合わせて新規造形されている。
一応これまでの髪パーツとの互換性はあるのだが、ソウレイの髪を従来のフェイスパーツに付ける場合は改造が必須となっている。
ソウレイのフェイスを従来の髪パーツ(従来のフェイスパーツ基部)に付けることは可能だが、大きさが小さい分前髪を従来のものにすると違和感が生じる場合も。
素体のボディバランスとしてはティアーシャに比較的近く、アーム&レッグオプションとの互換性については概ね良好。お腹周りの入れ替えもある程度は従来通りできるようになっている。




SIS-H00 セスティエ[カラーC]

価格:2,750円(税込)
発売日:2025年5月予定
スキンカラー:C
デザイン:島田フミカネ

2024第62回全日本模型ホビーショーでお披露目されたシスター。
ただしこの時は原型の展示のみで、詳細の発表は一ヶ月間を置いた第8回30 MINUTES LABEL発表会。
これまでのシスターと比較して明らかに高身長なグラマラス素体となっている他、長いツーテールの髪も特徴的。ちなみにホビーショーの初出時点ではそのツーテールを付け忘れているというミスをやらかしている

公式なキャラ付けは不明だが、島田フミカネ氏によれば「アホの子の大型犬(ハスキー)」のイメージだとか。
ちなみに同時にデザインされたオプションボディも犬がモチーフ。




SIS-Y00 シュレミ[カラーB]

価格:2,750円(税込)
発売日:2025年6月予定
スキンカラー:B
デザイン:Anmi

第8回30 MINUTES LABEL発表会で発表された新シスター。漢字表記は「朱麗魅」
ソウレイと対になるような和風シスターで、鮮やかな朱色の着物と一本角が特徴。

やはり腰回りの露出が多く、袖の複雑な花柄模様は肉抜きで再現されている。




SIS-V00 ライディラ[カラーA]

価格:3,300円(税込)
発売日:2025年8月予定
スキンカラー:A
デザイン:海老川兼武

第9回30 MINUTES LABEL発表会で発表された新シスター。
髪型はショートカット、ヘルメットやスケートボードなども付属するボーイッシュなシスターとなっている。

ソウレイと同じくジャケットは着脱可能だがこちらはそれが正式仕様としてアピールされており、袖も差し替えられるように差し替え用の肩パーツも付属する。




SIS-Mc42p ニャレンティ=ニャボロ(プレストフォーム)

価格:3,960円(税込)
発売日:2025年6月予定
スキンカラー:A
デザイン:海老川兼武

ボクのスピードについて来れるかにゃ!

プレミアムバンダイ限定シスター第5弾。
イルシャナをベースにスキンカラーをAに変更、新たにネコミミヘルメットやボディスーツ、ポーチなどを追加したライダー風のシスター。
そして猫キャラ。

プレバンシスター恒例の付属30MMパーツはキャノンバイクで、一部が新規パーツに変更されている。







■コラボレーション

コラボ枠として『ウマ娘 プリティーダービー』と、『アイドルマスターシャイニーカラーズ』から立体化されている。あと『ガンダムビルドメタバース』

『アイドルマスターシャイニーカラーズ』はアイドル全28名の立体化が発表されている。*7
第一弾としてイルミネーションスターズ、共通衣装ボディ、フミカネ氏デザインのコラボ衣装ボディの3点。二弾としてアルストロメリアが発売中。第三弾にアンティーカ及びフミカネ氏デザインによる戦闘服型新コスチュームが発売中。第四弾はストレイライトが発売予定。

流石に28人全員の素体キットを出すのは難しいためか、基本的には「各グループのセンター」が素体として発売され、それと同時に「他キャラ再現用のオプションパーツ」及び衣装の単体版が出ることで他メンバーも作ることが出来るというシステムになっている。そのため、便宜上そのオプションパーツもこちらに記載する。

24年時点ではセンターのキャラについては割と余裕を持って生産されており入手もそこまで難しくないのだが、オプションパーツについてはその立ち位置やタンポ印刷の関係でそこまで大量には入らない傾向にある。
アンティーカは初めてオプションパーツが2つ(2人ずつに分割されている)になるため今まで以上に需要に対して供給が足りなくなる可能性が懸念されている。
第四弾のストレイライトについては逆にオプションパーツが発表されておらず、各メンバーが単体で発売される。

シャニマスコラボのキットは同時期のライブ会場物販でコラボキット取り扱いがあったため、シャニマスファンはそちらが選択肢の一つとして上がる分まだ温情か。*8

30MSプロデューサーのインタビューによると「(この手の企画では)全員出せないまま終わってしまうと原作ファンからの期待を大きく損ねてしまう」という趣旨の発言があり、そうなってしまわないか慎重に検討を重ねた結果本企画の始動に至ったらしい。


なお発表された値段を28人分に換算すると約10万円になる


そして2025年7月にはアイドルマスターシリーズ20周年を記念して初代『THE IDOLM@STER』より天海春香如月千早星井美希の3人の商品化が発表されている。この20thコラボはシャニマスコラボ商品の評判がきっかけで、バンダイナムコエンターテインメント側からオファーされたことが明らかになった。


後述する公式コンテストでの取り扱いについては、シャイニーカラーズのコラボ商品については全て使用可能という扱いで一貫している。*9
キットそのものしか使えないわけではなく髪やボディを既存シスターと入れ替えるようなカスタム作品でも問題ない。
2024年末から25年年始にかけて、シャイニーカラーズのコラボ商品を使う前提の公式企画も行われた。




30MS トウカイテイオー fromウマ娘プリティーダービー

価格:4,070円(税込)
発売日:2023年3月18日
デザイン:海老川兼武
     島田フミカネ

ウマ娘 プリティーダービー』とのコラボ商品。
モチーフは説明不要、アニメ版2期で主人公を務めたトウカイテイオー

衣装は原作の勝負服ではなく、初期実装勝負服である「トップ・オブ・ジョイフル」をモチーフとしたオリジナルデザイン。
他のシスターのカスタマイズにパーツを使うことを考慮してか、胸元にアーマー風のモールドがあるなど全体的にメカニカルなデザインにアレンジされ、スカート部分は塗装が施されたシート状の軟質素材を巻き付ける形式にすることでデザインと可動域を両立している。
各関節は勿論のこと、ポニーテールやウマ耳も可動する仕様であり、頭部の基礎パーツは人間準拠の耳部分が削られてウマ耳用のジョイントが追加されたものになっいる。
この他、走る姿を躍動的に魅せるためのディスプレイベース及びベースと足首を接続するジョイントパーツが付属している。

発表は突然のものだったのだが、直前に発売された「Figure-rise Standard ウマ娘 プリティーダービー トウカイテイオー」の首関節が30MSに酷似していたことから、関連性を見出す者も少なからず存在していた。

バンナム版権ではない作品であるからか「公式コンテスト」では本キット及びそのパーツを使用することはできない。
また、版権の関係なのか模型誌でもほぼ取り扱われておらず(これはFigure-rise Standardのウマ娘関連キットも同様ではある)、それもあってか30MSのオフィシャルムック本でも一切取り上げられていない。
Figure-rise Standardではその後スペシャルウィーク(発売済)やサイレンススズカ(2025年1月発売予定)が登場しているが30MSでは今のところ動きがない。
両者は構造が30MSトウカイテイオーにかなり近くなっているので組み替えたりすることはできるだろう。




30MS 櫻木真乃[カラーA]

価格:4,180円(税込)
発売日:2023年10月21日
スキンカラー:A

アイドルマスター シャイニーカラーズ』とのコラボ商品第1弾。
作中のユニット『イルミネーションスターズ』のセンター及び作品としてのセンターを務める。

同じコラボキットでも組み替えの都合上でアレンジデザインとなったテイオーとは違い、作中の初期共通衣装である『ビヨンドザブルースカイ』を綿密に再現している。
ラメ入りスカートや肌パーツに艶消し表面処理といった再現に対するこだわりもさながら、通常キット同様タンポ印刷の表情パーツが3つ付属するのに加えて、前髪の付け替えで髪飾りの有無を変更可能、付属のマイク保持のための専用ハンドパーツが付属するなど細かなところに手が行き届いている。
衣装やキャラクターの再現度が高い反面、3mm穴のカスタム要素は少な目である(背中のスタンド用の穴しかない)
一応、ボディパーツはオプションでも発売されるビヨンドザブルースカイ1[カラーA]と共通だが、こちらのキットには選択式の胸部・脚部パーツは付属していない。
公式のカスタム作例は衣装を丸ごと別の30MSに変えるというものが多く、笑顔でクローを構えたりしている。

シャニマスファンとしてはユニットメンバーで揃えたいところだが後述のオプションにしても数を集めなければならないのがネックか。
このキット本体の入手性については、発売初期こそ厳しかったもののすぐに解消されており安定して入手できる30MSの1つに数えられている。

  • 30MS オプションヘアスタイル&フェイスパーツセット(風野灯織/八宮めぐる)
価格:2,750円
発売日:2023年10月21日

イルミネーションスターズ』のメンバーである2人の頭部パーツセット。
黒髪ロングの方が風野灯織、金髪ツインの方が八宮めぐるである。
こちらは二人のヘアーに前髪の付け替えパーツ、それぞれタンポ印刷のフェイスパーツが2つ付属。
衣装との組み合わせだけなら真乃キットとこちらのセットだけでも成立するが、複数人並べたり体系の調整も踏まえるならオプションボディの購入が必要になってくる。
ちなみに何がとは言わないがめぐる、真乃、灯織の順に大きい(なお灯織は75である
オプションなので入手性はやや悪かったが、24年後半ごろより概ね解消された。



30MS 大崎甘奈

価格:4,180円(税込)
発売日:2024年4月20日
スキンカラー:A

アイドルマスター シャイニーカラーズ』とのコラボ商品第2弾。
こちらはユニット『アルストロメリア』からの商品化。発売日はちょうどアニメ版のTV放送時期と被る形となった。
イルミネが個々人の性格や属性が異なるものの仲良し3人組なイメージに対し、アルストロメリアは双子の大崎姉妹に母性ある千雪が加わり3姉妹や家族らしさを感じるユニット。年齢や身長的な面から千雪がセンター感があるが、ユニットとしての代表は彼女が務める。
彼女の特徴の1つと言えるロングへアもばっちり再現されており、30MSどころか美プラ全般でみてもかなりのボリューム。しかも可動する。
ボディは基本的には櫻木真乃およびビヨンドザブルースカイ1[カラーA]と同一仕様だが、手首に変更が加わっており特に「シャイニーカラーズのポーズ」用手首は真乃やビヨンドザブルースカイ1には付属しない。

  • 30MS オプションヘアスタイル&フェイスパーツセット (大崎甜花/桑山千雪)
価格:2,750円
発売日:2024年4月20日

こちらもアルストロメリアのメンバーである大崎甜花桑山千雪から。
ちなみに甜花の方が姉である。甘奈と甜花は双子なので髪型は共通か?と思いきや、設定上前髪の向きやもみあげの房、長髪に外跳ねの有無など細かい違いがありプラモでもそれが再現されている。
リーパーアーマーのパーツから作中のマスコットキャラであるデビ太郎を作って甜花の隣に並べてみるのも良いかもしれない。千雪はシリーズ内初の三つ編みヘアー。更に30MS共通の頭頂部パーツに可動式アホ毛をセットできる。
なお後ろ髪の構造がほぼ一緒なので、甘奈・甜花・千雪は前髪と後ろ髪をそれぞれ入れ替え可能。

2024/3/2-3に行われたシャニマス6thライブにてサンプルが展示されたのだが、カスタム例ボディがまさかのイビル(千雪)、チェイサー(甘奈)、ネヴァリア(甜花)。甜花はユニット衣装の個人モチーフに悪魔要素があるからまだ納得いく一方で、他2人はセンシティブな姿でユニットイメージとはかけ離れた姿に。千雪は一部の公式イラストや二次創作含めてイメージ通りとか言わない

その後のバンダイホビーサイトの商品ページでも同様のカスタム例が掲載され再び話題となった。




30MS 月岡恋鐘

価格:4180円(税込)
発売日:2024年10月

アイドルマスター シャイニーカラーズ』とのコラボ商品第3弾。
今回のユニットはゴシックを主体とした「アンティーカ」。センターの彼女は笑顔と長崎弁による愛嬌あるキャラクター。
2024年4月のシャニマスライブで発表の後、翌月の静岡ホビーショーでサンプルが展示された。
恋鐘のCVは30MSユーザーお馴染みティアーシャ役の礒部花凜であり、第3弾発表PVでは両者の声を務めた。
過去の30ML合同発表会において諸岡P一推しキャラである事が判明している。
シャニマス全アイドル中トップのバストを持つ彼女、胸部パーツは専用のもの……ではなく大サイズのものが採用されている。
ユニットのイメージカラーが紫だけにハイパープラモフェス2024限定カラーのアルファシスターズファンタズムが似合いそうだが、2023の時も事後通販等は無かっため新規入手手段が見込めないのが残念なところ。
また髪パーツの再現度が非常に高く、それでいて可動もそれなりにするのでポージングの妨げになりにくいなど評価が高い。

  • 30MS オプションヘアスタイル&フェイスパーツセット (田中摩美々/白瀬咲耶)
価格:2750円(税込)
発売日:2024年12月
  • 30MS オプションヘアスタイル&フェイスパーツセット (三峰結華/幽谷霧子)
価格:3080円(税込)
発売日:2024年11月

アンティーカのメンバーパーツ。こちらも5月の静岡ホビーショーでサンプルが展示された。流石に4人分なので2セットに分割形式となっている。ノクチル(4人組ユニット)とシーズ(2人組ユニット)どーすんだ?
ダウナー系紫ツインが摩美々、王子様系黒ポニテが咲耶、趣味が近い異性の友人系眼鏡黒髪ツインが結華、看護師系銀髪ツインが霧子である。
結華/霧子セットは摩美々/咲耶セットより300円程高くなっているが、こちらにはなんとフェイスとヘアーに加えて30MS初の眼鏡パーツや霧子要素再現の腕脚用包帯パーツが付属。咲耶は身長175cmと全キャラ内でも突き抜けているのだが(そもそも170cm台が2人しかいない)価格が過去のセットと同じである以上追加の太腿パーツは見込めないか
なお、三峰の眼鏡に関しては細いフレームを再現する為に前髪と一体で成型されていて、眼鏡無しパーツも同梱されている。
摩美々咲耶セットはアイマスEXPOにて先行販売された。結華霧子セットと違って追加パーツが無い分普段と変わらないと思いきや、なんと摩美々側のヘッドパーツは両耳に着けているピアスも再現した専用造形になっている。流石にカラーAの単色形成なので部分塗装してみるのもいいだろう。


なおメンバーの組み合わせは追加パーツ付属関係なく単にユニット内での番号順。発売順が逆な理由は不明だが。なので第4弾に来るであろう同じく5人組ユニット「放課後クライマックスガールズ」の組み合わせも園田智代子&西城樹里、杜野凛世&有栖川夏葉になると思われる。




30MS 黛冬優子

価格:4180円(税込)
発売日:2025年4月予定

2024/10/5-6のシャニマスライブで情報解禁され、翌週の全日本模型ホビーショーで展示されたコラボ第4弾。シャニマス内トップ人気ユニットのストレイライトがついに参戦。あれ?初期ユニット最後の放クラは…? タイミング的にはアニメ2期1話のテレビ放送で彼女達の初登場に合わせた形となった。
第3弾までのセンターがフルパケ、ユニットメンバーがフェイスセットの法則から外れてきたな…と思ったらなんと今回はメンバー全員フルパケ発売である 。シャニマスの人気を押し上げ、コラボ出張回数No.1ユニットは伊達じゃなかった。

冬優子自身は本性は勝気でアニメオタクな一方、自分の理想像とする清楚なアイドルを演じきる、ストレイライトのリーダーであるユニットのオカン担当。イメージカラーは黄緑。
シャニマス知らんけどSNSで見た事ある子その1。
キットでは肩や太腿は真乃キットよりも大型のものとなっており、太腿サイズは同時発売のエイダ―コスチュームと同サイズ。うお、むっちむち

彼女について語らなければならない事と言えばシャニマスコラボ発表当時から話題になっていた「空中戦」
これは「ふゆたちは空中戦じゃ分が悪すぎるでしょ…!」というハロウィンイベントにおける異世界の冬優子の発言が原因になっている。(ちゃんとフルボイスで収録されている)
30MSでの立体化により空中戦対応型冬優子が作れる!、空中戦が苦手な陸戦型にするか!、FRSルナマリア発売に伴い赤服冬優子にするか!とネタにされることもしばしば。
逆にこれが元でイルミネがイベント初展示された際のカスタム例で「灯織は空中戦が得意」と言われた事も。
運営側もこれらを把握していたのか全日本模型ホビーショーでの展示ではビヨスタボディに加えて、空中戦型と陸戦型(ご丁寧に陸戦アルトの脚部パーツを使用)2種類のカスタム例が展示されていた。やってんな〜
取扱説明書での作例では陸戦仕様のカスタマイズ例が載っており、空中戦冬優子は君の手で組み立てよう!と言わんばかりである。

ゲーム内でのイラストに準ずるならロボット世界観の[ONSTAGE?]、サイバー世界観のある[starring F]辺りの覚醒後が30MLとは相性良さげか





30MS 和泉愛依

価格:4180円(税込)
発売日:2025年9月予定

ストレイライト第二弾。
シャニマスコラボ内で唯一のCカラー担当となる愛依は素はお気楽な埼玉ギャル。弟妹の存在から面倒見も良くユニット内の緩衝材的存在になる事も。ユニットのオトン担当 反面、アイドルとしては緊張によるあがり症を隠す為に寡黙ミステリアスクール系キャラを演じている。

フェイスパーツは目の色が黒単色で塗りつぶされているとこれまでのシスターにない特徴的なものになっている。本キットは愛依のグラデーションのある髪型を再現するためにパーツ毎の色分け整形を開発中との事。
これまでは公式によるアルスト・アンティーカのビヨスタボディ対応指標が出ていたのだが、身長の設定上愛依のみどちらに区分されるか長らく宙ぶらりん状態であった。本製品発表に伴いボディはビヨスタ2に相当すると明言された。




30MS 天海春香 (20th Anniv. YOU AND アイ!)

価格:5060円(税込)
発売日:2025年7月予定

765AS及びアイマスブランド全体の不動のセンター。
本製品の衣装は商品名の通り、20周年記念の「YOU AND アイ!」。白を主体とし765ASにちなんだピンクを加えた衣装となっている。(シャニマスの場合は水色)
ちなみにこの衣装、当然シャニマス代表のイルミネの3人も公式で着ているのだが2段スカートの上が765AS・シンデレラ・学マスは右垂れ、ミリオン・シャニマスは左垂れとなっているので若干異なる(sideMはズボン)ため現状シャニマス側仕様を完全再現可能かは不明。

特徴的なのはそのスカートで、縁に印刷されたブランドのマーク模様を再現するためにビヨスタボディのスカートの様に軟質シート素材で整形しており現在も開発途中。このためかそれとも版権的な関係か30MS商品最高価格を更新した。

シャニマスコラボ同様にマイクや多種のハンドパーツも付属。フェイスパーツは通常・ウインク・転びそうな時の慌て顔の3種類、シャニマスキットは共通の髪飾りを有り無しをパーツ差し替えで再現しているが、春香の場合は左右両方に衣装用の髪飾りと普段のリボンパーツが付属している。




30MS 如月千早 (20th Anniv. YOU AND アイ!)

価格:5060円(税込)
発売日:2025年8月予定

765プロの歌姫。
昨今は初期の狂犬の様な様子も無くなり、頼れる先輩や歌姫としての印象が強いのではなかろうか?むしろ最新の蒼の系譜の後輩が癖強いとか言わない
フェイスパーツは笑顔・照れ顔・歌唱時の3種類。衣装用髪飾りは右側。

2024/12/14-15のアイマスEXPOにて先行展示された試作品では胸部はやや差異があるように見られたが、第9回30MINUTES LABEL新商品発表会の色彩モデルでは判別が困難なため不明。しかし30MSの豊富なカスタマイズパーツのおかげでくっ!なボディにも三浦あずさに並ぶナイスバディにする事も可能。




30MS 星井美希 (20th Anniv. YOU AND アイ!)

価格:5060円(税込)
発売日:2025年9月予定

おにぎりとお昼寝が好きな765プロの天才児。
フェイスパーツは笑顔・ウインク・あくび(あふぅ顔)の3種類。衣装用髪飾りは左側。

余談だが上記ウマ娘のトウカイテイオー役の声優、Machico氏はアイマスにおいて美希を慕う後輩の伊吹翼を演じている。







■フェイスパーツ

3種1セットの表情パーツ。
首の基部も付属しているが、第一弾カラーBのものは初期ロット特有の切り欠きがないタイプなので破損に注意。
第一弾はタンポ印刷の関係もあってか発売以降一度も再販が確認されていない激レアオプションとなっている。





■ヘアスタイルパーツ

読んで字のごとく髪型パーツ。
フェイスパーツと同じく1弾毎に4種類ずつの販売となっている。
全ての素体キットに適用することができるが、前髪・横髪・後ろ髪の互換性が低く、
例えばロングヘア同士であれば前&横髪と後ろ髪で互換性があるが、他種ヘアパーツの後ろ髪を付けようとしても隙間が出来たり上手く付けられないといった注意点がある。
人気の差が激しく、人気の無いものは売れ残っていたりするが人気のある髪型は真っ先に無くなる。
一応ばら売り前提のキットではあるようだが、大手通販サイトなどでは一貫して4種まとめての予約にしか対応しておらず、店舗でもまとめての購入しか出来ない場合がある。

既存素体キットのカラバリも多いが、塗装せずに髪色を変えられる、素体を買い足さずとも同じ髪のシスターを作れるなど利点もある。




■ボディパーツ

胴体、上腕、太腿から成るボディパーツ。
何故か肌の露出が多めで胸部装甲が厚めのものが多い。
当初は本体があまりに入手困難だったのでこちらは(単体で買っても意味がないという事からか)比較的入手しやすい傾向があったが、
本体の再販頻度が上がるにつれてみんなおっきいのが大好きだからか再販頻度や入荷数が少なめなこちらの方が入手し辛い傾向が続いていた。
素体及びコスチュームオプションが増えてきた=選択肢の増加に伴ってか25年現在ではある程度是正されつつはある。
Aタイプに関してはルルチェのカラバリ。




■オプションパーツ

追加アーマー等のオプションパーツ。
○○コスチューム系のボディパーツもこちらに該当。
D/T/M相当のボディパーツは今のところこちらでしかラインナップされていない。




■その他





【30MS CONTEST】

Twitterを利用して行われるユーザー参加型の投稿企画。
兄貴分の30MMでも行われている企画の30MSバージョンではあるが、第一回が「オーディション」と銘打たれていた。
その後公式サイトにおいては「CONTEST」という欄にて紹介されている。

30MMの同企画と比較するとレギュレーションがかなり細かく(厳しく)なっている。
ガールズプラモオンリーのコンテストであるが故の配慮や、30ML全体で見ても30MSの公式コンテスト投稿作品は公式のプロモーション活動にかなり精力的に使用されており、その辺りの性質の違いもあるのかもしれない。
30MLとして合同で実施している場合はこれらのレギュレーションは適用されておらず、ほぼ30MMの同企画と同じ内容になっている。

ルールは以下の通り。
  • 作例は30MSを必ず使用する。特にフェイスパーツは30MSのもののみで、全体として30MS本体キットがメインになる構成でなければならない(例えば30MSキャラクターだと判別できない、オプションパーツのみの投稿は受理されていない事が確認されている*10)。
    30MS以外のキットとしては30MMのキットや30ミニッツ共通のカスタマイズオプション・カスタマイズマテリアル・シーンベース各種も使用可能。ただし前述の通り、30MS本体が含まれない投稿(例えば30MMのみでの投稿)は受理されず、スタンドについても制限がある。
  • スタンドは30MS・30MM本体キットに付属するもの、30ミニッツのオプション(カスタマイズエフェクト)、シーンベースに付属するものと、アクションベース各種のみOK。アクションベースについては魂ステージやガンプラとのコラボ製品についてはNG。
  • コラボ製品については、ガールガンレディとシャニマスの30MSコラボ製品は使用可能だがトウカイテイオーfromウマ娘プリティーダービー のみ使用不可
  • パテ・プラ板等は使用不可。
  • 本体キットに含まれるランナーやランナータグ、説明書や箱の紙・ランナーを包む袋などは基本的には使用可能だが、過度な加工については公式側の判断で不可となる場合がある。
    また、ランナーを溶かす「ランナーパテ」は使用不可
  • 塗装・接着などの加工は可能だが、アイリペイントについては特殊な制限が設けられている
  • アイリペイントは「既存の30MSの瞳(タンポ印刷またはデカール)」に書き足す形式であればOKだが、0から瞳を書くのはNG
  • 1つの投稿にて写真に写っている(同時に出せる)シスターの人数に制限が課せられている。人数制限は各開催回によって異なるので必ずチェックしておきたい。
    ちなみに1アカウントごとの投稿数制限はないので、複数名のシスターを投稿したい場合は一人ずつ投稿(タグ)を分けることで実現できる。
  • 30MSの公式アカウントをフォローし、専用のハッシュタグを付けて写真・作品タイトル・コメントを添えて投稿する。
  • 背景については無地背景の他、権利関係をクリアした画像や写真などを背景とすることも可能。
    画像編集については各開催回によって可否や解釈が異なるが、単に合成したりトリミングしたりするだけならOK、画像編集でエフェクトなどを別途付けたすのはNGという解釈が第二回では行われている。
    30MMの同企画同様、撮影者や他人など生身の人間の顔や手などが写り込んでいたり、権利関係がクリアでないモノが写り込んでいると受賞の対象からは外される様子。

これらの投稿作品は公式ホームページに掲載され、受賞作品については公式のプロモーション活動に精力的に使用されることが明言されている。
30MS自体が非常に高い注目度をもっているため受賞の「副賞」も年々豪華なものになってきているのだが、各開催ごとに受賞枠や件数などが異なっているため、詳細は後述する。

30MS単独のコンテストでは必ずタンポ印刷フェイスか公式アイデカールを使用しなければならず、公式デカールの種類の少なさ及び投稿するユーザー数の多さも相まって差別化に苦心している人は多い様子(シャニマスコラボが出てからはある程度バリエーション豊かにはなっているが)。
一方、タンポ印刷やアイデカールに色を足したり、瞳(印刷及び公式デカール)の色を塗り替えたり、まつ毛や眉毛を細かく書き込んだりするのは第1回より一貫してOKであるため、この部分で差別化を図るブレインも多い。
美少女プラモデルをたしなむ人の中には0からアイペイントを行う人は少なくないが、このように部分的に色を足したりするのは他の美少女プラモブランドではあまり見られない光景であり、他ブランドでフィードバックしている人も見受けられる。

▼1st「30MS選抜オーディション」

2022年12月12日 ~ 2023年2月26日

10月の全国ホビーショーにて開催自体は予告されていたが、12月9日の30MS公式オンラインミーティングにて突如開催日が発表。
12日18時より公式サイトがオープンし投稿可能になるという急展開からのスタートになった。
投稿された作品の中から「SISTERS 7」を決めるという、アイドルの人気投票みたいなノリになっている。まさかその後ホンマモンのアイドルとコラボすることになるとは誰も予想できなかっただろうが
「SISTERS 7」の6人は審査員特別賞となっているが、センターになる1人は投稿期間中最も「いいね!」が多かった投稿となり(オーディエンス賞)、シスターのヘアパーツに取り付けられるイベントアイテム「30MSティアラ」が特別に贈呈される。
また、30MMの公式企画同様に7名以外にも30MS賞*11が設けられている。

30MM公式ミッションのような明確なテーマは設定されておらず、第1回だからか自分の自慢の30MSを投稿しようというぐらいのニュアンスになっている。
ただ加工・接着・塗装についての基準公開が12月21日と遅く、(蓋を開けると30MMとほぼ同じであったが)30MMには無い「アイリペイントNG」に抵触する作品が既に幾つか投稿されていた事もあり少々混乱が生じる事になった。
開催期間は公式オンラインミーティングで発表されていた時期より延長されているが、これは2月発売のネヴァリアを投稿できるようにしたためではないかと推察されている。
発売日が2月25日に決まりオーディション応募期限まで1日しか猶予がないが、その1日でネヴァリア含めとんでもない数の投稿があったことが確認されている。
気軽に素組みや無塗装ミキシング、武装系なら超大型のバックパックやライドマシン、パワーローダー。パーツを加工した小道具による凝ったジオラマ系作品など様々な作品が多く投稿された。

定期的に公式による作例も投稿されたがこちらはトナカイや天使、巫女や獅子舞、チャイナドレス、ウエイトレス、学校の制服など季節のイベントや現代コス風カスタムが中心となっていた。再販の目処が無く入手不可能と言っていいガルガンコラボキットを作例で使用した際は少々荒れた

公序良俗判定基準が不明瞭であったが、その辺は元々谷間!臍!尻!太腿!スク水!などと肌の露出が多いからか概ね寛容。人魚・ケンタウロス・ハーピィ・九尾の妖狐といったモンスター娘もOKだった。
チェイサーとイビルのセンシティブな紐コス組合わせを認知してたり、スク水のボディラインとか拘ってる運営やぞ

アイリペイントのルールで誤解されやすかったのかは不明だが、実はフェイスパーツの塗装や目や顔が隠れる様なバイザーやヘッドギアと言ったカスタムはセーフ判定である。
一方、意外とNG判定を貰いやすかったのはアクションベース。グッドスマイルカンパニーのシンプルスタンドや、水星の魔女のウェポンディスプレイベース等、投稿者が気づかないまま指定外のものを使用してるケースが散見された。
30MMの公式企画(10thより確認)と同じ規定であるということがユーザーの問い合わせによって判明しているが、公式サイト掲載に関してはこちらの方がかなり厳しかった様子。

その他にNG判定だったのは編集者も全てを把握できてはいないが、
  • モスラやチェンソーマンなど版権作品
  • 奇乳化(おそらくパテ盛によるルール違反判定)
  • モンスター娘でもアラクネの様な多脚系や蛇腹下半身のラミア系
  • シスターをパンジャンドラムの中核化
  • 四肢や首の切断を連想される作品(①ケーブルが露出したアンドロイド②四肢欠損による全て義手義足)
など。公式広報にも採用される可能性があるからか前2つのような元々ルール違反に該当する作品は兎も角、後3つのようにあまりに人型から逸脱したものや個人の尊厳を損なうような作品は不適切と判断された可能性もある。

一応、バックパックによる多腕化や複数のサブアーム、シスターとは別途の蜘蛛型サブメカを用意、シスターの胴体と足を大型クローに見立てた作品等はセーフだったため、判定は作品の中核となるシスター次第なのかもしれない。
(実際ヘアパーツをチア用ポンポンに見立てた作品がSISTERS7入り果たしている)

ちなみに今回は1投稿内のシスターの人数制限については明言はされていないが「SISTERS7」や「30MS賞」の受賞シスターは全て例外なく「1投稿に1人」であったため、掲載については人数を問わないものの審査の対象としては「1人限定」だったと考えられる。
第二回からは投稿人数制限が明記されるようになった。

3月12日(日)の30Mシリーズ合同新商品発表会で『SISTERS7』の発表が行われた。
MM側の新作のインパクトや、MS開発プロデューサーの諸岡氏が美プラ開発のために恥ずかしさやプライドを捨てて仕事用PCに堂々とスク水画像を映し出す事が明らかになったり、チェイサーとイビルのセンシティブな紐コス組合わせが確信犯だったり、新作でガーターベルト出してきたりと運営の性癖やHENTAIっぷりが色々暴露されて結果発表のインパクトが薄れかけたものの、2850人(アカウント単位ではなく投稿数単位の模様)のシスターの中からセンター賞にはくまっ子氏の「メイ・ドルチェ」が選ばれた。また、SISTERS7は第61回静岡ホビーショーにて展示されている。
後述する第二回オーディションの開催時には初代SISTERS7がヘッダーに採用されており、長い期間公式サイトのトップを飾っていた。

30MS賞も後日発表され、無塗装組み換えのみの作品なども含め約180作品が選出されている。
次回については第61回静岡ホビーショーにて「夏頃」に「夏の思い出」をテーマとして開催されることが予告された。


▼2nd「30MS夏の思い出フォトコンテスト」

2023年6月30日~2023年9月3日

6月18日の30ML公式生放送にて発表された第二回コンテスト。ハッシュタグは「#30MS夏フォトコン」。
基本的には前回と同様だがテーマがかなり明確に定められている(投稿自体はテーマを無視してもレギュレーションの範疇内なら問題はない)。
賞についてはシスター7ではなく、30MM同様のストーリー賞3名、オーディエンス賞1名、特別賞3名、30MS賞複数名となっており、
この内ストーリー賞受賞作については「30MSコンテスト動画」にて登場。
更には受賞作品発表の際、ストーリー賞、オーディエンス賞、特別賞、そして30MS賞の中から数作品は第61回全日本模型ホビーショーにて展示されることが発表された。

また、物議を醸したレギュレーション周りについては基本的には最初から全て明文化されて掲載されている他、6月30日には補足としてブログが更新された。
前回と環境的に大きく違う部分であり、ユーザーの間でも論点となっていた「ウマ娘 トウカイテイオー」は使用禁止と明言されている。
1投稿ごとのシスターの人数制限も今回から明記されるようになり、今回は「3人まで」となっている。
(実際に「ストーリー賞」を獲得した作品の1つでは、シスターが1つの写真内に3人映っている)

今回は「フォトコンテスト」なので、カスタマイズもさることながら投稿写真が非常に重要になることが示唆されている。
公式から背景画像が提供されている他、自分で撮った写真(無論肖像権や著作権には注意)や権利関係がクリアされている画像を背景として使うことが明確に認められている事からも窺えるだろう。
なお画像処理ソフトでエフェクトを合成する(勿論プラモの「カスタマイズエフェクト」を使うのはOK)、背景がメインと見做されてしまうようなものを使ってしまうなどするとNGになるとのこと。
また(30MM公式ミッションでも古くから指摘されていたが)パーツの加工や塗装などで正規キットを使っているか判断が難しいものについては、事務局側の判断で掲載NGになる場合もあると断りが入っている。

Twitter(後にX)の不具合などで丸一日掲載がされないといったトラブルもあった(後に再掲載された模様)が概ね順調に進行し、掲載基準も概ね前回と同様であった模様。
30MS賞は前回から大幅に枠数が減って30作品となったが、いずれもアイデアに富んだ作品となっている。
ただし今回はテーマが明確に決まっていたこともあり、いわゆる武装系シスターは「サバゲー」など特殊なシチュエーション設定があるものを除き一作品も受賞していない。
この手の企画に本来適した衣装系キットが純正では水着ぐらいしかなく、結果的に参加のハードルが上がっているという点(実際投稿数も1stオーディションの1/3以下になっている)についてはコラボ系キットで登場する衣装パーツを今後は使える方向で検討していることが言及されている。

ちなみに30MMの公式ミッションと開催時期が完全に被っており、投稿数が大きく減っているのはそれが理由ではないか、というユーザーからの指摘もあった。
次回からは時期をずらすことも検討するとのことだったが、結論から言えば「時期をずらす」ではなく、「30MLとして両方が同じテーマで投稿する合同ミッション」が次回の開催となった。
レギュレーションやミッションの流れとしては30MMのものがほぼ適用されており、30MS独自のレギュレーションはその多くが実質的に撤廃されている。
従って詳しくはこちらの当該項を参照いただきたい。
投稿総数については30MM単体の公式ミッションすらも大きく上回る数にはなったが、30MSとしての投稿数が第2回以上であったのかは明らかになっていない。

なお2024年6月の30ML公式生放送によると、次回は再び30MS単体の公式コンテストになることが予告されていた。



▼3rd「第2回30MS選抜オーディション」

開催期間:2024年7月19日~9月8日

前述の予告通り再び30MS単体の公式コンテストが開催。それも初回同様「選抜オーディション」にてSISTERS7を決めるという内容になっている。
30ML合同ミッションの時と異なり、使用できるキット類や諸条件のベースは30MS単体のコンテストに準拠している。
そのため、SYNDUALITYのキットは今回の対象に含まれていない
ガールガンレディとシャニマスコラボは使用可能だが、トウカイテイオーについては引き続き使用できない。
合同ミッションでは特に制限のなかったフェイスパーツ類についても、今回は必ず30 MINUTES SISTERSを使用することとなっているため、30MMのアチェルビーのフェイスパーツはメインの表情としては使用できない。
開催時期には新ブランドの30 MINUTES FANTASYが発売される予定だが、こちらも使用できない。

第1回との明確な違いとして、センターとオーディエンス賞が別枠になっている(オーディエンス賞=センターではない)こと、副賞の存在が最初から告知されていること、
別部門として「素組みSISTERS7」が存在することが挙げられる。
素組みSISTERS7は(30MMの「スグミッションズ」同様素組の定義で物議があるが*12)スミ入れ、トップコート、塗装を一切しない条件かつ『#30MS素組み部門』のタグも付けて投稿されたシスターから7名が選出される。

細かいレギュレーションの違いとしては、今回から明確に「ランナーパテ」(ランナーを溶剤などで溶かしてパテとして使う)は使用禁止と定められた他、説明書などの加工についても過度な加工については不可となる場合があることが明記された。
また、#30MS素組み部門は公式ガイドでも可能とされている説明書やパッケージ類、ランナーをカスタムパーツとして使うことが出来ない(各種カスタマイズパーツは使用できる)。
それ以外には、部門を問わず30MS賞が複数選出される予定。

なお、今回投稿できるシスターは1投稿につき1体までとされている。
1アカウントごとの投稿数自体に制限はないので、二人以上のシスターを投稿したいなら1体ずつ写真に収めて投稿するとよいだろう。

SISTERS7・素組SISTERS7共に、本コンテスト限定オリジナルパッケージ風画像がプレゼントされることが予告されている。
開催終了後にはSISTERS7と素組SISTERS7の14作品が、第62回全日本模型ホビーショーにて現物展示(ただし、一部の作品は諸事情で送付が難しかったらしくパネル展示となっている)されている。
さらに後日談として、SISTERS7の中でも海老川兼武賞とBUNBUN賞については、両氏が当該シスターをイラストとして描き下ろした色紙がプレゼントされたり、30MSの公式4コマでデフォルメされたSISTERS7が登場するなど非常に大きな反響を巻き起こしている。


第4回については2024年末または25年頭に再び30MS単独での開催が予告されており、テーマは(アイマス20周年に合わせて)「アイドル」であることが言及されている。


▼4th「30MS×アイドルマスター シャイニーカラーズ コラボプラモデルコンテスト」

開催期間:2024/12/20〜2025/1/19

2024/12/13に開催発表
お題は事前告知されていたようにアイドルということで、「あなただけのアイドル」
開催期間が僅か1か月と歴代コンテストの中でも特に短いが、後に発表された30MF・30MMの公式企画もほぼ同じ開催期間(どちらも一か月)となっている。

通常のレギュレーションに加えて今回特徴的な点を抜粋すると
  • 必ずシャニマスコラボキットのパーツを必ず1つ使用する事
  • 30MM×AC6コラボキットは使用禁止。
  • 30MFキットを使用した場合は審査対象外
  • 従来の公序良俗に反する等の記述に「世界観を損なうもの」の禁止が追加
  • シャニマスコラボフェイス商品のアイリペイントを消す行為は禁止
  • 1枚の画像内に複数人投稿可能(10人以上でも掲載が確認されている)
  • 公式からシャニマス背景画像の配布
  • 権利を侵害しない市販のデコレーションパーツが使用可能
  • 一般工作素材の使用可否について一部明言(塗料や磁石等)


今回はシャニマスP達の参加も見込んでか公式サイトのみならず公式ブログにて写真込みの実例を踏まえた丁寧なレギュレーション説明が行われている。
評価に関しては櫻木真乃によるコメント動画が公開される「283賞」、受賞作のデフォルメアクスタがプレゼントされる「30MS賞」、30MS・シャニマスそれぞれのプロデューサーによる「諸岡P賞」「高山P賞」、複数選出の「シャニMS賞」の全5種類

今回はレギュ指定が最初からしっかりしていると思いきや、開始早々からweb掲載に関しては工作素材使用作品どころか無塗装ミキシングすら掲載されなかったり、掲載削除が起きたりとトラブルが多発していた。
レギュレーションの不備というよりも、工作素材や背景のレギュ追加に伴い権利関係判断の範囲が従来のコンテストから膨れ上がったのが一因と考えられる。実際工作素材等を使用した作品は掲載までに数日を要しているものもある。
その見解が明らかになってからは一応混乱は落ち着いている。

最初の1週間において掲載判定を貰えた一例として
工作用具関連
  • 布で服やフリル、レースの作成
  • 折紙
  • 歯間ブラシを扇子に加工
  • 100均の椅子、ギター&フロアモニターといった小物
背景
  • 30MSの商品パッケージ、ハイパープラモフェスのパッケージジェネレーター画像
  • 上記の商品パッケージを入れるフレーム
公序良俗
  • 水着やイビル&チェイサーの紐コス
NG判定だったもの
  • 獣人設定
  • 着ぐるみ設定で多脚メカにシスターの頭部+足+マイク
  • キメラ化
  • 背景にガールズプラモスタイル#02の付録スタンド
など
ルール上判断するならば極論マイクしか使わなくてもOKになると解釈できるがマイクやビヨスタボディの装飾パーツといった特徴的なものは判定もしやすいものの、ヘアパーツの一部だけ使いつつ塗装といった場合だと判定に時間が掛かったりする様子。
「世界観に反する」はメカメカしいシスターがマイクを持っただけ、超大型SFバイクといったものがセーフなのに、獣人アイドルはアウトと些か判定基準が不明(獣人は猫耳が過度な加工判定の可能性もあるが真偽は不明)。ただし夏のフォトコンテスト時の様に掲載はされてもお題に沿ってないため評価対象外になる可能性も残されている。

僅か1ヶ月と短い期間であったが各々のオリジナルアイドル作品の他にシャニマス公式ネタとして真乃・灯織・めぐるの合体した姿である櫻風宮灯め乃(さくらかざみやひめの)を作った投稿や、これを元ネタにアンティーカ組やアルストロメリアでの合体姿も投稿されたりした。

第9回30ML合同発表会の放送に先んじて結果が発表され、工作素材関連は最終的には諸岡P賞含めて数点の作品が受賞している。1から衣服の作成した作品も受賞しているがレースの追加や歯車・ライトストーン・ジュエリーシールのような装飾追加例の入賞が多い。反面掲載はされたものの100均の小道具や写真フレーム等を使用した作品、未塗装作品の入賞はなかった。
ちなみに今回の受賞作品の模型ホビーショーでの展示については3月時点では発表されていない。


▼5th「30MSスグメイキングコンテスト」

開催期間 2025/02/19〜03/17

シャニマスコラボコンテストが終わって早々に開催されたコンテスト。

今回は前年行われた第2回30MS選抜オーディションの素組みSISTERS7部門や30MM側の5th記念スグミッションズコースの様に素組のみ(塗装、トップコート、墨入れ禁止)のコンテストとなる。直前のシャニコンで未塗装作品の入賞がなかったのもこの企画があったからではないかと考えられる。
シスター数の制限は無し。切削、接着も可能だがランナー加工や説明書や外箱などの使用は禁止されている。
当然というか100均素材などは再び使用不可になったが、今までと違い30MFもカスタマイズ素材として使用できるようになった。

さらに今回は投稿された作品数に応じて商品が豪華になるプレゼント企画も行われており、最大2500件投稿達成でキャラクター1個+OP2個が抽選で25名に当たる。このため投稿数稼ぎを防ぐ為か同一シスターを使用した複数回の応募がNGとなっている。

今回の表彰は恒例の30MS賞を除いて、ボリュームの大きい作品の「ヘビーメイキング賞」、シンプルカスタマイズの「シンプルメイキング賞」、色の組み合わせ重視の「カラーメイキング賞」の3つとなっている。どの賞を狙うかというのもカスタマイズの指標になるだろう。

2024年12月末のシャニコンに始まり、本コンテストの期間中含め30ML内で連続かつ同時並行で短期間の投稿企画が行われていた影響もあるのか、コンテスト開始より1週間経過してもプレゼント抽選最低ラインにすら投稿数が届いておらず終盤になっても2000件に到達していなかったのだが、最終日の怒涛の追い上げにより最大ラインの2500件に到達。プレゼント当選を報告するブレインも現れた。


▼6th「30MS バトルギアコンテスト」

開催期間:2025/4/25〜5/25

昨年末より続く1ヶ月おきの短期間コンテストも3回目。
今回は「あなただけのオリジナルギア(装備)で、バトルに繰り出そう!」との事でこれまでありそうで無かった装備テーマのコンテストとなる。

ルールとしては恒例のテイオー・AC6コラボ使用禁止に加えシスター1体制限、ランナー・パッケージ・説明書は使用不可な点。4th以来の市販のデコレーションパーツ使用可能な点辺りが特徴的か。

表彰については装備テーマに合わせて「陸戦賞」「水中戦賞」「空中戦賞」の3種類がそれぞれ3名ずつ。発売タイミング的に冬優子ネタで盛り上がろう!と言わんばかりの内容である
景品として30 MINUTES LABEL ZONE /KYOTOでの展示されるに加え30MLランダム商品も貰える。他には恒例のアイデアや印象作の30MS賞もある。

今回は装備がお題のテーマとはなるものの、装備のみに注視してシスターは度外視されるのか、あくまでシスターを主軸として装備がマッチしているかで評価されるかは不明。前者であれば投稿されやすいバイクや大型マシンといった作品も対象になるだろうがどうなるか。
またレギュレーション上、デコレーションパーツの使用は可となっているが4thの時の様な一般工作素材に関する詳細説明は無い。過去のルール詳細に関しては公式サイトで閲覧不可能であること、30MFのコンテストとは仕様がやや異なるので、使用を考えてるブレインは4th時の公式ブログの方から参考にするか4thとも判定が異なる可能性を考慮して公式に問い合わせた方が良いかもしれない。

傾向としては前回に引き続き各種賞によってカスタマイズ指標となるお題を提示しているため、今後もこのような傾向が続くかもしれない。






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最終更新:2025年04月26日 22:08

*1 シャニマスコラボについては一部だが足りない色があり、シールが付属するがそれでも全てはカバーしきれていない

*2 ビジュアル重視で小顔になったソウレイは互換性が無い。同じく小顔のFigure-rise Standardプルツーも同様

*3 上部がやや大きい

*4 シールド(三度笠)はいわずもがな、尻尾のブースターもよく見ると徳利のようになっている。

*5 リシェッタのステルスアーマーやルルチェのメカニカルユニットに相当するパーツとしてデザインされたものがファルに組み込まれた。

*6 これらは一つのランナーである

*7 発表当時は全26人だったが、その後シャニマス側で新アイドルが2名追加。コラボ第2弾発表時の映像では追加2名の姿は無かったが、その後リニューアルされた30MS公式サイトのコラボページではイラストとして彼女らも載っている

*8 現在は10月頭にライブの開催が予定されているが、第三弾が10月発売のため時期を合わせてくるかは不明

*9 ただし30MFの初回企画においては使用禁止扱いとなった

*10 30MMの同企画ではオプションパーツ……どころか、キット付属のポリキャップだけを(目玉に見立てて)写真に収めたものでも受理されている事例があった。

*11 秀逸なアイディアや印象に残ったものを数例選出

*12 いわゆるパチ組と素組を同じ意味とするか別と定義するかの問題であり、ルール上から省みると公式的には同意義とみなしていると考えられる