スーパートレインがんばりダッシュ

登録日:2024/03/31 Sun 17:17:23
更新日:2025/03/18 Tue 15:05:19
所要時間:やく 31 ふんでよめるダッシュ!


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01系 03年春アニメ 1990年代生まれホイホイ 2000年代生まれホイホイ 2003年 205系 300系 400系 485系 50000系 500系 7000形 700系 923形 DD51 E3系 E4系 E926形 JR九州 JR東日本 JR東海 JR西日本 JR貨物 しらさぎ のりスタ! アニメ スーパートレインがんばりダッシュ タカラ ダッシュ テレビ東京 ドクターイエロー ポケトレイン ラピート 事業用車両 京葉線 南海電気鉄道 喋る乗り物 山形新幹線 山手線 帝都高速度交通営団 所要時間30分以上の項目 本編よりも先にできた項目 東京都交通局 東北新幹線 東海道新幹線 比嘉久美子 秋田新幹線 製品化されなかった主人公 販促アニメ 都電 鉄道 鉄道玩具 銀座線 雷鳥


頼まれたことは何でも引き受ける、
頑張り屋の見習いドクター「ダッシュ」。
目指すは憧れの、キャプテンゴールド!
今日も電車の街、トレインシティを、ダッシュがダッシュ!


スーパートレイン
がんばりダッシュ


『スーパートレインがんばりダッシュ』とはテレビ東京系列で放送されていた子供向け番組『のりスタ!』内にて2003年4月から2006年3月まで放送されていたコーナーアニメである。

概要

作中特に語られることは無いもかつて『のりスタ!』のスポンサーでもあった玩具メーカータカラ(現:タカラトミー)より発売されていた鉄道玩具『ポケトレイン』の販促アニメである。
そのため登場車両やストラクチャーのデザイン(車両のショーティー、連結器*1、レール、駅等)はポケトレイン製品を模したものとなっている。

作風

見習いレスキュートレインである主人公ダッシュが意思を持った列車達と交流したりトラブルを解決したりするギャグ要素の強いアニメ。

1話3分程度の1話完結型ショートアニメの全37話構成で、全編CGで描写されている。
但し最終ストーリーである第35〜37話のみ一つの話を分割した形となっている*4
その他本編回とは別にキャラクター紹介映像、アニメと実写映像を組み合わせた実車紹介映像*5、のりものコーナーのキャラクターであるエンジンくんが登場するレスキューパーツ登場直前のスペシャル回(内容は初回がこれまでの登場車両、2回目がレスキュートレインの紹介)、ダッシュのキャラソンが存在する*6、ダッシュが登場する乗り物コーナーが存在する。尚この実車紹介が本編開始前の実質的なパイロット版で、本編と比較すると「背景のCGが簡素」「オープニングムービーの効果音が無い」「レールが全てのせレール」(これらはいずれも初回のみ)、「ダッシュの声色が異なる(声優は同じ)」「一部キャラの口調が本編と異なる*7」「テロップのフォントが異なる」「一部キャラクターのテロップ表記や呼称が異なる」といった差異がある。

列車達は声を発したり車体をくねらせてジェスチャーをしたりという形でコミュニケーションを取る。
また運用路線や車両性能といった車両の特徴の一部はキャラクター付けに反映されている。

第8話からは途中に視聴者から寄せられたダッシュへアドバイスしたり応援したりする映像が挿入されるようになり(一部存在しない回もある)、視聴者参加型番組となった。
映像の採用者には記念のカードが贈呈された。

のりものコーナー

のりものコーナーは以下のものが存在。

  • のりものブックのりブー
同番組内ののりものコーナーのメインキャラであるエンジンくんが登場するもの。
ダッシュのトンチンカンな発言と進行役のエンジンくんのやり取りが見もの。紹介されたのは鉄道のみで、ポケトレインで製品化されたか否か問わず小田急ロマンスカー江ノ島電鉄ゆりかもめ東京モノレール交通博物館が紹介された。

  • ダッシュののりものチェック
ダッシュ単体で進行するタイプ。
こちらは鉄道以外のものも紹介され、つくばエクスプレス特急ニューレッドアロー、建設重機などが紹介されている。

  • ダッシュののりものチャレンジ
乗り物同士、もしくは乗り物と動物や建造物・道具などと大きさや速度などを比較するクイズ形式のもの。
途中スタジオのドン・ファンとベイやん、ハム太郎が登場するシンキングタイムが挟まる。

用語

トレインシティ

物語の舞台となる都市で、鉄道が発達している。
ビルが立ち並ぶ都市部がトレインシティの中心部と思われるが、作中には山や海の近い郊外(一部は「マウンテンエリア」と呼称)も登場するためどこまでがトレインシティの範囲なのかは不明。
中心部を外れると線路が途切れた状態で放置されたいい加減な保線状態の場所まで存在する。
列車達は適当に走っているように見えて運用線区の概念は存在するらしく、それぞれに自分が受け持つ路線が存在する。ちゃんと実車の運用線区をイメージした路線が充てられている*8
それに加えて列車達はちゃんと駅にも停車しなければならなず、更に踏切やビルやアパート、工場といった施設が存在するが本編中に乗客や乗務員の姿は確認出来ない。しかしオープニングではホーム上で列車を待つ人の姿が確認出来る。また言及のみだが「カモノハシ」「イモムシ」といった動物の存在が示唆されている。
また実車紹介映像では「博多から1000km離れている*9」や「東京を今度案内する」など、日本国内の実在都市と繋がっていることを示唆する描写や、「マリンシティ」や「ストーンシティ」などの別の街があるということになっているが本編でこの設定が生きているかは不明。尤も登場する車両が全て日本の車両なので「日本のどこか」ではありそうだが。

トレインドクター

ダッシュや923けい、キャプテンゴールドが所属するトレインシティの安全を守る組織。事故や災害への対処が主な役割。
転車台付きのレスキューパーツ格納用の車庫と、それとは別に存在するダッシュ達自体が寝泊まりする編成用の車庫を拠点としている。レスキューパーツ用の基地の転車台は製品の「転車テーブル」、周辺のレールは「のせレール」、編成用の車庫は「ジョイント機関庫」を模している。
また現場の状況を確認するためには「Communication Monitor」というツールを使用している。
右下には「Dash」と通信相手の表示があり、基本的に通信相手には「923」か「Catptain Gold」と表示される*10が状況によっては他の車両と通信することがある。また理由は不明だが第32話に限り「Dr.Yellow」表記だった。

登場車両

登場車両はダッシュとキャプテンゴールドを除き全てポケトレインで発売された実在する鉄道車両である。

キャラクター名はテロップに準ずる。

ダッシュ

CV:比嘉久美子
主人公。
車体はオレンジをベースに窓周りが緑と黄色の帯、底部が白という配色。また側面窓は星型。
本作の登場キャラクターとしては唯一顔が存在する(3両目は1両目と同じデザインだが顔が無い)。
語尾に「ダッシュ」を付けて話し、「がんばりダッシュ!」が口癖。
見習いのトレインドクターで、キャプテンゴールドや923の指導の元日々鍛錬しており、事件があれば解決に向かう。
紹介映像では車両の状態を検査する「トレインチェック」という機能も使用した。
性格は子供っぽく、ドジでおっちょこちょいである。そして怖がりで高所やお化けに怯えることも。
食い意地が張っており、レスキューパーツの活用方を聞かれても毎回食べ物に関する使い方ばかり答えており、呆れられている。特に無類の芋好き。そのため先輩からは「芋電車」「スーパートレイモ」と呼ばれた。
またイベント等で使用するための着ぐるみも用意されたが、ディティールが鉄道車両そのもののダッシュを無理矢理人が入れるような着ぐるみに落とし込んだ結果妻面を下に車体底部(腹部にあたる)の下側から短い足、乗務員扉辺りから短い手が生えそこの上が90゜曲がって顔が正面を向いているという珍妙な見た目になってしまった。
また、下項で詳細について触れるが、彼の商品化も計画され、試作品が作られていた
尚比嘉久美子氏は後にかつてのりスタでも放送されていた別の鉄道アニメの主人公を担当する。

レスキューパーツ

第6話よりキャプテンゴールドより与えられる形で登場。途中のスペシャル回で先行紹介された。
これらを本来の3号車の代わりに連結することにより救助活動を行う。
普段は車庫に格納されており、状況に応じて必要なものを連結して使用する。車庫は赤の1番にしょうぼうパーツ、黄色の2番にこうさくパーツが格納されているが青の3番は一度も使用されなかったため詳細不明。
連結時には「○○パーツ、オン!」という掛け声を出す。ただ本来の3号車はいつの間にか消えている*11
これらを使用するには「がんばる心」が必要で、疲れた様子を見せたり弱音を吐いたりするとパワーが弱まるが、視聴者からの応援を受け力を振り絞ることで更なるパワーを発揮する。そのためイタズラなどの悪用は出来ず*12、逆にがんばる心さえあれば遠隔操作も可能。
応援映像導入後からは「ダッシュが必要なパーツを悩む→ナレーターが視聴者にどちらがよいか呼び掛ける→視聴からのアドバイス映像→ダッシュがそれを聞いて正しいパーツを取りに行く→活動を開始するが上手く行かず諦めかける→視聴者からの応援映像で力を振り絞る」という展開になった。

  • こうさくパーツ
黄色の車両で、ハッチを開くことでアームが展開され、障害物の撤去や物を掴んでの作業などの工作活動を行う。
デフォルトで土砂を掬えるショベルバケットが装備されていたが、第11話からは二本爪で物を掴めるグリップハンド、第14話からは五本指で細かい作業が可能なフィンガーハンドに換装可能になった。
開いたハッチからはそのままアウトリガー*13が展開可能。

  • しょうぼうパーツ
赤色の車両で、主にホースからの放水による消火活動を行う。
消火活動は勿論、水圧を活かし何かを洗浄したり障害物を押し流したりすることにも使える。ただの水なら無尽蔵に出すことが可能。
また吸水管も装備されており、水たまりから水を吸い上げることも可能。ただお湯を吸うとダッシュがのぼせる。
他にも強風を吹き出すことも可能とかなり応用が効く。

923けいでんききどうそうごうしけんしゃ

CV:西本理一
一般的に「ドクターイエロー」という呼称が有名だが、本作では前述のモニターの表記を除き一貫して「でんききどうそうごうしけんしゃ(電気軌道総合試験車)」名義。
また現在923形はJR東海所属のT4編成とJR西日本所属のT5編成の2編成が存在するが放送開始当時はT4編成のみ存在していた(T5編成は2005年導入)。
ダッシュの先輩で、日々ダッシュへの指導を行うがダッシュのドジでおっちょこちょいな性格には手を焼いている。
トラブルが起こるとレスキューパーツ前で待機するダッシュの代わりに現場に向かい詳細を伝える。そしてダッシュの活躍を見守り、応援する。
指導に熱が入り度々ダッシュには厳しい態度で接するためダッシュからは嫌気が差されることがあるも、それは彼のことを人一倍気にかけ、成長して欲しいという思いからである。
またダッシュ以外からも「先輩」と呼ばれている。
そして何より本作のオチ要員で、第9話以降の殆どの回でダッシュの活躍で問題が解決するもその影響で923が何かしらのとばっちりを受ける(洗い流した油や泥をかけられる、穴を掘る位置が悪く穴に落ちる等)、設備が破壊される等の理由でダッシュに激怒するというオチとなる。実車紹介では「ダッシュに何らかの指示を出すがそれを忘れて戻って来たりすっぽかしたりすることに激怒する」というオチがつく。
尚923形はポケトレインで最後に発売された車両である。本番組でメインキャラクターの一人として扱われており、ダッシュ(およびキャプテンゴールド)が商品化されなかったため、実質本作はこの923形の販促という側面が強くなってしまった。しかしこんな扱いで良かったのか。

E926けい イーストアイさん

CV:ハンドルじいさん平野俊隆
923と同じくダッシュの先輩で、トレインドクターの一員。こちらはJR東日本の各新幹線区間の検測を行う検測車両。
一人称が「オラ*14」で語尾に「〜べ」を付ける東北弁で話す。
線路の検測は勿論ダッシュ同様車両の状態を検査することも可能。
しかしこのようにメインキャラクター扱いになってもおかしくない存在のはずだがどういう訳かオープニングと実車紹介にしか出番が無く本編では影も形も無い。
尚形式名は正確には「E926形」なのだが解析モニターには「E926系」と表示されていた。

キャプテンゴールド

CV:小山剛志
ダッシュが憧れる列車。
本編開始前より長らく何処かに出向きトレインシティから離れていたが途中でトレインシティに戻って来る。かつては世界中の電車達を助けてきた。恐らくダッシュとは面識が無かった。
だが他の列車より一回り大きく車輪が無い代わりに空を飛べるなど列車と呼べるかどうか怪しい存在ではある。
ポケトレインで中に列車が入る変形要塞として発売する予定でもあったのだろうか。ダッシュを除いた脇役の中で唯一の架空の車両でもあり、仮に発売されていた場合、ダッシュとセットで発売されていた可能性もあっただろう。
ダッシュに時折指導したりレスキューパーツを与えたりするがダッシュのドジっぷりには呆れている。
しかしダッシュのがんばる心や実力はしっかり評価している。

Maxやまびこさん

CV:宇垣秀成
厳格で真面目な性格の兄貴分。
つばさのワガママには呆れて説教していることも多々ある。
しかしダッシュの「がんばりダッシュ!」の掛け声を模して「がんばりMax!」という掛け声を発するなどノリのいい一面もある。
ただ実車はE3系よりかは新しい形式*15である。
中の人はナレーターも兼任。

E3けいつばさくん

CV:鈴木琢磨
本作一の問題児。
ダッシュと仲良くする姿こそ見られるが、度々ダッシュをからかったりワガママを言ったり、イタズラをするなどして皆を困らせている悪ガキ。
具体的にはブレーキ故障で暴走したりしょうぼうパーツを盗んだりなど。他にも様々なトラブルを引き起こす。その分レスキュートレイン以外ではかなり出番は多い。
新幹線にしては勾配の厳しい山形新幹線用車両らしく登り坂が得意だが、本人的には嫌いだとゴネることが多い。
しかし根は怖がりな小心者で、特に暗闇が苦手。上野駅の新幹線ホームは地下なのだが。
また一人称は基本的に「オイラ」だが感情的になると「オレ」になる。
中の人は初代(CG期)のドン・ファン。

300けいひかりくん

CV:小尾元政
第1話に少し登場し(テロップ無し)、第15話から本格登場。300系は2002年にのぞみ運用から撤退済だったのでテロップは『ひかり』名義。
海沿いの線路を担当しているが潮風が強いため好きではない。
実車紹介では『ひかり』名義だったのが第15話ではテロップが「300けいしんかんせんくん」となっていたり、テロップが改められた第22話でもダッシュから「さん」付けだったりと作中内での呼称が安定していない*16

700けいのぞみくん

700系の内、側面に「JR700」のロゴが無いJR東海所属編成(C編成)。
こちらも300けい共々第1話に少し登場した後第4話で本格登場。ほかの新幹線車両とは異なり、本編中では一切単独でスポットの当たるエピソードが存在しなかった。実車の700系C編成が目立つのは本作放送開始直後の2003年10月ダイヤ改正におけるキャンペーンくらいだったので、残念ながら当然な扱いか。
キザっぽい喋り方が特徴的。またJR東海の新幹線車両同士300けいとよく一緒にいる。
実車同様ダッシュにはカモノハシに見立てられた。

なんかいラピートくん

CV:堀本等
南海電気鉄道50000系50501F。
大阪府内の路線の車両なので関西弁で話す。
怖がりなダッシュとは対照的にトンネルがお気に入り。
初期は「さん」呼びだったが第12話では「くん」呼びになった。
出番が序盤に固まっており第12話への登場以降は第34話しか出番が無い(しかもその第34話では役割的には完全にモブ)。

500けいのぞみくん

CV:山口隆行
真面目な性格で、ダッシュと仲良くする姿も多く見られる。
またかくれんぼではある方法を使いダッシュを出し抜いたこともある切れ者。
基本的に敬語で話すが何故かたまにタメ口で話す。
しかし若干ダッシュを煽るような言い回しになることもある。

しんかんせんこまちちゃん

CV:松来未祐
E3系0番台の女の子。
列車達の仲を取り持つこともある心優しい性格。また寒冷地用車両故か暑がりで度々ダッシュに水浴びをさせるよう頼んでいる。
ダッシュからは好意を寄せられており、ダッシュは彼女の気を引こうとしたり告白しようとしたりするもいつも失敗している。
つばさとの絡みはあるも同形式であることに関するやり取りは特に無い。
本編ではレギュラーキャラであるにもかかわらず、後述の銀座線ともどもオープニングに登場していない。
それにもかかわらず、登場回数は本編では最多となる。

DD51さん

国鉄色のDD51のおじさん。
江戸っ子口調で話す。
長物車で材木を運搬中に荷崩れを起こしダッシュに助けを求めた。
オープニングでは製品同様コンテナ車(色的にコキ104+18D)*17を牽引しているJR貨物所属機。
またポケトレインで長物車は製品化されていない*18
作中に登場した唯一の機関車にして非電車車両でもある。
あとスタッフがネタに走ったせいで唯一YouTube配信のサムネへのメイン登場を逃した車両でもある(一応第1話のサムネに僅かに映り込んでいるが)。

えいだんちかてつぎんざせんさん

帝都高速度交通営団(営団地下鉄)01系の男性。
東京の街中、しかもオフィス街のイメージが強い地域を走る路線の車両だからか、生真面目なサラリーマン気質で、常に敬語で話す。
恋についてダッシュに教えたこともある。
尚帝都高速度交通営団は本作放送中の2004年4月1日に民営化により東京メトロとなったため、おそらくこういった鉄道をテーマにする作品ではほぼ最後の「営団地下鉄」名義での登場。そのため本編終了後の乗り物コーナーは東京メトロへの変更が反映されている。
本編ではオープニングに登場していなかった。車両紹介編でも早期に紹介されており、実写映像のストックがあったことからのりスタ側にも都合のよかった車両ではあったものだと考えられそうなうえに、本編で3回ある01けいの登場回の内初回以外は「地下鉄車両が必要(22話)」「知的な大人キャラが必要(23話)」という01けいの起用が自然なストーリーなのに対し初回(8話)は「倒れかかった鉄塔を発見して通報する」という銀座線車両に似合わない役回りだったため、OPに登場した205系の代役の通勤型車両なのではないかと視聴者に考察されている。
ほかの路線ならおおむね地上区間といえるところも長かったり乗り入れたりするんだけどねー…

とでんあらかわせんちゃん

CV:松山智美
東京都交通局7000形7015号車(車体更新車・新塗装)。
まだ赤ちゃんなので「でんでん」としか喋ることが出来ない。
住宅街にある併用軌道内で暮らしている。しかし、33話ではなぜか専用軌道で走行していた*19
ダッシュはキャプテンゴールドから頼まれる形で子守りをするが、すぐ何処かに行ってしまい挙げ句危険な目に遭うため手を焼いていた。
保護者及び性別については語られなかったため不明。
赤ん坊というキャラクターになったのは見た目故だが、実車は1954年製(車体更新は1977年頃)の本作で最も古い形式。放送当時も7015号車含め何両か運用されていたが、新型車両への置き換えが進行していた時期であった。尚7015号車はその後も廃車を免れ2016年の7700形7704号車への改造を経て今も現役である。
尚ミスなのか殆どのシーンで前面の系統表示幕(小さい幕)と行先表示幕(横長の幕)の配置が逆転している(本来は左が系統表示幕)*20
ポケトレインでは通常車両と互換性の無い独自規格の併用軌道を使用する形で製品化されていた。発売された路面電車車両はこれが唯一(後述のように本来はシリーズ化するようだったが)。また総武線205系とのセット販売だった(総武線と都電は乗り換え駅が無い)*21

400けいつばさくん

新塗装の400系。
E3けいつばさの弟。兄と似た性格であり、新塗装なので見た目が似ていることからダッシュとの競走の不正に利用されたがこうさくパーツの名前を正しく言えなかったことで不正がバレた。
全キャラクターの中で唯一、オープニングにもいないうえで実車紹介も無く1話しか出番がなかったレアキャラ。
尚実車は400系の方がE3系よりも先に製造されたため実際に兄にあたるのは400系の方である*22
このような扱いとなったのは元々出す予定は無かったものの作劇上もしくは販促の都合で出番と兄弟設定を後付けしたからだろうか。

205けいやまのてせんくん

運行頻度の高い山手線用車両だけあって休む間も無く働いている。
テロップこそ「やまのてせん」表記だがダッシュや923からは「つうきんでんしゃくん」と呼ばれている。これについて公式からの明言は無いが、放送当時山手線用205系は丁度E231系500番台への置き換えの過渡期*23から完了した時期(2005年4月17日に運用終了)であり山手線=205系という図式が成り立たなくなろうとしており、視聴者の混乱を防ぐための措置(映像は差し替えられなかった)という説が濃厚。

485けい とっきゅうらいちょうさん

国鉄色の485系。
また本作に登場する(というかポケトレインで製品化された)485系は全て非貫通・非ボンネットタイプの標準型。
こまちと並ぶ数少ない女性キャラクターで、声色とテロップ表記からして大人なお姉さん。上品な口調で話す。
しかしまともな出番は実車紹介だけで、本編ではオープニングに加え第30話に登場したが警笛だけ鳴らしてセリフもテロップも無く踏切を通過しただけ、更に状況が状況だけに「特急」としか呼ばれなかったというモブ同然の扱いだった。
上述の通りこまちはOPに登場せず、本編のレギュラーキャラであったが、雷鳥は逆にOPに登場していたのにもかかわらずモブ同然の扱いとなっており、本編開始と前後してレギュラーキャラクターの選定が行われ、メイン視聴者となる子供たちからの人気が高い新幹線でレギュラーをそろえるべく、雷鳥からこまちにヒロインの座を譲ったものではないか、と視聴者間で考察されている。

にせダッシュ

ダッシュに似た塗装の列車で、何をしでかしたか不明だがこまちから「ダッシュったら最低!」と言われていた。

485けい Lとっきゅうレッドエキスプレスくん

レッドエクスプレス色の485系。ヘッドマークは『RE』を掲出。
語尾に「〜レッド」を付けて話す。
普段は南の国にいるので雪を見たことが無く、雪を求めて旅を続けトレインシティにやって来た。そのため本作唯一の非トレインシティ在住車*24
尚正式名称は『レッドエスプレス』であり、ポケトレインもこの名称で製品化された。車両紹介編でもこの呼称であったが、何故か本編では『レッドエスプレス』と称されている。

205系(京葉線)/485系(しらさぎ色)

いずれもオープニングのみに登場。そのためテロップ表記も不明。
205系は所謂メルヘン顔。
しらさぎの前後標準顔編成は車両事情により1本のみ存在した仕様。同列車からは本作放送開始辺りの2003年に撤退したため、本編および車両紹介への登場を逃したのではないかと視聴者から推測されている。京葉線も問題がなさそうに思えるが、ポケトレインの販促アニメである背景を考えると、商品名が「マリンドリーム」と2002年に廃止された快速列車の名前を使用していることが扱いにくいこと、および通勤型車両として銀座線、山手線との差別化が難しかったのではないかと視聴者から推測されている。

販促アニメとして

本作はポケトレインの販促アニメであったが、結局ポケトレインの人気を上げることは出来なかったのか*25ダッシュ(とキャプテンゴールド)が製品化されることは無く、2003年10月の923形の発売を最後にポケトレインは短い歴史に幕を降ろした*26
本作を販促アニメとして放送したことや都電セットのパッケージの裏の写真には路面電車シリーズの新作として未発売の鹿児島市交通局1000形と岡山電気軌道9200形が写っていたことから更なる商品展開も予定されていたようで(都電+総武線セットが放送直前の2003年3月発売)、本来ならダッシュも製品化されるはずだったのだろう。そして本作もこれ以上に続きが作られ未回収の伏線であるE926形や3番の庫の出番もあった可能性がある。
またポケトレインは構造上1-2両目の連結器のケーブルの強度が低く、手荒く扱われると簡単に断線し自走不能になるという子供向け玩具としては致命的な弱点を抱えていた点も痛い*27((ついでに切り離し可能な2-3両目以降の連結器はやたら硬く大人でもある程度力を加えないと連結・解結出来ない。)。
そしてタカラはトミーと合併することとなり、2006年3月1日にタカラトミーが発足した。そのため配信の効果もあり、いつかダッシュの製品化が実現するかもしれない*28

まさかの配信

このようにポケトレイン自体の展開も終わり、DVD化されることも無かったため長らく幻の作品と化していたが2023年7月に突如開設されたのりスタ公式YouTubeチャンネルにて同月23日より配信開始。毎週日曜日午後5時に1話ずつ配信され、現在は全37話+実車紹介10本+本編総集編+スペシャル回が配信済、乗り物コーナーは更新中で自由に視聴可能( 公式YouTubeチャンネル再生リスト )。
ただ個人情報保護の観点より応援映像をカットした上で配信されている。また乗り物コーナーの内東京モノレール編だけは何故か1回しか配信されていない*29
本来の視聴者層である子供は勿論、今となっては時代を感じるメンツの実在の車両メインな作品な上、実車の特徴を知っていればニヤリと出来る要素も多いため大きなお友達でも楽しめる。というかコメント欄の内容的に当時子供として見ていた世代からの支持が多い。
これにより形はどうであれ20年越しにポケトレインが日の目を見たことになった
でも第16話の更新が午前になっていたり第30話の冒頭で編集ミス(本編には影響無し)をやらかしていたりする。

実車の現況

放送当時は主力車両であった各車も20年近く経過した現在では世代交代が進み当時のまま残る車両は少数派となってしまった。

  • 923形
今も当時と変わらず運用されている。
しかし後に営業用車両に検測機器を搭載することによる検測専用車両の廃止が検討され、それの実現に伴い2024年6月13日に2025年1月のT4編成の引退が発表され、予告通り1月いっぱいで運用終了。T5編成についても2027年に引退予定。尚現在保存されている922形を置き換える形でリニア・鉄道館での保存が決まっている。922形の方は石川県に移設予定。

  • E926形
予備車のE926-13が2015年に廃車となったぐらいで未だ現役。しかし車齢は923形と同じく20年を超しており、置き換えの可能性はあり得る。

  • E4系
2012年に東北新幹線から撤退し上越新幹線専用車両に。それに伴い2014年よりトキをイメージしたピンク色の帯に変更。
その後E7系の導入で運用が減少。2019年の台風19号による千曲川氾濫の影響でE7・W7系が廃車となったことによる不足車両を補うため延命されるも2021年10月17日の団体専用列車を以て引退。
新津鉄道資料館で1両が新塗装で保存。

  • E3系
2008年に400系置き換え用の2000番台が新登場。
0番台は2013年よりE6系への置き換えで廃車が進行。一部はこまちロゴを削除の上『やまびこ』『なすの』に転用したり観光列車用700番代(とれいゆ・現美新幹線)化や編成組み換えといった改造を行ったりという形で残存するがこまち色は2021年に全廃、700番代も2022年のとれいゆ廃車により全廃。
1000番代は2000番代共々2014年より塗装を変更。
そして2024年春のダイヤ改正以降導入されたE8系の導入で1000番台は全て定期運用終了。2000番代も今後E8系の導入により全廃予定。

尚2024年3月6日には「つばさ121号」がブレーキ不良により郡山駅に高速進入し500m程オーバーランするという第17話に似たトラブルが発生してしまった(当該は2000番台だが)。幸い列車は無事に停車し安全確認等による運転見合わせだけで済んだものの。

  • 300系
2007年のN700系の導入により所属数が減少し、2013年3月16日に引退。車両性質上短編成化が出来なかったのでJR西日本車の山陽新幹線用短編成車両も存在していない。
リニア・鉄道館に先行量産車と量産車が、大阪府内の研修施設に量産車が保存。しかしリニア・鉄道館にある量産車は700系への入れ替えで解体。

  • 700系
こちらもN700系の導入によりのぞみの運用が減少、2012年には定期列車からは完全撤退。
その後も本番組放送当時の300系よろしくひかり・こだま運用や臨時のぞみ運用で隠居生活の身だったが、2020年に東海道新幹線及びJR東海からは撤退。現在は山陽新幹線用ひかりレールスター編成(JR西日本所属)*30が現役。
東海道新幹線用車両はリニア・鉄道館で先行量産車が保存。

  • 南海50000系
特に変わりなく活躍中。しかし、なにわ筋線との直通を2030年代に控えており、工事が進むころには置き換えの話が立つかもしれない。
現在50501Fは大阪万博ラッピング車両となっている。

  • 500系
上述の300系・700系共々2007年のN700系登場以降は旧世代の車両として扱われ、2010年にのぞみ及び東海道新幹線から撤退。
その後は8両へ短縮の上山陽新幹線こだま用に。0系100系200系も消えたので気付けば現役最古の新幹線車両に。
と思ったら2024年1月19日に500系がひかりレールスター車両の代走に入ったこととそれを使った救済臨運用(所謂のぞみレールスター)が重なった結果まさかの500系のぞみが復活。しかもそれと同じ週に公開されたのが久々の500けい登場回だった。
そして同年2月14日にJR西日本は4編成を2026年度末までに廃止することを発表。2編成は生き残ることになるが2027年に全廃予定。

  • DD51
JR貨物所属機は新造・もしくは転属により導入されたDF200への置き換えが進行。最後まで愛知機関区に残っていた関西本線用車両が2021年に引退。中でも国鉄色は2017年の853号機の引退により全廃。
あとはJR東日本とJR西日本に少数残るのみとなる。特に前者はレール輸送用気動車キヤE195系とバラスト輸送用気動車GV-E197系へ置き換えで全廃が決定。
ついでに18Dも2013年に19D等のワインレッドコンテナに置き換えられコンテナブルータイプは消滅。コキ104は特に変わりなし。

  • 営団01系
1000系への置き換えで2017年3月に引退。
一部は熊本電気鉄道に譲渡された。こちらは電化方式の違い等からパンタグラフの設置をはじめ大規模な改修を受けているが外観は可能な限りメトロ時代のものを再現している。
第22話では01けいが田舎の路線を走ることになったが、現実でも(作中程ではないが)地方路線で運用されることとなった。
前述の通り「帝都高速度交通営団(営団地下鉄)」の名称も民営化により消滅している。

  • 都電7000形
置き換えが進行し2016年からは7000形の改造車の7700形が登場。そして2017年6月11日の7022号車の引退により7000形としては全廃。
現在は元7015号車の7704号車含む7700形が8両運用されている他豊橋鉄道への譲渡車である3500形が4両*31運用されている。また7000形としての保存車(更新車・未更新車両方)が数両存在する。

  • 400系
2010年4月18日のさよなら運転を以て引退。
1両が大宮の鉄道博物館で保存されている。ただし、塗装は本作で登場していない、新庄延伸前の塗装に戻されている。

  • 205系
山手線からはE231系500番台への置き換えで本作放送中の2005年4月17日に撤退。
その後は埼京線武蔵野線仙石線南武支線等に転出。更にそこでも置き換えが進んだ結果首都圏の主要路線からは撤退。JR東日本所属車は中間車改造の非元顔車が南武支線と仙台地区(仙石線)に残るのみとなった。
そのE231系500番台もE235系への置き換えで2020年1月20日に山手線からは撤退し総武線へ転出。
京葉線用は2011年に撤退。
元山手線や京葉線用は富士急行(現:富士山麓電気鉄道)やKRLジャボタベックへ譲渡された。
本作に登場していないが、ポケトレインで発売されたことのある国鉄時代生まれ*32のJR西日本所属車は、編成を4両に短縮、リニューアル工事の上民営化後に生まれた1000番台とともに、JR奈良線で運行中。

  • 485系
『雷鳥』は2011年に大阪〜北陸本線特急を『サンダーバード』に名称及び車両を681・683系に統一する形で消滅。これが最後までJR西日本所属車として運用された485系だった。そしてそのサンダーバード(及びしらさぎ)も2024年3月16日の北陸新幹線敦賀延伸により敦賀止まりに。
JR九州所属車は2011年に定期運用終了、2016年に最後まで車籍の残った車両も廃車。
中でもクハ481-246は前頭部のみ門司港の九州鉄道記念館にてレッドエクスプレス色で保存されている。
それ以降はJR東日本のみ運用していたが、2022年の『華』編成(大規模な改造により見た目は通常車とは大幅に異なる)の引退により485系(及び481・483・489系)そのものが全廃となった。

余談

  • 本作では多くのポケトレイン車両が登場したが全てではない。特に車両だけでなく鉄道事業者自体登場しなかったのは(括弧内は製品化された車両)JR北海道(C11 171・207)、JR四国(2000系)、小田急電鉄(7000形)、名古屋鉄道(1000系)である。
    尚名鉄1000系、小田急7000形(及びJR九州787系)については本作放送以前に乗り物コーナーで紹介された実績があった*33

  • 本作本編放送終了直後に放送されたコーナーアニメ『冒険!でぃーボーイ』の中にダッシュがカメオ出演している、という証言がある。


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  • 本編よりも先にできた項目
最終更新:2025年03月18日 15:05

*1 但し1両目と2両目の連結器は固定式だった製品とは異なり2両目と3両目の間と同じタイプ。

*2 一部それより長い編成の製品も存在した。

*3 違いはデザインだけで長さやジョイントといった規格自体は同じなので併用可能。

*4 本作のスタッフの一人であるミネタク氏のホームページには「全35話」と書かれていたが、本来1話完結のストーリーで構成された中の例外的に分割された第35〜37話を一つの話と見なせば矛盾はしていない。

*5 映像自体は既存の乗り物コーナー用映像の流用で、映像のストックが無いE4系以降は全編アニメ映像構成に変更された。

*6 のりスタ公式Xではこの楽曲の映像・音源データが紛失あるいは消失していると発表された。

*7 一部本編初期まで引き継がれ、本編後期に変更されたケースもある。

*8 例として、300系は東海道・山陽新幹線の一部海が見える区間をもとにしたのか海沿いの路線を走行する。

*9 カウント方法にもよるが、直線距離ならだいたい福島県郡山のあたりが、線路の営業キロで1000kmなら新幹線に乗れば新横浜の周辺が該当する。

*10 初期は設定が固まっていなかったのか923が出向いていても「Captain Gold」固定だった。

*11 庫に入る瞬間では連結されているもカメラアングルが変わった時には既に無くなっている。庫の中は分岐も無く1本分の留置線しか存在しないため3両目の収まるスペースは無いのだが。

*12 こまちの気を引くために使おうとしても失敗した。ただ後に他車を喜ばせるために使うことが出来たので下心丸出しで使うのがダメなのだろう。

*13 重機や操重車(鉄道用クレーン)がクレーンなどを展開した際に車体を安定させるための支柱。身近なものではクレーン車やはしご車などで確認可能。

*14 何故か途中から「ボク」になる。

*15 こまち用のR16編成までよりは新しいが、1997年に製造が開始されたため、つばさ用のL51編成より先に落成された編成も存在する。

*16 列車名のほうは放送開始当時は『ひかり』・『こだま』運用が主体だったが、本編が始まったころには2003年10月改正による東京・新横浜~名古屋間無停車の『ひかり』がすべて『のぞみ』に昇格し、のぞみ運用の充当率が浮上したことによって列車名との紐づけが厳しくなったことが考えられる。

*17 実車紹介ではコキ105+19D(EF81に付属していたもの)も登場している。こちらは貨車のみで留置されていた。

*18 作中では長物車のみの編成を牽引していたが、そもそもポケトレインは2両目が電池ボックスになる関係上そこに長物車のような体積の無い車両を組成出来ない。但し別売の貨車セットのトキ25000に材木を積載可能。DD51としては青更新車も製品化されたがそちらは2両目がワム80000。

*19 荒川線自体、専用軌道の割合が高いために残った路線ではあるが。

*20 モデルを反転させて使い回しているようにも見えるが車番は常に正しい状態のため恐らく作画ミス。またポケトレイン製品は正しい配置となっている。

*21 総武線の車両も2003年の発売時点ですでに同路線から撤退していた。E231系または209系が商品化されず、金型が存在しないのが原因ではあるが。

*22 400系は1990年から1995年にかけて製造、E3系は1999年より運用開始。

*23 本作放送開始の1年前、2002年4月21日にE231系が山手線で運用開始

*24 実は東北新幹線開業に合わせて東北地区から九州に転属した485系も少なくはない。雪を見たことがないのなら、おそらく九州生え抜きの編成だったのだろう。

*25 或いは本作制作中〜放送中期辺りにポケトレインの打ち切りが決まったか。

*26 相方のチョロQの方はシリーズ内での区分の改廃こそあれどブランド自体は今も生きている。

*27 実際プラレールは1両に電池ボックスと動力を集約しており、ポケトレインのように電池ボックスと動力が分割されケーブルで連結する車両は蒸気機関車やサウンド車など少数派。それもリニューアルにより1両目への集約やより頑丈な構造な連結器への変更といった形で改善されることが多い。

*28 お誂え向きにもタカラトミーにはポケトレインに近いショーティーの製品である『カプセルプラレール』が存在する。しかも本作の登場車両は7000形以外何らかの形でカプセルプラレール化している。

*29 動画の内容上続きはあるはずなのだが動画タイトルも唯一ナンバリングされていない。このような扱いとなった理由は不明。

*30 こちらもセット品限定でポケトレインで発売されていた。

*31 但し3503号車は2024年より車体の載せ替えを含む大規模な改修を受けている。

*32 山手線用205系と同時期の製造。

*33 883系も紹介されたがポケトレインで製品化された前面が黄色のAO-7編成は未登場。