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道化の一座(遊戯王OCG)

登録日:2026/07/18 Sat 11:53:59
更新日:2026/09/17 Thu 01:19:37
所要時間:約 33 分で読めます





紳士淑女(クソ貴族共)の皆々様、さあさ寄ってらっしゃい見てらっしゃい。
これよりご覧に入れますは驚天動地。

一世一代、世紀の解放劇(リリース)の開演でござい──



道化の一座(クラウン・クラン)とは、2026年1月24日発売の『BLAZING DOMINION(ブレイジング・ドミニオン)』にて登場した『遊戯王OCG』のテーマのひとつである。


~概要~

サーカス団、とくにチーム単位で興行を行うパフォーマー集団をモチーフとしたテーマ。
座長であるホワイトフェイスだけが幻想魔族、それ以外がすべて獣戦士族であり、獣戦士族の方は設定画で「魔獣」と呼ばれていることから、動物を使役して芸をさせる古典的なタイプのサーカス団をモデルにしているようである。
また、属性についてはすべて光属性で統一されている。
多くが獣戦士族なので一応【トライブリゲード】の対応範囲ということになるのだが、ほとんどが特殊召喚モンスターな上にEXデッキにいることがほとんどなので、相性はあまりよくない。


~テーマの特徴~

テーマ全体として、「アドバンス召喚(以下、A召喚)」と「リリース」を戦術の軸に据えているのが特徴。
A召喚を題材にしているテーマとしては、第11期【ふわんだりぃず】以来となり、同手段にスポットライトが当たるのは久方ぶりとなる。

通常、遊戯王OCGにおけるデッキというのは概ね
  1. 展開を支えるメインデッキの弱いモンスター
  2. それを素材にして出てくるEXデッキの強いモンスター
  3. 上2つを支援する魔法・罠
という構図になるのだが、このテーマはその力関係が逆転しており、
  1. EXデッキのモンスターを本来の条件を無視して引っ張り出す魔法・罠
  2. フィールドに出たあとコストとして消費されていくEXデッキの弱いモンスター
  3. 上記をリリースコストに使いながらA召喚されるメインデッキの強いモンスター
という形になっている。

EXデッキから出てくる【道化の一座(クラウン・クラン)】のモンスターたちは軒並み「リリースされた場合」に効果を発動するという共通設計になっており、場に長くは残らない。
むしろ本テーマでは「リリースされる」ことにこそ意義があり、まるでサーカスの舞台から退場する演者がお辞儀と共に豪華なプレゼントを残していくように、次々と場を引き継ぎながらリソースを補填していくデザインになっている。

ただ、このデッキの要である「道化の一座」魔法・罠のほとんどには、以下の重篤なデメリットが設定されている。
このカードの発動後、次のターンの終了時まで自分はデッキ・EXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を発動できない。
この制約のため、【道化の一座(クラウン・クラン)】では、多くのデッキが取る「EXデッキに詰めたテーマモンスターや汎用モンスターで物量制圧」という戦術が取れない
「特殊召喚できない」ではなく「特殊召喚されたモンスターの効果を発動できない」なので、発動前に簡単な展開を済ませると言う一般的な対策をしてもこの制約は回避できない。
仮に《道化の一座『極芸』》の発動前に《フルール・ド・バロネス》をシンクロ召喚していたとしても、《道化の一座『極芸』》を発動した途端にバロネスはでかいカカシに成り下がってしまうのだ。
よって、このテーマの使い手はEXデッキのモンスターを戦力として頼れない。
道化の一座(クラウン・クラン)】使いにはメインデッキのカードのみで戦線をやりくりする、昔ながらのデュエルスタイルを求められることになる。
一応この縛りも穴はあり、
  • 発動しない永続効果
  • リリースされた後などのフィールドから離れて発動する効果
の使用はOK。
《道化の一座 ホワイトフェイス》以外の「道化の一座」モンスターは、皆この制約を潜り抜けて効果を発動できる効果を持っているので、制約のダメージは皆無となっている。


反面、【道化の一座(クラウン・クラン)】には並み居るデッキに対抗できうるだけのポテンシャルも勿論ある。

まず、《道化の一座 ホワイトフェイス》以外のテーマモンスターが共通して持つデッキバウンス能力
リリースされた際の選択式の効果のひとつで、こちらを選択すればそのカードと同色のモンスターカードをデッキ・EXデッキに戻すことができる。
厄介なことにこの除去効果、破壊ではなく、対象もとらず、除去の種類は最も再利用のしにくいデッキバウンス、さらに除去範囲はフィールドと墓地にいるその種類のモンスターカード全てに及ぶ
そのうえ【キラーチューン】などと同様、A召喚時は連鎖的に発動するので「チェーン隠し」が可能であり、発動無効系の効果の届かない位置から確実に仕留めることができる。
《巳剣勧請》によるリリースで墓地に逃げ込んだ《天叢雲之巳剣》は確実に仕留め、
次ターンのリソースを引っ張ってこようと《烙印竜アルビオン》を墓地へ送った《氷剣竜ミラジェイド》はアルビオン諸共EXデッキに叩き返し、
厄介な蘇生効果を持つ《蝕の双子》を抱え破壊耐性まで持つ《ライゼオル・デッドネーダー》は蘇生先となるXモンスター含めて根こそぎ潰し、
あらゆる効果を無効にする圧倒的制圧能力をもつ《フルール・ド・バロネス》は《道化の一座 メテオ》を「チェーン隠し」することで抵抗を許さず吹き飛ばし、
……といったように、展開を何重にも重ねるデッキに対しての捲りは大得意である。

融合・S・X・L・P・儀式モンスターを扱うデッキは、大抵の場合その種類のモンスターを2枚以上採用しており、その召喚法を何度も繰り返すことで強いモンスターを出していくのが常。
よって、フィールドや墓地に溜めていったそれらを突き崩すことで相手の盤面を振り出しに戻すことができる、というわけである。
また、このときA召喚した《道化の一座 ホワイトフェイス》の効果も同時に発動し、そのチェーン順は召喚したプレイヤーが先に設定できるので、《道化の一座 メテオ》の効果をチェーンの一番下に埋めてしまうことで、相手にカウンターされることなく全体除去を確実に通すことができる。


もうひとつが、リリースされたモンスターの種類数に応じて大量のドローを行う永続魔法《道化の一座『開演』》
エースカードの《道化の一座 ホワイトフェイス》も似たような効果を持っている。
これら2枚により、デッキ内に眠る特定のカードを当たるまでデッキを引き続けることで強引に手札に加えるという荒業が可能で、通常のデッキに比べて「引きたいカードをドローする確率」を高くすることができる。
制限カードであり気軽に使うには安定性がない《スキルドレイン》だろうと、このデッキならば怒涛のドローによって引くまで粘ることも不可能ではない。

これらを活かした大規模なアドバンテージ獲得能力により、手札の暴力で相手を沈めてビートダウンする、というのが【道化の一座(クラウン・クラン)】である。


~モンスター~

モンスターは大きく
  • 「色持ち」(融合/シンクロ/エクシーズ、といったように、枠が茶色以外のモンスター)
  • 「色なし」(枠が茶色のモンスター)
の2タイプに分かれており、このうち「色持ち」をリリースして「色なし」をA召喚する、というのが基本コンセプトとなっている。
あと全体的に設定が重い不穏である


色なし

このデッキにおける、A召喚で出てくる側のモンスター。
バトル等における主戦力となる。

  • 道化の一座(クラウン・クラン) ホワイトフェイス》
効果モンスター
星7/光属性/幻想魔族/攻2500/守2500
このカードは儀式・融合・S・X・P・Lモンスター1体をリリースして表側表示でA召喚できる。
(1):このカードがA召喚した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●このカードのA召喚のためにリリースしたモンスターの数だけ、自分はドローする。
●このカードのA召喚のためにリリースしたモンスターの数だけ、相手フィールドの表側表示カードの効果を無効にする。
(2):1ターンに1度、相手メインフェイズに発動できる。
モンスター1体のA召喚を行う。

サーカス団「道化の一座」の座長にして花形の道化師。
顔を白塗りにし、左目にユリの花のようなワンポイントを施した道化師(クラウン)の装いをしているが、この目元のユリは実は生まれつきの痣で、周りの肌の方に化粧をしてメイクの一部のように見せている。
しかし、それを差し引いても一部のカードや設定画で見られるメイクを落とした素顔はかなりの美男子。
貴族の息子として生まれたホワイトフェイスはこの痣を気味悪がられて出生直後に捨てられ、スラムで魔獣たちと身を寄せ合いながら生きてきたという。
現在「道化の一座」を率いる彼は表では興行を行い日銭を稼ぐ一方で、夜には鼻持ちならない貴族や悪徳同業者を闇に紛れて襲撃、そこで虐げられていた人や魔獣を助けだすクライムファイターのような裏稼業をやっているらしい。
ここで言うところの「鼻持ちならない」「悪徳」はホワイトフェイスの偏見に基づいた独善的なものだが、助け出された魔獣の中には彼を慕い一座入りを希望する者もいるという。

本テーマにおけるコンボの中核を担うカードで、彼が「道化の一座」モンスターをリリースしてA召喚されるところからデッキ【道化の一座(クラウン・クラン)】は始まる。
1体しかモンスターを出せなくてもリリース軽減能力により支障にはならず、リリースして出てくれば手札の補充orフィールドのカードの永続無効化効果で立ち回りを支援、さらには(2)の効果によりテーマ外のモンスターのA召喚までもを補佐する。

このデッキのエースと呼んで相違ないカードなのだが、制圧が苦手という弱点がある。
無効化効果はルール上「発動した効果」には間に合わないし、他に使える効果もA召喚をする(2)のみ。
どちらかというとこのカードはデッキを回すための潤滑油に近く、ドロー効果で手札誘発カードや他の「道化の一座」カードのトリガーを引くことが主な仕事となる。
詳しくは「相性のいいカード」の項を参照。


色持ち

このデッキにおける、A召喚に使われる側のモンスター。
このデッキならではの特徴として、以下を含む「道化の一座」モンスターは「道化の一座」魔法・罠カードを使うことで本来の召喚条件を無視してデッキ・EXデッキから直接特殊召喚できる。
もちろん、このデッキにチューナーや《融合》といった正規召喚パーツなど入れている余裕はないので、基本はこの方法でEXデッキ等から無理やり特殊召喚することとなる。

モンスター効果はすべて同じ構成となっており、
(1)それぞれに個別で設定された、フィールドで発動しない永続効果
(2)リリースされたとき、以下から1つを選んで使える選択式の効果
②-A(自身と同じ色の)モンスターをフィールド・墓地からデッキに戻させる効果
②-Bそれぞれで異なる独自の効果

の2つを最低限所有する形式となっている。

メインデッキ側

  • 道化の一座(クラウン・クラン) フレア
儀式・効果モンスター
星1/光属性/獣戦士族/攻 500/守1000
「道化の一座」カードにより降臨
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
デッキから儀式モンスター以外の「道化の一座」カード1枚を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。

(2):このカードがリリースされた場合、以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●お互いのフィールド・墓地の儀式モンスターを全てデッキに戻す。
フィールドの効果モンスター1体を裏側守備表示にする。

肩乗りサイズの妖精の女の子ような姿をした、儀式モンスターの座員。
名前の由来はおそらく「フレアバーテンディング」。
バーテンダーが派手に動きながらカクテルを調合するインスタで時々流れてくるアレ。フレア自身の衣装もバニーガールのような造形が取り込まれている。
また、ほぼ常にホワイトフェイスの傍らにおり、演目らしき紙を見せられていること、設定資料にて「道化の一座」を立ち上げる前であろう少年期のホワイトフェイスと一緒にいることから、彼女は「道化の一座」の副座長かつ最古参の座員(創設メンバー)なのだろう。

場にいる時の固有効果は持たないものの、手札から見せるだけで道化の一座(クラウン・クラン)】カードの万能サーチできるのが最大の特徴。
その際手札を捨てるため総数は増えないのだが、この時に《道化の一座『怪演』》や《道化の一座『終演』》などを捨てればコンボとなり、その後の展開を伸ばすこともできる。
腐ってしまった手札誘発カードをコストにするのも勿論アリ。

(2)のリリース時の固有効果は「対象を取る必要のない《月の書》」。
あちらのページにあるように、使い方さえ理解していればいつどんな場面でも活躍できる。
というわけで、3積み必須のキーカード。

設定資料によればきわめて希少価値の高い魔獣であるようで、頭部にある幻惑能力のある玉状の器官を狙っての乱獲が絶えない種族らしい。
玉を奪われても死にはしないが、失った個体は幻惑能力を失うため、辿る末路はのたれ死にするか野獣のエサになるか人間に捕まって売り物や見世物にされるか。いずれにせよロクな末路にはならないという。
フレアにも、双子の兄が「いた」(過去形)らしく、設定資料ではそれらしきオスの個体が描かれているが……?


  • 道化の一(クラウン・クラ)() ハット》
ペンデュラム・効果モンスター
星5/光属性/獣戦士族/攻1900/守 800
【Pスケール:青7/赤7】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキからPモンスター以外の「道化の一座」カード1枚を墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
この効果の発動後、次のターンの終了時まで自分はデッキ・EXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を発動できない。
【モンスター効果】
(1):A召喚したモンスターが自分フィールドに存在する限り、相手フィールドのモンスターの守備力は1500ダウンする。
(2):このカードがリリースされた場合、以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●お互いのEXデッキ(表側)・フィールドのPモンスターを全てデッキに戻す。
デッキ・EXデッキからPモンスター以外の「道化の一座」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

遊戯王OCGストラクチャーズ 第12巻』の付録として追加された後発組であり、長い鷲鼻とひげを蓄えた老エルフのような姿をしたPモンスターの座員。
名前の由来は帽子を身体の上などに走らせるようにして操り、帽子自体が意思を持って生きているかのように演出するジャグリング技の一種「ハットジャグリング」と思われる。

P効果によって召喚権なしの特殊召喚が可能で、《道化の一座 ホワイトフェイス》のためのリリース先を素早く提供できる。
と同時に、このカード自体がレベル5、つまり他のモンスターをA召喚によってリリースできるモンスターでもあるため、手札の状況に応じて「色持ち」「色なし」どちらの役目も任せられる一種のワイルドカード的存在。
ついでに、P効果で特殊召喚する効果には、デッキから「道化の一座」カード1枚を何でも墓地へ送る効果も付随しているため、これを起点としたコンボにも派生できる。
たとえば手札がコレ1枚だった場合、
といった感じで、1枚からA召喚に必要な被リリース要員/上級モンスターの一式が揃ってしまう。
ついでに、カード名に「道化の一座」を含む上級モンスターなので《道化の一座『怪演』》でA召喚させることもでき、相手ターンに手札に引いても腐らない。

なお場に居る時の永続効果は「相手フィールドの全モンスターの守備力1500ダウン」と、先行ではイマイチ活躍しない効果。
捲り向け且つ他の「色持ち」モンスター達の永続効果との併用前提の効果であるため輝く場面は少ないが、上手く嵌れば一気に大ダメージを与えられる。

小ぢんまりとしたステータスに見合わない八面六臂の活躍が可能な優等生で、持っているなら3枚フル投入待ったなし。
…なのだが、このカードは漫画本の付属。当然お値段は張る。


EXデッキ側

  • 道化の一座(クラウン・クラン) デビルズ
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/光属性/獣戦士族/攻 0/守2000
レベル3モンスター×2
(1):自分フィールドのA召喚したモンスターの攻撃力は1000アップする。
(2):このカードがリリースされた場合、以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●お互いのフィールド・墓地のXモンスターを全てEXデッキに戻す。
デッキから「道化の一座」魔法カード1枚を自分フィールドにセットする。

赤い衣装の「パック」と青い衣装の「ガブル」の二人組からなる、Xモンスターの座員。
前の雇い主から責められ、互いに庇い合っていたところを拾われた。
どちらも顔にあるものとは別に、鋭い牙が生え揃った口が尻尾に存在するが、この口にも自我があるようで、2人の意に反して勝手に喋る。
名前はバトン越しにバトンを操るジャグリング技の一種「デビルスティック」からと思われ、実際にバトンを手に持っている。

このデッキにおけるインフラを担うモンスター。
というのも、(2)の被リリース時の固有効果で、このデッキの要である《道化の一座『開演』》を筆頭とした「道化の一座」魔法カードをデッキからセットしそのまま発動できる、という点が戦略上非常に重要なためである。
道化の一座(クラウン・クラン)】ではこれを毎ターン使いたい……というか1枚では手が足りないことがほとんどなので、補充を間に合わせるためにも2~3枚投入されることが多い。

場に居る時の効果は「A召喚されたモンスターの攻撃力1000アップ」という使いどころの多いもの。
複数体並べば並んだ分だけ打点が上がり、仮に上振れで3体も並べば最大3000打点の上昇が見込めるため、テーマ内での打点の出力に乏しい【道化の一座(クラウン・クラン)】では、戦闘面でも重要な役割を持つ。
またA召喚されたモンスターであればテーマ外のモンスターでも恩恵に与れるのもポイントが高い。

ちなみに、X素材に関するテキストを一切持たない珍しいXモンスターで、同様のものとしては《No.58 炎圧鬼バーナー・バイサー》以来。
「道化の一座」カードで召喚条件を踏み倒す以上、当然と言えば当然であるが。


  • 道化の一座(クラウン・クラン) ディアボロ
融合・効果モンスター
星5/光属性/獣戦士族/攻 200/守1800
同じ属性で種族が異なるモンスター×2
(1):A召喚した自分のモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分の倍の数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(2):このカードがリリースされた場合、以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●お互いのフィールド・墓地の融合モンスターを全てEXデッキに戻す。
デッキから「道化の一座」罠カード1枚を自分フィールドにセットする。

長い手足のピエロのような姿をした、融合モンスターの座員。
凶暴な魔獣を操る一族の末裔だが、魔獣に懐かれず、恥さらしと見なされ悪徳サーカス団に売り飛ばされた身。
しかし実際のところ、魔獣は彼を嫌うどころか深く懐いていて、指示を聞かないのも好意のあまり興奮しているせいらしい。
イラストには道化の格好をしたウサ耳の獣人と狼のような魔獣の2体が写っているが、上記の設定からするとディアボロは獣人の方のようである。
名前の由来は紐の上でコマを回すジャグリング技の一種「ディアボロ」と思われる。
収録パックの看板モンスターが「クリムゾン・キング」だがこの人のスタンドとは関係ない

(2)のリリース時の固有効果は《道化の一座 デビルズ》の逆で、テーマ内の罠カードのセット。
《道化の一座 デビルズ》と共に【道化の一座(クラウン・クラン)】のインフラを支えるモンスターで、特に《道化の一座『怪演』》の優先度が高い。
「怪演」以外は余裕があればセットする程度だが、揃った時のアドバンテージ稼得能力は半端でないことになるのでリリースして損はない。

場にいる時の固有効果は、A召喚済みのモンスターに《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》と同様の貫通能力を持たせるものだが……主に活躍する場面が戦闘時とちょっと限定的。
相手モンスターを裏側守備表示にできる《道化の一座 フレア》や、守備力を下げてダメージ量を上げられる《道化の一座 ハット》との併用が前提となる。


  • 道化の一座(クラウン・クラン) メテオ
シンクロ・効果モンスター
星6/光属性/獣戦士族/攻 600/守1300
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):自分のモンスターのA召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(2):このカードがリリースされた場合、以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●お互いのフィールド・墓地のSモンスターを全てEXデッキに戻す。
「道化の一座 メテオ」以外の自分の墓地の「道化の一座」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

ジャッカロープ*1を激太りさせたような姿をした、Sモンスターの座員。
優れた運動能力を誇る魔獣だが、あまりに大食いなせいで捨てられてしまった。
以前在籍していた悪徳サーカス団ではろくに食事を与えられずやせ細っており、設定画でも当時の姿が描かれている。
名前の由来は玉のついた紐をヨーヨー技のような要領で振り回すジャグリング技の一種「メテオ」と思われる。

場にいる時の固有効果はA召喚に対する効果発動封じ。
A召喚時の《灰流うらら》や《無限泡影》のような所謂着地狩りを未然に防止し、A召喚されたモンスターの着地時の安全を確保可能。
エースである《道化の一座 ホワイトフェイス》の効果を安全に通せるようになるのも強い。
特に色持ちの「道化の一座」モンスターの効果は「特定の種類のカードの全デッキバウンス」なので、これを無効にさせなくするという点でも意義は大きい。
一応この効果にも穴はあり、いわゆる着地前対策、たとえばA召喚自体を無効にしてくる《神の宣告》のようなカードまでは防げない。
ただその場合でも「リリースした」という事実は動かないので墓地の道化の一座モンスターの効果は止まらず、決定的な弱点とまでは言えない。

(2)のリリース時の固有効果はサルベージ。
直接的にアドバンテージを稼ぐ能力はないが、
  • 墓地に行った「道化の一座」魔法・罠カードを回収し次のターンに備えてセット
  • リリース済みの「色持ち」モンスター達を手札orEXデッキに回収
と、やれることは中々多いリソース回復担当。

ついでにSモンスターなので《調和ノ天救竜》で見せるモンスターとしても使える。
この利便性の高さのために3枚フル投入されることも多いモンスター。


  • 道化の一座(クラウン・クラン) ドリッシュ
リンク・効果モンスター
◤ ▲ ◥
  ▶
リンク2/光属性/獣戦士族/攻1000
儀式・融合・S・X・Pモンスター2体
(1):A召喚した自分のモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(2):このカードがリリースされた場合、以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●お互いのフィールド・墓地のLモンスターを全てEXデッキに戻す。
お互いは自身の手札を全てデッキに戻す。
その後、お互いは自身が戻した数だけドローする。

「CHAOS ORIGINS」で追加された新入りの座員。
後述の《道化の一座『怪演』》《道化の一座『新加入』》に映っていた、全身に宝石の生えていた元・囚われの少女。
ホワイトフェイスの手で自由を手に入れた彼女は一座入りすることを選んだようで、イラストではフレアと共にカーテシーのポーズをとっている。
名前の由来はトランプマジックの一種「カードフラリッシュ」と思われる。

見た目に見合わぬ超攻撃的な性能を持つ「道化の一座」で、採用しておくと【道化の一座(クラウン・クラン)】における攻撃能力・妨害能力が大きく向上する。

まず1つ目が(2)の固有効果で、リリースされた場合にお互いの強制マリガンを実行できる。
大量ドローしても尚自身の手札がイマイチな場合、大量ドロー後にこの効果を使う事で一気に手札を刷新可能。相手のサーチ直後に使えば、サーチを無駄撃ちさせ振り出しに戻す嫌がらせができる。
加えてバウンス対象が現代では大体のデッキで使用が当たり前となり、何重にも出すことが必要なLモンスターでもあるので、デッキバウンスが非常に刺さりやすい。

2つ目が場にいる時の固有効果で、A召喚済みのモンスター全てに2回攻撃を付与できる。
このカードと《道化の一座 デビルズ》、そして《道化の一座 ホワイトフェイス》を合わせれば3500の2回攻撃、つまり7000のライフを一挙に削り切る能力を獲得。ドリッシュも攻撃に加われば綺麗に8000まで削り取れる。
例に漏れずテーマ外のA召喚した上級〜最上級モンスターも恩恵を受けるため、リーサルを決める時に重宝する。

ネックとして、EXモンスターゾーンにしか出せないLモンスターであること、自身の攻撃力が極端に低いにも関わらずLモンスター故に守備表示にできないことには注意。
すなわち、EXモンスターゾーンを埋めないこと、場に長居はさせないことは意識するべし。

なお奥の手として、相手のサーチやドロー効果のタイミングを狙って、このカードのマリガン効果と《ドロール&ロックバード》等のドローロック系をぶつけてハンデスコンボも可能。
だが手札の数と質が戦力に直結する【道化の一座(クラウン・クラン)】だと、例えばドロバによる全ハンデスコンボを決めた場合自分の手札も道連れになる点は割とリスキー。


全身に緑色の宝石がまとわりついたような見た目をしているがこれは呪いの一種であり、そう遠くないうちに全身を覆いつくして死ぬという。
また、残った遺体は砕かれてジュエリーに加工される運命にある。
救出されてからも短い寿命自体は変わっていないが、ホワイトフェイスとの出会いによって最近は毎日が楽しくなったそうな。


~魔法・罠カード~

魔法・罠カードのイラストは、「道化の一座」の様々なシーンを描いたものとなっている。
半分以上のカードが「道化の一座モンスターを、本来の召喚条件とは関係なく直接特殊召喚する効果」と「モンスターをリリースする効果」を持っており、前者は展開の起点に、後者は色持ちの「道化の一座」モンスター達の効果発動トリガーとなる。
これらのカードが展開の起点になる都合上、【道化の一座(クラウン・クラン)】は魔法・罠を多めに搭載する構築が基本。

魔法カード

  • 道化の一座(クラウン・クラン)下稽古(リハーサル)』》
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから「道化の一座『下稽古』」以外の「道化の一座」魔法・罠カード1枚と「道化の一座 ホワイトフェイス」1体を手札に加える。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「道化の一座」儀式モンスター1体を儀式召喚する。

リハーサルを行うデビルズと、それを見守るホワイトフェイス&フレア。
名前の由来はおそらく演劇用語で、舞台の個々の場面を本番と同様に進行させて舞台進行を確認する行為「Rehearsal(リハーサル)」。所謂予行演習の事。

このテーマにおける起点役のひとつ。
このデッキは「A召喚のためにリリースされるモンスター」と「A召喚するモンスター(≒《道化の一座 ホワイトフェイス》)」の2枚が揃うことで動き出すため、それが1枚で揃えられるこのカードは重要な存在。

  1. 《道化の一座 フレア》の(1)の効果でこのカードをサーチ。
  2. このカード+リリースコストで《道化の一座『極芸』》+《道化の一座 ホワイトフェイス》をサーチ
  3. 《道化の一座『極芸』》の効果で《道化の一座 デビルズ》と《道化の一座 メテオ》or《道化の一座 ディアボロ》をSS
  4. SSされた2体の「道化の一座」モンスターをリリースし《道化の一座 ホワイトフェイス》をA召喚
……というのが概ね初動時の安定の流れとなる。
リリースコストには色持ちの「道化の一座」モンスターを当てればアドを取ることができ、《道化の一座 フレア》のサーチを経由しているのならば、フレアをそのままリリースコストにすれば手札消費は軽減される。
この時手札・場の《道化の一座 ハット》をコストにした場合は、更にリリース要員を追加して展開の幅を伸ばせられる。

ただし相手からの無効化、とくに《灰流うらら》に狙われやすいことや、デッキから《道化の一座 ホワイトフェイス》が尽きると発動できない点には注意が必要。
また、発動に際して1体リリースしなければならないので1枚初動にもならず、これを発動しただけでは盤面は整わない。
なので、手札の状況次第ではブラフとしたり、逆に発動時のリリースコストの方を目的として使ったり、といった応用の使い方も覚えておこう。
「重要ではあるが必要不可欠ではない」というのが(良くも悪くも)このカードの本質であり、ここを覚えておくとデッキ構築の際の目安となる。

また、《道化の一座 フレア》に対応する現状唯一の儀式召喚魔法(?)でもあり、(2)の墓地効果を使えば《道化の一座 フレア》を正規手順で儀式召喚することもできる。
《道化の一座 フレア》はフィールドに出してアドを取るカードではないので基本的にはオマケ程度であるが、「色持ち」モンスター達を「儀式召喚の素材」という形で能動的にリリースする手段として使えるので、覚えておいて損はない。


  • 道化の一座(クラウン・クラン)開演(マチネ)』》
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキ・EXデッキから「道化の一座」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果の発動後、次のターンの終了時まで自分はデッキ・EXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を発動できない。
(2):自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
このターンにリリースされたモンスターの種類(儀式・融合・S・X・P・L)の数だけ自分はドローする。
その後、手札から魔法・罠カード1枚をセットできる。

「道化の一座」の昼公演(マチネ)の様子を描いた永続魔法。
舞台中央でディアボロが大きく手を挙げていることから、今まさに万来の拍手を浴びているところのようである。
名前の由来は恐らく演劇における昼公演のフランス語「matinée(マチネ)」。演劇は昼公演・夜公演の2回に分けられる。

このテーマのリソース供給と爆発力の要となるカードで、メインはお互いのエンドフェイズごとに、そのターンにリリースされた「色持ち」の種類数に応じたドローができる(2)の効果。
理論上は毎ターン最大6ドロー可能だが、目安として毎ターン2〜3体のモンスターをリリースし続けるこのデッキでは、1ターンあたり手札が平均2~3枚増える破格のドローエンジン。
ついでにこの大量ドローで新たな魔法・罠を引き当てられれば、追加で1枚セットして妨害を追加しつつ、手札枚数調整も並行してこなせる。

一応、このデッキは手札から手札誘発や魔法・罠カードをガンガン使う手札消費激しめのデッキではあるのだが、実戦ではそんなことを忘れてしまうほどの圧倒的なドロー枚数でカバーできる。
《道化の一座 ホワイトフェイス》にもドロー効果があり、それと合わせれば1ターンに累計3~8枚ドローすることになる。
この効果により、《オシリスの天空竜》《邪神アバター》のような「強いことには強いが、手札にサーチするのが大変だしA召喚にも手間がかかるし……」というようなカテゴリに属さないカードを、この効果で無理やり引き込むことが期待できる。
あと、強いかはさておきとして、構築次第ではエクゾディアパーツをこの効果で揃えるデッキも組めなくはない。

ただし、ドローが「エンドフェイズ」となっていることから、引いてもその場で使うことができないというちょっとした難点がある。
このため、この効果で引いて活かせるのは
  1. ホワイトフェイスの(2)でA召喚させられる妨害効果持ちの上級~最上級モンスター
  2. 相手ターン中に使える手札誘発カード
  3. (2)の効果でセットして相手ターンに発動可能な速攻魔法・罠カード
のいずれかとなる。
すなわち、上記に該当するカードの割合を増やすことが【道化の一座(クラウン・クラン)】デッキを強くする秘訣となる。

(1)の効果も大変優秀で、毎ターン「色持ち」の「道化の一座」モンスター1体をSSすることで、A召喚用のリソースを安定供給可能。
相手の盤面に適した「色持ち」を供給する役目も担い、《道化の一座 ホワイトフェイス》のA召喚と【道化の一座(クラウン・クラン)】の展開・妨害を円滑にしてくれる。


  • 道化の一座(クラウン・クラン)極芸(マラバリズム)』》
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキ・EXデッキから「道化の一座」モンスターを2体まで召喚条件を無視して特殊召喚する。
このカードの発動後、次のターンの終了時まで自分はデッキ・EXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を発動できない。
(2):自分メインフェイズに、このターンに墓地へ送られていないこのカードを墓地から除外し、
自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリースし、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に戻す。

《道化の一座 メテオ》によるマラバリズム(もの投げ曲芸)
名前の由来は恐らく、「曲芸師」を意味するポルトガル語「Malabarista(マラバリスタ)」。
所謂ジャクラーのことだが、「マラバリズム」には「達成困難な離れ業」という意味もある。

その名の通り「道化の一座」モンスターを一度に2体まで特殊召喚する「離れ業」を実現する速攻魔法。
この効果で特殊召喚したモンスターをリリースして《道化の一座 ホワイトフェイス》をA召喚できれば、「相手のカード2枚の効果永続無効or2枚ドロー」+「リリースされた2体それぞれの効果」を発動させられ、この時点で実に4枚分のアドバンテージを稼いだことになる。
速攻魔法なので相手ターンに発動すれば、《道化の一座 ホワイトフェイス》の(2)の効果を使う際のリリース要員を供給できる。
道化の一座(クラウン・クラン)】の最重要カードとなるので、何に代えてでも通したい1枚。
特に《灰流うらら》や《霊王の波動》に非常に弱く、1枚で止まってしまうため、ブラフを用いるなどして何としてでも守り抜きたい。

唯一の欠点はこのカードのみしかテーマカードを引いておらず、他にA召喚できるモンスターすら引けていない手札事故を起こした場合、【道化の一座(クラウン・クラン)】の展開に繋げることができないことか。
この場合は戦闘を耐え凌ぐ壁を供給することしかできなくなる……と思われていたが、最近になって上記の手札の条件下であっても、このカード単体を初動として利用できる√が開発された。

後半の(2)の墓地効果は、発動可能になるまでのタイミングの遅さから使う場面はあまり訪れず、人によっては忘れていることも多い。
が、効果そのものは「墓地効果(=フィールドでの発動封じ等の影響を受けない)で自分・相手のカードを何でも手札にバウンス」という汎用性の塊。
居座っている相手のロックカードをフィールドから引きはがしたり、あるいは召喚済みのモンスターを手札に戻して再利用を狙ったりと色々使い道があるので、もしもの時のために1枚墓地に温存しておくのもよいだろう。


罠カード

  • 道化の一座(クラウン・クラン)怪演(ソワレ)』》
通常罠
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
このカードの発動後、次のターンの終了時まで自分はデッキ・EXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を発動できない。
●デッキ・EXデッキから「道化の一座」モンスターを2体まで召喚条件を無視して特殊召喚する。
●デッキから「道化の一座」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分・相手のメインフェイズに、墓地のこのカードを除外して発動できる。
「道化の一座」モンスター1体のA召喚を表側表示で行う。

「道化の一座」の夜公演(ソワレ)
……というより、ホワイトフェイスが檻に閉じ込められた少女を救い出す場面。「夜公演(ソワレ)」というのは、闇夜に紛れて悪徳同業者を成敗する裏稼業のことを皮肉った暗喩だろう。
名前の由来は恐らく演劇における夜公演のフランス語「soirée(ソワレ)」。「夜会」「夕方・夜の時間」という意味も指している。

ざっくり言えば《道化の一座『極芸』》の通常罠版。
セットして1ターン待たねば発動できないという点では速攻魔法の《道化の一座『極芸』》に劣るが、代わりに(2)の墓地効果で、実質フリーチェーンでのA召喚が可能なのが最大の強み。
1つしかない召喚権を奪い合いやすいこのデッキにおいては、いつ何時であっても持て余す場面がなく、自分ターンなら展開の増強に、相手ターンなら奇襲に使うことができる。
墓地効果なので、《道化の一座 フレア》等のサーチ後に手札から捨てたり、《道化の一座 ハット》で墓地へ落とすのも有用な戦略となる。
そして何より重要なのが、(1)で普通にカードの発動をすると発動後のこのカードが墓地へ行くため、自然と(2)に繋がるという点。
相手ターンに発動すれば特殊召喚→リリースまでの一連の流れがスムーズにつながり、各種「道化の一座」の効果を実質フリーチェーンで使えるようになるというわけである。

また《道化の一座『極芸』》と違い(1)は選択式で、特殊召喚の代わりに「道化の一座」モンスターをサーチすることもできる。
「リリース要員は揃っているが手札にA召喚するモンスターがいない」というような状況でも事故を起こさず、相手ターン中にA召喚する用の《道化の一座 ホワイトフェイス》を相手ターン中でも引き込める。
テキストが「それぞれ〜」なので、仮に複数セットしていても腐らないのも売り。


  • 道化の一座(クラウン・クラン)新加入(ニューフェイス)』》
永続罠
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のスタンバイフェイズに発動できる。
自分の墓地・除外状態の「道化の一座」カード3枚をデッキに戻す。
その後、自分は1枚ドローする。
(2):自分がモンスターをA召喚した場合、そのA召喚のためにリリースしたモンスターの数まで、フィールドの他の魔法・罠カードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(3):このカードがフィールド以外から墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを自分フィールドに表側表示で置く。

《道化の一座『怪演』》で救い出された少女がフレアにお化粧をしてもらっているシーン。
名前の由来は恐らく演劇における「新顔」「新人俳優」を意味する和製英語「New Face(ニューフェイス)」。「ニューフェース」とも呼ぶ。

道化の一座(クラウン・クラン)】特有の特殊召喚やリリースに関する効果は持たないが、
  • お互いのスタンバイフェイズ毎に墓地・除外ゾーンの「道化の一座」カードをデッキに再装填しつつ、おまけで1ドローまでする(1)の効果
  • 道化の一座(クラウン・クラン)】では中々処理しづらい魔法・罠の除去ができる(2)の効果
という独自の効果でリソースを回復しつつ他のカードの隙間を埋めてくれる、気の利く永続罠。
とりわけ目立つ効果は(1)。
高速でドローし、手札を湯水のように切っては、次々と手札・場の「道化の一座」モンスターをリリースしていく【道化の一座(クラウン・クラン)】において、使用済みのテーマカードをデッキに回収し手札まで追加で確保できるこのカードの存在は見かけ以上にありがたく、リソース戦やロングゲームにもつれ込んだ時ほど存在感を発揮する。
墓地・除外状態になると地味に回収しづらい《道化の一座 ホワイトフェイス》の回収手段でもあり、デッキからホワイトフェイスが尽きると腐ってしまう《道化の一座『下稽古』》を有効札に戻す役割も担う。
基本的にはこの効果目当てで1枚は採用されるカード。

なお、《道化の一座 フレア》や《道化の一座 ハット》で手札・デッキから直で落とすと、(3)で自発的にフィールドに戻り、発動状態になる。
あちらの効果で捨てたり墓地に送ったりする候補としても優先度は高め。


  • 道化の一座(クラウン・クラン)終演(フィナーレ)』》
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):A召喚したモンスターが自分フィールドに存在する場合、手札を任意の数だけ捨て、その数だけフィールドの表側表示カードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の手札・フィールドの儀式・融合・S・X・P・Lモンスター1体をリリースして発動できる。
そのモンスターとは元々のレベル・ランク・リンクの数値が異なる「道化の一座」モンスター1体を自分のデッキ・墓地から手札に加える。

「CHAOS ORIGINS」で追加された追加カード。
ホワイトフェイス、フレア、(魔法でトランプに変身した)ドリッシュの3名による飛び道具での畳み掛け攻撃。
名前の由来は恐らく演劇における、舞台終盤で、演出等が最も盛り上がる場面を指すイタリア語「finale(フィナーレ)」。所謂クライマックスのシーン。

除去できるカードの種類に制約が多かった【道化の一座(クラウン・クラン)】では初となる、種別問わず複数枚をまとめて除去できる除去札。

が、本命は(2)の方で、墓地から除外することで「リリース」と「サーチ/サルベージ」を一挙に行える欲張りな1枚。
《道化の一座 フレア》か《道化の一座 ハット》で墓地へ落とした後に「道化の一座」をリリースすることで、リリース時の効果を発動させつつ《道化の一座 ホワイトフェイス》を構えられる。
とりわけ《道化の一座 ハット》は、P効果で墓地へ送った後にこのカードで特殊召喚されたハットをリリースすることで、ホワイトフェイスとリリース用の「道化の一座」モンスターが一挙に揃うため、あちらを実質的に1枚初動とできる。


〜弱点〜

  • 魔法メタ
運用上、「魔法・罠カードでEXデッキから『道化の一座』モンスターを出す」という動きが必要不可欠。
である以上、《ナチュル・ビースト》等で魔法・罠を封殺されると碌に動けなくなる。
出されてしまえば詰みなので、手札誘発などを用いて出る前になんとかする手段が必要となる。

手札を大量に入れ替えることで戦線を維持するタイプのデッキなので、手札補充を妨害されると当然動きが著しく止まる。
特に《道化の一座『下稽古』》のサーチ直後などは危険を伴うので、これらのカードへの対策カードの採用は必須。

このデッキの最大の弱点
テーマ内のみだと相手に対して行える妨害が「融合・S・X・L・P・儀式モンスターの全バウンス」やカード1~2枚の除去ぐらいしかない。
もちろん「道化の一座」魔法・罠カードの効果発動制約のせいで、EXデッキの汎用カードに頼るわけにもいかない。
ここをどうするかが構築における最大の課題であり、何を入れてどのように戦うかによってデッキ自体の強さも変動する。
無論、メインデッキのカードのみで制圧をやりくりしなければならない関係上、「引き運」に左右されやすく出力が安定しないのも弱み。


~戦術~

A召喚そのものでアドバンテージを稼ぐ以上、とにもかくにもA召喚することが必要になる。
基本形は、《道化の一座『極芸』》か《道化の一座『開演』》の効果で特殊召喚した《道化の一座 ディアボロ》をリリースして《道化の一座 ホワイトフェイス》をA召喚。
リリースされた際の効果で、《道化の一座『怪演』》をセットしつつ、エンドフェイズに《道化の一座『開演』》の効果でドロー。

ただ、この動きをするためには少なくとも《道化の一座 ホワイトフェイス》と《道化の一座『極芸』》もしくは《道化の一座『開演』》が手札に揃っていなければならない。
それらを揃えるために、《道化の一座『下稽古』》や《道化の一座 フレア》、《道化の一座『終演』》等を駆使する必要がある。

動きとしては【儀式召喚】系のデッキに近いが、後述の通り、このデッキは「道化の一座」だけを詰め込んで完成するデッキではない。
その時々の手札や状況に応じたアドリブにもある程度対応する必要のある、臨機応変な思考力が試されるデッキでもある。


~相性のいいカード~

上述した通り、このテーマはドローによって手数を大量に揃えることは得意な一方、
「発動した効果を無効」だったり「相手は〇〇できない」だったりといった、制圧を担えるカードが1枚もない。
そのため、制圧・妨害を行えるカードは多少消費が嵩んででも優先的に採用したい。

手札誘発関連

  • 《エフェクト・ヴェーラー》《灰流うらら》など手札誘発モンスター全般
エンドフェイズごとに大量のドローを行うこのデッキでは、手札損耗による息切れをほとんど気にせず戦える。
そもそも上記の欠点を抱えている関係から、不足している妨害を大量ドローで引き当てた魔法・罠の他、手札誘発カードを駆使しての空中戦に依存気味。
とりわけ、下記の《調和ノ天救竜》と、お互いのターンにフリーチェーンで場の全モンスターをリリースによって除去できる《原始生命態ニビル》は相性抜群。
この2枚は最上級モンスターなので、有事の際にはA召喚もできるという点もおすすめポイント。
ただし《原始生命態ニビル》に関しては、高確率で場にクソデカステータスのニビルトークンが顕現するため、《道化の一座『新加入』》や《道化の一座『終演』》等を用いたニビルトークンの処理手段が別途必要。

優秀な手札誘発。
状況に応じて墓地へ送るモンスターを変えることで除去orサーチを使い分けつつ、盤面のカードを1枚除去しつつ特殊召喚できる。
【道化の一座】ではEXデッキから出したモンスターの効果をフィールドで使わないのでデメリットは気にならず、墓地へ送るモンスターとこのカードとで2枚の除去ができ、このカード自体をA召喚もしくはA召喚の素材にできる。
しまいには、手札事故が起きていたとしても、このカードで《虹光の宣告者》を落とし、初動カードである《道化の一座 フレア》を手札に無理やり引き込む芸当まで可能。
欠点はお値段がとんでもなく高いこと。俺のサイフポイント壊れちまうよ……(絶望)

墓地の「道化の一座」を除外して特殊召喚できる手札誘発モンスター。
マグナム―トは上記の《調和ノ天救竜》のサーチが可能な点が強力。
バルドレイクは相手のEXデッキからモンスターが特殊召喚される際、それをモンスター1体のリリースによって除外できるため、【道化の一座(クラウン・クラン)】の効果とシナジーしながら妨害が可能となる。
2体ともレベル6なので、いざという時は普通にA召喚するのも手。

大量ドローで引き込む場合の魔法・罠筆頭。
道化の一座(クラウン・クラン)】は光属性テーマなので、この2枚であれば制約に引っかからず、墓地に罠カードを落としやすいので追加効果やデメリット解除の発動がしやすい。
ただし《灰流うらら》や《調和ノ天救竜》等の相性の良い一部の手札誘発モンスターや、A召喚用モンスターが制約に引っかかるため、使う場合は敢えて手札からではなく普通にセットして使うのも手。


A召喚要員

このデッキにおける一番のおふざけポイント妙味。
ドローや大量ドローを行い続けるテーマなので、強力な制圧効果を持ちながらも「サーチ手段に乏しい」「リクルートできない」「特殊召喚できない」といった弱点を抱える上級~最上級モンスターを大量ドローの過程で無理矢理手札に引き込める
そして《道化の一座 ホワイトフェイス》の効果で相手ターン中のA召喚も可能。
この特性故に、今までどこのデッキからも見放されていたカード、あるいは誰もが持っていながら誰も使わない雑魚カードにスポットライトを当てることも不可能ではない。
そういったカードは基本的に知名度も低いので、うまくチョイスできれば対戦相手の虚を衝くかもしれない。

  • 虚無の統括者(ヴァニティー・ルーラー)
特殊召喚不可能且つレベル8と本来ならば非常に重いモンスターだが、A召喚に特化した【道化の一座(クラウン・クラン)】なら召喚も楽々。
存在する限り相手の特殊召喚のみを不可能にする発動しない永続効果で、相手の行動を著しく鈍らせることが可能であり、これ1枚で詰みの状況にまで追い込める可能性もある。打点も2500とそこそこあるので、打点要員としても活用が見込める。
ただし、このカード自身は耐性を持たないので過信は禁物。
似たようなカードとして、お互いの特殊召喚を封じる《虚無魔人(ヴァニティー・デビル)》や、効果モンスターの発動をお互いに封じる《威光魔人(マジェスティー・デビル)》も一応投入可能。

光属性で統一された「道化の一座」モンスターをリリースしてA召喚、そのまま自身を破壊することで、相手のEXデッキを8枚選んで破壊できる。
さらに自分のEXデッキも8枚墓地に落とせるので、墓地に落とした《ブラックフェザー・ドラゴン》を使って《ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン》を出したり、あるいは《エルシャドール・アプカローネ》経由で《影依の偽典》をサーチし、《リンクリボー》等の適当な闇属性を巻き込んで《エルシャドール・ミドラーシュ》を融合召喚したり……といった小技にもつなげられる。
この2枚はどちらも「発動しない効果」によってロックを行えるので、「道化の一座」魔法・罠カードが課す発動制限にもかからないのがポイント。
このデッキとの相性が非常にいいカードなので、《轟雷帝ザボルグ》をサーチできる《冥帝王エイドス》等と一緒に採用するのもアリ。

遊戯王R』に登場した三邪神の代表格。
2ターンの間相手の魔法・罠カードの発動を封じる誘発効果が肝であり、現代遊戯王で魔法・罠に頼らないデッキは稀。痛烈な妨害として機能する。
他にも【道化の一座(クラウン・クラン)】では処理が難しい、耐性持ちの高ステータスのモンスターを正面から殴り倒せる点も強力。
弱点は召喚条件の3体リリースであり、手札の質や相手の妨害の受け具合次第で急に出しづらくなる点だろうか。

なお「相手の魔法・罠の発動を封じる」方向性のA召喚要員だと、似たカードとしては《ブリザード・プリンセス》がいる。
こちらは戦闘関連の効果は一切持たないものの、2体リリースでA召喚できるので召還しやすいのがメリット。

三幻神の1柱。
場にいるだけで攻撃力2000ダウン+攻撃力2000以下のモンスター強制破壊の永続効果により、相手の動きを縛ることが可能。
「表側攻撃表示」のモンスター対象であるが、L召喚テーマ相手ならばよく刺さる。
また大量ドローを繰り返し豊富な手札を稼ぐ【道化の一座(クラウン・クラン)】では攻撃力を獲得しやすいのも採用するメリット。
弱点は《邪神アバター》と同じく3体リリースなので状況次第では出しづらい点。

  • 混沌球体(スフィア・オブ・カオス)
レベル5のモンスター。
「A召喚時、デッキからレベル3を1枚選んで手札に加えられる」という、現代なら絶対に許されない性能のサーチ効果を持つ。
「機械族の~」とかではなくレベル3なら「何でも」である。それこそ ここ にあるものは全部対象。
このデッキは手札誘発を積みまくる構築になることが多く、当然レベル3である妖怪少女たちも複数枚採用するため、「相手の動きを見てから最適な妖怪少女をデッキから持ってくる」という無体な行動ができるようになる。
ただし、本人のステータスは貧弱極まりないので、採用には一考の余地あり。

A召喚には「アドバンスセット」というものもあり、上級・最上級モンスターを、モンスターをリリースしながら裏側守備表示でセットすることもできる。
そして、このアドバンスセットは普通に召喚する場合だけでなく、ホワイトフェイスの(2)の効果でA召喚する場合にも可能。
ただの上級モンスターならば普通に召喚してしまった方がいいのだが、条件を満たせば勝手にリバースし盤面にロックをかける効果を持つ「糾罪巧」たちなら話は別。
たとえば《糾罪巧-Astaγ.PIXIEA》なら、相手の対象を取る効果に反応してひとりでにリバースしてその効果を無効にし、リバース後は相手にだけ「お互いのフィールド・墓地のカードを対象に取れない効果」を付与する。

自身を含む「ミスト・バレー」モンスターのバウンスと引き換えに、あらゆる効果を無効にできる制圧役。
効果を発動すると手札に戻るので、《道化の一座 ホワイトフェイス》で再召喚すれば再び効果を使えるようになる。
同じ理屈で、フリーチェーンのバウンスが可能な《マジェスペクター・ユニコーン》や《竜剣士ウィンドユニコーンP》も採用候補。

セットカードがある限り耐性を獲得し、さらに通常罠カードが発動されるたびに別な通常罠をデッキからセットできる。
通常罠自体、《道化の一座『開演』》の効果によってエンドフェイズにセットできるのでこのデッキとの親和性が高いほか、
《道化の一座『新加入』》でデッキに再装填した《道化の一座『怪演』》や《道化の一座『終演』》を即セットできる。

レベル10の最上級モンスターで、A召喚している状態ならばフィールド「外」で発動した効果を無効にできるカウンター能力を持つ。
この手の効果としては珍しくモンスター・魔法・罠全ての発動に対応しており、【道化の一座(クラウン・クラン)】が苦手な「フィールド外で行動してくるデッキ」への対抗手段となれる。
もうひとつの特徴として、モンスターゾーンが空の場合に限り【壊獣】のような形で相手モンスターをリリースしながらA召喚することができる効果外テキストもあわせもつ。
後攻で制圧盤面を敷かれているときは捲り札とすることもでき、【道化の一座】のトリガー引き役と捲り札の2役を1枚でこなせる小回りの良さが光る。
《道化の一座 ホワイトフェイス》を使えば相手ターンでA召喚することもできるが、その場合はホワイトフェイスがいる以上「モンスターゾーンが空」という条件は満たせず、相手モンスターをリリースに使うことはできないので注意。

「発動を無効にする」系のモンスターについては彼以外にも、疑似《聖王の粉砕》的な効果を持つ《光幻獣 カンデラード》、疑似《霊王の波動》になる《蒼穹を睨めるダーク》など、いくらかバリエーションがある。

  • 豪回遊鯨(ハイローラー) VIP(ビップ)ホエール》
『WORLD PREMIERE PACK 2026』で登場した海外先行カード。
自分の場の任意の数のモンスターをリリースしてA召喚できる光属性・レベル6の上級モンスターであり、
  1. リリースしたモンスターの数だけ「VIPカウンター」を置く
  2. 相手が魔法・罠・モンスターの効果発動に反応してVIPカウンターを消費し、コイントスを1回実施
  3. 当たれば該当効果を無効、外れたら自身の攻撃力半減
という癖の強いギャンブルカード
ギャンブルカードの宿命で妨害が運頼りで安定しないという点はネックだが、カウンターの数だけ1ターンの内に何度も発動できるため、無効妨害手段を補える。
妨害要員としてだけでなく、リリース数を調整できるため盤面に応じて小回りが利く点で相性が良い。

  • 《始まりの神ファーラ》
「CHAOS ORIGINS」で登場した最上級モンスター。
手札に構えておくと【道化の一座(クラウン・クラン)】のキーカード《道化の一座『下稽古』》や《道化の一座『極芸』》を1枚は確実に通せるようになり、これら2枚の発動に無効妨害をチェーンされ無効化されると、一気に展開が弱体化する【道化の一座(クラウン・クラン)】の急所を補うことができる。
加えて《道化の一座『下稽古』》の墓地効果で《道化の一座 フレア》を儀式召喚する際に、このカードをリリースすればファーラの(2)の効果を発動できるため、墓地からの特殊召喚のトリガーとすることが可能。
またこのカード自体が普通にA召喚できる為、《道化の一座『極芸』》で出したモンスター達をそのままリリースして普通にA召喚したり、相手ターンでの《道化の一座 ホワイトフェイス》のA召喚要員としても利用できるなど、やたらとシナジーに富む。
戦闘面でも、墓地からの蘇生に成功すれば永続のコントロール奪取で捲りや妨害に貢献。打点も2800と大分優秀。

欠点は闇属性なので《聖王の粉砕》とは噛み合わせが悪いことか。


その他

  • 《儀式の準備》《炎舞-「天璣」》
初動となる《道化の一座 フレア》のサーチに。

役割は初動を担う《道化の一座 フレア》のサーチ手段。所謂出張採用。
《Concours de Cuisine~菓冷なる料理対決~》、《ポワソニエル・ド・ヌーベルズ》、《聖菓使クーベル》の3種類のカードをデッキに投入することで、召喚権を使わずフレアのサーチに繋がる。

  • 《重力崩壊》
《道化の一座 メテオ》を破壊することで相手のモンスター1体の召喚全般を無効化し、更にそのターン相手モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を封じるカウンター罠。
大量ドローで引き込みやすく、コストとなるSモンスターも【道化の一座(クラウン・クラン)】なら即調達できるのが強み。

  • 《次元の裂け目》
墓地メタ定番の永続魔法。
道化の一座(クラウン・クラン)】にとって致命傷になりがちなドロバをケアしつつ、相手の墓地利用を阻害していける。
このテーマはモンスターに関しては墓地への依存度が薄く、リリースされたモンスターが除外されても《道化の一座『新加入』》で回収が効くため、痛手にはなりづらい。

  • 《一回休み》
そのターンに特殊召喚されたモンスターにだけ適用される《スキルドレイン》のような永続罠カード。
このデッキはフィールドで効果を発動しないモンスターが大多数を占めるため、相手にだけデメリットを押し付けられる。

《道化の一座『開演』》の大量ドロー&セットで引き込む魔法・罠の妨害札枠の代表格その1。
道化の一座(クラウン・クラン)】ではEXモンスターを正規召喚している余裕はないとは言ったが、テーマ内の融合モンスターである《道化の一座 ディアボロ》に限っては話が少し変わってくる。
ディアボロは「レベル5の融合モンスター」のため《簡易融合》から出せ、「属性が同じで種族が異なるモンスター2体」を素材とする都合で《超融合》による捲りも狙えるからである。
当然、これらを使えば色持ちモンスターをフィールドに用意できるため、色持ちリリースのトリガーを引く準備としても機能してくれる。

《道化の一座『開演』》の大量ドロー&セットで引き込む魔法・罠の妨害札枠の代表格その2。
【道化の一座】はEXデッキの余裕が広いので、不都合なく出張ギミックを組み込める。
速攻魔法且つ手軽に使える2面除去札だが、《超融合》や《調和ノ天救竜》のギミックまで採用しようとした場合は流石にEXデッキの余裕は無くなるため、取捨選択は必要。

《道化の一座 フレア》1体でL召喚できる。
重要なのは(2)の、レベル1モンスターをリリースして自己再生できる墓地効果。
これによって《道化の一座 フレア》を相手ターンの任意のタイミングでリリースすることにより、疑似《月の書》のような挙動を取ることができるようになる。
下記の《創獄神ネルヴァ》や《グラビティ・コントローラー》とのシナジーも利点の1つ。

  • 《創獄神ネルヴァ》
【アルトメギア】の融合モンスターだが効果はインクの染み扱いであり、用途は自分のターン中の大量リリース要員。
特殊召喚条件が「種族が異なる自分フィールドのモンスター3体をリリース」であるため、
色持ちの「道化の一座」モンスター+フレアを素材にした《リンクリボー》+《道化の一座 ホワイトフェイス》
を素材にリリースすることで、『開演』による3ドローが確定する。
ステータスも高いので壁役としても適任。自身も融合モンスターなので、相手ターン中の《道化の一座 ホワイトフェイス》のA召喚のコストにもなる。

  • 《決戦のゴルゴンダ》
EXデッキから【烙印】系列のカードを墓地へ送ることで破壊を毎ターンに1回まで無効にできる永続魔法。
《烙印竜アルビオン》経由で《The Fallen & The Virtuous》などを手元に引き込むのに使えるが、
このデッキは「道化の一座」モンスターの効果で墓地へ送った《烙印竜アルビオン》らをEXデッキに再装填できるという固有のメリットもある。

『OCGストラクチャーズ』で登場した際に披露された構築だが、混ぜ物としては案外悪くなかったりする。
【原石】側のカードにはもともと「特殊召喚したモンスターがフィールドで効果を発動できなくなる」という縛りが存在し、
「原石」の名を持つカードはすべてその縛りの影響下でも行動できるよう、「特殊召喚後にフィールドで発動する効果」を持たないデザインになっている。
これが【道化の一座(クラウン・クラン)】側にある「デッキ・EXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を発動できない」という縛りとちょうど被さるので、お互いのギミックを邪魔することがない。
強いて言うなら、A召喚しても効果の使えないバニラモンスターを一定数採用しなければならず、その種類と比率をどうするかが課題。
「原石」側のサポートカードで存分に活躍させてあげよう。

  • 聖王女(ドミナスティア)ローズパメラ》
上記の《聖王の粉砕(ドミナス・パージ)》サポートカード。
手札から見せるだけで《聖王の粉砕》をサーチできるため、大量ドローの過程で引き込めば、妨害の手数を増やせる。
手札コストが必要な点も、「道化の一座」魔法・罠の墓地効果とのコンボに利用できるので痛手にならないのが利点。

  • 黒智天至(ヘルヴィダム)イリスフィール》+《超銀河眼の光子龍(ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)-フォトン・ハウリング》
「モンスターゾーンで効果を発動していない」という条件でXモンスターの上に重ねてX召喚できるイリスフィールと、ランク8の上に重ねてX召喚出来るフォトン・ハウリングの組み合わせ。
フォトン・ハウリングの効果はインクの染み扱いで、《道化の一座 デビルズ》を4500打点に変換し打点を確保する役割が主。
イリスフィールのX召喚条件は、【道化の一座(クラウン・クラン)】共通の制約により達成できる。

  • 虹光の宣告者(アーク・デクレアラー)》+《グラビティ・コントローラー》
主に《調和ノ天救竜》のコスト要員だが、
《道化の一座『極芸』》or《道化の一座『開演』》で特殊召喚した《道化の一座 フレア》+通常召喚した妖怪少女シリーズ等のレベル3チューナー
の組み合わせでS召喚可能。
そして「Lモンスター以外のEXデッキから特殊召喚されたモンスター」を素材にしてL召喚できる《グラビティ・コントローラー》と合わせることで、間接的に《道化の一座 フレア》のサーチに繋げ、フレアの(1)の効果を発動するというコンボ。

手札にレベル3チューナー1枚が必須ではあるが、このコンボのお陰で《道化の一座『極芸』》や《道化の一座『開演』》単体でも初動として利用可能に。
これら2枚の他に即使用可能なテーマカードが引けず、手札に下級モンスターしかいない事故同然の手札であっても問題なく動けるようになる√が確立された。
欠点は召喚権を使う√なので、このコンボを使うと以後自分のターン中のA召喚はできなくなること。
このため自分のターン中に展開した「道化の一座」モンスター達をリリースする場合、《創獄神ネルヴァ》に頼る必要がある。
《グラビティ・コントローラー》が都合よくサイキック族なので、《創獄神ネルヴァ》のリリース素材として活用できる。





追記・修正は座長をどこかで見かけたような気がする人にお願いします。

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最終更新:2026年09月17日 01:19

*1 角の生えた兎