吉良ヒロト

登録日:2025/05/27 Tue 02:24:14
更新日:2025/05/27 Tue 15:03:13NEW!
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「見せてやる⋯俺のサッカーをなァ!」

吉良ヒロトとはイナズマイレブンシリーズの登場人物。

+ 目次

無印二期


エイリア学園による事件を引き起こした吉良星二郎の実の息子にして吉良瞳子の。サッカーが好きな少年だったがサッカーの留学先で謎の死を遂げ、関係者に政府要人の息子が関わっているという理由で事故死として処理をされてしまった。
彼の死の喪失感を埋めるために星二郎はお日さま園を開設し、エイリア石との邂逅を経て復讐のためエイリア学園による日本征服を企てるようになったのだった。
また基山ヒロトは生前の彼にそっくりだったことで『ヒロト』という名前を付けられた。
TVアニメの回想での容姿は基山と比べて髪色が暗めで明るい肌色、瞳にハイライトがあるものであった。

GO


吉良家に養子入りし、星二郎の会社を継いだ基山ヒロトがこの名前を名乗っている。

【概要(アレスの天秤/オリオンの刻印)】


CV:増田俊樹(幼少期:白石涼子

円堂編でエイリア学園の襲来が無かった1年後のパラレルワールドの世界を描く『アレスの天秤』、『オリオンの刻印』では事件に巻き込まれず存命しており、瞳子の、そして基山と同年代の中学生となっている。そして旧作での基山ヒロトは名前を継ぐ必要がなくなった為か基山タツヤという名前になっている。
永世学園2年生のFW。誕生日は1月2日。
背番号は永世学園では11番、イナズマジャパンでは9番。

【プロフィール】

『ゴッドストライカー』(アレスの天秤)

永世学園のスポンサーである吉良財閥の御曹司。
チームメイトを無視した勝手なプレイをするが
その個人技は超一流で予選大会の得点王。
(イレブンライセンス/永世学園より)

日本代表の中で高い得点力を持つストライカー。
強気な性格で個人技を得意としてきたが、
灰崎との連携でさらなる進化を遂げる。
(イレブンライセンス/イナズマジャパンより)

永世学園のスポンサーである吉良財閥の御曹司。
傲慢で自分勝手な態度だが その圧倒的な個人技は
フォワードの中でも 神の領域といわれている。
(イナズマイレブンSDより)

【人物】

チュルチュル頭by灰崎全体的に跳ねた灰髪、赤色の瞳と左目付近の青いイナズママークのペイントが特徴。

自身をゴッドストライカーと言って憚らず、気分の問題で試合参加を拒否するなど尊大な性格。一方で自身をバカ息子と自嘲したり、永世イレブンが自身を見る目を「人を蔑むような目」と捉えたりと何処かマイナスな考えをすることも。
圧倒的な個人技を持ち、シュートはもちろん単独でゴール前まで持ち込むほどのドリブルの技量も持つ。

アレスの天秤

フットボールフロンティアではその個人技で大量得点を重ね、永世学園を勝利に導く一方で、味方選手のボールを奪う等の行為を繰り返しチームに不和を招いていた。更に雷門との試合前に練習に参加しない姿勢を基山タツヤに咎められたことで開き直り、試合不参加を表明してしまう。しかし傍若無人な態度には、父親に愛されたいという理由があった。

自分が幼い頃壺を割った際に父に一切の叱責も心配もされなかったことで「自分は愛されていない」と思い込み、現在でも一度も自身の出場する試合を見に来ず、それを咎める瞳子の言葉を軽く流しタツヤの様子を聞きたがる父の姿を見たことでそれは確固たるものに。半ば諦観しつつも根底には父親に認められたいという願いと、父親に信頼され目をかけられているタツヤへの嫉妬心があった。

しかしタツヤから、父親の部屋には屋敷に飾ってある数千万円の絵を差し置いてヒロトがかつて描いた絵が飾ってあり、父親はヒロトのことを想っていたという事実を知り、タツヤが負傷する中で気を吐いてプレーを続行したこと、そして幼少期タツヤに掛けられた「2人でフットボールフロンティアに出て日本一を目指そう」という言葉を思い返したことで雷門との戦いの最中参戦。
屋敷の中でただ一人ボールを蹴っていたことで身につけた究極の個人技で雷門イレブンをごぼう抜きし、必殺技を駆使し連続得点を挙げるが、仲間に頼らないワンマンプレー故に雷門の連携によるシュートブロックやゾーンプレス等で攻撃を潰されていく。そんな中でも単独突破を狙うが、タツヤの「一緒に行こう」という言葉を思い出し、ついにシュート性のパスを放つ。このプレーにより、単独で無双するゴッドストライカーからただのストライカーになったことでチームのレベルを大きく引き上げた。結果的に雷門には競り負けてしまったものの、タツヤとの夢を叶えるため来年のリベンジを誓った。

オリオンの刻印

イナズマジャパンにもタツヤ、砂木沼とともに選出された。
初戦の韓国戦では負傷した豪炎寺と交代で出場。灰崎とは互いの通り名故かライバル視し、無茶なパスを飛ばし合うなど相手選手そっちのけで競い合うが、奇しくもそれが得点につながった。結果としてオリオンの使徒にマークされるものの敵の妨害に対して必殺技を打ち込み対処するパワープレイを見せ、灰崎の必殺技に乱入する形で決勝点を決めてみせる。
しかし試合後も灰崎とはギスギスしたまま、相場屋になったことに露骨な嫌な顔をしていた。
オーストラリア戦では、試合前に一星充円堂に危害を加えたことから彼の排除に乗り出した鬼道に頼まれ行動に出る。灰崎に続いてノーマルシュートを一星に叩き込み、更に必殺シュートもぶつけてみせた。ちなみにこの惨状を実況は何とかフォローしていた一方で単独技と、正式に完成させた灰崎との連携技で複数点を決めるという活躍を見せた。
なんやかんやで灰崎とは同部屋で過ごす内に気が合うようになったようで、試合後の一星への制裁に協力している。
準決勝戦では一星に弟がいることを知り、父親に援助をしてもらうことを提案した*1。一星の人格統合には文句を言いつつも協力し、統合成功後は彼のパスを受けて灰崎と共に得点を決めた。
アジア予選決勝では強力なDFやGKにシュートを止められ、剛陣に後を託して交代した。
予選終了後、本戦会場への移動時には高所恐怖症なのか飛行機内でビビりまくっていた

アメリカとの試合前にアフロディが追加メンバーとして招集される。自身と同じく神を名乗り更に「現在のFWが不甲斐ない為にFWにポジションチェンジした」と露骨に煽られ、名指しで負けたら何でも言うことを聞くという賭けを兼ねたミニマッチに乗ったものの、泥臭く戦うアフロディに惜敗。アフロディ、そしてゴーレムこと岩戸と共に遊園地に向かうことに。三半規管を鍛えるべくアフロディに嵌められ苦手なジェットコースターに乗ったり、コーヒーカップが苦手な岩戸をフォローしつつ新技を完成。アメリカ戦で披露してみせた。
パーフェクトスパークとの試合直前には、負傷離脱した不動と話をし、彼の言葉をイレブンに届けた。

準々決勝ではスタメン入りし、地雷原でボールを奪いつつ久しぶりにコズミックブラスターを放ち、同点に追いついてみせた。

決勝戦では目立った活躍はなく、チョウキンウンズにも選ばれなかったものの、崩壊するスタジアムの天井破壊に協力した。

【必殺技】

  • ザ・エクスプロージョン
雷門戦で初使用。
高速移動しながら連続でボールを蹴り続け、最後は爆発を起こし敵ゴールへと放たれる。纏うオーラが旧版の流星ブレードに近い。
単独でマーメイドヴェールを破るほどの威力を持つ。アジア予選でも使用された。
なお本来エクスプロージョン(explosion)は始まりが母音である為「ザ」では無く「ジ」が正解なのだが、一部視聴者からは「不良だし勉強してなかったのでは?」とあんまりな考察をされる事も。

  • ジグザクストライク
雷門戦で使用。
相手のディフェンス陣を纏めて抜き去り、ザ・ウォールを駆け上がりそのままシュートを放つ。途中まではドリブル技のように見えるが、シュート技となっている。

  • コズミックブラスター
雷門戦で初使用。タツヤの流星ブレードとザ・エクスプロージョンとのオーバーライド技。互いに必殺技でパスを行うことでエネルギーを溜め、最後は2人同時に蹴り込む。
初使用時は岩戸のシュートブロックと海原、小僧丸明日人の三人がかりのブロックに止められたものの、FFI準々決勝で再び使われゴールを決めた。

  • ペンギン・ザ・ゴッド&デビル
灰崎との連携技。灰崎の新技「ペンギン・ザ・デビル」に乱入する形で完成した。アジア予選で何度も使われ得点を重ねるも、足球雑技団のキーパーには止められた。

  • GGG線上のアリア
アメリカ戦で使用。
岩戸、アフロディとの連携技。
岩戸の周りで竜巻を起こしながらアフロディとパスを繋ぎ、ゴーレムの雄叫びと共に大きく飛び上がり3人でオーバーヘッドシュートを放つ。
軍事衛星フォボスを軽々破るものの、2回目はザ・フェニックスに相殺されてしまった。


追記修正は究極の個人技を持つ人がお願いします。

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最終更新:2025年05月27日 15:03

*1 諸事情で必要なくなったが