新幹線大爆破(2025年版)

登録日:2025/05/05 Mon 16:47:40
更新日:2025/05/07 Wed 12:03:39NEW!
所要時間:約 25 分で読めます







走り続けろ




新幹線大爆破』とは2025年4月23日にNetflixにて公開されたパニック・サスペンス映画である。

概要

1975年に東映が公開した映画『新幹線大爆破』(以後旧版)の現代日本を舞台としたリブート版。また旧版の50周年記念作品にもあたる。
高速で運行する新幹線に何者かの手で速度を落とすことで爆発する爆弾が仕掛けられ、止まることが出来ない列車を救うべく奔走する鉄道・警察関係者、列車に次々と襲いかかる危機、パニックになる乗客の様子を描くという本筋はそのままに、現代ならではの変更を加えている。舞台を変えつつもタイトルへの変更も一切加えていないことからあくまでリブート版という立場を徹底していることが分かる。
旧版は「日本にしか作れない映画として新幹線を題材にした映画を作る」ということで制作されたが、イメージダウンを危惧した国鉄(現JR)は撮影協力を拒否。結果隠し撮りや潜入取材、車両製造関連企業からの部品購入といった無茶苦茶な方法で完成させるという暴挙に出た。
しかし本作はJR東日本及びJR東日本の子会社である広告代理店・映像制作会社ジェイアール東日本企画特別(完全)協力の下制作された。『シンカリオン』に真っ先に協力した*1会社なのでそもそもこの手の企画に積極的な社風なのだろう。但し展開上名前を出す必要があった他の鉄道会社の協力は得られなかったようで、JR貨物青い森鉄道に相当する鉄道会社は別の名称等に置き換えられている。その他北総鉄道と後述の鹿島臨海鉄道も協力している。

監督は旧版の大ファンでもある樋口真嗣が担当。旧版の大ファン故にタイトルロゴをはじめ旧版をリスペクトしたシーンが多く、最早リメイクといってもいい程旧版とリンクした描写も存在。その他旧版を知っていればニヤリと出来る小ネタも多く、旧版との比較も本作の醍醐味と言えるため予め旧版を視聴しておくことを強く推奨する。勿論旧版もNetflixで視聴可能。
この「未曾有の危機にヒーローや巨大ロボットではなく人々の叡智や努力で立ち向かう」という構成は樋口がかつて監督した『シン・ゴジラ』を彷彿とさせる*2

そしてNetflix配信ランキングではグローバル版非英語2位、国内第1位を記録する絶好調の滑り出しを見せた

あらすじ

はやぶさ60号は今日も、新青森から東京へ向けて定刻どおり出発した。
高市(草彅剛)はいつもと変わらぬ想いで車掌としてお客さまを迎える。
そんな中、一本の緊迫した電話が入る。
その内容は、はやぶさ60号に爆弾を仕掛けたというもの。
新幹線の時速が100kmを下回れば、即座に爆発する……。
高市は、極限の状況の中、乗客を守り、爆破を回避すべく奔走することになる。
犯人が爆弾の解除料として要求して来たのは、1,000億円!
爆発だけでなく、さまざまな窮地と混乱に直面することになる乗務員と乗客たち。
鉄道人たち、政府と警察、さらに国民も巻き込み、ギリギリの攻防戦が繰り広げられていく。
極限の状況下でぶつかり合う思惑と正義、職業人としての矜持と人間としての本能。
はやぶさ60号は、そして日本は、この危機を乗り越えることができるのか!?
(公式サイトより引用)

旧版との比較

旧版からの変更点

  • 舞台が1970年代の東海道山陽新幹線から2025年の東北新幹線に変更。そのため爆弾を仕掛けられる車両は0系からE5系に変更。やはりJR東海はJR東海だったか。
    • また列車の行先も旧版は下りで終着駅も当時開発途上だった博多。しかし今回は上り列車で行先も完全に発展し尽くした東京丸ノ内。そのためもし終着駅で爆発した際の被害は計り知れない

  • 旧版は一貫して鉄道・警察vs犯人という一対一の戦いだったが、今回はそれに加えて方針の異なる政府とも対立する三つ巴の戦いに。

  • 旧版は主役を犯人(演:高倉健)に据え、新幹線側のメインは運転士(演:千葉真一)が担っていたが、今回は旧版では地味な立ち位置だった車掌に据えている。そのため犯人の心理描写が多かった旧版とは異なり今回は車掌にスポットが当たっている。

  • 旧版は通信技術の未成熟な時期故に乗客が異変に気付き現状を知るまでに時間がかかっていたが、今回は皆がスマホを持つ時代のため即座に連絡されることとなる。


旧版オマージュ要素

何かと旧版で見たような展開や構図が多く、監督の旧版愛を感じられる。
基本的にリアリティのある描写が特徴的な本作だが、リアリティそっちのけで旧版オマージュを優先する描写も

※ほんの一例です。まだまだあるので探してみましょう。
  • 冒頭のタイトルロゴ。
  • 旧版を彷彿とさせるアングルの走行シーン。
  • 当たり前のように存在している運転指令所の電光掲示板(通称屏風)とそれを双眼鏡で確認する職員。しかし現在は手元の端末で確認するものでありこのような設備は存在せず、監督の「これが無ければ新幹線大爆破じゃない」という思いだけで存在している。しかもデザインもほぼ当時のまま。
  • 車両の運転台モニターの超特急→回送の運行形態切替器。旧版にもあった架空の仕様*3で、今回もデジタル化の上続投。
  • 途中駅で無理に降りようとするサラリーマン。
  • 錯乱する学生の容姿が殆ど同じ。


制作

前述の通り無茶苦茶な手法で制作された旧版とは異なりJR東日本協力の下実際の乗務員教習で行うものとほぼ同様の形での演者への乗務員所作の指導、車両や駅、車両基地、その他本来立ち入り禁止の線路際などでの撮影・取材協力といったものが行われ、7往復もの撮影用列車を運行しての撮影となった。
一部はセットを組んで撮影しているが内装は2022年の地震で事故廃車となったH5系H2編成の内装*5を使用し、アクションシーンで破損の恐れのある場面の座席はE2系J編成の座席を加工したものを使用、保安上本来は公開出来ない箇所(=公開すると悪用されかねない)については「リアリティはあるがそれっぽいだけの偽物」としてセットを組むことで対処している。その他本当に免許の無い演者を乗せる訳にもいかない運転席もセットを組んでいる。
加えて爆破シーンなどには旧版同様1/6スケールの大型模型を使用しての撮影を行い、その他実現不能なシーンは高品質なCGを使用することで迫力がありリアリティのある場面を演出。この1/6スケール模型は非常に巨大で、一番ゲージ模型は「抱える程度」というサイズに対しこちらは数人で担ぎ上げるというレベルの大きさ。

また監督は旧版の大ファンである一方、無理のある撮影を敢行した旧版のリアリティ不足や予算不足による限界を感じていたり当時の鉄道趣味誌の旧版への趣味誌視点でのツッコミ記事にショックを受けたりしており、自分で作るのであれば鉄道ファンも納得の内容にすることを心がけたという。
それでも違和感の無い範囲で映画的に見栄えを良くするためのアレンジや架空の描写も一部加えられている。

これら全てが合さった結果、非常にリアリティが高く、それでいて「あり得るかあり得ないかの限界に挑戦した」とでも言うべきフィクションならではのブッ飛んだ展開を生み出すことに成功している

登場する鉄道用語

鉄道事業者

  • 東日本旅客鉄道(JR東日本)
関東・甲信越・東北エリアにて列車の運行業務を行う鉄道事業者。
この異常事態に警察や政府と協力し、各地の社員・関係者一丸となって立ち向かった。

  • 青ヱ森鉄道
冒頭で爆破された貨物列車を運行している。
表記こそ改変されているが読みは現実同様「あおいもりてつどう」。
現実でも貨物列車が運行される青い森鉄道線がモデル*6であるが、JR貨物が保有するはずのコンテナにも会社名が入っているためこの世界でJR貨物が存在しない代わりに各私鉄・第三セクター・臨海鉄道が独自に運行しているのかもしれない。あるいは青ヱ森鉄道がJR貨物の代わりに全国規模で鉄道貨物を運行しているのかもしれない。
当該の貨物駅も東青森駅から青森東駅に改変されており、動く列車を近くから撮影したシーンや事務所の映像も鹿島臨海鉄道神栖駅で撮影したものとなっている。鹿島臨海鉄道のディーゼル機関車もそのまま映っている*7。但し遠方から撮影したシーンはそのまま東青森駅の映像が使用されているためEH500やEH800が映っている。ところで作中現実においてこの機関車達は何処の所属なのだろうか?
尚コンテナはJR貨物のロゴが青ヱ森鉄道のロゴに差し替えられているがカラーリングや形式名、エコレールマーク等はそのまま。エコレールマークについては鉄道貨物協会の商標だが大丈夫なのだろうか?
そして貨物列車のシーンは旧版と比べるとかなりあっさり気味。メタ的に見れば旧版は線路を借り、車両も購入しての撮影だったことに加え今回は蒸気機関車ではなくセンターキャブのディーゼル機関車だったため旧版程アグレッシブなシーンが撮れないからだろうか。

登場路線・車両等

東京〜新青森を結ぶJR東日本の新幹線路線。北海道新幹線直通。
全線開通した現在、東京〜新青森の総距離は674.9kmとなっている。

  • E5系
2011年3月5日より運行を開始した東北新幹線用車両。
E2系の後継として導入された東北新幹線の最新車両*8で、北海道新幹線直通列車含め主力として活躍している。その最高運転速度は320km/hにも及ぶ。
グリーン車の他、よりハイグレードなグランクラスも導入されている。
東京側1号車より1〜8号車が普通席、9号車がグリーン車、10号車がグランクラス。新青森側先頭車は分割併合に対応。

  • はやぶさ60号
今回爆弾を仕掛けられた列車。
当該列車に充当されたのは現実の乗客に配慮してか架空のU75編成*9。後期増備車のためか外国人観光客へ東北観光をアピールする『Treasureland TOHOKU - JAPAN』のステッカーが貼られている。
列番は5060B。また定期運行の無い繁盛期向け臨時列車。
15時17分に新青森駅を発車、途中盛岡駅で『こまち60号』を併結、18時32分東京駅着となる。

  • H5系
E5系のJR北海道所属車。
帯色が紫、ロゴが北海道を象ったものとなっている。E5系の小改良型にもあたり、内装も若干改良されている。導入本数が少ない上に事故廃車も発生しているためレア。
とある場面で登場する他、前述の通りセットに廃車発生品が活用されている。

やはりシミュレーションに使用。
プラレールは配線図の上で動かし屋根に付箋で列番を貼り付ける形で使用。勿論連結機能も使われている。基本的には新メカ(スイッチが車体後部にある現行品)が使用されるが、5060Bに使用されたものはよく見るとは新動力(スイッチが車体中央にある前世代品)*11となっている。E5系は製品バリエーションの多い形式だが、動力リニューアル直前の登場なので連結仕様で新動力はオールインワンセットで一つ、連結セットで一つ発売されただけのE5系全体で見るとかなり珍しいタイプ*12
模型の方はよりリアルなシミュレーションにて使用。関水金属(KATO)製品でパッケージも映っている。

  • 幹総
新幹線総合車両センターの略で、宮城県利府町(仙台〜古川間)に存在する。
JR東日本の新幹線最大の車両基地で、車両留置、整備、搬入、解体と新幹線に関するあらゆる業務を担当している。
よく見ると保存車である200系、961形、953形、解体中のE3系が見える。


その他覚えておきたい鉄道用語

  • 総合指令所
某所*14にある列車の運行を管理する施設。
屏風が今となっては架空の存在となっている以外は概ね現実通りで、列車の監視や遅延時等の列車の整理を行う。

  • ATC
"Automatic Train Control"の略で、列車が規定速度を超過した際に強制的に減速させ、規定速度内に抑えるシステム。
高速通過を想定しない駅では上限が低く設定されているため、対策をしないまま当該区間に進入すれば強制的に減速し100km/hを下回ることとなる。
作中でも鉄道知識に疎い川越への説明という形で解説が入る。

  • やわやわ
鉄道用語で速度を落とせという指示。基本的に駅での連結や車両基地での入換における微調整の際に使用される。

  • 解結器
密着連結器の結合部に爪の付いたリングを充てがい、上のハンドルを回すことで密着連結器を引き離す器具……なのだが完全に架空の器具。というのも実際の密着連結器は外部操作で開放テコを操作することで切り離すため、連結器を無理に引き剥がして切り離すことは出来ない。
なので映像上もよく見るとジョイントも何もないところに設置しているのがわかる。
これみたいに力ずくで破壊する流れには…できなかったのだろう。

主な登場人物

事件の犯人

  • 犯人(演:???)
JR東日本ご意見承りセンターに爆破予告電話をかけ、事件を起こしたと伝えた人物。まず事件が本当であると知らしめるために貨物列車を爆破、そして爆弾の解除方法を伝える条件として1,000億円という桁外れの身代金を要求する。JRではなく全国民に要求し、1人あたり約1,000円の計算だから全国民に呼びかければ安いものだと主張するが金の受け渡し方法を事細かに指定した旧版とは異なりどのように金を工面するかは一切指定しなかった。
また事細かに犯人側の描写が描かれた旧版とは異なり、電話にはボイスチェンジャーを使用し、そして一切姿を見せず、年齢・性別・国籍・所在地・犯人の数・身代金の用途と何もかもが不明。
途中政府に要求を隠されると爆弾をセットする様子と要求を載せた動画を拡散した。
尚この爆弾のデザインは庵野秀明が担当している。彼もまた旧版の大ファンである。

はやぶさ60号の乗務員と乗客

  • 高市和也(演:草彅剛)
本作の主人公。
はやぶさ60号の車掌。真面目な性格で、仕事に対して強い誇りを持っている。
突然前代未聞の大ピンチに陥るも、対立し、パニックに陥る乗客を前にしても皆を救うべくの冷静に行動し、使命を全うする。

  • 藤井慶次(演:細田佳央太)
はやぶさ60号に便乗していた車掌。
若さ故か軽率な言動が目立ち、高市に窘められることもしばしば。
それでも乗務員としての使命を果たそうとする。

  • 松本千花(演:のん)
はやぶさ60号の運転士。
近年の女性乗務員増加を反映し今回の運転士は女性が担当することに。
極限状態に追い込まれ、取り乱すこともあれど巧みなマスコン捌きで危機に立ち向かう。

  • 二宮春香(演:大原優乃)
はやぶさ60号の車内販売員。
列車運行の立場ではないが乗務員の一人として活躍する*15

  • 等々力満(演:要潤)
著書『ニートで大富豪』で大ブレイクした実業家系YouTuber。
藤井に頼み車内放送と自身のチャンネルでその影響力と経済知識を活かし身代金を募るクラウドファンディングを開設したことを発表する
尚彼の動画として映るシーンには彼のチャンネルやクラウドファンディングへのアクセス用として二次元コードが表示されているが?

  • 加賀美裕子&林広大(演:尾野真千子/黒田大輔)
青森での講演を終え移動中の衆議院議員と秘書。
しかしママ活スキャンダルで信頼ガタ落ちであり、子供からも「ママ活先生」呼ばわりされる始末。今回の騒動を鎮め信頼回復を図ろうとするがママ活事件をダシに批判されるばかりで……

  • 臺葉工大附属高等学校の生徒達
修学旅行で青森県を訪れ、冒頭では盛岡新幹線車両センター青森派出所を見学していた。
教員の市川さくら(演:大後寿々花)をはじめ青山穂花(演:中山ひなの)、小野寺柚月(演:豊嶋花)、武井(演:増田怜雄)、紗奈(演:佐月絵美)などが乗り合わせている。また小野寺は持病の合併症を抱えている。

  • 野坂(演:今野浩喜)
今回の事件について、車両点検を怠ったための問題だと高市を責め立てた。

  • 金本&島(演:岡部ひろき/金子鈴幸)
いかにもチャラそうな紫髪と青髪二人組のYouTuber。チャンネル『金敵Good Luck』を運営している。
彼らのチャンネルのOPは大手YouTuber事務所UUUMが制作したもの。

  • 謎の男
時折存在感を示す、黒い帽子と服、眼鏡とマスクを身に着けまるで姿を隠すように行動する男。

  • 篠原圭造&篠原和子(演:六平直政/屋敷紘子)
電気工事士の男性とその妻。
乗っている列車に爆弾が仕掛けられているという極限状態にも関わらずグースカ大いびきをかいて居眠りしていたあたり大物である

JR東日本関係者

  • 宮下&上司(演:有沢雪/杉山ひこひこ)
JR東日本ご意見承りセンターのオペレーターとその上司。爆破予告を受け、それを他の職員に通達した。

  • 笠置雄一(演:斎藤工)
JR東日本新幹線総合指令所総括指令長。
新幹線側の責任者として警察や政府と連携し、作戦の指揮を執り、60号へ指示を出した。
旧作に黒部進(ハヤタ・シン)が出てたから、新作では神永新二役の人を出したのかもしれない。

  • 千葉亮太(演:村本明久)
輸送指令長として笠置をアシストする。

  • 吉村慎之助(演:大場泰正)
JR東日本新幹線総括本部長。
貨物列車の爆破を受け犯人の電話を信じるようになり、新幹線総合指令所から指示を出す。

  • 岡野(演:中田充宏)
総合指令所情報管理指令長。

  • 山本由紀乃(演:西本恵末)
JR東日本新幹線運輸車両部マネージャー。
総合指令所に向かい対処にあたった。

  • 福岡祐希(演:尾上松也)
新幹線総合車両センター主務で、元運転士。
救援列車9014Bの運転士として乗務した。

  • 戸塚雅史&作業員(演:島津健太郎/白石和彌)
9014Bに乗務した幹総の副長と作業員。
白石はサプライズ枠。林広大役の黒田氏が参加した『仮面ライダーBLACK SUN』『極悪女王』等の監督である。

  • 新庄一(演:田中要次)
大宮新幹線保線技術センターに務める保線担当者。
尚田中要次は俳優になる前は国鉄→JR東海に勤務しており、東海道本線にて保線業務を担当していた正真正銘本物の保線マンである

警察関係者

  • 川越吉晴(演:岩谷健司)
警視庁捜査一課特殊犯捜査係警部補。総合指令所に赴き、事件の捜査を主導する。

  • 茂木剛(演:谷口翔太)
川越と共に行動する刑事。

政府関係者

  • 佐々木健太郎(演:田村健太郎)
総理補佐官。
アッサリして無感情的な性格で、政府代表として指令所に赴き指示を出すが方針が合わず笠置らと対立する。

  • 諏訪茂(演:坂東彌十郎)
内閣官房長官。
テロリストの要求に応じない方針だと会見で話した。
名前は菅官房長官の捩りと思われる。

救出作戦



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最終更新:2025年05月07日 12:03

*1 今でこそ新幹線を運行するJR5社全て(+JR四国)が参加しているが、企画始動当初は各社の協力を得られずJR東日本だけが協力を受け入れたことで企画が始動したという経緯がある。

*2 『シン・ゴジラ』にも『新幹線大爆破』をオマージュしたシーンらしきものがある。

*3 指令の指示の反映を視覚的に分かりやすくするための措置だろうか。

*4 例えば『シン・ゴジラ』は現代日本が舞台だが、「怪獣という概念が一切存在しておらず、ゴジラが初めて出現した」という世界観で、完全なリブート版となっている。

*5 再利用の可能性があるため傷をつけることは許されない。

*6 JR貨物は第二種鉄道事業者として他社に線路使用料を支払って貨物列車を運行している。

*7 現実の青い森鉄道線は全線電化なので電気機関車しか存在しない。

*8 本作の告知期間中である2025年3月4日に後継車両E10系の導入が発表された。

*9 実在するのはU1〜51編成。仮に今後増備されたとしてもE10系の発表によりあと24編成も増えることは無いと思われるためU75は実現しないだろう。

*10 列番(3032B)からしてこまちと連結しているはずだが描写・言及共になし。単独で退避しようとしたことも考えられる

*11 1987年の一回目の動力更新の際に登場したタイプなので従来存在した車体前方にスイッチがある旧動力に対しての新動力。現行型の新メカ(のせかえシャーシ)に対して旧メカと呼ばれることもあるが大抵新動力で通っている。

*12 非連結仕様のものを含めると新動力のE5系は車両セットで発売されたものとして一つ存在する。

*13 そもそも高速試験車というジャンル自体プラレールでしか発売されない。

*14 かつては公開もされていたが現在は安全上所在地含め非公開。

*15 ちなみに、10号車には彼女の他にグランクラス専任の乗務員がいるはずだが描写なし。

*16 仮に後部からの飛び降り脱出を実行して助かるかは不明。よくて重傷だろう。

*17 新幹線は電源周波数が50Hzと60Hzの二つが使用されており、東海道新幹線系統では60Hz、東北新幹線系統が50Hz、北陸新幹線が50・60Hz混在の形となっており、両周波数に対応した車両(E2系N編成、E7系、W7系、925形、E926形及び200系とE4系一部編成)でなければ線路を繋げても直通させることが出来ない。

*18 ちなみに『謀略軌道~』ではこの概念が存在したものの、当該列車の編成がE2系N編成(北陸・上越新幹線の運用に充当できる編成。軽井沢以北で周波数が変わるため、両方走るために読替装置を備えている)だったので問題無かった。

*19 本作で明確に死者が出る唯一のシーン。ただし負傷した藤井が助かったのかどうかは明かされていない他、序盤で爆破された貨物列車の運転手や牽引機の前方デッキに立っていた人物もどうなったのか不明である。

*20 実在する会社で、ロケ地含めそのまま登場。仮面ライダーをはじめとする特撮作品の爆破アクションの多くがここで撮影された。

*21 よく聴くと冒頭の見学シーンで不自然な金属音が聞こえ、いつ仕掛けたのかは示唆されている。