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ミリエラ(DQⅡ)

偉大なる大神官ハーゴン様からのお願いをお読みください

更新者:Atlas_078
掲示板:(たぶん081件)
登録日:1987/01/26 mon 08:54:10
更新日:2026/08/21 Fri 00:29:18
所要時間:約 081 分で読めます
Type :Cache
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ミリエラ様は、ローレシア王国の大臣でございます。
惜しまれつつも引退された先代の大臣に代わって新たに大臣に就任されました。
平和の象徴であるバニーガールの姿と天下一品の素晴らしき踊りで、玉座の間、そしてローレシア王国を明るく照らしてくださるのです。
これも全てハーゴン様の思し召しなのでございます。

追記・修正は、ハーゴン様への感謝と共に


この項目との出会いがハーゴン様のお導きだと思ったなら……\信仰/





















   コマンド
はなす  じゅもん
つよさ ▶︎どうぐ
そうび  しらべる

 どうぐ
▶︎もょもと
すけさん
アイリン

きんのカギ
ぎんのカギ
ろうやのカギ
Eはかいのつるぎ
Eロトのよろい
Eロトのたて
はやぶさのけん
▶︎ルビスのまもり

 どうする
▶︎つかう
わたす
すてる

もょもとは ルビスのまもりをいだき
てんに いのった。
せいれいの こえが きこえる……。

*「もょもとよ。
..だまされては なりませぬ。
..これらは すべて まぼろしです。










私は前の大臣にかわって
王さまにおつかえすることに
なった ミリエラと申します。

こんな平和な
世の中ですもの。王室を
明るい ふんい気にするために
やとわれたのですわ。

そうそう 私の踊りは
天下一品ですのよ。

むずかしいおこごとを
いう 大臣よりも
気にいっていただけるんじゃ
ありません?おほほほほっ。

ミリエラは、『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』の登場人物。
ただし、オリジナルのファミコン版には登場せず、スーパーファミコン版以降のリメイク作品に登場する。

【概要】

長く険しい、ロンダルキア台地の雪原地帯。
夥しい数の雑魚にしては強い奴らの襲撃を乗り越えてついに辿り着いたハーゴンの神殿。

──中に入って眼前に広がるのは、懐かしき故郷ローレシア王国。
しかし、人々の様子がおかしい。口々にハーゴンのことを褒め称えるのだ。
ハーゴンは、ムーンブルク王国を滅ぼしており、更には禍々しい神の力で世界の破滅を目論む闇の大神官の筈。
そう思いながら玉座の間に向かうと、そこには複数のバニーガールを侍らせる父王の姿。
曰く、ハーゴンと話をしたところ気持ちのいい人物だったらしく、部下にしてもらったとのこと。
その玉座の間にいるバニーガールの一人が、ミリエラである。

……こんなものが現実であるわけがなく、これらは全て幻。
勇者たちを惑わせるため、ハーゴンが自らの神殿をローレシア城に偽装していたのだ。
当然、ミリエラもそんな幻の住民の一人に過ぎず、ルビスのまもりの力で幻を破ってしまえば、他の住民諸共消滅する。






以上。






いやホント。
これ以上に書くことがない、ただのモブである。
しかしモブの割にはわざわざ固有名詞まで与えられ、バニーガールという世界観から浮いた存在が、玉座の間という場違いな場所におり、しかも大臣に就任するというおかしさのトリプルインパクト故か、リメイク以降しか登場しない割には知名度がそこそこあり、
事実この作品の続編でもある『ドラゴンクエストビルダーズ2』にも、ロンダルキアに建てられた朽ちた城にミリエラを名乗るバニーガール(ちなみに、金髪サイドテールである。かわいい)が登場。そしていちモブでありながらビルダーズ2世界の真実をDQ2経験者のプレイヤーに突きつける役割の一端を担った。大袈裟かもしれんが、実際ロンダルキアにこの城があって、そこにミリエラがいるんだからしょうがない。

ちなみにファミコン版のハーゴンの幻によるローレシア城はミリエラが登場しないのは勿論のこと、住民のセリフが通常のものと同一であり、ローレシア王も旅立ちの時と同じく1階にいる。更に2階へ昇ることも旅の扉へ入ることもできない。

なお、ルビスのまもりで幻を破った後の神殿1Fの中にはローレシア城のモブ達のセリフを話す人魂がいる。
もしかしたらミリエラもその一つであり、玉座の横にいる二つの人魂のうちどちらかが彼女に対応した人魂と思われるが…


ケケケケ!
だまされていれば よいものを!

みやぶってしまうとは
かわいそうなヤツめ!

\デレレデレレレーン/
デビルロードがあらわれた!
デビルロードがあらわれた!

ミリエラの台詞かと思ったらデスエンカでした。現実の世界にいない人物なので、現地の魔物が化けていたのだろうか。もう片方は王様が侍らせていた別のバニーガールなのかもしれない。どちらにしても数が足りないが……
メガンテを使われる前にさっさと倒して経験値の足しにしましょう。
ちなみに、ファミコン版ではこの場所にいたのは人魂ではなく悪魔型NPCで、出てくるモンスターもシルバーデビルだった。それはそれでデスエンカなのだが、リメイクにあたってイベント戦のモンスターが強化されるのは珍しい。*1


追記・修正は幻を破ってからお願いします。


































ちょっと!どういうことよ!?

なんでせっかく立ったアタシの項目が
こんな薄っぺらいモブの説明で
終わっているわけ!?

し、しかしミリエラさまの説明をするには
まずリメイク前の情報も必要かと……

お黙りなさい!!
こんなすぐ読み終わるようなモブの項目
一発で建て逃げ扱いされて
アク禁喰らうに決まってるじゃない!!

せっかく手に入れたアカウントよ……
すぐ失うなんてたまったもんじゃないわ……

とにかく!今度はちゃんと
HD-2D版のアタシのことを書いた項目を
立てなさい!いいわね!?

よ、よろこんでー!
元々そのつもりだったんだけどなぁ……

なんか言った!?
いえ、何も!



登録日:2025/12/11 Thu 19:58:44
更新日:2026/08/21 Fri 00:29:18
所要時間アタシの項目、約 4 分で読みなさい!





で ですから 人魚の女王は
殺しちゃダメなんですって!

さらってくるように ベリアルさまから
言われていて……。

知ったことじゃないわ!
アタシはアタシより目立つヤツや
キレイなヤツにはみんな消えてほしいの!


ミリエラは、HD-2D版『ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ』の、Ⅱ編に登場するボスキャラクター。
元々固有名付きだったとはいえ、一介のモブからまさかまさかの大抜擢である。
ドラクエのナンバリング作品って令和によくあるマイナーキャラ超大出世の系譜に一番縁がなさそうなシリーズの筈なのに。どうしてこうなった……

CV:Lynn


【概要(HD-2D版)】

大神官ハーゴンが束ねる「ハーゴン教団」の一員。
地位的にはアトラス・バズズ・ベリアルの悪霊の神々達に匹敵するハーゴン直属の大幹部であり、いわゆる四天王ポジションとなっている。
そのため、戦闘BGMも悪霊の神々やハーゴン同様「戦い」ではなく「カタストロフ」が用いられている。*2
主に海底世界の侵略が主な任務だが、バズズからは「よく知らないがとりあえず海中を任されている」と言われており、教団内での扱いがなんとなく窺える。

モンスターとしては、メイデンドールやメルトアの色違いで、青い肌に赤い髪、金の装飾がされた黒いドレスが特徴。
同系統モンスターとの違い…というかそもそもこの系統は皆異なる頭飾りを身につけている*3のだが、コイツの場合はモブ時代にバニーガールだったことに由来してウサ耳カチューシャを着用している。
腹部の檻は収納に活用することができ、作中では多くの私物を吸い込んでいたが、同系統モンスターと異なり戦闘でこの檻にプレイヤーを閉じ込めることはなく、逆にこの中から配下のモンスターを召喚している。容量は無限と見たほうが良いか。
また、必要に応じて赤髪のバニーガールの格好をした人間態に変身することも出来る。

人物像

妖艶な容姿に反してものすごく短気で我儘な性格をしており、自分より美しいもの・注目されるものを嫌い、そういったものと相対すると後先考えずにすぐ癇癪を起こして消そうとする幼稚さを持つ。
これは部下に対しても同じで、どんなに些細なことでも気に入らないとすぐヒステリックに当たり散らしており、その様はまさしくブラック企業のパワハラ上司。あまりの器の小ささに部下からの人望はほぼなく、アクロナイトのまめちしきには「地上への配置換えを希望している」と書かれているほど。
そして自分も大概の幼稚さの癖に「子供」に対してコンプレックスがあり、まだ少年少女にすぎない勇者の子孫たちに「子供なら子供らしく弱者でいるべき」「運命に翻弄されていればいい」と激しい敵愾心を抱いている。

こういった器の小ささが原因なのか、命令無視あるいは作戦失敗もしょっちゅうだったらしく、ベリアルは「段取りが悪い」と毒づいており、内心排除したいと思っていたのか勇者たちにミリエラの作戦を漏洩している。
まぁ、排除を目論んでいるのはお互い様のようだが……

ただ、悪霊の神々とは異なり教団……というよりは、ハーゴン個人に対して心からの忠誠を誓っている。それは最早狂信といえるレベルで心酔しきっており、「ハーゴン以外自分には何もいらない」とまで言い出すほど。


活躍

初登場は人魚の聖域。
人魚の女王の処遇についてトドサマガエラと口論になっているところを、妖精の城で戦闘したベリアルからの情報で人魚族の救出に向かった勇者たちと出くわす。
人間が海中に来たことに驚くが、なんとこの時点ではやってきたのはただのガキンチョだと思い込み、勇者の子孫たちであると気付かないというポンコツぶりを披露。


人間!?
ここ海の中よ……!?
ど どーやって……!?

そのポンコツっぷりを見て「目の前にいるのが誰なのか気付かないとは、ハーゴン直属の割に大したことないようだ」と人魚の女王に挑発されたことでさらに激昂。
女王は生け捕りしろというベリアルの命令を、理由も知らされないのに乗り気のしない命令を聞く義理はないと無視して女王を殺そうとするが、ムーンブルクの王女を見たことで(人魚の女王共々)小綺麗で偉そうな奴ばかりの状況にプラン変更。
世間知らずなチビなら殺しても文句はないだろうという理由で、同行していたトドサマガエラとしびくらベス、ヨミフラシに勇者たちの始末を命じる。
それが敗北した際に人魚の女王の口から目の前にいる人間の子供が勇者の血を継ぐ者であったことを漸く知らされる。
侮っていた子供がハーゴン教団の敵であることを知って驚くが、その時虫の息であったトドサマガエラが助けを求めてきたため、とマヒャドで始末して撤退する。(この時勇者たちも範囲内に巻き込まれたが、人魚の女王が咄嗟にバリアを張ったため勇者には傷一つ負わせることは出来なかった)


ミリエラさま……お助けを……!

……あら さっきさんざん
アタシにさからわなかった?
ベリアルの言うことがどーのこーのって。

だったらベリアルに助けてもらえば
いいじゃない?

そんな……!だってベリアルさまにさからえば
ミリエラさまが おしかりを受けると思って……!

言い訳はけっこうよ!
ふんっ!

……配下の中では数少ない忠臣だったのに、哀れトドサマガエラ。
しかし、仲間割れ・パワハラ・失態を犯したら始末、そもそもここに来られたのはベリアルの情報提供のおかげ……という状況から、ハーゴン教団のチームワークは極めて悪く、協調性がないことが勇者たちに露呈。
これがミリエラ派閥の瓦解を招くこととなる……

直接対決

その後、みずの紋章といのちの紋章の在処を探そうという段階で、精霊ルビスを呼び起こす為に必要な紋章の一つをミリエラがブローチとして身につけていたことが発覚。
人魚の一人が後をつけたことで位置が判明した彼女の拠点・なぞの海底基地で、いのちの紋章を巡って激突……と思いきや、ミリエラは人魚の聖域が手に入らなかったことに拗ねて自室に鍵をかけて閉じこもってしまう。
配下が回収した鍵を手に入れようにも、魔物の巣窟をうろつくのは囲まれる可能性があり極めて危険。そこでサマルトリアの王女はある策を思いつく。それが「仲間われ大パニック作戦」
教団内のチームワークの悪さを逆手に取り、命令無視に怒ったベリアルがミリエラを粛正しにきたと誤解を招いて海底基地をパニックに陥れその隙に鍵となるレリーフを探すという、おおよそ勇者の血を引く者から出たとは思えないような作戦であった。都合のいいことに、基地内での連絡は伝声管を用いていたため、変装をする必要もなく多少の演技力さえあれば十分騙せるのだ。
なまじ命令無視が勇者たちのでっちあげなどではなく事実であることに加えてミリエラの段取りの悪さは教団内に知れ渡っていることから極めて高い効果が見込める筈。
今ここに劇団サマルトリア兄妹、一世一代の大作戦が始まる……?

ベリアル役:サマルトリアの王子
やられる役:サマルトリアの王女

うわぁ!なにをする!
お前はベリアルだな!

(棒読み)

はっはっは!オレはベリアルだ!
オレ 俺……さまがベリアルだぞ!
お前たちをやっつけるために来たぞ!

(棒読み)

テロレロレレン♪ ドォーンムーンブルクの王女がイオ系呪文で演出)

まさかのとんでもない棒読みによる三文芝居であった。
しかし意外にも配下の魔物たち*6どころかミリエラも見事に引っかかり、目論見通り基地内は大パニックに陥る。
「抵抗せず逃げるなら見逃してやる」とも言ったおかげで、基地がどうなろうと知ったこっちゃないと逃げる者、ミリエラの居場所の情報を吐いたんだから見逃してくれと命乞いをする者まで出る始末。


ちょっと!
ベリアル!?
ふざけんじゃないわよ!

それから聞いてる!?手下どもっ!
アンタたち 逃げるんじゃないわよ!
アタシが逃げる時間を かせぐくらいの役には
立ちなさいよ!!


肝心のミリエラも「アタシより先に逃げたら許さない」と部下を脅し時間稼ぎを命じるなど、完全に指揮系統は崩壊。
逃亡の支度をしている最中に勇者に乗り込まれた挙句、手下を蔑ろにしていたからここぞとばかりに見限られ誰もミリエラを守ってくれないのだとド正論をぶつけられたことで激怒し、直接対決となる。


ふふふっ……笑わせてくれるじゃない。
たかが人間の子どもが。

まるでアタシひとりじゃ
何もできないみたいな言い草ねぇ?

ふふふふふっ!
勝ちを確信するには
ちょっと早すぎたんじゃない!?

教えてあげるわ。
どうしてアタシが仲間と協力せず
部下を捨て駒にするのか。

それはね……。

アタシには ハーゴンさま以外
誰も必要ないからよっ!

撃破されると勇者たちへコンプレックスを吐露するが、サマルトリアの王女やムーンブルクの王女はそこに思うところがあったのか「胸につけているいのちの紋章さえくれれば見逃す」と交渉に出る。
ミリエラはなんと身につけているのがただの綺麗なブローチとしか思っておらず、紋章であることを全く知らなかったようであり*7、意外な要求に思わず驚くが、それで見逃してもらえるならと思ったのか、捨て台詞と共にいのちの紋章を投げ捨てその場を立ち去るのだった。


じゃあいいことをひとつ教えてあげるわ。
こういうときのやり方はひとつよ。
殺してうばい取るの。
その覚悟がないからダメなのよ。

やっぱり子どもね。
アンタたち。

決着

それから間を空けて、再登場はハーゴンの神殿。
HD-2D版では幻惑を見せているのはハーゴンではなくミリエラの役目であり、さらに勇者たちそれぞれに違う幻の世界を見せるという手の込んだ罠を張る。


もっと奥。もっと奥へ……。
つらいこと 苦しいことは忘れ……
アナタの望むとおりの優しい世界へ……。

  • サマルトリアの王子……祖国サマルトリアでのんびりと暮らす幻覚。ローレには彼が母親として接している相手はどう見ても犬なのだが、なんとこの犬喋る。
  • ムーンブルクの王女……滅ぼされていないムーンブルクで、努力の結果難しい呪文を使えるようになったことを父王に褒められる夢。ローレには父とされている人物は子供にしか見えない。
  • サマルトリアの王女……どうやらデルコンダル城の幻覚のようであり、デルコンダル王にその実力を褒められスカウトまでされる幻を見せられている。何気に、兄たちよりも一回り年下であることから足を引っ張っているんじゃないかと劣等感を抱いていたという本音を吐露しており、なんとも居た堪れない。ただローレには宝物庫で宝箱を王様と言い張って独り言を喋っているようにしか見えない。

しかしローレシアの王子にだけは幻覚を見せることは出来ても心までは支配出来なかったらしく、人間態の姿になって玉座の間で王の膝の上に座ってイチャついてる様子を見せつけ、呪文を使えないコンプレックスを煽ってもなお王子は揺れ動かなかった。
そのせいでルビスの守りにより幻惑を破られてしまい、人間態のまま再度夢に戻ろうと勇者たちを誘惑しても流石に同じ手は食わなかったため直接始末するしかなくなり、自身を檻に閉じ込めそこから魔物の姿に変身するという、悍ましいエフェクトと共に本性を表す。
「何故そこまでハーゴンの道具であることを選ぶのか」というムーンブルクの王女の質問に対して「道具ではない」「ハーゴンの寵愛を受けている」と主張。
サマルトリアの王子からは「本当にハーゴンがミリエラを大切に想っているのであらば世界を破滅させようとはせず、ミリエラとの日々を大切にする筈ではないのか」と完全に論破されてしまう。
この言葉を受けてハーゴンの眼中に自分はいなかったことを思い出すミリエラだったが、苦い過去を振り切るように話を打ち切り、戦闘となる。


とっ……とにかく!
いいの!アタシはハーゴンさまの
お役に立つの!

おしゃべりは終わりよ!
見せてあげるわ!
アタシのハーゴンさまへの忠誠を!!

勇者たちに敗北すると、実際はハーゴンからの寵愛を受けたことなどないことを素直に認め、その過去を勇者たちに明かす。
孤独な中で拾ってくれたハーゴンの恩に報いる…その一心で、愛してもらえないとわかっていても、いつかきっと振り向いてくれるかもしれないと、側に仕え続けていた。
主君であるハーゴンの名を呼びながら、誰よりも愛に生きた魔物は散る。
勇者たちにもその気持ちは伝わり同情を胸にするが、ベリアルはそれすらも利用し、ある策を講じる……


あの時の約束……忘れたことはなかったわ。
ずっとおそばにいれば いつか
アタシを特別にしてくれるかも なんて
思っていたけれど……

子どもの幻想だったみたいね。

ハー ゴ……さ……

【戦闘能力】


悪霊の神々に次ぐ地位を持つだけあって実力は非常に高く、1戦目時点の適正レベルではこちらが使えるかどうかのマヒャド*8を中心に、投げキッスやマヌーサでの行動阻害、マホトラ・マホカンタ・マホキテでの呪文対策と、攻防共に侮れない難敵。
呼び出されるアクロナイトはにおうだちとやいばくだきを、ビーストボーンズはかぶと割りを持っており、全体的に搦手の多い戦闘。特にビーストボーンズは痛恨の一撃としっぷう突きも持ち合わせているため、痛恨を耐えても次ターンに威力高めのしっぷう突きでトドメを刺される可能性があり得る。
攻撃時のボイスには「卑怯なんて言わせないわ!」というものがあり、正面切っての戦いが不得手なのは自覚した弱点であることが窺える。
妖精の城でのベリアルよりはこちらもレベルが上がって戦力が整っている筈なので、キラキラポーンやマジックバリアを切らさなければ多少は楽に戦える相手だろう。というか人魚の聖域で戦った部下の方が明らかに強い。取り巻きは優先的に倒しておきたいところ。
眠りが有効であるため、ラリホーからのヒュプノスハントが効果的な他、一回休みが完全耐性ではないため(マイラで取った巻物をムーンに使っていれば)ぱふぱふも効く。キマシ……と言いたいところだが、ぱふぱふといえば包容力の代名詞であるため、ミリエラの境遇を考えるとなんとも言えない気持ちにさせられる。他にこちら側の使える行動不能系特技はくすぐりの刑と投げキッスでどちらも女性陣専用技なので、バニーガールのくせにお色気やスキンシップに弱い可能性も捨て切れないが。

2戦目ではステータス以外で1戦目と大した変化はなく技や耐性もほぼ同じなのだが、2戦目ではHPが半分を切るとマダンテを使用。
敵側のマダンテ使用者というと、デスタムーアオルゴ・デミーラ暗黒神ラプソーン永遠の巨竜と、基本的には魔王や神クラスの敵やゴールデンスライム。そんな強敵達が使っていた大技を、実質的に教団の鉄砲玉に近い立場の彼女が使ってくるのだ。
ただ、実はこの時の彼女のMPはたったの100しかない。しかも難易度「いばらの道だぜ」以外だと1ターン目に50減少するという仕様まである。
しかも本作の敵側が使う際のマダンテは従来の「MPを全部使う火炎ブレスの超スゴイ版」ではなく、味方と同じ「残りMPの6.5倍の数字」仕様に統一されたことに加えて、HP半分以下での使用ということはそこまでにMPを使っているので、本当にごくわずかなMPでのみぶっぱなしてくることになるため実際はそこまで痛くないことが多い。まぁそれでも6.5倍なので200ダメージは堅いが……
さらにこういうマダンテの使い手はだいたいセットで「祈り」というMPを全回復させる手段を持ち合わせているが、ミリエラの場合は宗教団体の幹部のくせしてそれがなく、マダンテ使用後はまりょくの風の毎ターン回復やマホトラ等のMP回復技でチマチマMPを回復しようとする。
ミリエラは殆どの行動にMPを使うため、マダンテ後は特にマホトラの頻度が急上昇、攻撃の手が緩むのだ。一気に押し切るチャンスといえる。
ただ、「いばらの道だぜ」だとフルにMPを使ってくるので、あまり一気にHPを減らすとほぼ万全の状態でマダンテを使ってくる可能性がある。
本作のマダンテは消費MPの6.5倍ダメージという歴代屈指の高倍率なので、たかがMP100弱でも600近いダメージを食らうためパーティが瓦解しかねない。この時期のローレならとんでもない火力を出せるからと言って油断しないように。

ドロップ品はうさみみバンド(1戦目)とバニースーツ(2戦目)。ぬすっと刈りでも同様。
追い剥ぎ……?

【その後の作品での出演】

登場したばかりのキャラなので外部出演は当分先…と思いきや。

DQウォーク

HD-2D版1&2の発売を記念したコラボイベントで早速登場。
ウォークにおいては既にハーゴンが何度も倒されているため、その復活を狙い暗躍する教団残党としてイベントボスの役目を与えられた。
こちらではロンダルキアの迷宮のボスとして戦うことになる。
概ねHD-2D版と同様の戦い方をしてくるが、マダンテ後の行動がMPを3桁近く持っていく「ギガ・マホトラ」に大幅強化。
短期決戦を狙うべき相手だが、迷宮ならともかく、ほこらで戦う際はじごくのよろいとハーゴンのきしをお供として引き連れており、じごくのよろいがにおうだちをするため、戦闘が長引く前に片付けたいところ。

【余談】

  • 同時期に初登場する人魚はミリで名前は似ているが無関係。ただ、部下の口からミリエラの名前が出た際には「あれ?似たような名前のやつ人魚にいなかったっけ?」となったり、人魚に内通者がいるんじゃないかという勘違いがそれなりに起きたとか……
    なお上記の通りミリエラは過去のバージョンから存在するキャラであるが、ミリアの方は(そもそも人魚族という存在も含めて)HD-2D版が初登場の完全新規キャラである。なんで人魚の方を似た名前にしちゃったんだろう
    ……なのだが、実はDQ2関係だとエニックス版ゲームブックでのグレムリンに襲われるルプガナの娘が「ミリア」という名前に設定されていた。どうしてここまで同じ作品ベースで被りが発生するのか

  • 声を演じるLynn氏は2018年〜2020年に営業していた新宿・大阪・池袋のVR施設にて開催された『ドラゴンクエストVR』でホイミスライムのホミリー役を担当していた。
    発売前に未発表だった配役は発売1ヶ月後にまとめて発表されたが、特徴的なヒステリックな演技からLynn氏ではないかと推測する声は発売時点からあった。


  • メイデンドール系統は初登場のDQ11の時点で2Dモードでドット絵が登場していたが、ドット絵+アニメーション付きは系統ではミリエラが初にして唯一。

  • モンスター全体としてはメイデンドールの派生種だが、DQ1&2では同系統モンスターがミリエラ以外に参戦していないため、事実上の固有グラフィックのモンスターとなる。同系統が他作品にしかいない派生種というのは初登場作品では専用だったが後発で色違い登場のパターン*9を除くと、DQ11で屍騎軍王ゾルデと鉄鬼軍王キラゴルド(それぞれDQ10の妖剣士オーレン・青狼鬼グルバレイダなどが同型)という前例がいる。*10
    またHD-2D版のDQ3には2のフレイム系のよみのばんにんや1のまほうつかい系のウォーロック、2のアークデーモン系のデーモンアミゴ、6のストーンビースト系のレヴナントがボスとして新登場しているが、これらも3には同系統が登場しないモンスターである。こちらは3の発売時点で1&2のリメイクが決まっていたため、そのためのドット絵を活用して先行登場させたという見方が有力だった(これらのうちストーンビースト系のみ1&2に登場していない)。
    一方、1&2にはミリエラ以外にもファットバット(4のジャイアントバット系)やクレセンス(6のジャミラス系)などのように、主にボスクラスに(3も含めて)同系統モンスターが登場しない実質固有グラフィックの敵が登場している。
    これらに加えてしらたまこぞう(4のつちわらし系、上記の三文芝居の時のムービー限定)の存在も考えると、もしかしたら……?

  • ハーゴンに対しての忠誠心が高い幹部級の元人間で、ベリアルら魔物の幹部と対立している、という人物像は小説版の悪魔神官と共通しており、ある種の逆輸入といえる。
    バズズも小説版・CDシアター版同様に海底火山の洞窟(従来の海底の洞窟)で激突することから、HD-2D版のシナリオ制作やキャラクター造形にあたって小説版が意識されている可能性は低くない。

  • ハーゴンに拾われる回想シーンでの背景はムーンペタ南東にある森の廃村と酷似している。
    もっともこの回想に登場するハーゴンはまだ人間の神官の姿をしていた一方、ムーンペタの旅商人は「廃村になる前はそこでも商売していた(=廃村化したのは遠くてもせいぜい数十年前)」と語っており、時期が全く違うため背景の流用似ているだけの別の村だと思われる。

  • 実は作中ではっきりと「元人間の魔物」と明言されているのは彼女とハーゴンのみ。派生作によって設定が曖昧な地獄の使いや悪魔神官はHD-2D版でははっきり魔物の一種と書かれている。この事実はロトの子孫たちも驚愕しており、尚更ミリエラの生い立ちに同情していた。

  • ビルダーズ2は発売がHD-2D版より前ということもあってモブ時代の方で登場したのは上述した通りだが、同作のメドーサボールは「自分より美しいものを嫌う超ヒステリック上司」というミリエラに近い性格のボスとして抜擢。どうにもハーゴンはこういう女ばっかり引き寄せる体質のようだ……

  • 彼女が新たに幹部として抜擢された経緯は、プロデューサーの早坂将昭によると「シナリオの都合上、ずっと儀式を続けて動かないハーゴンの代わりに動く側近が必要となったことから、原作のキャラに適任者を探した結果見つけた」というものだという(公式ガイドブックのインタビューより)。
    なお早坂は「わざわざ名前を付けるぐらいなので堀井さんにとっても重要人物の予定だったのか」と尋ねているが、当の堀井雄二は「あんまり覚えていないけど、名前がある方が雰囲気がでていいなぐらいの気持ちだったんじゃないか」と答えている。結果的にそこで名前があったために重要キャラにされたのだから因果なものである。

  • 元モブからメインキャラに抜擢されたキャラは、本作にもう一人いる。それがこだまの妖精
    元々はDQ3の精霊のほこらにて「人間は嫌いだけどオルテガは好き」と語っていたエルフだったが、HD-2D版にて「窮地をオルテガに助けてもらった」という過去(リムルダールにその様子を書いた日記がある)を持つ妖精に変更。
    そこからなんと「時は過ぎても人間嫌いはそのままだが、オルテガの子孫である勇者の血族にはツンデレながらも友好的な妖精たちのリーダー格」という設定を与えられHD-2D版DQ1&2両方でメインキャラとして大躍進を果たした。
    こっちはこっちで「中々失礼なことを言うモブ」として印象に残っていたプレイヤーも多いと思われる。

  • 項目冒頭の嘘建て逃げネタはもう当時を知るユーザーも少ないであろう集い時代のアニヲタwikiのフォーマット。
    登録日はファミコン版DQ2の発売日、時間はハーゴンとシドーの語呂合わせ。
    所要時間などの「081」はFC版の内部IDや公式ガイドブックのモンスターリストでハーゴンに割り当てられている番号。



やれやれ、やっと書き終わった……

なかなかやるじゃない、そこは褒めてあげる。

まったく、海底に配属されてからは毎日こんな日々……
そろそろハーゴン様に頼んで配属替えしてもらうか……

ちょっと!?アタシの事すぐヒステリー起こして部下に八つ当たりするパワハラ上司って言ったでしょ!!

言ってませんよ!そんな滅相もない!
全部事実だろ……

この期に及んで口答えする気なの!?
罰としてアタシの項目を良項目になるまで追記・修正して人気記事ランキング1位にしてちょうだい!

そ、そんな〜!!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年08月21日 00:29

*1 他には同作におけるローレシア城地下のじごくのつかいがリメイクの際にあくましんかんへと強化されている。

*2 元々はオープニング映像のムーンブルク襲撃のシーンで流れるBGM。戦闘に起用されるのはDQ10でも行われていた

*3 メイデンドール・オカルトビスクは茨に蝶、デスマドモアゼルは茨に一輪の花、セイレーンゴーストはサンゴの冠、メルトアは金のティアラ。なお、ゾーマズレディやDQ10で登場した3種はいずれもメイデンドールと同じ蝶の飾り。

*4 ファミコン版DQ1の公式ガイドブックによれば「沼地の洞窟は400年も前に作られた」とのことなので、(この設定が今も生きているのであれば)500年近くハーゴンに仕えていることになる。

*5 同系統のメイデンドールやセイレーンゴーストは成仏出来なかった女性の魂が人形に乗り移るなり生まれ変わるなりして誕生したとされるが、ミリエラの場合生きたまま魔物に変化したのか、一度人として死んでから魂を魔物に転生させたのかは不明。

*6 何故かエンカウントしない魔物(レッドゴスとしらたまこぞう)まで混ざっている。パペットマン系の色違いのレッドゴスはともかく、しらたまこぞうは同系統モンスターが登場しないため、本当にここだけのために登場。

*7 紋章探しはアトラス指揮の魔物たちが担当しているが、バズズ配下がアトラスの部下の持つ紋章を狙うイベントがあるため、教団内である程度は情報共有が行われているはずである。そんな中で彼女は完全にハブられていた模様。

*8 ここの適正レベルは30前後なのに対し、レベルアップではサマル王女がLv.34で習得、巻物はロンダルキアへの洞窟で入手と習得タイミングには開きがある

*9 このパターンはDQ3・4のばくだんいわが初

*10 厳密には彼ら六軍王の場合はネルセンの最終試練でデザインそのままの強化種が登場するが、設定上同じモンスターの強化コピーなので「おおめだまとおおめだま(変色後)を2種類と数える」ようなものとしてノーカン。