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ズートピア2

登録日2025/12/18 Thu 23:27:59だよ!
更新日2026/05/23 Sat 12:52:06なんだって!
所要時間約 14 分で読めるわ!/読めるぜ!





「アニヲタWiki(仮)に『ズートピア2』の記事が出来たみたい!」

「参ったな、これでまた俺とニンジンの活躍が遍く知れ渡っちゃうってモンだ」

「ここには映画の核心にあたる部分、所謂"ネタバレ"もあるから、まだ観てない人は気を付けてね!」

「以上、ズートピア警察からのお願いでした…っとな」



ズートピア誕生の謎が明かされる




ZOOTOPIA




『ズートピア2』(原題: Zootopia 2)は、2025年公開の映画。米では11月26日、日本では12月5日に公開された。

【概要】

2016年に公開され、大ヒットを記録した『ズートピア』の9年ぶりの続編。
監督は前作に引き続きバイロン・ハワードで、脚本はジャレド・ブッシュが担当。

本作でメインキャラとなるのはお馴染みウサギのジュディ、キツネのニックに加えてヘビのゲイリー。
……そう、前作には登場していなかった爬虫類である。

おそらく前作を観た人の多くが「哺乳類以外の動物は存在しているのか?」「もしいるならどこでどう暮らしているのか?」という疑問を抱いたと思われるが、本作ではこの世界でいかにしてズートピアが生まれたのか、そしてなぜ爬虫類がいないのか、ゲイリーらを通してそのルーツを辿る物語となっている。

また、哺乳類ではあるものの前作には登場していなかった海獣類の多くも、ズートピアに隣接する「マーシュ・マーケット」の住人として登場しており、
その中には「言われてみればコイツ哺乳類だったな…」な種族も存在している。

そして、ジュディとニックにもまた、絆を試されるような展開が待ち受けている。

テーマ曲は『Zoo』で、歌うのは前作に続きシャキーラ。
公式による日本語版は項目作成時点では存在しなかったが、2025年12月19日に「Zoo 〜君がいるから〜」として公開された。
なお、ローカライズ版の楽曲制作を許可されたのは、全世界で日本だけだという。
日本語版を担当したのは、前作と同様にDream Ami。

【あらすじ】


ZPD所属の警察官であり、バディを組んでいるウサギのジュディとキツネのニック。
ある時、上司や同僚の指示を待たず独断で潜入捜査を行った結果ハプニングを起こし、その様子がテレビ中継されたことで周囲から笑い者となってしまう。
しかし、ジュディはそのさなかにあるモノを発見しており、それはズートピアにはいないはずの爬虫類の皮だった。
ニックが見つけたとあるポッドキャスト番組によると、かつてズートピア市制が敷かれた100年前にヘビによる毒殺事件が起こり、それ以来ヘビを始めとした爬虫類に対する風当たりが強くなり、国外へ追いやられて行ってしまったのだという。

その爬虫類の皮の周囲にあった資料から、ジュディは不法滞在している爬虫類がズートピア市制100周年を祝う祝賀会「ズーテニアル・ガラ」に忍び込むのではと睨む。
ズーテニアル・ガラにおいては実業家にして街最大の権力者、祝賀会の主催でもあるリンクスリー家の家宝「エベネザー・リンクスリーの日誌」が展示されていた。
そしてジュディが思った通りに祝賀会にはヘビが忍び込んでおり、その姿は衆目に晒されることとなる。
周囲がパニックを起すのに乗じてヘビは日誌を飲み込み、更にリンクスリー家の当主ミルトンを連れ去ってしまう。
すぐさまこれを追いかけるジュディだったが、そのヘビの語るところによれば日誌を盗んだのは自分たちの家族を助けるためだという。

話を聞いたジュディはそのヘビ・ゲイリーを手助けすることを決めるが、リンクスリー一家からゲイリーの共犯に仕立てられ、事情を知らぬZPDからはニック共々追われる身となってしまう。
それから紆余曲折を経て件のポッドキャストの配信者でもあるビーバーのニブルズと知り合い、彼女の協力も得て日誌の秘密やズートピア誕生、そして爬虫類たちにまつわる真実を追っていくこととなるのだった。

【登場人物】


CV表記は「原語版/日本語吹き替え版」。

主要キャラ

  • ジュディ・ホップス
CV:ジニファー・グッドウィン/上戸彩
新米警官であるアナウサギの女性。24歳。
今作でも持ち前の明るさに勇敢さ、正義感の強さは健在だが、悪く言えば無鉄砲でもありそれが事態を拗れさせてしまうことも。
爬虫類の皮を見つけ、さらにヘビのゲイリーとの出会いで本当に爬虫類は悪者なのかどうかを突き止めるべく奔走するが、その過程で何度もピンチに陥り、さらには友人でありバディとなったニックとの絆に暗雲が立ち込める状況となってしまう。


  • ニック・ワイルド
CV:ジェイソン・ベイトマン/森川智之
アカギツネの男性。32歳。
前作ラストで晴れて警察官となり、ジュディとバディを組んだはいいものの空回りしがち。
そして中盤以降、ある場面で発した一言が切っ掛けとなりすれ違いが生じた挙句、引き離されることに。
……それでも、本心ではジュディを大事に思っていることに変わりはなく、ニブルズの後押しもあってそれを吐露した後、ジュディを救うため再び立ち上がる。


  • ゲイリー・ダ・スネーク
CV:キー・ホイ・クァン/下野紘
毒ヘビの男性。青い体色とキールのある鱗、頭の形が三角である点から種別はクサリヘビ科*1のヌサトゥンガラアオハブだと思われる。
前向きで優しい性格で、誤って誰かに牙が刺さってしまった時に備えて血清入りのペンを常に携帯している。「大丈夫、きっとうまくいく」が口癖。
ズーテニアル・ガラに突如現れ祝賀会を混乱に陥れた挙句、ミルトンを連れ去り彼の生体認証を利用して日誌をガラスケースから取り出し飲み込んだ。
そして彼の持つある能力が、ズートピアがどう生まれたか、ヘビは本当に悪しき存在なのか、その答えを解き明かす際の重要なカギとなる。

  • ニブルズ
CV:フォーチュン・フィームスター/江口のりこ
ポッドキャストで陰謀論を配信しているビーバーの女性。
気のいい性格で小柄だが行動力に優れており、爬虫類に関する知識も豊富。
ミスター・ビッグの娘フルー・フルーとも知り合いで、彼女がジュディたちに紹介したことで出会い、協力関係に。
ビーバーだけあって木製のモノを齧るのはお手の物で、中盤のあるシーンではこれにより意外なファインプレーを生む。体型的に素通りできそうな気もするが。

  • パウバート・リンクスリー
CV:アンディ・サムバーグ/山田涼介
ズートピアきっての実業家にして権力者であるオオヤマネコの一族・リンクスリー家の次男できょうだいの3番目。
ズーテニアル・ガラでジュディと出会い、彼女のファンであることを伝える。
気が弱い性格で、父や上のきょうだい達からは無碍に扱われている。
ジュディに猛アタックをかまし、ニックの嫉妬の炎を燃え上がらせていた。


ズートピア警察署(ZPD)


  • ボゴ署長
CV:イドリス・エルバ/三宅健太
ZPDの署長を務めるアフリカスイギュウ
ジュディのことは前回の件もあってかある程度認めてはいるものの、やはりその落ち着きのなさに加え、ニックのふざけた態度にも頭を悩ませている。
ズーテニアル・ガラにも参加していたが騒動の渦中で不慮の事故によりゲイリーの毒牙が刺さり倒れてしまう。

  • ベンジャミン・クロウハウザー
CV:ネイト・トレンス/高橋茂雄(サバンナ)
チーター。相変わらずドーナツの食い過ぎでそれらしからぬメタボ体形。

  • ホグボトム
CV:ミシェル・ゴメス/熊元プロレス(紅しょうが)
  • トリュフラー
CV:デヴィッド・フェイン/後藤光祐
バディを組んでいるイボイノシシの男女2人組。
優れた嗅覚により、逃亡するジュディたちをどこまでも追跡してくる。


  • ジーン・ゼブラクストン
CV:ローマン・レインズ/内田雄馬
  • ジーン・ゼブロウスキー
CV:CMパンク/斉藤壮馬
シマウマ同士……ではなく、シマウマ&それっぽくボディペイントしたのバディ。
2人揃って「シマっていこう!*2」が口癖でことあるごとによくハモっている。
ちなみに原語版の声優は2人ともプロレスラーであり、吹き替え版声優はどちらも名前に「馬」の字が入っている。

  • ブシュロン
  • セーブル
CV(両者共通):ジャン・レノ/堂本光一
ヤギ同士のバディ。険しい崖や危険な足場を得意とし、ある理由から崖上の小屋に向かったジュディたちを追い詰めていく。

  • ポール・モールデブラント
CV:ジョシュ・ギャッド/小島秀夫
モグラの男性でITスぺシャリスト。
吹き替え版声優を担当した小島秀夫はメタルギアシリーズで有名なゲームクリエイターで、監督から直々にオファーを受けたとのこと。
……今回ヘビが出るわけだがもしや「スネーク」繋がり?

ズートピアの住民たち


  • ウィンドダンサー市長
CV:パトリック・ウォーバートン/髙嶋政宏
前作で逮捕され失脚したライオンハートに代わってズートピアの市長となった重種馬*3の男性。
かつてはアクションスターとして名を馳せており、ユーモアが溢れた演説をするなど明るい性格のおかげか支持率は概ね良好。
俳優から地方の長という経歴はこのお方を思わせる。
ゲイリーによる襲撃の被害者であるリンクスリー家の要請を受け、ゲイリーの毒牙で重体となったボゴ署長に代わり
「テロ事件」として被疑者達を追いかけるZPDの捜査指揮を請け負うこととなった。

  • ガゼル
CV:シャキーラ/Dream Ami
ガゼルの女性でカリスマ的歌姫。ダンサーのトラたちも健在。
今作ではジュディたちとわずかながら絡みがあり、ある場面で彼女らをサポートしたほか、前作では見せなかったアグレッシブな一面を披露している。
吹き替えはDream Amiが続投し、映画公開後に発表されたテーマソングの日本語ローカライズ版の歌唱も担当した。

  • フラッシュ
CV:レイモンド・S・パーシ/村治学
ニックの友人であるミユビナマケモノ。あらゆる動作がスローモーションのようだが車の運転となると話は別で……。

  • ミスター・ビッグ
CV:モーリス・ラマーシュ/山路和弘
ツンドラタウンを牛耳るマフィアであるトガリネズミ
前作で娘を助けられたことからジュディに恩義を感じており、ズーテニアル・ガラの騒動でZPDから逃げる彼女(とニック)を荒っぽいながらも助け出す。
マフィアのドンである彼にとってもリンクスリー家は脅威であるようで、抗わないよう忠告し、せめてジュディ達がズートピア外で暮らしていけるようにと素性を隠すためのニセの証明書を用意しようとした。

  • フルー・フルー
CV:リー・レイサム/近藤唯
前作でジュディに命の危機から救ってもらったミスター・ビッグの娘。現在はブランドバッグの裁縫工場を運営している。
ジュディが爬虫類についての真実を追っていることを聞き、ニブルズを紹介した。
今作では娘が生まれており、名前を命の恩人たるジュディから拝借して「リトル・ジュディス」と名付けている。
ビッグもこの子が生まれてからはおじいちゃん業に徹するべく一線は退いている模様。

  • アントニー
CV:ジョン・レグイザモ/高木渉
税関で検査官として働くオオアリクイの男性。
違法物品輸入の疑いを駆けられており、彼を捜査するところから物語が始まる。
そして逃亡時に使ったトラックに載せられていた木箱が物語を大きく動かすことに……。


マーシュ・マーケット


  • ヘイスース
CV:ダニー・トレホ/柄本明
マーシュ・マーケットに密かに暮らす爬虫類たちの重鎮であるグリーンバシリスク。
爬虫類からみたズートピアの成り立ちをジュディたちに語り、以前の彼女らの活躍を知っていたことで別れの際には激励の言葉を送る。

  • ラス
CV:デヴィッド・ヴァンタイル/ジャンボたかお(レインボー)
渡し舟を営むセイウチ。彼以外にもそっくりな見た目と声をしたセイウチが沢山いる。
移動の際には背泳ぎを行い、その腹の上に乗せられた客席に座ることになる。否応なしに目が合う
ちなみにBGMを流すサービスもあるよ。


リンクスリー家


  • ミルトン・リンクスリー
CV:デヴィッド・ストラザーン/梅沢富美男
オオヤマネコの一族・リンクスリー家の3代目当主でパウバートたちの父。
街で絶大な権力を握る資産家で、上述の通りミスター・ビッグでさえ彼のことを恐れている。
日誌を盗んだゲイリーと、それを庇ったジュディたちをZPDに追わせる。

  • キャトリック・リンクスリー
CV:マコーレー・カルキン/小松和重
  • キティ・リンクスリー
CV:ブレンダ・ソング/猫背椿
リンクスリーの息子・娘でありパウバートから見た兄と姉。
父共々、要領の悪いパウバートのことは見下している。

【余談】


  • とあるシーンにて、2007年公開のピクサー映画『レミーのおいしいレストラン』のレミーがカメオ出演している。

  • その『レミーのおいしいレストラン』をパロディした映画『エブエブ』ではネズミの代わりにアライグマが起用されているのだが、本作ではパロディ返しと言わんばかりにアライグマのコックが登場している。付け加えるとそのエブエブでもゲイリー役のキー・ホイ・クァンが出演している。

  • 公開された2025年における日本の干支は奇しくも「巳(ヘビ)」。ちなみに「ゲイリーにありがとうと言って」なるミームもこの年に流行っていたがそっちのゲイリーはヘビではなく

  • 前作同様、キャスターのピーター・ムースブリッジ(ヘラジカ)は一部の国ではそのイメージに合う動物に置き換えられている*4

  • 原語版では多くの世界的俳優がカメオ出演しており、リンクスリー家の長男キャトリック・リンクスリーにはホームアローンのマコーレー・カルキン*5、ヤギのブシュロン・セーブルにはレオンや実写版ドラえもんのジャン・レノが吹き替えを担当している。
    さらに羊の散髪客エド・シーリン役に劇中歌『Zoo』の作詞・作曲に参加した歌手のエド・シーラン、キツネの囚人マイケル・J・ザ・フォックス役にマイケル・J・フォックスとモブにも豪華すぎる面々の名前が。

  • 日本に上陸する際、TOHOシネマズでは「日本ズートピア化計画宣言イベント」と題し、米日の人気映画や公開間近の新作映画のパロディポスターが作成されたほか、TOHOシネマズ系列映画館のスタッフはその期間中ジュディやニックの耳を模したカチューシャを着用させられしていた。
    なお日本からは『警察官ニック 理想の楽園』と題し、同年の『名探偵コナン』劇場版作品『名探偵コナン 隻眼の残像』、及びその翌年に公開の『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』のビジュアルをパロディしたポスターが作成されている。

  • Disney+における本作の配信を告知するCMでは、タイトルに引っ掛けてか「ディズニープラス」を「ディズーニープラス」と言っている。




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最終更新:2026年05月23日 12:52

*1 日本のヘビで言えばマムシやハブのなかま。ダッジのスポーツカーやゲーム『ストⅣ』のキャラなど、日本国内外問わずよく引用されている「Viper」もクサリヘビの意である。

*2 言語版では「Zebros!」。

*3 体重800kg~1tの大型の馬を指す。ちなみに競馬でお馴染みのサラブレッドは軽種馬に分類される。

*4 日本→タヌキ(前作の「マイケル狸山(CV:芋洗坂係長)」から「ケント田貫(CV:こっちのけんと)」にキャラクターが変わっている)、ブラジル→ジャガー、オーストラリア・ニュージーランド→コアラ、中国→ジャイアントパンダ。

*5 ちなみ長女キティを演じるブレンダ・ソングはカルキンの奥様