登録日:2021/01/19 Tue 11:05:38
更新日:2025/06/09 Mon 19:13:00NEW!
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「たったいま皇帝陛下が元老院を永久に解散させた!
共和国の名残は、これで完全に一掃されたわけだ。
今後はわが帝国が任命する知事を各地に派遣して統治させる」
初代作品である「
STAR WARS エピソードⅣ 新たなる希望」で初登場した軍事国家であり、銀河共和国から移行した独裁国家である。
その描かれ方から
史上最悪の独裁国家
とも
銀河一の治安維持国家
とも称される、評価が二分されがちな組織である。
概要
惑星インペリアルセンター(旧コルサント)を首都とする、銀河規模の巨大国家。
国のトップはシーヴ・パルパティーン皇帝で、配下に大宰相マス・アミダや帝国統治評議会、帝国元老院、銀河帝国軍が属している。
建前は立憲君主制国家だが事実上の独裁体制を敷いており、他種族の集う元老院の権力はほぼないに等しい。
組織構造
政治的部分
コルサントに置かれた帝国政府が全体の政治的主導権を握っており、各宙域の統治管理は皇帝に任命された「総督」が行う。
行政権はパルパティーン皇帝およびその配下の20人の総督で構成される帝国統治評議会が担当。
評議会の各モフはそれぞれの宙域の代表を務めており、極稀にターキンなどの優秀な総督は「大総督」として皇帝直々に高い権限を与えられていた。
各法律を制定する役目は各種族のリーダーが集まって開かれる
相変わらず全然機能してない元老院が行っていたが、皇帝が投票結果を揉み消していたため実質ほぼあってないようなもの。
建前を維持するため長期間会議の開催だけは行われていたが、
デス・スター完成後は一部議員が外交官特権を行使して反乱同盟軍に加担していたことを理由に解散が命じられた。
その後、立法権は帝国統治評議会や各地の総督らに正式に移った。
軍事的部分
クローン戦争中に共和国が設立し、帝国設立と同時に解体・再編された共和国グランド・アーミーの組織構造を受け継いでおり、基本的な部分は共通している。
主に惑星での治安維持から戦闘までを担当する
「帝国地上軍」
、
宇宙艦隊勤務やパイロットを担当する
「帝国宇宙軍」
の2部門で構成されており、
このほか諜報担当の「帝国諜報部」、帝国領域内の保安を担当する「帝国保安局(通称ISB)」、兵士・士官育成機関の「帝国アカデミー」が属している。
かつての共和国軍との最大の違いは、『質より量』という一貫した信条。
兵士は強力だが高価なクローンから一般人に移行させ、武装や装甲の材質も大幅にグレードダウン。主力であるスターファイターであろうとコストダウンの為ならハイパードライブはおろかシールドや生命維持装置すらも外し、クローン戦争で活躍した数多くの名機も「維持費が高い」という理由であっさり更新されてしまった。
ただしその恩恵として、保有する軍備の量は凄まじく多い。また、AT-ATやスターデストロイヤー、デス・スターなどといった戦線の要となる兵器に関しては意外にもガッツリ金を掛けており、単に貧相というわけでもない。
銀河を支配し続けるための最善のバランスを追求した結果としてこのようになっており、「戦争に勝つための軍隊」であった共和国軍との違いは必然であるとも言えるだろう。
作中で登場する恐らく最も有名な兵士である
ストームトルーパー兵団は、分類上は帝国地上軍所属のエリート部隊。...その割にどこにでもいるが。
両軍共に同じ兵科が存在する場合もあり、例として地上軍と宇宙軍に配備されていた
TIEファイターのパイロットは互いに相手の軍のパイロットを
ライバル視していた。
帝国アカデミーは軍士官学校だけではなく専門的な教育機関としての側面も併せ持っており、航行学、工学、宇宙医学、通信学、歴史、経済学までさまざまな教育を施していた。
当初の想定どおり帝国軍将校としての道を歩むものは当然多かったものの、アカデミーで学んだ知識を生かして地元で活躍する卒業生も少なからず存在した。
帝国保安局は皇帝パルパティーンが銀河帝国を樹立させた直後に設立させた機関である。
元々、政治情勢を監視して帝国の情勢を遵守する為の組織として始まったが、瞬く間に帝国の主要捜査機関へ変貌した。
主な活動は帝国領域内の治安の保全である。
しかし、ある日を境に宇宙軍にも引けを取らぬ程、強大な組織へと変貌する。
その日から保安局は、反乱グループ検挙の為に軍部の資材を自由に利用できるようになり、
監視・捜索・逮捕といった、本来警察機関や諜報部が行うような事を独断で行えるようになった。
これにより対テロ組織のような機関へと変わっていき、ゆくゆくは軍部の作戦に関与できるほどになる。
文化部分
当時の権力層の支持を得るため、
徹底した人間至上主義
で運営されているのが特徴。
クローン兵の組織形態を受け継いでいたとはいえ、精鋭軍事組織もほぼ人間型種族のみで構成されており、エイリアン種は一部は差別的な扱いを受けたり、酷い場合は帝国主導で奴隷化や民族虐殺が行われたりした。
とはいえ銀河全体で見ればエイリアン種の数は膨大なため、犯罪行為でストームトルーパーにしょっぴかれでもしない限りは普通に暮らしているし、帝国から物理的に距離の離れたアウターリム宙域では依然として人類よりエイリアン種のほうが立場が上だったりもする場合も少なからずある。
が、帝国は年を重ねるごとにアウターリムでも徐々に支配地域を伸ばしてきており、支配を現地の政府から奪うことを画策していることもしばしばある。
有能な人員であれば積極的に雇用を行うし、有用な組織とはビジネス上の関係も普通に結んでいる。
実は皇帝自身も、そこまでの「人類至上主義」は持ち合わせておらず、エイリアン種でも役に立つなら普通に抜擢している。
むしろこれは帝国内部で多数派の
人間種に、人間至上主義がはびこっていた
というのが真相。
かつて通商連合を牛耳った
ニモーディアン、銀行グループを支配していた
ムウンなどのように、共和国時代の主要な経済組織が、長らくエイリアン種によって独占されていた。
それに対する鬱屈・嫉妬・
ルサンチマンが人間種の間で広まっており、しかも彼らがクローン大戦で「
敵」となったため、反感が一気に噴き出した。
皇帝はそこで「人間至上主義政策」を施行して、彼ら人間種の不満を帝国にではなくエイリアン種に向けた、という始末。
ウーキーを奴隷として酷使していたのも、人間至上主義としての側面に加え同じく元老院に加盟しておりウーキーと敵対する爬虫類型エイリアン種トランドーシャンの意向も少なからず関わっている。
それでも当然多くの人々から容認されるものではなくウーキーの為にラサット(『反乱者たち』に登場するゼブの種族)は行動を起こしたものの、それに対して帝国は一切容赦せず惑星ラサンで大虐殺を引き起こした。
結果、種族全体が銀河で希少な存在になり、惑星ラサンには生存者はもはや残っておらず生き残った者達も奴隷にされるか殺されるかしかない状況に陥った。
言語は銀河共和国時代から引き続き
「銀河ベーシック」
(または単にベーシック)と呼ばれる共通語が採用されており、帝国アカデミーの教育方針上普通のストームトルーパーはベーシック以外の言語を習得していない。
帝国内ではベーシックの使用を強制していたものの、帝国の支配の行き届きにくいアウターリム宙域では各民族固有の独自言語が未だ使われ続けており、
劇中ではベーシックと別言語両方理解し、話せる人間も数多く登場している。
公用通貨として銀河共和国時代同様に
銀河クレジット
を採用しているが、帝国内で使用するにはチェーンコードという市民一人一人に割り当てられる登録コードの提示が義務付けられている。
支配区域の拡大で使える範囲は広がったが、共和国時代と変わらず影響力の弱いアウターリムではやはり受け取り拒否されることが多いらしい。
銀河帝国においては、あらゆる芸術や文化を禁欲的に規制することは無かったが、文化省によってメディアや芸術、活動家は検閲を受け、管理統制されていた。
2022年配信のスピンオフドラマ「キャシアン・アンドー」にて設定が追加された。
ドラマ内部で惑星アルダーニにおいて帝国の1宙域分の給与の内、約80万クレジット分が盗まれるという事件が発生。
これはアルダーニにおける伝統行事内で起こる、通称"アルダーニの目"と呼ばれる惑星規模での自然現象に合わせて計画されたものであり、これを受け帝国は、帝国領域内での伝統文化を規制し反乱活動の隠れ蓑として利用させない処置を下した。
さらに……
+
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... |
そのような処置が取られるであろう作戦を意図的に実行することで帝国から民衆への束縛が強まるよう誘導し、民衆の不満を高めさせるのが初期反乱分子の1人であり各地の反乱グループを援助し繋ぐ役目を持つルーセン・レイエルの目的であったことも後のエピソードで明かされる。
反乱同盟軍上層部が一枚岩でないことも、決して清廉潔白な正義の軍隊ではないことも、元から示唆されていたが、実態はマッチポンプ同然だったアルダーニの事件は反乱の裏の側面を描いたものといえる。
これこそがキャシアンがこなしてきた数々の「汚れ仕事」の最初の一つであることは言うまでもないだろう。が、本人はその目的に全く気がついておらずただ金を稼ぐことしか考えていなかった。
しかし、シーズン2では帝国側もエネルギー資源が眠る惑星であり、銀河で知名度や政治力を持ち50万人が住む惑星ゴーマン(後に銀河中に散らばった反乱グループの団結に繋がる契機となったゴーマンの虐殺と呼ばれる数千人の民間人が帝国の偽旗作戦によって銃殺される事件が起こる惑星)を武力を持って手に入れるために、ISBのデドラ・ミーロが反乱をあえて起こさせその鎮圧を名目とした惑星の制圧をクレニックに提言している。
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過去の共和国、とりわけ
ジェダイを賛美する傾向の媒体や作品の焚書や、帝政に対する批判者への見せしめを兼ねた懲罰や処断は徹底して行われた。
銀河帝国の運営の中枢を担うコルサントや近隣惑星、所謂上流階級の人間が多く住まうコア・ワールドに対しては、帝政を盤石にする為に栄華や平和を演出することに注力していた。
ただしそれは、上述の民族分断も狙った人種差別政策や非人道的な弾圧、富の集約の賜物でもあった。
潜伏する反乱軍等の抵抗勢力が力を蓄えることを阻止する意図もあって、それ以外の宙域に対しては、クローン戦争の爪痕を癒す意識は無し。
特に独立星系連合に加盟した星に関しては、「銀河秩序への反逆者であり、然るべき罰である」という扱いをされていた。
帝国の勢力圏における治安は旧共和国に比べ格段に安定したが、銀河全体における貧富と文明の格差はより拡大した。
一方で「
治安維持」に関しては、コアワールドのみならず辺境域にもある程度行き届いており、
かつて暗黒街の巨頭として恐れられた
ガーデュラ・ザ・ハットを逮捕し組織をも解体させる、
ジャバ・ザ・ハット系列の麻薬流通網に打撃を与えるなど、見るべき業績を上げてもいる。
ハン・ソロがそもそもジャバに懸賞金を掛けられるようになったのも、もとはといえばEP4で帝国の検閲に引っかかり、麻薬を投棄せざるを得なくなったからであった。
さすがに五大シンジケートなどを完全に潰すには至らず、ある程度の妥協と協定は避けられなかったが、旧共和国時代の社会問題であった惑星規模の犯罪組織への抑止力・摘発などは向上している。
しかし、ハット・カルテルやパイク・シンジケート、ブラック・サンといった五大シンジケートとはより距離が近くなる結果となり、例としてハットには一定の犯罪の恩赦や武器取引、パイクにはスパイス鉱山の保護が与えられており一概に良い事とは限らない。
彼らもまた犯罪行為を全面的に許可されているわけではないものの、帝国がライバルを排除する事によって基本的には危害が加えられることがなくなった彼らもまた多くの力を蓄えることとなった。
ただ、帝国側も完全に癒着していたというわけでもなかったらしく、EP5の時期に前後して銀河帝国もといヴェイダーはハット大評議会を討伐、ジャバを除いて殲滅している。しかし、その経緯には書ききれないほどの複雑な思惑かつ陰謀が絡んでおり、決して帝国が前もって大評議会の粛正を予定していなかった事を予め説明しておく。
その経緯としてはハン・ソロの元恋人であったキーラはクリムゾン・ドーンの新たなる指導者となり、クリムゾン・ドーンが再び蘇り、銀河の表舞台に立った事をアピールする為にかつての恋人であったカーボン冷凍されたハンの身柄をジャバに届ける為にタトゥーインに向かう途中でナー・シャッダにいたボバ・フェットから強奪。
そして銀河中から恨みを買っていたハンを用いて銀河中の犯罪組織を招きハンを競り合うオークションを行う事を発表した。
噂を聞きつけたルーク達やソロの身柄を再び取り返そうとするボバ、横取りを目論む賞金稼ぎ達も惑星に集う中、ジャバやハット大評議会の面々もオークションに参加し、無事落札する事に成功する。しかし、そこに息子のルークを誘き寄せるエサとなると考えたヴェイダーが現れ、ジャバから強引に脅して支払い金を払う事なくカーボン冷凍されたハンを奪い取り、彼の旗艦であった
エグゼクターに載せた。
本来の買い手であったジャバ自身は長い目から見れば利益になると考え、仕方なく受け止めていたもののハット大評議会のメンバーであるボックは、他のメンバーに対して帝国の行為はハットたちや氏族全体への侮辱であり、他の犯罪組織が集まる前で恥を与えたとしてハット大評議会に行動を起こすように促す。
大評議会はボックの行動に疑問を持ちながらもハットの戦闘機や艦隊を集め、エグゼクターに対して攻撃を仕掛けたのだった。
それがヴェイダーの逆鱗に触れ、船に乗り込んできたヴェイダーによって粛正が行われるが、ヴェイダーに殺される直前に、死を覚悟したボックはその真意を明かす。
自身がクリムゾン・ドーンの一員であったということを
実はこのクリムゾン・ドーンのオークション自体がハットが帝国に攻撃を仕掛けるのも予定されていたことであり、後述の犯罪組織同士の抗争を起こす為にヴェイダーの行動も帝国を弱体化させ、シスの統治を打倒しようと考えるキーラ率いるクリムゾン・ドーンの目的の為に利用されていたに過ぎなかったのだ。
ハットの待遇は他の犯罪組織から見ても特に別格でもあった為に他の五大シンジケートやギャングからは羨望と嫉妬の目を向けられていたのだが、この事件の後、それは一変する。
ハットと緊張が高まった帝国がハットとの独占契約を打ち切り、より強大な組織に契約を変更しようとしているという虚偽の噂が流布されると、彼らは互いのビジネスや拠点を攻撃された(これもキーラに雇われた賞金稼ぎや傭兵によって仕組まれた)と思い込んだ事もあり、彼らは帝国の注目を得ようと各地で類を見ないほどの抗争が起きた。これがシンジケート戦争である。
ちなみにジャバは大評議会が攻撃を仕掛ける前にタトゥイーンに帰っていた事や恭順の意を示していた事もあり、帝国の攻撃の対象になるばかりか、ハット大評議会の唯一の生き残りというのもあってハット氏族全体に大きな権威を持つことになった上にどさくさに紛れてカーボン冷凍されたハンを奪っていたボバ・フェットからハンを買い、コレクションに正式に加えることに成功したのだった。
ジャバの他にガーデュラも粛清を免れたものの、ガーデュラのほうは組織にかなりの打撃を受けたようで、続三部作の時代にはかつての栄光を取り戻そうと足掻いている姿が描かれた。
カイロ・レンに攻め込まれた際には「お前の雇い主に、まだ討伐するべき脅威と見なされているとは、光栄だよ」と発言しており、本人も「零落した」と自嘲せざるを得ないほどの打撃を受けたようである。
役人の汚職についてもなかなか厳しく、すべての役人の厳格化とまではいかないものの(というかそんなことは不可能)、
帝国中将・モフ候補・先進兵器開発部門の長官にまでなった高官でも、その罪状(反乱組織への内通や情報漏洩の失態)によって逮捕・弾劾・処刑されており、帝国の刑法に特権はないことが帝国内部にもよく知られている。
クレニック長官に関して言えばターキンとの権力争いの結果とも言えるが。
ただ、コア・ワールドから遠ざかるほど役人、将校やトルーパーの汚職が酷くなる傾向にあり、賄賂を要求してくる者や地元の犯罪組織と癒着して利益を手にする者も後を絶たない。事実、ゲーム『無法者たち』でも権威を傘にして現地民や商店にショバ代を要求するトルーパーや将校を定期的に見る事ができる。
それどころか『キャシアン・アンドー シーズン2』では
……
……一方、些細なミスでもすぐ絞め殺そうとするヴェイダーにはシディアスもターキンも制止と苦言を呈しており、流血沙汰ばかり、
というわけでもない。
「新しい軍隊を不法侵害する邪魔者としてではなく、法の番人と考えていただきたい。平和で豊かな銀河を実現するという皇帝陛下のビジョンを支えるための軍隊なのだ」
主な人物
「今の所は民主主義の原理・原則に従っておけ。」
「車輪の回るままに転がせておけばそれでよい...」
クローン・ウォーズS3 第11話 【平和を求めてより】
元ナブー代表であり、クローン戦争中に最高議長にまで上り詰めオーダー66を発動、帝国建国を宣言した人物。
裏の顔は
シスの暗黒卿ダース・シディアスであり、最大の目的は世界の永久支配と
ジェダイの殲滅である。
(もう一つ「シスの神秘の探求」も最大の目的ではあるが、これは銀河帝国は直接関係がなく、ヴェイダーとともに「シスとして」挑む課題である)
表向きは独立星系連合残党の排除のためという名目で軍事力を維持し続け、その裏でジェダイの生き残りを抹殺するなどの活動を行っていた。
シスであることは未だに隠しているものの、共和国時代の融和に富んだ面影はどこへやら、冷徹な老人として周りからは畏れられている。
物語の構造上、正義のジェダイとそれに敵対する悪のシスという構図ではあるものの、別に「悪の組織」にありがちな銀河の破滅や混沌を望んでいるわけではなく、支配体制を整えた後は政治家としての才能を生かして銀河平和に尽力している。
意見が纏まらず麻痺状態だった銀河共和国よりは、決断の早い独裁方式のほうが都合の良い部分は実際多く、手法こそ強引ではあったが厳格な法律の制定、それを執行する警察機構の整備、人材を育成する教育機関の整備など旧共和国以上に銀河に貢献している部分も挙げられる。
ただし、本来は「為すべきことを為していると、必ず反対勢力が生じる。しかし、それで際限なく殺せるから楽しいのだ」と平然と口にする存在であり、結局のところ銀河帝国の秩序は自身のためだけに存続させているのに他ならない。
帝国への忠誠心や有益さに関係なく、脅威と映るといなや瞬く間に抹殺対象となるし、肉体的・精神的苦痛を強いることはあっても、それをできるだけ和らげる配慮をすることは一切ない。
銀河統治のために「為すべきこと」を理解し的確に実行に移す能力は政治家としてこの上なく優秀ではあるが、根本的な部分ではやはり欲望に忠実な実にシスらしい人物と言える。
もっとも、「欲望」を「野心」や「使命感」といった言葉で表現することも、また可能ではあろうが。
フォースを侮辱するものは許さん
コナン・アントニオ・モッティ提督に対してダースヴェイダー
皇帝の弟子であり、元ジェダイでシスの暗黒卿。
とはいえシスの師弟関係であること自体はターキンなどの幹部以外には知られておらず、部外者から見ればフォースという怪しげなもので皇帝に取り入って高い権限を持っている、地球で言えばラスプーチンのような扱いだった。
またヴェイダー本人はあまり政治や統治には興味がないらしく(少なくとも戦後しばらくの
スピンオフではそう)、時に皇帝やターキンの政策にそっけない態度も見せた。
ただEP4以降、ターキンが死に息子の存在を知ってからは心境が変わったのか、「親子で皇帝を倒し、無益な戦乱にも終止符を打って、銀河を支配しよう」と訴えている。
クローン戦争時代から引き続きストームトルーパー私兵部隊「501大隊」を運用しており、彼らは「ヴェイダーズフィスト」と呼ばれ恐れられた。
クローン大戦時代に同大隊を率い、英雄として知られていたジェダイと同一人物であるが、それもやはり知られていない。
「準備出来次第片付けろ」
バットバッチ S1 第15話【カミーノへの帰還】より
スターウォーズ EPⅣ・新たなる希望 及び ローグワン
グランドモフ(大総督)の称号を持つ帝国屈指の軍人。
「ターキン・ドクトリン」によって帝国の法秩序を整備し、それを厳格に施行、銀河全体を厳しく統治した、帝国領土の治安維持の貢献者であり弾圧の第一人者とも呼べる存在。
皇帝からの信任も厚く、実質は帝国のナンバーツーとも呼べる存在で、ヴェイダー卿にも一方的に命令を下せるほどの地位と威厳と能力を備える。
扱いは作品によってバラバラであるが、極めて有能な軍人・軍政家であるという設定だけは一貫している。
ジェダイの騎士はほぼ抹殺した。
だがお前の仕事はこれからだ尋問官。
皇帝は新たな脅威の出現を予知しておられる。
"フォースの子供たち"だ。彼らをジェダイにしてはならん。
この子供たちを探しだせ。
帝国に仕える気がないようなら彼らに近づく生き残りのジェダイと合わせ、始末せよ!
これは皇帝の命令だ!
スター・ウォーズ 反乱者たち S1 【反乱の口火 パート1】より
ジェダイの残党狩りを目的に帝国設立初期に結成された、
ヴェイダー卿の指揮下にある
ダークジェダイで構成された暗殺部隊。
その存在は公にされておらず、当初本拠地としていたコルサントで騒動を起こすや否や
衛星ナーに本拠地を移転させられており、ジェダイ関係のみならず
フォースそのものを人民から遠ざけたかった皇帝の意向がうかがえる。
元ジェダイが転向するパターンと、帝国アカデミーでフォースの素質が認められた者が拉致されて
「ハーヴェスター計画」でダークジェダイへと教育されるパターンの2つが存在する。
彼らの活動はかなりの戦果を挙げており、オーダー66発動の20年後には
一大勢力であったジェダイは絶滅したに等しいほどその勢力を弱めたが、
同時にジェダイ達の激しい抵抗
やヴェイダーの八つ当たりにより
人員増が間に合わないほどの損害を被ってもおり、スカリフの戦いの頃には組織そのものが消滅することとなった。
銀河共和国最高議長時代のパルパティーンを補佐した元老院副議長であり、帝国設立後は大宰相として皇帝に仕えた。
銀河共和国の腐敗に失望して積極的に帝国に貢献しており、皇帝パルパティーンと帝国軍部(統合本部などの軍高官ら)の間を取り持ったり、首都惑星たるコルサントの政務を行っていた。
皇帝パルパティーンの死後、名目上の帝国最高権力者としていくつもの軍閥へと分裂した帝国をまとめようと尽力するものの、権力を維持することができず、「帝国の助言者」を自称する帝国宇宙軍のガリアス・ラックス元帥によってコルサントに軟禁されてしまう。
ラックスがジャクーの戦いで戦死した後、軟禁状態から解放され、帝国の代表者として新共和国(反乱同盟)と銀河協定を締結し、帝国を解体した。
銀河内戦後、新共和国は混乱状態にあるコルサントを統治する為、マス・アミダを臨時的なコルサント統治者として迎え、帝国側の要人としてはまだ人生を全うしている。
EP4の会議のシーンで登場した脇役将校の一人……だったのだが、初老の男性であったことから共和国時代からのベテランということになり『クローン・ウォーズ』で準レギュラーに抜擢。まさかの味方サイドのキャラクターとなった。
その後も『反乱者たち』『キャシアン・アンドー』などに帝国保安部の重役として登場しており、スピンオフにおいては定番のキャラクターとなっている。
「市民の皆さん、チェーンコードを登録するだけで
使えなくなった通貨を帝国のクレジットに換金できます。
これも、寛大なる新たな銀河帝国のおかげです。
戦争は終わりました。
平和が皆さんに幸運と繁栄をもたらすでしょう。」
『バッド・バッチ』に登場する、帝国最初期にクローントルーパーからストームトルーパーへの移行に携わった将校。
チェーンコード導入の演説なども担当した。
カミーノの処遇をターキンに一任されており、一握りの優秀な兵士だけを訓練教官や特殊部隊の指揮官として登用するウォー・マントル計画を進めつつクローントルーパーの撤廃を進め、最終的に技術者を秘密裏に拘束し差し押さえた上でカミーノの都市を壊滅させるなど、軍事政策一新のため暗躍を続けていたが、カミーノの海に施設諸共沈んだと思われていたクローン・フォース99が生き延びていたことが発覚し…?
「科学は急いでどうなるものでもありません。」
『バッド・バッチ』シーズン2から登場する、帝国の先進研究グループの主任。
元々は共和国時代から科学部隊に所属しており、その時から異常な実験をしており、そのことから追放処分を受けていた。
ランパート中将がクローントルーパーの撤廃を進めるのに対し、彼はそうして用済みとなったクローンを「有効活用」すべく、命令違反などを理由に拘束した彼らを秘密裏に収容して様々な人体実験を行っている。
カミーノ壊滅前に差し押さえられた高度なクローン技術も全て彼の傘下に収まっており、その目的は皇帝パルパティーンが目論む「ネクロマンサー計画(Project Necromancer)」の実現である。
ネクロマンサー計画の詳細はまだ明らかとなっていないが、
- パルパティーンが直々に経過観察に訪れるほど重要な案件である
- 公表すれば反対する者が出ると考えられている
- クローン技術を用いるものである
- クローニングの際に生じる「M値」なるものの低下を防げるようにしたい
- バッドバッチが連れている少女「オメガ」はそれを可能とする因子を持っている
- この計画は帝国を永遠のものとするのに必要である
- 実現のためなら膨大な予算と権限をヘムロックに使わせても良い
- 帝国崩壊後も計画は続行中である
…などのことが分かっている。
ある人物曰くこの「M値」という言葉が示すのは
フォースの素質であり、ミディ=クロリアンの値のことを指していると考えられる。(後にドラマ『アコライト』でも同義語として引用されている)
レジェンズで帝国残党の大物として登場して人気を博し、カノンでは『反乱者たち』のラスボスとして復刻した、帝国軍屈指の知将。
芸術作品のような世俗的な文化に至るまで敵を徹底的に分析し、それにより効果的な策を打ち出す凄まじい戦術眼の持ち主であり、劇中でも幾度となく反乱同盟軍を苦しめた。
ただ、その真の忠誠心は故郷であるチス・アゼンダシーに向けられており未知領域に迫り来る脅威に対して帝国の力を使い故郷を守る為に働いている。
『反乱者たち』最終回で敗北を喫して行方不明となり、レジェンズよりも早期の退場となったかに思われたが、ドラマ『マンダロリアン』にて生存が仄めかされドラマ『アソーカ』で再登場。
カノンにおいても帝国残党の重要人物となるものと思われる。
レジェンズ時代からスローンの有力な部下として登場(名称はペレオン)し、カノンでも『反乱者たち』最終回でスローンから指令を受ける形で言及され、ドラマ『マンダロリアン』で帝国残党の大物の一人として登場した人物。
スローンの帰還が帝国残党の体制を盤石のものにすると考えている模様。
『Tales of The Empire』では、モーガン・エルズベスの能力と先見性を高く評価し、スローンが彼女をスカウトするきっかけを作っていたことも発覚した。
ドラマ『マンダロリアン』で初登場し、対峙したアソーカの口からスローンの関係者であることが明かされた人物。
苛烈な方針で惑星コーヴァスの統治を行なっており、アソーカと長時間戦える武闘派の猛者でもある。
アソーカに敗北を喫し捕縛されてしまったが、傭兵の助けにより脱獄しドラマ『アソーカ』で上司であるスローンを帰還させるべく暗躍する。
さらにナイトシスターの出身であることも明らかとなった。
『Tales of The Empire』では、グリーヴァスによりナイトシスターが滅ぼされたのち紆余曲折を経て帝国入り。
新型戦闘機TIEディフェンダーを構想しプレゼンを行うなど、技術面でも非凡な才を発揮する姿が描かれ、先述の通りそれがパレオン艦長の目に止まったことでスローンの配下となった経緯が明かされた。
後にファースト・オーダーの将軍となる
アーミテイジ・ハックスの実父であり、アケニス宙域における帝国アカデミーの監督将校を務めていた男。
同アカデミーでは尋問官候補の選別が行われていたほか、彼自身もネクロマンサー計画に携わっているなど、機密性の高い案件に多く関わっており、それほどに重要なポストに就いていた模様。
ドラマ『マンダロリアン』において実写への登場を果たしており、中の人はハックス将軍の中の人とリアル兄弟である。
モフの一人で、帝国保安局に属する男。フルネームは不明。
反乱運動が行われた惑星マンダロアに対し、核融合爆弾で焼き尽くす大虐殺「大粛清」、別名「千の涙の夜」を決行。
軍が壊滅し、敗北は避けられないと察したボ・カターン=クライズとの停戦交渉を行い、残りの全ての都市と残存するマンダロリアンの命を救う代わりに帝国に再び忠誠を誓い、武装解除と降伏するという条件に同意した。
その降伏の証としてマンダロリアンにとっても重要な権威の武器であるダークセーバーを受け取るが、その約束を守るつもりはなく大虐殺を継続し、惑星の深刻な環境汚染を引き起こして、
マンダロリアンの聖地を死の星へと作り替えた。
帝国崩壊後も希少金属であるベスカーを占有してマンダロア地下に建造した極秘基地で研究を続け、独自の兵隊やバトルドロイドを開発・製造した。
ドラマ『
マンダロリアン』においてはシーズン1~3にかけて暗躍するラスボスとして登場。特殊な子供であるグローグーを狙い、彼を保護した「マンドー」ことディン・ジャリンと幾度となく兵刃を交えた。
「我々は言わば医療の提供者だ。」
キャシアン・アンドー S1 第4話 【アルダーニ】より
銀河帝国の帝国保安局に従事していた高官。
5BBYの時点で部下を取りまとめる権限を持ち、会議においても統括者として対応していた。
ドラマ内で起きていた惑星アルダーニにおいて発生した帝国軍の1宙域分の給与強奪事件が発生した際は
即座に部下に対して対応を迫っていた。
引き続き保安局の高官として登場。
クレニック長官より惑星ゴーマンの極秘計画の会議に召集されており、高官としての立場がより強調されている。
部下のデドラ・ミーロに対してもアクシス追跡よりゴーマンの計画に対応し、物にしろと助言を加えたりしている。
アクシス(正体はコルサントで古物商を営んでいたルーセン・レイエル)の逮捕失敗
ルーセンの部下であったクレア・マーキの逮捕失敗(及びコルサントからの逃亡阻止失敗)
さらにはエネルギー計画と称したデス・スター計画の露見
これらの失敗の責任を取らされる形で保安局内の会議室で自らのブラスターにより自決
「決まり事は古びる。」
帝国保安局に所属していた女性監査官。元執行部所属
登場時点で2つの宙域(セクター)を担当しており、彼女の担当宙域から盗まれた物品が
惑星フェリックスで見つかった事から彼女の長い戦いが始まる事になる。
彼女は仕事や自分の決めた事に対して妥協せず、組織の決まり事も曲げて対応する傾向があった。
その為規則や伝統を重んじて対応していた同僚との仲は非常に悪く、孤立している感が否めなかった。
アクシスと称された反乱者の追跡に躍起になっており、越権行為も日常化していた。
途中から仕事の対応が認められ、フェリックスが属する宙域が彼女の担当になった。
フェリックスでのキャシアン・アンドーの母(マーヴァ・アンドー)の葬式に彼が帰省する事を予期し
現地に部下と共に赴いていた。
当日にマーヴァの生前ホログラムにより帝国に対しての宣戦布告がなされた際に起こった暴動により
命を落としかけるも、同じくフェリックスに来ていたシリル・カーンによって助けられる。
引き続き帝国保安局に所属し、シリル・カーンと交際している。
クレニック長官より惑星ゴーマンの極秘計画の会議に召集されており、その際長官に対して
「プロパガンダには限界がある。むしろ反乱を起こさせて、それを名目にゴーマンを制圧する。」という
後の【ゴーマンの虐殺】を立案した張本人であった事が判明する。
長い期間をかけて、ゴーマンの帝国に対する不信感を増長させ、人々にデモを起こさせることには成功し、偽旗作戦によって虐殺を引き起こす。
が、その過程で仕事でゴーマンに来ていたシリルと対立してしまい、結果シリルは死亡してしまう。
ゴーマンでの作戦は成功するが、目の前で多くの市民が殺される場面を見て動揺する程であった。
その後も調査を続けるが
ルーセンの逮捕失敗
極秘資料(デス・スター計画)の未承認閲覧
度重なる越権行為などにより帝国への反逆行為と判断され
かつてキャシアンが投獄されていたような刑務所に収監される事となる。
主な兵力
帝国地上軍
おなじみ白ヘルメットを装備したRPG序盤のザコ敵帝国のエリート実戦部隊+特殊部隊。
E-11ブラスターライフルを装備した姿がもっとも有名だが、地上軍は配備された惑星の気候に合わせて多種多様な外装を使用している。
全員漏れなく帝国アカデミーで教育されており、辺境での治安維持活動なども彼らが担当している。
帝国建国直後は元クローン兵で構成されたエリートのストームトルーパー兵団、一般人から募集した徴募兵(第224帝国軍機甲師団など)、および帝国地上軍に組み入れられた各国自前の惑星防衛軍によって作戦が展開されていたが、建国から10年が経過し帝国アカデミーが整備され人員が充実していくに伴いこれらはアカデミー卒業生のストームトルーパーに順次置き換えられていった。
各地の一般人を兵力として募集し、帝国地上軍傘下に組み入れた帝国初期の歩兵。
ストームトルーパー兵団と共同で作戦に当たっていたが、戦闘力はともかく帝国への奉仕精神はなく脱走兵なども多かったため徐々により従順なストームトルーパーに置き換えられていった。
帝国の誇る超巨大トンデモ四足歩行兵器。
一見しょうもなさそうに思えるが適切な軍事力を持たない組織にとっては十分に脅威であり、見たものに恐怖を植えつけるインパクト抜群な見た目から多用された。
実は平地以外にも川を泳いで渡れたりと意外と器用。でもワイヤー巻かれると死ぬ。
フライトシム系
ゲームでは巨大な的として描かれがちだが、バトルフロントやフォールンオーダーなどの実際に搭乗できる作品では凄まじい強さに設定されることも多く作品によって扱いにブレがある。
AT-ATに比べるとやや小型な二足歩行兵器で、火力はやや低いが機動力と走破性が高い。
雪や森林といった戦車の侵入できないエリアでも展開可能であり、エンドアやホスといった地域で実戦投入されている。
帝国の強力な地上兵器の中で一番小型のためか犯罪組織に転用される事が多い。
これまたゲーム作品では扱いの差が大きく、ザコになったりむちゃくちゃ強くなったりと強さがブレがち。
AT-STを更に小型軽装甲化したような見た目の二足歩行兵器。
小型な分多く運びやすいことからミンバンなどの激戦地で運用されていた。
帝国には意外と珍しい、普通に戦車の形をしたメカ。
搭載されたレーザー砲は強力だが移動速度に難があり、より走破性の高いAT-STに出番を譲ることのほうが多い。
正式名称はY-45装甲トランスポート運搬船。ティルトローター機のような可変イオンエンジンが特徴。
AT-STやAT-DT、2-Mホバー・タンク、頑張ればAT-ATも輸送可能な力持ち。
大気圏内&宇宙空間両用の強襲降下艇・輸送機、更にはハイパードライブも搭載という一見なかなかの万能機だが武装が搭載されていないため戦闘には不向きであり、辺境惑星においてもスターデストロイヤーを用いて直接軍事力を展開可能となった10BBY頃には段々とその役目を終えていった。
帝国が製造したバトルドロイド計画のひとつ。
フェーズ1は頭脳面に問題があったためKXシリーズとの採用競争に敗北し、単純な警備・歩哨役の「DTシリーズ・インペリアル・セントリードロイド」に改造されて生産された。
その後、パワードスーツ型のフェーズ2が実戦投入され戦果を挙げたことで「これちゃんとAI開発すれば強いんじゃね?」と再度計画が始動。
最終的に優秀なバトルドロイドのフェーズ3が完成した。...が、諸事情で全面配備には至らなかった模様。
帝国宇宙軍
宇宙船内に配備された、宇宙船内や宇宙軍の軍事施設警備を担当するトルーパー。
地上軍ではなく宇宙軍に所属しており、装備も上級士官は軍服、装甲は黒色でヘルメットの構造が簡素など大幅に異なる。
ジェダイスターファイターを原型とする量産型戦闘機。重要な機能が色々簡略化された空飛ぶ棺桶。
地上軍と宇宙軍双方に配備されており、両者の仲はけっこう悪い。
養成プログラム合格者は志願者の10%未満という超難関職であり、パイロットは漏れなく全員プロ意識の高いエリートだったりする。
あの
ハン・ソロも当初は同プログラムにてTIEパイロットを目指していたがアウトロー肌なハンには合わなかったようで、度重なる命令違反(没シーンの一つではシミュレーションで無謀な飛行を行ったことで教官から
勇敢なのか間抜けなのか分からないという評価を受けている。) により追放されて先述の第224帝国軍機甲師団に送られることとなった。
なんて勿体ない
また、
ルーク・スカイウォーカーに並ぶ反乱同盟軍の
エースパイロットであるウェッジ・アンティリーズや、ヤヴィンの戦いまでゴールド・リーダーを務めたジョン・ヴァンダーなども元は帝国宇宙軍所属のTIEパイロットであり、帝国の思想に疑問を持っていたところに反乱軍の誘いを受けたことで離反している。
通称インペリアル・シャトル。美しい形状と展開する三枚翼が印象的な機体。
劇中では高官を輸送する高級機としての印象が強いが、兵員輸送や貨物輸送にも転用できるなど意外と万能。
反乱軍からも人気が高く、本編でもスピンオフでもしょっちゅう借りパクされている。
帝国の主力となる巨大戦艦。巨大な楔形をしており、ハイパードライブでさまざまな惑星に現れることから皇帝以上に帝国の象徴として扱われることも。
強襲揚陸艦としての側面もあり、地上軍と連携してAT-ATの投下なども行っていた。
スターデストロイヤーのさらに上を行く巨大戦艦。もはや空飛ぶ都道府県。
凄まじい戦闘力を誇り、搭載された航空戦力だけで1艦隊分に匹敵する。
共和国時代から設計図だけは存在していた超兵器。
ハイパードライブですっ飛んできてスーパーレーザーで惑星を粉砕する文字通り死神の星だが、設計上のミスから意図的な破壊工作まで欠陥もめちゃくちゃ多い。
開発中は何度も妨害を受けてコンセプト成立から実現まで20年以上掛かり、挙句、後継拡大機の2号機までロクに運用できないまま壊され、銀河帝国滅亡の一因となる残念な最期を遂げた。
帝国諜報部
ローグ・ワンに初登場した帝国諜報部直属の特殊部隊員。
E-11Dブラスター・カービンを主兵装とし、様々な特殊任務をこなすエリート中のエリート。
帝国保安局
『反乱者たち』にて初登場したエージェント・カラスはこちらに含まれるほか、後にドラマ『キャシアン・アンドー』やゲーム『サバイバー』でも掘り下げが行われた。
所謂「嫌味なエリート官僚」的な描写をされることが多く、与えられる予算と権限も他の部署より強いことからある種の特権意識が蔓延っている模様。特に後述の尋問団とは特に折り合いが悪いという。
バトルフロントⅡ(2017)にてユニットとして登場した際にはRK-3 ブラスターピストルを2丁持ちして戦闘を行っていた。
その他にもエレクトロスタッフやE-11ブラスターライフル、AT-ATを使用したりと種類が豊富。
帝国尋問団
尋問官配下の、対ジェダイに特化した兵士。
クローントルーパーの最終生産世代から選り抜かれ、厳しい白兵戦の訓練を積んだエリートで構成される。
重要な星
設定が固まりきってなかった都合もあって旧三部作では空気だが、設定上は共和国時代から引き続き銀河の交易の中心地となっていた。帝国アカデミーの本部もコルサントである。
言ってみれば最も戦乱から遠い地でもあり、作中では滅多に戦闘の場となることは無い。90年代に公開されたEP4~EP6のデジタルリマスター版である特別篇では、EP6のエンディングにちらっと写る。
皇帝としても特にコルサントは(表向きは)平和を維持しておきたかったらしく、騒ぎを起こしたヴェイダーと尋問官がムスタファー星系に送られたのは上述の通り。
コルサントにあったジェダイ・テンプル(ジェダイ聖堂)はヴェイダーによって襲撃された後、「インペリアル・パレス」として皇帝パルパティーンの皇居となっていた。
帝国のあらゆるデータを保管するシタデル・タワーが存在する最重要拠点の一つである。
一方で、元はリゾート地として知られていた星である上にそもそも誰も攻め込もうとはしないほど警備も頑強であるため、駐屯兵が全体的に平和ボケしている節があり、ローグ・ワンの奇襲を受けた際はクレニック長官が怒号を飛ばすまで全員で固まる醜態を晒していた。
最期はターキンによってデス・スターの射撃によってシタデル・タワー事滅ぼされた。
デス・スター開発の要となる施設が置かれた星。
スーパーレーザーに使われるカイバー・クリスタルの精製もこの星で行われる。
起伏の多い地形と不安定な気候によって天然の要塞となっており、潜入は困難を極める。
ダース・ヴェイダーの居城が存在する溶岩の星。
ヴェイダーにとっては因縁の地であり、数少ないプライベートな場でもある。居城内にはスーツを脱いで沐浴を行う設備も存在する。
ムスタファーの衛星である水の星。
尋問官の拠点である要塞が海中に建設されている。
かつてジェダイにとって最も神聖な場の一つであった氷の星。カイバー・クリスタルが大量に埋蔵されていた。
デス・スター建造のため帝国は
どこかで見たような外見の採掘基地を惑星表面に建設したが、この基地にはそれ以上に大規模な意図も込められていたようであり……
かつては銀河の端くれにある重要性の低い星だったが、デス・スターⅡの建造地となった。
ハン・ソロの武勇伝をはじめとしてたびたび言及される星。
各地で奴隷にされた者の大半が最終的に送られる地であり、劣悪な環境での発掘作業を強いられる。
強制労働の場に割り当てられている理由として脱走の困難さが挙げられ、ケッセルを囲む重力井戸の密集地の隙間を縫うように敷かれたケッセル・ランという唯一の航路を帝国が押さえている。
そのコースから外れてしまった者は重力井戸の荒れ狂う環境に呑まれる末路を迎える。
帝国アカデミーが置かれている星の一つであり、若きフォース感応者たちを洗脳する「ハーヴェスター計画」が行われている場所の一つ。
前述した通り、アカデミーの監督将校はブレンドル・ハックス司令官が務める。
ヘムロックの研究チームの拠点であり、「ネクロマンサー計画」に向けて数多くの実験が行われている星。
厳重なセキュリティに加えて基地の敷地外には凶暴な原生生物も生息しており脱走は困難、かつ徹底的に秘匿されているため外部からの脱走幇助も困難と、クローンの収容のため監獄としての能力も高められている。
共和国時代の古い艦艇が集積される星。
星の産業を解体ギルドが取り仕切り、旧式の艦を解体した素材を利用することで最新鋭の帝国の艦艇が作られる。
これはかつて分離主義勢力の駆ったルクレハルク級からインペリアル級の普及に伴い退役となったヴェネター級に至るまで、クローン戦争に用いられたありとあらゆる艦艇の物資が帝国に流れ込むことを意味しており、戦争の事後処理としては合理的な方法と言えるが、一方で戦闘機の製造や修理で腕を鳴らしていたブラッカの職人達をクズ漁りにまで貶めたという負の面も存在する。
「フォールン・オーダー」の主人公であるカル・ケスティスもここに潜伏していた。
劇中の活躍
共和国時代
銀河共和国は、ジェダイと共に数百年の平和を維持してきたが、平和と停滞の中で共和国の議会政治は腐敗していき、汚職が蔓延する状況だった。
そんな中、ジェダイ騎士団の根絶と銀河の支配を目標とするシスの暗黒卿
ダース・シディアス兼パルパティーン議員は、裏で通商連合に自らが代表を務める惑星ナブーを襲撃させる。
ナブー女王パドメ・アミダラを利用して不信任議案を提出させ、当時の元老院最高議長フィニウス・ヴァローラムを失脚させることに成功。
最高議長選挙に出馬し、ナブーの一件の同情票を集めて当選、最高議長の座に就任した。
その後は自分の弟子ダース・ティラナスとなった
ドゥークー伯爵に命令して、彼に共和国の腐敗を訴える
分離主義勢力/独立星系連合の結成、賞金稼ぎ
ジャンゴ・フェットを元として戦闘用の最適化やクーデター用の細工を施したクローントルーパーの生産などを命令。
そして独立星系連合に対抗するために共和国側がクローン軍団を使わざるを得ない状況を作り出し、さらに当時ナブー選出の議員になっていたアミダラが不在の隙にジャー・ジャー・ビンクス代議員の
無能人の良さにつけ込むも同然に自身に非常時大権を与える動議を提出させる。
賛成多数により権限が承認されたパルパティーンはさっそくクローンの出撃を指示してジオノーシスのジェダイ騎士団を救い、クローン戦争が勃発する。
共和国と分離主義勢力の戦争が続く中で、パルパティーンは戦争の早期終結を名目に議長の座に居座り続けもっともらしく法改正を続けたことにより、
国を一つ設立できるほどの権力を手中に収めた。
そして、妻が死ぬ悪夢に心を乱す若きジェダイ・アナキン・スカイウォーカーにジェダイへの不信感を植え付け、同時にジェダイが自分を襲うように仕向けることで、「ジェダイが共和国に反乱を起こそうとした」というジェダイ粛清の口実を作り出す。
実際に乗り込んできた
メイス・ウィンドゥらジェダイには苦戦を強いられ、顔面をジジイ化されるなど手痛い攻撃を食らってしまったが、用意周到に勧誘していたアナキンを見事寝返らせることに成功。アナキンはメイスを裏切り、パルパティーンの側に付く。
これによってメイスを斃したシディアスは、アナキンにダース・ヴェイダーの名を与え、501大隊と共に聖堂に残ったジェダイとパダワンを幼子に至るまで全員抹殺させた。
続いて、裏で繋がっていた独立星系連合の幹部をもヴェイダーを派遣して暗殺し、
『クローン戦争を勝利に導く』
という外から見れば偉大な戦果を収めた。
それと同時に、自身は元老院議会の場でジェダイの非道な行いを叫弾し、銀河帝国の設立を宣言する。共和国の腐敗にうんざりし、強いリーダーを求めていた人々は、これを万雷の喝采で歓迎した。
さらに、命令を遵守するよう遺伝子レベルで設計されらクローン兵の指揮権を「オーダー66」で奪い、分離主義勢力と戦闘中の全兵士にジェダイの抹殺を命令、現地のジェダイの大半を暗殺することに成功する。
銀河帝国初代皇帝の座に就いたシディアスは、元老院に潜入したグランドマスター・
ヨーダと対決。
死闘の果てに、シディアスはついに最強のジェダイマスターさえも退ける。ジェダイ騎士団を壊滅させ、銀河を支配するという野望が成就されたのだ。
その後、有望な後継者候補であるヴェイダーがオビワンとの
決闘に敗れ、四肢切断に加えて全身に重度の火傷を負い大幅に弱体化してしまうという想定外の事態に遭遇。
しかしパドメの死を利用して絶望と憎悪を煽り、漆黒の機械の身体を与えることで彼をより冷徹で完成度の高いシスの暗黒卿へと変貌させた。
帝国設立後
強固な権力基盤を築いた後は銀河の中央集権化に向けて動き出し、裏でジェダイの生き残りの粛清を行いつつも軍拡と法改革を断行、圧倒的な軍事力を背景に新秩序の構築を推し進めた。
一例として帝国初期にチェーンコードという登録コードを作り、クレジットの使用や惑星間の移動な際に提示を義務化。また帝国市民から私有船を没収した。これにより帝国市民の移動や金の流れは帝国の監視下に置かれることとなり、自由は大きく制限されることとなった。
また、クローンやドロイドに変わる軍事力基盤としてストームトルーパー兵団を新設、各地に帝国アカデミーを設立する。帝国の治世が浸透してくると大多数の若者にとって人生の選択肢とは、地元の惑星で貧しい労働者として一生を終えるか、この帝国アカデミーで教育を受け出世を目指すか、もしくは犯罪者としてお尋ね者になるしかなくなっていた。このため強制的な徴兵制ではなかったものの銀河中から志願兵が集まることとなり、帝国軍の規模は急速に拡大した。その勢力は最盛期にはアウターリムまでも及び、違法行為を裁くことで犯罪率の低下に貢献し、数多くの犯罪シンジケートを武力で壊滅させた。
またその結果として提携を結んだ五大シンジケートの影響力拡大に資源の提供や保護によって彼らもまた全盛期を迎えていた。
しかし、弾圧を強めていくにつれて元老院議員や被弾圧種族らが集まって結成された「共和国再建のための同盟」が勢力を増していき、ついには艦隊を用いて正面から敵対するほどの一大勢力へと成長。
徹底的な取締りやプロパガンダ戦の展開、反帝国主義者の根拠地の一つである惑星オルデランの破壊、極秘基地を発見して破壊するなどして対抗していったものの、
反乱軍により
デス・スターを破壊されターキン含む優秀な人員の多くを失ったのが、決定的な痛手となった。
デス・スター2建設後は惑星エンドア上空で罠を張り反乱軍艦隊の一掃を試みたが、皇帝が暗黒面に転向させようと連れてきた反乱軍兵士にしてジェダイの騎士
ルーク・スカイウォーカーの決死の説得によって、父であるヴェイダー卿が皇帝を投げ落として殺害。
デス・スター2も反乱軍の攻撃で綺麗に吹っ飛び、またもや大量の人員が藻屑と消えた。
自由とは純然たる思想だ
教示なくともおのずと湧き上がる
銀河中で絶えず散発する反乱活動。同志の大軍が大義も意識せず結集している
反乱の最前線はどこにでも存在し 小さな反抗でも前線は押し広がる
それに帝国の必死な支配欲は不自然さの現れ
専制は不断の努力を要する
故障やほころびは常だ
権威は脆く 圧政は恐れを隠す仮面
忘れるな。その小さな抵抗のさざ波が今に帝国を覆い尽くす洪水となる
ひと突きでも鉄壁は瓦解する
心するんだ
"挑め"
パルパティーンが銀河帝国の主として君臨してからわずか20年あまりの死と同時に、帝国は瓦解していくこととなる。
衰退
皇帝の死亡後は大宰相マス・アミダが権力維持に努めたが、混乱と離反、権力争いが相次ぎ帝国はどんどん衰退し、いくつもの軍閥へと分散する。帝国が内紛状態にある中、反乱同盟軍は新共和国を樹立。さらに帝国を追い詰めていく。
しかし「帝国の助言者」を自称する帝国宇宙軍元帥ガリアス・ラックスがマス・アミダ大宰相をコルサントに軟禁して実権を掌握し、帝国軍の最高権力者として敵対勢力たる新共和国軍と激戦を繰り広げる。
実は皇帝パルパティーンは自分に予期せぬ死が訪れた際に備えて、腹心であるラックスに対して
「終末司令」
なる命令を残していた。
その内容としては、
- 皇帝を守ることができなかった弱者たちに罰を与えること。
- 選び抜かれた帝国軍の精鋭たちを銀河の未知領域に避難させ、帝国の遺産を再生させ帝国再興を行うこと。
の3つであり、ラックス元帥はパルパティーンの死後に終末司令の一環である「シンダー作戦」を実行に移した。
ラックス元帥は銀河系各地に散らばる帝国軍の指揮官たちにメッセンジャー・ドロイド経由で終末司令を伝え、ナブーやヴァードスなど、帝国・新共和国を問わずさまざまな星を標的とした破壊活動を実行に移した他、何人かの帝国軍司令官を暗殺し、更には新共和国に秘密裏に接触して機密情報を流し、新共和国が帝国軍残存勢力との戦いを優位に進めるように取り計らっていた。
5ABY、終末司令は惑星ジャクーを舞台にした最終段階に到達し、銀河帝国は残存する全ての宇宙艦隊、地上軍兵力をもって新共和国との決戦に望んだ。
ジャクーの戦いにおける銀河帝国(というよりラックス元帥)の目的は「銀河帝国」「新共和国」双方の戦力の相打ちによる殲滅であり、ラックス元帥自身は残党と共に未知領域に逃亡して帝国再建を開始する計画だったが、結果は新共和国軍が勝利。
ラックス元帥も戦死し、彼の旗艦であるスーパー・スター・デストロイヤーである「ラヴェジャー」も惑星ジャクーに墜落した。
ラックスの戦死後、大宰相マス・アミダが新共和国と銀河協定を結ぶことに同意、銀河帝国は正式に解体された。一応、国家としての存続こそ許されたものの大半の権力は剥奪され、国力は皆無に等しく、事実上新共和国の属国となっている。
また同時期にラックスの意志を継いだレイ・スローネ大提督率いる帝国再建を目論む残党(野心溢れるブレンドル・ハックスもこの当時から所属していた)が、未知領域にハイパードライブで逃亡し、これが後に帝国残党の最大勢力ともいえる「ファースト・オーダー」の起こりとなる。
その一方で、既知の銀河系に残る残党も各地で存在し続けており、細々と活動を行っていた。
また、銀河内戦の末期にラックス元帥が創設し、新たな統治評議会となることが意図されていたものの、ジャクーの戦いで滅んだはずのシャドー・カウンシルが再編されて新共和国への復讐を企んでいたのだった。
「新共和国は脆弱だが用心せねばならない。こちらの力を隠すのだ。」
「君の奇襲作戦は人目を引きすぎる。」
「統制の取れていない残党の寄せ集めだと思わせねば、新共和国に叩き潰されるぞ。」
シャドー・カウンシルはしばらくの間、大々的な行動には出ずにロザルの戦いで数年前から行方不明になっているスローン大提督の帰還を待ちながらも、各々の宙域で力と資源を培うことに注力しており、モフ・ギデオンは
マンダロリアンとの抗争の中で
独自の計画を進め、再編前からの唯一のメンバーであったブレンドル・ハックスは「ネクロマンサー計画」を進めていたりと、情報や意見の交換は行いつつも意図的に連携を控えていた。
特にブレンドルと並び大量の財と資源を蓄えていたパレオン艦長はこの方針を徹底していた。
特にパレオンはスローン大提督が帰還すれば新共和国に不満を持っているか、新共和国に潜伏している帝国派の惑星が行動を起こすと考えており行動を起こす事を諌めていた。
このようにして残党が隠していた牙を見抜けなかったこともあり、新共和国は彼らを「さほど脅威ではない」として侮っており、銀河帝国時代の反省からか極端とも言える反動政策を採用。共和国防衛艦隊は軍縮によって実質軍事力を自ら放棄し、さらに極端すぎる地方分権を行う。
このような新共和国の醜態に異議を唱える政党『セントリスト』は「パルパティーンとヴェイダーの政治方針が悪かっただけであり、銀河の統一を目指したパルパティーンの政策自体は何ら悪いことではない。」と主張。
新共和国元老院は紛糾し、セントリストがファースト・オーダーなどの帝国残党に対して情報を流すなど
スパイ行為も横行していた。こうした事態を見たことで、レイアですら「帝国元老院ですら"時々は"機能していた。」と皮肉るほど新共和国の政界は行き詰まってしまう。
そして政敵によってレイアの父がヴェイダーであると暴露され、新共和国元老院で求心力を喪失したレイアは失脚。
未知領域で勢力を拡大し続けるファースト・オーダーを監視する為にレイアは「レジスタンス」を結成。既に引退していたギアル・アクバーや、ナイン・ナンといった反乱同盟軍の盟友たちと対抗していくことになる。
ファースト・オーダーの人員規模は帝国全盛期に遠く及ばないものの、帝国崩壊時点で未完成だったプロジェクトを多数引き継ぎ完成されることで生み出したトンデモ兵器の数々を筆頭に、技術面では更なる強化を遂げていくこととなる。
30年後には再び内戦状態へと移行し、新共和国と熾烈な戦いを繰り広げた。なお、この時代にも帝国および帝国軍は存在していたが、大幅に弱体化して新共和国の言いなりになる弱腰な姿からファースト・オーダー側にも見限られている。
ちなみにEP9終了時点で、新共和国の首都惑星ホズニアン・プライムは共和国防衛艦隊と共にファースト・オーダーの兵器スターキラーによって消滅済み。
銀河の大部分を掌握していたファースト・オーダーもファイナル・オーダーに吸収された後レジスタンスに敗戦および消滅した為、銀河に残った国家は弱体化した銀河帝国のみとなっている。
余談
シスの歴史は長いとはいえど、銀河規模の勢力圏を持つ帝国の樹立まで辿り着いたのは現在ダース・シディアスのみ。
一応旧共和国時代には一大勢力を誇る「シス帝国」なんてのもあったのだが、ジェダイと銀河共和国を打ち破ることはできずに最終的には滅ぼされている。
ダース・ヴェイダーのテーマとしても知られる超有名な劇中曲だが、『反乱者たち』劇中での帝国の日を記念した宣伝CMや軍事パレードで長調の行進曲風にアレンジされたものが流れていたり、『ソロ』劇中でハンが帝国パイロットになることを決意するきっかけとなったプロパガンダじみた徴募の映像にはヒロイックなアレンジの帝国のマーチが使われているなど、設定上作中世界にも楽曲として存在しているようである。
恐らく帝国公式の軍歌のようなものとされているようだ。
結局のところ旧共和国も新共和国も腐敗と元老院の紛糾によって機能を停止した為、銀河帝国による中央集権的な独裁政治が新旧共和国に比べると
まだ
マシな統治をしている。
パルパティーンの施政方針である「ニュー・オーダー宣言」自体もEP3時点では万雷の拍手によって歓迎されていたため、銀河の辺境であるアウター・リムなどに住む人々やエイリアンにとって、銀河帝国の戦力であるストームトルーパーは治安を取り締まる正義側の人間であった。
しかし、共和国と比べると大量虐殺、環境破壊、格差、抑圧が増えていたのも確かであり、その過激なやり方が多くの惑星で反乱を引き起こしたのは事実である。
その治安を取り締まるトルーパーがいなくなり、新国家である新共和国も政治に行き詰まって事実上機能を停止してしまうが、帝国より長続きしたのは何たる皮肉だろうか。
追記・修正はデス・スターの完成後、元老院を解散してからでお願いします。
- 新旧共和国(の設定)が歪すぎてマシに見えるのが本当に困る… -- 名無しさん (2021-01-19 11:31:33)
- まあ新共和国はEP4と同じ舞台作るためだけに無能にされたようなもんだし -- 名無しさん (2021-01-19 12:17:05)
- 少なくとも旧共和国や旧帝国よりはマシやろ!!ep9以降はマジでどうなったか知るの怖いけど。 -- 名無しさん (2021-01-19 12:53:43)
- 無限ループって怖くね? -- 名無しさん (2021-01-19 13:03:54)
- 例え有能でも指導者の後継者問題がね… -- 名無しさん (2021-01-19 13:36:50)
- 政治をリアルに考えると絶対悪なんて存在しようがないからな。 -- 名無しさん (2021-01-19 13:44:24)
- 無能すぎる…っていうけど旧共和国とジェダイが腐敗したのは1000年間も平和が続いたせいで腐敗が積み重なった、って話だから、人間中心主義で無理矢理まとめ上げようとした結果ほんの20年で内戦起こして崩壊した銀河帝国よりよっぽど平和で安定した時代だったんだぞ。ついに勃発したクローン戦争にしたってどっちかというと銀河の外側でドンパチやってるだけで栄えてる所は比較的平和だったし。帝国の支配が銀河中心部で安心だったかというとコアワールドの栄えてる惑星でさえあっさり粛清対象になるような圧政だったのは変わらないし -- 名無しさん (2021-01-19 14:06:03)
- 圧制はまあ、中央でいきていくぶんには平和に見えるって奴やな。 -- 名無しさん (2021-01-19 15:17:10)
- ストームトルーパーはあんなんでも治安維持の仕事はしっかりやってたみたいなので、それが居なくなったら…という皮肉 -- 名無しさん (2021-01-19 16:57:38)
- 作りその物は割と真っ当なのに皇帝の趣味が悪辣だから滅んだとも言える -- 名無しさん (2021-01-19 20:07:57)
- まぁ皇帝としても遊び相手のつもりだった反乱軍にガチのフォースセンシティブがめっちゃ紛れ込んでたとは思わんでしょ -- 名無しさん (2021-01-19 20:14:36)
- 「パルパティーンのモデルはアウグストゥス」らしいと聞いたけれど初めて聞いたとき愕然とした。共和国からの統治権簒奪のくだりとかそのまんまやないか -- 名無しさん (2021-01-19 21:04:51)
- 皇帝に関しちゃ「第二デススターが完成すれば反乱軍なんぞ一網打尽だからとっとと作らないと……って思ってるだろうからあえて弱点を教えて未完成のデススターを攻めてきたところを一網打尽にしてやる!」とかやった挙句そのまま破壊されるとかいうプリクエルの頃の慎重さのかけらもない大ポカやってる時点でな。帝国作った時点で満足しちゃって色々おざなりになった感がハンパない -- 名無しさん (2021-01-19 21:55:27)
- ストームトルーパーがエリートだとすると、そうじゃない兵士ってなんなの? -- 名無しさん (2021-01-19 23:07:08)
- 耳ぐらいまであるヘルメット付けてる 映画ハン・ソロのスワンプ・トルーパーがそう -- 名無しさん (2021-01-19 23:23:57)
- ↑3 この頃の皇帝って年齢がもう90近いから、いろいろ衰えてきたんじゃないか? -- 名無しさん (2021-01-19 23:32:00)
- EP4でターキン大総督が戦死したことが致命傷だったと思う -- 名無しさん (2021-01-19 23:53:14)
- ファイナルオーダー含むけど、ポカさえしなきゃゼントラーディ全軍相手にしても技術とポテンシャルあるよな・・・ -- 名無しさん (2021-01-20 00:05:42)
- パルパティーンの新三部作での帝国樹立の手腕は素晴らしかったのに圧政と舐めプで無様に滅びたな。麒麟も老いては駑馬に劣るとは良く言ったものだ -- 名無しさん (2021-01-20 00:57:49)
- パルパルがプリクエル時の手腕維持してたら叛乱同盟軍に勝ち目なんてないからしゃーない。 -- 名無しさん (2021-01-20 01:41:45)
- ファーストオーダーが結局何者なのかようやく理解できた -- 名無しさん (2021-01-20 09:35:38)
- ↑12悪辣な趣味を全うするために今の今まで頑張ってきたし、趣味を全うできないならいっそ滅んでしまえと思ってただろう -- 名無しさん (2021-01-20 10:00:02)
- ストームトルーパーはエリートじゃないぞ、アレのイメージは州兵(だから質も低い) ただパイロットとかは別に育ててる設定 -- 名無しさん (2021-01-20 15:33:14)
- 真面目な話、シスとしても皇帝としても後継者はどうするつもりだったんだろう。高齢過ぎて余裕はないんじゃないかとずっと思ってた -- 名無しさん (2021-01-21 19:19:38)
- ↑EP9のネタバレになるけどパルパティーンはいろいろ老化対策してる -- 名無しさん (2021-01-21 19:38:35)
- 皇帝の師匠の師匠辺りが不死化の秘術編み出してるからソレを目指してたんじゃねぇの まぁそのシスも結局ぶっ殺されてるんだけどさ -- 名無しさん (2021-01-21 19:52:20)
- ↑秘術を生み出したのはシディアスの師であるプレイガスだね。しかも殺したのがシディアス本人だったから不死の秘術はシスの掟に反してるのかと思った -- 名無しさん (2021-01-22 12:34:47)
- 完成したら永遠に頂点に立てないから、引き継げそうなぐらい研究してからその成果を横取りしようとしてたんじゃないか -- 名無しさん (2021-01-22 12:49:04)
- 皇帝「イウォーク?原始的な連中だし、どうせ一捻りじゃろ」トルーパー「投石痛い!無理!(泣)」結論:皇帝はトルーパーにもっと金をかけるべきだった -- 名無しさん (2021-01-22 13:54:07)
- あれだけジェダイは悪と印象付けたのにたった20年かそこらで「パルパティーンとか糞や、やっぱジェダイこそ正義や!」ってなるあたりどれくらい悪政を敷いてたのかと -- 名無しさん (2021-06-29 18:24:17)
- ↑逆に「帝国もパルパティーンも良い所はあったし全部は悪くない」っていう右翼集団的なの新共和国内に出てきてるしそもそも新共和国の傘下にジェダイはいないので多分悪って言うか忘れ去られたままだと思う。レイアが「傀儡の帝国元老院の方がマシ」って言った時点でもう認めちゃってるし新共和国は終わっちゃってるんだよなぁ… -- 名無しさん (2021-10-06 13:54:41)
- 共和国でも帝国でも治めるには銀河が広すぎると思う -- 名無しさん (2021-10-06 21:02:29)
- ドラマとかで監視社会やら -- 名無しさん (2022-10-30 12:49:07)
- 歴史としてはリアリティあるけど御伽噺としてはつまらん結末よな。なんで「わるいていこくはほろびて、みんなしあわせにすえながくくらしました」じゃアカンかったんやろか -- 名無しさん (2023-01-21 19:59:25)
- アンドーで秩序という大義で文化やそこにいる人間を強制労働させる。クソ国家 -- 名無しさん (2023-03-30 18:39:59)
- ファーストオーダーじゃない敗戦を受け入れた側の銀河帝国の戦後の社会や軍事って戦後の枢軸国やガンダムのジオン共和国みたいで凄く面白い題材だと思うけど、戦勝国アメリカ人には面白いと思えないのか敗戦後銀河帝国って(カノンの映像作品だと)全然出ないよね。新作映画ではしっかり登場して新共和国と共闘したりするのかな -- 名無しさん (2023-04-15 17:18:14)
- 帝国地上軍と帝国宇宙軍は旧大日本帝国の陸軍と海軍のようなライバル関係にあったらしい。結局、そういう抗争にかまけていたから反乱軍に負けちゃったんだろうな。 -- 名無しさん (2023-04-16 09:58:39)
- ↑アメリカもアメリカで……というか歴史上どうしても陸軍と海軍は同一の財源からの予算の取り合いにならざるを得ないせいで総じてとても不仲になりやすいんで……。まあ反乱軍側は帝国の迫害で文字通り死活問題だったエイリアン種出身者も多かったからまだ陸軍海軍の不仲よりはまとまりやすかったのかも。 -- 名無しさん (2023-05-05 23:55:06)
- 歪みが本格化する前に20年で皇帝倒れたからあの頃はよかった…なんて言えるのであって、もっと続いてたら元の共和国はよかった…と言うだろうな -- 名無しさん (2023-05-06 01:10:02)
- ↑×2あと、アニメの反乱者とか見てると保安局と諜報部もまたライバル関係にあったようで・・・。まあ、現実世界でもナチスの情報部とゲシュタポが反目していたりするのである意味リアルと言えばリアルか。 -- 名無しさん (2023-05-06 09:25:42)
- 国を導くべき肝心の皇帝がシス帝国復活達成だけで満足しちゃってその後の政治ビジョンを持たずにシス研究と不老不死の探求に没頭してるだけで最初から「既に燃え尽きている」国でしかないんだよね。国民やモフや軍人の多くは知らないけど隠居老人の趣味ライフの維持だけがレゾンデートルで秩序や公正や発展は建前でしかない -- 名無しさん (2023-12-08 23:54:57)
- ぶっちゃけたった20年ぽっちで内戦で崩壊したような国が「なんだかんだで一定の治安はちゃんと維持できていた」とかいう設定付け加えても説得力なさすぎるというか -- 名無しさん (2024-09-11 16:37:45)
- ↑独裁者が言うほど独裁してないのも問題。皇帝とターキンなんか立場が逆転してるし、これならうちの総理大臣のがよほど政府を統率してるよ -- 名無しさん (2024-09-11 17:04:25)
- 平和と繁栄の結果ではなく弾圧と統制の結果だからのう。だから反乱が発生するので…であると同時に旧共和国のゴミクズっぷりアピールになってる。こいつらの方がまともな治安維持できてるなら一回滅ぶのは妥当 -- 名無しさん (2024-09-11 17:07:05)
- ↑どっちかというと20年で滅ぶような国の方が共和国よりマシだったとか言われても説得力ないって話では。いくらなんでも短過ぎるんよ -- 名無しさん (2024-09-13 18:30:36)
- ↑しかもその間が内戦のオンパレードという -- 名無しさん (2024-09-13 20:10:37)
- 銀河帝国は宇宙全体の秩序は良くなったけど、圧政が過ぎる。新旧共和国は良い意味でも悪い意味でも自由。あの世界はどんな風に統治するのが最適なんだろうか? -- 名無しさん (2025-01-07 11:13:55)
- ↑シスのような悪人じゃなくて立派な善人が独裁、かな。あの世界は民主主義でやるには規模も種族も多過ぎて纏まるものも纏まらないだろうから誰かが陣頭指揮を取る必要がある。 -- 名無しさん (2025-01-07 11:50:18)
- スローン大提督の事ですねわかります -- 名無しさん (2025-04-01 18:53:24)
- 皇帝なのに世継ぎはいなかったのか -- 名無しさん (2025-04-24 23:01:16)
- 普通に悪でしょって思ってたからそこら辺の要素が付け足されてて嬉しい -- 名無しさん (2025-04-24 23:10:34)
- ↑パルパティーンは不死の研究してて、自分が不死になって帝国を一生支配するつもりだった。ただ不死の会得は生涯かけても出来なかったので、EP9では魂を移して肉体はクローンとして登場。不死に最も近づいてたのは師のダース・プレイガスらしい -- 名無しさん (2025-05-04 17:50:39)
- ↑ターキンに謀反されたら、まあターキンは仕方ないと諦めそうで困る。人の好き嫌いが激しいわこの乙さん -- 名無しさん (2025-05-25 18:17:12)
- アンドーとかバッドパッチとかではもう「治安維持の名目で色んな星に搾取・弾圧しまくって滅茶苦茶腐敗してる」みたいなシーン増えたし今の設定だともう共和国よりましみたいなのはなさそう。 -- 名無しさん (2025-05-25 23:57:48)
- そらまぁコルサントですら皇帝死んだら銅像ぶっ倒してお祭りになるのも納得のコッテコテの悪の帝国だよね現行の描写だと -- 名無しさん (2025-05-28 12:19:09)
- 腐敗の定義にもよるよね…議員が賄賂を取る国と司令官が星丸ごと強奪しまくって住民皆殺しにすんのとどちらが腐ってるかという -- 名無しさん (2025-05-28 15:11:14)
- ↑賄賂的な意味でも銀河帝国はガッツリ腐敗してるのがアンドーとかで描かれてたよ。治安維持はちゃんとやってると言いつつ「殺人事件?そんなの報告したら犯罪率が上がってるってことになるじゃん。事故ってことで処理しといて」みたいな腐敗が横行してた -- 名無しさん (2025-05-28 20:45:12)
- ↑ほっほら第三者の介入ではなく司令官の自発的な意思で行われてるから…大丈夫です多分。 -- 名無しさん (2025-05-28 21:46:27)
- ↑共和国は軍隊を持たないからアウターリムを始めとした端々の治安の悪化を止められなかったが帝国は違う。腐敗や汚職は見逃さずちゃんと秩序をもたらしてる……みたいな話とは思い切り食い違うけどね。 -- 名無しさん (2025-05-29 11:57:42)
- ↑そらもうギャングや悪徳企業が消えて代わりに軍服姿のごろつきが暴れるだけだから…リアル独裁国家でギャングがいないどころかうちの国がパラダイスに見えるレベルになってんのと同じ -- 名無しさん (2025-05-29 15:23:00)
- なおギャングも悪徳企業も別に消えてません -- 名無しさん (2025-05-29 15:28:23)
- まあ減りはしただろうよ。EP4でソロが麻薬を放棄した(だからジャバに因縁を付けられた)のは帝国の検閲・検挙が厳しいからだし。 -- 名無しさん (2025-05-29 15:36:33)
- よくハンソロの一件を持ち出してる人いるけど別に治安が改善された根拠になってるかっていうと微妙なんだよなあ。共和国では議員間の賄賂が横行していた、みたいな話があるのは確かだけど、それがなぜか「共和国時代は賄賂でなんでも解決できていたが銀河帝国はそうじゃなかったのでハンソロは積み荷を捨てざるを得なかった。よって治安が改善されてる」みたいな変な話になってる。そもそもそのハンソロの相方はクローン戦争で分離主義者と戦ってくれた英雄の一人のはずなのに銀河帝国に奴隷にされたウーキー族だっていうのに。 -- 名無しさん (2025-05-29 16:05:34)
- ↑そらもう警告射撃して停戦を求めてたのから無警告で容疑者の船を撃沈できるようになったらあたかも治安が改善されたみたく見えてもしゃーない -- 名無しさん (2025-05-29 16:43:50)
- 銀河帝国が共和国の内部の腐敗を一掃してるってのがそもそもの間違いと言うか、共和国時代からの典型的な腐敗議員がそのまま地位を失わず、甘い汁を啜るために皇帝の言うことよく聞いて、故郷の星が帝国に搾取されて苦しんでるのをよしとしてる、みたいなエピソードもあったりする。 -- 名無しさん (2025-05-29 18:24:47)
- ↑そもそも実質的なトップの大宰相閣下がパルパティーンがパドメに言ってた「共和国の真の支配者で通商連合から賄賂で飼われていた」官僚のボスだもんな -- 名無しさん (2025-05-29 20:00:38)
- 正史版のスローンの小説でもスローンが「秩序ってのは信頼から生まれるもんなのに帝国は恐怖を選んでしまった」とか内心無理だろこのやり方とか思ってた様子 -- 名無しさん (2025-05-31 09:09:43)
- ゴーマンの大虐殺やモスマの演説、ISBについてもっと書き加えたいけど中々良い文章が思いつかないな… -- 名無しさん (2025-05-31 17:03:09)
- 議長時代の方が効率的に独裁政治してたのが皮肉 -- 名無しさん (2025-05-31 20:37:28)
- ぶっちゃけ各所の設定考えてる人と実際映像作品の脚本考えてる部分が一致してない感じはある。新共和国は機能不全してて帝国の方がマシだったみたいな設定出してる割には、いざ帝国を映像作品に出してみると弾圧ばっかやっててそれでもなお失敗するみたいなコテコテの無能な悪の支配者に描かれてばっかだし。 -- 名無しさん (2025-06-09 18:00:17)
- そもそも統治者としてまともそうなの通商連合くらいしかなくて困るこの世界 -- 名無しさん (2025-06-09 19:13:00)
最終更新:2025年06月09日 19:13