STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー

登録日:2021/06/05 Sat 22:37:43
更新日:2025/04/13 Sun 03:27:39
所要時間:約 35 分で読めます





誰も信じるな。ただフォースだけを信じろ。


「STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー」は、2019/11/15に発売されたSTAR WARSシリーズスピンオフゲームである。
ハードはPS4、Xbox Oneに加えて、PC版も発売されている。
開発元はEA傘下であり、TITANFALL2Apex Legendsで有名なリスポーンエンターテインメント。



概要

シリーズのゲーム作品では久々となるライトセーバーによるアクションアドベンチャーゲーム。
発売前から製作側からはストーリーに重点を置いていると言及されており、新シリーズの幕開けと銘打たれていることから、今作をベースとした新展開が今後も続くと発表されていた。
2022年5月の「スター・ウォーズ・セレブレーション2022」にて、いわゆる「スターウォーズ・ジェダイ」3部作の2作目として『SWジェダイ:サバイバー」が発表されている。

発売日から察せられる通り、ストーリーはカノン(正史)に分類される。六部作のみならずアニメやコミックからの引用がたっぷりと詰まっているほか、公開からまだ年月の浅い続三部作の世界の設定開示としての側面も担っている。
細かい演出や何気ない会話の節々にセルフオマージュや小ネタがこれでもかと詰め込まれており、その作り込みぶりはファンから高く評価されている。
特に、尋問官の掘り下げやオーダー66の描写など、設定こそあれ実態が不明瞭だった部分が分かりやすく映像化されたシーンの数々は必見と言えよう。
レギュラーキャラクター達の収録には実際に俳優を起用しており、モーションキャプチャーや合成を駆使した3Dモデルはかなり実写映画に近い出来であり臨場感があって非常にリアル。
総じてシリーズを深く知るファンであればあるほど隅々まで楽しむことができるだろう。

一方でゲームとしての難易度は高い部類であり、標準難易度でもかなり本格的な(敢えて悪く言うならばアクション初心者には厳しい)作りとなっている。
細い足場やギリジャンは頻繁に現れ、戦闘においても適当に攻撃を連打するだけでは死は避けられない。
謎解き要素も多く、スムーズに進めるには慣れが求められる。
ただし難易度は4段階あり、いつでも変更可能。標準より簡単な難易度にすれば戦闘が苦手でもプレイできる。

また、オリジナルキャラクター達が織りなすストーリーこそ重厚なものの、著名な既存キャラ達の登場は少ないことや、ストーリーを味わい尽くすにはマニアックな予備知識が多少必要になる点も難点として挙げられやすい。

後に無料アップデートで、コレクション要素を2周目以降に引き継ぐ「新しい旅+」と、1周目クリア以降各地のセーブポイントから行える「瞑想トレーニング」が追加されボリュームアップ。
瞑想トレーニングには、何もない平地で次々と現れる敵を倒す「戦闘チャレンジ」(所謂ミッションモード)と、フィールド内に好きに敵を配置して戦わせられる実績解除に便利な「バトルグリッド」の2種類が存在する。

ストーリー

銀河帝国樹立から5年。
元ジェダイ・パダワンのカル・ケスティスは、帝国の支配下にある銀河系で、正体を隠しながら惑星ブラッカで解体屋としての生活を営んでいた。
相棒のプラウフと共に日銭を稼いで暮らしていたが、ある日突然帝国の尋問官がブラッカに降り立つ。
ジェダイ狩りのために派遣されたのはセカンド・シスターとナインス・シスターの二名。
ジェダイが名乗り出なければその場の全員を処刑することすら厭わない尋問官二名を前に、我慢ならずプラウフが帝国の横暴とそれにより腐っていく自分達の怒りと悲しみを訴えたがあっけなく刺殺される。
相棒の死を目の当たりにしたカルは、実に5年ぶりにライトセーバーを起動したが手も足も出ず一蹴される。
何とか窮地を脱するべく奮闘しながらも次第に追い詰められていくカルだったが、そこへ一機の船……スティンガー・マンティスが現れ、自らをカルの味方だという女性シア・ジュンダが手を差し伸べた。
セカンド・シスターとの一騎打ちを何とか凌ぎきったカルはマンティスに飛び乗り、ブラッカからの脱出に成功する。

ようやく落ち着いたカルに対し、カルと同じく元ジェダイであったシアはカルにジェダイ・オーダーの再建を持ちかける。
というのも、シアはその鍵となるアイテムの所在を知っていると言う。
かくして、カルは半信半疑ながらも元ジェダイの解体屋ではなくジェダイの生き残りとして、ジェダイ再建の戦いに身を投じることなった。

ゲームシステム

ダークソウルシリーズSEKIROのような戦闘システムにアンチャーテッドっぽい探索要素を足したような、所謂ソウルライクのゲームであり、ライトセイバーとフォースを駆使してステージを攻略していく。
ソウルシリーズ同様に、HPが尽きてリスポーンすると経験値をすべて失うが、その経験値は再度死ぬ前に前回のミスの原因となった敵(マーキングされるので判別も容易)に攻撃を当てるor前回のミスの原因となったギミックの近くに安置されている光球に触れることで回収可能。
そして経験値は一定値貯まることに、死んでも失わないスキルポイントに変換され、それを消費することでスキルツリーを伸ばすことができる。

冒険するフィールドはジャンプやウォール・ランといったパルクールアクションや、ストーリー上で習得できる様々なフォースを駆使して探索を行う。
探索できるフィールドは複数の惑星に渡り、いずれも極めて広大であるため全て探索し尽くすとなるとそのボリュームはかなりのもの。
中にはスキンを開放する宝箱や、経験値及びスティム(回復薬)や最大HP、最大フォースを上げるポイントが取得できるシークレット要素も多数存在し、探索の楽しみを掻き立ててくれる。
初到達時点では一見通行できないような場所も、改めてフォースなどの要素をアンロックした後に再訪する事で見つけられるシークレット要素もあるので、一回訪れた場所の再探索もやって損はない。

戦闘要素は原作のジェダイの技をうまくゲームに落とし込んだものとなっており、プレイヤーは主に「通常攻撃」「強攻撃」「フォース」「回避」「ガード」を駆使して戦う。
通常攻撃はリスクが少なく、与えるダメージも低めな代わりにフォースを消費しない。
強攻撃はフォースメーターを消費して敵に大ダメージを与えるフォース・アタックだが、隙も大きく当てにくい。スキルツリーで解禁される特殊な剣技も、大部分はフォースの消費を伴う強攻撃の亜種的なものとなっている。
各種フォースは、ダメージを与えるものよりはサポート寄りの能力が多く、これも敵に使うとフォースメーターを消費するので多用はできない。
回避は2連打するとローリングになる。ガード不能攻撃を咄嗟に凌ぐにはこちらに頼る必要がある。スキルツリーでジャスト回避を習得すると一気に使い勝手が良くなる。
ガードは遠近問わず全方位の攻撃を自動でガード可能だが、時間経過や防御によりガードメーターが消費され、なくなると無防備になってしまうので乱用はできない。
なお、タイミングよくガードボタンを押すとパリィが発生して相手に隙を生じさせる。一部の敵にはパリィ後にタイミングよくボタンを押すことによって、一撃必殺のキルストリークが発生するので自信があったら狙ってみるのも手。

回復アイテムは、相棒のBD-1から医療スティムを投げてもらうという形になる。回復のスキは小さいがそれでも全体で1秒弱はあるので、使いたくても使えずに倒されることも珍しくない。
スティムの最大数はフィールド上のシークレットを発見する事によって最大値が増やせるので、探索もよく行った方がいいだろう。


舞台・登場人物

◇スティンガー・マンティス

各星で行動の拠点となる宇宙船。
ラグジュアリー・ヨットという分類の、帝国の高官や一部の金持ち向けに作られた高級機体を元にした改造機である。
戦闘用ではないため武装は豊富ではないが、高級品だけあって装甲は頑丈で運動性能も良好。
そして特筆すべきは内装の豪華さ。居住性に関してはシリーズ最高クラスと言っても過言ではなく、中盤から複数人で食卓を囲むシーンが度々挟まれる上に、結構凝った料理が出てきていることからもその快適さがうかがえる。
様々なトラブルに見舞われては不調を起こすミレニアム・ファルコンとはえらい違いである

  • カル・ケスティス
演:キャメロン・モナハン (日本語CV:相楽信頼)
今作の主人公で、元ジェダイ・パダワンの青年。
オーダー66の大粛清以来、ジェダイの訓練で得た身体能力を活かし5年間ブラッカにてジャンク漁りとして第二の人生を送っていたが、
同僚にして相棒であったプラウフを救おうととっさにフォースを使ってしまったすぐ後、ジェダイの逃亡者の情報を得た尋問官の襲来により状況は一変。
プラウフが殺された上に追われる身となり、あわやというところで同じく元ジェダイであるシア・ジュンダに拾われる。
そしてそれを機にジェダイ復興のための戦いに身を投じ、ジェダイとしての成長を再開することとなる。
当初はオーダー66以来抱え続けた他人への不信感からシア達にも心を開けずにいたが、冒険を通して少しずつ打ち解けていき、力と自信を身に付けていく。
なお、各種イベントで増える様々な能力の他、敵を倒すことで溜まるスキルポイントを消費して応用技をアンロックする「スキルツリー」のシステムにより、プレイヤーの選択でカルの成長の道筋がある程度変わるようになっている。
なお、デザイン段階ではエイリアンや女性主人公等のデザインも考えられていたが、より親しみやすく・なおかつ映画の方の現行主人公であるレイと競合しないよう人間の男性主人公となったとのこと。
ドロイドと共に行動する・機械に強い…などなどシリーズの歴代主人公達の要素も揃えているが、化物パイロット揃いな彼らと違って操縦はほぼ素人。


  • シア・ジュンダ
演:デブラ・ウィルソン(日本語CV:北西純子)
ジェダイである色黒の女性。
尋問官に追われるカルの前にマンティスと共に姿を現してカルを救出し、ジェダイ再建という目標のため共に旅をすることとなる。
ジェダイの先輩として真摯な姿勢でカルに接して少しずつカルの心を開いていくが、シア自身はフォースとの縁を過去に自ら断ち切っており、その過去の因縁が後にカル達を襲う悲劇のきっかけとなってしまう。
ライトセーバージェダイだった当時のものを所持しているが、グリーズの借金を返すために内部のカイバー・クリスタルを売り払ったため起動することはできず、戦闘にはブラスターを用いている。
その辺の都合もあってほとんどお目にかかることはないが本来の戦闘能力は一人前のジェダイと言うに相応しいもので、パージ・トルーパー三名を秒殺する実力の持ち主。
しかしその過去が断片的に判明していく中で暗黒面との関わりが露呈し始め、カルは徐々にシアに不信感を抱き始める。

  • グリーズ・ドリタス船長(日本語CV:かぬか光明)
演:ダニエル・ローバック
マンティス号の船長。ラテロという4本腕の種族の男性。
彼の母星では「尖った耳と緑の肌をした伝説のジェダイ・マスター」の逸話が伝えられている。お察しの通りグランドマスター・ヨーダのことである……と、思いきやなんとマスター・ヤドルの逸話であるという。*2
常に気怠げで皮肉や悪態が出てくることも多い気難しい人物だが根はいい人物であり、ぶっきらぼうな言動の節々にシアやカルへの気遣いが表れている。
かつてはギャンブル漬けの荒んだ生活を送っており、それにより背負っていた借金をシアに返してもらった過去もあるが、シアやカルとの冒険のおかげでギャンブル以上の生きがいを見つけられたと感謝している模様。
しかしながら劇中では彼の借金時代の因縁が原因で一悶着起こることになる……。
なお、一癖ある性格とは裏腹にパイロットとしての腕は超一流であり、故郷のアカデミーを首席で卒業している。
ブラッカでナインス・シスターのTIEリーパーを振り切ってカルを回収したりと戦闘用ではない機体でかなり無茶な操縦をしているにも関わらずマンティスは作中で一度も墜落しない。
機体へのこだわりも強く、自分以外には操縦させないと言い張り着陸後にはメンテナンスしながら機体そのものに労いの言葉を掛けるなど、並々ならぬ愛着がうかがえる。
ちなみに操縦以外の特技は料理にガーデニングとなかなかあざとい。モーションの都合上カルとシアの会話が終わるまで延々と料理にスパイスを振っている姿は局所的にネタにされている

銀河帝国

銀河を統治する巨大国家。ジェダイの残党狩りに精を出している。
ボスキャラとして尋問官が登場するほか、それ以外にも中ボス格の油断ならない強敵がチラホラと。
雑魚キャラとして帝国地上軍のストームトルーパーがわんさか出てくるが帝国宇宙軍の方の出番は意外にも一部惑星限定と少なめで、お馴染みのTIEファイターに至っては専ら背景での登場である。

  • セカンド・シスター
演:エリザベス・グラロン(日本語CV:武田華)
尋問官の一人。今作のメイン悪役であり、オープニングで遭遇して以来カルを標的に定める。
彼女との戦闘は複数回あり、回数を重ねるごとに行動パターンが増えていく。
いずれの戦闘でも堅牢な防御のほかEP1でクワイ=ガン師弟が使ってそれっきりだったフォースによる高速移動を多用してこちらのミスを誘いつつ、ガード不能の突進技など咄嗟の判断力が求められる技で攻めてくる難敵。特に全攻撃パターンを解禁してくる最終戦の難易度は尋常ではない。
さらには敵の通信の傍受や妨害も得意としており、カルとマンティスの通信を封じた上で割り込む芸当も見せる。
尋問官のターゲットとなるジェダイは他にも多くいるのだが、なぜか彼女はカル個人に激しい執着を見せている。
そのしつこさたるや、同僚のナインス・シスターをして「こだわる理由がわからない」と言わしめるほどだが…?

  • ナインス・シスター
演:ミスティ・リー(日本語CV: きそひろこ)
尋問官の一人で、カルの倍以上の体躯を誇るパワーファイター。セカンド・シスターとはペアで動いている。
キャッシークでの彼女との決戦は中盤の山場。
その巨躯から放たれるダイナミックな動きからは思わず距離を取りたくなるが、間合いが開きっぱなしでいるとフォースで引き寄せられる行動パターンがあるため嫌でも接近戦を強いられる。
カルに敗北を喫するものの、元ジェダイでありながらジェダイを徹底的にこき下ろし、激昂しながら帝国の力の絶対性を叫び、意地でも撤退を選ぼうとしない悲壮かつ壮絶な姿は、
暗黒面に染まり尋問官になることが何を意味するかをカルとプレイヤーに知らしめた。

  • 帝国地上軍
ご存知白いバケツ頭たち。
わらわら湧いてきて瞬く間に蹴散らされるのはもはや様式美だが、ゲーム、それも高難易度で有名なソウルライクである以上無策で突っ込むと雑兵に倒される屈辱を味わうことになる。

  • KXシリーズ・セキュリティ・ドロイド
ローグ・ワン』に登場したK-2SOの同型機。つまりK-2SOは各地の帝国施設に配備されている本機のうちの一体を鹵獲して再プログラミングしたものである。
帝国のバトルドロイド規制下であるため製造元であるアラキッド社は警備用と言い張っているが、ストームトルーパーとは比べ物にならないほど高いHPと防御力を持ち、パワーも高い。やっぱりバトルドロイドなのでは…
キャッシークで中ボスとして登場して以降は、中型雑魚として複数でも出現するようになる。
スーパーアーマー持ちであるためかなり面倒な相手であるが、BD-1にハッキングしてもらえばこちらに寝返るため一時的に頼もしい味方になる。状況次第では[[パージ]]・トルーパーに勝ったりする
ローグワン劇中と同様に後頭部からハッキングを行っているあたり制作陣の細かなこだわりが見事。

  • プローブ・ドロイド
EP5に登場したまたしてもアラキッド社製の偵察ドロイド。
ライトセーバーが届かない高さを浮遊しながら断続的にブラスターで狙撃してくる、強くはないが鬱陶しいタイプの敵。
体力が少なくなると火花を散らしながら接近してきて一定時間で自爆する。逃げてもいいがフォースプッシュで他の敵にぶつけるとよい。
こちらもBD-1でハッキングが可能だが、フォースプルで手が届く高さまで引きずり下ろす必要がある。

  • アストロメク・ドロイド
時折施設内を動き回っているR2-D2と同型の黒い奴。
特に攻撃の類はしてこないためほぼ害はないが、フォースプッシュで他の敵にぶつけるとトルーパーなどの雑魚程度なら吹っ飛ばす程度の威力が出る。
ただ、その際にR2-D2でお馴染みのあの悲鳴を上げるので少々罪悪感を覚える……かもしれない。

  • AT-ST (All Terrain Scout Transport)
出番に反して知名度のある[[スピンオフ]]ではやたら強い歩行兵器。
マンダロリアン』さながらの、人間サイズで対面した時の圧倒的な威圧感が光る。
遠距離ではブラスターとミサイル、近中距離ではグレネードの投下と、距離に応じて攻撃を切り替える意外な器用さが本作での持ち味。
撃破すると炎上しながら転倒し、パイロットが這い出てくる。

  • AT-AT(All Terrain Armored Transport)
AT-STと同じく有名な四足歩行兵器。
キャッシークの沼地を豪快に歩いて進むという、走破性の高さを誇示するかの如きインパクトのある登場をする…のだが、周囲にへばり付いたツタをよじ登ったカルによって上部ハッチから侵入され、あっさりコクピットを乗っ取られてしまう。
この際先行していたもう一機のAT-ATが振り返って敵として迫ってくるのだが、カルの放った重レーザー砲とブラスターで倒され、基地ランディングパッドへの侵入を許してしまう。最終的に乗っ取った機体は敵輸送機の捨て身の体当たりで破壊されるが、ソウ・ゲレラ率いるパルチザンによる基地奪取・ウーキー奴隷解放の足掛かりとなった。

その後は特に出番がないが、背景としては二回目にキャッシークを訪れた際にソウが撤退ついでに倒した機体が転がっていたりする。

  • TIEリーパー
ナインス・シスターがキャッシークのオリジン・ツリーを登る際に搭乗した機体。
カルめがけてレーザー砲を連発して足場を破壊し、プレイヤーはスライダーを滑り降りながらレーザーによる猛攻も避ける羽目になる。
しかし、騒がしくしすぎたせいで伝説の鳥シーオ・バードの注意を惹いてしまい、鷲掴みにされて墜落した。



ジェダイ

  • ジャロ・タパル
演:トラヴィス・ウィリンガム(日本語CV: 斉藤次郎)
オーダー66で死亡したカルのかつてのマスター。
アニメ『反乱者たち』のレギュラーであるゼブと同じラサットという種族の男性だが、陽気なゼブと比べるとジェダイらしい厳格な性格の堅物。カラバストも言わない。
厳しさと優しさを兼ね備えた模範的なジェダイであり、ジェダイ時代に面識があったシアからも真の守護者と称されている。
カルは旅の中で彼の指導を思い出すことでジェダイとしての力を取り戻していく。
中盤にはカルの回想としてオーダー66の様子が詳細に描かれた。宇宙中のフォースの乱れを感じ取って目眩を引き起こすというヨーダと同じ反応をしており、背後から自分を撃とうとしたクローンコマンダーを瞬時に斬り捨てつつトルーパー達の裏切りを理解し、単騎でヴェネター級艦内を荒らし回って脱出の手筈を整えるなど相当な実力者であることが窺えるが、数の暴力には敵わず被弾して致命傷を負いカルの目の前で力尽きた。

彼の死はカルの心に深い傷を残しており、カルが暗黒面に蝕まれる度に恐怖心の象徴の如く幻影として現れる。
暗黒面の空気に満ちたダソミアでのフォース・ビジョンでは師匠の死を乗り越えられないカル自身の心中を代弁するかのように凄まじい剣幕でジェダイ失格だと叫び、カルはそのショックに耐えきれずフォースを暴走させライトセーバーを自ら握り潰し破損させてしまう。
その後のカルが前に進むためにはライトセーバーを修復するだけでなく、恐怖を克服して師の幻影と向き合う試練に立ち向かわなければならない。

  • イーノ・コルドヴァ
演:トニー・アメンドーラ(日本語CV:山内健嗣)
パダワン時代のシアのマスターであり、BD-1のかつての所有者でもある初老の男性ジェダイ
遥か昔に存在しフォースの力によって一大文明を築いたという古代ゼフォ文明の研究の第一人者だった。
既に故人であるものの、BD-1の内部に多くの記録を残しており、BD-1が各地でそれを再生することで旅の道標としている。
後世の見知らぬ人物のためにわざわざ旅の備えを用意していたのは、研究の末に辿り着いたボガーノという星でフォースの未来視により結果ジェダイの滅亡を予見してしまったからであり、それに備えて盟友ジョカスタ・ヌーが管理しているフォース感応者の子供のリストをコピーしたホロクロンをボガーノの遺跡に隠している。
もしリストが帝国の手に渡ればジェダイ再興の手立てが断たれてしまうばかりか尋問官の増員にまで繋がりかねないため、ストーリー中盤からはカルとセカンド・シスターのホロクロン争奪戦となる。

ご存知新三部作のもう一人の主人公。
スピンオフの定番ながら、各地のジェダイ達に身を隠すよう警告したメッセージがシアのホロクロンから再生される形で音声のみ登場。
ホロクロンがどういうものなのかをシアがカルに説明するシーンでの登場であり別にオビ=ワンじゃなくてもいいシーンなのだが、それでもわざわざ彼を出すあたりファンサービスが利いている。
なお本人はこの頃から既にタトゥイーンにて隠遁中と思われる。


◇ブラッカ

廃棄された艦艇が集積されている星であり、もはや過去のものとなった独立星系連合や旧共和国軍の艦艇が日々運び込まれては解体されている。
オープニングで運び込まれてくるルクレハルク級母船の姿はなんとも物悲しい。
そのためジャンク漁り達の格好の仕事場となっており、星全体の産業を解体ギルドが取り仕切っている。
タパル率いる第13大隊が共和国末期に勝利を収めた星でもあるが撤収しようとした矢先にオーダー66が発令されたため、カルはとんぼ返りでここに落ち延びた。(本来であればマイギートーに向かう予定であったと語られている。その場合、キ=アディ=ムンディの死体と対面することになっていただろうが…)
オープニング以降訪れることはできない。
ちなみに今作初登場ではなく、EP8とEP9の間を描いた小説作品『レジスタンスの復活』からの登場であり、後に『バッド・バッチ』にも登場。

  • プラウフ
演:JB・ブラン(日本語CV:東和良)
ジャンク漁りだった時のカルの相棒。
カイやアスティーなど、続三部作における脇役キャラの定番となっているアベドネド種族の中年男性。
クローン戦争より前から戦闘機を扱う技師の一人として腕を鳴らしていたが、帝国時代に入ってからは同僚共々ジャンク漁りになり果ててしまったことに内心失望しており、カルと過ごす日々を生きがいとしている一方でまだ若いカルには解体屋のまま一生を終えて欲しくないと吐露するなど、枯れながらも面倒見の良い人物。
しかしその願いは皮肉にもプラウフが尋問官に刺殺されたことで叶うこととなる…。

◇ボガーノ

ブラッカから脱出したマンティスが初めに向かう場所。
共和国末期にコルドヴァが発見した星であり、物語開始時点では帝国に認知されていない。
ゼフォ種族が築いた文明の跡が宝物庫として残っており、鍵となるアストリウムという物体を見つけ出すことで宝物庫に入れるようになる仕組みになっている。
宝物庫には、EP8にてレイが暗黒面のフォースによるビジョンを体験した惑星オク=トーの鏡の洞窟と酷似した黒い石鏡が存在しており、触れた者は暗黒面のフォースによる未来予知を見せられる。
カルの場合は、ホロクロンを手にした自身に訪れるであろう未来の一つを見ることとなる。

  • BD−1
今作の相棒ドロイド枠。
製品名である「BDユニット」は探索家のサポートを主目的としたエクスプローラー・ドロイドという分類のドロイド。
二足歩行で走り回る姿がなんとも愛らしいが、単独飛行もできたりと見た目に反してなかなかハイスペック。
ボガーノに初めて訪れたカルと出会い、修理してもらったことで相棒となる。
かつてはコルドヴァが相棒としており、彼が遺しているメッセージを行く先々で再生することで旅のナビゲーション役を務める。
カルの右肩に乗っかっており、設備の充電による謎解きや敵ドロイドのハッキングによる無力化や極めつけは医療スティムの生成などでサポートしてくれる。

後にBDユニットの別個体が『Book of Boba Fett』5話にも登場。相変わらずの愛らしさで今作を未プレイの視聴者をも魅了した。
各種音声がBD-1と同じものが使われていたり、マンドーがカルの台詞である「Thanks, little guy.」を言ったりと嬉しいファンサービスも多数。

◇ゼフォ

ゼフォ種族の母星。
激しい嵐の中にゼフォの遺跡が隠されており、そこにキャッシークとの交流の跡が残されていたことから一行は次の目的をキャッシークに定める。
ゼフォがフォースに関わる種族であるため皇帝の意向で帝国も調査の手を入れており採掘施設が建てられているほか、序盤にはボスとしてAT-STが登場するという手荒い出迎えをしてくる。

  • ゼフォ(種族)
古代に存在した、フォース感応能力を備えた種族。特に強い力を持つ者は未来視によって予言を行う賢人として扱われていた。
高度な文明を誇っていたが腐敗と慢心により滅亡したとされており、既に表舞台にはいないが歴代の賢人達の霊廟が様々な惑星に存在している。
惑星ゼフォには賢人エイルラムの霊廟と賢人ミクトレルの霊廟が存在するが、後者には発掘を進めた帝国軍が侵入しており謎解き自体も難解になっている。

  • 霊廟の番人(Tomb guardian)
ゼフォの遺した金属質の像。ドロイドともまた異なる独特の質感とシルエットをしている。
霊廟を主が滅んだ後も守護しており、普段は仁王立ちでじっとしているが近づくと襲いかかってくる。
怪力やエネルギーの放出で遠近両対応の攻撃を行い耐久面でもライトセーバーを何発も耐える脅威的なスペックを誇るが、前半から遭遇する敵であるためか動きは割と単調で、慣れればそこまで怖くはない。
さらに攻撃時に露出する胸の動力にフォースプッシュ/プルを叩き込むと一時行動不能になる弱点がある。(なお、かつてはゼフォの若い戦士の訓練相手としても使われていたため、この弱点はフォースの使い手を育てるための意図的な設計の可能性がある)

  • チアータ
惑星ゼフォの地表に墜落した、ヴェネター級スター・デストロイヤーの残骸。その中で見つかるエコー内に登場する、女性のジェダイ・マスター。
クローン戦争末期に分離主義勢力ドレッドノートとの戦闘で乗っていたヴェネター級が墜落した上、オーダー66の発令により生存者のクローントルーパーたちと敵対して艦内を逃げ回る羽目になるという過酷な運命を辿った。
最終的にパダワンを逃がすために囮となり、致命傷を負って死亡。その遺骸は穴が開き土の流入した艦の一角に葬られた。

  • マーセフ
チアータのパダワンだった少年。墜落を生き残ったものの、マスター共々クローンに追われて負傷してしまう。
自分を庇って死んだチアータを埋葬した後に、傷が原因で間もなく息を引き取った。
自分と境遇が似ていたのもあってか、彼のエコーを覗いたカルの呟きには同情や哀しみが混じっている。



◇キャッシーク

EP3でヨーダが出向いていたウーキー達の故郷。EP3の景観が所々再現されており、なかなか芸が細かい。
広大な湿地帯が特徴的であるが帝国の要塞が建設されており、奴隷化されたウーキー達が囚われている。
AT-ATをジャックして帝国の要塞を荒らしまわるフェーズは今作屈指の爽快ポイント。
雲を突き抜けるほどの巨木であるオリジン・ツリーの上部にはゼフォの遺跡が存在し、コルドヴァがホロクロンを隠すためにボガーノの宝物庫を開く際に使ったアストリウムはここにあったものである。

  • ターフル
ウーキー族の元村長で、反乱勢力からも英雄視される屈強なウーキー。
実は本作初登場ではなくEP3から登場しており、チューバッカと一緒にヨーダを見送っていた。
ゼフォとキャッシークの交流についても詳しく、コルドヴァとも面識があった。
カルとの対面を果たした後はオリジン・ツリーの情報を提供した。

  • ソウ・ゲレラ
演:フォレスト・ウィテカー(日本語CV:KENN)
スピンオフ準レギュラーの反乱者。
『ローグ・ワン』では走ることすら困難になっていたが、今作は時系列的にまだまだ元気だった頃であるため最前線を飛び回る。
キャッシーク奪還のためにパルチザンを率いて激しい反乱運動を行なっており、カルが加勢したことでウーキー奴隷の収容所での勝利を手にするが、帝国の報復攻撃により撤退し次の戦場に赴いて行ってしまうので中盤からはストーリーに絡まなくなる。

  • マリ・コーサン
演:スマリー・モンタノ(日本語CV:丸山雪野)
パルチザンの副官の女性。ウーキー語を通訳できる。
ターフル発見のため尽力したが、ソウがキャッシークを諦めて次の戦場へ向かっていったことに反発し、キャッシークに残った。

  • チョイシック
囚われていた中ではリーダー格のウーキー。
ターフルとカルを会わせるべくマリと共に戦う。


◇オルド・エリス

かつてグリーズが借金をした犯罪組織ハクシオン・ブルードの本拠地が存在する宇宙ステーション。
ミクトレルの霊廟からマンティスに戻る途中でハクシオン・ブルードの賞金稼ぎに捕らえられたカルは闘技場で見世物にされることとなる。
闘技場をクリアするとマンティスが救出に現れ、以後訪れることはできない。
霊廟からマンティスまでは複数のルートがあるが全てのルートに賞金稼ぎが配置されており、戦闘開始と同時にシールドで囲まれてしまうためこのイベントは基本的に回避不可能となっている。*3

  • ソルク・トルモ
演:ルーク・クック(日本語CV:岩城泰司)
組織のボスである犯罪王。
肩書きの割には若めの男性であり、悪辣ながらも貫禄のあるジャバ・ザ・ハット等と比べるといささか軽薄な言動が目立つ。
カルを闘技場で見世物にし大儲けするが、グリーズがマンティスで乱入してカルを救出した際には語気を荒げて喚き散らしていた。多くのプレイヤーはスカッとしたことであろう

  • 賞金稼ぎ
ハクシオン・ブルードの主戦力。
コマンダー,飛行,ドロイドの3タイプが存在しルート次第で戦う相手が変わるが、ゼフォでの初戦闘は負けイベントであり闘技場の最終ウェーブでリベンジマッチとなる。
以後は各地に賞金稼ぎが出現するようになり、同じタイプでもカラーリングや声の違う別人が複数個体存在する。(能力は変わらない)

:コマンダー
閃光弾とブラスターを駆使しながら素早く動く。
誘導性の高いガード不能の突進が脅威で、隙も少ない厄介な相手。

:ドロイド
鈍重な分タフで、ライトセーバーでも怯まない。めちゃくちゃ口が悪い
連射式ブラスターをダブル=ブレードで反射できるとおいしい。
実はデザインに元ネタが存在し、EP7にてマズ・カナタの城で数秒だけ映ったモブドロイド「HURID-327」がベースとなっている。なんてマニアックな……
設定的にも系列機とされており、本来は貨物の運搬が主な用途。今作のこいつらはバトルドロイドとしてリプログラミングされたものである。

:飛行
大型のジェットパックで浮遊しながらブラスターと火炎放射器で戦うなんちゃって[[マンダロリアン]]
プッシュで壁に叩きつけるとジェットパックが破損し、一気に弱体化する。


◇ダソミア

クローンウォーズより再登場。
暗黒面のフォースを独自に発展させた魔術を操る、ナイトシスターと呼ばれる女性中心の氏族が支配していた星。かのダース・モールアサージ・ヴェントレスの故郷としても知られている。
ゼフォ種族の歴史上屈指の暴君だったとされる賢人クジェットの霊廟が存在する。
アニメ版クローンウォーズで描かれた通り、グリーヴァス将軍の率いる大攻勢によりクローン大戦中期に滅ぼされており、かつての奉仕種族ナイトブラザーの生き残りと凶暴な原生生物が狩って狩られてを繰り返す荒れ果てた星と化している。
ジェダイもナイトシスターも滅んだ今となってはカルと敵対する立場には無いのだが、他所者を嫌うナイトブラザーが魔力の込められた弓矢や斧で襲いかかってくる。

  • シスター・メリン
演:ティナ・イブレフ(日本語CV:木下紗華)
ナイトシスター唯一の生き残り。
グリーヴァス襲来時は幼かったため戦場に出ておらず、結果として生き延びた。
魔術でナイトブラザーを強化したり、ナイトシスターの死体をゾンビ化させることでカルを排除しようとする。
グリーヴァスの振るっていたライトセーバージェダイの武器であるのをいいことにジェダイがナイトシスターを滅したという間違った情報を吹き込まれており、ジェダイを敵視してカルを攻撃する理由もそこにあった。
絶滅した組織の生き残りという立場ゆえの共感もあって、カルとの対話により誤解を解かれる。
その後マンティスに同行することとなる。

  • ナイトブラザー
ダース・モールやその弟サヴァージ・オプレスの同族でもあるザブラクの戦士達。
メリンの魔術による強化を施された上で棍棒または弓矢で攻撃してくる。
それぞれスカウト・トルーパーとストーム・トルーパーの強化版のような能力になっており、しかも集団で出現するため脅威度はかなり高い。

  • タロン・マリコス
演:リアム・マッキンタイア(日本語CV: 原田晃)
ダソミアの外から来たという髭面の老人だが、何故かメリンに追い出されることなく放浪しているあまりにも怪しい自称研究者。
その正体はオーダー66の際になんとか生き延びてダソミアに行き着いた元ジェダイ・マスターだが、暗黒面の力に満ちたダソミアの空気に呑まれてダークジェダイと化してしまう。
グリーヴァスへの復讐心につけ込む形でメリンがジェダイを嫌うように仕向け、復讐を手伝う代わりにダソミアの魔術を自身の力として取り込もうとしていた。
本人は暗黒面に打ち勝ったと自称しており、時に理知的な振る舞いも見せるが、殺したナイトブラザーの角を戦利品の如く腰にぶら下げてそれを誇らしげに語ったりと、実際は残虐かつ自己中心的な思考になっておりとても打ち勝ったと言える状態ではない。
終盤ではジェダイでもシスでもない新たな最強の集団を作り上げようとカルに持ちかけるが断られ、直後本性を表して襲いかかる。
二刀流を駆使してアグレッシブに攻めてくるが、尋問官二人と比べるとパリィの頻度が少なくガードが破れやすい。それを補うためかHPは高めで劣勢になるとすぐさまフォース・プッシュで間合いを取る行動パターンがあり、岩石を飛ばしたりセイバーを投げるなどの遠距離攻撃も持つ。
しかも立ち状態の間はフォースが無効である。(他のボスにはガード崩しとして機能する。)
総じて終盤に相応しい難敵であり、そういう意味ではシリーズ恒例のハイスペック老人枠と言えるかもしれない。
途中からはメリンが加勢してくれるので、上手く活用しよう。

なおこの手のダークジェダイには珍しく、歪ながら明確な思想を持っており、共和国末期のジェダイが長引く戦争と伝統に縛られ硬直化していったことを指摘している(他のダークジェダイと比較するとバリス・オフィーやレジェンズ作品のソーラ・バルクなどとの主張と共通項が多い)。
惜しむらくは本人はそれ以上に危険な思想に目覚めてしまったことであり、ジェダイの過ちを認めつつも「失敗から学ぶことはできる」とEP8のヨーダにも通ずる考え方を示すカルに対しては聞く耳を持たなかった。

◇???


◆???



余談

メインテーマにはモンゴリアン・バンド"The Hu"の『Sugaan Essena(米題:Black Thunder)』が採用されている。劇中世界にも楽曲として存在しているようで、主人公カルがヘッドホンで同楽曲を聴いているシーンからゲームが始まるほか、オルド・エリスの闘技場のシーンでも流れている。

本作に登場する尋問官セカンド・シスターとナインス・シスターおよびパージ・トルーパーは初登場ではなく、本作に先駆けてコミック『Vader』シリーズで先行登場している。
ナインス・シスターの本名であるマサナ・タイドはシックス・ブラザーの本名であるビル・ヴァレンと同時に明かされたが、どちらがどちらの本名なのか当初は不明であり、資料集以外で彼女の本名が語られたのは本作が最初である。

エレクトロニックアーツは、2011年以降所謂「大人の事情」でPC版をSteamで販売せず、自社の配信プラットフォーム「Origin」での独占販売を行っていたが、本作を以てSteamに再参入した。




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最終更新:2025年04月13日 03:27

*1 クインラン・ヴォスはこれを得意としていたが、彼は暗黒面に落ち、またダークサイドとライトサイドを彷徨ったジェダイとして特に有名である。またレジェンズ設定では、彼が暗黒面に落ちた最初の切っ掛けはこの技を使ったからであった。そう見ると上記の「スロー」共々なかなか不穏。

*2 ヨーダの同族というおいしいポジションの割にカノンでは掘り下げが殆ど無かったヤドルだが、彼女もまた「伝説」級のジェダイであることが本作で明らかとなった。相変わらず詳細不明だが……

*3 実はシールドの範囲が甘いためいくつかのアクションを駆使すれば賞金稼ぎとの戦闘を無理矢理スルーすることもできる。その場合ハクシオン・ブルードのイベントが丸ごとカットされストーリーもクリアまで問題なく進行するが、開発側は想定していないようで一部の会話等に矛盾が生じる。とんでもない裏技だがタイムアタックでは必須のシーケンスブレイクである。