マンダロリアン(ドラマ)

登録日:2021/01/10 Sun 21:19:58
更新日:2025/04/28 Mon 10:12:40
所要時間:約 14 分で読めます







THE
MANDALORIAN







マンダロリアン』とは、ウォルト・ディズニー社のインターネット動画配信サービス「Disney+」にて配信されている、「STAR WARSシリーズ」のスピンオフ実写ドラマ。
2019年11月12日(日本では前身のディズニーデラックスにて11月29日)よりシーズン1が順次配信され、2020年10月30日よりシーズン2が順次配信された。
また、2022年の『The Book of Boba Fett』の5〜7話にて本作のキャラが多くゲスト出演。事実上のシーズン2.5として後日談とシーズン3への繋ぎが描かれたのち、2023年3月よりシーズン3が開始した。
各話の時間はおよそ40分前後で、シリーズは各8話。


●目次

概要

シリーズの人気キャラ・ボバ・フェットの装甲服と同型の使い手として設定は存在していた賞金稼ぎの種族・マンダロリアンの中の一人の男を主人公とし、彼と一人の子供の出会いによって始まる、遥か彼方の銀河系の物語を別の側面から描く。
元々、ディズニーではボバ・フェットのスピンオフ映画が企画されていたが、企画段階で製作がストップされ、またEP8のせいで映画『ハン・ソロ A STAR WARS STORY』が興行的に失敗した影響もあり、スピンオフ映画の製作は見送られてきた。
だが、ディズニーの動画配信サービスが開始するにあたり、全く新しいスピンオフドラマとして本作の製作がスタート。

本作の配信が始まった頃には続三部作が完結を控えており、その最終作『スカイウォーカーの夜明け』の展開が先行き不透明な状態と相まって、当初はそこまで多くの注目を集めていなかったが、スター・ウォーズの世界観を忠実に再現した作風や魅力的なキャラクター、そして様々な設定を網羅した謎が謎を呼ぶストーリーによって、ファンの間で徐々に高い評価を得るようになった。
さらにシーズン2では映画シリーズ・アニメシリーズで登場したキャラクターが多数登場。
旧三部作と続三部作の間のミッシングリンクとなるエピソードも描かれるなど、九部作全てのファンにとって欠かすことのできない作品となった。

製作総指揮に立つのは、『アイアンマン』シリーズ監督のジョン・ファヴローと、アニメ『STAR WARS クローン・ウォーズ』のデイブ・フィローニ。
二人のスター・ウォーズシリーズへのリスペクトによって、映画と遜色ないクオリティを毎回維持している。
エピソード監督としては、デボラ・チョウ、リック・ファムイーワ、ブライス・ダラス・ハワード、タイカ・ワイティティ、ペイトン・リード、ロバート・ロドリゲスといった実力派監督が勢ぞろいしている。

また、同じDisney+で全8回(+シーズン2が2回)のメイキング・ギャラリーも視聴できる。新三部作について熱く語るデイブ・フィローニとそれに6分近く無言で聞き入ってしまう製作陣は必見。
そのクオリティの高さの秘訣も一部明かされており、中でも周囲360°を囲うスクリーンに遠景を投影して撮影する最新の手法*1の存在は大きいだろう。
グリーンバック合成に比べて撮影の手間が軽減されるのはもちろんのこと、役者の演じやすさも向上している*2とのことで、以後のシリーズでも積極的に使っていく模様。

月刊ビッグガンガンにて2022年Vol.6より、大沢祐輔によるコミカライズを連載中。


ストーリー

【シーズン1】
銀河帝国が反乱軍により倒されたエンドアの戦いから早5年。
新共和国が樹立され銀河は徐々に平和を取り戻しつつあったが、帝国の残党は未だに勢力を保っていた。
そんな中、一人の賞金稼ぎが銀河を飛び回っていた。
男に名前はなかった。通り名は、特徴的なアーマーの種族、「マンダロリアン」。あるいは縮めて「マンドー」。
ある時、マンダロリアンは帝国の残党から一つの依頼を承諾する。内容は、「ある人物」を連れてくること。
ようやく見つけたその人物は、見たことのない種族の子供であった。
非道な実験にかけられようとした子供を見かねたマンダロリアンは、帝国に逆らって子供を連れて逃げる決意をする。
所属していたギルドにも追われる羽目となった二人の、当てもない旅が始まる。


【シーズン2】
子供を仲間の下に返すためのマンダロリアンの旅は続く。
彼らは旅の途中で様々な出会いを果たす。
怪物から村を守る男。夫に会いたい妻。種族の復興を願う同族。ジェダイの生き残り。伝説の賞金稼ぎ。
だが、帝国の追手は二人に容赦ない牙を剥く。そして、二人の前に伝説の存在が現れるのだった。


【The Book of Boba Fett】
旅を続ける中、帝国の報復により散り散りになった同胞の生き残りと再会を果たすマンダロリアン。
そこで自身が手にしたある武器についての伝説や、自分達とジェダイの関わり・哲学・歴史について聞くこととなる。
さらに、かつて共闘したある人物から協力を求められる。


【シーズン3】
様々な事情があったとはいえ、マンダロリアンは人前で自らヘルメットを取ってしまった。
掟を破ったことへの償いのため、彼は今や無人の荒地と化した惑星マンダロアへと歩みを進める。


主な物語の舞台

◆ネヴァロ
賞金稼ぎギルドやマンダロリアンの拠点となっている荒涼とした荒れ地の惑星。
ならず者の溜まり場となっており、闇取引の横行している。
マンドーが帝国に歯向かったことで一時は帝国の残党の支配下に置かれたが、キャラらの奮闘によ帝国軍が一掃された後は平和な星となった。


◆アーヴァラ7
辺境に位置する砂漠の惑星。
ザ・チャイルドが監禁されていた星であり、ここでのマンドーとの出会いから物語は始まる。


◆タトゥイーン
ご存じ、二人のジェダイを輩出した砂漠惑星。
マンドーがレイザー・クレストの修理や、ジェダイの手掛かりを探しに立ち寄った。
地底に大怪獣も棲んでいることも判明。




基礎用語

マンダロリアン
惑星マンダロアの住人だったが、内戦やクローン大戦を経て、銀河に散り散りとなった戦闘種族。
掟を何より重んじており、「我らの道(This is the way)」が合言葉。

帝国統治期間中に「大粛清」と呼ばれる民族浄化作戦が行われた結果、殆どの純粋なマンダロリアンが戦闘で命を落とした。
辛うじて逃げ延びたマンドーやアーマラーら生き残りによってマンダロア文化の継承は行われているものの、作中では既にジェダイ並みに希少な存在となっている。

◆ベスカー
マンダロリアン・アーマーの素材として使われる合金で、マンダロリアンのホームワールドであるマンダロア星系でのみ産出する。
ブラスターボルトはおろかライトセーバーによる斬撃すら防ぎきる程の極めて高い耐久性を誇り、これで製造したアーマーは滅多なことでは壊れない。
その製法や精錬方法もマンダロリアン達の間で口伝で伝わるのみであり、故にマンダロリアンの中にはこのベスカーを神聖視する向きもあり、彼らにとっては単なる金属資源だけの存在ではない。

◆ギルド
賞金稼ぎの組合組織。標的の紹介や情報交換で賞金稼ぎをサポートする。
やはり掟には厳しく、裏切り者には容赦ない追撃と罰が与えられる。


ジェダイ
かつて銀河共和国時代に栄華を極めていた戦士。
万物に宿る力「フォース」を操り、銀河の平和を保ってきたが、帝国の誕生と共に滅亡。
ザ・チャイルドがその生き残りだと判明し、彼を仲間の下に返すことが旅の目的となる。

◆新共和国
銀河帝国崩壊後、反乱同盟軍が旧共和国を元に新たに樹立された銀河の民主主義国家。
帝国との戦争が終結した後も、反乱同盟軍が新共和国軍として銀河の治安維持を担っている。しかし、コア・ワールド内の同盟国家の要請で手一杯でアウター・リムでの治安が維持できていないのが問題となっている。

◆ダークセーバー
モフ・ギデオンが所有している、黒い刀身が特徴の古代のライトセーバー
マンダロリアンの王の証とも言うべき代物であり、決闘を挑むなどの正当な手段を経て入手した者はマンダロリアンの指導者として認められる。
かつてクローン戦争中はダース・モールも所持した経験があり、その後は帝国や反乱者など所有者を転々としていた。
反乱同盟軍でマンダロリアンのサビーヌ・レンが奪還し、指導者ボ=カターン・クライズに託されていたが、「大粛清」によってギデオンに奪われた。




登場人物

主要人物

○マンダロリアン(演:ペドロ・パスカル/吹替:阪口周平)
「生きたまま行くか..冷たくなっていくか」

マンダロリアンのアーマーを身に纏った賞金稼ぎ。
本名は名乗らず、「マンダロリアン」あるいは「マンドー」の通り名で呼ばれる。
マンダロリアンの掟に従い、決して人前でヘルメットを取らない主義。
人を寄せ付けないぶっきらぼうな性格だったが、依頼で出会ったザ・チャイルドとの出会いをきっかけに情が湧きはじめる。
そして様々な人々と出会い、交流するうちに他人を信頼するようになり、態度も軟化していった。


○ザ・チャイルド
未知の種族の子供。子供だが、既に50歳である。
マンドーが帝国の残党からの仕事で、ギャングから奪取したが、共に過ごすうちに情が移り、彼を庇護することとなる。
子供らしく好奇心旺盛な性格で、船の部品を取ったり何でも口に入れたりと行動が危なっかしい。
また、念じるだけで物体を動かす不思議な力を有しており、マンドーの危機を度々救っている。
登場自体が事前宣伝では伏せられており、1話の配信後は「グッズはどこ?」と問い合わせが殺到したとか。
(1話の時点ではグッズ化の想定はされていなかった)


周囲の人物

○グリーフ・カルガ(演:カール・ウェザース/吹替:楠見直己)
「俺はこの星を守りたいんだ。」

ギルドをまとめる組合長。
マンドーを個人的に気に入っており、彼の面倒を見るが、彼が帝国の残党に反抗した際は指名手配を出して窮地に追い込んだ。
しかし、帝国軍にネヴァロが支配されたことを機に彼に助けを求め、マンドーとの共同戦線を張って帝国軍を一掃した後は恩赦を出すことに。
その後はネヴァロの治安安定化に貢献する。
別世界ではボクシング世界チャンピオンだったりした。


○キャラ・デューン(演:ジーナ・カラーノ/吹替:鷄冠井美智子)
マンドーが惑星ソーガンで知り合った元反乱軍のショック・トルーパー。
腕っぷしが強く、面倒見のいい女性兵士。
帝国の解体と共に退役し、現在は傭兵として帝国の残党と戦っている。
マンドーと共に数々の戦いを経て、最大の戦友となる。


○クイール(演:ミスティ・ローザス、声:ニック・ノルティ/吹替:堀越富三郎)
アーヴァラ7の原住民。
足に困ったマンドーの手助けをした好々爺。
戦いを避け、新共和国にも帝国にも属そうとしない平和主義者。
ザ・チャイルドの危機のためにマンドーを手助けするが……。


●/○IG-11(演:タイカ・ワイティティ/吹替:上田耀司)
「保釈保証人ギルドの権利放棄手順(プロトコル)第16に従い、速やかに例の物を差し出せ。」
「メーカープロトコルにより、捕獲されることは禁止されている。」

ギルドのアサシンドロイド。かつてボバの隣にいたIG-88の兄弟機。
目的が同じマンドーと協力してギャングを殲滅していったが、ザ・チャイルドの命を狙ったためマンドーに破壊される。
その後、壊れたところをクイールに拾われ、給仕ドロイドとしてリプログラムされた。
そして、ネヴァロの戦いではナース&プロテクトドロイドとしてザ・チャイルドを守りつつ、窮地に陥ったマンドーらの救援に駆けつける大活躍を果たす。
幼少期にスーパーバトルドロイドに襲われた経験からマンドーには嫌われていたが、共に戦ううちに互いを認め合う仲になった。

○ジャワ
ジャンク業を生業としている小人種族。
レイザー・クレストの部品を奪ったが、代わりとしてマンドーにマッドホーンの卵を要求し、取引を成立させた。


○アーマラー(演:エミリー・スワロー/吹替:藤貴子)
マンダロリアンの鍛冶師の女性。
ネヴァロのマンダロリアンのリーダー的存在であり、マンドーの過去についてもよく知っているようだ。


○パズ・ヴィズラ
マンドーやアーマラーと同じマンダロリアンの集団の一人で、大型ガトリング砲を持った戦士。
マンドーとチャイルドの危機を救ったり、とある武器をかけて決闘をしたりと何かと縁がある。


○ペリ・モットー(演:エイミー・セダリス/吹替:定岡小百合)
タトゥイーンの整備士。ピット・ドロイドを従えているおばちゃん。
ザ・チャイルドがお気に入りで、マンドーが立ち寄った際はよく面倒を見る。


●/○フェネック・シャンド(演:ミン=ナ・ウェン/吹替:花藤蓮)
「一つアドバイスしよう。賞金稼ぎになりたいなら、うまい取引は逃さずに生き延びる事。」

凄腕の女スナイパー。
ギルド等の組織には属さずに、依頼人から直接依頼を受けるやり方をする賞金稼ぎ。
銀河共和国末期時代から活躍している。
マンドーの賞金の標的にされていたが、仲間割れで殺されてしまう。
別世界では敏腕エージェントとして活躍していたかもしれない。


●/○ミグズ・メイフェルド(演:ビル・バー/吹替:西村太佑)
「あの時死んだ、彼らにとっても、善ですか?」
「その家族や、俺の仲間達。」
「あの町の人々は、家や自由の為に、戦って死んだ。それも善ですか?」

元帝国軍のスナイパー。
今は賞金稼ぎのゴロツキとなっている。
監獄船「ボサン5」に捉えられた仲間の脱走計画においてマンドーを体よく利用しようとしたが、逆に捕らえられ監獄行きになる。
その後、ザ・チャイルドの救出計画で図らずも彼に協力する。





銀河帝国の残党

●モフ・ギデオン(演:ジャンカルロ・エスポジート/吹替:二又一成)
「我らが帝国に栄光あれ。」

銀河帝国の総督(モフ)。
ザ・チャイルドの誘拐を指揮していた黒幕であり、目的のためには手段を選ばない冷酷な男。
帝国軍残党の一派である。
通常の将校服ではなく、独自の黒いトルーパーアーマーを装備している。
マンダロリアンのダークセイバーを所有しており、マンダロリアンのあらゆる事情にも詳しい。
ザ・チャイルドの血をある実験に利用しようとしている。


●クライアント(演:ヴェルナー・ヘルツォーク/吹替:伊藤和晃)
マンドーにザ・チャイルドの奪取を依頼した軍人。
帝国では地位は高かったようだが、囮役としてあっさり殺されてしまう。


●ドクター・パーシング(演:オミッド・アブタヒ/吹替:青木崇)
ザ・チャイルドに実験を行っていた博士。
実験動物としてだが、彼に一種の情はあったようだ。
シーズン3ではアムネスティプログラム*4によってコルサントで他の元帝国関係者とともに保護観察中となっている。
帝国時代のことは反省している模様。
惑星カミーノのクローン技術を基にした研究を行っており、新共和国でもそれを生かして貢献したいと考えているが…。


ストームトルーパー
ご存じ、帝国の歩兵。
もっぱら、味方側に撃たれ、殴られ、焼かれていくやられ役である。


●デス・トルーパー
帝国軍情報部の兵士。
まさかの『ローグ・ワン A STAR WARS STORY』から再登場。


ダーク・トルーパー
ギデオンが密かに開発していた帝国製のバトルドロイド。
まさかのレジェンズからのカノン初採用で、凄まじい戦闘力を発揮した。
進歩の段階が「フェーズ〇」から「第〇世代設計」表記に変更されており、作中登場したのは「第3世代設計」である。

シーズン2からの人物

○コブ・ヴァンス(演:ティモシー・オリファント/吹替:さかき孝輔)
タトゥイーンの町、モス・ペルゴの保安官。
拾ったマンダロリアン・アーマーを駆使していたが、クレイト・ドラゴン退治でマンドーと協力した際に彼に譲った。


○タスケン・レイダー
タトゥイーンの砂漠の原住民。
町の住民の嫌われ者だが、クレイト・ドラゴン退治のためにマンドーの手引きで共同戦線を敷くこととなる。

エピソード4や2での敵役として有名だったが、ほぼシリーズ初となる、他種族との武力以外での交流や味方側での共闘が描かれた。

○カーソン・テヴァ
新共和国のパイロット。
ひょんなことからマンドーに聞き取り調査をし、ボサン5の件で足が着きそうになったマンドーが逃亡を試みたため取り締まろうとチェイスを繰り広げる。
最終的には、ボサン5でメイフェルドを始めとする共犯者達を拘束したのもマンドーであったことから特別に見逃した。
その後シーズン3でも意外な形で登場する。

○ボ=カターン・クライズ(演:ケイティー・サッコフ/吹替:志田有彩)
かつてマンダロア包囲戦で活躍していた歴戦のマンダロリアンの戦士。
マンダロアを奪還し、かつての栄華を取り戻すべく奔走している。
そのため、ギデオンの所有しているダークセイバーの奪還を目論んでいる。
もとはマンダロリアンの伝統回復を掲げた「デスウォッチ」の幹部であり、ダークセイバーのかつての所有者プレ・ヴィズラに仕えていた。
またマンダロリアンの非武装主義勢力「ニュー・マンダロリアン」代表サティーン・クライズの妹でもある。


○コスカ・リーヴス(演:メルセデス・ケストナー・バーナード)
ボ=カターンの仲間の一人。喧嘩っ早い女性。


○アックス・ウォーヴス(演:サイモン・カシアニデス)
ボ=カターンの仲間の一人。




シーズン3からの人物

○ラグナー
パズ・ヴィズラの息子。実子なのか養子なのかは不明。
何かとエラい目に遭ってはマンドーに助けられる。

○アンゼランたち
EP9に登場したバブ・フリックの同族たち。バブとは異なる片言の英語っぽい言語を喋っており、ところどころ聴き取れるようになっている。
種族として手先が器用なようでこちらもドロイド・スミスを営んでおり、マンドーからIG-11の修理を依頼される。
グローグーに妙に気に入られており、ペットにしようとハグされて苦しむ一幕はミームとして人気を博している。
「Bad baby…」

●ゴリアン・シャード
ネヴァロ近辺で活動する海賊王。
アウトロー時代のカルガとは縁があり、改革によりネヴァロで屯できなくなったことから彼と海賊団がトラブルとなったことでネヴァロを攻撃対象にする。

●ヴェイン
海賊の一員。
流石にマンドーには敵わないが撃ち落とされずに母船まで逃げ延びるなど海賊の中では一番の腕前を誇る。


クリーチャー

●ブラーグ
アーヴァラ7に生息している大型生物。
険しい岩山を乗り越えるには、彼らを乗り物として乗りこなす必要がある。
クローンウォーズのライロスにてトワイレック達が乗り回していた動物と同種である。


●マッドホーン
アーヴァラ7の巨大生物。頭に巨大な角があり、非常に獰猛な性格。
卵はとても希少価値があるらしい。


●クレイト・ドラゴン
タトゥイーンの地下に棲む巨大な爬虫類。
モス・ペルゴの町の家畜を次々と襲い、住民を苦しめてきたが住民とタスケン・レイダーとの共同で退治作戦が取られる。
本編に登場したのは「グレーター・クレイト・ドラゴン」と呼ばれ、クレイトドラゴン種の中でも上位に位置する種類である。

●ミソソー
マンダロリアンやアグノートの間に伝わる、マンダロアの伝説のクリーチャー。
古代のマンダロリアンの一人である「マンダロア・ザ・グレート」はこのクリーチャーを乗りこなしジェダイと渡り合ったという。
マンダロリアンの伝統に精通するアーマラーでさえその存在は御伽噺であると思っているようだが…?

メカニック

○レイザー・クレスト
マンドーが所有しているガンシップ。元々は軍用船だった。
彼の生活の拠点となっており、武器や生活必需品、さらにはカーボン冷凍の装置も装備されてある。
作中ではしょっちゅう敵の攻撃や無理な操縦でボロボロになる。


○スピーダー・バイク
荒れ地などでマンドーが使用するバイク型スピーダー。


○マンダロリアン・アーマー
マンダロリアンが着るベスカー製のアーマー。
ジェットパックや火炎放射器、近接戦闘用のナイフも装備されている。


Xウイング
新共和国の主力戦闘機。
現在ではパトロールや治安維持に使われている。


○R5-D4アストロメク
元反乱軍所属のドロイド。
マンダロア捜索のための探索用ドロイドを探していたが、ペリに半額で売りつけられた。
ちょっと臆病だが仕事はちゃんとする。


TIEファイター
帝国軍の主力戦闘機。
今作では空爆に使われることが多く、十分な脅威として登場する。


●銀河帝国軽クルーザー
モフ・ギデオンの旗艦。
内部ではダーク・トルーパーが配備されている。

正式名称:アーキテンス級コマンドクルーザー
旧名:アークワイデンス級ライトクルーザー

銀河共和国時代より運用されてきたクルーザー。
艦隊の補助戦力として運用されており、その頃から艦隊の指揮能力が高かった為
帝国時代にコマンドクルーザーとして再設計・再生産された背景を持つ。
ただし、エンドアの戦いから数年後に造船所を攻撃された後
生産できなくなったらしく、今では見かける事が殆どないらしい。
そもそも帝国が表舞台に出てこないので基本見かけないが














THE STAR WARS SPINOFF CONTINUES――
NEXT:THE BOOK OF BOBA FETT

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ドラマ
  • STAR_WARS
  • スター・ウォーズ
  • マンダロリアン
  • ボバ・フェット
  • SF
  • 特撮
  • 大沢祐輔
  • ビッグガンガン
  • ディズニー
  • 賞金稼ぎ
  • 子連れ狼
  • ベビー・ヨーダ
  • ジョン・ファヴロー
  • デイブ・フィローニ
  • ペドロ・パスカル
  • スピンオフ
  • 名作
  • Disney+
  • 我らの道
  • 19年秋ドラマ
最終更新:2025年04月28日 10:12

*1 技術的な詳細は省くが、カメラの位置情報を処理することで投影される遠景も変化する。オープンワールド系のゲームで主人公が動くと遠くの景色も変化するのとやってることは同じだとか。

*2 かつてオビ=ワン役のユアン・マクレガーは、惑星カミーノのシーンで全面ブルーバックでの一人芝居を経験した際の苦労を語っており、この新技術でどれほど楽になったかは想像できるだろう。

*3 マンドー自身も己にそうした資質が無い事は認めている

*4 字幕では恩赦計画

*5 「Star Wars Kid」として有名になった棒を振り回す動画とは無関係

*6 厳密には『反乱者たち』時点で言及はされていた