レプティレス(遊戯王OCG)

登録日:2010/01/06(水) 19:54:33
更新日:2024/04/08 Mon 20:49:59
所要時間:約 6 分で読めます





遊戯王OCGでSTARDUST OVERDRIVEから登場したカード群

ほとんどのカードが闇属性爬虫類族であり、攻撃力0をコンセプトとしている

ダークシグナーの1人ミスティ・ローラの使用テーマとして登場。
だが残念な事に数がかなり少なく(3体+α!)そもそもレプティレス自体がデッキ内で前座であった…

しばらくダグナーテーマ最底辺の座を争っていたがKONMAI様の計らいでナージャやヴァースキ等(下記)がOCGに追加。
どれも優秀な為晴れて爬虫類テーマに名を連ねた。

環境ではまず見かけない地味なテーマだが初見殺し要素がかなり強く、相手が戦い方を知らなければ格上でもハメ放題なのが強み。
マッチ戦?愛でなんとかしようぜ


【なかまたち】

下級モンスター

  • レプティレス・ゴルゴーン
効果モンスター
星3/闇属性/爬虫類族/攻1400/守1400
このカードが攻撃を行ったダメージ計算後、このカードと戦闘を行ったモンスターは攻撃力が0になり、表示形式を変更できない。
攻撃したモンスターの攻撃力を0にする。
攻撃された場合はこの効果は発動しないので、後述のナージャに出番を奪われつつある。
使うなら「ミスト・ボディ」などを装備し、戦闘破壊を防ごう。

名の由来はもはや蛇女としてはおなじみの「ゴルゴン」。
メドゥーサ、エウリュアレ、ステンノの三姉妹からなる、元女神の魔人達。目を合わせた者を石に変えてしまう力を持つという。

  • レプティレス・スキュラ
効果モンスター
星4/闇属性/爬虫類族/攻1800/守1200
このカードが戦闘によって攻撃力0のモンスターを破壊した場合、そのモンスターを墓地から自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
攻撃力0のモンスターをゴヨウする。
普段も下級アタッカーとして活躍する。
効果を活かす場合「モンスターBOX」との併用がアツイ。

名の由来はギリシャ神話に登場する「スキュラ」という女性。
魔女キルケーの身勝手な嫉妬により、下半身をタコやイカの様な異形に変えられてしまった被害者。

  • レプティレス・サーヴァント
効果モンスター
星1/闇属性/爬虫類族/攻 100/守 100
フィールド上にこのカード以外のモンスターが表側表示で存在する場合、このカードを破壊する。
このカードが魔法・罠カードの効果の対象になった時、このカードを破壊する。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにモンスターを召喚する事はできない。
お互いにモンスターの召喚を封じる。
と言えば強そうだが、反転召喚・特殊召喚は封じることが出来ない。
その上、召喚時にモンスターが存在する場合には自壊、魔法・罠の対象になったら破壊されるので、メリットの割にデメリットが大きい。
他のレプティレスとシナジーも無い。

レプティレス達の「従者」という事だろうか。細い腕を持つコブラといった風体。

  • レプティレス・ナージャ
効果モンスター
星1/闇属性/爬虫類族/攻 0/守 0
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):このカードがモンスターと戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する。そのモンスターの攻撃力を0にする。
(3):このカードが守備表示で存在する場合、自分エンドフェイズに発動する。表側守備表示のこのカードを表側攻撃表示にする。
レプ御三家の一人
戦闘破壊耐性があり、戦闘を行ったモンスターの攻撃力を0にする。
ただし、自分のエンドフェイズで攻撃表示になるので、サンドバッグにされてしまう。
「和睦の使者」「スピリットバリア」でダメージを0にする、「毒蛇の供物」の弾にする、
後述のヴァースキのリリース要因にするなどして殴られるのを避けよう。
その外見から一部に人気がある。
爬虫類の正統派アイドルといえばナージャちゃん!
こんにちは! ナージャです! とは何の関係も無い。

名の由来は「ナーガ」。インド神話における神蛇の総称。

  • レプティレス・ガードナー
効果モンスター
星4/水属性/爬虫類族/攻 0/守2000
自分フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた時、デッキから「レプティレス」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
レプ御三家の一人、通称『亀』。
破壊されたとき、レプティレスをサーチする。
あらゆる破壊に対応しており、サーチ範囲も広いが、守備力が結構高いので戦闘破壊されにくいのがネック。
ナージャ狙いの貫通持ちを返り討ちにするのが仕事、さらにその後供物の弾に出来れば上出来。
現時点でレプティレス唯一の水属性。

「守り手」の名の通り、頑丈そうな甲羅を抱えた大亀。

  • レプティレス・ニャミニ
効果モンスター
星2/闇属性/爬虫類族/攻 200/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分の墓地に爬虫類族モンスターが存在する場合、自分・相手のメインフェイズに、このカードを手札から墓地へ送り、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力を0にする。
(2):相手フィールドに攻撃力0のモンスターが存在する場合に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。
下記のコアトルと同期の新人。
手札から墓地に落ちて敵モンスターを無力化、攻撃力0の敵モンスターがいれば自己再生と単独で効果が完結している展開サポーター。
ただし同じターンにはどっちか一つしか効果が使えないため、実際の運用にはかなり頭を使う。
レプティレスには攻撃力0を用意する方法が多くある他、おジャマ系トラップでトークンを押し付けるやり方もあるので、使うなら展開のどの部分に必要なのかをしっかり考えておきたい。

名の由来はザンビアやモザンビークの伝承に登場する「ニャミニャミ」。
魚と蛇を足したような姿の異形ので、河川を守護する存在であるとの事。

チューナーモンスター

  • レプティレス・バイパー
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/爬虫類族/攻 0/守 0
(1):このカードが召喚に成功した時、相手フィールドの攻撃力0のモンスター1体を対象として発動できる。その攻撃力0のモンスターのコントロールを得る。
召喚時に相手の攻撃力0のモンスターのコントロールを奪う。
相手が裏守備のナージャを攻撃→返しの自分のターンでシンクロに繋げるのが理想的。

名の由来は読んで字の如く「毒蛇(ヴァイパー)」。

  • レプティレス・ヒュドラ
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/爬虫類族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが手札に存在し、自分フィールドのモンスターが爬虫類族モンスターのみの場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力を0にし、このカードを特殊召喚する。その後、自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合、フィールドの表側表示モンスターを2体まで対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力を0にする。
2019年4月に登場した超新星
自分フィールドのモンスターが爬虫類族モンスターのみの場合に、相手フィールドの表側表示モンスター1体の攻撃力を0にし、自身を特殊召喚&0にしたモンスターの攻撃力分のダメージデメリットorシンクロ素材として墓地へ送られた場合、表側表示モンスターを2体まで攻撃力を0にする。
爬虫類テーマにおいて無茶苦茶便利な出張カード。後述のヴァースキ様と共に出張し除去に役立てたり、適当な☆4と共にラミアをシンクロ召喚する事で除去&ツードローといったぶっ壊れ性能を見せている。
レプティレスは勿論、爬虫類デッキに必ず3枚積んでおきたいカード。かわいい。
ただし、彼女が進化すると……?

名の由来はギリシャ神話の怪物「ヒュドラ」。
レルネの沼に住まう毒蛇、或いは多頭竜とされる。その牙から放たれる猛毒はヘラクレスすらも発狂させた程の威力を持つ。

  • レプティレス・コアトル
チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/爬虫類族/攻1400/守1000
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに爬虫類族・闇属性モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
相手フィールドに攻撃力0のモンスターが存在する場合、さらにその数まで手札から「レプティレス」モンスターを特殊召喚できる。
(2):自分フィールドのこのカードを爬虫類族SモンスターのS素材とする場合、このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
2021年に出て来た新顔。
貴重過ぎるレベル4闇属性チューナーの一つで、自己展開能力+条件付きでレプティレスを展開するデキたヤツ。
手札消費がマッハになるのでラミアの効果などでフォローしたい。
エキドゥーナとは相性が良く、向こうの効果で召喚条件を用意できるほか、このカードのサーチもできる。

名の由来は「ケツァルコアトル」。
アステカ神話に登場する大蛇で、暗黒神テスカトリポカと対を為す光の神。
また、同名の古代生物が存在しており、空を飛ぶ能力と蛇に似た姿から、この神より名を拝借して命名された。

上級モンスター

  • レプティレス・メデューサ
効果モンスター
星6/闇属性/爬虫類族/攻2200/守 800
手札を1枚墓地へ送り、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは攻撃力が0になり、表示形式を変更する事ができなくなる。
手札を1枚捨てて、相手の表側表示モンスターの攻撃力を0にする。
戦闘を介さずに攻撃力0に出来るが、やはり手札コストは痛い……。

名の由来は先述のゴルゴン三姉妹の末妹「メドゥーサ」。実は大地の神デメテルと同一視される存在だったりもする。
姉二人とは違い諸事情で不死ではなかった為、そこをペルセウスに突かれ首を切り落とされてしまった。

  • レプティレス・ヴァースキ
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/爬虫類族/攻2600/守 0
このカードは通常召喚できない。自分・相手フィールドの攻撃力0のモンスター2体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):「レプティレス・ヴァースキ」はフィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その相手の表側表示モンスターを破壊する。
レプ御三家の一人にして最大の切り札、通称ヴァースキ様。
通常召喚出来ず、フィールド上の攻撃力0のモンスター2体をリリースして特殊召喚する。
ついでに1ターンに1度モンスター1体を除去できる。
素材は攻撃力0であれば相手でもお構いなしなのが最大の特徴。

つまりスクラップ・ゴブリンやダンディライオン諸々を涙目に出来、
レベル属性ステータスも幸いしサポートもかなり豊富と大型ながら柔軟な動きが出来る。

海外ではレアに格下げされ、ついに国内でもノーマルが登場した悲劇のヒロイン。
ふつくしい。

名の由来はインド神話のナーガ達の中でも特に強いとされるナーガ・ラジャの一柱「ヴァスキ」。
霊薬アムリタの練成時に体を張って乳海をかき混ぜた立役者。
しかし、作業疲れでつい乳海に毒を吐いてしまううっかりやでもある。
ティターンズの某エースパイロットが戦後ある事情より名乗ってる偽名もこれ由来。

シンクロモンスター

  • レプティレス・ラミア
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/爬虫類族/攻2100/守1500
「レプティレス」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動する。相手フィールドの攻撃力0のモンスターを全て破壊し、破壊した数だけ自分はデッキからドローする。
シンクロ召喚時に相手フィールド上の攻撃力0のモンスターを全て破壊し、破壊した数だけドローすることができる。
発動出来れば強力な効果だが、対応チューナーであるバイパーの効果と微妙に噛み合っていない……ぶっちゃけ微妙。というかヒュドラとのシナジーがぶっ壊れすぎる。
ちなみに爬虫類シンクロはレプティレスの2体の他にはテーマシンクロ最高峰と名高いエーリアンの「宇宙砦ゴルガー」、フォーミュラ・シンクロンの代役だった「焔紫竜ピュラリス」、海外出身の「古神ハストール」のみ。どうして差が付いた。

服装を見る限り、先述のナージャの進化形態と思われる。成長後か本来の姿かは不明。
が、可愛らしい少女であったナージャとは違い恐ろしい形相の首を複数持つ異形の姿へと変わってしまっている。時の流れって残酷。

名の由来はギリシャ神話の「ラミア」。
ゼウスの寵愛を受けた愛人であったが、子を成す度にヘラからの呪いを受けて怪物化し、ついには大蛇になってしまったとされる。

  • レプティレス・メルジーヌ
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/爬虫類族/攻2500/守2800
爬虫類族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードの(2)の効果は同一チェーン上では1度しか発動できない。
(1):爬虫類族モンスターのみを素材としてS召喚したこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
(2):相手がモンスターの効果を発動した時、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力を0にする。
(3):S召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから爬虫類族モンスター1体を手札に加える。
レプティレスシンクロその2。怪物じみていた初期の連中と異なり、ニャムニと同じく上半身が美女化したナージャ系統のおねーさま。
チューナー側に縛りがあるものの種族指定のみであり、また効果はレプティレスとは直接関係ないため、爬虫類デッキへの出張要員としても役立つ(つーか爬虫類シンクロはメルジーヌを含めても5種である)。
シンクロ素材が爬虫類のみなら破壊耐性を得るため場持ちは良くなる。ただし通例として破壊以外には何の耐性もないので除外や壊獣には注意。
目玉はモンスター効果の発動に対する攻撃力0化で、同一チェーンでは1回のみだがターン内の回数制限はない。
名実ともにレプティレスのエース格だが、攻撃力が2500と少々物足りない。自身の効果もあるため戦闘には滅法強いが、青眼のように「場のモンスターを介さず出て来る大型のバニラ」には太刀打ちが難しいか。

名の由来はフランスの伝承に出てくる妖精「メリュジーヌ」。
普段こそは人間の姿をしているが、呪いにより定期的に半人半竜の異形となってしまう体質を持つ。

リンクモンスター

  • レプティレス・エキドゥーナ
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/爬虫類族/攻 200
【リンクマーカー:左/右下】
爬虫類族モンスターを含むモンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力を0にする。
(2):自分メインフェイズに発動できる。相手フィールドの攻撃力0のモンスターの数まで、デッキから爬虫類族モンスターを手札に加える(同名カードは1枚まで)この効果の発動後、ターン終了時まで自分は爬虫類族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
LINK VRAINS PACK 3で登場したリンクモンスター。
リンク召喚時に相手モンスター1体の攻撃力を0にする効果と、相手フィールドの攻撃力0のモンスターの数まで爬虫類族をサーチする効果を持つ。
自身が攻撃力を0にする効果を持つので最低1枚はサーチができ、そのまま大きな戦闘ダメージを狙える。
サーチ効果は条件が合えば毎ターン使えるが、こいつ自身は攻撃力が200しかないため維持が難しく、サーチ効果を使ったターンは爬虫類族しかEXデッキから特殊召喚できなくなる。この際サーチは1回きりと割り切り、「エーリアン・ソルジャーM/フレーム」のリンク素材や「毒蛇の供物」の弾にするのがベターか。

名の由来はギリシャ神話の「エキドナ」。
テュポーンを夫に持つ半蛇の魔人で、「怪物達の母」とも称される大物。
ネメアレオ、ヒュドラ、ケルベロス等の名だたる怪物は彼女の子供とされる。

魔法カード

  • レプティレス・ポイズン
通常魔法
自分フィールド上に「レプティレス」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。
相手フィールド上に守備表示で存在するモンスター1体を表側攻撃表示に変更し、そのモンスターの攻撃力を0にする。
海外で何故か追加されたサポート魔法。
レプがいるときに相手の伏せモンスターをリバースし攻撃力を0に。
一見強そうに見えるが使ってみるととても弱い。リバース効果の無効化もない。

  • レプティレス・スポーン
通常魔法
自分の墓地に存在する「レプティレス」と名のついたモンスター1体をゲームから除外して発動する。
自分フィールド上に「レプティレストークン」(爬虫類族・地・星1・攻/守0)2体を特殊召喚する。
墓地のレプティレスを除外し、自分フィールド上に攻撃力0のトークンを2体生み出す。
即座にヴァースキ様が出せる他、トークンにありがちな制限が一切なく毒蛇の供物にも対応とかなり優秀。
レプじゃなければインチキ扱いされていただろう。
好きな最上級モンスターで満足しようぜ!

  • レプティレス・アンガー
装備魔法
装備モンスターは爬虫類族になり、攻撃力は800ポイントアップする。
また、このカードが破壊され墓地へ送られた時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択する。そのモンスターの攻撃力は800ポイントダウンする。
装備モンスターを強化しつつ爬虫類化し、破壊をトリガーに相手モンスターを弱体化する。
効果自体はレプティレスとは関係なく(爬虫類化するのでメルジーヌのシンクロサポートにはなる)、攻撃力ダウンも単なる弱体化より0に変更することが重要なレプティレスでは出番が乏しいが、ラミフィケーションでサーチできることは覚えておくといいだろう。

  • レプティレス・リコイル
フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの攻撃力0のモンスター1体と、自分の墓地の爬虫類族・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。そのフィールドのモンスターを破壊し、その墓地のモンスターを特殊召喚する。
(2):相手がモンスターの効果を発動した場合、相手フィールドの攻撃力0のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのコントロールを得る。その後、相手フィールドに「レプティレストークン」(爬虫類族・地・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
出ましたまさかのフィールド魔法。
爬虫類の蘇生と、相手モンスターのコントロール奪取+トークン押し付けの効果を持つ。
蘇生する爬虫類は闇属性に限られるが、レプティレスなら対象には困らない。また破壊するモンスターはカテゴリ内ならガードナーがベスト。
コントロールを奪ってトークンを生成する効果もまた強力だが、トリガーの関係上相手モンスターの効果を牽制する役割が主体となる。いわゆる「見えている地雷」に当たるこの効果を自ら踏みに行く相手もそうはいないだろうが、何ならリバース効果持ちを送り付けて無理やり発動してしまうのも手か。
ちなみにこの効果はメルジーヌの効果とトリガーが同じだが、あっちと違いこちらは「場合の任意効果」であることに気を付けたい。

なおイラストは恐らく地縛神をメルジーヌが呼び出しているところ。


  • レプティレス・ラミフィケーション
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚墓地へ送り、以下の効果から2つを選択して発動できる。
●デッキから「レプティレス」モンスター1体を手札に加える。
●デッキから「レプティレス・ラミフィケーション」以外の「レプティレス」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
●相手フィールドのモンスター1体を選び、その攻撃力を0にする。
サーチ用の通常魔法。モンスターサーチ、魔法・罠サーチ、攻撃力0化の中から2つを選んで適用する。
初動を整えるにはうってつけのカードだが、これ自体をサーチする方法がないのが問題といえば問題。幸い手札コストには特に指定はなく、また攻撃力0化の方はこの手の効果には珍しく対象を取らないのが嬉しいところ。

イラストは怪しげな笑みを浮かべるヒュドラの背後より、ラミアの形をした黒いオーラが立ち上るというもの。
おそらくヒュドラからラミアへの進化、あるいはヒュドラが本来の姿であるラミアに戻ろうとしているのだろう。もどして。

罠カード

  • スネーク・チョーク
永続罠
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する攻撃力が0のモンスターは、「レプティレス」と名のついたモンスターとの戦闘では破壊されない。
攻撃表示の攻撃力0の相手モンスターはレプティレスによって戦闘破壊されなくなる。……えっ?
サンドバッグ目当てにするとしても他に良いカードは存在する。



【その他相性の良いカード】
  • おジャマトリオ
相手フィールドに攻撃力0のトークンを3体生み出す。
ヴァースキのリリース要因、ラミアの破壊対象に

  • 悪夢再び
墓地の闇・守備力0を2体回収。
ナージャ、ヴァースキ、バイパーに対応。

  • ダメージ=レプトル
戦闘ダメージを受けた時それ以下の攻撃力の爬虫類を特殊召喚。
攻めるレプ向け。レプの火力陣は揃って目安ラインにギリギリ足りない攻撃力の為微妙に押し負けやすい。
火力陣以外は攻撃力0ばっかりな為かすり傷でも充分。

召喚時にリリースしたレプティレスをコストにスポーン→ヴァースキ様が王道展開。
この運用だと上級なら何でもいいのだが彼の採用率が高い。

レプティレスは墓地調整がしやすく召喚しやすい。

  • 毒蛇の供物
自爬虫類と相手のカード2枚を破壊。
爬虫類定番サポート。
ゴッドバードアタックと違い自爬虫類は表側表示でないとダメなので注意。

展開が遅めのレプティレスは場をすっからかんにされやすい。
ガイウスやヴァースキ様に繋ごう。

亀を釣って悪さが出来る。
「スノーマンイーター」も一緒だと即シンクロもこなせ安定する。しかもこいつも攻撃力0。

  • ダンディライオン(禁止カード)
↑のギミックが更に安定する
ヴァースキとも好相性だがここまでやるとレプティレスがオマケになりがち

墓地の爬虫類×500の攻撃力になる爬虫類の切り札。戦闘耐性も一応あり爬虫類統一なら是非入れたい。
何気に上記の「ダメージ=レプトル」や「ヴァイパー・リボーン」等で召喚は容易。
ヴァースキとサポートを共有できるのがおいしい。

我らが神ナーガ様! 全ての効果を受け付けず相手を蹂躙する様はまさに神! ミナ様万歳!
ヴェノミノンと好相性ということは必然的にこのお方とも好相性という事である。
蛇モチーフの女性モンスター繋がりでビジュアル面でも好相性。人によってはたまらない並び完成するぞ。







超余談

2013年06月27日配信の遊戯王TAG FORCE 6の配信デッキ「人は特殊勝利だけで決闘できるか?」に数枚のレプティレスが投入されている。
毒蛇神ヴェノミナーガとシナジーはあるものの特殊勝利とは全く関係のない(むしろナーガ様の特殊勝利が達成しづらくなる)

すべてにおいて全く関係ないシーホースも含めて投入された理由は……ニコニコ動画に足を踏み入れてみるのもいいかも?


追記・修正はラミア娘萌えの方にお願いします

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最終更新:2024年04月08日 20:49