天霆號アーゼウス(遊戯王OCG)

登録日:2020/12/15 Tue 00:27:19
更新日:2025/04/05 Sat 21:27:42
所要時間:約 8 分で読めます




脅威に対抗するため生み出されたのは、
皮肉にも神の名を冠する魔物だった。

号されし天霆の名の如く、
その雷は空を焼き、星を砕き、神を殺す。

『人類最大最後ノ究極的一撃ヲ以テ災禍ヲ撃滅スベシ──』

『反攻兵器AA-ZEUS』は、
幾度もの全滅の末に人類が辿り着いた、
運命に抗い、全てを滅する十二番目の矛である。


天霆號(ネガロギア)アーゼウス / Divine Arsenal AA-ZEUS - Sky Thunder
エクシーズ・効果モンスター
ランク12/光属性/機械族/攻3000/守3000
レベル12モンスター×2
「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、
自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):自分・相手ターンに、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
フィールドの他のカードを全て墓地へ送る。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの他のカードが
戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキ・EXデッキからカード1枚を選び、このカードのX素材とする。

概要


天霆號(ネガロギア)アーゼウス》とは、遊戯王OCGに登場するモンスターカードである。
初出はエクシーズ次元の腹パンコンビ扱うテーマが強化されたパック『PHANTOM RAGE』
光属性・機械族で、ランクは12と超弩級クラスである。
イラストは正統派なデザインの巨大ヒーローロボットと言うべきもので、非常にカッコいい。
こいつの描かれた限定プレイマットはもはやバンダイのプラモデルのパッケージそのものと言える。

そして、このモンスターはXモンスターに革命を起こしたと言っても過言ではないトンデモないポテンシャルを秘めている。

まず《天霆號アーゼウス》の召喚方法は2つある。
1つ目は順当にレベル12のモンスターを揃えること。
だが、レベル12のモンスターを並べることはインフレ極まった現環境でもさすがに困難。
高レベルモンスターを簡単に揃えられる【花札衛】とかなら現実味はあり、もしこの方法で出てきたら相手もたぶん許してくれるだろう。

問題は2つ目。

「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。

Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、

自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。

そう、Xモンスターが戦闘を行なってしまえば、そのターンにどんなランクのXモンスターだろうがコイツを重ねてX召喚できてしまうのだ。

それがナンバーズでも雌伏の隼でも、漫画版ゼアルのアイドル・コロンちゃんでも、ゼロランサーの下敷きでも、
チェインの影に隠れて完全に存在を忘れられたヤツでも、ニートでも
手札を強化する衝撃の効果を発揮するナンバーズハンターの切り札でも、相手を操る魅惑の美☆魔☆嬢でも、果ては《天霆號アーゼウス》自身でも、

あのモンスターでもカワイ子ちゃんでも、X素材にできない制約さえ無ければ誰でも《天霆號アーゼウス》になれるのだ。

なお勘違いされがちだが、戦闘を行ったXモンスターのみ重ねて《天霆號アーゼウス》を出せるわけではない。
あくまでXモンスターが戦闘したターン中でさえあれば他のXモンスターに重ねて出すことも可能である。
さらにさらに言えば戦闘するのは自分のXモンスターである必要もないため、特殊なケースとはなるが相手のXモンスターと戦闘し、その後で自分でX召喚して出す…ということも可能。
これもレアなケースであるが、Xモンスターが戦闘していれば良いため、バトルフェイズ中にX召喚できる手段があれば戦闘を終えたモンスターに重ねてX召喚を行い、更なる追撃も可能。

とはいえ、召喚条件の都合上基本的にはメイン2でしか召喚できず、出したターンに攻撃に参加できない。
「確かにいきなり打点3000が出てくるのは厄介だけど、そんなの返しのターンでいくらでも処理できるじゃん」
とお思いのそこのあなた、《天霆號アーゼウス》の(1)の効果に注目してみよう。


(1):このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。
この効果は相手ターンでも発動できる。


このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。

この効果は相手ターンでも発動できる。







まさかのフリーチェーン全体除去。
ランク4限定の条件付きのリセットカードこと《励輝士 ヴェルズビュート》が出た当時も大きな注目を浴びたのに、
あまつさそれを越えうる性能をエクシーズ全般で使えるようになることには時代を感じずにはいられない。
しかも破壊ではなく「墓地へ送る」効果なので、破壊耐性も意味を成さない。《天霆號アーゼウス》以外みんな墓地へ送られるので対象も取らない。相手が下手な行動を起こした瞬間フィールドを一気に《天霆號アーゼウス》だけの状態にしてしまえる。
そのため、相手にとんでもない圧力をかけられる。

しかもこの効果、この手のカードにありがちな「1ターンに1度」の制約がない
つまり、X素材が4枚以上あれば1ターンに2回以上使えてしまう。
更に恐るべき事にこの効果には同一チェーン上での発動回数制限もついていないため、
素材4つの状態であれば効果の発動に対して無効を撃たれても、それにチェーンする形でもう一回発動することで結局フィールドを更地にできてしまう。
《励輝士 ヴェルズビュート》には(テキストに書かれていないにもかかわらず)同一チェーンに一度の制約があったのに、裁定まで強いとか何なのこのカード。

流石にX素材4つは用意が大変と思われるが……

LL-アセンブリー・ナイチンゲール「え?」

神騎セイントレア「呼んだ?」

ダウナード・マジシャン「やっとニートから脱却して仕事しようと思ったら巨大ロボットに乗せられた件」

十二獣ワイルドボウ「狙い撃つぜ!」

わくわくメルフィーズ「X・Y・Z(エクシーズ)合体!わくわくアーゼウス!!」

超弩級軍貫-うに型二番艦「ついでにもう一貫食ってきな!」

永の王 オルムガンド「王、だからな」

クロノダイバー・リダン/パーペチュア「「快盗・ガッタイム!『勝利を奪い取ろうぜ!』」」

ピュアリィ「ピュアリィ進化!――エクスピュアリィ・ハピネス!」

No.77 ザ・セブン・シンズ「プライド!グリード!ラスト!ラース!エンヴィー!グラトニー!スロウス!ブレイク!デッドリーシン!」

超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ「銀のつばさにのぞみを乗せて、灯せ平和の青信号!」

出来ちゃいます。

LL-アセンブリー・ナイチンゲール》は自身の効果で直接攻撃出来てしまうので、素材の緩さも相まってレベル1モンスターを並べられるデッキなら簡単に出せてしまう。
しかも《ダウナード・マジシャン》を経由すれば簡単に素材4つに。LLは素材補充効果を有しているので専用デッキならそちらでも可。
《神騎セイントレア》も同様に戦闘で破壊されないため、相手の場に高攻撃力のモンスターがいても自爆特攻後に《ダウナード・マジシャン》を重ねて《天霆號アーゼウス》になれる。
多少の戦闘ダメージを負う必要が出るものの、充分お釣りが来るほどのアドバンテージを得られる。
十二獣ワイルドボウ》も直接攻撃が可能であり、《ダウナード・マジシャン》は使えない代わりに十二獣エクシーズ特有の連続エクシーズチェンジで素材の水増しが可能なので特に下準備なく素材4~6体での《天霆號アーゼウス》召喚を狙いやすい。また、土台となる十二獣モンスター召喚から《十二獣ワイルドボウ》の直接攻撃→《天霆號アーゼウス》召喚までに一切の効果発動を行わないためこちらの効果に反応して無効にしてくるタイプのカードを無視することができる点も強力。
超弩級軍貫-うに型二番艦》は素材に《うにの軍貫》を使用してX召喚すれば直接攻撃でき、ランク5であるため《迅雷の騎士 ガイアドラグーン》を経由すれば素材4つになる。
永の王 オルムガンド》、《クロノダイバー・リダン》《クロノダイバー・パーペチュア》ピュアリィに至っては属するテーマそのものが素材供給に秀でており、隠し玉として使える。
《No.77 ザ・セブン・シンズ》を始めとする漫画版ZEXAL出身の蜘蛛系エクシーズや、列車のエースたる《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》も簡単に重ねてエクシーズ出来るので、最終着地地点として使える。
なんなら、《天霆號アーゼウス》から《天霆號アーゼウス》にだってなれる。自身で盤面をリセットできるので殴って生き残るのも超簡単。

素材4つにするまでもなく1回全体除去されるだけでも充分すぎる脅威なので、(素材を使い切らない)Xモンスターを使うデッキなら気軽に1枚挿せてしまえる汎用性の高さがコイツの恐ろしいところである。
幸いなことに、同じく凶悪汎用こと《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》にはX素材にできない制約があるためそこから出てくることはない。
尤も、隣に他のXモンスターがいれば話は別だが。

(2)の効果は《天霆號アーゼウス》以外の自分のカードが破壊された場合、自分のデッキ・EXデッキからX素材を補填する効果。
間接的な万能墓地肥やしができるので無視できない効果ではあるが、
相手からしてみたら真っ先に《天霆號アーゼウス》を潰しにかかるのが当然なので、やや空気。

以上の効果から、Xモンスターを扱えるデッキなら真っ先に採用したいカードであり、同時に最も警戒しなければならないカードでもある。
その汎用性の高さから高い採用率を誇り、2021/10/1の改訂にて制限カード指定を受けた。
マスターデュエルにおいても配信当初から制限カード指定を受けたまま実装されていたが、2024年7月のリミットレギュレーションにおいてまさかの準制限に緩和。


弱点

  • Xモンスターで戦闘をしないと出ない
このカードを出すためには*1Xモンスターで戦闘を通す必要がある。
展開と戦闘の片方どちらかでも妨害されると出せないため、展開に成功さえすれば効果を通せる従来のリセットボタン(《励輝士 ヴェルズビュート》や《ブラック・ローズ・ドラゴン》など)より止めどころが多い。
また、《励輝士 ヴェルズビュート》などと異なり先攻1T目には出せないため、先攻制圧用の置物としても運用できない。

  • 耐性が皆無
エフェクト・ヴェーラー》や《幽鬼うさぎ》で効果を捌かれたり、展開元が《原始生命態ニビル》のエサにされたりと妨害がよく刺さるため、意外と信頼性は低い。
古典的なところなら《奈落の落とし穴》や《神の神宣》《神の神警》にも引っかかり、特にカウンター罠相手には効果のチェーン発動もできない。
他にも現代的な制圧布陣なら「なんの耐性もないモンスターの発動する効果」を止める手段は非常に多く、優秀ではあれ無条件に信頼できるものではない。
X素材4つ以上なら重ね撃ちでゴリ押すこともできるが、それも《神の通告》などや妨害札2枚を構えられていると通らない。

牽制しようとして効果を使わずにそのまま相手ターンに渡してしまうと更に処理手段は多く、壊獣を押し付けられてリリースされると効果の発動すらできない。
汎用性の高い《ダイナレスラー・パンクラトプス》を後出しされても共倒れに持ち込まれる…と、どんなデッキ相手にもお手軽に処理される可能性がある。

  • 強耐性持ちに無力
「対象を取らない+破壊を介さない」という最強クラスの除去には間違いないのだが、インフレの進んだ現代OCGではこの除去も効かない強耐性である「他のカードの効果を受けない」持ちのモンスターも多少は存在する。
特に強耐性を持ちながら打点でも《天霆號アーゼウス》を並ぶか上回る《RR-アルティメット・ファルコン》や《炎斬機ファイナルシグマ》、《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》あたりは天敵。素直に別の手段で処理しよう。

  • 効果発動の為にX素材を2つ使う
当然ではあるが、X素材が無い状態のXモンスターの上に重ねてもX素材1つなので効果を使用できない。
高速化した近代遊戯王においては素材消費1つも2つもどうせすぐ除去されるのでそんなに違いはないという扱いを受けることもしばしばあるが、
《天霆號アーゼウス》の存在が新たな差異をもたらすことになった。
(登場時点ではそもそもの評価が一段落ちているものの)長年《鳥銃士カステル》の後塵を拝してきた《No.101 S・H・Ark Knight》が素材1つ残りがちという理由で採用されたり。

  • 自分の場も道連れ
地味にこれが痛かったりする。相手のデッキにもよるが、雑に全体除去してもすぐにリカバリーされて返り討ちに遭いかねない。
この手のカードは相手の出方を見てどこで全体除去の効果を使うか、マストカウンターの見極めが肝心であり、一見雑なパワーカードでありながら、使い手の腕と経験が試されるテクニカルなカードとも言える。


関連カード

天霆號(ネガロギア)」「AA-ZEUS」「十二番目の矛」など、いかにもテーマ・シリーズカードっぽい命名だが、関連するカテゴリは今のところ全く存在しない。

しかし……



神の名を関する魔物――
人類が生み出した最悪の『反攻兵器』に恐れを抱いた
『神』と呼ばれる存在たちはそのテクノロジーを模倣、
支配されるべきは誰なのか
今一度、不遜な人類を正すべく
『怒り』が動き出す

厄災の星(ロギアステラ)ティ・フォン/Super Starslayer TY-PHON - Sky Crisis
エクシーズ・効果モンスター
ランク12/闇属性/悪魔族/攻2900/守2900
レベル12モンスター×2
このカードは相手がEXデッキから2体以上のモンスターを特殊召喚したターン及びその次のターンに、
自分フィールドの攻撃力が一番高いモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
この方法で特殊召喚したターン、自分はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
(1):X召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いに攻撃力3000以上のモンスターの効果を発動できない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
フィールドのモンスター1体を手札に戻す。

2023年7月22日発売のAGE OF OVERLORDにて突如現れたモンスター。
イラストは漆黒と紫のカラーリングに、多数の蛇らしきエネルギーを放出した巨大ロボット。
VBEX4の解説によると、《天霆號アーゼウス》の存在に脅威を抱いた『神』と呼ばれる存在達がその技術を模倣して創られた存在とされている。

特定の条件を満たせばターンを跨いでも重ねてX召喚できる効果外テキストと誓約、攻撃力3000以上のモンスターの効果を発動できない永続効果、オーバーレイユニットを使って対象を取らないバウンス効果を持つ。

こちらはXモンスターだけでなく、トークンを除く通常モンスターであろうとLモンスターであろうと『X素材にできない』誓約さえなければどんなモンスターでも素材にできてしまうのが大きい。あのモリンフェン様もパイロットにできてしまうぞ!

(1)の封殺効果は場のみならず手札・墓地にも及ぶため、迷宮城の白銀姫といった強力なモンスターの奇襲も止められる。ただし、お互いに発動できなくなるため、状況によっては自分の首を絞めかねない事にも注意。
(2)は対象を取らない手札バウンス。そのため、『他のカードの効果を受けない』のような耐性を持たない限り多くのモンスターを除去できる。対処にややひと手間かかるマスカレアストラムも道連れにされることなくバウンスできるのは大きい。

このため、相手がEXデッキから2回モンスターを出して展開途中に《原始生命態ニビル》で除去し、返しのターンでニビルを素材にしてこのカードを出し、トークンを除去できると大幅にアドバンテージが取れる。

ランク12、出しやすい召喚条件、「ロギア」の名前を冠し、「アーゼウス」という名に対して、「ティ・フォン」というゼウスを一度打ち負かした怪物テュポーンから取られたネーミングから、間違いなく《天霆號アーゼウス》を強く意識したカードである。ただしこちらは闇属性・悪魔族である。
効果も《天霆號アーゼウス》の強みである全体除去を封じ、そのままバウンスすることができる。更には召喚条件自体も《ダウナード・マジシャン》がパイロットになって乗り込むX素材になるだけで簡単に満たせる。

難点としてはこのカードを出した後にモンスターの召喚及び特殊召喚は不可である為、基本的に(2)の効果を通す捲り札として活用する事になる。
しかし《ワンダー・エクシーズ》など、相手ターンでX召喚を行う罠カードを用いればこの誓約を踏み倒すことができる。悪魔族なので、ラビュリンスならサポートを受けつつ相手ターンでも出しやすく、また罠モンスターでもX素材にできるため、バージェストマでも《ワンダー・エクシーズ》と供に採用する価値があるだろう。
そして打点がギリギリ3000に届かないため、戦闘ではブルーアイズや《フルール・ド・バロネス》といった3000打点のメジャーには勝てない事。《天霆號アーゼウス》自身も攻撃力3000である為戦闘においては破壊されてしまう。

以上の事から、《天霆號アーゼウス》同様汎用性が高く様々なデッキに入り、効果で《天霆號アーゼウス》に優位に立てられる一方で戦闘では敗北するといった元ネタに忠実なカードデザインであり、デュエリストから好意を持って迎え入れられた。
ちなみにコイツもXモンスターのため難易度こそ高いが《天霆號アーゼウス》の素材に出来てしまう。
つまり理論上どんなモンスターであっても1体から2素材《天霆號アーゼウス》になれるということである。君もお気に入りのモンスターを《天霆號アーゼウス》に乗せてみよう!

また、11期に登場したホログラフィックレアを持つカード初の関連カードである。



余談

  • 同パックには【メルフィー】の新規であるランク2の《わくわくメルフィーズ》が収録されている。
    このカードはX素材を取り除くことで自身を含むメルフィーモンスターが直接攻撃できる効果を持っており、しかも低ランクであるため典型的な《天霆號アーゼウス》の相方であった。
    情報開示もほぼ同タイミングなこともあり、ついた渾名が「わくわくアーゼウス」。そしてその実態はスパロボ顔負けのモンスターの屑作戦を敢行するMAP兵器とも呼ばれている。
    そして同じパックに収録された《獣王アルファ》や【鉄獣戦線】の登場、更に後に遭遇する高潔な女騎士の参上で、ゆるくてメルヘンチックな世界観のメルフィーの森がどんどん物騒になっていく…

  • その後もエクシーズテーマが登場する度に話題に挙がり、軍貫の時は寿司屋の板前、エクソシスターの時は姉妹の契りを結んだ二人の美少女が操縦する最終決戦兵器、《ダウナード・マジシャン》の時は突然降ってきた最強ロボでニートが無双するな◯う系、等ネタにされている。などと言っていたら本当に構築済みデッキで姉妹の契りを結んだ少女達と共に戦うことになるとは……


  • 2020年の7~9月の公認大会のランキングデュエルのエリアランキング上位特典で公式プレイマットが配られた。全国で配られた枚数は1200枚。

  • ザ・ヴァリュアブルブックEXで語られた設定では「神をも殺す最終兵器」と称されており、記事冒頭の文章がそれを物語っている。

  • ブラックマジシャンガールといった美少女モンスターの立体化が盛んになってきた中、2023年6月にはなんと本カードのプラモデル化が決定(2025年7月発売予定)。本当にバンダイのプラモデルと肩を並べる事が可能になった。
    販売元はfigmaなどでおなじみのマックスファクトリー。「PLAMAX」ブランドでの発売となる。

  • 遊戯王カードゲーム25周年特別映像「Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES」にて題材として選ばれ、「神をも殺す最終兵器、天霆號アーゼウス」パートを担当。修正されるまで「天霆號」のルビが「メガロギア」になってたけど
    CGを駆使して戦闘シーンが描かれており、《厄災の星ティ・フォン》の攻撃を躱しながら宇宙空間を高速で飛び回り、肩部のパーツが変形して展開する二門の巨砲を含めた全砲門一斉射撃のシーンは完全にロボアニメ。そりゃこんな攻撃されたならフィールド更地になりますわ。
    ちなみにこれの前パートはよりにもよってメルフィーであり、あちらのメルヘンチックな雰囲気からの落差と前述の「わくわくアーゼウス」を意識したかの様な順番に腹筋を墓地送りにされた決闘者が続出した。
    後日公開された単独パートではコックピットの描写が追加されており、益々ロボアニメっぽくなっていたと同時に搭乗型の機体であることが判明した。乗っているのはメルフィーなのかニートなのか、はたまた寿司なのか…

  • マスターデュエルの2024年8月のアップデートにて《天霆號アーゼウス》の(1)の効果を発動した際に上記のアニメーションを基にした演出が追加された。同名ターン1が無くまた同チェーンで発動できるため、デッキによっては数連発ブッパする《天霆號アーゼウス》が見られる。



追記・修正はXモンスターが戦闘を行ったターンにお願いします。

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最終更新:2025年04月05日 21:27

*1 ごく限られたデッキでしか運用できない正規召喚やRUM経由の展開を除けば