アレス・ユンカー(理:ales.jungkar)とは、ユエスレオネ連邦のジャーナリスト。ラネーメ系リパラオネ人のケートニアー
 連邦議会政治を中心に、ヴォルシ論、ウェールフープ発電関連を専門とする。「好色有能変態記者――VJFC」(理:valifasnelen jelua FirFe chexilerjt)という珍名で知られる。


来歴

 地上産まれ世代であり、2005年にユエスレオネへの転居後に天神臨時学院付属高等中学校を卒業、この際に「ユーゴック語によるユーゴック語講座」に触れることで自らの欲求に目覚めたという。
 2006年、トレディーナ社会民主大学政治学部に入学後、ハフリスンターリブ・ヴィール・リェスカンティヤの魅力を追いかけて院進し、政治学修士として学問を修めた。しかし、単位取得退学(2012)後にリェスカンティヤに学生として会うことができなくなったことによって、一気に人生へのやる気を失ってしまい、定職につかずに複数の雑誌や独立系新聞でライターとして日銭を稼ぐ日々を過ごした。
 そんななか、アシーレスタンを発行する出版社アシールステーの編集長との食事でお互いの性癖暴露で盛り上がり、将来的に正式なジャーナリストとなることを目標に下働きとしての入社を許されることになった。このことから、2014年頃から当時右派であった国民会議派政党(ラネーメ民族党、人民会議党)の政治家との接触が増えるようになった。一方で、地下アイドル「ステルシャント」のファイヤを推すようになり、ライブに行ったり、追っかけをするために常時欠勤紛いの状態になってしまい、編集長から契約終了を宣言されかけるが、「じゃあ、これから俺は地下アイドル専門で書いていきますから!」と力強く宣言し、ルティーセ学院大学の生理学客員教授であるサヴティリー・レヴァン「協力」を得て、アシーレスタンにおいては2015年初頭から2016年末期までの『地下アイドル~ヴォルシと民族の融和は果たして可能か?~』という連載で注目を集めることに成功した。こうして実績を挙げたユンカーは、正式なジャーナリストとしての立場を編集長に認められるようになっていく。
 そんななか、社会党の重鎮の一人であるアレス・デュイネル・エレンとのコネクションを掴んだユンカーは、ユミリアが政治資金の私的流用、ハタ王国への機密情報流出をしている疑いがあるとの情報を得ることになる。
 2018年、ターフ・ヴィール・ユミリアのスキャンダルの証拠を掴んだユンカーは、後に「ユンカーの鐘」と呼ばれることになるスクープを取った。これにより、ユンカーは一躍時の人となるが、逆に地下アイドルに近づきづらくなったことやユミリア派イェスカ主義者からの誹謗中傷や直接的な暴力にあったことで精神を病み、アシールステーを休職することになってしまう。
 継続的なアシールステーからの著作権利料で生活に苦は無かったが、社会に顔を出すことが出来ない時期が続いた。この時の彼を救ったのはぴすてぃる伝道師アティレ=クントイタクテイの布教活動にあった。アティレのぴすてぃる思想は、ニー・アニエーティヤが創始し、嘗ての恩師リェスカンティヤが研究していた恋愛自由主義に繋がるものでもあった。そして、彼にとって、アティレの姿は嘗ての恩師の姿に重なったのだった。
 10年来の隠居を経て、2037年、彼の姿はとあるコンカフェにあった。復職した彼は、クラナ紛争関連の調査を始めていた。そんな中、息抜きに入ったコンカフェの店員であるヴァルハティ・ニーレ・アールヴに目が惹かれたのだった。話していくうちに彼女がクラナ人であることに気づいた彼は更にのめり込むことになっていった。とはいえ、彼女の本性がWP学者であるということは話の辻褄から彼は気づいており、本人自身は記者として参列していた学会において「ウェールフープ工学研究と関係ない者は去れ」と言われた際に全くダメージを受けずに「あー、まあ、可愛い子を追いかけられるなら、そういう話題を追っても良いかな」と思ったようであり、以降アシーレスタンではウェールフープ発電所関連の記事を中心に書くことで再び話題を呼ぶことになった。

枝葉末節

最終更新:2024年12月03日 23:35