第五特異点で追加された恒常★4ランサー。

ステータスはATK偏重型。★4槍内ではアルトリア〔槍オルタ〕に次ぐ2位のATK、一方HPは長尾景虎と同率のワースト。
カード構成はBAAQQ。ランサークラスでは珍しいAが多い構成の上、弁慶フィンと同じくA2枚+A宝具という変わり種(2019年7月現在、秦良玉長尾景虎も新たに追加)。
Hit数はB1hit、A・Q3hit、EX5hit。A1枚当たりのNP効率自体は下位だが、専らクリティカル主体となるスキル構成のため、そこまで宝具に依存した戦いにはなりにくい。
クラススキルは「対魔力 D」のみ。デバフに対して多少の耐性がある。

属性は中立・悪・人。

スキル

いずれも、CT:8-6、効果時間1T、自己強化効果で統一されている。
スキル構成は一見強いように見えるが少々クセがある。

【スキル1】中国武術(六合大槍) A+++ CT:8-6
1Tの必中効果とクリティカル威力アップ。
クリティカルバフの補正値は最大100%とかなり強力。
必中状態のため回避状態の敵に対してもダメージを与えることが出来る。

【スキル2】圏境 B CT:8-6
1Tの回避状態とスター集中効果。
ランサークラスの素の集中度は並より低いが、Lv1でも348、Lv10で522とライダークラス(約200)からも吸える倍率。
宝具対策など防御に使える回避状態と、カードを揃ったタイミングで大ダメージを狙うためのスター集中が一緒になっているためタイミングが難しい。
クリティカルを狙う場合は「中国武術」のクリティカル威力アップを合わせてダメージを高めたい。

【スキル3】絶招 B → B++ CT:8-6 → 7-5
1Tの無敵貫通効果とArtsカード性能最大50%アップ。
宝具もArts属性なのでAブレイブチェインが組める李書文には嬉しいスキル。
無敵貫通状態のため回避・無敵状態の敵に対してもダメージを与えることが出来る。

2020/9/7実装の強化クエストにより、スター即時獲得が追加され、CTが1短縮される。
元からクリティカル威力アップとスター集中を持っているため、スター自給能力が良く噛み合う。

宝具「 神槍无二打 (しんそうにのうちいらず)

Arts属性の単体攻撃宝具。強化クエストクリア後に宝具強化される。
防御無視で即死付き。3T持続する防御力ダウンは固定で20%、強化クエストをクリアすれば30%という良好な数値になる。
即死効果としてはOC100%では40%、OC500%でも80%と信用できる倍率ではない。
オーバーチャージしても即死率が変わるだけなのであまりOCを意識する必要はなく、宝具始動のブレイブチェインでダメージとNPを稼いでいくことを考えた方が良いだろう。
宝具始動のアーツブレイブチェインでクリティカルが出た場合は宝具の連発が視野に入り、デバフの重複で相手の防御力をガタガタにすることが出来る。
アーツパのアタッカーを担う事が多いだろう書文としては、宝具の防御ダウンが重複するタイミング自体はそこそこあるため、可能ならそこに最大のクリティカルを狙っていきたい。

運用

強力ではあるが、クセの強いスキルを持ったクリティカルアタッカー。
すべてのスキルが複合スキルの上効果は1ターンのみでCTが最短でも6ターン。使うタイミングが非常に難しい。
最大火力を発揮するには[宝具AAEx]が組め、なおかつ十分なスターが出ていなければいけない。
特にクリティカル関連の「中国武術」は星が飽和でもしない限り「圏境」と纏めて使わねばならず、必中と回避が無駄になりやすいのが歯がゆい。
(更に言えば無敵貫通は必中の上位互換である)
その代わり全てが噛み合えば尋常ではない威力を叩き出すことが出来るので、対ボス用の瞬間火力としては★4の枠を超えた能力を発揮してくれる。

総合して、槍鯖としては異端的な個性を持ったクリティカルアタッカーとなり、スター排出さえ確保出来るなら相応の単体火力が期待できる。
スキル上げにおいて「中国武術」か「絶招」のどちらを優先するかはマスターの好みとパーティ構成(+スター生成スキルの育成状況)次第だろう。

相性の良い概念礼装

礼装はアーツ上昇系、クリティカル上昇系、NPチャージ系が選択肢に入る。
だが、自前のスキルによるクリティカルバフ値が十二分に高いため、(計算値の関係上)礼装では下手なクリバフ系よりもカード上昇系の方が威力が高くなることも多い。

+ 礼装による火力上昇考察

李書文の場合はカードバフも優秀なものを持っているため、ラーマほど拮抗するわけではないが、以下の通りとなる。

(100%+クリバフ%+特攻バフ%)*カードバフ の計算式より、

(どれも1stバスター選択によるボーナスは考えていない。BAAなどのコマンド選択をした際はカードバフ系の効果は相対的に下がるので注意)
フォーマルクラフトやもう一つの結末の場合は非クリティカルのArtsや宝具威力も上昇し、死の芸術は更にEXアタックにもかかる。対して騎士の矜持は防御ダウンのデメリット付き。
どれを選ぶかは状況に依るが、宝具威力にも影響し非クリティカルのArtsでのNP効率も上昇することを考えれば基本的にフォーマルクラフトが無難。 敵が人型ならば死の芸術も(NP効率を除けば)ほぼ同程度の効果となると押さえておけば問題ない。

相性の良いサーヴァント

相方に欲しいサーヴァントはアーツPTの重要キャラである玉藻の前ヴラド三世など。
玉藻のスキルチャージ加速やヴラドのスター獲得は李書文との相性が抜群なので、ただのアーツ要員として入れるよりも価値がある。
無論孔明も、ATKバフ・敵防御デバフはカードバフやクリバフと乗算なので自前のATKバフを持たない書文には嬉しい味方。

だがそれ以前に、Artsが基本的に星を出せない属性なのでスター生産が可能なサーヴァントはほぼ必須。星稼ぎ手段が自前のQuickやヴラドの宝具だけでは心許ない。
宝具も撃てる状態でA2枚が来た時に肝心のスターが無い……なんてことを避けたいのなら、継続スター生産が出来るスキル・礼装を持ったサーヴァント(ジャンヌアンデルセン術マリーハロエリエジソン大いなる石像神等)がいると頼もしい所。

もしくはカードが揃ったタイミングを見計らって、カルデア戦闘服の「オーダーチェンジ」を用いてアマデウスアストライアを繰り出して星とバフを瞬間的に供給してしまうのも短期戦も運用法の一つ。

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最終更新:2020年09月07日 21:12