RPG
ステータス
Damage |
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Fire Rate |
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Accurcy |
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Range |
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解説
前作から引き続き登場している対戦車擲弾発射器。携行用の全武器中最高の威力を誇る。
ゲーム内での名称は「ロケット・ランチャー」。
「RPG」はロシア語で「携帯式対戦車擲弾発射器」を意味する、"Ручной Противотанковый Гранатомёт"(ルチノーイ・プラチヴァターンカヴィイ・グラナタミョート)を英字綴りにした、"Ruchnoj Protivotankovyj Granatomjot"の頭文字をとった略称から作られている。
発射直後からゆっくりとふらふら飛んで行く弾道は頼りない雰囲気がある。
とはいえ前作『Ⅳ』のように弾体が敵の足元や車体の下を潜り抜けたり、斜面を這うように進むような理不尽な挙動もなく、弾道自体も言う程はふらつかなくなっているため、弾速も含めてかなりの改善がみられる。
モデル同様に、発射されたロケット弾は有効射程を超えると自爆するというハイテク仕様。
実は発射されたロケットは銃撃を加えることで弾道が曲がる特性を持つため、あらぬ方向へ飛んでいく場合がある(もっともそんな事は滅多に起こるものではないが)。もっとも、『III』から『VCS』までのアドバンスを除く全作品のように銃弾が1発当たるだけでロケットや投擲物などのオブジェクトが明後日の方向に飛んだり、『IV』のように銃弾1発でロケットのモーメントが露骨に変わったりするのと比べればかわいいものだろう。
味方に銃撃ダメージが及ばない強盗ミッションで相手プレイヤーの後頭部を掠るとこれまた変な方向に飛んでいくこともある(無論誤爆すると大変なことになるので狙ってやるものではないが)。
一方で、重力やプレイヤーの状態に依らず一定の速度で飛翔する特性がある。撃つ人の(方向を含む)速度で初速の大きさが変わらない点は『III』から『VCS』までの過去作と同じ特性である。ただし、MODを使って速さを遅くすると本来の速さになるように加速する。
処理としては、発射した瞬間その場にRPG弾のオブジェクトが生成され、それに固定の速度を持たせているため(各種ミサイルも一緒で、投擲などは補正がかかっていると思われる)。
微妙に頼りない弾道とは裏腹に、
直撃は勿論、爆風でも基本的に即死の確殺兵器。
爆発半径も意外と広く、それを上手く利用して隠れてる敵を爆殺、威嚇して敵をあぶり出す、高所からの爆撃等といった、対NPCおよび対プレイヤーの両方で様々な使い方が可能。『Ⅳ』以前と違い爆発半径ギリギリでもダメージは基本的に変わらない。
更にアップデートにより、ヘリやトラックなどの一部車両の後部座席に乗っている状態でも使用できるようになった。
ヘリで旋回しつつ地上の敵を爆撃するなどの使い方が出来るが、撃つ角度によっては乗ってるヘリに当たって爆発四散する可能性があるので注意しよう。
車両に対して使用した場合、
ライノ戦車や
インサージェントなどの標準で爆発ダメージを軽減する乗り物や、CEO・バイカーミッション・ビジネスバトル用に爆発耐性が付加された(爆発で吹き飛びもしない)乗り物以外は基本的に一撃で破壊する。
破壊目標が存在するミッションで役に立つが、誤爆、誘爆にはくれぐれも注意しよう。
リロード時間が長いので、リロード中の反撃にも注意。
欠点はロケット弾の弾速が遅く、確実に当てられる近距離か静止状態でもない限り、戦車にすら回避されてしまう。
無誘導であるこの武器で動き回る相手(特に乗り物)に命中させるには予測・偏差射撃と合わせて使いこなせる腕前が必要。
また、速い弾速と倍以上の射程に誘導機能までつき、そして何よりランク1からでも購入可能な
ホーミングランチャーの実装によってかなり居場所を奪われた感があり、入手時期も相まってこの武器ではなく扱いやすいあちらを愛用するプレイヤーの方が圧倒的に多い。
しかし無誘導で弾速が遅い分、ホーミングランチャーよりも車両の燃料タンクに与えるダメージが3倍となっている。とはいえ戦車砲には流石に負ける程度だが(耐爆性のあるヘリだけは例外でどちらも同じ程度)。
一応、弾薬費が2発分/$500安く、誘導性が無いため相手側にロックオンアラートが鳴らないという利点はある。
前作では最大所持弾数は8発で、それでもオフラインでの対地攻撃用には必要にして十分な火力であったが、今作ではなんと20発に増加。
オフラインにおいては弾薬代が安価ゆえコストパフォーマンスに優れた重火器である(弾薬代の安さなら全弾で$50の
グレネード・ランチャーに軍配が上がるが、命中率と射程で劣る部分がある)。
しかしオンラインでは1発あたり$500と高く設定されているため、撃ち過ぎと死亡時の弾薬消失には注意。
ちなみにあまり使い道が無い小技だが、20発所持している時に1発だけ撃ってから武器を捨ててまた拾うと20発に戻っており、消費した扱いにならずに好きなだけ撃てる。
これは本武器の他にホーミングランチャーとグレネードランチャーのみが有する仕様である。
フリーサ強盗と
パシフィック銀行強盗のフィナーレで人質を制圧する際、RPGを選択する(持っている)だけで制圧ゲージがモリモリ上昇するという隠れた効果がある。
流石に閉鎖空間でぶっ放されるのは嫌…というより、こんな武器を見せ付けられては抵抗したくなくなるのも当然か。
アミュネーションの壁にはモデルとなったRPG-7が飾られている。
使用されているテクスチャは恐らく『Ⅳ』の物だろう。
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余談も余談だが、ミサイルを搭載している殆どの武装車両や航空機が放つミサイル弾はこのRPGの弾頭を使い回している。
入手場所
オフライン
- パシフィック・ブラフス南沖の海底。$25,000が落ちている海底構造物のすぐ北西。
- 上記の場所に限らず、沈没物と共に落ちてる場所が複数存在する。
- ロスサントス国際空港至近の高速道路の巨大鉄橋の一番上。
- N.O.O.S.E.本部の屋上。南側のヘリポートの近く。
- 利他的カルトの本部武器庫。
- チートで入手可能。
オンライン
- ランク100で解除される。
- サバイバルで入手。
- デスマッチで入手。
- 地下基地の射撃練習場のチャレンジのレベル3をクリアするとタダで地下基地にて回収可能になる。
- コサトカの魚雷発射管室で回収可能。
使用するNPC(一例)
- 軍事基地の軍人が撃ってくる事がある(航空機からパラシュート降下で侵入した際に確認)。
- ストーリーミッション「プレデター」でエルウッド・オニールが使用している(しかし、ヘリのみ狙う)。
- ストーリーミッション「乱気流に乗って」でカーゴドアに居るメリーウェザーが撃ってくる。
- 妄想ミッション3でバラスが撃ってくる事がある。
- オンラインミッション「セーフ・ランディング」で、サンディ海岸格納庫にいるプロフェッショナルが使用。
- オンラインミッション「守り手」で、バインウッド看板のあたりにいるメリーウェザー兵が使用。
- オンラインミッション「切望の入り江」で、カーゴボブに乗りコンテナを回収しようとすると浜辺にいる何人かが使用してくる(通常時は使ってこない)。
- 機動作戦「荒れ狂う空模様」で、最後のカーゴボブを撃墜した帰り道にバインウッド・ヒルズの高架上で待ち伏せしているメリーウェザー兵が使用してくる。
- DD強盗三幕の準備:ハンジャールで強奪後に出入口に出現するクローン兵が使ってくる。
- 極秘空輸ミッションのLF-22 スターリングを用いての襲撃で基地内にいる屋根の上などからこれを撃ってくる者がいる。(命中率は良くない模様)
- 極秘空輸売却ミッションのハンターを用いての売却で投下地点の建物の上からこれを撃ってくる者がいる。
ゲーム内解説
(英語)
A portable, shoulder-launched,
anti-tank weapon that fires explosive warheads.
Very effective for taking down vehicles or large
groups of assailants.
(日本語)
携行しやすい肩撃ち式の対戦車兵器で、榴弾を発射する。
敵の車両や集団の攻撃に大きな効果を発揮する。
価格
プラットホーム |
名称 |
販売額 |
アンロック条件 |
オフライン |
オンライン |
オフライン |
オンライン |
PS3 Xbox 360 |
本体 |
$6,500 |
$26,250 |
|
ランク100に到達 |
ロケット弾 × 2 |
$200 |
$1000 |
- |
ブラック |
デフォルトカラー |
アーミー |
$4,000 |
ロケット・ランチャーで プレイヤーを100人キル |
グリーン |
- |
$4,200 |
ロケット・ランチャーで プレイヤーを200人キル |
オレンジ |
$4,400 |
ロケット・ランチャーで プレイヤーを400人キル |
LSPD |
$4,600 |
ロケット・ランチャーで プレイヤーを600人キル |
ピンク |
- |
$6,000 |
ランク50に到達 |
ゴールド |
$8,000 |
クルーランク75に到達 |
プラチナ |
$10,000 |
ランク100に到達 |
|
PS4 Xbox One PC |
本体 |
$6,500 |
$26,250 |
ミッション 「ブリッツ・プレイ準備」 クリア |
ランク100に到達 |
ロケット弾 × 2 |
$100 |
$500 |
- |
ブラック |
デフォルトカラー |
アーミー |
$100 |
$4,000 |
ロケット・ランチャーで プレイヤーを100人キル |
グリーン |
$200 |
$4,200 |
ロケット・ランチャーで プレイヤーを200人キル |
オレンジ |
$400 |
$4,400 |
ロケット・ランチャーで プレイヤーを400人キル |
LSPD |
$600 |
$4,600 |
ロケット・ランチャーで プレイヤーを600人キル |
ピンク |
$800 |
$6,000 |
ランク50に到達 |
ゴールド |
$1,000 |
$8,000 |
クルーランク75に到達 |
プラチナ |
$1,500 |
$10,000 |
ランク100に到達 |
モデル
USSR RPG-7
「RPG-7」は第二次世界大戦時、ドイツ軍の携帯対戦車ロケット「パンツァーファウスト」を元に開発された「RPG2」を更に改良させた対戦車ロケットである。だが厳密にはグレネードランチャーと同じく擲弾発射器でグレネードランチャーの元ネタの「ダネルMGL」と違う部分は連発式擲弾発射器か、対戦車擲弾発射器かの違いくらいである。
固定式の対戦車砲とは違い、歩兵1人で携帯可能、隠れた場所から戦車の背面や側面などの装甲が薄い部分を撃ち抜き破壊するといった戦法に有効的である。
本来戦車というものは敵の戦車や砲台と真正面から撃ち合う為に設計されており、正面は無茶苦茶硬くても側面や背面は比較的軽装甲なのである。そしてRPGの弾頭に用いられる成形炸薬弾は戦車の装甲をメタルジェットで貫通すると、戦車内ではメタルジェットによる熱で極めて高温になり中の乗員を焼き尽くすか、砲弾に誘爆させて無力化させる…という破壊方法であり、装甲の薄い位置への攻撃には効果的だった。
実際にベトナム戦争でアメリカはM48パットンに代表される戦車を多く投入したが、密林に迷い込んだ戦車は北ベトナム軍やべトコンの集中攻撃に遭い、多くがRPG等を用いた側面からの肉薄攻撃によって撃破されている。
また、ソ連崩壊時にかなりの数のRPGが国外に流出し、その殆どが紛争地帯に辿り着き、現在もなおアメリカ軍等を苦しめている。
因みにソ連崩壊後の1994年のチェチェン紛争でロシア軍の鎮圧部隊の中にはT-72等で構成された戦車部隊も含まれていたが、チェチェン側はこれにRPGで対抗、かなりの数のT-72が自国の対戦車兵器によって破壊されてしまった(これに関しては、崩壊直後のロシア軍は財政にゆとりがなく、戦車兵の訓練不足が慢性化していたからという説もある)