霧骨

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七人隊 人間 作中で死亡 四魂のかけらの所有者 奈落一派 復活者 東国 死人 登場人物 過去の人物

登場 24巻10話「毒の煙」
退場 25巻2話「奈落を追う者」
所属 奈落一派七人隊
種族 人間
性別
年齢 33歳
出身 東国
職業 傭兵、毒使い
血縁者 なし
想い人 なし
装備 毒霧、背負子、四魂のかけら
CV 稲田 徹
分類 原作/アニメ

【概要】

  • 霧骨(むこつ)は十数年前に東国で活躍した人間の傭兵である。当時、戦国最強を謳われた傭兵部隊・七人隊に所属していた。七人隊内の序列は第6位。七人隊で最年長であり、強力な毒の煙を操る毒の使い手。毒で弱った女性をいたぶるという蛇骨とはまた違った加虐癖の持ち主。作者からは「あまり長生きして欲しくない」と評されており、その言葉通りに登場してから間もなく死亡している。

  • 見た目に反して性格は社交的で、蛇骨とは軽口を交わしている。それまでに登場していた凶骨蛇骨がほとんど会話が通じない状態であったため、弥勒珊瑚と会話は通じている霧骨は比較的まともなコミュニケーション能力を持っていると言える。彼は、犬夜叉達から奪った四魂のかけらは奪った者の所有物であると考えていた。また、その考えを聞いた蛇骨も、霧骨の行動を当然として認めている。しかし、実際に犬夜叉達から四魂のかけらを奪う事に成功した煉骨は、蛮骨に四魂のかけらを脅し取られてしまっている。かけらの所有権に関しては霧骨や蛇骨煉骨の考えと蛮骨の考えには大きな違いがあった。

  • 自分の容姿に強烈な劣等感を抱いており、女性には好かれないと思い込んでいる。霧骨はそうした負の感情を女性を嬲る事で発散しており、女性を襲う際は致死性の毒は使わず、身体は動かなくなるが意識だけは失わない毒で自由を奪い、いたぶりながら殺害する事を好んだ。一方で女性から反撃を受けると容姿に対するコンプレックスが一気にあふれ、より感情的かつ攻撃的になる。作中、かごめに反撃された際は涙を浮かべて激昂したが、身勝手かつ歪みきった霧骨の性根を見ているかごめはそれ以前の問題であるとばっさり切り捨てている。

【アニメ】

  • 犬夜叉 TVアニメ
  • 殺生丸との戦いが追加されている。原作では毒筒を噴出するも斬り倒されて終了するが、アニメ版は一度命乞いをして殺生丸が手を止めた隙にさらに巨大な毒筒で追撃する。その追撃も殺生丸には効果がなく、結局斬り倒されるという結末である。

  • 原作では身体目当てでかごめを襲撃したが、アニメではかごめを嫁にしようとする形に変更されている。ただし、身体の動かせないかごめを人形のように扱いながら嫁入りのごっこ遊びに興じるなど悪辣さ自体に変更はない。
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  【霧骨役の稲田徹によるコメント】

【能力】

  • 作者曰く、七人隊における強さの序列は第6位。霧骨は背負子に入れた竹筒から放射する毒を武器にしていた。毒の材料は毒虫や毒草などを霧骨が独自に調合したものであり、霧骨はそれらの毒を煙幕と組み合わせる事で強烈な勢いの毒の煙として散布する戦術を用いた。彼の毒は殺生丸にこそ通用しなかったが、家屋や木々を溶解させる力があり、奈落の瘴気を防げる珊瑚の防毒面をも貫通するほど強力だった。

  • 霧骨は毒使いという職能から、その肉体に毒に対する強い耐性を持っていた。霧骨は自分が生成した強力な毒を味見する事があった。彼の唾液は腐食性の毒性を帯びており、一滴の唾を放つだけで雲母を戦闘不能に追い込む事ができた。毒を自在に調合して用途に応じ柔軟に使い分けられる程の専門知識と、相手側の戦力状態を分析した上で作戦を組み上げる知力を持っている。しかし、味方である蛇骨を巻き込みかねない形で毒の煙を散布する、かごめをいたぶる事を優先するあまり四魂のかけらを奪うという本来の目的をすっかり忘れるなど、戦闘中でも自分の快楽を最優先する愚鈍な行動の方が目立つ。

  • 七人隊の中で最も小柄な体格かつ肥満体な上、戦術も毒に依存しているので身体能力に限れば七人隊の中でも非力な部類である。一応、殺生丸から片腕を切断させられる(アニメでは胸に穴を空けられる)程の重傷を受けても特に痛がらずに交戦を続行できる程度には四魂のかけらによる身体強化を受けている。

【技】

毒の煙

【戦闘録】

25巻1話 かごめ、弥勒、珊瑚、七宝、雲母 勝利
25巻2話 殺生丸 敗北

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最終更新:2023年06月20日 00:50