カード図鑑 色相:グリーン
- 「回復/防御」と「サーチ」の2つのテーマを内包する色相。
- 回復はそのままの内容。単純な回復の他、ライフの拡張や、ダメージを防ぐシールドなども存在する。
補色位置であるレッドと丁度対の関係。 - サーチもそのまま。コンボに必要なキーカードを安定して揃えるために起用される。
- 1ターンの間に初期ライフを一気に刈り取るワンキル型も多いIROGAMIでは回復は腐ってしまうことがあり、
やや扱いが難しい色相。
ライムグリーン | |||
色相 | グリーン | デッキからランダムな Gタイプ1枚を 手札に加える | |
コスト | 1 | ||
セット | 初期 | ||
特殊混色 | スプリンググリーン → アウレー |
- 同色相サーチの緑担当。
- 緑の中で特殊混色に使いたいカードがあるなら一応採用の余地はある……が、
実際あまり使われている所は見たことがない。 - どちらかといえば、これ自体がパーツとなる特殊混色のアウレーが有用。
緑をこれとスプリンググリーンに絞れば、こちらからスプリンググリーンをサーチできる。
スプリンググリーン | |||
色相 | グリーン | 自分を3回復 | |
コスト | 1 | ||
セット | 初期 | ||
特殊混色 | ライムグリーン → アウレー |
- 小型回復。
- マナx3なのでコスパは悪くないのだが、小型ゆえに手札消費を考えると使いづらさの方が目立つ。
これを単独で採用する事はまずないだろう。基本的にアウレー狙いでの採用となる。 - ちなみに最初は1回復だった。昔のIROGAMIは回復を重く見過ぎ(小さく調整しすぎ)である。
グラスグリーン | |||
色相 | グリーン | 「リーフグリーン」 3枚を手札に加える | |
コスト | 2 | ||
セット | 初期 | ||
特殊混色 | 該当なし |
- 0コストの回復カードを3枚展開するカード。
- 単純計算だと2コストで3回復なので回復力不足。
しかし、このカードの強みは2コストで4枚分のカード展開を行えることにある。 - つまり、アメティスタやブリッツとの相性がいい。特殊混色を交えなくても、
ユニオンの布石にする、汎用混色のパーツにするなどいろいろな用途に使える多様性がウリ。
ルピナスとの相性も良く、さらにオリーブマゼンタも引っ提げて突撃するコンボなんかもある。
最近では、フォリアフリア・ブーゲンビリアと併用して爆発的な勢いで回復&シールド張りをする動きも存在する。 - ちなみにこの性質は特殊混色のアイスグレーも比較的近い。
リーフグリーンを生かせるデッキ構築を考える場合、あちらの採用も考慮してもいいかもしれない。
メドウグリーン | |||
色相 | グリーン | 手札の枚数と 同じ値 シールドを増やす | |
コスト | 3 | ||
セット | 初期 | ||
特殊混色 | ライムイエロー → ライトアヴォカ |
- 手札の枚数シールドを張る。これ自体は参照されないので最大で8シールド。
- 何気に希少な単体シールドカード。シールドはワンキル相手にも機能するため回復より強い。
言うまでもないができるだけ手札が多い状態で使いたい。 - ライトアヴォカはドローと回復を行うカード。ライムイエロー共々単体ではシールド、混色で回復となるので
住み分けが出来ていたりする。
サマーグリーン | |||
色相 | グリーン | 自分を8回復 カードを2枚引く | |
コスト | 4 | ||
セット | 初期 | ||
特殊混色 | ココアブラウン → オルビドグリーン |
- ドローと回復を一挙に行うカード。
- 4コストで8回復2ドローという持久戦に非常に適した効果を持つ。
初期カードでこの2つを同時に行うカードは意外と少ない。 - ビート系に多く採用されるベリーペリに対するカウンターとしても優秀。
単純計算で相手に対して2ドロー分のアドを獲得する事が出来る。
一方やはりワンキル相手への運用がネック。
ライフ拡張を交えるか、開き直って汎用混色専用にするかである。 - 特殊混色でオルビドグリーンになる。非常に優れたロック性能を持つカード。
そしてヘイトが高いカード。混色パーツがO&Gで持久デッキとして過不足なく運用できる。一方もう一つのOG混色は弱かった。 - 余談だが、初期は1ドロー4回復だった。
ライフのスケーリング調整(20→30)も挟まったとはいえ、初期性能から倍の性能になっている。
大出世……というよりは初期がどんだけ弱かったんだという話。
グリーン | |||
色相 | グリーン | 自分を7回復 | |
コスト | 3 | ||
セット | 初期 | ||
特殊混色 | サンシャインイエロー → リムネーグリーン |
- 緑のベーシック。バニラ。
- 純粋な回復量はそこそこあるが、1コスト増やせば2ドローついてくるやつがいる。
やはりベーシック故単独採用は厳しい部類。 - 混色のリムネーグリーンがそこそこの性能を持つので、それ目当てに採用され、
その時の相手次第で使うこともある、くらいの立ち位置だろうか。
他のベーシックよりは恵まれている方である。 - インフレによりこれより優れているカードが大量に登場した今では、
グリーンを単独採用するケースは最早皆無に等しい。
今後は完全にリムネーパーツとしての採用になると思われる。もともと単独でグリーン採用してるデッキなんてなかったけど - これでもだいぶ昔より強くなっている。一時期は4回復とかいうとんでもない弱さだったりしていた。
オリーブ | |||
色相 | グリーン | このターン中 自分が回復する度 相手に2ダメージ | |
コスト | 1 | ||
セット | 初期 | ||
特殊混色 | 該当なし |
- 回復をトリガーにダメージを生じさせるカード。
回復しないとダメージ判定は発生しないので注意。 - 通常のGカードで展開しても6~8点がせいぜいだろう。
このカードを効率的に活用するためには無論の事リーフグリーンやルピナスを介す方法が主流。 - いわゆるルピナスマゼンタオリーブは凄まじいバーストポテンシャルを秘めている。
ルピナスマゼンタが多重にかかればベリーペリですら貫通する威力となる。有名なコンボ。 - ただし、事前にグラスグリーンを展開する故潜伏性が低く、まただいたいの妨害が刺さってしまうため
環境レベルには達していないロマンコンボ。もっとも基本が回復デッキなので相手がビートなら
コンボしなくてもそこそこ戦えるだろう。
ボトルグリーン | |||
色相 | グリーン | 【チョイス】 1.相手に4ダメージ 2.相手に2ダメージ カードを1枚引く | |
コスト | 2 | ||
セット | 初期 | ||
特殊混色 | 該当なし |
- チョイス効果を持つ小型ダメージカード。
- 単純なスペック比較では5ダメージ勢やシアン・アンティークゴールドにどうしても劣っている。
スペアミントから使う事で3コスで6ダメージ1ドローと、及第点レベルの強さになる。 - このカードの真髄は、色相がGであることである。
ビート型のデッキに、色相を多く揃えたい時に採用候補となる。
汎用混色を踏まえた多様性ではクロムイエローと似た立ち位置となる。 - 特殊混色が無いこともあり、また一時期はビートでもRBを連打した方が明らかに強かったため
完全な日陰者で使用率最下位であった。最近とある強豪プレイヤーによって活用法が見いだされ、
ビート型にある程度採用されるカードとなっている。カードの評価は移りゆくものである。 - ver.2.13では、フォレストグリーンデッキやモスグリーンを絡めたビートに
サブウェポンとして採用されていたりする。某主人公の弟ポジ。緑だし
レタスグリーン | |||
色相 | グリーン | デッキからランダムな 2コストのカード1枚を 手札に加える | |
コスト | 1 | ||
セット | 初期 | ||
特殊混色 | シトロングリーン → シスキン |
- コストサーチカードの2コスト担当。
2コストはある程度構築を狙えるコスト帯である。 - 「パーツが両方2コスト」の特殊混色もそこそこ存在するが、
優先的に狙う価値があるのはグリーゼくらい。
逆に言えば、試合開始早々にこのカードを切ってきた場合、グリーゼの可能性を頭に入れてよい。 - シスキンは使いづらい。ver1.74で一応バフされたが。
スペアミント | |||
色相 | グリーン | デッキからランダムな 【チョイス】を持つ カード1枚を 手札に加える 次に自分が使用する 【チョイス】は 2つとも発動する | |
コスト | 1 | ||
セット | 初期 | ||
特殊混色 | ベビーブルー → トライグリーン |
- チョイスを強化するバフを得つつ、そのチョイスをサーチするカード。
なお、多重に付与しても、一回のチョイス効果で全て消化されてしまう(重ね掛け不可)なので注意。 - 特定カードのサーチが1コスト相当の上、バフ効果を得るため、確実にコスト以上の仕事をしている。
- こう書くと強そうだが、チョイス系のカードそのものがスペアミント前提の調整になっている節があり、
実際はそこまで圧倒的な強さを持っているわけではない(弱いわけではない)。 - チョイスのカードを1種類に絞れば確定サーチだが、そのカードを先に3枚引いてしまった場合、
後発のスペアミントのサーチ効果が不発になる欠点がある。
サーチの効率を優先する場合、チョイス効果を持つカードを2枚採用するのが良いだろう。 - 具体的なサーチ候補はボトルグリーン、クロムグリーン、ビリジアンあたり。
攻撃重視のボトル、持久重視のクロム、大型でその中間のビリジアン、それぞれ活用法はあるので
他のカードとのバランスを兼ねて選んでいくべし。
他にもいくつかチョイス持ちのカードはあるが、スペアミントを交えるほどのカードではないと思われる。 - 同じく【チョイス】をトリガーとするカードとしてフォレストグリーンが登場し、無論のことこれとの相性がよい。
またサンフラワーも相互に親和性があるカードである。と、だいぶ使いどころも順調に増えている。 - トライグリーンは永らく弱い混色だったが、ver1.74の更新で一転して小粒ながら優秀なパフォーマンスを
持つカードとなった。採用する価値はあるが、このカードを混色パーツとして扱ってしまうのかという
ジレンマを抱えている。
+ | ver.1.74以前 |
クロムグリーン | |||
色相 | グリーン | 【チョイス】 1.自分を5回復 カードを1枚引く 2.シールドを 3増やす カードを1枚引く | |
コスト | 3 | ||
セット | 初期 | ||
特殊混色 | ヘリオトロープ → サモタグレー |
- チョイスカードの持久枠。回復かシールドかを選べる。
相手がワンキル系ならシールド、ビート系なら回復を選ぶことで無駄なく持久戦を持ち込める。 - ただ、1コスト上に2ドロー8回復できるカードが存在するため、それと比べると多少パワー不足が目立つ。
- スペアミントを併用すると、5回復3シールド2ドローとなり、分割4コスとしては中々の強さになる。
相手がビート型ならコスト以上の効果を見込めるだろう。 - サモタグレーはなかなか変わった性能をしていて少し扱いが難しいが、
たまにピンポイントで刺さったりするカード。
コバルトグリーン | |||
色相 | グリーン | デッキからランダムな 最小コストのカード 1枚を手札に加える | |
コスト | 1 | ||
セット | 初期 | ||
特殊混色 | チョークブルー → ラズライト |
- コストサーチカードの最小コスト担当。
- 最小コストは言うが、1コストを採用しない(絞る)デッキはまず存在しない。
これで何かをサーチしたい場合、必然的に選択肢は0コストのカードとなるだろう。 - そのコストのカードが山札にない場合不発となる特定コストのサーチとは違い、
「今のデッキ内の最小」のため、既に山札に0コストが無い場合は1コストをサーチする。
後半でも不発にはならないのは地味ながらメリット。これはシーグリーンも同じ。 - しかし特筆すべきは特殊混色先のラズライトである。
詳しくはラズライトの項を参照してもらいたいが、これ目当てにだけ採用しているデッキも多い。
アンティークグリーン | |||
色相 | グリーン | 体力上限を5増やす | |
コスト | 1 | ||
セット | 初期 | ||
特殊混色 | 該当なし |