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カノン

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カノン
種族	人間
クラス	魔装士
生年	神聖暦230年頃
没年	不明
所属	魔神教

カノン（神聖暦230年頃 - ?）は、ファロン帝国の騎士であり、『聖女』セルア・ノアール・ハイレンの付き人。

来歴

出自

神聖暦230年頃、ファロン帝国に生まれる。修練を積み、十代にして魔装を持つ騎士となる。
帝の一人娘セルアの付き人兼護衛であり、彼女からは親友として慕われている。

不死王事変

神聖暦244年、ハイレン王家を含むロカ族が封印する緋王シェリーの復活を目論み、ファロン帝国に潜伏していた真祖吸血鬼(トゥルー・ヴァンパイア)ロゼッタが、大臣の地位を得るとともに帝を含む上層部が支配。主セルアは政治的に孤立無援となる。

カノンは、危機感知の魔装によって緋王復活の兆候を察知したセルアの判断に従い、執事長、そして新任の騎士シンクとともに帝都アディバラを脱出。目的は、ロカ族の守護者の元を頼り、帝国の異変に対抗することであった。

しかし、逃走を察知したロゼッタがグラディオの空間転移によって現れ、魅了の魔導によってセルアを一時支配。操られたセルアの手によって、カノンは背後から心臓を刺され、死亡した。

その後、セルアは王族の義務を果たす決意とともに、神聖グリニアにカノンを蘇生してもらうべく奮闘。セルアは緋王シェリーと不死王ゼノン・ライフの討伐を果たし、その功績によってカノンへの蘇生魔術の行使が許可される。

その後

神聖暦300年頃、70歳を超えたカノンは既にセルアの護衛という立場を退き、専属の使用人として仕えるようになっていた。
騎士としての責務を離れ、穏やかな日々を過ごしていたが、セルアとシンクがディブロ大陸の王魔物を討伐するという難題に直面した際、カノンの助言が結果的に魔王討伐戦の要となる戦略のヒントを与えることとなった。

能力

風を操るサーベルという武器型の魔装を持つ。