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グラディオ

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グラディオ

グラディオ
種族 人間
クラス 魔術師
生年 不明
没年 神聖暦244年
所属 ロカ族
異名
グラディオ(? - 神聖暦244年)は、ロカ族の封印魔術師。
天才的な才能を持ちながらも、その力が王家の生まれながらの力に及ばないことを知り、野心を抱いて師の元を去った。
のちに不死王事変の中心人物の一人となり、壮絶な最期を迎える。

来歴

出自

スラダ大陸東部、ファロン帝国の近くに位置するロカ族の里に生まれる。ロカ族は封印術に長けた一族であり、平均して500年の寿命を持つ。グラディオは、守護者エンジに師事し、100年を要する封印術を数年で修得するほどの才能を示した。しかし、ロカ族の真の力が、ハイレン王家にのみ受け継がれる第二魔装聖なる力にあると知ると、自身がその力を得られないことに憤慨し、王家を超える力を得るために里を去った。

不死王事変

神聖暦244年頃、さらなる力を求めたグラディオは、真祖吸血鬼(トゥルー・ヴァンパイア)ロゼッタと手を組み、封印された緋王シェリーの復活に協力することとなる。同時に、緋王を制御できなかった場合に備え、不死王ゼノン・ライフを手中に収めることを画策。闇組織から手に入れた魔石を繋ぎ合わせて作った数珠を用い、不死王を一時封印することに成功した。

同年、ロカ族が管理する封印施設を襲撃し、そこにいた守護者らを強力な魔物の中に封印、施設の術式を暴走させて破壊する。さらに、ロゼッタとともに、逃走するファロン帝国の姫セルアを襲撃。ロゼッタの魅了の邪眼によって、解樹の鍵を奪取に成功する。必要な手札を揃えたグラディオらは、緋王を封じる樹海の中心部へと向かった。

しかし、セルア一向は守護者らを次々と救出、樹海の再封印に動く。これを阻止するためグラディオが対処に向かうも、最終的にはセルアとシンクの奮闘により敗北。負傷してロゼッタの元へ戻るが、裏切りを受け、致命傷を負った。

その後、緋王シェリーと冥王シュウ・アークライトの激闘に巻き込まれる寸前、かつての師であるエンジによって救出される。己の過ちを悟ったグラディオは、不死王ゼノン・ライフを戦場に投入し、三体の王が疲弊したところをセルアの王家の力によって滅ぼすという策を実行。彼女の聖なる力に興味を抱いた不死王が襲来するも、グラディオはエンジと協力し、封印術によって不死王を拘束。さらに、自らの命を代償とした封印術を発動し、不死王に深刻な傷を追わせる。この隙を突き、覚醒したシンクとセルアの聖なる刃によって不死王は撃退された。

能力

グラディオは格闘術を修めたほか、ロカ族の封印・空間魔術の天才であり、不死王の封印に魔術演算能力の半分を費やした状態で、剣聖シンクを近接戦闘で圧倒し、同じロカ族の秘術を持つエンジを撤退に追い込むほどの実力を誇った。

ロカ族の秘術

主に空間掌握・結界術・封印術といった師エンジの教えを基盤としつつ、独学で発展させた。
特筆すべきは、アロマ・フィデアやアルベインなど覚醒魔装士が命をかけて封印する王の魔物を、不意打ちかつ最長で数ヶ月とはいえ、自身の魔術演算能力の半分を引き換えとするだけで封印することが出来たという点にある。
また、魔石を媒介にした他者の強制転移も独自に編み出している。

体術

魔力強化された掌底による近接戦闘を得意とし、剣聖シンクの剣筋を完全に見切るほどの格闘技術を持つ。
さらに、ロカ族の秘術をベースとした空間転移と組み合わせた神出鬼没の攻撃が可能。
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