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エンジ
最終更新:
meioh_unofficial
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エンジ
エンジ | |
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種族 | 人間 |
クラス | 魔術師 |
生年 | 不明 |
没年 | 不明 |
所属 | ロカ族 |
異名 |
来歴
ロカ族の守護者
スラダ大陸東部、旧ファロン聖国の近くに位置するロカ族の里に生まれる。ロカ族は封印術に長けた一族であり、平均して500年の寿命を持つ。エンジもまた、その長い人生をロカ族の秘術の修練に費やし、封印術を修めた。
神聖暦元年、『樹海』の聖騎士アロマ・フィデアによって緋王シェリーが封印されると、ロカ族は独自の技術で封印を強化し、その維持を担うこととなった。エンジはその中でも特に重要な四人の守護者の一人として、封印の管理を任され、加えて王位継承の儀を受けるハイレン王家の者に対しては、いつか緋王を倒す使命を伝える役割を果たしていた。
不死王事変
神聖暦140年頃、エンジはロカ族のグラディオを弟子に取る。彼は極めて優れた才能を持ち、100年を要する封印術を数年で修得するほどだった。しかし、ロカ族の真の力がハイレン王家にのみ受け継がれる第二魔装聖なる力にあると知ると、自身がその力を得られないことに憤慨し、エンジのもとを去る。
神聖暦244年、野心を抱えたグラディオは、真祖吸血鬼 ロゼッタと手を組み、封印の要である塔を襲撃。守護者たちを魔物へと封じ、樹海の封印を補強するロカ族の術式を暴走させ、破壊した。
同年、南の聖堂を守るエンジのもとに、グラディオらの襲撃を逃れたセルア一行が訪れる。エンジはセルアに王位継承の儀を施し、ハイレン王家が緋王討伐の役割を担っていたことを伝え、聖なる力の継承を影ながら助力することとなった。
やがて、グラディオはロゼッタに裏切られ、さらに、緋王シェリーと冥王シュウの戦いがもたらす惨状を目の当たりにし、後悔の念を抱く。エンジは彼と和解し、不死王ゼノン・ライフを緋王シェリーらの戦いに投入することで、王の魔物を消耗させる策に協力。最終的には、命を賭して戦うグラディオと共に不死王の動きを封じ、覚醒したセルアとシンクの聖なる光と刃によって撃退することに成功した。
事態が終息したあと、エンジは再びロカ族の里へと戻り、同じ長命の存在としてセルアやシンクと交流を続けた。
タマハミ封印
神聖暦321年、魔神教によって新生物暴食タマハミが解き放たれる。タマハミとは、魂が肉体を無理やり動かす化け物であり、捕食した生物の魂をストックし、死んでも蘇る性質を持つ。さらに、暴食タマハミは、ベースである『無限』の聖騎士ベウラル・クロフの疑似ブラックホールを生成する能力を獲得。コントリアス王国はこれに苦戦し、打開策を求めた。
- スレイ・マリアスのコピーした魔装「樹海」の力を利用し、暴食タマハミの魔力を吸収する。
- ロカ族の守護者4人による封印術式を施し、吸収した魔力によって暴食タマハミの時間を停止させ続ける。
- 余剰魔力を生命力として大地に供給することで、可能な限り早期に力を枯渇させる。
この封印術は成功し、暴食タマハミは千年以上に渡って封印された。しかし、その後のタマハミ村の歴史を経て、ロカ族は滅亡へと向かうこととなる。
能力
エンジは、ロカ族の秘術を極めた封印術師である。
特に時空魔術に類する技術を有し、以下の能力を備えている。
特に時空魔術に類する技術を有し、以下の能力を備えている。
- 空間掌握
空間認知、空間転移、その妨害。 - 結界術
物理・魔術に対する防壁、招かれざる存在の感覚を狂わせる術。 - 封印術
特定の存在や現象の抑制、時間停止。
ロカ族の秘術は手指の印を結ぶことで術式を発動する形式をとり、隠密性が高い。
これは、術式イメージの補助として詠唱を用いるアポプリス式の空間魔術とは異なる特徴といえる。
これは、術式イメージの補助として詠唱を用いるアポプリス式の空間魔術とは異なる特徴といえる。