バータ

「バータ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

バータ - (2010/04/21 (水) 20:55:49) の編集履歴(バックアップ)



「ギニュー特戦隊の青いハリケーン、バータ!」

鳥山明の漫画『ドラゴンボール』と関連アニメシリーズの登場人物。作中では「フリーザ編」から登場。
フリーザ配下の戦闘部隊「ギニュー?特戦隊」の一員である。
名前の由来は「バター」。ギニュー特戦隊の面子は全員が乳製品の名前をもじった名となっている。
アニメ版では、「ギニュー特戦隊の青いハリケーン」という二つ名が紹介された。
CVは岸野幸正。ドラゴンボール改では小野坂昌也

ギニュー特戦隊でもトップの体格を持ちながら、見た目に反してスピードを活用した戦いをする。
「宇宙一のスピード」を持つと豪語するが、特戦隊の仲間はともかくフリーザを含むのかは不明。*1
また、スピードはあるもののパワーはあまりない。

仲間と共にヤードラット星を攻略していたが、ナメック星でのプランが進展しないことに業を煮やしたフリーザによって特別に招聘される。
ベジータ孫悟飯クリリン相手にグルドとリクームのみで追いつめるが、孫悟空に隊長のギニュー?とジース以外全員やられてしまった。
最終的に、ギニュー?以外は全員ベジータにトドメを刺されている。

当然バータも戦ったが、パワーはおろか自慢のスピードも既に悟空に追い抜かれてしまっており、触れることさえ出来ずに倒されてしまう。
その後、アニメ『ドラゴンボールZ』では修行の相手として界王の星に呼び寄せられている。
当初はベジータ以上の強敵として恐れられ余裕の態度を見せていたが、相棒のジース共々天津飯にやられて地獄に落とされてしまった。
まさに、「」の典型といえる。

残忍な悪役であるのは確かだが、全員でスペシャルファイティングポーズを決めたり、戦う順番をじゃんけんで決めたり、
アニメ版では全員でのおやつタイムを欠かさなかったりと、かなり個性的な部隊である。
フリーザからも実力は評価されているものの、そのノリだけは受け入れてもらえない様子である。
これまでの敵と違って比較的仲間意識も強く、「奴は一番の小物」などといった発言や、負傷した味方にトドメを刺すような描写もなかった。
もっとも、仲間が死んだ直後に「スペシャルファイティングポーズを決められなくなる」と心配をするあたり、友情と言ったものは薄い様子。
仲間内では、特にジースと仲が良く、アニメやゲームでは合体技「パープルコメットクラッシュ」も披露している。

ゲーム『Sparking!』シリーズでも全キャラトップクラスの攻撃スピードと手数を持っているが、
攻撃力は最低クラスでスマッシュ(ふっ飛ばし攻撃)のチャージが遅く、
一度の攻撃で3ヒット以上する唯一のキャラだが、そのために割り込み技のZカウンター(通称「ドゴン」)で反撃されやすいという弱点も持つ。
しかし適当にボタンを押すだけで猛ラッシュでヒット数がみるみる増えていく爽快感があり、使っていて楽しいキャラである。

MUGENでは

stig87氏によって制作されたバータが存在する。
18号同様、超神氏に合わせて作られている。
設定どおり、スピードを活かした戦い方を得意としている。
また、仲間のジースを呼ぶことができ、(ストライカーではない)召喚中は一緒に攻撃したり、
アニメ版での合体技「パープルコメットクラッシュ」を使用することもできる。

出場大会


出演ストーリー


*1
この「宇宙一のスピード」というのは彼が自称しているだけではなく、
ベジータが遠くに投げ捨てようとしたドラゴンボールを即座にキャッチした時にも、
ギニュー隊長?から「あいにくバータのスピードは宇宙一でな」と褒められている。

だが、彼らが悟空を相手にしていた時の戦いぶりを見比べる限り、
スピードでもギニュー隊長の方がバータより勝っているように見える。

ギニュー隊長がバータの言う「宇宙一のスピード」を認めていたのは、
彼の自信とプライドを保たせるための優しさだったのかもしれない。