原作がマイナーなので知名度は低いが、
CV:矢尾一樹で「やってやるぜ!」「ダンクーガ!(断空牙)」と叫ぶキャラだと言えば
何となく聞いたことがあると言う人も多いだろう。
なお「やってやるぜ!」は矢尾一樹氏がアニメ『
超獣機神ダンクーガ』で主人公・藤原忍を演じて以降の持ちネタ(キメ台詞)である
(世代によっては『NG騎士ラムネ&40』のダ・サイダーの方を連想するかもしれないが、こちらもCV:矢尾一樹である)。
女の子にモテたいために空手を始めたという二枚目半の軽い男。日本出身。
小汚い下宿に住む大学生で、大学の夏休みをゴロ寝しながら暇そうに過ごしていた時、
たまたま雑誌で見付けた世界規模の格闘大会「カイザーナックル」の記事に釘付けになる。
「世界のおねーちゃんと、お友達になれるゼッコーのっっっ!ちゃあぁぁぁんす!!
フッ・・世界中の女が俺を待ってるぜ・・・・・・なんちゃってなっ・・!」
一攫千金と女にモテることを夢見て参戦を決意したのだった。
上半身裸で破れた
ジーンズに
ゲタという格好で本当にモテるのかは定かではないが、
モテるために始めた空手はメキメキ上達し、
気まで飛ばせるようになるのだから格闘技は奥が深い。
ちなみに彼のプロフィールの欠点は「ファッションセンスなど時代感覚がどこかズレている」。…むべなるかな。
エンディングでは格好を付けて
どこかの真の格闘家のごとく賞金も貰わず表彰式の前に会場から姿を消す。
優勝者ということで女の子に取り囲まれご満悦の和也だが、
「世界には強い奴がたくさんいる。そいつらを倒すまでまだ俺の旅は終わらないのさ」などとキメて見せた所、
女の子達に「男の旅はまだ続くのよね」「真の格闘家になるその日までか、ロマンよね~(はぁと」「男の決意は変えられないわ」と、
心を掴むどころか逆に戦いの旅に送り出されてしまう。
ラストは
真の格闘家への道と同様に夕日へ向かって道を歩く姿で、
「あ~あ・・こんなことになるんだったらせめて賞金くらいもらっておけばよかったな~・・・・・・」
と一人呟き、ゲタが脱げて躓くという三枚目なものだった。
原作での性能
断空牙:
無敵対空の逆さ蹴り。CVがCVなため、和也の代表的な
やかましい必殺技。
鬼孔拳:気弾を飛ばす技。スピードと連射速度はなかなかのもの。
瓦砕撃:回転しながら飛びあがりそのまま拳を振り下ろす技。一応中段。
幻狼弾:低い体勢で突進し、ジャンプ回転アッパー(肘)を繰り出す技。突進中は宙に浮くタイプの飛び道具をスカせる。
獅天金剛破:空中で出す技。幻狼弾の最後の回転アッパーを出す。
幻影虎狼弾:最終奥義。狼の気を纏ったまま突進する幻狼弾のパワーアップバージョン。
「鬼孔拳」で飛ばせて「断空牙」で落とす、オーソドックスな
波動昇龍タイプ。
手技が全体的に判定に優れ、足技もリーチや出の早さがそこそこ優れているので使いやすく、初心者向けのキャラ。
フェイント技も使いやすく、また最終奥義も出しやすい部類に入り、十分に狙っていける。
プレイヤーキャラの中ではかなり上位に入れる性能の持ち主。
ただし和也に限ったことではないのだが、
凶悪すぎる性能で有名なボスキャラ達と異なり、
この作品のプレイヤーキャラは全員普通の強さである。
どこぞの
世紀末ゲームとは違うのだよ!
世紀末とは…。
ちなみに必殺技の「断空牙」だが、お蔵入りした続編のタイトルは『断
仇牙』と漢字が微妙に異なる。
前述の超獣機神は『断空
我』なので、当然と言って良いのか漢字が違う(でないと葦プロが黙ってないから
しょうがない)。
CPU戦ではひたすら鬼孔拳を連発して近寄らせず、飛び込んだ所を断空牙や弱パンチで落とす波動昇龍戦法で戦ってくる。
しかもこちらが飛び道具を撃つと超反応で幻狼弾で抜けてくるので迂闊に撃てない。
対空で落とされない間合いを調べてひたすらその間合いからジャンプ攻撃を繰り返せばいいのだが、
ジャンプ攻撃が弱かったりして有効な攻撃が無いと非常に厳しい相手。
ちなみに
地を這う種類の飛び道具でも反応して幻狼弾で突っ込んで勝手に当たってくれる。
「いやー悪りぃ悪りぃ!今度会ったら負けてやっから
住所と電話番号、教えてくんない?」
MUGENにおける和也
seki-rou氏が製作した「カイザーナックル」の和也が存在する。ただし基本システムと必殺技はお蔵入りした続編『断仇牙』のもの。
Ver.βとのことで、基本操作やクラッシュゲージ、必殺技や最終奥義が実装されている。
なお、勝利画面に対女性用のセリフ(上記参照)があり、cnsのスイッチ用の記述でP2nameにキャラ名を追加すれば対応出来る。
外部
AIはもんすん氏によるものが存在する。
全ての技をバランスよく使い、中々の立ち回りを見せてくれる。
それだけならよくいる強キャラなのだが、稀に瀕死になると高火力の「幻影虎狼弾」を
ぶっぱなし、
永久に持ち込む。
この永久というのは、幻影虎狼弾を
連発するだけのお手軽なもので、これにより意外な強敵を倒すことも。
また、空中食らい中に突然フェイント技(急降下蹴り)で反撃することが多く、見た目的にやや不自然な動きをすることがあるが、
これは
受け身可能な空中食らい中に出せるというキャラ自体の仕様によるものである。
受け身が可能かどうかは攻撃側の匙加減によるため、その辺りは
致し方ない。
ちなみにこのAI、
ゾンビになりやすい。タッグを組ませる際はその辺りを考慮して使うべし。
あと、勝利すると何故か強制的に前進する。
サウザーや
ジャギとは違い、ただ壁に向かって進むだけである。
この強制前進とゾンビ化を修正するパッチが、foxy氏によって公開された。後述のカッ昏倒氏の改変パッチとも併用可能。
また、カッ昏倒氏によってエフェクトなどが原作に近くなる改変パッチが公開されている。
性能自体は変わっていないため、もんすん氏のAIと併用することも可能。方法は付属テキスト参照。
パッチの数が多く、ややこしいことになっているのでファイルの取扱いには注意。
seki-rou氏製本体 → もんすん氏製AI → カッ昏倒氏製演出パッチ → foxy氏製バグ修正パッチの順で適用させよう。
基本的に「更新日時が新しい方が残るように上書き保存」でいい。
なお、現在もんすん氏のOneDriveに接続不可能となっているので、AIのDLが出来ない。
しかし実は、カッ昏倒氏のパッチとfoxy氏のパッチを組み合わせれば、改変元のファイルが揃っているため、AIの起動が可能。
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最終更新:2024年10月06日 14:31