サムチャイ・トムヤムクン

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サムチャイ・トムヤムクン - (2012/11/12 (月) 21:13:29) の編集履歴(バックアップ)



SAMCHAY WINS


   「お前では話にならぬ。

            さあ、次は誰が相手だ!」

プロフィール
出身国:タイ
職業:ムエタイ選手
生年月日:1971年11月11日
血液型:AB型
身長体重:190cm/77kg
好きなもの:幼き兄弟たち・クイテウ・ワイクル
嫌いなもの:貧しさ・弱い挑戦者

今は亡きデータイースト(通称デコ)の代表作『ファイターズヒストリー』の登場キャラクター。
ムエタイチャンピオンの青年で、孤児院で幼い兄弟たちと共に暮らしている。
第一作ではムエタイ界では対戦相手がいなくなってしまい、稼ぎが困窮。
貧しい生活から脱却し兄弟たちを養うため、やむを得ず世界異種格闘技選手権大会「グレートグラップル」に参戦。
EDでは子供たちに「おにぃちゃん もう そんなザンコクな ことは やめて!」(原文そのまま)と言われタイに帰国した。
二作目となる『ダイナマイト』では純粋に己の力を試すために、孤児院に前大会で手にした財宝を全て寄付し、再び闘いの地へと赴く。

そのいかつい風貌とは裏腹に大変兄弟想いの性格で、
ファンの間では「 世界最強のお兄ちゃん 」と呼ばれ親しまれている。
弟たちを守る優しい兄としての顔と、ひとりの誇り高きムエタイ戦士としての顔を併せ持っており、
そんな彼の勝利セリフはどれも男らしく誇りに溢れたものばかりである。

「また一段と強くなったな、だが私は更にその一歩上を行ってみせる!」
「フッ 見かけ倒しか。その程度でこの大会に参加するとはな...」

+ 輝かしいお兄ちゃんの姿をその眼に焼き付けろ!!

gif動画はかつを節氏によるサムチャイ愛に溢れたサイト SAMCHAY TOMYAMKUN ダッシュ!! からお借りしました。
皆も行ってみよう!
もっと興味が湧いた方はこちらをどうぞ↓

ゲーム内での性能、その他


性能的には中の上あたりか。
優秀な飛び道具と対空技を持ち、突進力もあるので使い勝手は良く安定もしているが、同タイプの主人公には若干劣る。
必殺技「ティーカウコーン」は彼の技の中でも最も優秀な技で、これをいかに使えるかが勝敗に大きく関わってくる。
弱攻撃でも威力が高く、相手のガード後の投げを無効化するため、連続して打ち続ける事が可能。
また強攻撃(飛距離が伸びる)をうまく使えれば相手の飛び道具をすり抜けることもできる。
おまけに対空技である「ティーカウロイ」を失敗してこの技が出ても十分対空技として通用してしまう。
ある程度の相手ならこの技でゴリ押しすることも可能だが、火力の高さ自体は作品中それほどでもないため頼りすぎると痛い目にあうので注意。
また、これらの技のほとんどが、出した後のスキが大きい。相手に向かっていく技なので、防御されるとやはり厳しいのだ。
予想以上に使えるのが、投げ技のかわりにあるつかみ技。殴りタイプと蹴りタイプがあるのでうまく使い分けよう。
ちなみに彼の弱点は二の腕に巻かれている緑の腕輪。これは「パープラチアット(Prajioud)」と呼ばれるお守りであり、通常は僧侶に編んでもらう神聖なものである。
また、頭に巻いているのも「モンコン(Mongkol)」という闘いのお守りである。サムチャイは頭につけたまま闘っているが、通常はセコンドが一礼の後に外してから闘う。
ちなみに緑色のモンコンは中級ぐらいのランクということである。サムチャイもまだまだナックモエとしては若手なのだ。


余談だが彼の技の名前は全てムエタイ用語で作られている
(と言うかFHキャラの殆どは現地語とネイティブスピーカーを採用している。おかげで空耳も多いのだが)。
例えばカウンター技の「ティーカウコーン」は「ティー(打つ)・カウ(膝)・コーン(曲がる)」という意味を持ち、「首相撲からサイドに打ち込む真空飛び膝蹴り」の意味を持つ。
他にも飛び道具の「マットロン・ジュサロップ」は
「マッ(拳)・トロン(真っ直ぐ)・ジュ・サロップ(頭部の急所)」=「頭部急所に渾身のストレートを打ち込むコークスクリューパンチ(一撃必殺)」の意味を、
対空技の「ティーカウロイ」は「ティー(打つ)・カウ(膝)・ロイ(飛ぶ)」=「飛び膝蹴り」の意味を、
突進技の「パップソウカウ」は「パップ(曲げる)・ソーク(肱)・カウ(膝)」=「肱と膝を折り曲げるダブルフェイスクラッシャー」の意味をそれぞれもつ。 
つかみ技の「ゴッ・コー・ティー・ソーク」「ゴッ・コー・ティー・カウ」
通常技も「ティー・ソーク・ラーン」「マ・アッパーカット・ロイ」「テッ・ラーン」「マ・フック・ロイ」「テッ・パップ・ノク」などなど

当時外国語の技名が英語くらいしかなかった時代に、ここまで徹底した姿勢を貫いたスタッフには頭が下がるばかりである。


この様な徹底したムエタイキャラっぷりと前述のように幼き子供たちのために戦う優しい性格であること、
そして「ジュッ」「ハァ~」などの独特のボイスを持つことなどから熱狂的なファンも多い。
2004年に行われたFHDの全国大会『 グレートグラップル2004 』では、
最強のサムチャイ使いを決める「サムチャイ・トムヤムクン最強決定戦」が行われた。
大会のキャッチコピーは「世界最強のお兄ちゃんを決めろ!」

+ 同大会のポスター

ちなみにこの絵はタイのアクション映画『マッハ!!!!!!!!(原題は「オンバーク」)』のポスターをモデルにしている。
この映画もまた徹底的にムエタイを忠実に再現した「ムエタイ映画」である。


   「お前らのお兄ちゃんは不死身だ!!」

   「あの世でワイクル(闘いの踊り)を見るがいい。」

MUGENでのサムチャイ


MUGENにはlaiso_7氏製作のサムチャイが存在していた。
イントロや勝利時のアイキャッチも再現されている。
イントロ時にストライカーモード、FHDモード、OXモードから選択可能。
ストライカーモードでは戦友たち(主人公(真)とか主人公(虎)とか)がストライカーとして援護に駆けつけてくれるようになった。
ゲジマユ状態にすると戦友が次々と現れて画面中がファイヒーキャラで埋め尽くされるため、非常にカオスな空間になること請け合いである。
OXモードではが呼べる。背景にトロフィーが表示されるので、原作ED後…なのだろうか?

FHDモードでは原作に近い挙動になるが、少々アッパー調整がかかっている。
マットロン・ジュサロップは自分の硬直も長いが相手のヒット・ガード硬直がそれ以上に長く、当て方によってはコンボの始動技になりうる。
ティーカウコーンは弱ならガードされても微有利、強はガードされると-1Fだが、
飛距離が長くなるため通常技先端ヒットからでも確実に届くようになる。
弱、強とも発生保障までついておりとにかく優秀。目押しになるがくらい逃げを狩る手段まで持っているので、
弱ティーカウコーンをジャストタイミングで連発されると打撃無敵技のないキャラは詰む。
突進技のパップ・ソーク・カウもガードされても微有利がつく。
ノックバックが長く原則として追撃はできないのだが、
ステージ端との距離がうまくハマるともう一度通常技キャンセルパップ・ソーク・カウが入る。
狙ってできることではないが、ダメージは大きいので機会があればしっかり成功させたい。
対空技のティーカウロイは、攻撃判定が消失した後まで持続する非常に長い完全無敵がつく。
コマンドが若干特殊(613+K)なので、環境によっては出しにくいかもしれない。
しっかり引きつければ236+Kで出るティーカウコーンが対空として機能するので、
ティーカウロイが安定しなければそちらを使ってもいい。

発破氏によるAIも作成されており、人間弾幕ネタ、個人戦での堅実な強さ、開幕イントロと勝利画面のインパクトなどで活躍し続けたが
残念ながらiswebライト終了によるサイト消滅で本体が入手不可能になってしまった。
それにともないAIも公開停止されている。

+ 大会ネタバレ注意
ニコニコ動画内のとあるタッグトーナメント動画においてコンバット越前とタッグを組んで出場。
ほとんど越前の活躍で勝利しているにも関わらず、最後に堂々と勝利セリフを吐くサムチャイの姿が見る者に強烈なインパクトを与えたようで、
「越前の威を借るサムチャイ」「自己主張サムチャイ」等のタグがつくハメに。今ではニコニコではすっかり自己主張キャラとして定着してしまった。

…頑張れサムチャイ!

ちなみにこの越前とのタッグ、上記のトナメのうp主による新作トーナメントにおいてまさかの復活を果たすことになる。

一方、某大会では先鋒で出場するがとてもそうとは思えない強さを見せつけ、
しかも回を重ねるごとにものすごい勢いで成長していき、手がつけられないキャラクターとなったことで人気となった。
また、この大会はパーフェクト勝ちすると負けた方も成長するというシステムをとっているが、
サムチャイが勝利した後回復して体力が満タンになると「PERFECT」の文字が表示され、
そのたびに「※パーフェクトではありません」という注釈が入ったことで視聴者の笑いを誘った。
以降この大会のシリーズには毎回出ており、ライユーと並んでこの大会のマスコットとして定着している節がある。

某大会某大会ではゲジマユすらすっ飛ばして全ストライカーを同時展開し、対戦相手をリンチに追い込んだ。
その姿は人間弾幕を超えた何かと言わざるを得ない。

いや、少しは自重しましょうよ。

対戦相手カワイソス。

SAMCHAY LOSES



   「さあ立て!

            お前の言うムエタイとは、

                     その程度のものか?」

出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中

出演ストーリー