レイ・マクドガル

      

「いい勝負だったぜ!

 またいつでも拳で語り合おうぜ、兄弟」

格闘スタイル:マーシャルアーツ
出身国:アメリカ
職業:刑事
生年月日:1967年3月21日
身長:185cm
体重:92kg(『FH』)、90kg(『FHD』)
血液型:B型
好きなもの:カレーライス、ハンバーガー、コーヒー
嫌いなもの:タバコ、医者
弱点:胸の稲妻
担当声優: STEVE "BANG" PANG (攻略ビデオ)

今は亡きデータイースト・コーポレーション(通称デコ、DECO)の代表作、
ファイターズヒストリー』初代と『ダイナマイト』に登場する本作の主人公である。
南斗水鳥拳の伝承者とは何の関係もない。また、心山拳師範でも美少女戦士でもEVAのパイロットでもテニス部部長でもない。
某マスコットの店の名前でもない。ハンバーガー好きだけど。
ロス市警に勤務している刑事で、日夜凶悪犯罪に立ち向かう熱血漢。
風と雷を自在に操り、竜巻を前方に打ち出す「ビッグトルネード」や全身に雷を纏い突進する「サンダー・ダイナマイトタックル」を繰り出す。


 人呼んでダイナマイト刑事(デカ)。理由は必殺「ダイナマイトタックル」発生時に「ダイナマイト!!」と叫ぶから。
 SEGAの某3Dゴチャバトルアクションゲーム『ダイナマイト刑事』とは当然無関係。ダダダダイナマーイ
 作中ではトレードマークである稲妻のマークの入ったランニングシャツを着ているが、実はこの胸のイナズママークが弱点。
 ここに攻撃を受け続けているとピヨるので気をつけよう。
 EDでは彼のカッコイイ刑事姿を拝む事が出来る。……あれ? 嫌いなものに「タバコ」って書いてあるのにタバコ吸ってない?
 まぁ嫌いなものに「医者」もあるので、饅頭怖い禁煙に挑んでは失敗を繰り返していると言う意味かもしれない。

主人公らしく爽やかな勝利台詞が多く、キャラクターの中では唯一ラスボスであるカルノフとお互いを認め合った友情を育んでいる。
一作目はカルノフから「私の負けだ…これで私の財宝は全てお前のものだ」と言われながら、
レイがカルノフにお互い拳と拳をコツン合わせさせてその場を去るいいEDで〆る。続編でも2人の関係は良好のままのようだ。


「またやられたな…

                    どうだ…これから二人で道場でも開いて闘い続けないか…」

「フ…そうだな…

                         しかし俺には待っている奴等がいるんだ…」

主人公らしく格闘に対しても実直で、初代ではクラウンに対し「お前ごときの技で かく闘かだと!? ふざけるな!」(原文ママ)と怒りを露わにすることも。
格闘家の「闘」は漢字で書いてるのに、それより簡単な「格」と「家」は平仮名となってるのこそふざけてない?等と言ってはいけない

『ファイターズヒストリー』のれっきとした主人公であり、性能も十分それに相応しいものだったのだが、
彼自身がデコゲーとしては珍しく真っ当なキャラで特徴に乏しかった事と、
同作のごっつい漢こと、溝口誠の存在感があまりに強すぎた事が重なり、溝口が主人公と勘違いするプレイヤーが続出。
第二作『ファイターズヒストリーダイナマイト』のCMでは、溝口がいきなり登場し映っていた時間がかなり長かったのに対し、
主人公であるはずの彼は映っていた時間が極端に短かった。
SFCで発売された続編『ファイターズヒストリー 溝口危機一髪!』では、容量の都合でなんとまさかの降板
しかも、主役は溝口に(一応チョイ役として極悪盗難犯人「チェルノブ」を追い詰める刑事として出演はしているが)。
リストラされたキャラはサムチャイジャンなど他にもいるが、
サブキャラどころか主人公である彼までもリストラされるという有様は、主人公(笑)の称号を得るに相応しいと言える。
さらに言うならば「コミックゲーメスト」で連載されていた『ダイナマイト』の漫画でも、
溝口(後にリーにも)に主人公の座を奪われており、刑事という役職は変わってはおらずとも格闘描写は全く無く、
活躍する場面というと、ただ敵のアジトに乗り込んで銃火器を乱射してるだけになってしまった。
と言うか、その後溝口サイドのラスボス的存在であるマーストリウスに為す術もなくボッコボコにされるも起死回生に隠し持っていた小銃で反撃し、
多少は怯ませたのはいいが肝心な所でジャム(廃莢不良)を起こして勝手にピンチに陥っていた。

以上の事から、彼がこの作品の主人公とは思えないぐらい悲惨過ぎる扱いを受けてしまっている。
更には主人公(笑)の記事にマイナー作品でありながら彼の名前をお載せになるお方まで出てきてしまった。
ネタとして扱われる事も殆ど無いという点においては、アレックスにすら劣る。
というかむしろ、

彼は主人公(悲)である。

実際、冷静になって彼をよく見てみれば、
と、誰が見ても申し分ない主人公っぷりなのだ。普通のゲームだったら。
……ただ一つ、残念ながら『ファイターズヒストリー』が普通のゲームではなかったから、としか言いようがない。
悲惨な意味で「開発会社を間違えた」キャラはレイ・マクドガルくらいのものであろう。

強く生きてくれレイ!


原作での性能

初代『FH』ではダイヤ上位にくる。「ホイールキック」が優秀すぎて近距離だと2HITする。
強パンチ→「ダイナマイトタックル」が繋がるのですごく使いやすいお手軽キャラ。
また初代での彼の最大の魅力は(他キャラもそうだが)鼻の穴その声だろうビッ……トルゥネィドゥ!!ゥィールッキッ!!ダイナマイ!!

『FHD』でも上位キャラの一角に位置する。通常技やジャンプなど、とにかく基本性能が非常に高い。
必殺技も軒並み高性能で、「ビッグトルネード」は前作と比べると凄まじく隙が小さくなり、作中最強クラスの飛び道具で打ち負ける事はまず無い。
無敵対空「ホイールキック」は「↓↙←+K」という簡単コマンドで、こちらもただでさえスピードUPしている上に技後の隙が非常に小さく、
外れても反撃を受けにくいどころか、少しでも躊躇するとこちらの投げが決まるぐらい。
さらに飛び道具を越えての攻撃も余裕で出来るため、相手側はこの技の射程内で飛び道具を撃つ事が出来なくなる。
また空中でも出せ(フライングホイールキック)、大で出すと逃げにも使えるがレイ側が逃げる状況はまず考えられないだろう。
突進技「ダイナマイトタックル」も「→→+P」という簡単コマンドで出せ、突進のスピードが非常に早く、ガードされても隙が無い。
通常技のリーチもやや長めなため、ヒット確認から連続技に組み込むのも容易である。端から端まで届くので相手は油断出来ない。
更に隠し技「サンダーダイナマイト」は全身に攻撃判定がある多段技のため、連続技に組み込むと一発で気絶する事も少なくない。

遠距離でビッグトルネードを撃ちまくるもよし、突進技やジャンプから近距離戦に持ち込んで連続技を狙うのもよし。
取り敢えず通常技やビッグトルネードで牽制して、飛んできたらホイールキックで落とす、
たまにダイナマイトで突っ込む、という基本的な事をしているだけでも相手にとっては脅威である。

弱点は、胸の弱点の喰らい判定が巨大で気絶しやすい事。
基本性能で大きく上回る下位キャラに非常に強く、特にマーストリウス相手に大きく有利を付けられるのだが、
直接対決ではザジィリーに不利を付けられてしまうため、現在は最上位には及ばないとされている。

このようにあまりにも高性能だったため、前述の『溝口危機一髪!』で彼がリストラされたのは、
容量の都合もあったがバランス調整が難しかった事と、彼自身の人気が今一つだった事が重なった結果と思われる。

なお、前述の通り弱点は胸にあるイナズマのアップリケだが、何故アップリケが弱点なのか…は他キャラも同じ事なのでまだ良いとして、
初代『FH』では何故カミナリマークなのか、レイと雷の関連性がなかったため全く意味不明であった。
それが『FHD』でサンダーダイナマイトを使いだし、ああそれで、と理解は出来たが、何故アップリケが弱点なのかはやっぱりよく分からない



「ダ!ダ!ダ!ダイナマイッ!!!」


MUGENにおけるレイ・マクドガル

+ ですからー氏製作
  • ですからー氏製作
アレンジ仕様だが、基本性能は『FHD』の再現。エフェクトやヒットバックに違和感は無い。
ホイールキックは↓↘→+Kで初代『FH』、↓↙←+Kで『FHD』の性能となり、
「通常技→初代版ホイールキック→通常技……」がほぼ連続ガードに。
前方へのショートダッシュが使用出来るため、隙無く相手に近寄る事も可能。
オリジナル技を所持しており、ごっついタイガーバズーカのレイ版「オーバートルネード」の他、
SHO様の激烈光波のような「F5」、多段ヒットするホイールキック強化版「サイクロンホイール」、
ダイナマイトタックルからプロレス技を仕掛ける「ダイナマイトDDT」といった3種類のゲージ技を持つ。
11段階に設定可能なAIもデフォルトで搭載されており、上記の連携やサンダーダイナマイトを多用するため、ラッシュ力は高い。
プレイヤー操作(1:52~)

+ Falchion22氏製作
  • Falchion22氏製作
現在はサイト消失(?)により入手不可。
MUGENで最初に製作されていたと言われているレイ。
投げが搭載されていないが、昇龍拳タイガーアッパーカットのような多段ヒットするアッパーカット技が追加されている。
MUGEN∞動画造作トーナメント』にてサクラカ氏によるAIが公開されている。

+ 諒介氏(ケン・カスタード氏)製作
  • 諒介氏(ケン・カスタード氏)製作
上記のFalchion22氏のレイを元にした改変版で、性能を原作に近付ける様なアレンジが施されている。勝利ロゴや勝利デモも搭載。
6段階に設定出来るAIもデフォルトで搭載されており、原作での性能を生かしたコンボをよく決めてくる。
なお、AIレベル6だとサンダーダイナマイトをサンダーダイナマイトでキャンセルするようになる。
使用上の注意として最新版を必ず使用してくださいとの事。
2011年1月5日の更新で止まっており、その後氏が引退したため公開停止&動画使用禁止となっていた。
その後、2013年11月12日にmugenファイルアップローダ2にて最新版として再公開されていたが、現在はサイト消失により入手が出来なくなっている。

最新版は新たに通常投げが搭載されている他、AIや全ての技が調整されている。
中でもサンダーダイナマイトはガード時の間合いが調整されたため、以前の狂ったような性能はほぼ無くなった。
他には勝利時のアナウンスや、勝利デモの細かい変更も可能となっている。

+ 特殊カラー詳細
  • 5P
    • 攻撃力3倍
    • 被ダメージ半分
    • ゲージ常時回復
    • 体力常時回復
    • ビックトルネードの隙が減少
    • ビックトルネードの速さが通常の約5倍
    • 特定の必殺技を使用中、自分の喰らい判定が無くなる
    • 常に黄色い残像が発生する
滅茶苦茶な性能になるが、これでもまだ良心的なため通常のキャラでも倒せるかもしれない。

  • 6P
    • 攻撃力5倍
    • 被ダメージ1/4
    • ゲージ常時MAX
    • 体力常時高速回復
    • 常時無敵
    • ビックトルネードの隙が大きく減少
    • ビックトルネードの速さが通常の約10倍
    • 通常技に削りダメージが付く
    • 必殺技の削りダメージが10倍
    • 常に青い残像が発生する
ランクは当身しか受け付けないタイプの狂最上位と思われる。

+ R@CE AKIR@氏製作
  • R@CE AKIR@氏製作
MUGEN1.0以降専用。
ザジィ・ムハバサムチャイ・トムヤムクン等も手掛けた氏による、『CVS』風ドットのレイ。
同氏の他のキャラと同じくPotS氏風アレンジとなっており、原作とは操作感が大きく異なる。
EX技やZEROカウンター等が使用可能な他、多数の新技が追加され、エフェクトも派手で見栄えの良いものに新調されている。
AIはデフォルトで搭載済み。
製作者動画(公開先へのリンク有り)


「お前の虎より俺の竜巻が一枚上手だったって訳さ」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示

出演ストーリー

プレイヤー操作

MUGENキャラをさっくり触ろお!!(さまざま63、ですからー氏製)
実況付きP操作 Tarie配信(239キャラ目操作キャラ、ですからー氏製)
単発!良キャラ発掘絵巻(part03、ですからー氏製)


最終更新:2024年12月30日 17:54