「ホーッホッホッホッ!
この世の正義は許さない!
悪のプリンセス・デビロット参上!」
パイロットはプリンセス・デビロットことデビロット・ド・デスサタンIX世と
彼女の爺やの地獄大師、スーパー8を作った無口な天才科学者Dr.シュタインの3人。
地球連邦の認可を受けていない非合法コロニー「ヘルドラド」に君臨する、全宇宙征服を目論む
暗黒大帝デスサタンの娘にして第一王位継承者である。
デビロット姫は、不遜で尊大なおかつ非常にわがままな性格で、悪を助け正義をくじく、正に悪の鑑といっていい悪人。彼女曰く、
「幼稚園バスジャックとダムに毒薬」は悪事の基本だとか。
しかしどこか間の抜けたところがあり、しょっちゅう失敗をしているためどこか憎めない。
同作のバオ&マオ兄妹と仲が悪く、彼らが主人公の場合2回戦うことになる。
EDでもマグマに落ちかねない状況下で喧嘩する有様であった。
サイバーボッツでは、CPU戦の途中で登場する中ボスキャラとしてスーパー8に乗って登場。
シリアスなストーリーの中でもコメディリリーフとしてその役割を果たす。
「なぜじゃ!?200%アップとはドクター、そなたのいつわりか!?」 「間違いございません、姫! エンジン出力、ボディ重量ともに200%増になっておりまする!」 「それじゃ、意味なしじゃバカモノ!!」
家庭用のセガサターン版、プレイステーション版では隠しパイロットになっており、CPU戦では専用のストーリーが展開する。
他のパイロットがシリアス路線なのに対し、デビロット姫のストーリーは他のパイロットを巻き込んでの完全なギャグになっている。
ジンをバッタモン呼ばわりしたり、バオ&マオを合体怪人に改造したり、入浴シーンもあったり、叩きのめしたG.O.Dを前にガウェインとの妄想に走ったり…。
時は宇宙、ところは未来。光すら凍りつく暗黒の宇宙に凶々しくそびえ立つ悪魔のコロニー「ヘルドラド」。
暗黒大帝の一人娘デビロットは、そのわがままな行動力で、魔の手を地球圏へと伸ばしつつあった……。
歴戦の老兵ガウェインに恋をしたデビロット姫は、制止する父・暗黒大帝デスサタンを倒し
お供の二人と共に、故国ヘルドラドを旅立つ。
せまる正義の手をかいくぐり、見事ガウェインのハートを射止めることはできるのだろうか……。
パズルゲーム『 スーパーパズルファイターIIX』にも隠しキャラとして登場。こちらではおもちゃの義手で「ガウェインパンチ」を放つ。
CPU戦では条件を満たすと唐突に乱入し、 豪鬼並みの凶悪な攻撃パターンで攻めてくる。
プレイヤーとしてデビロット姫を選ぶにはコマンドを入れ「残りタイムが10のときに」決定する必要がある。
タイミングを間違ってしまうとコマンドが同じの ダンが選択されてしまう。
また、プレイヤーが使った場合は豪鬼と同じく補正が掛かって攻撃力が下がるため、意外と弱い。
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ついにあのトリオとの競演が! |
「タツノコvsCAPCOM」のドロンジョEDに登場。ドロンジョ一味とデビロット一味の夢の競演が実現した。
地獄大師に到ってはボヤッキーに「あの人声までパックンチョしちゃってますよ?」と中の人が同じことまで言及されている。
(直後のアニメシーンにて、両者の台詞が連続しているにもかかわらずうまく演じ分けられているあたり、八奈見氏の仕事ぶりがうかがえる)
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だが実は… |
当時のボッツファンブックのキヌ先生へのインタビューによると、三人の元ネタは 『ドラクエIV』のアリーナ一行(と『不思議の国の アリス』)だったという。
なるほど、よく見るとブライと地獄大師は似ているし(立ち位置的にも。ちなみにCDシアターのブライの声も八奈見氏である)、
クリフトも 効かない相手にザラキ連発するバカと思われがちだが実は 神学校をトップで卒業したエリートという設定があり、天才Dr.シュタインと共通点があると言える。
…そもそもトンズラーに相当するキャラがいないため三悪と一致しないのだが、他のスタッフからは三悪としか見てもらえず切なくなったのだとか。
ちなみにキヌ先生、2009年にカプコンを退社しているのだが、公式でこんなネタをやってしまったスタッフに
絶望した…のかどうかは定かではない。
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そしてバンナム、カプコン、セガのクロスオーバーゲーム『プロジェクトクロスゾーン』でもデビロットが味方キャラとして参戦。
メットールに襲われてる所をテイルズオブヴェスペリアのフレンに助けられるも相変わらずの態度でフレンを困らせ、その後登場した自軍とそのまま合流する。
当のフレンに対して40年経ったらいい男になりそう、と言っているがその頃には姫様も結構な年れ(ry
悪役の割には唯一のサイバーボッツキャラのためかT-elosや ジュリなどと違い敵対することなく加入するあたり律儀というか自由というか…
攻撃では様々なカプコンキャラを召喚しトドメに ブロディアのパンチで〆る「ブロディアパンチ」 彼とは違いデビロットもパンチで殴られそのまま画面から退場するギャグ演出付である。
ちなみに〆のパンチの時に「デビロットインパクト」と叫ぶパターンもある。・・・まさかね。
その他にも想い人であるガウェインの名前をとってガウェインパンチと叫ぶ時もある。本編でガウェインはブロディア系統に乗っていないが。
スキルはおやつ・ドクロのボタン・デスサタン王家の威光の3つ。おやつはHP30%回復。ちなみに300円以内である。
ドクロのボタンは能力10%上昇・SPD(行動順に関わる能力)2倍・敵の超必ゲージ100回復の内一つからランダムで発動。
そして王家の威光はこちらのXP(本作での必殺技やスキル使用に使われるポイント)100%以上で全体の状態異常を自動回復するというもの。XPを消費しないので複数かかった時に発動を狙いたい。
「正々堂々と戦うほかないそち達と違って われら悪者はどんな卑怯な手段もやりたい放題! もとよりそち達に、勝てる道理などないわ!!」
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