トロン・ボーン

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トロン・ボーン - (2010/04/15 (木) 11:07:13) の編集履歴(バックアップ)


「お宝は、いただきよ!」


『ロックマンDASH』シリーズに登場するキャラクター。
空賊「ボーン一家」の長女。兄にティーゼル・ボーン、弟にボン・ボーンをもつ。
どこか頼りない兄と弟を引っ張っていく、ボーン一家の紅一点。
天才的メカニックであり、様々なマシンを開発。お手伝いロボットのコブンも彼女が作りだしたもので、
時には厳しく、時には優しく接するお母さん的存在である。
タイツに股間の貞操帯のような金属パーツが エロい
ちなみに、研究・開発時は髪を下ろして眼鏡に白衣、生足になる。
あと髪型が某怪獣に似ている。

CVは『Kanon』の沢渡真琴などを演じた飯塚雅弓。
アニメ『ポケットモンスター』の、カスミの中の人といえばわかり易いかもしれない。

キャラクター説明

初登場の『ロックマンDASH 鋼の冒険心』ではカトルオックス島で悪事を働き島の人たちを苦しめていたが、
序盤に主人公のロック・ヴォルナットとの戦いに敗れ、その時に彼に一目惚れした。
しかし性格が素直でないため、その思いを伝えられず憎まれ口ばかり叩いている
その後も自分の作ったメカで何度も戦いを挑み、終盤ではピンチに陥ったロックを兄と共に助けるが、
隙を見つけてちゃっかりお宝を頂戴するなど抜け目がない。
ボーン家の家訓「損して得取れ」を地で行く活躍ぶりである。

彼女を主役としたスピンオフ作品『トロンにコブン』では、同じ空賊のロース一家に借金のかたに兄と弟を人質に取られ、
兄弟を助けるためにコブン達と共に悪事を働き借金を返そうと奮走する。

『ロックマンDASH2 エピソード2~大いなる遺産~ 』ではロース一家と手を組みロック達の前に再び登場。
ロック達と戦いを繰り広げ、時には協力することとなる。

「ふたりの信頼関係に敗北!…ってカンジですね~」

「……なによ あんなに仲良さそうに………
なんだか あんな小細工した私… バカみたいじゃない!!
あんたなんかねぇ…! っあんたなんか…!!」


『トロンにコブン』に同梱された体験版は、前作とDASH2製品版(↑)の間に位置するオリジナルストーリーとなっている。
製品版が『エピソード2』なのは、この体験版が『エピソード1』だから。
ロックをなんとか仲間に引き入れようと健気にがんばるのだが……

格闘ゲームでは『MARVEL vs CAPCOM 2』よりコブンと共に登場。
『トロンにコブン』で活躍した万能二足歩行型戦車グスタフに乗り、コブン達を指揮してパワフルな攻撃を仕掛ける。
が、今回はコックピット周りの装甲が外され、トロン本人が無防備な姿を晒すことに。何故…。
外観的には『ロックマンX』のライドアーマーに近い。性能はさておき。
+ トロン様の性能
基本性能はかなり特殊な方に入り、弱中から強へのチェーンができなかったりする。
屈み中Kが既に足払いになるのだが、屈み強Kも足払いだったり、
簡単に言えば弱・中でコンボ、強は単体で使うものといった感じなのである。
空中技も一部アクションが特殊で、シビアな部分が多いためアドリブを効かす必要がある。
エリアル始動技も使いやすい感じではないため、確定状況下でなければエリアルを狙うことはまずない。
珍しい挙動の中でも、通常技の屈み弱Kや空中弱Kは範囲や持続力に秀でていて、非常に使いやすい。
ヒット確認が容易でコンボへの連携も可能で、そこから好きなコンボに持って行けるのも強み。
また、空中で何度も前ダッシュが可能という特性を利用して、
空中から空中強Pめくり・低空前ダッシュからの中段崩しなど、機動力を生かした攻め方も可能。
必殺技の「ボーンストライク」は、いろんな状況から使える突進技で、削り能力が非常に高い。
ただし、ボタン連打をしないとヒット数が増えない上ガードされると反撃確定なので、振りすぎには注意が必要。
「指揮弾」は、軌道を表示しつつ弾を発射し、当たった相手をコブンが捕捉する。
一定時間経つとコブンが離れ、ヴァイタルソースを少量回復するディフレクターをコブンが持ってくる。
発射までが遅く、軌道も見えて復帰もレバガチャ対応なため、基本的に使いづらい。
「コブンランチャー」はコブンを空中に飛ばして降下している間判定を出す技。
実はある程度高度が下がると判定が消えるため、屈んでいればほとんどのキャラは無害で済む。
2つあるHCのメインは「昼食ラッシュ」になる。
中攻撃系からならほぼどの状況でも入り、さらに中攻撃は多段ヒットするためヒット確認も容易。
単体としての威力はあまり高くないのだが、超多段ヒットするため補正によるダメージ減少・相手の防御力をかなり無視した、
安定したダメージを奪うことができるのが強みと言える。
ただし、先発でディレイドすると後発にコンボ補正が思い切りかかったり、後発で使うには確定状況が少なかったりと、
チームとして考えると難しい場面が多々ある。
撃ってて画面端までいきそうな雰囲気はあるのに、実際は屈み中Kよりもリーチが短かかったりする。
もう一つの「キングコブン」は、範囲や威力は中々なのだが、発生速度の問題上コンボに組み込みづらい。
どちらかといえば、削りか交代用か安全確保(「ボーンストライク」がガードされた時など)に使うことの方が多い。
防御力は通常キャラよりやや高めなため、耐久力が高いのも魅力。(オメガレッドサノスDr.ドゥームC.アメリカなどと同値)

しかしトロンの最も光る点は、アシスト能力にある。
γ(シューティング)タイプがそれに該当するのだが
  • 3ヒットながら火力がかなり高い(15×3ダメージなのだが、なんと真空波動などのHCと同値)
  • 攻撃判定が長く残りやすい(エフェクトが消えても判定が残っていたりする)
  • 削り能力がある
  • 間接攻撃扱いで、出た後ならばトロンが攻撃されても判定が消えない
  • 飛び道具を一方的に消していく(貫通タイプの飛び道具は不可で、相殺判定のあるアイスビームなどは可)
等、素晴らしい能力が備えられている。
画面端か挟み撃ちでもしないと全段ヒットしなかったり、無敵時間が無かったりと多少の不安要素はあるが、
それらを除いても高性能であるのは間違いない。
ちなみに、シューティングというかモーション自体はただの屈み中Pだったりする。

そんなトロンの欠点としては、空中への迎撃能力が極端に低いことと、安全交代が若干しづらいこと。
実はトロン、対空と言える通常技・必殺技を持っていないので、アシストに頼らざるを得ない状況が非常に多い。
チームとしても、前述のように「昼食ラッシュ」は性能と補正の問題で両者とも人を選ぶし、「キングコブン」はコンボ向けではない。
それとアシスト能力の強さから、3番目のアシ専という位置が非常に強力という状態になってしまっているのだ。
とはいえ、これらは上位に対しての話であり、普通に使うとトロンは強キャラと言える性能だったりする。
余談で、よーく見ると昼食ラッシュで轢いていくコブン達の中に小猿が1体いるとのこと。
小猿の名前はデータといい、ロックマンDASHの主役であるロックの飼い猿兼色々と重要な位置に立っている。
確認してみるのも良いだろう。

+ NAMCOxCAPCOMでの活躍
本作にも登場するが、先にMVC2に出演していた縁からか主人公のロック&ロールより登場が早く
プロローグ3で初登場し、再登場も第12話とそれなりに序盤から登場する。(ちなみにロックの初登場は21話で仲間うちでもかなり遅い)
未来世界で復活したパラデューク遺跡にて辺境警備隊のトビ・マスヨ&天現寺ひろみに追跡されていたところ、時空の揺らぎに巻き込まれ
魍魎界の上ノ伊城に転移してしまい、成り行きでマスヨ達と行動を共にすることになってしまう。
その後、血の池地獄で同じく転移していたゲゼルシャフト号を回収、以降は自軍の足として色々活用されることになる。
原作ではそれなりに破天荒な性格だったが、本作では彼女以上に破天荒なキャラが沢山いるのでツッコミに回らざるを得なかった
また、フーバーのことを技術者として尊敬しており、彼との間にMA攻撃を持つ。何気にトロン唯一の近距離技だったりする。
ロックとロールとは彼らの登場が遅かったためか同じ作品のキャラなのにあまり込み入って絡んではいないが、
ロールに対抗意識を燃やすなどそれなりに描写はされている。また、最終話では彼女とゲゼルシャフト号が意外な活躍を見せる…。

性能はロック&ロールと同じく遠距離型。しかし射程が2~5と遠距離限定にしてはかなり射程が短い。(ロックは3~6、超戦士は4~7)
HPは平均より低めだが物理属性への耐性は高いので打撃持ちの敵に接近されても気にならない。場合によってはガンガン前進するのもいいだろう。
技もヒット数、威力共に申し分なく使い易い。特に10ヒットする「ガトリングガン(強)」の威力は随一である。
さらにトップレベルのMPに被ダメによるMP回復スキル、アイテムや資金を集めるスキルを揃えているため序盤から稼ぎ役として活躍が期待出来る。
装備アイテムではMP回復手段を揃えるか、多少低いHPをカヴァー出来る装備が望ましいだろう。
余談だが、必殺技の「昼食ラッシュ」発動時は戦闘の背景がMVC2のHC発動時の背景になる。細かい。


MUGENでは

主にBeximus氏のものとKONG氏のものが有名。(Beximus氏製は一時入手不可だったが公開サイト復活でDL可能になった。)

前者は元性能から様々なアレンジが加えられている。
+ mugenでの性能の違い
  • 攻撃の当たり具合が硬い(仰け反りが若干長い?)ため、攻撃が楽に繋がりやすい
  • 屈み強Pのリングビームが連続ヒットする。むしろノックバックが非常に少ない
  • 画面端以外でも「ボーンストライク」から「昼食ラッシュ」「キングコブン」が繋がる
  • 空中でのボーンストライクがカス当たりしづらい(本来はカス当たりしかほぼしない)
  • 相手の頭上からコブンが大量に落下してくるHC「コブン落下」が追加されている
  • オリジナルの地上投げが追加されている(よく見かける画面端に撃ち飛ばすあれ)
  • ある条件で「キングコブン」でのコブンの発生が遅れてしまうバグ(仕様?)が改善されている
  • 「コブンランチャー」の持続がやや伸びている(やや下の方まで当たる)
  • 空中前ダッシュの距離が長い
  • Vカウンターが備えられている(アシスト概念がないため)
  • 火力が明らかに下がっている(mugenのライフ総量とコンボ補正のためも有り得るが)
同製作者のバレッタ同様、コンボをウリとして通常火力を下げている、というようなアレンジがされている。
アバレッタでお馴染みのうさぎ氏により凶悪な強さを誇るAIパッチも作られていた。(現在、サイト削除で入手不可)
空中から地上コンボ→エリアルと繋ぐ動きは基本的なトロンの動きそのものだが、このAIはレベルが上がると着地に合わせてエリアル始動技を繰り出し、
コンボ補正をぶった切りながら連続でエリアルをつなげてくる。トロン様暴れすぎです。

後者のKONG氏製のものも、同氏作の他キャラと同じく強力な性能である。


出場大会

格闘女王TEAMトーナメント
クィーンオブファイターズ =団体戦=
クィーンオブファイターズ2009
最弱女王決定戦
3on3 Battle Arms(武器)トーナメント
MUGEN聖杯戦争大会
ぎるてぃといっしょ
せめぇトーナメント【セメント】
ゲージMAXトーナメント【ゲジマユ】
ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】
ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】
アンノーン主催第1回男女バトルロワイアル
アンノーン主催FINALバトルロワイアル
自重しない無調整トーナメント【強クラス】
第2回 無調整トーナメント 【並~凶】
主人公連合vsボス連合対抗多人数チームトーナメント
主人公連合vsボス連合ランセレ勝ち抜き戦(門番)
百鬼夜行トーナメント
魅せてみろ!4on4NiceBattleリーグ!
成長トーナメント
はい、X人組作って運動会
はい、○人組作って運動会
作品別味方殺しタッグチームバトル
タッグレース MUGEN・バトル・ラン
第2回Lスペトーナメント
こぁが選んだメンバーでタッグバトル
Gルガ以上ボスハルク未満チームトーナメント
終戦管理局主催 ロボットトーナメント

出演ストーリー