ソニックブーム

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ソニックブーム - (2010/01/09 (土) 19:55:39) の編集履歴(バックアップ)



「Sonic Boom!」

概要

ガイル及びナッシュが使う必殺技の1つ。ソニックブーンでは無い。
前方に回転する刃状の飛び道具を発生させる。
元々ソニックブームとは、飛行機が音速を超えて飛行する際に、機首および翼後縁付近で発生した衝撃波のエネルギーが地上に伝播し、
断続的な音波として観測される現象の事である。
その大きなエネルギーを持つ音波は、しばしば地上に窓ガラスが割れるなどの被害を与える場合がある
ガイルがこの技を使うのも戦闘機を操る空軍少佐である事、
刃のような形なのもこの様な衝撃波だという事が影響していると思われる。
その割には弱で撃つと前進歩きと同じ速度になるぐらい異様に弾速が遅かったりするが、何、気にすることは無い
本当のソニックブームを発生させているなら強すぎるし、人間の体じゃどう考えても不可能なので、きっとただ技の名前として使っているだけなのだろう。

リュウ波動拳に位置する飛び道具であり、「サマーソルトキック」と共に代表的なタメ技
もちろん待ちガイルには欠かせない技である。
またタメ技な事を考慮してか隙が少ない技であり、例えば波動拳との相打ちになった際は
ガイルの方が早く硬直が解け、次の攻撃を先に仕掛けることが出来たりする。

ちなみに初代『ストリートファイターII』では、この技とリバーススピンキックを組み合わせることにより、
禁断の真空投げ餓狼キャラのアレではない)が出来てしまえた。

波動拳と同様、格闘ゲームでもこの技を基にした飛び道具が数多く存在しており
後ろから一気に前というレバーの動きもあってかソニックブームと同じ様な形な事が多い。
同じ『ストリートファイター』シリーズに登場するディージェイのエアスラッシャーや、最近ではアッシュのヴァントーズ等がある。
またレミーNBCロバートの様に「←タメ→+パンチ」で上段・「←タメ→+キック」で下段の飛び道具を出したり、
ジャンヌの様に剣からオーラを出したりするパターンもある。
そしてこれらの飛び道具達も例に漏れず硬直が少なく、撃ってからの攻撃の先行がしやすい。
またゲームによっては、その硬直の短さ故、撃ってすぐにレバーを引きタメを作り、硬直が解けると同時に
再び飛び道具を撃ち出すという事も可能となり、俗に言われる「連射状態」を作り出す事も出来る

基本的に飛び道具を持つキャラは波動拳等のコマンド系、もしくはソニックブーム等のタメ系どちらかのみの場合がほとんどだが、
キャプテンキッドのようにパイレーツシップ・シャークナックルとコマンド・タメ両方の飛び道具を持つキャラもいたりする。とっておきだぜ~

波動拳と共に飛び道具の礎を築いた技であり、その存在は大きい。
その為、この系統の飛び道具を使うキャラの場合(特に形状が似ていると)、技の正式名称を言うより
ソニック」「ソニブ」「強ソニ・弱ソニ」と置き換えられて呼ばれる場合もあるほどの浸透力も持っていたりする。


あとソニックと言えばこの実況が有名。ソニックの数を数えろぉー!
(8:35~)

なお、ポケモンにも同名の技が存在する。
+ ポケモンにおけるソニックブーム
効果は相手に「必ず20のダメージを与える」というもの。
物語序盤ではどのポケモンもHPは40~60程度のため、所持ポケモンは重宝される。タイプによるダメージの増減の影響を受けないのも大きい。
ちなみに余談だが、「ハートゴールド・ソウルシルバー」のジムリーダー・マチスの服装がまんまガイルである。
しかもマチスはアメリカが元ネタと思われる国の元軍人であり、作中で少佐と呼ばれていた。