ラミエル

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ラミエル - (2011/05/13 (金) 18:04:58) の編集履歴(バックアップ)



ミサト「攻守ともにほぼパーペキ。まさに空中要塞ね」


GAINAXのアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の5話と6話、及び映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』に登場した使徒
使徒とは第3新東京市に襲来する謎の生命体で、ラミエルは第五使徒にあたる(新劇場版では第六使徒)。
その名は「」、若しくは「神の慈悲」を意味する。
それまで襲来した生物的なフォルムの使徒とは違い、体の形は正八面体そのものの幾何学的かつ機械的なデザインをしている。
このデザインの元ネタは『帰ってきたウルトラマン』に登場する光怪獣プリズ魔。
おまけに登場時の効果音までプリズ魔と同じものが使われていたりする。

上下の合わせ目部分から放つ高威力かつ射程の長い加粒子砲で一定距離内の外敵を自動的に攻撃・排除する性質を持ち、
出撃直後のEVA初号機を狙撃、大きな損傷を負わせた(回収が3秒遅れていれば致命傷となっていたらしい)。
また相転移空間が肉眼で確認できるほど強力なA.T.フィールドを持ち、外部からの攻撃を受け付けない。
更に本体下部からのようなシールド削岩機を突出させ、第3新東京市の地面に穴を開けジオ・フロントに侵入しようとした。
しかし葛城ミサトの立案したヤシマ作戦(長々距離からの高威力の直接射撃による一点突破)によって、
日本中の電力を集めた初号機のポジトロン・スナイパー・ライフル*1の直撃を受け倒された。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』では、通常形態こそアニメ版の正八面体と同じだが、
攻撃・防御時には様々な形態に変化する(その際、中央にコアが見える)。
特にポジトロン・スナイパー・ライフルによる攻撃を受けた際は星型正二十面体のような形に変形したのが印象的。
また被弾した際と撃破時に女性の悲鳴に近い奇声を発した。
ドリルも身体下部から出てくるのではなく、正八面体の下部が伸びて変形しドリルを形成する。
加粒子砲もこれに合わせるように多彩になっており、変形することでビームの出力を増大させビル郡をなぎ払ったり、
放出中のビームの向きを変えて周囲360度から飛来するミサイルを全て迎撃したりしている。
(TV版では加粒子砲にチャージが必要なため、単発狙撃しか出来ず、そのチャージの隙を突かれて倒された)
なお、本作ではラミエルという名は呼ばれず、設定上の正式名称は「第6の使徒」。

その加粒子砲の攻撃力、A.T.フィールドによる防御力は原作の使徒の中でもトップクラスであり、
第14使徒ゼルエルと並んで最強格の使徒とされている。

外部出演作品『スーパーロボット大戦』シリーズでもその強さは健在で、作品によっては
攻撃力が10000を超える という強烈な形で再現されることもある。
基本的に真っ向から倒すことは不可能で、再生怪人扱いの『第3次スーパーロボット大戦α』を除き(無印『α』で倒したため)
ヤシマ作戦のイベントが発生するまで堪え忍ぶなり無視して他の敵を倒すなりする必要がある。
無理に倒そうとしても自動的に復活したり、 そもそも全ての攻撃が無効だったりする ため、
結局はシンジ君に頑張ってもらうしかない。
ちなみに、ポジトロンスナイパーライフルのエネルギー源は、作品によってハイパーデンドーデンチだったり
光子力ゲッター線を複合させたり
実質ポジトロンスナイパーライフルがトロニウムバスターキャノンとなったり
零号機が使う盾が超電磁でコーティングされていたりなど、なかなかバラエティに富んでいる。
+ スパロボ最新作のLでは
最新作となるLでも「第6の使徒」として「ヤシマ作戦」再現ステージに登場。
初期気力150で、自機中心型MAP兵器を持つと鬼畜度に磨きをかけて帰ってきた。
しかも自身の命中率が高いため、迂闊に近付くとサポート役などの低耐久ユニットがポンポン落とされる。
ついでに気力稼ぎ用の第三軍もがっつり薙ぎ払われる。まさかの敵ユニットにして経験値泥棒である。
一応MAP兵器版の性能並びにアニメーションは原作(序)を忠実に再現した物なのだが、それを忘れて(もしくは忠実に再現しているとは思わず)かTV版ラミエルと同じ感覚で挑んでしまった人が多いらしく、初見殺しの性質が強くなっている。
LではMAP兵器の範囲確認が出来ず、実際に喰らってみるまで範囲がどうなるかは判らない事も初見殺しに拍車をかけている。

おまけとばかりに、ラミエルを相手にしているとイベントで行動不能になったエヴァンゲリオン初号機の近くに増援が登場。
このステージは初号機が攻撃を受けると即ゲームオーバーなので、多くのプレイヤーがこれによって涙を呑むこととなった。
初見殺しの二段構えとか汚いな流石使徒きたない
ちなみに今作ではゲームオーバーによって重大なバグが発生することがある。色々な意味で危険なステージである。

余談だがLではイベント上撤退もしくは直後のイベントで撃墜するボスには撃墜演出やトドメ演出が発生しないようになっている。
が、第6の使徒は自軍で撃墜するとイベント上(まだ)死なないのに撃墜演出の出るほぼ唯一のボスだったりする。
しかも通常の使徒専用撃墜モーションに加え、新劇場版と同じハリネズミ化と悲鳴風SE付き。
なんなんだこの八面体


MUGENにおけるラミエル

+ a2ec2bc氏作
  • a2ec2bc氏作
弾力のありそうな3D素体が特徴のラミエル。
直接描いてsffに登録しているわけではなくMUGEN上でHelperを活用した三角形の組み合わせで描写してる模様。
方法の詳細は制作者のブログに書いてあるので興味があれば見てみるといい。ぶっちゃけ筆者には分からなかった

原作とはうって変わって、やたら活発に動き回る。基本的に加粒子砲、A.T.フィールド(ただのガード)、ドリルなどの原作の技が再現されている…が、
某魔法使いのラーニング技を更にラーニングしてたり、飛行石そっくりな見た目からか滅びの呪文を唱えたりと
アレンジの効いたなかなか面白いキャラとなっている。
カンフーマンを基にしており、基本技や必殺技にカンフーマンのものと同等の性質のものが多い。

ラミエル独自の技

  • ドリル
    • 本体の上、下、前、後ろの四方向から一方向ずつのもの、四方向同時にだすもの、そして地面から波を描くようにドリルが飛び出す「ドリルウェーブ」の6種類がある。
      ただ、ドリルウェーブ以外はのけぞりが小さく反撃を受けやすい。
  • ポジトロンビーム
    • 1ゲージ消費の超必殺技。
      単体で4割奪える威力があるが無敵がないのでぶっぱしても簡単に潰される。
  • ノンディグレショナルレーザー3D
    • スペルカード(それもストーリーモード)っぽい必殺技。
      一定ダメージを受けるまで全方向にビームを撃ち続ける。
  • 滅びの言葉
    • 3ゲージ消費の超必殺技で、上空へ飛び上がりしばらくの間相手の頭上から岩を降らせる。
      使用中は無敵で回避の難しい攻撃である。

カラーは嬉しい選べる12色。白いやつカラーや月の賢者風カラー、
レインボーカラーなどが用意されており、a2ec2bc氏の遊び心が光る。

AI未搭載のせいか後述のSance氏作のほうが知名度が高いらしく、普通の大会にこちらのが登場すると「凶キャラだろ」といったコメントが見られる。
しかし、こちらは並キャラなのでお間違えの無いように。

+ BURST氏作
  • BURST氏作
『スーパーロボット大戦α』のグラフィックを使用したもの。
完成度は40%との事。

+ Sance氏作
Sance氏作
現在は公開停止されており、詳しいことは不明。
しかし当時は真・鬼巫女すらも倒してしまう能力を持っていた。本当になんなんだこの正八面体。
最近になって作り直して公開されたが、以前とは別物なキャラとなった。

参考動画

出場大会

出演ストーリー

初本無限(a2ec2bc氏作・コンル代役)

◆                                         

ラミエルをダブルクリックすると粒子砲が出るぞ!


*1
なお、正式名称はTV版ではEVA専用改造陽電子砲Nerv仕様となっているが、
『新劇場版:序』では大出力型第2次試作自走460mm陽電子砲に改称されている。