元々は月で他の兎と同じように延々と毎日毎日餅(正確には薬)を突いていたが、
単調な上に数千年間以上終わりが無く、理由も他人の贖罪のためという務めに嫌気が差して逃亡し、
月の賢者こと 八意永琳を頼って月から月の羽衣を使って地球に渡ってきた。
しかし永琳は受け入れを拒否し、逆に自分の使者として月に帰る事を命じる。
弟子に当てたその手紙は、地上からの侵略を警告するものだった。
月に帰った彼女は、その手紙を無事 綿月姉妹に届け、そのまま彼女達のペット及び月の防衛の為の兵士として飼われる事になる。
登場時は地上の兎に変装していたため、 てゐのような地上兎の服を着ているが、
月に帰った回では 鈴仙のようなネクタイ+ブレザーとスカートの服に変わっている。ちなみに、尻尾はあるようだ。
レイセンの名は綿月姉妹のペットとなったときに与えられたもの。
この名前は「昔地上に逃げたペットの名前」から取ったもので、その表現からほぼ間違いなく鈴仙のことだと思われる。
(四コマの『月のイナバと地上の因幡』で鈴仙が自分で言っている)
名前の所為で彼女を鈴仙の妹やクローンと勘違いする人も多いが、名前を受け継がれた事以外に接点は無い。
登場作品がゲームではなく漫画で、初登場時は名前すら無い脇役だったため、専用のスペルカードは勿論無い。
(そもそも月にはスペルカード自体が存在しない)
また、東方キャラにお馴染みの「~~程度の能力」も二つ名もテーマ曲も一切無い。そこ、モブキャラ言うな。
ちなみに髪の色は本編で鈴仙と同じ色が貼られているので上の画像でも同じ色で描かれているが、
漫画版の単行本底巻の店舗特典を見る限りでは 銀色、あるいは 水色のようだ。
この辺は各人の受け取り方の違いによってどちらとも言える感じ。
鈴仙も『永夜抄』EDで水色っぽかったりもしたし。
ただ、原作者ZUN氏が関わっている(というか、 実写でZUN氏自身がキャラとして登場している)
同人ゲーム『東方幻想麻雀』では上記の色で描かれている。しかも ラストステージの最後の対局相手。
さらにZUN氏制作の専用曲まで用意されるという扱い。
この曲がファンの間でレイセンのテーマとして扱われることもあったが、同時に 2人相手がいるし、
またステージや曲名から、現在では専ら プレイヤーキャラのテーマとして扱われている。
身長はてゐよりも小柄で、 戦闘力もてゐが巨乳に見えるほどの絶壁の持ち主。
戦闘に関しては、依姫から(先代レイセンと違って)才能がないと言われている。
まあ先代は一応、軍人としてはかなりエリートだったようで、比べるのもアレだが。
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